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2005/09/05

極私的エントリー

昨日、できるだけ正確な記事を書こうと、財政関連のサイトを20以上閲覧していたら、
エントリーを書くのに5時間以上を要してしまった。
本当に疲れた。で、今日は、極めて私的なエントリーを上梓することにした。ご容赦を・・・

私は、17歳のときに左翼運動に身を投じ、21歳からは2年間、部落解放運動に参加した。限界を感じた私は、大学に復学し卒業した。
民間企業は相手にしてくれないので、地方公務員試験を受けた。幸い上級職で合格
できた。自治労の支部である職場の労組は共産党が主流派で、社会党系は反主流派だった。
私は社会党系の青年部で精力的に活動した。しかし、すぐに裏が見えた。肝腎なときに当局と妥協するのだ。私は執行部と対立した。

私は、9年間にわたって政治に直接関わった。学生運動、部落解放運動、労働運動。偽善というか、欺瞞というか、運動によって違いはあるのだが、組織の論理が個を抹殺する。これが政治の現実だった。
組織の論理に大義があれば、まだ許せる。が、そんなものはどこにもない。自己保身の官僚主義そのものだった。
※ただ、全共闘運動だけは違う、と今でも思っている※

特に部落解放運動には絶望した。崇高な理念を掲げているのだが、実際は「物取り
運動」だった。暴力で行政や一般市民を威嚇する。「糾弾闘争」=暴力である。
それでも部落大衆が恵まれるのなら、まだ我慢ができた。しかし、一部の者のみが
御殿を建て、部落大衆はそれほどの恩恵を受けなかった。要は、部落の中に新しい
差別が生まれたのである(怒)。

公務員を辞めた私は、商売を始めた。しかし、すぐにダメになった。そこから私の本当の人生が始まった。紆余曲折はあったが、今は人生でいちばん安定している。オカネでは相変わらず苦労しているが、精神が安定しているのだ。

やっぱり私は反米であり、日本と日本人が大好きであり、この国と国民に誇りを持っている。今は、日の丸と君が代を抵抗なく受け入れられる。
幸い、家族には恵まれた。子供たちは私を尊敬してくれている。妻には心から申し訳ないと思っている。

これからも、日本の主権と独立にこだわり続けたい。社会的「逆不公正」は絶対に許さない。真の弱者には膝を折りたい。

構造改革は、けっして弱者切捨てではない。日本が沈没すれば強者も弱者もない。
いや、強者は国が破綻しても、まだ恵まれている。いちばん困るのは弱者なのである。共産党や社民党の主張は破滅への道である。だまされてはならない。

私は、最近、親鸞の「他力本願」に魅せられている。「南無阿弥陀仏」、これが究極ではないかと・・・
無神論者として50年以上を生きてきて、最近そう思う。
人間って何なのか?人生って?生きる意味って?
そんなことを、思春期以来、何十年ぶりかに考える今日この頃である。

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個人」カテゴリの記事

コメント

とってもブルース・フィーリング溢れるエントリーですね!いい感じです。私はいまSonny Terry&Brownie McGeeを聴きながらこのコメントを書いています。B.BのLive at the Regal は若い頃にレコードが擦り切れるほど聴きました。これからもがんばってください。

投稿: 大茶人 | 2005/09/05 21:54

幅広い分野での慧眼と鋭い分析、毎日感服しながら読ませて頂いております。これからもよろしくお願いします。

投稿: Y.N | 2005/09/05 23:19

こんばんは

うーん、、年代が近いと(私は30年代前半)
考え方、感じ方とかが似通ってるんですかね…(苦笑

私も、こうしたエントリーはいいと思います。
精神の深い部分が、匂い立ってくるような文章ですね。

話は変わりますが、最近読んで感動した本を2冊。
西部邁の『友情』と、西尾幹二の『人生の深淵』です。
感想を書きたかったのですが、長くなるのでまた。。

KeithJarrettの「THE KOLN CONCERT」を聴きながら。

頑張ってください。

投稿: 円形猫 | 2005/09/05 23:21

こんばんは。毎日これだけの濃い内容のブログの更新御苦労様です。連日あらゆる政治関連のブログを閲覧しておりますが「依存症の独り言」が私の中では一番楽しみにしているブログです。今後とも頑張って更新して下さい。応援しております。私の世代では考えられない運動を経験されているようですね。またその手の話題をブログで語って頂ければ幸いです。

投稿: サカエイ | 2005/09/06 01:09

 9月2日の毎日新聞に京都のウトロ地区の強制立ち退き問題の記名記事があった。    これは、朝鮮人同士の欲の皮を突っ張らせた醜い争いだが、毎日の記者(在日らしい)は日本の戦争責任や戦後処理の問題にすり替えており、さらに立ち退きを迫っているのが朝鮮人であることを意図的に隠蔽した悪質な記事だった。  今日になっても腹が立ってムカムカしている。                                               正義の味方ずらした左傾新聞・朝鮮半島系団体・部落開放運動家等がウトロ問題をネタにして反日活動(日本を貶めながら金を毟り取る)をしているとしか思えないのですが、坂さんはどう思われますか?  もしこの問題をご存知でしたら、記事を書いてもらえませんか?                            いきなりの厚かましいお願いで、失礼な事は十分承知していますが、様々な運動を経験された貴方なら、内臓をえぐる様な本音の文章を書いてもらえるんじゃないかと勝手に想像しています。   気が向いたらでけっこうです。  宜しくお願いします。

投稿: 月影兵庫 | 2005/09/06 01:22

 挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。
毎日、楽しみに読ませてもらってます。
 一昨日の短い書き込みにもコメントを返して戴いている事に、今気付きました。 有り難うございます。   何時も飲みながらインターネットをしてまして、上の文章も酔った勢いで一機に書いたのですが、少し酔いの醒めた今読み返すととても恥ずかしいです。   名前の通り、オチョコチョイで飲んだくれのアホですが、一つお見知りおきを。

投稿: 月影兵庫 | 2005/09/06 03:08

おはようございます。
人の生き様って美しいです。波乱万丈、辛い事も時が経った後で振り返るといい思い出ですね。
弱者と強者、生まれながらに決まってしまう部分も有るが、その殆どは環境によって生まれるのではないかと感じています。差別と区別は似ていて全く異なる物、生まれながらに違う部分(変えられない部分)を蔑むのが差別、環境に応じて生まれる(努力次第で変化する部分)立場の不均衡を区別と私は思っています。差別は許されざる物ですが、区別される人が弱者を装う事は考え物です。
私は日本人としてプライドを持っています。一生懸命、私の一番好きな言葉です。

投稿: NZ life | 2005/09/06 07:23

部落解放運動が利権化運動化して結局は世間の知る
所になり、一般市民の大いなる不信感を招いた事で
ありましょう。結果的に非部落民の利益を損ねて
しまい新たな対立を生み出してしまったのですから。

まあ、共産党、ましてや社民党の甘言に騙される
お人好しはそうそう居ないとは思われますが
そういった連中の動きには更なる警戒が必要
ですな。特に共産党は昔から破壊的でしたから。

投稿: abusan | 2005/09/06 09:43

マルチレス

>※ただ、全共闘運動だけは違う、と今でも思っている※

あれは可成り大衆的な運動だったと聞き及びます。
当時、安倍晋三少年が祖父であった岸信介首相との
「お馬さんごっこ」で「あんぽ!はんたい!」と言って
父の安倍晋太郎に大変叱られるも一方、岸信介首相
は爺さんの微笑む顔であったといった逸話も有る位で。

当時の大衆は資本主義を貫くか、共産主義運動に
参加するか2者択一を迫られていたと言う事で
尤も共産主義運動が余りにも「裏切り」に脆弱
だった為、前者を選ぶ事になったのですが。

投稿: abusan | 2005/09/06 09:51

大茶人さん
Y.Nさん
円形猫さん
サカエイさん
月影兵庫さん
NZ lifeさん
abusanさん
皆さん、おはようございます。
コメントありがとうございました。
昨日は久しぶりの休みで、不在者投票に行ってきました。
その後、パソコンに向かったのですが、疲れていたのか3時間ほど眠りこけてしまいました。
皆さんのような方々がおられる限り、エントリーは書き続けようと思います。
中国、解同、学会、腐敗公務員、利権政治家、世の中には許せない不正義がいっぱいあります。
これが私のパワーの源です。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/06 11:13

おはようございます

以前は大変丁寧なレス、ありがとうございました
興味深い記事、毎日楽しみにしております

しかしいつも非常に内容があるゆえに、本業に差し支えないかと少し心配ですw

時には息抜きをして、お体を大切に
そしていつまでもブログを続けてください

投稿: おい | 2005/09/06 11:21

三木清の(『人生論ノート』より
愛するもののために死んだ故に彼等は幸福であったのではなく、反対に、彼等は幸福であった故に愛するもののために死ぬる力を有したのである。日常の小さな仕事から、喜んで自分を犠牲にするというに至るまで、あらゆる事柄において、幸福は力である。徳が力であるということは幸福の何よりもよく示すところである。
このような境涯に立てる人生を送りたいものです。念仏思想ではこのような境涯は開けないと思っております。まだまだ老け込む歳でもありますまい。(笑)

投稿: gaku | 2005/09/06 18:54

日々多大な時間を割いている多くのブロガーの皆さんに報いるため?に新聞代わりに記事を渡り歩くの日課にしている私です。
坂さんのブログは、日記的雑談でなく、いつでも過去記事が陳腐化しないまとめられた記事(記事紹介も多い)のが特徴だと思います。それだけまとめの時間がかかる大変な手間をかけていることは理解していますし、これだけの記事をほぼ毎日続けていけることに脅威すら感じます。
いつかこの情熱が報われる日が来ると信じております。

投稿: 岩手 | 2005/09/06 20:59

こんばんは。
私の父は田舎で農業をしていますが、先日、お盆に帰ったときに討論になりました。
やはり田舎の農家の生活は苦しく、「たぶん親父は共産党に入れるんだろうな」と言う印象を受けました。
過去に社会党に何度も裏切られたのにも関わらず、幻想にすがらなければならない父(達)を見て、少し悲しい気持ちになりました。

また、自分の考えが父の思いを砕いてしまった気もして少し後悔しています。
父が生きている間に良い暮らしになって欲しいと思いました。

私も極私的なコメントですみません。

投稿: 団塊Jr | 2005/09/06 21:41

日々の更新ありがとうございます。
これだけ内容の濃い文章を連日書き続けるのは大変なことと思います。
今、政治、時事関連のブログは朝鮮、中国叩きを掲げるブログがあふれています。実際私も中国、韓国の両国及び在日等に関しては吐き気がする程の嫌悪感を覚えます。しかし、それらのブログには些細な出来事、稚拙な事を揚げ足を取るように取り上げ、コバカにし、感情によって書かれた文章があまりにも多いと思います。もっと冷静に、事実を見つめ、資料を集め、その上で批判するべきだと私は考えています。
憎しみの感情がほとばしる文章は、多くの人に受け入れられないでしょう。

投稿: 焚火男 | 2005/09/06 23:08

そうだったんですか…これだけ深い内容が書けるのは、知識の量によるものではなく、実体験に基づくものだったんですね。納得しました。昔ある組合の中枢にいた人を知っています。その人は何がなんだかわからないうちに、祭り上げられてしまったようです。坂さんと同じように内部を知れば知るほど、その犯罪に怒りを覚えたのですね。空色はいわゆる左翼の「精神的リンチ」の手口を研究してみたいと考えています。いずれ坂さんに色々教えていただければ、と思いました。(こういう事言って怒られないかな?)

投稿: 空色 | 2005/09/06 23:37

おいさん、どうもです。
>時には息抜きをして、お体を大切に
そしていつまでもブログを続けてください

お心遣い、ありがとうございます。
財政は、その昔勉強したのですが、今はずいぶん複雑になっており、苦労しました。


gakuさん、ご無沙汰しております。
>日常の小さな仕事から、喜んで自分を犠牲にするというに至るまで、あらゆる事柄において、幸福は力である。徳が力であるということは幸福の何よりもよく示すところである。
このような境涯に立てる人生を送りたいものです。

ありがとうございました。上記のごとくありたいと存じます。


岩手さん、初めまして。
>いつかこの情熱が報われる日が来ると信じております。

ありがとうございます。
何が不正義なのか、私の思い込みの部分もあると思いますが、皆さんに問いかけていきたいと思います。


団塊Jrさん、初めまして。
極私的なコメント、すごく重い内容ですね。
私は、努力しても報われない、懸命に頑張っているのに成果を手にできない方々には、それなりの対応が必要だと思っています。
弱肉強食では社会は成り立ちません。


焚火男さん、初めまして。
>しかし、それらのブログには些細な出来事、稚拙な事を揚げ足を取るように取り上げ、コバカにし、感情によって書かれた文章があまりにも多いと思います。もっと冷静に、事実を見つめ、資料を集め、その上で批判するべきだと私は考えています。

上記、激しく同意いたします。
私もそうありたいと、常々心がけているつもりです。


空色さん、どうもです。
>いわゆる左翼の「精神的リンチ」の手口を研究してみたいと考えています

これは、難儀な作業になりそうですね。
学会の方が書きやすいと思います(笑い)

投稿: 坂 眞 | 2005/09/07 12:49

ちょっと遅れたコメントになりましたが、いつも楽しみにしています。また、色々勉強になります。でも、毎日更新というのは大変ではありませんか。あまり無理なさらずに、この有意義な活動を続けられることを願っています。

投稿: masa | 2005/09/08 03:43

masaさん、どうもです。
エントリーを書くのが生きがいみたいになってしまいました(爆)
まあ、無理はしたくありませんが・・・
けっこう面白いのです。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/08 10:29

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