あまりの非礼ぶりに我慢できず
中国は、いつ崩壊するのか?を書き終えて一息ついていたら、非常識国家・中国が、また無礼なことをやらかしてくれた。中国は・・・の記事を書きながら、遠くない将来に今の中国が崩壊することに確信を深めたので、もういいか、とも思ったが、あまりの非礼ぶりに我慢できず、記事を書く破目になった。
中国の呉儀副首相が23日、小泉純一郎首相との会談を急遽取りやめて帰国した問題で、また世論が沸騰しそうである。
政府・与党からは「自分の非を棚に上げて、相手が悪いというのは、極めて失礼だ」
(自民党幹部)という強い批判が出ている。当然のことである。
胡錦濤は盧武鉉に負けじと狂った、としか思えない。そう言わざるを得ないほど常識外の行動である。
こういう非常識政権には、原則論で対応する以外にない。変に妥協すると、どこまでもつけ上がる。
「靖国問題は内政干渉であること」
「今の中国の言動は日中友好の精神に反すること」
「今回の非礼に対する謝罪がなければ、今後の首脳会談は行わないこと」
を毅然とした態度で相手に伝えるべきである。
ある外交筋は、胡錦濤政権が愛国主義教育を求心力にしている点に不安を示しつつ「中国にとっても利益の大きい日本との実務関係への影響は限定的ではないか」とし、「政冷経熱」が続くと述べた。
これも当然の見方ではある。私が、中国の本音で書いたように、日中の経済関係が
冷却化して困るのは中国の方だからである。バブル崩壊の引き金にもなりかねない。
ただ、「政冷経熱」といっても、日本の企業は香港、台湾、韓国、そして米国に比べて、対中投資に慎重であると言われる。
中国には約1万6000の企業が日本から進出。「中国ラッシュ」に見えるが、中国の人は「日本企業は慎重すぎる」という。
(中略)
日本が慎重になるのは、中国リスクが無視できないからだ。バブル崩壊から、企業の
マネジメントまでさまざまな不確定要因がある。「法治より人治」といわれる中国では、危ない時こそ人脈がものをいう。統制経済は行政の裁量が働きやすい。助ける企業と見捨てる企業を当局が選別することもありうる。「反日」が潜在する中国で日本企業は有利な扱いを受けるだろうか。華人ネットワークがある台湾や香港、いざとなったら政府がバックアップする米国のような安全装置が日本企業にはない。
人民元切り上げ問題がはらむ中国リスク AERA(2005年5月16日号)
だから、日本企業から見て、全面的に「中国市場万歳」とはいかないのである。
したがって、経団連の奥田会長の以下の発言は、無定見のそしりをまぬがれない。
①奥田会長は「日中は信頼関係を強化し、重要なパートナーとして共に歩む関係を築く必要がある」としたほか、企業の対中投資では「トラブルはあろうが、乗り越えてこそ
双方の発展がある」と述べた。
②「小泉首相が中国に乗り込んで、あるいは、中国の方に来ていただいて長時間話をしてほしい。今日、中国の呉儀副首相と会ったが、副首相は日本企業の中国進出を
歓迎していた。政冷経冷にはならないだろうと思った」
この人物は、米国の自動車産業の不振に触れ、米国市場でのトヨタ車の(救済)値上げに言及した。世界一儲かる会社になって、どこかおかしくなったのではないか。
中国は崩壊する可能性が大なのだ。それも2008年の北京オリンピックまで持つかどうか定かではない、とまで言われているのだ。バカとしか言いようがない。
「財界総理」であれば、目先の利益に目を奪われて、バブルに踊らないよう注意を促すべきではないのか。
新幹線をODA付きで中国に提供する話もそうだ。これも、目先の利益しか考えない馬鹿げたやり方である。
ODA供与は、今月13日から14日まで北京で行われた外務次官級の日中総合政策
対話で、谷内正太郎次官が戴秉国次官に提案した、そうである。
外務官僚というのは、本当にどうしようもない、宦官みたいな役人である。いや、この
例えは宦官に失礼か。
JR東海会長の葛西敬之氏(当時社長)は、2003年7月に、国土交通省の意向に反し、中国の高速鉄道計画を「支援しない」と明言している。理由は、日本の誇る新幹線技術がコピー大国中国に流出することの危険性の方が、目先の利益よりも大きいからで
ある。
当時、中国へ新幹線商戦“迷走” JR東海社長「支援せぬ」発言が波紋 という
タイトルで読売新聞 [眼]に掲載されていた。
上記の記事を私は鮮明に覚えている。中国の高速鉄道計画への参入に積極的なJR
東日本会長の松田昌士氏と好対照だったからである。ある種のショックに近い感銘を
受けた。
思えば、この意見が、まっとうな人間の考えることである。
もう少しまともに考えてほしい。もう少しまともに中国を見てほしい。そんなに魅力がある国ですか?むしろリスクの塊といった方がよい国ではありませんか?バブル景気に
惑わされないでください。日本のバブルでも痛い目にあったではないですか!
引用記事:1中国副首相帰国に政府「極めて失礼」…懸案に影響
(読売新聞) 5月24日
引用記事:2中国副首相、突然の帰国 「靖国発言」が原因 報道官、対日強硬に転換
(産経新聞) 5月25日
引用記事:3研究開発拠点投資に期待 呉儀副首相、経団連と懇談
(共同通信) 5月23日
引用記事:4任期残り1年奥田経団連会長インタビュー 小泉構造改革一段と進めたい
(西日本新聞) 5月24日
引用記事:5中国新幹線にODA 政府、採用なら供与方針
(産経新聞) 5月22日
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コメント
初めまして。
こちらを毎日拝見して、勉強させていただいております。
今後とも頑張っていただきたいと思って
コメントを書かせていただきました。
投稿: けーたき | 2005/05/26 00:45
けーたき さんへ
はじめまして。
「毎日拝見して、勉強」とは恐縮です。
私は、もともと共産主義を信奉していて、それを克服して今日に至った経緯があり、共産主義がいかに間違っており、人類に不幸をもたらす思想であるかを実感しております。
したがって、私のものの見方、考え方には、常にそれが根底にあります。
今後とも、よろしくお願いします。
投稿: 坂 眞 | 2005/05/26 13:08
日本企業は中国進出は慎重になって欲しいですね。いつ暴動が起きても不思議ではないと思うし、地震と同じで「備え」が欠かせないのでは。それにしても日中問題の影で韓国が何か「日本の事務次官が無礼なことを言った。」と騒いでいるようです。存在感を示したいのでしょうかね。
投稿: ヨン様 | 2005/05/26 17:50
はじめまして。
この度のブックマークへの登録ありがとうございます。
数ある良質なブログが多い中選んで頂きビックリしております。
こちらこそよろしくお願い致します。
投稿: じょりー | 2005/05/27 09:02
靖国問題については中国は内政干渉をしていることにはならん。内政干渉は他国が、ある国の内政問題に強制的に介入し、主権を侵害すること、なので、中国が靖国参拝を批判しても、日本が反日教育を批判してもいいんだよ。
互いに批判合戦をしていて、中国が強気、日本が弱気なのは、風向きが中国にとって追い風だからだ。反中感情が盛り上がっているのは日本国ないくらいのもので、反日感情は広がりつつある。外交じゃ日本の負けという気がするねぇ。
投稿: commodity_trader | 2005/05/27 10:07
ヨン様へ
コメントありがとうございます。
>日本企業は中国進出は慎重になって欲しいですね。
だから奥田発言はノー天気で許せないのです。
>いつ暴動が起きても不思議ではないと思うし
いつ崩壊してもおかしくないと思います。
じょりー さんへ
こちらこそ、よろしくお願いします。
commodity_traderさんへ
>内政干渉は他国が、ある国の内政問題に強制的に介入し、主権を侵害すること、なので、中国が靖国参拝を批判しても、日本が反日教育を批判してもいいんだよ。
何か勘違いしていませんか?ニュースをちゃんと読んでいますか?
中国が批判???
批判じゃありません。唐家セン国務委員(前外相)などは、町村外相との会談でもメディアに向かっても「やめなさい」と、それも日本語で要求しています。
つまり、一国の総理の行動を変更するよう要求し、外交圧力を掛けているわけです。これが、日本の主権行為に対する干渉でなくて何なのでしょう?
教科書問題もそう。他国の教科書を、自国に都合よく書き換えるよう要求する。
commodity_traderさんから見れば、これも内政干渉ではないのでしょうね?
理解不能です。
>反日感情は広がりつつある。
中国と韓国だけでしょう。本当にニュースを読んでいるのですか?
米国のメディアの論調、東南アジア諸国の反応・・・
どこで反日感情が広がりつつあるのでしょう???
投稿: 坂 眞 | 2005/05/27 13:14