盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は狂っている
韓国の潘基文外交通商相は町村信孝外相に対して、島根県議会の「竹島の日」条例制定や教科書検定を「青少年に歪曲(わいきょく)した歴史を教え込もうとしている。
韓国国民は憤怒している」と激しく非難して竹島関連の記述を教科書から削除するよう要求したそうだ。
竹島の記述、削除要求 日韓外相が会談(共同通信)-4月7日
もう書くのも嫌になりそうだが、どうしてこの国には「常識」や「良識」といったものがないのだろう。
韓国は「国定教科書」である。日本は「検定」があるものの、基本は「民間の教科書」である。どれを使うかも、地方の教育委員会が決める。
そこに書かれているのは事実だけである。竹島は日本の領土であり、現在は韓国が
不法に占拠している。この事実を記載した教科書に政府が介入することは許されない。
「独島」は韓国の領土であり、かつて日本帝国主義に侵略され占領された。これは韓国にとっての「事実」である。が、日本にとっては容認できないことである。しかし、日本は
韓国の主張に猛烈な抗議をしたり、「外交戦争」などという血迷ったとしか思えない文句を吐いたりはしない。
それは、日本と韓国が対立しても、お互いにとってマイナスにしかならないと解っているからである。また、お互いが己に理があると思っている以上、どこかで妥協点を探さざるを得ないと思っているからである。
これが普通の感覚ではないのか?
とにかく盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は狂っている。
国家安全保障会議(NSC)の高位関係者は30日、匿名希望の記者懇談会を行い、
「冷戦時代の陣営外交の枠組みを抜け出す」と述べた。陣営外交とは韓米日陣営と
朝中ロ陣営が対立する構図を指す言葉と思われる。これに関連し、他の政府高官も
最近、「いつまで南方3角(韓米日)の枠内に閉じ込められてはならない」と述べている。
この関係者は「これから相互対決の構図を脱し、開かれた安保協力に転換する」とし、「韓国はこのために積極的かつダイナミックな行為者として北東アジアのバランサーの役割を果たしていく」と述べた。これに先立ち、 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は22日、
陸軍3士官学校卒業式祝辞で、「今後、われわれがどのような選択をするかによって
北東アジアの勢力図が変わるだろう」と述べている。「北東アジアバランサー役論は
100年前、主権を失った歴史に対する痛切な反省から生まれた」とも述べた。
NSC「冷戦時代の陣営外交から抜け出す」(3月30日-朝鮮日報)
この記事をどう読むか。
アメリカの傘の下を離れ、米日と中国の間に立って両者の仲介役になる、という意味に受け取るのが自然だろう。
しかし、「冷戦時代の陣営外交の枠組みを抜け出す」というが、朝鮮半島は、いまだ
「冷戦時代」にあると認識するのが普通ではないのか?北朝鮮が「南鮮の武力解放」を
放棄したわけでもないし、韓国も「朝鮮半島統一」をあきらめたわけではあるまい。
今、仮に在韓米軍が撤退したらどうなると思っているのか?朝鮮半島有事に際し、在日米軍や自衛隊の支援がなかったら何ができると思っているのか?
まったく常軌を逸している。
なによりも北東アジアの均衡(バランス)は、米軍のプレゼンスで成り立っているという常識が欠如している。なにが「北東アジアのバランサーの役割を果たしていく」だ。
「北」と単独では対峙できないという「自らの現実」さえ解っていない。一方で中国に
秋波を送り、共同で日本に対抗しようとする。
バカとしか言いようがない。世界中の人があきれているであろう。もっとも、韓国の大統領や高官が何を言おうと、世界は何の注目もしないだろうけど。
しかし、日本(そして米国)にとっては、そうはいかない。この大バカ政権の存在は死活的な問題である。これからも中国に媚を売り、米国の圧力にゆり戻され、日本に反発しながらも相手にされず、フラフラと足許の定まらない外交を続けていくであろう。そして
行き着く先は「自爆」である。
ああ、もういい加減にしてくれ!ほんとうに「どうしようもない国と、どうしようもない大統領」というしかない。
不幸なことだが・・・
関連記事1:盧武鉉くんの“型破り”
関連記事2:正真正銘のアホ=盧武鉉
関連記事3:盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は狂っている-part2
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コメント
こちらこそTBありがとうございました。
>日米安保は米国の一方的な片務契約なんです。なぜなら、日本には「集団的自衛権」が認められていないからです。
米国には、いろいろと金を落としてるので、いざ何かあったときには、何とかなるもんだと思いこんでる日本人が、多いのでは?
特に1部の人間は特に…
またのぞきにきます。
投稿: super_x | 2005/04/08 23:46