やっと勝った!でも、おめでとう
日本が06ドイツW杯出場へ、王手をかけた。3日、2006年W杯アジア最終予選、アウエーのバーレーン戦に臨んだジーコ・ジャパンは、前半34分にMF小笠原満男(25)が挙げた先制点を守り切り1-0で勝利した。3勝1敗の勝ち点9でB組2位をキープした日本は、8日の北朝鮮戦(タイ・バンコク)に勝つか引き分けるかで、8月17日にホームで行われるイランとの最終戦を待たずに、自力で3大会連続3度目のW杯切符を獲得する。だが、次戦はMF中田英寿(28)、三都主アレサンドロ(27)、中村俊輔(26)が
累積警告で出場できず、苦しい戦いとなる。
ジーコ監督が会心のガッツポーズを繰り返した。前半34分、鮮やかなパス交換から
貴重な先制点が生まれた。後方のDF田中からボールをつなぎ、MF中田英のパスを
MF中村がヒールで流す。待ち受けていたのは、MF小笠原。落ち着いてフェイントを
入れて、右足を強く振り抜くと、ゴール左隅のネットが大きく揺れた。
「チャンスさえあれば必ず結果を出す自信がある」。“国内組”として不遇をかこっていた男はそう言い続けてきた。2月9日の北朝鮮戦では中村を押しのけ先発し、FKから得点まで決めたが、3月下旬のイラン、バーレーン2連戦では再び海外組に出番を奪われた。
力では負けているとは思えない―。親しい関係者には「海外組との差はないと思うのになぜ」と悔しさをあらわにした。岩手県出身。朴とつな語り口の中に、熱い気持ちが込められていたという。MF小野の戦線離脱で突然めぐってきたチャンスをものにしたのは、意地以外の何ものでもなかった。
ジーコ・ジャパン始まって以来と言える緊迫感に包まれて迎えた試合だった。直前の
キリン杯は2戦連続完封されて連敗。さらにFW高原が左太もも肉離れで、小野が右足小指付け根付近の疲労骨折で戦線離脱。最悪の状態で迎えた大一番だった。
そんな硬さからか、立ち上がりは慎重な試合運び。前半25分には三都主が反則を受けたふりをして警告を受け、累積2枚で次戦北朝鮮戦出場停止となった。しかしジーコ
監督就任以来初めて1トップを採用した日本は、ボールを奪うとFW柳沢にボールを
預ける作戦を徹底。徐々にリズムをつくりだして小笠原のゴールが生まれた。
1―0で折り返した後半は必死の攻防の末に、立て続けに警告を受け、中田英も次戦
出場停止。ジーコ監督は引き分けも視野に入れるべき試合前に「勝ち点3を狙うのみ。それが哲学でもある」と言った。大きな代償を払いながら日本は最後まで勝ち点3を狙いにいった。
ジーコ日本勝った!W杯王手だ
6月4日 DailySportsonline
小野がいない、高原がいない、ペルーとUAEに2連敗、おまけにアウェイ。
どうなるかと思ったが、やっぱり底力がある。ジーコのツキもある。
小野の代役・小笠原がシュートを決めてくれるとは!ホントにありがとう。
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