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2005/10/05

腐敗はメディアも例外ではない

もう、こんな記事を書いても誰も驚かないだろうが、やはり書かずにはいられない。私の「傲岸不遜・腐臭プンプンの国」に対する怒りは止まることを知らないのだ(笑)
中国の共産党や役所や国有企業が腐りきっていることは、過去のエントリーでも書いた。検察官はおろか裁判官でさえ汚染されていると。
そして今度はメディアである。


【香港=佐藤一之】香港市場に株式上場する中国の有力メディアグループ、北青伝媒は3日、2人の副総裁を含む6人の社員が北京の検察当局に拘束されていると発表した。2人の副総裁の容疑は明らかでないが、6人のうち3人は収賄に絡んでいるという。6人の職務はすでに停止した。

同社は北京の有力紙「北京青年報」を発行する北京青年報社の子会社。胡錦濤中国国家主席の出身母体である共産主義青年団系の機関紙でもある。同社は中国本土のメディア業界で初めて、香港市場に昨年12月上場した。

中国有力メディアの副総裁ら6人、検察当局が拘束
(2005年10月4日 日経新聞)

「北京青年報社」といえば、党を代表する新聞社の一つである。その子会社である有力メディアの副総裁が、収賄に絡んで二人も逮捕される。
警察、検察、裁判所に続いてメディアまでもカネ次第ということであれば、この国の民は何を信じればよいのであろう。
まったく「遠山の金さん」か「大岡越前」でも現れないと救われない(笑)

メディアの腐敗は幹部だけではない。


【香港・成沢健一】香港誌「亜洲週刊」の最新号によると、中国河南省で起きた炭鉱事故を取材しようとした数百人の記者に当局が計約30万元(約420万円)の口止め料を払っていたと地元紙が報じた。

地元紙は「河南商報」。報道によると、7月31日に同省汝州市の炭鉱で事故が起き、
死傷者が出た。業者や当局は事故の発生を公表していなかったが、8月15日になって情報提供を受けた記者が続々と現地入りした。

地元当局者は「河南商報」の記者に対し、訪れた約480人に100元~1000元の口止め料を渡し、総額が約20万元に上ったことを明らかにした。さらに、同18日に別の事故の情報が伝わり、再び集まった約300人に計約10万元の口止め料が配られた。

「河南商報」記者も口止め料を受け取ったが、罪悪感に苦しみながら経過を報道。同紙の編集幹部は、長年の悪習を暴露したことに同業者から抗議が殺到することを覚悟していたが、全国から称賛の電話が入った。

一方、共産党河南省委員会は専門グループの調査結果として「地元当局者は記者を追い払うためでたらめを言った。報道は事実ではなく、河南省のイメージを損ねた」と
説明。「河南商報」は現場の録音テープの提出を求められ、編集幹部は辞表を提出、
記者も辞職の可能性が高いという。

相次ぐ炭鉱事故では、免許取り消しを恐れる業者と監督責任を問われる地元当局が
結託、事故隠匿の傾向が強い
とされる。口止め料を受け取った記者は同誌にこう語った。「真相を報道しようとしても当局に禁止される。多くの記者はやる気を失い、金がもらえればいいと思うようになる」

炭鉱事故取材の記者数百人に口止め料を払う 中国河南省
(2005年9月4日 毎日新聞)

上記のように現場の記者も常に買収されているのだ。しかも、業者と結託した当局が、事実を隠蔽した上で、勇気を振り絞って告発した記者と編集幹部を圧殺する。
筆者は、文字通り「言うべき言葉がなくなった」。
頻発する炭鉱事故も、実数は報道される数の数倍に上るということだ。

過去にも述べたことだが、官僚の腐敗もすさまじい。


最高人民検察院は7月、2000年から今年6月までに官僚の汚職事件3万4685件、3万8554人を摘発したと発表した。直接の経済的損失は計約480億元。
(2005年8月20日 読売新聞)

発覚しただけで、5年間で480億元=約6,720億円が公金横領や収賄で闇に消えている。おそらく、これは氷山の一角で、実態はこの数十倍に上るであろう。

官僚だけではない。信用第一の国有銀行も例外ではない


中国銀行の黒竜江省の支店長が顧客口座か8億元(約100億円)を奪って海外逃亡した。同行北京支店では4月、行員も加担した住宅ローン詐欺で6億5000万元(約85億円)に上る損失が発生した模様だ。
(2005年6月8日 読売新聞)

これでは、悲願の海外上場を断念せざるを得なくなったのも無理はない(「海外上場は来年以降」、中国銀行報道官)。コーポレート・ガヴァナンスやコンプライアンスといった、(上場)企業に求められる基本がまったくできていないのだ。

まさに不法・違法・無法・の暗黒社会。記事を書いている筆者自身がやり切れなくなってきた。
こんな国の(上っ面の)繁栄を褒めたたえ、日中友好を謳いあげる輩の気が知れない。この国は、とにかくキチガイじみている。
東アジア共同体?冗談じゃない。こんな国に東アジアの主導権を渡すような愚かなことが許される筈もない。
親中・媚中の輩ども。この国のどこに我が国の友人たる資格があるのだ!

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コメント

 
韓国はなぜ反日か?
 
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea.html
 

投稿: wam | 2005/10/05 17:38

アメリカも真っ青な徹底した拝金主義、貧富の差はアメリカ以上といえるのかもしれません。
金持ちが威張り散らし、無理を通せば道理が引っ込むのがシナ流儀らしい。
↓ああ人治国家(?)
http://chinalifecost.seesaa.net/article/7528356.html
いつか中共が崩壊したとしても、お金がすべて、法治国家への道のりは激しく遠い。

シナの法治国家への変身。涙ぐましい努力?が紹介されていました。
↓これぞ温家宝の唱える「中国型民主」(笑)・上
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/13c0fbf7d8f11916092dee5c4584967a
↓これぞ温家宝の唱える「中国型民主」(笑)・下
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/0b91fc91e476c99e4c4b5c77d40c6e61

共産主義から拝金主義への転換なら以外にスムースですかね。
なんとか自力で法治国家を築き上げてほしいところです。そうすれば、民族の誇りとなるでしょうし、なんといっても日本が安全。(笑
そういえばどこかに、民主主義が努力もせずに転がり込んで来ても、それを消化しきれず・身にならず、脳内美国の妄想(=美しい国土や歴史・文化がにっくき日帝によって破壊・搾取された)に明け暮れて前に進めず、亡国の道をひた走っているところもあったなぁ・・・。

投稿: 岩手の田舎人 | 2005/10/05 18:39

何故か違う意味のとり方してます。
6人もいっぺんにというのがおかしい。
なんか体制に都合の悪いことがあったのでは..

投稿: kincon | 2005/10/05 18:51

はじめまして、管理人さん。
いつも無料で読ませていただいています。ありがとうございます。
ごめんなさい時間がないのでこのコメントだけ残させていただきます。また、ゆっくりきます。

あっ!というだけで、100万円! 誰か止めて! 日本のこの借金時計。朝鮮や中国に出すお金なんてびたビタ一文ないのよ。お願い目覚めて日本国民。1、まず出費を削減し人間のからだでいうと、血が垂れ流しになっている傷口をまずふさごう。2、同時に、収入になること(輸血)をやろう。このままだと死んじゃうよ日本は。未来に生まれてくる子供達には、なんの罪もないのよ! 

http://www.takarabe-hrj.co.jp/takarabe/clock/


投稿: アテンション プリーズ | 2005/10/06 01:02

おはよう御座います。
お金持ってりゃ、何でもありなんですね、中国では。
逆に日経の記事に、年間4-6万の公務員が裏金を作り海外へ逃げてる、というのがありましたが、金があったら逃げたい国のトップでもあるんでしょう。(香港返還時には金持ちの香港人は皆逃げた事実もある。)
もし将来、中国に民主主義が芽生えても、お金で決まるんでしょう。
あの国には、「モラル」という言葉は無い。この一言に尽きます。

投稿: NZ life | 2005/10/06 05:36

こんにちは
香港からシンセンに車で入ると、今では道は広いし、歩道や中央分離帯には草木が植えられ、手入れも行き届いていてまるで植物公園の中をドライブしているような気になってきます。よほど東京の環八より綺麗です。
しかし、町の裏側に廻ると廃材で作ったバラックで暮らしている人を多く見かけます。
この前は高速道路の入り口で真っ裸の男性が、垢にまみれて寝ている(死んでいたかも)姿を見かけました。シンセンのビジネス街からほんの1時間のところです。
公安、税関、役所に賄賂や接待をしないとスムーズに仕事が進まないと聞いています。
仕入れ担当の従業員にいたっては、納入業者からバックマージンを貰うのが当たり前になっていて、それが出来ない人は優秀ではないと言われています。
こんな国が長続きする訳が無いと思います。
中国軍は7軍区に分かれていますが、共産党崩壊時に利権を確保するために行動を起こす可能性は大きいと思います。

投稿: nasadon | 2005/10/06 11:19

http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50134598.html
 すんません・・・本文と関係ないけど爆笑したもんで・・・
 いったいどんな魔羅にサイン入れたんだこの人・・・

投稿: RARTY | 2005/10/06 12:13

>腐敗はメディアも例外ではない

一瞬国内のことかと思いました
メディアのおかしさという点では日本もおおきなことは言えませんから

朝日新聞などは(多分)お金ももらってないのに反日活動に血道をあげてますしね

精神的な汚染と物質的(お金)な汚染ではどちらがより深刻なのでしょうか?

投稿: おい | 2005/10/06 12:50

皆さん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
参考になるサイトをご紹介いただき、ありがとうございます。
もうこの国、これくらいのニュースでは誰も驚かなくなりましたね(笑)
ほんとうにビックリネタがなくなってきた。
またかあ・・・と言う感じ。
ブロガーにとってはオイシイ国だったのに、ブロガー泣かせになってきた(爆笑)
これからも「反中国」でめげずに頑張ります。
よろしくお願いします。

投稿: 坂 眞 | 2005/10/06 16:32

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