« 日本の警察は立ち直れるのか? | トップページ | 新しい冷戦が始まった? »

2005/09/02

少子化について

読売新聞が、今回の選挙で有権者の関心が高い争点として(1)税財政改革、(2)少子化、(3)年金 の三つを上げている。(1)税財政改革については一昨日のエントリーで
取り上げたので、今日は(2)少子化について書いてみたい。

(以下、引用)
衆院選で有権者の関心が高いテーマの一つが少子化対策だ。1人の女性が生涯に
産む子供の数の平均を示す「合計特殊出生率」は長期低落傾向が続いており、2004年は1.289と過去最低を更新した。

出生率は第2次ベビーブーム(1971~74年)までは2.1前後で安定していた。だが、89年には、それまで戦後最低だった「丙午(ひのえうま)の66年」を下回る1.57(出生数約125万人)にまで低下した。

危機感を強めた政府は少子化対策を進めているが、04年の出生数は111万人と、
第1次ベビーブーム(47~49年)の4割、第2次ブームの6割にとどまる。

少子化の影響は、計り知れない。

国立社会保障・人口問題研究所の推計(標準的シナリオ)では、社会を支える「働き手」である15~64歳の生産年齢人口は2030年に7000万人を割り込み、ピークだった
95年(8717万人)と比べ2割も減る。現在は約4人の現役世代が65歳以上の高齢者1人を支えているが、30年代は2人で1人を支えなければならない計算だ。

この結果、現役世代の年金・医療などの社会保障や税負担が重くなり、個人消費や
経済全体が停滞する――という負の循環に陥りかねない。
(後略)
出生率過去最低1.289 育児環境の整備必要
(2005年9月1日 読売新聞)

読売新聞は、少子化の背景として

①子育てに関する経済的な負担増
②仕事と子育てを両立する環境整備の遅れ
③結婚や出産への価値観の変化
④若者たちの間でフリーターなどが急増して、経済的な自立力がない

を上げている。確かにそのとおりである。

子育てに関する経済的な負担は、我々が子供のころの比ではない。我々のころは、
田舎だったせいもあって、習い事は珠算と書道くらいだった。塾に行く子は極めて稀。
ところが今の子は、塾はもちろん、ピアノ、英会話、スイミング・スクールなども当たり前になっている。大学進学率も、我々のころは25%くらいだったが、現在では44.2%に
達している。つまり4人に1人だったのが、今では約2人に1人が大学に進学していることになる。

女性の仕事に対する意識も確実に変わっている。我々のころは、女性は高卒と短大卒が企業から歓迎され、四大卒の女性は敬遠された。なぜなら「寿退社」が女性の常識で、24~25歳で辞めてしまうから、企業は四大卒の女性では元が取れなかったからだ。
今は、結婚しても会社を辞めない女性が多いし、結婚よりも仕事を選ぶ女性もけっこう
いる。その一方で、働く女性の子育てを支援する体制は、社会、企業ともに相変わらず
貧弱である。

また、我々のころは、まだ見合い結婚がけっこう多く、女性の結婚に対する憧れも今より強かった(と思う)。また、結婚すれば子供を作るのが当たり前だった。
DINKS(Double Income No Kids )という言葉が流行したのは、1988年ごろだったと
思う。つまり、そのころから子供より経済的豊かさと自由を求める夫婦が増えてきたのである。

フリーターとかニートというのも、我々の若いころは考えられなかった。学校を卒業したら働くのが当たり前。学校を卒業して定職に付かない者は落伍者と看做され、白眼視された(女性は別)。
私の会社にも若者が入社してくるが、25~26歳になって初めて定職に付くという者が
けっこういる。

このような、時代的・社会的背景下にある少子化傾向を転換させる方法があるのだろうか?①~④のうち、政策的な対応が可能なのは②くらいである。

方法の一つとして上げられるのが、女性の子育てにおける負担を軽くしてやることである。つまり、男性も子育てを分担して受け持つのだ。このためには、男性の仕事や会社に対する意識を革命的に変える必要がある。また、会社も男性に育児休暇や育児休業を認めるという、制度の根本的な変革を求められる。
これは、けっこう難しい。私自身を例にとれば、育児のために会社(仕事)を休むなんて考えられない。また、色んな会社を知っているが、男性に育児休暇や育児休業を認め
そうなところはほとんどない。

私が就職したころは、隔週休2日制がやっと普及し始めたころだが、当時は官民を挙げて完全週休2日制を早期に普及させるという意識と雰囲気が社会にあった。欧米並みの豊かさを少しでも実感したいという空気みたいなものである。
男性の育児休暇や育児休業を認めさせ、普及させるには、そういう全社会的な盛り
上がりが不可欠なのではないか。つまり、それが世論にならなければ実現しないということだ。

フリーターやニートを少なくするには、家庭や学校において、「自主性としての自由」や「責任を伴う権利」を徹底して教育すること、働くことや税金を納めることの大切さを自覚させることだが、肝心の大人にその意識が希薄な者がけっこういる現実を考えると、
これも難しい。

やはり、現役世代の社会保障費負担や税負担が重くなり、個人消費や経済全体が
停滞する――という負の循環に陥ることを防ぐには、まず世論の喚起と、それに伴う
国民意識の変革が必要かつ重要なのではないか。

今回の選挙戦で、子供1人当たり月額5000円(第3子以降は1万円)の児童手当を支給すると訴えている政党があるが、これは単なる税金の無駄遣いで何の効果もない。
政治のレベルがこの程度では、ますます前途は暗いと言わざるを得ない。

人気blogランキングへ
↑記事に何か感じるところがあれば
クリックしてくれると元気になれます。

|

« 日本の警察は立ち直れるのか? | トップページ | 新しい冷戦が始まった? »

政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
人口減少で解り易いのは、1960,70年台に農地が住宅地に変わってきた逆の現象がおきると言うことです。ただし、細切れの土地や家屋が発生し治安にも影響が出てくると思われます。行政がそれらの土地を買い上げ、まとめてから農地や公園、森林に転換していくことが考えられます。
そのほか家庭で使用する殆どの物の販売が減少することになります。世帯数が減るのですから当然です。
そんな縮小社会でGDPを維持していくには、
科学力を高めるほか手は無いように考えます。

投稿: nasadon | 2005/09/02 22:01

今回は社会主義者っぽい意見ですね。

投稿: 蔵信芳樹 | 2005/09/02 22:17

フリーターやニートが増えているのは
左翼教育の賜物だと思います。
個人主義で共同体無視。社会奉仕精神ゼロ。
自虐教育のエスカレートで自信喪失の若者。

少子化もジェンダーフリーの影響ではないですかね?

投稿: カムイ | 2005/09/02 22:58

nasadonさん
蔵信芳樹さん
カムイ さん
こんばんわ。

>科学力を高めるほか手は無いように考えます。

この点は、未だ手の打ちようがあります。

>今回は社会主義者っぽい意見ですね。

というより、有効な案というか、考えがまとまらない。
それだけ難しい問題だということです。
経済や外交の方が割り切れる。

>フリーターやニートが増えているのは
左翼教育の賜物だと思います。

「自主性としての自由」ではなく「依存心の強い自由」、「責任を伴う権利」ではなく「義務を果たさない権利」。
これらは学校教育の責任も大きいですが、家庭=親の責任も大です。
学校教育もそうですが、家庭教育の崩壊も絶望的。
親が子供に尊敬されないなんて、私には考えられない。
これこそ異常です。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/03 00:18

このテーマに関しては言いたいことが多すぎるのですが、まず私は少子化自体悪いこととは考えていません。少子化とは人口減少であり、人口が減少した方が都市の過密や渋滞も緩和され、食料生産もごみも減らすことができ、地価も下がるでしょう。年金が破綻するから少子化が悪い、というのは本末転倒で、若者の稼ぎを高齢者に回す今のシステムの方を変える必要があるでしょう。この点では、消費税を年金の基礎財源に当てる民主党案に私は賛成です。ただ、子供を生みたいのに社会的経済的理由で生めない人がいる、というのは良くないので、これは環境整備する必要があると思います。

投稿: masa | 2005/09/03 00:53

こんばんは。いつもコメント有り難うございます。少子化対策は今後の日本の重量課題だと認識しています。企業の産休や育児施設の利便性を高めて行く事が重要だと思います。職種にもよりますが、日本の企業は産休を認めていない会社が多すぎます。子供を産めば会社を辞めなければならないから・・・と言う人を何人も知っています。託児所の利便性が悪い為に正社員になれないとか多数の問題を聞かされ他人事ではないなぁと感じました。政府が子供を安心して生める環境を整えてあげる必要性を強く思います。
人口減少に歯止めが掛からないようでありば左翼政党が中国人や朝鮮人の移民を推進しようとする可能性が高いと考えているからです。
今回のテーマとは違うのですが極左民主党は沖縄を支那に提供しようとしているのがミエミエですが、日本を支那の属国化にして日本を共産主義社会にしようとしているのでしょうか?到底理解出来ず狂っているとしてか思えないのでが・・・。
極左議員どもは日本をどうしようとしているのでしょうか?

投稿: サカエイ | 2005/09/03 01:28

私が住んでいるところは後20年くらいで人口が半分になるかと思うくらい平均年齢がかなり高いです。
人が住んでいない家屋もあるし、子供が遊んでいる姿をあまり見かけなくて寂しい限りですわ。
都会と比べて有利なのは農地・山林があるくらい(荒廃してますけど)ですから、農業・林業を活性化する施策はないものか?と思うところです。日本にある貴重な資源です。
あちこちで森林税なるのもが論議されていますね。岩手県(県土の77%が森林)でも森林税が導入される見込みです。どう活かされていくかについては未知数ですが・・・。

郵政民営化議論のわかりやすい解説として見つけた記事を紹介しておきます。
↓再び郵政民営化について
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/d/20050824
↓夏休みの宿題提出・・・再び郵政民営化!!
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/d/20050830

投稿: 岩手の田舎人 | 2005/09/03 02:04

坂 真さま

おはようございまあす

トラックバックをありがとうございます
はい、おっしゃるとおりに2つ入ってましたので
ひとつ削除させていただきました
うちのブログは今荒れまくってますが
わたしはマイペースなので元気です(もうわかってますねえ
うふふ
  しゅがーより

投稿: sugar | 2005/09/03 04:26

先日読んだ本で、既婚者の産む子供の数は70年代とそう変わらない。
ではどこが変わっているのかと言えば、結婚する人が少なくなっている……と、いうことが書いてありました。
数字が書いてありましたが、少し古く90年代のもので、今がどうなっているのかは判りません。
本当に結婚する人が減っているのでしょうか?

確かに私の回りを見ると、30歳を過ぎても、独身の女性は本当にたくさんいます。
反対に結婚した人は2人3人と産んでいる人が多いです。

女ひとりでも今は生きていけますし、親の世代よりも独身でいても世間の目も厳しくない。
結婚しない理由は個人個人でさまざまです。
でも独身主義という人はほとんどいない。いい出会いがあれば結婚すると言ってますね。

う~ん、義務や回りからのプレッシャーがないから無理やり結婚はしない。
これはいいことなんでしょう。でもそれで少子化になっていると言われると、どう解決していいのか分からないですね。

言えるのは女は仕事か子供か、二者択一を迫らることではないでしょうか。
二つとも選ぶことは不可能ではないですが、この場合、仕事だけをしていれば自分の義務は果たせていると考える男性より、遥かに女性にかかる負担は身体的にも精神的にも大きくなります。
その大きさにひるむのではないでしょうか?

女性も弱くなったのかな?
男性は?

投稿: とんとん | 2005/09/03 07:45

おはようございます。
日本を含めた先進国では少子化が当たり前になってしまいました。私思うに、世界が平和である(局地戦闘を除く)という事が心理的に影響がある。極端な例は、9/11テロの後、NYでベビーブームになった様に、人間の本能に由来する部分を感じます。(大戦後の子供の多さも)
私のいる国では移民の流入による、大量の現地知識層の海外逆流失も少子化と並行して大問題になってます。(税金に扶養控除など無く、年収420万で最高税率なる)
日本人の労働人口が減り続ける事は確かですし、労働力確保のため、移民を入れるしか方法が無いのかもしれません。そうなると人権擁護法案を確実正確に作らなければならないと感じます。
日本の国債を返済し続ける為に、2つを選んで下さい。あなたは移民(中国人等)を大量に受け付けますか、子供を作りますか?の方が効果有りそうです。

投稿: NZ life | 2005/09/03 07:59

masaさん、おはようございます。
>人口が減少した方が都市の過密や渋滞も緩和され、食料生産もごみも減らすことができ、地価も下がるでしょう。年金が破綻するから少子化が悪い、というのは本末転倒で、若者の稼ぎを高齢者に回す今のシステムの方を変える必要があるでしょう。

こういう見方も確かにありますね。

>ただ、子供を生みたいのに社会的経済的理由で生めない人がいる、というのは良くないので、これは環境整備する必要があると思います。

これ、非常に重要だと思います。


サカエイさん、どうもです。
>子供を産めば会社を辞めなければならないから・・・と言う人を何人も知っています。託児所の利便性が悪い為に正社員になれないとか多数の問題を聞かされ他人事ではないなぁと感じました。政府が子供を安心して生める環境を整えてあげる必要性を強く思います。

同感です。
ただ、外国人労働者の件は頭痛いですね。
ドイツの現状を見ると否定的にならざるを得ませんが・・・
フィリピンとのFTAで、介護関係の要員を受け入れるとかが、記事になっていましたね。
3K労働や低賃金の仕事は外国人、という欧米(米国は不法移民)みたいになる可能性は強いと思います。


岩手の田舎人さん、まいどです。
私、65歳を過ぎたら田舎に帰ろうと思っています。
それから、民営化のBlogご紹介いただきありがとうございました。
郵政民営化にますます確信を持ちました。


sugarさん、どうもです。
お元気そうで何よりです。
頑張ってください。期待しています。


とんとんさん、おはようございます。
>言えるのは女は仕事か子供か、二者択一を迫らることではないでしょうか。
二つとも選ぶことは不可能ではないですが、この場合、仕事だけをしていれば自分の義務は果たせていると考える男性より、遥かに女性にかかる負担は身体的にも精神的にも大きくなります。
その大きさにひるむのではないでしょうか?

やはり、そうかもしれませんね。
頭の痛い、難しい問題です。


NZ lifeさん
日本もようやく陽射しが秋めいてきました。
東京は、夜の帳が早くなりました。
>日本人の労働人口が減り続ける事は確かですし、労働力確保のため、移民を入れるしか方法が無いのかもしれません。そうなると人権擁護法案を確実正確に作らなければならないと感じます。
日本の国債を返済し続ける為に、2つを選んで下さい。あなたは移民(中国人等)を大量に受け付けますか、子供を作りますか?の方が効果有りそうです。

この2択は面白い(笑い)。
しかし、
>労働力確保のため、移民を入れるしか方法が無いのかもしれません。

という気もします。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/03 10:40

人口が減少した方が都市の過密や渋滞も緩和され・・・という意見は人口のピラミッドが三角形を保っていられるという前提があって初めて成り立つというのをどこかで読んだことがあります。この三角形が保たれるならば人口が8,000万人に減ろうとも財政や年金制度にさほど問題は起こらないということだそうです。

が、しかし人口減による国力の低下、日本の場合は経済力が主になると思いますが、この経済力の低下という事実を日本国民は受け入れられるでしょうか?例えば、人口が3割減少したからと言って単純にGDPが3割減少するとは思いません、いや逆にもっと減る可能性もありますが、生産性の向上や女性や高齢者の活用による労働市場の流動化で、どれだけカバーできるのか全く予測不可能ですが、それだけでは到底カバーできないような気がします。

だからこそ財政の健全化と年金制度の改革は現在の日本にとっては非常に重要な問題だと思うのですが、少子化に歯止めを掛ける方策についての具体的で明快な解決策をほとんど見掛ける事がないのはやはりまだ誰にも分からないということの裏返しなのかもしれませんね。今回のエントリーで、非常に難しい問題だと改めて思いました。

てか、30代で未婚の私なんぞがここで長々とコメントするくらいならさっさと結婚して子供を作ってくれと言われそうですが^^; 失礼しました(笑)

投稿: yyz88 | 2005/09/03 13:38

はじめてコメントさせて頂きます。
人口減少については、そのスピードを緩めることは政策によって不可能ではないが、人口減少そのものを止めることはできないと思っています。
ただ、人口減少社会が必ずしも暗澹たるものになると言うのは、言えるわけではありません。
労働者賃金については向上、国民一人あたり所得についてはほぼ現状維持と推計しているところもあります。
ただ、日本という国の国力が現状よりは低下することは間違いないでしょう。もっとも、現状の日本は国力に比して外交能力が著しく低いですから、やり方を変えればそれにも対応できると思います。

ただ、高齢化率が急速に増加するここ20~30年は、社会構造の変化を伴わざるをえないので、問題は大きいでしょう。
人口減少と言うよりは、年齢構成の比率が急速に変化する時期の社会が厳しいという理解を私はしています。

以上、勝手なコメントすみません。

投稿: masashi | 2005/09/03 13:40

いつもたのしく拝聴しています。聴は目偏ですかね。
 すでに人口が減ってもよい言う意見が上にありましたが、私もその立場で、コメントします。
 人口問題には、日本のあるべき国の姿や国力を示して、適正人口を議論するというやり方もあるのではないでしょうか。充実した中規模の国家をつくるなら、8千万人が適正という学者もいたかと思います。
 8千万人に減った場合の国力低下を心配される向きもあるでしょうが、ここのミソは、中規模の国家をつくるというコンセプトです。大国を目指すのが幸せか、中規模でも充実した国家の方が幸せかという、選択です。おおいに議論する価値があると思います。

 人口減少にたいする危機感についても、もう少し負担する子供達の目で批判的に分析する必要があるようにも思います(危機感の内容は読売の論調で、それに対する批判です。つまり、読売の言い分は、現世代のわがままで、多いに不満です)。負の循環に陥るのがいやなら、何処かの世代が痛みにたえてることであり、まずは、いまの世代から始めることかと思います。人口増で解決を目指すというのはいかがなものかと思います。

 また、負の循環に陥ることを防ぐために、意識変革の必要をいわれていますが、意識変革に関係ありそうなのは、少子化の背景②、③、④です。このうち、私は、少子化の原因は、圧倒的に③が大きく、次に④かなと考えます。しかし、③の結婚や出産への価値観の変化 は後戻りしないと思っており、③に対しても、もっと議論があってもよいと、ふと思いました。

投稿: toshi | 2005/09/03 13:56

フリーターやニートに対する風当たりが強そうですが、私はどちらかと言うと彼らに対して同情的です。この10年ほど、正社員の労働条件が悪化しています。人員がどんどん減らされ、仕事量が増え、残業が増え、多くの人がストレスを溜め込んでいます。かと言って会社を辞めると再就職が難しい。特に40歳以上になると、年齢制限がある。会社にとって都合が良く、個人にとって息苦しい労働環境なのです。
私はこうした会社中心主義から個人中心主義へと、社会の価値観を転換してほしいと思います。具体的には、年齢制限をなくし、パート・アルバイトの給料をもっと上げること。彼らの保険や年金も、正社員と同じ割合を会社が負担すること、等です。そうすれば今より皆多様な働き方を選べるようになり、労働人口も増え、息苦しさも減るでしょう。でも、こうした改革はどうも、自民党にはできそうにないのですが。

投稿: masa | 2005/09/03 14:10

坂さん コメント有難う御座います。
追記させて下さい。少子化=人口減で暮らし易くなる、というのは幻想。都市部の人口の集中は変わりませんし、地方の一層の過疎化に繋がるだけ。労働力の減少=国内産業の加速度的衰退(海外流失)と考えています。
一時期、首都移転の話がありましたが、江戸っ子としては受け入れませんでしたが、政府や官庁が地方へ移転する事には大賛成でした。商業都市と政府都市を分ける事により、ある程度合理的な人口分散が出来、暮らし易く少子化対策と思います。
ニートっていうのは悪なのか新人類なのかは解りませんが、新しいライフスタイルかもしれませんね。
子供作りましょう。私も・・・

投稿: NZ life | 2005/09/03 16:13

yyz88さん、こんばんわ。
>生産性の向上や女性や高齢者の活用による労働市場の流動化で、どれだけカバーできるのか全く予測不可能ですが、それだけでは到底カバーできないような気がします。
だからこそ財政の健全化と年金制度の改革は現在の日本にとっては非常に重要な問題だと思うのですが、少子化に歯止めを掛ける方策についての具体的で明快な解決策をほとんど見掛ける事がない・・・

まったくですね。
どうしたらイチバン良いのでしょう?
財政の健全化も年金制度の改革も楽観できませんし・・・
さっさと結婚して子供を作ってください(笑い)


masashiさん、初めまして。
>ただ、高齢化率が急速に増加するここ20~30年は、社会構造の変化を伴わざるをえないので、問題は大きいでしょう。
人口減少と言うよりは、年齢構成の比率が急速に変化する時期の社会が厳しいという理解を私はしています。

まさに私は直撃される。
おカネ貯めなきゃあ・・・ですかね(爆)


toshiさん、どうもです。
>(危機感の内容は読売の論調で、それに対する批判です。つまり、読売の言い分は、現世代のわがままで、多いに不満です)。負の循環に陥るのがいやなら、何処かの世代が痛みにたえてることであり、まずは、いまの世代から始めることかと思います。

いまの世代→それは(給付を受ける)我々の世代であります。
う~ん、厳しい。
「現世代のわがまま」ですか・・・(笑い)


masaさん、どうもです。
>会社中心主義から個人中心主義へと、社会の価値観を転換してほしいと思います。具体的には、年齢制限をなくし、パート・アルバイトの給料をもっと上げること。彼らの保険や年金も、正社員と同じ割合を会社が負担すること、等です。そうすれば今より皆多様な働き方を選べるようになり、労働人口も増え、息苦しさも減るでしょう。

同感です。
私は、外交は超タカ派ですが、社会政策はリベラルな要素が強いと自覚しています。
元左翼だからかなあ・・・
愛国心や靖国問題といった政治に関しては明確に「右」ですが。


NZ lifeさん、まいどです。
>都市部の人口の集中は変わりませんし、地方の一層の過疎化に繋がるだけ。労働力の減少=国内産業の加速度的衰退(海外流失)と考えています。

現実的には、そうなる可能性が高いでしょうね。
早く子供を作ってください(爆)

投稿: 坂 眞 | 2005/09/03 18:29

>同感です。
この問題では意見が違うかな、と思っていたので、ちょっと意外な感じがすると同時に嬉しかったです。基本的な考えが似ているようですね。

投稿: masa | 2005/09/03 18:59

少子化については、6月18日に自分のブログで意見を述べたので、TBします。

単純労働力を確保するための移民受け入れには、基本的に反対です。現状では文化摩擦起こすのが必死ですし、シナあたりからとんでもない連中が今よりもどっと押し寄せますよ。労働コストが安いから、という理由でシナに出て行くのと同様の、財界が喜びそうな数あわせの発想です。

むしろ、シナ、韓国、北チョソン以外のアジアの優秀な人達が日本にたくさん留学してきたり、日本で起業しやすいような環境をつくる方がよいのではないかと思います。

投稿: フロレスタン | 2005/09/04 19:14

フロレスタンさん、TBありがとうございます。
>むしろ、シナ、韓国、北チョソン以外のアジアの優秀な人達が日本にたくさん留学してきたり、日本で起業しやすいような環境をつくる方がよいのではないかと思います。

まったく同感です。
でも、中国からはやってきそうですね。
話はずれますが、中国で査証の発行地域を広げましたが、圧倒的に不可の中国人が多く、現地の旅行社は泣いているそうです(笑い)。

投稿: 坂 眞 | 2005/09/05 12:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91171/5753548

この記事へのトラックバック一覧です: 少子化について:

» 独身女性 いらだち募る少子化政策 [パパ Refresh! 日本初の父親コンサルタント]
独身女性 いらだち募る少子化政策(北海道新聞)←記事はこちら 「女性が子供を産みたいかどうかは、お金の問題じゃない!」確かにそう思う。 生んだらお金がもらえるから、少子化が問題だからという理由で生む人はいないと思う。 このような記事を見ると、やはり辛い。 男性の意識を変えなければならないのは事実だろう。 ただ、問題は至ってシンプルなのだ。 2人の子供だから、2人で育てた方が楽しいのだ。 何も構... [続きを読む]

受信: 2005/09/03 14:39

» 少子化問題を暴論的視点で斬る [薄唇短舌]
合計特殊出生率が1.28だとかで、もう誰も驚かなくなっているんじゃないかな。この [続きを読む]

受信: 2005/09/04 19:09

« 日本の警察は立ち直れるのか? | トップページ | 新しい冷戦が始まった? »