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2005/09/20

残留孤児になりすまし日本入国?

中国残留孤児に成りすまして日本に違法入国している中国人の事例が始めて発覚した。これまでに帰国した残留孤児は2476人で、残留婦人等を加えると、3775人が日本に帰国している。

中国残留孤児問題は政治の責任が大きい。まず発生の原因が日本の国策にあるからだ。戦前、日本政府は、満蒙開拓団として32万人以上の開拓民を満州(現・中国東北部)に送り込んだ。
ところが、終戦直前、日ソ中立条約を踏みにじる形でソ連が日本に。南方戦線に主力を転戦させていた旧・日本軍はソ連軍の進撃を阻止できず、直後に日本が
無条件降伏したこともあって、なす術もなく崩壊した。
この結果、二つの悲劇が発生した。一つは、ソ連による日本兵のシベリア抑留である。6万人を超える旧・日本兵が極寒の地で命を落とした。
もう一つが中国残留孤児、残留婦人の発生である。守ってくれる者がいなくなった開拓民たちは、着のみ着のまま、徒歩でソ連軍の砲火から逃れようとした。
この過程で多くの者が命を落とし、強姦される女性や家族と離れ離れになり取り残される子供が続出した。このときの話を見聞きするたびに、涙なしではいられない。それほど悲惨な状況だった。

私の父はシベリアに抑留されていた。母も、開拓民ではなかったものの、北京の租界で姉とともに暮らしていたので、帰国するまでにいかに恐怖を味わったかを聞かされて
育った。
だから、シベリア抑留者問題や中国残留孤児問題は他人ごととは思えないのだ。

(以下、引用)

mizusaki中国・陜西省で「水崎秀子」と名乗っている76歳の女性





終戦から60年経った今も帰国が認められない中国残留日本人孤児とみられる女性が中国・陜西省にいることがJNNの取材でわかりました。ところが、この女性になりすました中国人が日本に入国している疑いが浮上し、厚生省などが調査を始めました。

この女性は中国・陜西省に住む76歳の女性で、日本名を「水崎秀子」と名乗っています。水崎さんは福岡県で生まれ、1942年13歳の時、おば夫婦を頼って旧満州に渡ったということですが、終戦後の混乱で身寄りがいなくなり、今まで現地で生活していました。

女性は2年前に初めて北京の日本大使館に帰国申請をしました。しかし、厚生省が身元を調べたところ、すでに別の女性が「水崎秀子」として戸籍を取得し、日本に
入国していたことから、この女性はいまだに入国が認められていません。

ところが、今回JNNは「すでに入国した女性は水崎さんになりすました中国人で、密入国ブローカーが仕組んだものだ」という証言を得ました。

「中国側の入国書類は全部偽物。偽造したものだ。ハンコなども全部偽物。本物の
水崎さんは今も中国にいる」(福建省の告発者)

また、JNNが中国にいる女性に直接取材したところ、水崎さん本人しか知りえない情報を持っていることがわかりました。

厚生省も「この女性が本当に日本人かどうか、慎重に調べたい」としています。

これまで、残留日本人の家族になりすまして入国しようとして摘発される事例はありましたが、今回のように別の人間が残留孤児になりすまして入国したため、本人が帰国できないケースが明らかになるのは初めてとなります。

中国残留孤児になりすまし日本入国?
(2005年09月18日 TBS News)

既に中国残留孤児(水崎秀子)として認定され帰国した女性は、本人の申し立てと親族の承認などが根拠だったという。(2005年9月20日 毎日新聞)
今回、中国・陜西省で「水崎秀子」と名乗っている76歳の女性をTVニュースで見たが、片仮名で「ミズサキヒデコ」と正確に書き、ペンの持ち方、筆順なども日本人そのもの
だった。
つまり、既に帰国している『水崎秀子』が偽者である可能性が極めて高いのである。
しかも、その人物が「親族の承認」を受けているということは、『偽者の親族』が日本に存在するということだ。

帰国済みの残留孤児については、一部の者が呼び寄せた家族が偽者(中国人)であった事例が発覚している。このままだと、国家の犠牲者であったともいえる帰国残留孤児の中に、偽者(中国人)が紛れ込んでいるという疑惑が膨らむ可能性がある。
今回の事例を徹底的に調査するのはもちろん、似た様な事例が他にないかもきちんと調べ直すべきである。それでなくても、言葉が通じない、価値観が違いすぎる等で日本社会に馴染めず、7割もの人が生活保護を受けているという現状がある。
これに『成りすまし残留孤児』の疑惑が追い討ちをかければ、彼らを益々不利な状況に追い込むことになる。

『成りすまし残留孤児』と、それを受け入れるための国内の『闇組織』の摘発を徹底してもらいたい。それから、真の帰国残留孤児や残留婦人には、行政がもっと手を差し伸べるべきである
これは法律論の問題ではないと考える。

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コメント

いつも楽しく拝見しています。
この問題、似非人権団体がDNA鑑定に抗議していることも原因のひとつだそうですね。
まったく、日弁連を始め人権屋達に責任を取らせる方法はないものでしょうか。

投稿: ぱ | 2005/09/20 22:40

まったくあきれました。怖い話です。
しかしね、これと同じ様なことでもありませんがあるんですよ。
日本人の名前と住所から勝手にパスポートやら運転免許書を作っている人がヨーロッパにいるらしい!
こういう技術で儲けているんですよ。
この前、ある人がEU国の役所へ行って「彼女の紛失パスポート」から、
成りすまし中国人がたくさん書類申請していたらしいです。
怖いですよ。

投稿: tachibana | 2005/09/20 23:00

中国人は本当に何でもやりますね。前にクローズアップ現代で放送していましたが、妊娠した中国人女性が、日本人にお金を払い嘘の認知をしてもらい、生まれた子供を日本国籍にしてしまう、というケースも見つかっているそうです。私は移民受け入れに反対ですが、もし将来どうしても移民を受け入れなければならない状況になったとしても、中国人だけはやめてほしいと思っています。

投稿: masa | 2005/09/20 23:20

まさに、戦後は終わらない、ですね。
敗戦から立ち上がって頑張った戦中世代の死に物狂いの頑張り・世界的に例の無い復興は誇れるのだが、その次の世代がいかにのほほんと生きてきたか、こういう事実(知識)を突きつけられると愕然とします。
アンポ・ハンタイの過激さ?の反動から、「政治的な活動・啓蒙がタブー視されて時間が停止した」のかなという気がします。戦う相手を間違えていたんじゃないか、反戦平和・護憲・護憲で押し捲られて思考停止状態が長く続きすぎました。
北朝鮮が拉致を認めたあたりから、日本人は目覚め始めたのだと思います。自民党圧勝もその流れだと見たい。
それが政治・政策に影響していくのは、まだこれから、現在の拉致問題を解決できないで、その過去を思いやるのは無理でしょう。変わりつつあると信じたい・・・。

投稿: 岩手の田舎人 | 2005/09/20 23:24

こんばんは

日本人残留孤児の問題は本当に胸が痛みます。日本に帰国できたものの、その後、何のフォローも無いに等しい日本政府のやり方には怒りを抱いていました。
しかし、「成りすまし」事件は驚愕です。最近こうした偽装事件が多いようで、不安を感じます。偽装国籍、偽装結婚、、、日本だけの問題ではないのでしょうが、いったいどうなっていくのでしょうか。

>この問題、似非人権団体がDNA鑑定に抗>議していることも原因のひとつだそうですね。

日弁連等の「人権団体」の偏り方は本当に酷いですね。
最も腹が立つのは、国内最大の人権問題である拉致事件に何ら有効な発言さえもなされてないことです。
これ一つとってみても、これらの団体の偽善ぶり、いかがわしさが分かります。、

投稿: 円形猫 | 2005/09/20 23:29

>何のフォローも無いに等しい日本政府のやり方には怒りを抱いていました。

フォローしなかったのは、日本政府ではなくて、あなたも含めた日本人でしょうが・・。また、フォローには、金もかかるんだから、その分、納税する覚悟はあるのでしょうか。政府と、自分は別の存在と考える旧思考の人がまだここにはいますか・・。

投稿: katze | 2005/09/21 04:26

おはよう御座います。
生活に馴染む(風習・言語)努力は本人次第。彼等の場合は高齢でありますが、本当に祖国の地を踏みたい暮らしたいという決意があったのならやれると思います。
何処の国でも、中華街があるのがいい例で、他国での生活様式に慣れようとせず、自分達の様式で暮らす。そこが悪の巣窟になる。日本人のパスポートは水戸黄門の印籠ばりの力(ビザいる国が殆ど無い)があり、その取得(偽造も含め)目的も多数あると感じます。亡命した外交官が日本には中共のスパイがいっぱいいると言ってましたよ。

投稿: NZ life | 2005/09/21 07:31

『なりすまし残留孤児』については、
日本に無事居つくと、その後、ぞくぞくと親族を呼ぶらしいです。
一人の孤児に何十人という親族が入ってくるとか。
そういう事を聞いたことがあります。

まだ残っている方で、帰国を希望されている方は速やかに帰って来れるよにうなるように何か声を上げないと駄目ですかね。
中国は広いうえに、民衆に情報を渡すのを嫌う国ですから、帰りたいと思っている人でも、日本と中国との間で帰国政策を取っていることを知らない人がいる可能性も捨てきれないんじゃないでしょうか。
中国は広い…。

投稿: とんとん | 2005/09/21 09:00

ぱさん、初めまして。
そうか、DNA鑑定をやってないんだ。
うかつにも見落としてました。
本人の申し立てと、親族の承認だけでは、こういう事態は十分ありえるということですね。

>日弁連を始め人権屋達<
彼らは勘違いしてますね、人権を。
『成りすまし残留孤児』の疑惑が生まれる余地を残すことの方が人権侵害だと思います。


tachibanaさん、おはようございます。
>成りすまし中国人がたくさん書類申請していたらしいです。
怖いですよ。

スペインでは、パスポート狙いで日本人を襲う専門の連中がいる。
それで外務省が注意を促している、という記事を去年読んだことがあります。
平和ボケ、無警戒の日本人は、もっと自覚するべきです。


masaさん、どうもです。
戦前から日本にいる中国人(華僑)と今の中国人は明らかに違いますね。
もともとモラルが低かったのに、共産中国の無茶苦茶な支配が続くことによって、最悪の状態になってしまった。
移民なんて、悪い冗談です。


岩手の田舎人さん、どうもです。
>その次の世代がいかにのほほんと生きてきたか、こういう事実(知識)を突きつけられると愕然とします。

のほほん世代は、まさに私たちの世代ですな(爆笑)
確かに『団塊の世代』は『左』に偏りすぎた嫌いはあります。
そのシッポを引きずっている人たちも多いですね。
政・財・官界に


円形猫さん、こんにちわ。
>最も腹が立つのは、国内最大の人権問題である拉致事件に何ら有効な発言さえもなされてないことです。

日弁連の左傾化は、裁判官の中での左翼追放が大きく影響していると思います。
元々ちょっと『左』がかっていましたが、今や司法界における足場が日弁連にしかない。
左翼の数少ない『牙城』ですね。


katzeさん、ようこそ。
仰っていること、よく解ります。
ただ、『行政』は「政を執行する」からこそ『行政』なんです。国民の請託を受けて。
ところが、国民の請託を裏切ったり、サボったりする『行政』の姿が一部に見受けられます。
これは厳しく批判するべきです。
思考の新旧とかの個人レベルとは別の問題です。
もちろん、行政に甘え、何でも行政にやってもらうのが当たり前という人たちもいます。
こういう人たちには、より厳しく対応するべきでしょう。
それこそ、血税の無駄遣いです。


NZ lifeさん、まいど~です。
甘えや寄生、いわゆるパラサイトは断じて許せません。
そういう人たちがいるのは事実ですが、やむを得ず生活保護を受けている方もいます。
これは分けて考えるべきだと私は思います。


とんとんさん、こんにちわ。
>『なりすまし残留孤児』については、
日本に無事居つくと、その後、ぞくぞくと親族を呼ぶらしいです。

こういう話、よく聞きますね。
だからこそ、DNA鑑定をやって、灰色の部分を晴らしてやるべきだと思います。
本当の残留孤児がかわいそうです。

>日本と中国との間で帰国政策を取っていることを知らない人がいる可能性も捨てきれないんじゃないでしょうか。
中国は広い…。

可能性は大ですね。
中国は広い…し情報を伝えない。
知らしむべからずです。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/21 11:46

20年前だったでしょうか、コミック雑誌に残留孤児を名乗った女が完璧な英語をしゃべってしまい、日本の公安当局に中国のスパイだとばれてしまう作品が掲載されました。その後中国政府から厳重抗議がきて、出版社は慌てて謝罪する事件がありました。あの国は当然それくらいのことをすると思ってたので、作品に何ら違和感はなかったですが、ナイーブな世論の袋だたきにあった作者はさぞ悔しい思いをしたことでしょう。
その当時、中国と言うだけで妙な幻想を抱く人が多くて困ったものだと思いましたね。特に団塊世代以上の人たちですが。

投稿: 斜め横断 | 2005/09/23 03:16

斜め横断さん、初めまして。
そんな漫画があったとは知りませんでした。

>特に団塊世代以上の人たちですが。

確かにそうですね。
かくいう私もそうでした(笑)
やはり、教育やメディアの影響が大きいですね。
読売新聞でさえ『反米・親中』の論調だったころがあります。
産経新聞は『新聞として認められていない』ころです。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/23 10:53

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