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2005/10/24

いわゆる「アジア諸国」について

(以下引用)

マンガブームに見られるように今や文化面でも輸出大国となった日本ですが、こんな
意外なところにも日本文化が進出しています。

セーラー服を着て登校する高校生たち、日本ならどこでも目にする見慣れた光景ですが、ひとつだけ違うところがあります。ここはタイのバンコク。セーラー服に身を包んで
いるのはいずれもタイの女子高生なのです。

生徒が集まらずに困っていたこちらの高校では2年前、思い切って制服を日本のセーラー服に変えました。するとこれが大当たり。生徒数は一気に10倍までに膨れ上がりました。

「生徒は自分のファッションに自信を持っています。自信があるのはいいことです」(私立ワラティップ高校・カンチャナシュム校長)

タイでは日本のテレビドラマや映画、漫画などに根強い人気があり若者のライフスタイルやファッションに大きな影響を与えています。

女子生徒の鞄の中を見せてもらいました。筆箱や教科書に混ざって、化粧品や携帯
電話なども入っています。
「日本のファッションはかわいいから好きです」(生徒)
「タイの制服は嫌いです。制服がかわいいからこの学校を選んだんです」(生徒)

大人たちからは「タイの文化を大切に」との苦言も出ていますが、おしゃれに夢中な
若者の耳には、なかなか届きそうにありません。

タイの高校で日本のセーラー服が人気 TBS News i(24日08:20)

seifuku←タイの女子高生たち
クリックすると大きくなります。



いつもは「お堅いのに」(笑)、なぜ今日はこんな他愛ない話題を取り上げたか。もちろん訳があります。
8月のNHK(教育)の「どう受け止める韓国の反日感情」という討論番組、ご覧になられた方も多いと思う。この番組はけっこう面白く、色んな点で勉強になった。
ところで、この番組の中で印象深いシーンがあった。韓国の留学生と思われる青年が、主張の中で「アジア諸国」という言葉を何度も使った。
それに対して櫻井よしこ氏が、「アジア諸国ってどことどこですか?」と質問(逆襲)。
すると、この青年は一瞬絶句した後、それまでの勢いはどこへやらといった感じで、
「韓国と中国です」とボッソと答えた。

つまり、彼らは「アジア諸国」という言葉を前面に出すことで日本に孤立感を感じさせ、自分たちを優位な立場に置いているのである。ところが、櫻井よしこ氏のような反論を
受けると、立脚点が虚構なだけに、たちまち言葉に詰まってしまう。
なぜ彼らは、「中・韓・北」の3カ国にしか過ぎないのに、「アジア諸国」と総称して日本を非難するのか。それは前述したように、彼らの発言がアジアの総意であるかのごとく
印象付けることで、日本の孤立感を際立たせることができるからだ。
しかし、彼らのそういう論法を可能にさせているのは、実は日本人である。
日本のメディアや知識人は、その多くが歴史問題や靖国問題、教科書問題が話題になると、必ず「アジア諸国」という言葉を持ち出す。そして、それによって洗脳された日本人もまた多い。
だから、中・韓が「アジア諸国」という言葉を持ち出し、その名によって我が国を非難しても、それが違和感なく受け入れられるのである。

では、「中・韓・北」の3カ国を除いたアジア諸国の対日姿勢は実際のところどうなのか?この点を明らかにすることによって、「アジア諸国」という洗脳を解き、中・韓の主張がいかに根拠のないものであるかを暴きたい。
これが今日のエントリーの目的である。冒頭のタイの女子高生の制服に関するニュースも、市民レベルでの対日感情をよく表しているので、あえて掲載したものである。

最近のアジア諸国が、どのように我が国に対処しようとしているのか?それを理解するには、首脳レベルの会談で何が話し合われ、何が合意されたかを知ることである。
以下は、大東亜戦争で被害を受けた国々の首脳と我が国首脳との会談内容のうち、
我が国に対する姿勢が読み取れる部分だけを抜粋したものである。
なお、ミャンマーだけは国際的に孤立しており、我が国に対してとやかく言える立場にない(弱い立場)ので省略した。


シンガポール 小泉首相-リー・シェンロン首相

日中関係、歴史問題

リー首相より、日中関係についてはお互いに立場の違いを認め合う関係となることが
重要である旨述べるとともに、シンガポールの対中外交につき紹介があった。

リー首相より、シンガポールとの間では日本は前向きな協力関係を構築してきたことを理解している旨の発言があった。また両首脳は、歴史問題の解決には時間をかけて
未来に向けて対処していく必要があるとの認識で一致した。

国連安保理改革

総理より、国連安保理改革に向けシンガポールと協力していきたい旨述べたところ、
リー首相より、シンガポールは日本の常任理事国入り及び常任・非常任双方を拡大した形での安保理改革を支持している旨述べた。

日・シンガポール首脳会談(概要) 平成17年5月25日


マレーシア 小泉首相-アブドゥラ首相

■経済連携協定

両首脳は、日マレーシア経済連携協定の大筋合意を確認し、今後できるだけ早く作業を進め署名できるよう、事務方で最終的な詰めを行うことを確認した。

アブドゥラ首相より、今回の経済連携協定は包括的なものであり、東方政策(Look East Policy)により築かれてきた二国間の協力関係を更に強化していく証左となるとの発言があった。

■マレーシア日本国際工科大学

アブドゥラ首相より、マレーシア日本国際工科大学設立構想は前進している旨、説明があり、両首脳は二国間のみならずASEANにとっても重要な構想であるという認識で一致した。

■カブトムシ交流

総理より、日本でカブトムシを通じてマレーシアと友好を深めている町の紹介があり、
アブドゥラ首相より、日本の子供たちをマレーシアで受け入れたいとの提案があった。

日・マレーシア首脳会談(概要) 平成17年5月26日


ベトナム 町村外相-カイ首相を表敬、ニエン外相と会談

カイ首相への表敬において、ベトナムは日本の常任理事国入り及び枠組み決議案について支持する旨及び国連総会に提案する際にはベトナムは賛成票を投じる旨の表明があった。ニエン外相との会談では、ベトナムはどんな圧力を受けても日本の常任理事国入りを支持する、これはベトナムの原則的立場であるとの発言があり、枠組み決議案の修正案の内容については真剣に検討するとのことであった。

また、ベトナムのWTO加盟について実質合意をした他、カイ首相訪米帰路に日本に
立ち寄ることを提案した。また、ルオン国家主席の来年2、3月頃の訪日について提案した。その他、両国間の文化交流や経済協力について話し合った。

町村大臣のベトナム及訪問(概要と評価) 平成17年6月10日


インドネシア 小泉首相-ユドヨノ大統領

■新たな挑戦へのパートナー

両首脳は、日本及びインドネシアが、相互信頼、及び、民主主義・人権、寛容、法の
支配、平和の希求、開かれた経済の諸原則といった一連の共通の価値観に基づく強固で長きに亘る関係を数十年にわたり促進してきたことを想起した。インドネシアにとって、日本は貿易、投資及び開発支援において最も重要なパートナーであった。日本にとって、インドネシアは、アジアにおける政治的及び経済的重要性に鑑み主要なパートナーであった。

ユドヨノ大統領は、第二次世界大戦後、日本がアジア及び世界の平和と繁栄に貢献してきたことを評価した。小泉総理は、ユドヨノ大統領の評価に対し感謝の意を表明し、
将来も、地域及び世界の平和と繁栄のため役割を果たし続けるとの日本の決意を述べた。また小泉総理は、世界及び地域の平和の維持におけるインドネシアの積極的な
役割を認識した。

日本インドネシア共同声明 2005年6月2日


タイ 小泉首相-タクシン・シナワット首相

日本及びタイは、2004年には両国間の貿易総額が350億米ドル近くを記録するほど
活力のある経済関係を築いてきた。また、タイは、2004年の直接投資額において、
日本の東南アジアにおける最大の投資先である。同時に、日本は、同年の直接投資額において、タイにとって最大の投資母国である。
この文脈において、この協定は、両国間の協力、貿易・投資の自由化及び円滑化を
通じ、より緊密な経済関係を構築し、より良好な投資環境を整備し、ビジネスチャンスを一層拡大することにより、既に緊密で良好な友好関係と互恵的な協力をさらに拡大し
深化させる
ものである。また、この協定は、日本とタイの戦略的パートナーシップの新たな時代を切り開き、東アジア共同体に向けた強固な基礎を提供することとなる。

共同プレス発表 平成17年9月1日


カンボジア 町村外相-フン・セン首相へ表敬、ハオ・ナムホン副首相兼外相と会談

ハオ・ナムホン副首相兼外相との会談において、日本の常任理事国入りについてのカンボジアの支持は不変である旨発言があった。フン・セン首相への表敬では、同首相から枠組み決議案には賛成するが、共同提案国についてはもう少し状況を見つつ判断をしたい、との発言があった。

町村大臣のカンボジア訪問(概要と評価) 平成17年6月9日


フィリピン 小泉首相-アロヨ大統領

小泉総理大臣とアロヨ・フィリピン大統領は、2002年12月4日、同大統領が国賓として日本を訪問中に東京において会談し、日・フィリピン両国間の経済連携(日・フィリピン経済連携)の構築のために目下進められている作業の重要性につき話し合った。

両首脳は、多年にわたる実りある協力を通じ培われてきた両国間の長期にわたる緊密な経済関係を強調した。両首脳は、そのような緊密な関係が両国に様々な経済的利益をもたらしてきたという認識を共有し、両国の経済連携を一層強化することが望ましいことを強調した。

経済連携に関する日・フィリピン首脳の声明 2002年12月4日

以上が、東南アジア各国の首脳と我が国の首脳が会談した結果である。東南アジア
各国には、我が国に対する感謝と期待の気持ちが感じられる。
これまでのODAを始めとする経済援助、医療や教育援助、莫大な資本投資を考えれば、これが当たり前である。
逆に言えば、中・韓がいかに異常であるかということの証明でもある。

このBlogの読者の方は、中・韓が「アジア諸国」と言えば、自動的に「特定アジア諸国」と翻訳できる機能を持ち合わせておられると思う(笑)。
が、そうではない方も、まだまだたくさんいる。「アジア諸国」と「特定アジア諸国」の
違いを、できるだけ多くの方に知って(広めて)ほしい。

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

いやあ、いつもながらすばらしい文章で感動してしまいます。アウトプットして家族中に読ませます。
昨日、関西ローカルの‘たかじんの何でも言って委員会’という番組で、催洋一とかいう映画監督が出てきて、靖国不支持、A級戦犯合祀が悪い、アジア諸国への配慮を考えなければ、侵略戦争肯定はアジアの人民へのうんぬんかんぬん言ってましたが、こういうこと言う御仁は全く信用できませんね。そもそもA級戦犯とアジアとか言った時点で我が家では×です(笑)ほんと櫻井女史じゃないですが、誰か言葉の定義として、北東アジア3国の呼称を決めていただきたいものです。だいたい、アジアとか言う時点でそういうこと言う本人がアジアを蔑んで見ていること間違いなし!
すいません長々と失礼しました。

番外:まだまだ2つ落としただけ。昨日、イに2ラン打たれたときは不覚にも涙が出てしまいましたが、切り換えて、明日からがんばりましょう!!

投稿: ファイブ | 2005/10/24 17:45

こんばんは、坂眞さん

 以前、韓国のネタで盛り上がりましたが、広い意味でアジアとは、トルコまでがアジアです。このまま、このシリーズを続けていきましょう(笑)。せめて、もう一回、設けていただいて、インドも紹介いただければ幸いです。
 (無理なお願いをして申し訳ないです)
 ところで、ネットでは自称「アジア諸国」を指して、「反日三○鹿国家」とも、揶揄されていますが、あまりににもヒドイということで、「特定アジア」と呼ぶことが提案されました。私も、時々、「特定アジア」と呼びますが、一般的にはどの位、普及しているのでしょうね?


閑話です。
 昨日のことは昨日のこと。明日は恐らく、”シモ”でしょうから、期待しましょう。
 気持ちを切替えて、あと一つは負けられる、と思いましょう。
 (でも、明日負けると、四タテもあるかも、、、(汗))

投稿: Mars | 2005/10/24 18:18

特定アジア といういい方が出来ています。

http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1126554377/

ご参考まで。

投稿: oka | 2005/10/24 18:59

前にも書きましたが、私は「アジア」という言葉自体に反対です。今アジアと呼ばれている地域は大きく、ロシア・イスラム・インド・中国・日本の五大文明圏に分かれます。では、日本はこれから世界の中でどの国々と友好関係を深めていくべきか。文明的・文化的に近い国々と深めていくべきでしょう。
第一に西洋諸国。第二にこの五大文明の周辺国、つまり台湾、フィリピン、東南アジア諸国、モンゴル。第三にインド。そして、もしも領土問題が解決したらの話ですが、第四にロシア。中国・韓国は、位置的には日本の隣ですが、文明的・文化的には日本とはあまりにも違いすぎるし、反日教育をしている国です。福沢諭吉が120年前に述べたように、できるだけ交際を避けるほうが賢明でしょう。なお、狂信的なイスラム諸国とも用心して付き合ったほうがいいと思います。

投稿: masa | 2005/10/24 19:00

アジア各国の反応、コメントはそれぞれなんとなく目にはしていましたが、
こういう風におまとめ頂くと改めて特定アジア3カ国の異常さがわかりますね。
それと同時に、日本の大マスコミの偏向報道はあまりに惨いとも思います。

ミャンマーは「日本人より日本を愛する国」というような文言を見たコトがあります。
インド、トルコも親日国家ですよね。特定アジア3ヶ国に対しては、良心的な無視と
いう対応をするべきでしょう。でもね... 一般の人々にはまだまだこういう話しは
通じない場合も多いですね。差別主義者呼ばわりされたコトもあります(苦笑)。

投稿: ιょぅ | 2005/10/24 19:17

オセアニアも入れて下さい。オーストラリアもニュージーランドも親日ですし、日本の常任理事国入りには賛成です。
今いるNZの中・高校生も日本と同じ制服を着てますが、コギャル(死語?)の様に地べたには座りません。
現地ニュース(1ニュース、日本のNHKの様な物)では、週に数回は日本の話題が出てきます。4月の中国の反日デモの時も、本編の後は何故か必ず日本の特集。「日本にNZビーフを売りに行こう」とか、「日本にはスウドク(?本人知らず現地人がそう呼ぶ)という数字パズルがあるから日本人は頭が良いんだ、我々も取り入れよう」とか、くすぐったくなる様な物ばかりで、胸を張れます。逆に反日国家のニュースは滅多に見れません。
日本の外に出ると、日本人で良かったと思うシーンは何処にでも転がっていると思います。
阪神どうした、頑張ってくれ---。やっぱりバースが必要ですね。

投稿: NZ life | 2005/10/24 19:36

「アジアの国々」「アジアの国々」という言葉で日本や政治批判的なことを言う解説者は、単なる知識不足(=AHO)か、政府転覆を願う左翼思考か、中国・朝鮮から利益を得ている売国奴のどれかとみていいでしょう。
とにかく、専門家の言っていることだからなんて思いながら聞くと、なんとなく信じてしまいますので要注意です。
簡単にだまされない為にはほんのちょっと「本当のアジアの人々の発言」を知っておけばいいだけです。
この辺をさらっと読んでおくだけで、彼らの発言がお笑い芸にも見えてきます。
「ほんとはこの国のこと、よく知らなかった」( http://www.jiyuu-shikan.org/faq/top.html )
の中に、よく引き合いに出される、アジア諸国が太平洋戦争(正しくは大東亜戦争ね。)をどう捕らえているのかの記述がありますので、再度紹介します。
http://www.jiyuu-shikan.org/faq/A03.html
(国旗をクリックしてみてください)

経済の専門家とかいった連中も同じです。
週末にミスター円とか呼ばれていた榊原英資前財務官が出ていて、中国べったりの発言を醜悪に繰り返していました。首相の靖国参拝批判です。言っていたのは「日中関係をぶち壊してどう責任をとるんだ! どうやって修復させる気だ!!」ということです。要注意人物の一人として認識しましたです。
↓「ミスター元」と呼んだほうがいいようですね。
( http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2354/ex04MisterYen.htm )

投稿: 岩手の田舎人 | 2005/10/24 20:43

坂様
いつも貴重な記事、ありがとうございます。

日本の「特定メディア」も、早く「特定アジア」の呪縛から解き放たれて欲しいものです。

投稿: Y.N | 2005/10/24 21:09

>管理人様へ。
今回のエントリーの、私とmugiさんの偽物のコメントの削除をお願いします。
(こんなことになって、申し訳ないです)
と書いたMarsさんへ

この件にに関して、これ以上のカキコを禁止します。

mugiさん(?)へ
私が判断させていただきます。

いずれにしても皆さんに対して失礼です。
本物のMarsさんとmugiさんは、まっとうな方と理解しています。
いずれ判明します。

投稿: 坂 眞 | 2005/10/24 21:56

 我が国が「アジア諸国への配慮」という名目で、中韓へへつらう外交をしている間に、中国の圧力に悩む「アジア諸国」の期待と、親日感情を裏切り続けた事を忘れてはいけません。

 たとえば、ご存知ですか?タイが、敗戦国日本への債務免除をしてくれたことを。
http://www.nipponkaigi.org/reidai01/Opinion2(J)/diplomacy/asia.htm


投稿: 三等水兵 | 2005/10/24 23:12

皆さんこんばんは

先日、こちらで東シナ海天然資源問題を取り上げられた際、勢い余って一度書き込みをさせて頂いた者です。今回は日頃興味を持っていた、「アジア諸国の対日観の差異」を分かり易く整理して頂き、大変勉強になりました。

坂様が最後に触れられた「特定アジア」という呼称ですが、私もこの言葉が使われ始めた先月来興味を持って居りまして、某掲示板の関連するスレッドに何度か書き込みをしてきました。今回坂様は「三国の特異性」を、他のアジア諸国の実情を整理することを通じて浮かび上がらせた訳ですが、「三国をカテゴライズする意義」という観点から私なりに整理した事がありますので、その一文を書き込ませて頂きます。

========================ここから=================================
■ 中韓北三国をカテゴライズする意義

日本人のアジア40数カ国に対する現状認識は、これまで余にも異質な存在を一括りに捉えて来た為に、大きく歪んでしまってるのではないだろうか。メディア上では僅か三カ国を以って「アジア諸国」と形容されることがあるが、この種の誤ったカテゴライズも、全てが悪意に裏打ちされているとは思えない。

一番の問題は、明確な共通性のある「対象」が厳然と存在するにも拘ず、それを表現する為の「ラベル」が無かったということ。社会に受容されたラベルが無い場合、たとえ対象を認識した人間が居たとしても、それらに関する正確な情報を他者と共有することは、多大な労力を必要とする(*1)。賢明な悪人が法の隙を突くことによって利を得るように、戦後の日本に特定の思想を広めることを目的とした一部の知識人が、それが故意にせよ、ある種の正義感からにせよ、概念枠とラベルの不在を放置し続けた結果、実態との乖離が激しい世界観、アジア観が一般に広まってしまった。

法の隙が取繕われれば、賢明な悪人は真っ先に手を引く。今もって社会に跋扈する「アジアを歪んだ枠組みでしか捉えられない人間」は、むしろ被害者ではないだろうか。

付け加えれば、ここでいう「歪んだ枠組みでしか捉えられない」とは極めて厄介な物である。概念枠が無い、若しくはそれを表現する為の適切な言葉を持たない場合、我々は物事を「原理上」認識、表現することが出来ない。これはカルト被害者の更正が著しく困難であることと、構造に於いて共通する物がある。その様な被害者を救う唯一の方法は、専門家の手になる逆洗脳によって、一般社会に即した世界観に書き換えることであるが、「特定アジア」なる枠組みは、現代日本に蔓延する歪んだ「アジア観」を、「より現実に即したアジア観」に矯正する為の一助となり得る。これこそが「特定アジア」という新しい枠組みを、敢えて導入する意義ではないだろうか。

先日、首相の靖国参拝による外交への影響を質問された麻生太郎総務相は、「中国と韓国以外のアジアの国から、(抗議など)言われたことはありませんから」と答えたが、この言葉を思い起こせば、「特定アジア」というラベルの正当性はさて置き、フレームの正当性は社会的需要によって裏付けされていると考えるべきだろう。

なんにせよ、世界をより正確にカテゴライズする、或いはその為の努力を惜しまない事は、凡そ正しく物事を考えることを善しとし、真の答えを求める論者であれば、右左を問わず求められる筈だ。それらは政治信条に関係なく、議論開始以前のことである。

この言葉が広まることを切っ掛けとして、現状に即したより正確な「アジア観」が社会に広まり、一般人を満たす言論空間が、より風通しの良い物となることを望みたい。

(*1) 分析的に考えてそう認めざる負えないような証拠を提示しようと、チベットの惨状や中国の軍事増強の異常性、或いは韓国や朝鮮に於ける異常な対日姿勢が世間に周知されないのが、日本の現状である。この、発信した情報が霧散していく様、暖簾に腕押しといった感は、各人間に横たわる概念枠と現実世界との齟齬により、正確な情報伝達が阻害されていることによると言えるのかもしれない。

【特亜】どうしてサヨクはアジアに冷たいの?【贔屓】
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1129857068/139-140
========================ここまで=================================

某掲示板では独特のエスプリを効かせる事が是とされている為、原文に幾らか手を入れたうえで此方へ投稿させて頂きました。読み返してみると余に大げさな所もあり、また内容が空疎であるかもしれませんが、御目通し御批判頂ければ幸いです。

また、masaさんが上で述べられている事を考えれば、アジアという区分それ自体も、現実世界をカテゴライズするに当って、不適切かもしれませんね。ともすると、ヨーロッパ共同体とアジア共同体が同列に語られている現状を見れば、この枠組みの持つ危険性は簡単に理解できます。これはまた、別の課題ということでしょうか。

これは余談ですが、大月隆寛氏が先日発売の「マンガ嫌韓流の真実!(別冊宝島)」に寄せたのコラム「嫌韓流現象に困った人々」の中で、「特定アジア」という呼称が広まりつつあることに言及されているようです。著名人の手により活字化されたことは、注目に値します。

私も参加しているのですが、ソーシャルネットワークmixi上にも、「特定アジア」をテーマとしたコミュニティが出来ています。他のコミュニティにもれず、出版関係の方を含め多くの方が参加されているようです。宜しければ御参照下さい。

mixi:特定アジア
http://mixi.jp/view_community.pl?id=312908

長文失礼しました。

投稿: AGENT37 | 2005/10/25 01:07

お久しぶりです。タイから戻ってきました。

>ιょぅさん
>ミャンマーは「日本人より日本を愛する国」というような文言を見たコトがあります。

そうですね。よく見ます。いや、実際にそうです。わたし、ミャンマーが好きで、年に3回は行っています。よって、私は当然「反鬼畜米英」でもあります。欧米が200年かけて、しかも多くの血を流してやっと達成した民主化を、ミャンマーに「今すぐ」達成しろと迫るアメリカとイギリスは、そのやり方が成功から程遠いことをイラクで思い知ることでしょう。

>3等水兵さん
>中国の圧力に悩む「アジア諸国」の期待と、親日感情を裏切り続けた事を忘れてはいけません。

全くおっしゃる通りです。よくぞ言ってくれました!アジアの親日国に対してその親日の度合いに応じた援助、という視点でもODAを活用すべきだと強く思います。反日国にODAを与えるぐらいなら、その分をミャンマーに回して、良い意味での民主化圧力にしたほうが、使われたお金が喜んでくれるというものです。

ちなみに、「特定アジア」はちょっときれい過ぎるような気がします。知らない人は、それがどのアジアか、言葉を聴いただけでは分からないからです。「特定膨張アジア」ぐらいだと「ああ、あの3馬○アジアか」と分かってくれるでしょう。

ちなみに、ASEANにありながら華僑根性丸出しで盲目的に中国に追従した反日発言をするシンガポールはどうしましょう?

投稿: 未定 | 2005/10/25 01:49

前のページを見てて思いつきました。

K2C

ってのはどうでしょう?K国2つにC国1つがくっついてれば、誰でも想像つ......かないかな?やっぱり。

投稿: 未定 | 2005/10/25 02:04

未定さん

宗主国様よりも属国が前に来るのはどうかと。
我ら倭人では思いつきませんが、彼らにとって、そこが面子でしょう。

投稿: むるる | 2005/10/25 02:13

未定さん

それと、Kの国では、コリアの最初のKの文字は本来はCだったけど、日帝のJの後になるように変えた、と妄言する輩もいるので、注意が必要、かもしれません。

投稿: むるる | 2005/10/25 02:22

ここまで日本で起こっている文化が浸透しているとは
と腰を抜かしてしまいました(笑)確かにタイは典型的な
親日国家で有り、母国である日本を別格にすれば
一番好きな国で有りますね。

マスコミの狂信的な反政府主義は相当深刻なので
コレをどうにかしないといけません。マスコミが信用
をなくせば政府批判どころではありませんからね。
マスコミの敵は業界から駆除すべきですな。

投稿: abusan | 2005/10/25 11:44

こんにちは、坂眞さん

貴方のブログなので確認は出来ませんが、文面から昨日の08:42 PM以降のMarsと称する人物は全て偽物なのは明らかです。
10:04 PMの「野球、サッカー共に関心がありません」は明らかな嘘です」について、野球好きの本物のMarsさんに合わせての話題であり、実は地元の楽天の試合も友人との付き合いで一度しか見ていないのです。私のブログをご覧になれば分かりますが、野球、サッカーに関する記事は一度も書いてないし(関心があれば書いてます)、本物のMarsさんのコメントにもサッカーに関する話はありません。
昨日の22:24頃ですが、貴方の名前で私のブログのコメントにも書き込みもありました。この件で困っていると。おそらく偽者だろうと判断し、削除しましたが。

いずれにせよ、何度もこんな書き込みをする人物は完全な病気です。
お手数をかけさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。

※このレスのあとで、“偽mugiがまた書込みしてる”などと、反応する者がいれば、昨日と同人物と見なしてよいでしょう。

投稿: mugi | 2005/10/25 12:12

皆さん、こんにちわ。
やはり「特定アジア」がイチバンぴったりではないでしょうか(笑)
私、この言葉を見て、すんなりとあの3国であることが分かりましたし、受け入れることもできました。
とにかく、中国や韓国は、日本という国がないと困るんです。
一人では絶対にやっていけない。目に見えている。
それなのに、我が国の大バカ政治家がへつらい、ゴマをするから増長していた。
毅然と対応すればビビルのは向こうなんです。
韓国の一人当たりGDPは我が国の3分の1、中国にいたっては30分の1ですよ。
国家の総合力で言えば、問題外です。
とにかく、「特定アジア」の国々が態度を改めない限り、こちらから手を差し伸べる必要はない。
それより東南アジアの親日国を大事にし、中国に囲い込まれないようにすることが大事だと思います。

mugiさん、ご本人であること、確信いたしました。
この件は、これで終わりです。

投稿: 坂 眞 | 2005/10/25 14:55

大変、申し訳ないです。

昨日は、私の勘違いで坂眞さん、mugiさん、その他多くの方々に、ご迷惑をお掛けいたしました。誠に申し訳なく思います。

また、何とお詫びしたらよいのか分かりませんが、このコメントを最後のコメントとして、けじめをつけたいと思います。

自分勝手なコメントで申し訳ないですけど、お詫びの言葉とさせてください。本当に、申し訳ありませんでした。

- Mars -

投稿: Mars | 2005/10/25 22:16

可愛らしかったです

チラシを制作して配る仕事をしています 収入があります

まず、10人に配ります そして10人にチラシをコピーさせて
それぞれ10人に配ってもらいます これで100人
そして100人がそれぞれ10人に配ってもらいます これで1000人
どんどん繰り返していきます
  
チラシは
参考サイト 「ビラのHP」 「韓国製品不買運動」 「パクリ大国南朝鮮」 「人権擁護法案反対同盟」 「オウム事件の本番」 「新興宗教を考察する」 
「もう黙ってはいられない」 「韓国はなぜ反日か?」 「韓国をぬるっとWatch」
※デモの参加を呼びかけるなどの内容     収入は広告料その他 
受け取った方はコピーして10人に配ってください ・・・です。

嫌韓流にCD,DVD付けて発売するよう皆で呼びかけてください 

投稿: 合言葉 テロリストの資金源を断て! | 2005/10/26 03:23

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※尚メールを頂いた方には遅くなる事も有りますが必ずご返事させて頂きますので宜しくお願い致します
daisuke12345675@yahoo.co.jp

投稿: 田嶋 | 2005/11/05 14:01

韓人,漢人は本当にヒステリックに泣きわめき騒ぐ 人種だ! おまけにだだっ子のごとくゴネ得発言,行為をくり返す。大人しい日本人の負け?と言うより徴兵制,愛国教育を長年やってる,いないの差だろう。最近の軟弱な若い奴,芸人を見てる と事によると日本はもう漢族に飲みこま…

投稿: | 2008/09/06 23:37

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» 文句だけ言いに来る人 [電脳空間「高天原」]
韓国外相が訪日へ、中止意向を撤回…「靖国」も議題に (読売新聞) - goo ニュース  韓国政府関係者は24日、潘基文(パン・ギムン)外交通商相が27日から3日間の予定で訪日すると明らかにした。 --------------------------------------------------------  あれだけ強気に訪日を拒否しておきながら、結局は来るらしいです。こっちは別に来てもらわなくても困らないのですが。  ... [続きを読む]

受信: 2005/10/24 18:01

» 敵は中韓両国ではなく公明党そのものだ [草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN]
●首相靖国参拝 「反日」抑制、現実対応に 中国、経済交流の拡大重視(産経新聞 10/24) 日本の観光客が激減、ビジネスに影響が出始めると、商 [続きを読む]

受信: 2005/10/25 03:07

» アジア諸国の反対?特定アジアさえとうとうこんな感じに… [ニッポンのこれから]
最近ネット上で熱い視線を集めている(と、私が勝手に思っている)新聞社があります。その名も「東海新聞」名古屋人すげ〜さすが次の首都を狙うだけある(名古屋はええよやっとかめ)。とか思っていたら、岩手のローカル新聞でした。ローカル新聞すげー!〜引用開始〜世迷言☆★☆★2005年10月21日付   小泉首相が靖国神社を参拝してから昨日で三日。国論を二分する論争となり、国内は騒然―となるはずだった。少なくともメ... [続きを読む]

受信: 2005/10/25 08:25

» ちょっとビックリですね。 [親父の威厳BLOG.ver]
ここまで明確に記載するんだ。 ■【主張】首相靖国参拝 国民は冷静に受け止めた  小泉純一郎首相の靖国参拝で日韓外相会談を見送る意向を示していた韓国は、潘基文外交通商相が予定通り、今月末に来日すると伝えた。日本国民は首相の靖国参拝に過剰反応をせず、東アジア外交も、多くのマスコミが指摘したほどには悪化していないようだ。  小泉首相が靖国参拝した翌十八日付の各紙社説は、産経を除き、首相の参拝に批判的な論調が目立った。  しかし�... [続きを読む]

受信: 2005/10/25 09:03

» 韓国外相訪日中止撤回 『これが東アジア外交だ』 [やじざむらい的日々雑感]
 先日の小泉総理靖国参拝を受けて、予定されていた訪日を取りやめた韓国外相の潘基文氏。訪日中止の他、あらゆる首脳レベルでの外交活動の凍結を仄めかしていましたが、日本側が思ったより冷たい反応だったため、急遽当初の予定通り日本に来る事に決めたようです。まずこの... [続きを読む]

受信: 2005/10/25 10:40

» あいかわらずのお隣さん… [SUPER-X.COM]
こんばんわ、super_xです。 さぁ〜て、いったい何を考えているのだろうか? いや、お隣の潘基文(パン・ギムン)外交通商相の事です… 先日、純ちゃんの靖国電撃参拝で来日を拒否していたのだが… 意趣返しのようです。 韓国外相が訪日へ、中止意向を撤回…「靖国」も議題に 韓国政府関係者は24日、潘基文(パン・ギムン)外交通商相が27日から3日間の予定で訪日すると明らかにした。 潘外相は19日、小泉首相の靖国神社参拝に絡んで自身の日本訪問計画を取り�... [続きを読む]

受信: 2005/10/25 12:06

» 産経「アジアは中韓だけではない」 [紫電のぐだぐだ不定期ブログ]
「アジアは中韓だけではない」 現状でこのことを言える新聞となると、やんわり読売が [続きを読む]

受信: 2005/10/25 14:59

» アメリカは陰謀をめぐらしているわけではないけれど・・・・ [代替案]
 9月11日の記事のコメント欄で、「アメリカの陰謀」とか「ユダヤの陰謀」みたいに言う人々が多いけれど陰謀論は怪しいし胡散臭い、といった趣旨のコメントを2ついただきました。私も回答しておいたのですが、それに加筆しながら新しい投稿として再度論じたいと思います。  ちなみに私のブログでは「アメリカの陰謀」とか「ユダヤの陰謀」といった表現は一度も使っていません。米国の金融業界(ユダヤ系が多い�... [続きを読む]

受信: 2005/10/28 15:33

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