60%が日中両国は再び戦争
中国の週刊誌「中国新聞周刊」の15日付最新号は、同誌が企画したインターネットによる世論調査で、日中関係の将来について中国人の約60%が「日中両国は資源をめぐり再び戦争になる」と回答した、と伝えた。
ネットの利用者は20代などの若年層が多く、同世代に根強い過激な反日感情を反映しているとみられる。
今月行われた調査には約7万6000人が回答。日本と聞いた際に「危険な軍国主義国家を連想する」と約80%が回答。約95%は「日本の軍国主義が復活する可能性が高い」と述べ、さらに約55%は「日本政府が正式に謝罪しても永遠に信用しない」と断じた。(共同)
60%が「日中は再び戦争」 中国誌のネット調査
(2005年8月15日 産経新聞)
ついに来るところまで来たか、というのが上記記事を読んだ率直な感想である。まったく国家による洗脳というのは怖いものがある。
若年層の60%が対日戦争を予想。80%が日本に軍国主義の影を見る。55%は日本を絶対に許さないと・・・
学校教育による「反日」、メディアを総動員した「反日」、異常なまでの「反日(抗日)」
施設の建設と見学の義務化。中共政府が自らを正当化するための手段として行った「反日教育」が、若者の意識をここまで「高めた」のである。
しかし、これは、中共政府にとってブーメランになる可能性がある。外交の選択肢を著しく狭める。一歩選択を誤ると、取り返しのつかないことになる。
今月の初旬だったか、読売新聞に「胡錦濤は4月の反日デモに強い危機感を持った」という主旨の記事が掲載されていた。そして、二度とデモを起こさせないこと。デモの首謀者を拘束し、デモを煽るサイトは強制的に閉鎖させることを命じたそうである。これは、
反日デモが容易に「反政府デモ」に転化する可能性があることを、胡錦濤が認識して
いることを示している。
読売新聞には、もし今、「天安門事件」が起こったとしたら、胡錦濤政権はそれを武力で制圧できないという消息筋の話も載っていた。
毛沢東や鄧小平のような革命第一世代は、カリスマ性と絶対的独裁者という両面を
併せ持っていた。だから武力制圧しても民衆は、じっと我慢するしかなかった。しかし、胡錦濤は1964年に中国共産党に入党した革命第二世代であり、カリスマ性もなく、
絶対的独裁者でもない。だから、国民を抑えきれないというのである。
おそらく中共政府は今後、難しい舵取りを迫られることになる。反日の旗は降ろせない。だからといって、日本と正面からぶつかる事態を招くことは国益に反する。東シナ海のガス田問題で我が国が原則的対応を貫けば、進退窮まるのは中共政府の方である。
自業自得とはいえ、まさに自縄自縛の状態に自らを追い込んでいるのだ。
ところで、韓国でも面白い世論調査結果が発表されている。「新世代(1980年代生まれ・16歳~25歳)」に「米国と北朝鮮の間で戦争が起こる場合、どちらに肩入れするのか」との問いに65.9%もの者が「北朝鮮に肩入れする」と答えているのだ。「米国に肩入れする」は、わずか28.1%に過ぎない。
参照:新世代の66%「米朝戦争の際、北朝鮮に肩入れ」
(2005年8月15日 朝鮮日報)
まさに、反米・反日の偏狭なナショナリズムが、国家が拠って立つ基盤さえも崩壊させようとしている。今の韓国が米国の庇護の下に成立していること、今の経済発展が日米の援助によって可能になったことなどの、直近の歴史の事実さえ直視できない世代が増殖しているということだ。
今の韓国で、若い世代を中心に見られるのが、自信感を背景にした「わが国最高!」的に韓国及び韓国人を自らたたえる雰囲気である。日本などでの韓流ブームも、相互理解というより「韓国最高!」の愛国ムードで解釈されている。
参照:韓国の8.15 「反日愛国」と「親北」と
(2005年8月15日 産経新聞)
盧武鉉政権の反米・親北的傾向と併せて、韓国は、まさに国を挙げて亡国への道を
歩み始めたと受け止めざるを得ない。完全に反米・反日、親北・親中国家に変貌したと見て差し支えなかろう。愚かと云うしかないが、自らの姿が見えないのであるから仕方がない。
金正日は「南朝鮮革命は既に完了。これからは日本の世論育成に力を尽くせ」との
方針転換指令を朝鮮総連に下したという。
参照:南朝鮮革命は既に完了
中国・北朝鮮・韓国という反米・反日ブロックが東アジアに形成された。我が国は絶対に妥協してはならない。一歩譲ることによって、すべてを失くす。「米国べったり」と言われようと、日米の信頼関係を更に強化しなければならない。
昨日、NHKで興味深い番組があった。「戦後60年・じっくり話そう・アジアの中の日本」という討論番組である。19時30分に始まった第2部のテーマは「どう受け止める韓国の
反日感情」で、参加者は、町村信孝外務大臣、栗山尚一元駐米大使、櫻井よしこ氏、リー・ジョンウォン立教大学教授(韓国人)、朱建栄東洋学園大学教授(中国人)等と、日本人、韓国・中国からの留学生、その他のアジアからの留学生等である。
櫻井よしこ氏の、事実関係やデータに基づいた鋭い指摘・反論に、中・韓側がたじたじだったのが印象深い。町村外相は慎重に言葉を選びながらも、相手の言い分には必ずしも組しなかった。
それに比べて外務省顧問である栗山尚一元駐米大使の発言は情けなかった。「戦前の日本は悪いことをした。しかし戦後の平和な日本を見てほしい」という、「戦前の日本=悪」という図式から抜け出せないのだ。
後、印象に残ったのは、韓国の留学生の発言に対し、ミャンマーの留学生が「植民地にされた側も歩み寄る必要がある」旨の発言をして、韓国側を愕然とさせたことであろうか。
朱建栄教授に代表される「事実関係がどうとか証拠がどうとかより、中国(韓国)が被害者なのは間違いない。まず誠意を見せよ」という旨の、乱暴かつ感情的な発言に、中・韓の主張の本質が透けて見えた。
(この教授の、目と歯をむき出しにしたしゃべり方には苦笑するしかなかった)
以上が、私の感想だが、番組の途中で特筆すべきことがあった。携帯電話によるリアルタイムの緊急アンケートが実施されたのである。
「小泉首相の靖国参拝」に関わる問いかけで、①「国内問題として決める」②「他国に
配慮すべき」の二者択一だった。結果は①が70%以上、②は25%程度に過ぎなかった。
回答総数63,115人。
国家意識の昂揚、主権外交に対する渇望がこのアンケート結果に表れている。選挙の結果がどうであろうと、もはや中・韓に対する土下座外交は国民レベルでも許容されないということを、政治家は肝に銘じるべきである。
(追記)
先の大戦に関わるエントリーで、アクセス数の多いものを紹介させてもらいます。
できれば読んでみてほしい。
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コメント
私も、この産経新聞の記事には唖然とし、同時に中・韓はある意味可哀想な国だなと感じました
また、こういった2国の現状と、国内の意見を省みずに、お決まりの言葉だけを述べている日本の政治屋達(与野党問わず)にも呆れ返りますね
そういう意味では、いろいろ言われようと、今のところ小泉サンに替る主張と牽引力を持った人はほとんど居ないと考えています
投稿: あるす | 2005/08/17 00:01
ミャンマーの留学生はなかなか立派ですね。
彼らの祖国は英国植民地として、もっと略奪された歴史があるはずなのに。
個人でも自己を相対化できないのは周囲から嫌われますが(無論きちんとした自己主張は必要)、それが国家レベルなのが極東三莫迦です。
100年前の日露戦争は、朝鮮半島(最近、盲腸鮮半島という言葉を自分で勝手につくりました)のロシア植民地化を防ぎ、曲がりなりにも極東アジアの近代化の基礎をつくることに貢献しましたが、現在の盲腸鮮半島は、すでに赤化が完了してしまっていて、それが平和に対する不安定要因になっている、ということでしょうね。その点では、盧武鉉という人物は閔妃並みかそれ以下の馬鹿たれかもしれません。
投稿: フロレスタン | 2005/08/17 00:18
NHK特番ですが、司会者はわざと参加者に議論させないようにしているんじゃないか、という気がしました。中韓に厳しい意見が出ると、すぐに話を横にそらせてしまいます。中でも、誰だったか「あの戦争が侵略戦争だったのかどうか、それが一番の問題だ」と言った時がありました。私も、その通り、と思ったのですが、それについては結局他の人に意見を言わせず、うやむやにしてしまいました。
「侵略戦争」という言葉を日本の全政党が使っていることが、とても不満です。あの当時、兵士や国民の中に、侵略戦争をしていると思っていた人がいたでしょうか。かと言って、靖国神社や東条由布子氏の主張である「自衛戦争」というのも極端な気がします。私の意見はその中間で、あの戦争は様々な要素を含んだ「戦争」であった、と思っています。
投稿: masa | 2005/08/17 03:41
おはよう御座います。
アメリカは正義(民主主義)の押売り、中国は麻薬(旧ソ連産共産主義)の押売りと認識しています。2つに共通する事はチャリンコ操業であり、漕いでいないと倒れてしまう事。学生時代、共産主義についても学びましたが、万人が平等で競争の無い社会と言う認識は妄想(毛想)でしかありません。特に中国産麻薬は民族主義も相混じった物で、多くの日本人が拒絶反応を起こすのは無理が無い。それに毒された朝鮮半島を見ると崩壊の道を辿ってる事が良く解ります。
小泉さんが戦後60年の節目にまた謝罪しました。私はコレを最後通告(もうしない、これ以上は受け入れない物は受け入れない、後は国家間の未来の問題)であると信じたい。
投稿: NZ life | 2005/08/17 07:11
こんにちは。
私もmasa様のご意見に同感です。
恐らく、参加者同士で議論が白熱するとお互いにキリが無くなり、それぞれのテーマに時間がかかり過ぎて番組の進行(すべての参加者に発言の機会を与える趣旨か?)に支障があるのでという理由からでしょうが、意図的に次々と言いっ放しの形をとっていたようでした。(それも最後は中韓側に与した意見で終わることが予定調和であったような・・。)
また、相手国の立場から見れば日本軍が相手国の領内に進出しているのだから、「侵略戦争」に映るのは当たり前のことで、日本の立場から見れば、日清戦争以降の流れの中で、自衛の為の部分もあれば、行き過ぎた野心故の部分もあるのが本当だと思います。
ひたすら領土拡張を目指した野心的部分も、「当時はそうしなければ生き残れなかった」というのが、“自衛自存の為の戦争”論的主張なのでしょうが、それにもやはり違和感があります。
確かに私も、日本があの時点で日中戦争や太平洋戦争を回避出来たとしても、それまでに獲得した領土を手放すことなく、その後も自立自存を何十年も保つことが出来たとは考え難いのですが・・。
タラレバになって恐縮ですが、坂様は如何お考えでしょうか?
P.S.あの朱建栄教授は、テレビで見かける度に、あまりに身勝手な発言に感じ不愉快になるのですが、ムキになって喋る顔が、なんとなく漫画家の黒鉄ヒロシ氏を連想して笑ってしまうのは、私だけでしょうか?
投稿: 靖彦 | 2005/08/17 07:43
こんにちは、坂槇さん。
「日中友好」という言葉のむなしさを、再認識する記事ですね。でも、実際は、直接、武力を交えない「日中戦争」は始まっているのかもしれません。靖国、歴史教科書、潜水艦領の海侵犯、日本国内での反日スパイ活動等、枚挙にいとまがありません。
中国国民はかわいそうな面があるかもしれませんが、日本国内の反日日本人の酷さにも辟易します。反日的行動も許されるほど、日本は自由な国ですが、もしも、共産主義に飲み込まれたら。世界市民とかいう前に、国があっての自由ということに気付いてほしいです(かなり、難しいでしょうけど)。
NHKの番組はすべて見ていませんが、中韓国人の、根拠のない歴史観はいつも通りでした(そいうことに、慣れてきた自分を再認識しました)。
しかし、一番怖いと思うと共に、やるせなく思ったのは、中韓のプロパガンダそのままの自虐史観を教えている教師のコメントでした。こんな教師に教われば、反日日本人に洗脳されるわけでして、子供達の未来、すなわち、日本の未来に暗澹たる思いをしました。
現在、スイス出版の「民間防衛」という本を読んでいますが、○巻きの人たちにも一読してほしいです。
自由と民主主義は守られるべきであり、平和も祈るだけでは達成できない。そもそも自由とは、国があってのことであり、その為には、武力をもってしても守らなければいけないと。
永世中立国を自称する国だけあって、その言葉には、重みを感じます。
投稿: Mars | 2005/08/17 09:41
こんにちは。私も途中からですが、NHKの討論番組を見ました。櫻井さんや一般人の人たちの発言は、ふだんならNHK総合では聞かれないような内容なので、ついニンマリしてしまいました。
面白かったのは、携帯電話アンケート
日中の現状はどうすればい?
1.日本が歩み寄るべき
2.中国が歩み寄るべき
3.両国が歩み寄るべき
4.歩み寄る必要なし
の結果です。
こんなことは問う前から、3が多くなるのは自明で、結果も3が多く司会者は結果をサラット流しました。しかし、1と2、そして、4はどうか気になりませんか。(数値までは記憶にありませんので以下は棒グラフの私の視覚での記憶です。)次に2と4が多く、1は1割未満だったような。さらに付け加えれば意外と4『歩み寄る必要なし』が多い。
設問者の意図は、3が多数であることは当然として、1と2が拮抗するか、1がある程度多くなることを期待したのではないでしょうか。残念。
さて、アンケートの私の分析です。1が目立って少数で、2と4を足すとダントツ多数ということは、中国さん言いがかりはいい加減にしてくれよ、中国が歩み寄らないならほっとくよ、と言うことでしょう。
>金正日は「……これからは日本の世論育成に力を尽くせ」との方針転換指令を朝鮮総連に下したという。
気になるところですね。それらしき兆候もあったりして。
追記
Marsさん、こんにちは。
>こんな教師に教われば、反日日本人に洗脳されるわけでして
絵に描いたような反日教師でしたね。わたしも型通りの反日教師が存在することに、新鮮な驚きを感じましたが、このような人材をNHKはどこから連れてくるのかも不思議でした。
投稿: toshi | 2005/08/17 11:37
『確認』 の後 『送信』 をクリックしたつもりですが、操作ミスでしょうか、ダブル投稿失礼しました。
投稿: toshi | 2005/08/17 11:44
あるすさん、こんにちわ。
>そういう意味では、いろいろ言われようと、今のところ小泉サンに替る主張と牽引力を持った人はほとんど居ないと考えています
ありがとうございます。
私と考え方が似ていても、こと小泉首相に関しては、批判する方がけっこう多いので心強いです。
もっとも、私も、あるすさんと同様に「今のところ」という条件付ですが。
フロレスタンさん、いらっしゃいませ。
「盲腸鮮半島」面白い命名ですね。
ご意見、まったく同感です。
盧武鉉は、このままだと「亡国の政治家」として歴史に名を残すでしょう。
それからミャンマー以外にナイジェリアの学生も似たような発言をしていました。
日本語が拙くてイマイチでしたけど。
masaさん、どうもです。
>誰だったか「あの戦争が侵略戦争だったのかどうか、それが一番の問題だ」と言った時がありました。
確か櫻井よしこ氏の発言だったと思います。
栗山尚一元駐米大使の「戦前の日本は、侵略や植民地支配など、アジア諸国に対して悪いことをした」という発言に対する反論だったと思います。
確か「侵略」は今の価値判断で、当時は「侵略」という概念すらなかった、というような意味だったと思います。
この考え方は、私とまったく同じです。
「自衛戦争」ではなく、「植民地分割戦争」だったという認識です。
戦後も、フランスのヴェトナム、アルジェリア、オランダのインドネシア、我が国を裁いた戦勝国は再侵略戦争を行っています。
世界史的にみて、そういう時代だったと言うことです。
NZ lifeさん、まいどです。
日本は暑くて、おまけに関東地方は地震の連続です。うんざり・・・
>小泉さんが戦後60年の節目にまた謝罪しました。私はコレを最後通告(もうしない、これ以上は受け入れない物は受け入れない、後は国家間の未来の問題)であると信じたい。
私は、そう思っています。ただ、靖国参拝の延期も含めて選挙絡みの思惑もあったと思いますが。
靖彦さん、お久しぶりです。
>確かに私も、日本があの時点で日中戦争や太平洋戦争を回避出来たとしても、それまでに獲得した領土を手放すことなく、その後も自立自存を何十年も保つことが出来たとは考え難いのですが・・。
ご指摘、正しいと思います。
日本が勝っていても、占領地のインドシナ、マレー半島、インドネシアはもちろん、植民地の朝鮮、台湾も独立した思います。
そして、国内では農地改革(小作農解放)と財閥解体は避けられなかったと思います。
おそらく守旧派と解明派(吉田茂等)の争いが起こったでしょう。
あくまでもタラレバですが
Marsさん、暑いですね。
>しかし、一番怖いと思うと共に、やるせなく思ったのは、中韓のプロパガンダそのままの自虐史観を教えている教師のコメントでした。こんな教師に教われば、反日日本人に洗脳されるわけでして、子供達の未来、すなわち、日本の未来に暗澹たる思いをしました。
57歳の女教師を指しているのだと思います。
この女教師は、櫻井よしこ氏の発言中に、さかんに横槍(不規則発言)を入れていましたね。
まさに民主的討論を蹂躙する左翼的本性まる出しでした。
しかも櫻井氏の発言に説得力があったので、NHKは、それを相殺するために、直後にこの女教師にマイクを振りました。
私は「ふざけるな」と怒りましたよ。
toshiさん、どうもです。
>さて、アンケートの私の分析です。1が目立って少数で、2と4を足すとダントツ多数ということは、中国さん言いがかりはいい加減にしてくれよ、中国が歩み寄らないならほっとくよ、と言うことでしょう。
この結果に、携帯電話による緊急アンケートの結果を加えると、まさに日本国民の間に「国家意識の昂揚と主権外交に対する渇望」が芽生えつつある、ということでしょう。
「絵に描いたような反日教師」は、おそらく経歴を見て選んだのでしょう。
櫻井氏対策かも。
コメントの重複の件は気にしないでください。
よくあることです。
投稿: 坂 眞 | 2005/08/17 13:02
(追記です)
坂眞さん、toshiさん。
コメントありがとうございます。
色々と見てみますと、都立某高校の安達先生という、プロ市民のようです。
大空のサウラビさんのブログでありました。興味がございましたら、こちらも参照されてはいかがでしょうか?
ttp://plaza.rakuten.co.jp/saurabi/diary/200508150002/
※直接リンクは何なので、参照時には、最初に"h"を付けて参照してください。
(今にして思えば、喋り方も慣れてたし、何より、付箋紙付の教科書持ち込みしている点で、一般素人とはわけが違うようです。しかし、こんな人が公立の学校の教師なんて、、、。)
投稿: Mars | 2005/08/17 13:46
こんにちわ
極東では、冷戦は終わっていないことを再認識させられる記事でした。
わが国の権益は守らなければならいし、強く
世界に訴えていけばよいと思います。
そして、中国、韓国の政府を完全に無視して
そのほかのアジア諸国とオセアニア諸国とFTAを結ぶなど関係を強化して強力な経済圏をアメリカを含め作れば、向こうのほうから擦り寄ってきます、そのときは大人の日本は許してやればいいのではないかな?
投稿: nasadon | 2005/08/18 17:33
Marsさん、どうもです。
どうやら中核派という記事も。
中核派は私の友人もたくさんいましたが、内ゲバで無惨でしたね。
nasadonさん、こんばんわ。
>そのほかのアジア諸国とオセアニア諸国とFTAを結ぶなど関係を強化して強力な経済圏をアメリカを含め作れば
これは大賛成というか、そうあるべきでしょう。
ただ、
>中国、韓国の政府を完全に無視して
これは気持ちは私も同じですが、現実は厳しいと思います。
投稿: 坂 眞 | 2005/08/18 20:30
こんばんは。
私もあのNHKのトーク番組を拝見しました。ミャンマーの方の意見が光ってましたね。
蛇足ですが、中国は清朝の乾隆帝の時代、ビルマ(現ミャンマー)に軍事侵攻して、撃退された過去があります。なお、この皇帝はネパールにも派兵して、ついに屈服させ朝貢させました。現代ネパールの共産ゲリラを支援してるのも、中共でーす。
投稿: mugi | 2005/08/18 22:02
NHKの番組、僕もちらっと見ました。
タレントの谷村さんが、日本と韓国を夫婦に例えてましたね。
日本が夫で、韓国が妻でした。
これは、やらかしたと思いましたよ 笑
両国間に夫と妻の区別をつけてしまうとは・・・
坂さんは、今、憲法9条を改正し、軍隊を持つべきだと思いますか?
僕は、左翼ではない一般人なんですが、憲法改正することで、イラクに積極的に軍が行ったり、さまざまなデメリットを感じてしまいます。
持つことで、自衛という意味でのメリットはあると思うのですが・・・
軍程度でなく、核を持つほどのインパクトがなければ、国際社会での発言には効果があまりないように感じられて・・・
友達と口論になりまして 笑
坂さんは、軍事力を持つことについてはどうお考えですか?
僕らの知識は、かなり曖昧なのでご意見を下さい☆
投稿: rainboy | 2005/08/19 04:40
こんばんは、坂さん皆さんはじめまして。私もあの番組は見ていました。日本の地図で竹島を独島と書いてない,、配慮が足りないという女性がいましたが、その後櫻井さんに韓国のほうでも独島に竹島の併記はありませんねと言われていたことが強く印象に残っています。あの番組を見て、今までの、戦後の日本の外交力の弱さを痛感したというのが私の正直な感想です。あの番組がきっかけで、友人と憲法改正について論議をずっとしていますが憲法解釈にもそろそろ無理がきている今、改正によって軍事力をもつことで外交のカード、発言力が増えることと、国防の意味でも憲法9条は改正して集団的自衛権、交戦権を行使できるようにするべきではないのかというのが私の立場です。友人はイラク派兵などのデメリットがあるから改正すべきではないという立場です。みなさんの意見も是非聞かせていただきたいと思います。竹島問題にしろ、今までの遺憾の意のみでつっぱねられ、国際法廷への出廷すら無視されている外交には私自身もそろそろ限界を感じている所です。もちろん平和が一番、誰もが武器を持たず平和に暮らせることは理想です。しかし、中国、北、ロシアのミサイルが日本に向けられている現実を目のあたりにすれば憲法改正をして集団的自衛権の行使を可能にはしておく必要があるのではないかと感じました。ここで憲法論議はまた別かもしれませんがこれを機に政治にももっと興味をもてたらいいなと思います。これからも坂さんの論説を楽しみにしています。
投稿: goodbridge | 2005/08/19 04:42
mugiさん、こんにちわ。
>ミャンマーの方の意見が光ってましたね。
昨日でしたか、オランダがインドネシアが1945年に独立したことを公式に認め謝罪した、という記事が載っていましたね。
しかし、戦後の再侵略は謝罪しても、350年に及ぶ植民地支配は謝罪しない。
東南アジア諸国も、植民地支配はある意味歴史の必然だったと捉えているのではないでしょうか?
いまさら、蒸し返しても得るものはないと。問題はこれからだと・・・
そんな気がします。
rainboyさん、お久しぶりです。
>坂さんは、軍事力を持つことについてはどうお考えですか?
僕らの知識は、かなり曖昧なのでご意見を下さい☆
主権国家は、自衛権とそれに伴う集団的自衛権を有しています。
自衛権を行使するには、「戦力」が必要です。
しかし第9条は「戦力」の保持を禁じています。
そこで政府は、自衛隊は「戦力」ではなく「武力」だと言っている。
これは詭弁です。
憲法第9条は、前文の
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」
を前提にしています。
この「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という前提が国際社会の現実にそぐわない以上、第9条は改正し自衛隊を「戦力」として認めるべきだと思います。
拙記事:「集団的自衛権と神学論争」をお読みいただければ幸いです。
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2005/07/post_0327.html
goodbridgeさん、初めまして。
>憲法解釈にもそろそろ無理がきている今、改正によって軍事力をもつことで外交のカード、発言力が増えることと、国防の意味でも憲法9条は改正して集団的自衛権、交戦権を行使できるようにするべきではないのかというのが私の立場です。
100%同意いたします。
goodbridgeさんにも、拙記事:「集団的自衛権と神学論争」をお読みいただければ幸いです。
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2005/07/post_0327.html
投稿: 坂 眞 | 2005/08/19 15:38