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2005/03/12

中国は何処に

共産主義とは、者が主人公の社会を目指す思想である。
搾取も抑圧もない、真に自由で平等な社会。
人間が、もっとも人間らしく生きることのできる社会。
「一人は万人のために、万人は一人のために」生きる社会。
若かりし日、私もあこがれた理想社会。
が、旧ソ連の崩壊以来、そんな幻想を抱く者はほとんどいない。
ロシア革命の成就は、1000万人以上の者、農民の血によってあがなわれた。
強制移住、餓死、密告、集団処刑、シベリア流刑、クメール・ルージュが支配したカンボジアの原型がここにある。
これこそが革命の実態である。
本来の姿をゆがめたスターリンが悪い、レーニンは間違っていなかった、新左翼の常套句だ。
しかし、旧ソ連の崩壊後、その源がレーニンにあったことが白日の下に晒された。
中国はどうか。
人民公社(中国版コミューン)を軸とした大躍進政策は、58年から61年までに3000万人以上の餓死者を出した。
66年から76年まで続いた文化大革命では、武闘や迫害で600万人以上が死んだ。
そして現在である。
開発業者と結託した腐敗官僚に農地を没収された「失地農民」は4000万人を数える。
大都市に流入し、無権利、低賃金の奴隷に従事する「民工」も4000万~6000万人にのぼる。
これらの「盲流」あるいは「黒人」と呼ばれる無戸籍の民は、まさに現代の棄民といっても過言ではない。
地方では農民の反乱が、都市部では「民工」の暴動が頻発している(なぜか日本の
大マスコミは、遠慮がちにしか報道しないが)。
者と農民の党・中国共産党が支配する国で、者と農民が搾取され抑圧されている。
なんという皮肉。
この矛盾を解決する途は、共産党支配の終焉=現体制の崩壊しかない。
かつての希望の星・趙紫陽も、自らの死を前にして「この国の漸進的改革は絶望的」と悲嘆したと言われる。
人口13億人の独裁国家の崩壊、それは、そんなに遠い話ではない、と思われる。
そのときに起こるであろう混乱は、旧ソ連・東欧崩壊の比ではないであろう。
胡錦濤・温家宝体制が、いかに「弱者救済」「腐敗根絶」を叫んでも、年間に贈収賄、
職権乱用で起訴される役人が4万人を下らない国である。
もはや言葉もない。
こんな国との「東アジア共同体」を唱える大新聞が日本にある。
これもまた絶句である。
ところで、「中国崩壊のシナリオ」を日本政府は描いているのであろうか。
北朝鮮の事態は想定しているようだが・・・

関連記事1:中国は、いつ崩壊するのか?
関連記事2:中国は間違いなく崩壊する part2
関連記事3:むき出しの欲望帝国
関連記事4:中国の本音
関連記事5:ついに民工が「反日」で動き出した
関連記事6:中国は間違いなく崩壊する

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中国崩壊シリーズ」カテゴリの記事

コメント

始めてこのサイトに来ました。
中国嫌いが他にもいてとても嬉しいです。
でも、僕は中国人が嫌いなわけじゃなくて、中国政府が嫌いなのですが、ちなみに本題に移らせてもらいます。
台湾は中国崩壊後にどうなるのでしょうか?私的意見は独立だと思いますが、どう思いますか?
最近中国よりハマスやイスラム教徒の暴動を起こす連中が全部滅びろ!!思った田中でした。

投稿: 田中 | 2006/02/06 19:02

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070118/117178/
いつも楽しみに見てます!がんばってください!
とんでもない国中国のネタです!

投稿: チャネラー13 | 2007/01/20 15:45

はじめまして~!

「中国崩壊」で検索したら、なんと、興味深い読み応え十分なページ(ココ)に出会えました!

民主党では数少ない現実派である松原仁氏が「中国は10年持たない」と想定しております。

オリンピックをめぐる官房長官・町村信孝氏のやりとりも目を惹きました。
中共は焦りを感じているようですね。

前原氏や中川氏により中国脅威論はもちろん、核議論発言(議論は賛成)まで発展し、ウイグル地区やチベットでの殺戮、台湾や沖縄への欲望等、並々ならぬ関心をもちました。
が、ココにきて中共崩壊説とは、目まぐるしい混沌とした情勢。
わが国の政治家の皆さんは、きちんとあらゆる事態を想定し、見極めて欲しいです。

ネットの普及で、稀に見る危険な中共の実態が大勢に知らしめられるコトを祈ります。
日本が核議論どころか、改憲する前に自爆するかも知れませんね。

小沢氏とか、アホかと思う。
長文失礼しました!
またお邪魔させていただきますね。

投稿: PIL | 2007/12/10 02:20

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昨日の中国語教室で差別の話になりました。 トリノで荒川さんが金メダルをとりましたが、 中国人のなんとかさんもエアリアルとか言う競技で金をとりました。 冬季オリンピックなんてものは 欧州人のためにあるようなものでアジア人が強いとすぐ欧州人に有利な 規則改定が行われます。 スキージャンプがそうでした。板の長さを身長とを比例させる方式に改定。 つまり小さい人は損なんです。 複合の荻原が強かったらジャンプが強く、クロスカントリーが弱い荻原に対し ジャンプの点数の比率を下げる改定... [続きを読む]

受信: 2006/02/26 20:05

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