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2005/08/04

甦るゾンビ:人権擁護法案

「人権擁護法案」はもう死んだ、と思っている方も多いと思う。が、そうでもないので
ある。ゾンビのごとく甦る可能性があるのだ。
以下は「週刊新潮」の記事である。なかなか興味深いので読んでほしい。


郵政民営化法案と並ぶ今国会のもう一つの注目案件、人権擁護法案の今国会提出が見送られることになった。
「この法案は、報道規制に繋がる危険性や人権侵害の定義が曖昧だとして、かねて
より問題視されてきた。そのため、平沼赳夫前経産相らが猛反対しました」
とは、ある政治部デスク。
「一方、推進派を束ねた古賀誠元幹事長は、部会での議論を強引に打ち切ってまで
法案を通そうとした。これに与謝野政調会長も同調。反対派を“勉強能力なし”と罵ったほどです」
結局、郵政で手一杯となった自民党執行部が提出を断念。これで問題法案は二度と
陽の目を見ることがないように思われた。が、
「古賀は、またこの秋に法案を持ち出してくる」
と、ある自民党関係者は警鐘を鳴らすのだ。
「人権擁護法案を提出させてくれれば、他の法案で融通を図ってやろうと反対派に持ちかけたと言われるほど、古賀は凄まじい“執念”を持っている。簡単に引き下がるはずがない」
とは言っても、同法案は平成15年にも廃案になっており、今回で二度目の“挫折”。
何の理由もなく三度俎上に載せるわけにもいかない。そこで検討されているのが次の方法だという。
「9月に国連の場で、日本の差別は深刻だとの報告書が提出される予定。これを理由に、やはり人権擁護法案が必要だと言い出す腹積もりなんです」(同)
国連という“錦の御旗”の前には、反対派もそうは口出しできないだろうという算段なのだ。だが、
「国連の人権委員会には人権侵害国もメンバーに名を連ねており、機能不全が問題視されてきた。組織改変が検討されている問題の多い組織なんです」(同)
怪しげな“威光”をも、利用しようと画策する推進派。まだまだその動向から目を離す
わけにはいかない。

秋にぶり返す「人権擁護法案」
(8月11日・18日夏季特大号 週刊新潮)

人権擁護法案に凄まじい“執念”を見せる古賀誠元幹事長が拠りどころとする「日本の差別は深刻だとの報告書」とは、以下のものである。

国連人権委員会で特別報告者として各国の人種差別の現状を調査しているディエン氏(セネガル出身)は11日、日本での9日間の調査を終え、都内で記者会見した。
このなかで、同氏は、日本では被差別部落や在日韓国・朝鮮人などに対し深刻な差別があり、政府は対応措置を講じる必要があるとの報告書をまとめ、9月に開催される国連総会に提示する考えを示した。

同氏は、これらの人々が特に、就職時や住宅を探す際に厳しい差別に直面していると指摘。日本政府が十分な対応をとっておらず、是正が
必要との勧告も報告書に盛り込む意向だ。

日本に深刻な差別、是正の必要を勧告へ…国連人権委
(2005年7月12日 読売新聞)

国連の人権委員会とは、上記「週刊新潮」の記事が「国連の人権委員会には人権侵害国もメンバーに名を連ねており、機能不全が問題視されてきた」と指摘しているように、中国、 ベトナム、 キューバ、スーダンなどが名を連ねているとんでもない組織なので
ある。
これらにすがってまで人権擁護法案を通そうとする古賀誠元幹事長の真意は何か?
まず言えるのは、創価学会=公明党との親密な繋がりである。次に、彼の生まれ育った地が、三池炭鉱で有名な福岡県南部であったということであろう。同地には、被差別部落がたくさんあり、在日も多い。そのような環境の中で、差別に敏感に育ったと思う。おそらく、彼の背景には、被差別部落民や在日朝鮮人の存在がある。
その気持ちは解らぬでもないが、責任ある政治家であれば、人権擁護法案という社会的・政治的影響力の大きい法律を、もっとニュートラルな立場で考えるべきである。
反対派の論拠の一つが、解同や在日が人権擁護委員会を牛耳るのではないか、という危惧にあることを考えればなおさらである。

私は、創価学会や被差別部落民や在日朝鮮人のための人権擁護法案であってはならない、と考える。

参考資料:MEMBERSHIP OF THE COMMISSION ON HUMAN RIGHTS

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解同&人権擁護法案」カテゴリの記事

コメント

いつもお世話になってます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050801-00000108-jij-int
沖縄の日本帰属に疑義=戦後の返還、根拠欠く−中国誌

中国がまたやってくれました。
韓国が竹島に続いて、対馬を狙っているように、中国も沖縄の領有を
主張し始めました。

投稿: morokuzu | 2005/08/04 23:44

小林よしのり氏は古賀氏を支援していましたが、彼の後ろ暗い人脈や法案に対する異常な執念にはふれず、一言「善意でやってるのだろう」と言って深く触れようとはしませんでしたね。
やはり彼でも持論を傷つけそうな痛いところには目をそらすのでしょうかね。
古賀氏が戦犯遺族すら騙し、彼らを代弁するとみせかけて自分の言葉をさも遺族会全体の総意からの靖国反対と見せかけようとしたことも無視。
一体かれはこの一年何をみてきたのだか・・・

投稿: 通りすがり | 2005/08/05 05:55

morokuzuさん、ご無沙汰です。
もう、論理もクソもない、言いたい放題、やりたい放題。
しかし、ばかばかしい、の一言で片付けられないのが辛いとこ。
今度、記事にしようと思ってますが、どうやら中共内部は分裂しているようです。


通りすがりさん、こんばんわ。
>小林よしのり氏は古賀氏を支援していましたが、彼の後ろ暗い人脈や法案に対する異常な執念にはふれず、一言「善意でやってるのだろう」と言って深く触れようとはしませんでしたね。

「小林よしのり氏が古賀氏を支援」知りませんでした。
野中氏や古賀氏は、裏から表まで人脈が広いですからね。
実に怖い人たちです。
小林氏とも、どこかで繋がっているのでしょう。

投稿: 坂 眞 | 2005/08/05 19:00

激しく同意いたします
   しゅがー

投稿: sugar | 2005/08/06 13:54

よしりん!
大好きだったのに!
古賀くんとなかよしだったの!
よしりんさよなら!
  しゅがー

投稿: sugar | 2005/08/06 14:40

sugarさん、こんばんわ。
彼らの世界は「魑魅魍魎」。
我々には理解できないところがあります。
上っ面で騙されないでください。

投稿: 坂 眞 | 2005/08/06 21:08

ええっ?!
よしりんもっ!?
  しゅが

投稿: sugar | 2005/08/07 14:45

真の自由が保障されてきたインターネット言論に規制の危機が迫っています!!
皆様にも↓本文をコピーして保守系Blogや掲示板に広めてください!!

【引用元ここから】
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061226k0000m040135000c.html

発信者情報:同意なしで開示へネット被害で業界が新指針
インターネット上のプライバシー侵害や名誉棄損について総務省と業界団体は、情報を書き込んだ発信者の同意がなくても被害者に発信者の氏名や住所などを開示する方針を固めた。これまでは発信者が開示を拒否すれば、誰が悪質な情報を流したか被害者側には分からず、泣き寝入りするケースが多かった。業界団体は新たなガイドライン(指針)を年明けに作り、来春から導入する。【ネット社会取材班】

02年に施行されたプロバイダー責任制限法はプライバシー侵害など正当な理由があれば、被害者がプロバイダー(接続業者)に対し、書き込みをした発信者の情報開示を求める権利を初めて認めた。しかし、実際の運用では「どのような内容が侵害に当たるか明確な基準がなく、業者側で判断できない」(社団法人テレコムサービス協会)との理由で、発信者の同意が得られなければ事実上、開示できなかった。

このため、業界は総務省とも協力し、同法に基づく自主的な発信者情報開示のためのガイドラインを策定することを決めた。原案によると、他人の氏名や住所、電話番号など個人を特定する情報を掲示板などに勝手に書き込む行為を幅広く「プライバシー侵害」と認定。個人を名指しして病歴や前科を公開することも含まれる。

こうした場合にプロバイダーが被害者からの要請を受け、発信者の同意がなくても、その氏名や住所、電話番号、電子メールアドレスなどを開示できるようにする。

一方、名誉棄損については、プロバイダーによる任意の発信者情報開示をあまり広く認めると「政治家や企業経営者らの不正や問題点の内部告発までネット上からしめ出す懸念もある」(業界団体幹部)と判断。これまでの名誉棄損裁判の判例も踏まえ、公共性や公益性、真実性などが認められない個人への誹謗(ひぼう)や中傷に限って自主的な開示の対象とする。

被害者は裁判で発信者情報の開示を求めることが多かったが、悪質な書き込みをした発信者を早急に特定し、損害賠償請求できる可能性も高くなるとみられる。

業界と総務省は一般からの意見も募集したうえで、早ければ来年2月にも導入する方針。

英文を読む
毎日新聞2006年12月26日3時00分

【引用元ここまで】

Blog「極右評論」様(2006年12月27日付け)より

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/2006-12.html#20061227

>>総務省に抗議を!
>> 総務省への徹底抗議に立ち上がりましょう。

>>ネット規制が始まるのか。
>>ネットの“匿名”潰しが狙いか!

>>「人権擁護法案」の悪夢が再び

「FlighttoFreedom/神の国へ…」様(2006年12月27日付け)より

http://dandyroads.livedoor.biz/archives/50651651.html

>>★ネットの言論統制。
>>≪インターネットの言論弾圧か!?≫
>>~裏で操っているのはおそらく・・・~

↑極右評論様のBlogにも書かれていまずが,これは人権擁護法案のインターネット版になりかねません.例えば北朝鮮や総連批判→個人情報開示要求→開示→報復の懸念があり,言論が思うようにできなくなる危険があります.

インターネットまでもが左翼だけの自由の場にされることは断固阻止しなければなりません!!

引用先2Blog様のコメントともども,是非ご覧ください.
また皆様にも↑本文をコピーして保守系Blogや掲示板に広めてください!!

投稿: くちべた日本人 | 2006/12/27 19:14

スレッド開設のお知らせ:インターネット版“人権擁護法”が“施行”される!!(チャンネル桜掲示板内)

http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1722&forum=8

管理人様,皆様
私の参加サイトであるチャンネル桜様の掲示板にスレッドを立てましたので是非お越しください.
新聞Web版や各サイト様からの引用を含めまとめてあります.
この書き込みを行いましたときに目にした管理人様や参加者様のご投稿も引用させていただくこともありますが,急を要する事態のため無断引用の切は平にお許しください.

投稿: くちべた日本人 | 2006/12/28 17:09

1つだけ追記させてください.

私のスレッドは登録制のエリアのため,投稿される場合には自由投稿可能な以下の“愛国主義者”様と言う方のスレッドにお願いいたします.

インターネットにおける、思想、言論の自由を、絶対に守るために。
http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=733&forum=1

投稿: くちべた日本人 | 2006/12/29 16:36

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» 人権擁護法案を撃て [アルマヴィルへの道]
人権擁護法案というものが論議されています。 なんとなくヤバいものだとは思っていましたが、ネットの反対運動に参加したことはありませんでした。 それは2ちゃんで反対派が無関係な板・スレにコピペを貼りまくるのに反感を覚えたからで、専用ブラウザのNGワードに「人権擁護法案」を入れたほどです。その考えに変化が起こったのは、毎度おなじみオルタナのここを見てからです。 人権擁護法案成立へ向けて 1 :... [続きを読む]

受信: 2006/03/25 14:54

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