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2005/07/20

集団的自衛権と神学論争

今日は、安全保障に関する興味深い記事が2件あったので、それらを参考にしながら、我が国の安全保障について考察したい。

(以下引用)
米国防総省のジョン・ヒル日本担当上級部長は19日、東京都内で開かれたシンポジウムで講演し、在日米軍の再編に関連して「安全保障上の利益がグローバル化している今の世界では、集団的自衛権(の行使)が憲法上許される範囲を超えているかどうかという議論はまったく馬鹿げたものになる」と述べた。日本で、政府が集団的自衛権の
行使は憲法で許される自衛権の範囲を超えるとの立場と取っていることをめぐり、さまざまな議論が繰り広げられていること自体、世界の実情からかけ離れていると批判したものだ。

在日米軍の再編をめぐっては現在、2月に合意された共通戦略目標の達成に
向け、両国間で役割と任務の分担や、兵力構成や配置の再編に関する協議が進められている
。今後の展望についてヒル氏は「問題は日本の安全保障に対する
姿勢が、新たな任務を引き受けられるように進化しているかどうかだ」と指摘した。

具体的には、昨年12月に発表された防衛計画の大綱などは、自衛隊の役割拡大を
明示したことで注目を集めたとする一方で、「驚くべきことは、戦後60年たった今でも多くの日本人がそうした道が適切かどうか疑っていることだ。集団的自衛権の
行使につながるのではないかと懸念している」と述べた。

ヒル氏は、安全保障上の利益はグローバル化していると指摘したうえで「いかなる国家の防衛にとっても、集団的自衛権(の行使)が憲法上許される範囲を超えるかどうかという難解で神学論争にも似た議論は、まったく馬鹿げたものになる。
なぜなら、自国を防衛できるかどうかの能力は、他国との集団的防衛と不可分に絡み合っているからだ
」と語った。

「集団的自衛権議論、馬鹿げている」米国防総省日本部長
(2005年7月20日 朝日新聞)(太字は筆者)

自衛隊の存在と集団的自衛権問題については、今まで数々の議論がなされてきた。
従来の日本政府の立場は、

ア)憲法は、自衛権を否定していない。
自衛権は、国が独立国である以上、その国が当然に保有する権利である。憲法はこれを否定していない。したがって、現行憲法の下で、わが国が、自衛権を持っていることは、極めて明白である。
イ)憲法は、戦争を放棄したが、自衛のための抗争は放棄していない 。
ウ)自衛隊は自衛のための「武力」であって、国際紛争を解決する手段としての「戦力」ではない。
エ)集団的自衛権は、権利はあるけれども、行使できない。

以上である。

つまり、自衛権は憲法上認められているし、自衛のための抗争は放棄していない。
集団的自衛権は、権利はあるけれども、国際紛争を解決する手段であるから行使できない。そして、自衛隊は自衛のための武力であって、国際紛争を解決する手段としての戦力ではないというのである。
ここで日本国憲法を見てみよう。

日本国憲法

第2章 戦争の放棄

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

上記の条文を素直に読めば、政府の解釈は苦しい言い訳に聞こえる。「集団的自衛権」など論外である。
しかし、この第9条は、憲法の前文を前提としたものである。

前 文

(前略)
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去し
ようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと
思ふ
。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
(太字は筆者)

つまり、戦争の放棄と戦力の不保持は、「平和を愛する諸国民の公正と信義」を信頼することによって成り立つ。
現憲法が、GHQ(連合軍総司令部)の民政局員達によって即席で作られたことはよく
知られている。彼らの脳裏にある「平和を愛する諸国民」とは米英を始めとする連合国である。
要は「連合国を信じなさい」ということだが、果たして、米英を始めとする連合国が、戦後一貫して「平和を愛する国家」であったろうか?また、現憲法施行後に続々と誕生したアジアやアフリカの諸国が、「平和を愛する国家」であったろうか?むしろ、「専制と
隷従、圧迫と偏狭」の国家が圧倒的なのではないか?
北朝鮮や中国に「平和を愛する諸国民の公正と信義」を求めうるのか?

憲法全体を貫く精神である「前文」が、世界の現実とはなはだしく乖離しているので
ある。憲法の前提が崩れている以上、その中のほんの一部である第9条は成り立たない。
「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる
国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」という崇高な目的を、素手で達成することなど現実的には不可能である。
ジョン・ヒル日本担当上級部長が、「難解で神学論争にも似た議論」というのは、現実から乖離したところで「第9条の解釈をめぐって論争する」日本の政治の不毛に対する強烈な皮肉である。

社民党に代表される「憲法第9条のおかげで、日本の平和は保たれてきた」という主張も誤りである。日本の平和は、日米安保条約によって守られてきた。もし、米国の後ろ楯がなければ、かつてのアフガニスタン同様に武力によって親ソ政権が樹立されたで
あろう。

空文と化した憲法を優先するのか、差し迫った現実を優先するのか、結論は明らかで
あるが、国の基本法である憲法をないがしろにすることもできない。
憲法を改正し、現実との乖離が解消されればいちばんよいのだが、現実のハードルは高い。ジョン・ヒル日本担当上級部長が、「驚くべきことは、戦後60年たった今でも多くの日本人がそうした道が適切かどうか疑っていることだ」と言って嘆くのは、日本のそういう現実を認識してのことである。

やはり、早急な憲法改正が無理であり、空文と化しているとはいえ憲法をないがしろにできない状況がある以上、「2月に合意された米軍との共通戦略目標の達成に向け、
両国間で役割と任務の分担、兵力構成や配置の再編」に関する実務的作業を進め、「新たな任務を引き受けられるように」準備していくしかないのではないか。

憲法改正や集団的自衛権の行使に否定的な方は、次の記事を読んでほしい。

【ワシントン=五十嵐文】米国防総省は19日、中国の軍事力に関する年次報告書を
議会に報告し、公表した。

2005年の軍事費について中国政府は299億ドルと公表しているが、報告書は、実際は公表の2~3倍で、最大で900億ドル(約10兆円)であると推計。米国、ロシアに次いで世界第3位の軍事大国になっているとして、軍事費の不透明性に不満を表明した。この傾向が続けば、軍事費は2025年までに3倍以上に増大するとも述べ、急速な軍の近代化と合わせ、長期的には周辺国・地域や周辺地域の米軍に対する明白な脅威になり得る、と警告した。

軍事力の近代化では、特に空海軍力について詳細に報告。このうち、台湾対岸に配備している短距離弾道ミサイルは、650~730基に達すると明記。昨年の報告書で指摘した「500基以上」を大きく上回り、年間100基以上の増強で、射程や精度の向上も図られているとした。

また、短距離弾道ミサイルは移動式だと指摘し、ミサイル戦力の残存能力が高まった点に注目している。

海軍力では、潜水艦約55隻を保有していると明記。中国国産の新型ディーゼル潜水艦である「宋」級が量産体制に入ったという。同じくディーゼル型の「キロ」級潜水艦8隻をロシアから追加購入して計12隻とするほか、次世代の093型原子力潜水艦も年内に
就役するとの見通しを示した。

報告書は、米国を含む世界規模の射程を持つ長距離弾道ミサイルが改良中であるなどの例を挙げ、中国は台湾との紛争に必要な戦力以上の能力を得ようとしているとして、強い警戒感を示した。

さらに、中国の軍事力の増強の速度や規模は、「地域の軍事バランスを危うくしている」と指摘。すでに中国軍は、日本やベトナムなど周辺国との領土問題や
資源採掘権をめぐる紛争に呼応した動きを見せており、将来的には中国指導者がこうした問題の解決のため、軍事的手段に訴える可能性は否定できない

した。

また、中国海軍の潜水艦が日本の領海を侵犯した事例に触れながら「(海軍の)活動は西太平洋に大きく張り出している」と言及した。

中国がエネルギー資源確保のため、イランやスーダン、ベネズエラなど、「問題のある国」との接近を図っているとも指摘。中国の資源への関心が、東シナ海における日中
関係の緊張の一因と分析した。

年次報告書は当初、5月にも公表されると見られていたが、ずれ込んでいた。報告書の内容が中国を刺激し、中国が議長を務める北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の再開に影響が出ることへ配慮した、との見方が出ていた。

中国軍事費は公表の2~3倍、周辺脅威に…米国防総省
(2005年7月20日 読売新聞)(太字は筆者)

私がこれまで指摘してきたように、中国崩壊の最大の要因は、内的には国有企業の
赤字とそれに伴う銀行の巨額の不良債権であり、外的には資源的制約(特に石油・
天然ガス)である。
中共政府もバカではないから、それくらいは承知している。だから資源の確保にはなりふり構わず、武力の行使さえ辞さないのである。
このような国が隣りにあり、今、現実に東シナ海や尖閣列島で争っている。「難解で
神学論争にも似た議論」などやっている場合ではないのだ。


日本国憲法

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

あえて変な話しを書いてみます、発言のニュアンスが伝わればいいのですが...

>驚くべきことは、戦後60年たった今でも多くの日本人がそうした道が適切かどうか疑っていることだ

そういった主体性を持たない思想を押しつけたのは他ならぬ米国です。日本国民が自衛権を疑うコトで、軍事強国へ向かう道を絶った。終戦当時の流れとしては仕方ないコトですが。

しかし、今や中国様が何をしでかすかわからない。この60年間の日本の躍進は日本としては胸を張れるものですが、中国様にも発展してもらいたいと大陸に手を出したら酷い有様ですね。

ヒルさんは日本人の思想に注文付ける前に、クリントン政策の過ちを指摘して反省して欲しいのですが(文句言う相手が違うよ)、もう後戻りできません。

あ〜ぁ、真の問題は、國を憂いてブログで素晴らしい記事を書いて下さる論客がいらっしゃるのに、国政の場にいる政治屋のアホ加減... orz

中国様と日本は今、戦争しているのではないでしょうか?

投稿: ιょぅ | 2005/07/20 21:20

アメリカとしては日本に憲法改正を即すため(日本国民の目を覚まさせるため)、北核,拉致問題が解決せず最終的に武力制裁まで発展した場合、北朝鮮の発射した通常弾頭付きミサイルが日本本土内に2〜3発着弾することぐらい織り込み済みのような気がしますがどうでしょう。

いつもの様に外圧でしか動けないとすれば、事大して右往左往する隣の国を笑っている場合ではありませんね。

投稿: 御御御付(合わせ希望) | 2005/07/20 22:30

パウエルさんやアーミテージさんの様に軍の関係者であった方ほど、日本の将来を気遣って、言葉を選びながら中道的な立場で憲法論議を促していましたね。
彼等は戦争の悲惨さや愚かさを熟知しているからこそ現実主義で、目前に迫る脅威を冷静に分析していたって事です。
パール博士が戦後の日本について、「物理的被害よりも、東京裁判史観によって植え付けられた自虐思想被害が深刻だ」、という様な発言を残されました。
まさにその通りですね。
アメリカは今、自らの占領政策の的確さと愚かさを、複雑な思いで見直しているかも知れません。

投稿: mao | 2005/07/21 02:01

日本の政治的悲劇は、敗戦による左翼勢力の増大が招いた悲劇である。

確かに戦争は悲惨であるしかし、必要以上に自虐的な左翼勢力は、現代日本のねじ曲がった歴史観を植え付けた。

中共の危険さは、実際には1994年から始まっているに関わらず、いまだ日本国民は、その実態すら知らない人々が殆どである。

極左勢力と、大局観の無い政治、幼稚なマスコミと心の無いジャーナリズム。

日本には本当の言論の自由と、その機会が与えられているのだろうか?

今、本当の真実が見られるのは、実態を知られていないネットの中の世界のみである。

ゴミと言われ、信頼できないと言われるネットの中で、キラリと光る意見や見識の数々は、
決してテレビや新聞で見られない。

しかし、ネットを使いこなしている人々は、一般の人々の5年~10年は進んでいる。

民主主義が、その国の平均的な思想背景を持つ人々が選定する者達が議員になる現実を見ると、極左勢力は、日本を危険な方向へ導く。

極右になる必要は無い。
しかし、日本は日本の方向を誤る事だけは避けねばならない。

少しでも人々を啓蒙する役割を、ネットの先進者達は与えられている事を今、自覚するべきかもしれない。


投稿: ジャコパストリエス | 2005/07/21 02:31

坂様

おはようございます。
またもTB、大変ありがとうございました。

英語メディアが自分達に関係のある書きたい
事しか書いていませんでしたから、こちらのエ
ントリーで随分と補足情報頂きました。いつも
ありがとうございます。

しかし、昨日も当方、非常に一般ピープルな友
人の発言に倒れてしまいました。

戦いは何が何でも駄目で、自衛隊はさっさと
崩して無くして、日本の戦前は悪で、どっかが
日本に攻めて来たらそのままやられて「ああ、
凄い国があったんだな。仇をとってやる」と西
側がシナ大陸やら半島をやってくれる…完璧
な100点満点お花畑。米国留学中に米・中・韓
は嫌いとはっきり自覚された方なのですが、そ
れですらこの有様。

上のエントリーやコメントの数々が鳴らす警
鐘、もしかすると、まだまだ、全然、全く、一般
ピープルには届いていないのかもしれません。

かなりメゲ気味で一日スタートです(苦笑)。

投稿: 喜多龍之介 | 2005/07/21 08:40

ιょぅ さん、まいどです。
>そういった主体性を持たない思想を押しつけたのは他ならぬ米国です。日本国民が自衛権を疑うコトで、軍事強国へ向かう道を絶った。終戦当時の流れとしては仕方ないコトですが。

当時のGHQの民生局には、理想主義者というか「超リベラル」というか、容共的な人材もいたようです。
したがって、米政府の、日本の軍事的復活を阻止するという思惑以外に、理想的な憲法を有する実験的国家を作るという民生局員たちの思想も影響したようです。
まったくもって「身勝手すぎる」というしかありません。

御御御付さん、初めまして。
>北朝鮮の発射した通常弾頭付きミサイルが日本本土内に2〜3発着弾することぐらい織り込み済みのような気がしますがどうでしょう。

自衛隊が開発しているミサイル防衛網が間に合うのか?まだ分かりません。
誤解を恐れずに云えば、ミサイルが2~3発着弾したほうが国民を覚醒させる上でよいのかも。
ただ、犠牲者は出したくないですが。

maoさん、どうもです。
>アメリカは今、自らの占領政策の的確さと愚かさを、複雑な思いで見直しているかも知れません。

確かにそうでしょう。
ただ、彼らは超リアリストでありプラグマチストでもありますから、日本人の安保に対する精神構造が理解できないのでは?

ジャコパストリエスさん、初めまして。
>少しでも人々を啓蒙する役割を、ネットの先進者達は与えられている事を今、自覚するべきかもしれない。

強く同意いたします。

喜多龍之介さん、いらっしゃいませ。
>戦いは何が何でも駄目で、自衛隊はさっさと崩して無くして、日本の戦前は悪で、どっかが日本に攻めて来たらそのままやられて「ああ、凄い国があったんだな。仇をとってやる」と西側がシナ大陸やら半島をやってくれる…

ちょっとひど過ぎませんか、この方。
日本人の安全保障意識の希薄さが、こういう考えを生むのでしょうか。
自分の安寧な生活が何によって成り立っているかも考えない。
やはり、しつこいくらい繰り返しネットで情報を発信し続けるしかない、そう思います。

投稿: 坂 眞 | 2005/07/21 11:25

>ιょぅ さん、
横からすみません。
>真の問題は、國を憂いてブログで素晴らしい記事を書いて下さる論客がいらっしゃるのに、国政の場にいる政治屋のアホ加減..<

これは実は「アホ政治家の問題」ではなく、「小児病」が治らない国民の意見を無視するわけにいかない政治家の立場の問題なんだと思うのですがどうでしょう。
つまり、民主主義が当の国民の首を絞めているという構図ですね。

>坂様、
TBを送る作業はしたのですが届いてないようですね。
あとでもう一度やってみます。

投稿: robita | 2005/07/21 12:12

憲法前文と憲法9条はアメリカが日本からの軍事的報復を恐れるために作ったものです。

当の日本人は、そんな気が全くなく、マッカーサー様万歳とか言っていたので、拍子ぬけもいいところでしょうね。

とにかくありとあらゆる前提条件が変わってしまっているので、憲法は早急に見直す必要があると思います。

投稿: 青い炎 | 2005/07/21 15:59

robitaさん
>>坂様、
TBを送る作業はしたのですが届いてないようですね。
あとでもう一度やってみます。

どうもBlogによってはTBがうまくいかないようです。
今までもそういう例がありました。


青い炎さん、こんばんわ。
>当の日本人は、そんな気が全くなく、マッカーサー様万歳とか言っていたので、拍子ぬけもいいところでしょうね。
>とにかくありとあらゆる前提条件が変わってしまっているので、憲法は早急に見直す必要があると思います。

当時は「一億総懺悔」と言っていた時代ですから「マッカーサー様万歳」もアリでしょう。
憲法改正を急がなければならない現実は、日本国民の想像を超えています。

投稿: 坂 眞 | 2005/07/21 18:54

robitaさんへ

>国民の意見を無視するわけにいかない政治家の立場の問題
>つまり、民主主義が当の国民の首を絞めているという構図

ご意見ありがとうございます。安全保障については、どの項目に焦点を当てるかでいろんな意見が出るものだと思います。

僕は些か悲観論者なのかもしれませんが、「国民の意見を無視せざるを得ない立場の政治家と、痛みと称して政府が国民の首を絞める構図」を憂いてしまうのです^^;;;

ブログを拝見しました。ちょっと気になるページを思い出したので、見つかったらコメントしたいと思います。

投稿: ιょぅ | 2005/07/21 20:22

連続カキコすみません。
坂眞さんへ

>理想的な憲法を有する実験的国家を作るという民生局員たちの思想も影響した

やはりそういうコトなんですね、勉強になります。

些かタイミングを外しましたが、20万ヒット超おめでとうございます^^ これからも拝見させて頂きます。。。

投稿: ιょぅ | 2005/07/21 20:34

>誤解を恐れずに云えば、ミサイルが2~3発着弾したほうが国民を覚醒させる上でよいのかも。
 
 弾頭が通常兵器ならば、大した事には、ならないのでしょうが化学兵器やまさかとは思いますが核弾頭だったら悪夢です。
 もし悪夢だったら、覚醒する所か逆に更に臆病になるような気もしますが。

投稿: syn | 2005/07/22 15:14

synさん、初めまして。
>弾頭が通常兵器ならば、大した事には、ならないのでしょうが化学兵器やまさかとは思いますが核弾頭だったら悪夢です。

そうさせないような圧力が必要です。
ただ、「ミサイルが2~3発着弾したほうが国民を覚醒させる上でよいのかも」というのは、本当にそう思っているわけではありません。
念のため。

投稿: 坂 眞 | 2005/07/22 19:14

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