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2005/09/23

海自出動を検討し始めた政府

東シナ海の天然ガス田「天外天」の生産開始が確認され、我が国が抗議を行ったばかりだというのに、中国は更なる動きを見せている。
今、開発中のものとは違う、まったく新しい天然ガス田開発を進め始めているのだ。

(以下、引用)

日本政府が主張する東シナ海の日中中間線付近の中国側海域で、中国が新たな石油ガス田開発を進めている可能性が高いことが22日、明らかになった。
防衛庁と海上保安庁が確認したもので、中国側が中間線付近でのガス田開発を着々と進めていることが改めて浮き彫りになった。政府は、来週後半にも再開する日中局長級協議でこれら海域の地下資源に関する情報提供を求めていく考えだ。

中国が開発を進めているとみられるのは、中間線の中国側に存在する平湖石油ガス田の北方海域。海上自衛隊のP3C対潜哨戒機と海上保安庁の航空機が今夏、やぐらのようなものが輸送船で運び込まれているのを確認し、政府関係者の中では「試掘用のリグ(海上基地)ではないか」との見方が強まっている。
(以下略)
東シナ海 中国が新ガス田 試掘やぐら?搬入
(2005年9月23日 産経新聞)

中国の言う『対話を通じて、問題の妥当な解決を図る』という言葉が、既成事実を積み上げるための時間稼ぎであることが益々はっきりした。
しかも、今月9日に続き、再び軍艦による示威行動を行っている。

(以下、引用)

中国海軍が18日、日中中間線付近の東シナ海で開発中の「春暁」(日本名・白樺(しらかば))ガス田付近に向け、軍艦5隻を派遣していたことが、日米関係筋の話で分かった。9日にも軍艦5隻がガス田付近を航行したが、今回は上海近くの母基地を出航後、ガス田の手前数十キロで引き返した。ガス田付近で紛争が起きた場合に備え、軍艦を即時に展開する訓練をしていたとみられる。中国は偵察機によるガス田の監視飛行も始めているという。
(以下略)
春暁ガス田近海に軍艦5隻派遣 中国、紛争想定訓練か
(2005年09月23日 朝日新聞)

これに対して我が国政府は、どう対応しようとしているのか?実は我が国政府も、最悪の場合、海上自衛隊出動の可能性も含めた対応策を検討しているのだ。

(以下、引用)

第3次小泉内閣で再任された中川昭一経済産業相は22日、日本経済新聞社との会見に応じ、東シナ海のガス田で中国が採掘作業を進めていることについて「中国が作業をまず中止することが必要だ」と強調した。
対抗措置として準備が進んでいる帝国石油の試掘に関連し「民間の作業に影響が出る場合は法律で保護されなければいけない」と語り、政府で海上自衛隊による警備などを可能とする関係法整備を急ぐ考えを示した。
(以下略)
ガス田試掘へ法整備急ぐ・中川経産相
(2005年9月23日 日本経済新聞)

ところが中川経産相は、初閣議後の大臣記者会見で、上記の発言と相反する言葉を吐いている。

(以下、引用)

たしか、この場で先方から何もなければこちらから対応するという趣旨のことを申し上げたら、一部のマスコミでは、何かこちらがどんどん、どんどん先に進めるぞという趣旨で報道されたのですけれども、あれは若干趣旨が違っています。
(抜粋)
初閣議後大臣記者会見の概要
(2005年9月21日 経済産業省)

しかし、こうして、公式会見では低姿勢の発言をし、単独会見では本音を漏らすというのが政治家の常套手段なのだ。公式会見での発言は否定できないが、単独会見の発言はいくらでも釈明できるからである。
私は「中国の侵略に反撃せよ!」の中で、『経済産業省は、海上保安庁や防衛庁などと「作業船」の護衛についても検討する予定だという(読売新聞)』と書いた。
ところが実際は、既に4月の時点で、自民党内では『海上自衛隊の出動を想定した法整備』の検討を始めていたというのである(自民党筋)。
なぜなら、現行法のままでは、(領海侵犯等の)有事が勃発しない限り海上保安庁の巡視船で対応するしかない。だから、有事が勃発する前段でも海上自衛隊が警備出動できるよう法整備をする、ということだ。

町村信孝外相が、7月初めに、チャイナスクールのドン・阿南惟茂中国大使を更迭すると発表したのも、こういう政府・自民党の動きを受けてのものと考えれば納得がいく。後任の飯村豊インドネシア大使は、中国人脈とは縁がない。

(以下、引用)

町村外相は2日、阿南惟茂中国大使を代え、後任に飯村豊インドネシア大使の起用を内定した。 また、田中均外務審議官(政治担当)の勇退を認め、後任に西田恒夫総合外交政策局長を充てる人事を固めた。 飯村氏は今秋、西田氏は8月中にも発令する。
(以下略)
中国大使に飯村氏内定、外務審議官には西田氏
(2005年7月2日 読売新聞)

阿南氏は、例の瀋陽総領事館事件で、脱北者を「追い返せ」と発言した、どうしようもない外務官僚である。帝国石油に試掘権を与える件についても、阿南氏率いる外務省のチャイナスクールは『中国海軍が出てくる』と言って強行に反対したそうである。
しかし、親中派のドン・野中広務氏は引退し、野中氏側近で外務省を支配していた鈴木宗男氏は追い落とされ、失脚した。チャイナスクールが反対しても、町村-中川コンビには歯が立たない環境が整備されたということだ。

私は、これまでのエントリーで『小泉内閣になって日本外交は明らかに変わった』と書いた。もちろん、主権外交と呼ぶにはまだまだ不十分だが、間違いなく変化している。これが、私が小泉首相を支持した理由の一つである。
あとは、実行あるのみである。毅然とした態度で、原則的立場を貫いてほしい。

関連記事1:中国の侵略に反撃せよ!
関連記事2:中国の侵略に反撃せよ!part2

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中国(政治)」カテゴリの記事

コメント

私も坂眞さんが望んでるように望む一人です。そう望んでる日本人は大勢おり、これからもっと増えていくと思います。本当にこれから日本が変わっていき自立してくれることを望んでいます。やっと、これからうまい酒が飲めるようになるかもしれませんね。日本のスポーツ選手はがんばっており、最近は特に彼らが日本人の誇りを見い出させてくれてますものね。今度は外交の番ですね。私の怒りが喜びに変わるかも。がんばれ日本!

投稿: 冒険ダン吉 | 2005/09/23 17:56

小泉政権は対中政策では戦後最高のレベルにあると思う。もちろん十分ではないのは言うまでもないが、これまでと比べたら全くすばらしいの一言だ。

ただし朝鮮への対応が非常にみすぼらしい。小泉政権には、朝鮮対策をもっとがんばってほしい。

投稿: 楼主 | 2005/09/23 19:06

こんばんは。
大変嬉しいことですね。自民党嫌いの私も、断固小泉支持に変わった。首相に再就任後、官邸にメールをした中に、この内容を認めておきました。
小泉さんに代わって、国内経済が上向いた事は元より、国際関係に力強さが見えてきた。自国の利益すら守れない、屁っ放り腰の日本は大嫌いだったが、今の日本は良い方向へドンドン向かってるのが解る。対中国関係も国連関係も、確りした姿勢を見られる事は、日本人として大変誇りに思えます。

投稿: NZ life | 2005/09/23 21:32

こんばんは。
私も同じく、政府は中国に対して、毅然とした態度で、原則的態度を貫いて欲しいと思います。
町村ー中川コンビを応援したいです。
先日、18日のテレビ朝日の番組でも、櫻井よしこさんが海上自衛隊が出動して、帝国石油を守って欲しい・・・と話していました。その時、こちらの中川秀直氏は反応しなかったように思えて、歯がゆさを感じましたが・・・。

投稿: dekotyan | 2005/09/23 23:48

やっと、普通の反応を示すようになってきましたね。
友好を損ねるとかいう嘘で固めて、譲りっぱなし。結果、中国の軍艦まで招き入れた。
普通にやっていればいいんです。
そうしたら相手も、好き放題にはしてこない。ただそれだけのこと。
ことを荒立てたくないのは向うの方です。
中国に進出している資本も引き上げる準備ですね。

ところで、
日本を代表する経済新聞の編集委員様の主張ですが、中国へ”出遅れた日本の銀行”ということを言っています。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/ota/20050915nb89f000_15.html
出遅れどころか行かなくて良かった、今後もそうしたほうがいいと漠然と思うのだが、「プロの視点」は違うのだそうな。
過去に”半島や大陸と関わって良かったためしがない”という史実をまじめに考えたことが無いようです。

投稿: 岩手の田舎人 | 2005/09/23 23:49

こんばんは、坂眞さん。

私も海自が当海域に出動するのを、検討するのは賛成です。しかし、今の法制では、もし出動しても、行動にはかなり制約されると思います。

日本側EEZより中国側で採掘されては文句が言えないと思うし、地下で日本側に繋がっているから、という言い分を、世界でどれだけ信用されるか。ましてや、国連で問題になっても、拒否権で終わるのではないでしょうか?

海自を動かしても、向こうにとって、どれだけ脅威に感じるかは、専門家でないのでわかりません。しかし、素人目で、領海を侵犯されても、相手側の攻撃がない限り、反撃ができない軍隊なんて、どれだけ、有効かはわかりません。

そういった面でも、もう少し、冷静に見るべきではないでしょうか?
(中国憎しの気持ちを、私も持っていないわけではありませんし、海自の出動には賛成です。しかし、だからといって、安直に開戦というのは反対です。少なくとも、平和ボケした日本人には、反対派も少なくないでしょうね。)

投稿: Mars | 2005/09/24 00:54

こんばんは。
 すごい勢いで日本の病んだ現状を浮彫りにし糾弾する能力と、誠実な人柄に、心から敬服しています。前にも申したように、時間経過のスケールが凡人と違うようで、呆れるばかりです。
 しかし、『小泉内閣になって日本外交は明らかに変わった』から、今までの日本と違うと評価していいものなのか、私には悩ましいのです。中国は間違いなく、相手が相当の覚悟と準備をして、強硬に出れば、無理筋の主張も退くでしょうが、我が国・国民にその覚悟と準備はあるのでしょうか。
 我が政府は、小泉と外務省は、東京裁判史観を肯定することで、国際世論の風圧を乗り切ろうとしているように感じます。このような腰の座らない政府・外務省に不安を感じるのです。『……日本外交は明らかに変わった』と評価するのは、悩ましいのです。

投稿: toshi | 2005/09/24 01:32

こんばんわ。
日本は、中国とだけでなく、
わが国、わが国民=マスコミが捏造するいわゆる世論
国際世論の風圧=特定アジアの妄想と、それに反応する国内の反日勢力
とも戦っていかねばなりません。
あわてないで、今後の対応をじっくり見ていきましょう。

投稿: takayuu | 2005/09/24 03:59

愛知 和男(68)という政治家がいます。
今回自民党から出馬依頼を受けて、比例単独候補者として東京ブロックで当選、政界に復帰(24年間衆議院議員)した人物です。
(自民党から新生党、新進党へと移り、2000年の総選挙で落選。地盤を息子の治郎氏(現・自民党参議院議員)に譲り渡して引退も、今回復活という経歴。)
経歴・主張を見ると政治的野心とういうよりも、理想を追う人のように見受けられます。
新人議員がちやほやされて、外交的に緊迫した状況で太刀打ちできるのか危なっかしい中、こういう筋の通った主張をもったベテランに当面頑張ってもらいたいと思うので、紹介させてください。

ムサシさん(燃えよ!ニッポン:武士の国! http://houkoku.air-nifty.com/busi/ )も、「立派な保守政治家」として認定してくれましたので安心して紹介。(笑

HP
http://www.aichi-kazuo.net/index.html

主張の一例。
なぜ日本はこれ程までに北朝鮮に馬鹿にされるのか
http://www.aichi-kazuo.net/opinion/2004html/1217.html
終戦60年に当たり、改めてアメリカに原爆投下の反省を求めたい
http://www.aichi-kazuo.net/opinion/2005html/0816.html
日本の植民地支配より、はるかにひどい植民地支配があった
http://www.aichi-kazuo.net/opinion/2005html/0818.html
国会解散によって政界再編成が起こらなければ、国会を解散した意味はない
http://www.aichi-kazuo.net/opinion/2005html/0809.html
靖国参拝に固執する小泉首相は、どういった信念を貫こうとしているのか
http://www.aichi-kazuo.net/opinion/2005html/0616.html
日本が目指す国連改革は安保理改革だけではない
http://www.aichi-kazuo.net/opinion/2005html/0527.html
民主党は政府に対して郵政民有化法案を一刻も早く国会に出せと主張すべきである
http://www.aichi-kazuo.net/opinion/2005html/0418.html

Life work(平成憲法・愛知私案)
http://www.aichi-kazuo.net/kenpou/

宮城県は岡崎トミ子( http://www.tamanegiya.com/okazaki.html )みたいな者ばかり輩出しているわけではありません。(笑

投稿: 岩手の田舎人 | 2005/09/24 11:40

みなさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。

今回の政府の動き、当然と言う方と、まだまだ小泉内閣と今の日本人(の精神構造)に不安をお持ちの方と両方おられるようですね。
しごく当然だと思います。
ただ、自衛隊が実際に武力行使できるのかどうかは別として、帝国石油の試掘作業を海保ではなく海自が警備するというところに意義があると思います。
当然メディアの反応も国民世論も割れる。
それが国民の間に大きな論議を呼び起こし、国民意識の変革と反日メディアのあぶり出しにも繋がると思います。


中川秀直氏→日経新聞出身の政治屋です。
森元首相の側近。次期改造では外されると思います。

愛知和男氏、愛知 揆一氏(佐藤派)のご子息と記憶しております。
父親は非常に有能な方でした。
息子さんもそうだと思います。
あとで、サイトを拝見します。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/24 11:59

小泉さんが首相になってから、歯がゆい面もあるが少しづつ外交路線が変わってきましたね。政治家が中韓を怒らせるような発言をしても更迭されなくなったし。
この上は、早急にガス田試掘の為の法整備を急いで貰いたいです。

>Marsさん
>だからといって、安直に開戦というのは反対です。

私も、開戦というのは反対です。ただ、日本側のガス田試掘の際は、海自に護衛させるべきだと思います。民間人だけでは、どんな妨害を受けるや知れません。法でガチガチに縛られた自衛隊を出動させてどれぐらい有効なのか分かりませんが、何もしないより、海自を出動させる方が、ガス田で働く人を守ることもできるし、日本政府の断固たる姿勢を見せることが出来ると思います。これは、中国が憎いとかそういう問題ではなく、国益を守る為だと思います。

投稿: なつなつ | 2005/09/24 12:16

なつなつさん

ご指摘ありがとうございます。
EEZの日本側試掘の際、海自の護衛には私も賛成です(中国艦艇が日本側に侵入しても、すぐには攻撃できない等、問題はあるとは思いますが)。中国憎しより、国益という指摘、ごもっともです。おっしゃるとおりだと思います。

投稿: Mars | 2005/09/24 14:53

なつなつさん、こんばんわ。
Marsさん、どうもです。
>何もしないより、海自を出動させる方が、ガス田で働く人を守ることもできるし、日本政府の断固たる姿勢を見せることが出来ると思います。これは、中国が憎いとかそういう問題ではなく、国益を守る為だと思います。

まさに、そういうことだと思います。
コメントありがとうございました。
大いに参考になります。


投稿: 坂 眞 | 2005/09/24 21:33

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