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2005/07/14

南朝鮮革命は既に完了

朝日新聞というと、「アカヒ新聞」とか「ちょうにち新聞」と呼ぶ人もいる。それだけ左に
偏向しているという意味だが、内実はそうでもない。元朝日新聞政治部記者の松島
みどり氏は自民党から立候補した(当選)。週刊朝日やAERAを読んでいると、けっこう中国や北朝鮮に批判的な記事もある。
主流(新聞本紙)は左巻きだが、中には反主流の記者たちもいるということではないか。
今日は、そのAERAの7月18日号(本日発売)掲載の記事を参考にしながら話を進めたい。

「金正日は米軍のステルス機が自分を狙っていると不安に駆られ、居場所を転々と
変えている。ステルス機はレーダーで感知されにくく、北朝鮮は探知できない」
米軍の朝鮮半島での動きに詳しい関係筋は、6月上旬までに在韓米軍に配備されたF117ステルス戦闘機、グァムにあるB2戦略爆撃機の存在が北朝鮮に与えた衝撃と
緊張をそう解説した。
「親北拡大」の対日指令(AERA 7月18日号)

同記事によれば、金正日の消息は、6月17日から7月5日まで途絶えたそうだ。
あの将軍様が、米軍から爆殺されるのを恐れて逃げ回っている。想像しただけでも笑えるではないか。私は、F117ステルス戦闘機の韓国配備を、突発的事態に備えたものと解釈していた。しかし、米国の意図は、核開発を巡る6カ国協議への復帰を渋る(取引材料に使う)北朝鮮に計り知れない圧力を加えることにあったのだ。
それが功を奏したのか、風向きは6カ国協議再開の方向に一転した。

(以下引用)
首領絶対の軍事第一主義、思想警察、公開銃殺、強制収用所と、体制を支える恐怖のシステムを維持しつつ核保有国となり、日本などのカネで経済を立て直すのが金政権の目論見だ。
(同上)

なんとも厚かましい、傲岸不遜な目論見ではないか。こんな目論見に乗せられるほど
日本も米国もバカではない。ただ、盧武鉉政権は、もう完全に乗せられているが。
AERAは、金正日の今年の政策目標として以下を挙げる。

①10月10日までにライス国務長官の訪朝を実現させる。

これは、ライス長官の北朝鮮に対する「圧制の拠点」発言が伏線としてある。ライス長官は「その圧制に苦しむ人々の側に米国は立つ」とも明言した。
そこで「米国が本当に我が国を攻撃しないというならば、長官自身が(発言を撤回し)
誠意の証として平壌に来るべきだ」というのが北の言い分なのである。
まったく盗人猛々しいとはこのことである。ライス長官が平壌に行くかどうかは今のところ分からないが、発言を撤回することなど絶対にない。それが分かっていて、こういう
ことを要求する。
AERAは、あの手この手を使って、09年1月の米国の政権交代まで逃げ続けるのが北の考えだという。ネオコンを主体とするブッシュ政権がそれを許すであろうか?
私はNoだと思う。

②盧武鉉政権を、米国から我が身を守る盾にする。
(以下引用)
6月21日から4日間、ソウルで開かれた南北閣僚級会談は、「同じ民族だからわかり
あえる」民族至上主義満開の場と化した。手をつないで和解をアピールする韓国の
鄭東泳統一相と北朝鮮高官が見せた政治ショーは、会談の実質よりも「民族に勝るものはない」との民族情緒を内外にアピールした。
(同上)

韓国の盧武鉉政権を、米国の足かせにする作戦である。日本に対する南北共同戦線の構築も戦略に含まれていると云う。

③日本における親北世論を拡大させる。

・対北強硬派政治家を批判する記事をマスコミに書かせる。
・背後に平壌の影が浮かばない人物にネタを流す。
・朝鮮系パチンコ業者の献金を受ける政治家に、献金拒否の圧力をかける。

以上が親北世論を拡大させる作戦である。しかし、バカだね北朝鮮は。拉致問題で
悪化した対北感情が、そんな工作で元に戻るわけがないだろう。

(以下引用)
在日朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は過去、中核組織内に「5人分担工作制」(一人当たり5人の協力者を獲得する)を作り、対南工作に力を傾けた。が、今年は「南朝鮮革命は既に完了。これからは日本の世論育成に力を尽くせ」との方針転換指令が平壌から
下されたという。
(同上)

以上の引用記事で、私が着目するのは「南朝鮮革命は既に完了」という北の認識である。これは、386世代(注-1)が盧武鉉政権の基盤になり、社会の中枢を占めつつあることと大きな関係がある。
386世代は、1980年代の民主化運動(学生運動)を担った世代であり、親北・反米意識を強く持っている。もちろん反日である。この386世代に関して、筆者の脳裏には今、
古い記憶が甦る。

当時、韓国の学生活動家たちが、日本の1960年代後半~70年代前半の「全共闘」運動がなぜダメになったのか、なぜ影響力を残す形で生き残れなかったのかに強い関心を示し、「全共闘」関連の資料を貪り読んでいるという情報である。
つまり、当時の親北・反米の活動家たちは、日本の「全共闘」運動を反面教師にして、突出して玉砕するよりも潜伏する道を選んだのではないか。そして時が経ち、自分たちが社会の中核を担う年代になって政治を左右するようになった。
であるとすれば、「南朝鮮革命は既に完了」という北朝鮮の認識も納得がいく。米国が、「韓国の戦略的価値は終わった」「北東アジアのバランサー論は韓米同盟と両立できない概念だ。もし同盟を変えたければいつでも言ってくれ。希望通りしてやる」と盧武鉉政権に通告したのも頷ける。

私は、昨日の記事で、「韓国社会は、メディアに表出しているほど反日ではない」と書いたが、少し認識が甘かったかもしれない。記事に対するコメントにあったように、
>私も韓国は本来であるならば我々と「同志」でなければならないと考えるものですが、かの国の内情(問題の386世代はかつて民主化運動をするさい主体思想を基礎にした事実)や反日と、それを醸造する土壌をしるにつれ韓国の現在のスタンスからの
叛意は不可能であると感じます<
という認識の方が正しいのかもしれない。

やはり「対北」に関しては、米国と密接にリンクし、北と親北・反米の盧武鉉政権に原則的な対応をしていくことが重要であると思う。

当ブログはコメントが少ないので、気楽にコメントしてください。コメントが、大いに参考になるのです。

(注-1):386世代

関連記事:米国に見限られる韓国

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コメント

私はこの三月以前は毎月のように韓国に行っていました。以前から韓国は無血革命が起きたと考えていました。私が感じる点が日本で報道されるのは、産経新聞の韓国レポートのみでした。すでに北東アジアは戦前と同じ情勢です。中共、朝鮮半島が反日で騒げば日本人も目が覚めるでしょう。我々が苦労して納めた税金を、こんな国に注ぎ込んでいいのでしょうか?北朝鮮は韓国を飲み込んだと思っているでしょうが、そのうち朝鮮半島全体が中共に飲み込まれます。その延長上で日本も侵略されるのでしょう。

投稿: 還元 | 2005/07/14 22:49

私は韓国についてはそんなに脅威に感じていません。北朝鮮などにお金をつぎ込まないためにも、日本は親米を強めた上で拉致問題の未解決などを楯に支援のカットもしくは拒否を打ち出してほしいと思っています。

投稿: vollleben | 2005/07/14 23:16

いつも、フムフムと肯きながら拝見させていただいております。
今回の「南朝鮮革命は既に完了」を読みますと、拙ブログで書いた「騙されるな!!」のバックボーンが見えてきた気がします。
これからもキレ味のいい記事、楽しみしております。

投稿: | 2005/07/14 23:21

2chより以下の情報を得ました。
これが本当ならば発売初日に絶対に買います。
これが本当ならば、皆さんも絶対にこの本を買って日本で韓国ブームなど起きていないことを
証明しましょう。
皆でベストセラーにしましょう!

===以下引用===============
マンガ『嫌韓流』 7月26日(火)発売予定

テレビ、新聞、大手マスコミが隠すもう一つの韓流
それが「嫌韓」である!
「知れば知るほど嫌いになる国・・・それが韓国
 なんだ・・・」
「マスコミが隠しているもう一つの韓流がある!」

【表紙イメージ】
http://photoimg.enjoyjapan.naver.com/view/47/43/enjoyjapan_45/1000/813.jpg
晋遊舎 (ISBN:4-88380-478-X)

【取り扱い】
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=07151864
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=07151864

投稿: per | 2005/07/15 00:51

毎日必ず読ませて戴いてます。歴史や外交、政治的バランスなど自分の知識に心許ない点があるので、何度も読み返しております。南北朝鮮に関しては、あくまでその背後に中国があってこその今の両国のスタンスだと考えていますので、やはり対中国という点に照準をあて、対抗していくべきではと思います。ただ日本と中国がお気楽に友好できるなどとは
露ほどもその可能性はありませんし、必要もないと思います。対中国のカウンターとして、日本はその存在感を示す事を模索すべきです。経済面での配慮からあくまで中国に擦り寄る勢力もありますが、そこは台湾を始めとする他のアジア諸国にシフトしつつ、リスク分散もあわせて図るのがベターと思います。まさに本当の意味での国策が望まれるとは思いますが、一部財界人の反応を見るとまだまだ遠い話という事でしょうか。拙文で失礼しました、これからも色々ご教示下さい。

投稿: クライン | 2005/07/15 01:09

 六ヶ国協議では拉致は進展しないでしょう。単独でも経済制裁を断行し、拉致者奪還に冷淡なシナとロシアも含めて、韓国にも経済制裁を発動すべきであると思います。
 少なくとも、日本からの支援・協力はこれらの国には行わない。そういう脅しくらいはしてもいいのではないでしょうか。
 せめて、「脅せば金を出す」から「頼めば金をだしてくれるかも」にならなくては・・・・。

投稿: くえひこ | 2005/07/15 02:34

還元さん初めまして。
>以前から韓国は無血革命が起きたと考えていました。
>すでに北東アジアは戦前と同じ情勢です。中共、朝鮮半島が反日で騒げば日本人も目が覚めるでしょう。我々が苦労して納めた税金を、こんな国に注ぎ込んでいいのでしょうか

以上の認識正しいと思います。私も同意します。

volllebenさん、こんにちわ。
>北朝鮮などにお金をつぎ込まないためにも、日本は親米を強めた上で拉致問題の未解決などを楯に支援のカットもしくは拒否を打ち出してほしいと思っています。

私もそう思います。ただ、日米の食糧援助は、北を6カ国協議におびき出すためのエサだと思います。

Kさん、ようこそ。
「騙されるな!!」拝見しました。
>これからもキレ味のいい記事、楽しみしております。

ありがとうございます。

perさん初めまして。
面白そうな本ですね。
私も購入します。

クラインさん、ようこそ。
>毎日必ず読ませて戴いてます。

ありがとうございます。

>対中国のカウンターとして、日本はその存在感を示す事を模索すべきです。経済面での配慮からあくまで中国に擦り寄る勢力もありますが、そこは台湾を始めとする他のアジア諸国にシフトしつつ、リスク分散もあわせて図るのがベターと思います。

そのとおりですね。中国は、明らかに東アジアの覇権を握ろうとしています。
我が国は、その野望に対して日米同盟を壁にしなければなりません。

くえひこ さん、毎度です。
>せめて、「脅せば金を出す」から「頼めば金をだしてくれるかも」にならなくては・・・・。

そのとおりですね。そのためには「ポスト小泉」が誰になるのかが重要です。

投稿: 坂 眞 | 2005/07/15 16:49

韓国との係争地域である竹島(韓国名:独島)関連で
民間レベルでも排日的な動きが出ており、中共政府
など反日勢力の手に既に落ちているようですな(ー_ーメ)

「南鮮人」にとっては民主主義に依るアジアの平和より
も反日の方が大事らしく、かようにいとも簡単に
反日勢力に取り込まれてしまったのでしょう。
しかし、それは結局「南鮮人」の没落への道と
繋がっていくことでありましょう。事実、優秀な
人材は、せっせと海外逃亡しているのが実情
であります。こんな硬直的な社会構造で人材
が育つ筈もないですからね。だんだんと
「大韓社会主義人民共和国」と化していく
のでしょうなあ(w

本当に、かの半島に関しては「革命」が必要
なのではと思われます。

投稿: abusan | 2005/07/20 08:15

abusanさん、こんにちわ。

>「大韓社会主義人民共和国」と化していく
のでしょうなあ

まさに無血が起こり「容共国家」に成り下がったと言うことです。

>本当に、かの半島に関しては「革命」が必要なのではと思われます。

軍事独裁政権のときの方が、まだまともだったと思います。

投稿: 坂 眞 | 2005/07/20 18:58

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