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2005/11/23

消えた「従軍慰安婦問題」

ちょっと時期がずれたが、先日(18日)の日韓首脳会談における盧武鉉大統領の発言に注目すべき点があった。
盧大統領は小泉首相との会談で、「①靖国神社参拝②歴史教育問題③独島(竹島)
問題に対する日本の立場は決して受け入れられない」と述べた。
ただ、過去の歴史に関しては、「日本に対してわれわれはこれ以上謝罪を要求しない」「個人に対する補償は別だが、国家対国家の賠償は要求しない」と言明した。

どこが注目すべきなのか?それはこれまでの韓国政府の立場と比較すればよく分かる。韓国政府はこの8月、日韓基本条約の外交文書を公開した際、「韓日請求権協定の範ちゅうに従軍慰安婦などに対する反人道的不法行為は該当しない上、日本政府がこれに対して別途法的責任を負わなければならない」という声明を発表した。
反人道的不法行為とは、従軍慰安婦問題やサハリン徴用問題、韓国人原爆被害者
問題のことである。

韓国政府は、この時点で、「外交チャンネルを通じて日本政府に対して法的責任を問うほか、国連人権委などの国際機構でこの問題を提起し続ける」方針だった。
ところが今回は、「日本に対してわれわれはこれ以上謝罪を要求しない」「個人に対する補償は別だが、国家対国家の賠償は要求しない」と、我が国に対する要求を大幅に
トーンダウンさせた。
靖国神社参拝問題、歴史教育問題、独島(竹島)問題には強く言及したが、従軍慰安婦問題やサハリン徴用問題、韓国人原爆被害者問題は話題にしなかった。

もちろん理由はある。
原爆被害者問題は本年10月7日の福岡高裁判決にある。我が国政府は高裁の判決を受けて、11月から外国人被爆者が海外で「健康管理手当」の受給ができるようにした。この問題は、これで一応の決着が付いたのである。

サハリン問題はどうか?
サハリン残留韓国人に対して我が国政府は、家族と再会するための一時帰国や韓国への永住帰国などに尽力してきた。残留韓国人の永住帰国のために、約27億円をかけて韓国ソウル近郊の安山市に高層8棟の団地「故郷の家」を建設した。
これまでの日本の拠出総額は60億円以上にのぼる。

「サハリン残留韓国人」とは、日本時代に、朝鮮半島から企業の募集や徴用でサハリン(当時は樺太)に渡り、戦後も韓国などへの帰国が許されなかった約1万人のことで
ある。
彼らが、サハリンから出られなかった最大の理由は、冷戦の対立が続く中で、当時の
ソ連が国交のない韓国への帰国を認めなかったからである。また、ソ連と友好関係に
あった北朝鮮への配慮もあった。

戦前の我が国政府が強制的に連行したわけでもなく、我が国のせいで韓国に帰国できなかったわけでもない。したがって我が国には法的にも人道的にも何一つ責任はない。
一例を挙げると、日本サハリン協会がサハリンを訪問する際の世話役だった残留韓国人の山本(韓国名ペ・ソクチュウ)氏は、旧樺太の電信電話局に勤務していた。山本氏は夫妻で2000年に「故郷の家」に永住帰国した。

したがって、この問題を「国連人権委などの国際機構に提起」しても韓国が恥をかくだけの状況なのだ。
法的にも人道的にも責任はないのに、日本は60億円以上の支援を韓国にした。盧大統領は我が国に対して、この問題でとやかく言える立場にないのである。

ところで、日本政府の見解は一貫して、「法的責任はない」というものである。にもかかわらず、なぜ60億円以上もの支援をしたのか?
それは、一部の日本人たちが、「4万3千人の朝鮮人を強制連行した」「日本が置き去りにした」と騒ぎたて、それを日本のメディアが増幅させたからである。
まず、「4万3千人」という人数には、この問題とはまったく関係のない、戦後になって
ソ連や北朝鮮からサハリンに渡った約2万人の朝鮮族が含まれている。
また、当時の樺太(サハリン)は内地(日本)よりもはるかに賃金が高く、それに惹かれて新天地を目指す人が後を絶たなかった。一度帰郷しても、「もう一度行きたい」と希望する人も少なくなかった(サハリン残留韓国人からの聞き取り調査)。

サハリンで韓国への帰還運動を始めた朴魯学氏(故人)は、今の韓国の地域で理髪師をしていた昭和18年に、新聞広告で知った樺太人造石油の募集に応じた。給料は理髪師の3倍以上だったという。
朴氏は数年の間に、家一軒建つぐらいのまとまったお金を故郷(韓国)の家族に送金している。
朴氏の日本人妻の堀江和子さん(77)によると、朴氏は戦後、何が何でも“強制連行”を主張しようとする仲間たちに対して、「そうじゃなかっただろう」とたしなめることがあったという。

一部の「反日」日本人たちの主張は、人数もでたらめだし、韓国・朝鮮人が自らの意思でサハリン(樺太)に行ったという事実にも作為的に眼をつむっている。
まさに「売国的左翼知識人」の面目躍如。しかし、これに引っ張られた日本政府も情けない。
日本政府に主体性がないために、「人道的支援」がいつの間にか「戦後補償」にすり替わっている。この問題における、これ以上の支援は、国として行うべきではない。

従軍慰安婦問題が言及されなかったのはなぜか?
この問題については以下の記事が興味深い。


朝鮮戦争時の韓国軍にも慰安婦制度があったことが23日、立命館大学(京都市北区)で開かれている「東アジアの平和と人権」国際シンポジウム日本大会(朝日新聞社後援)で明らかにされた。韓国軍慰安婦について日本で公になったのは初めて。発表した韓国・慶南大客員教授の金貴玉(キム・ギオク)さん(40)=社会学=は「日本軍の
慰安婦制度をまねたものではないか」とみている。

朝鮮戦争時の韓国軍にも慰安婦制度 韓国の研究者発表
(2002年2月23日 朝日新聞)

金教授は、韓国の陸軍本部が56年に編さんした公文書「後方戦史(人事編)」の中に「固定式慰安所-特殊慰安隊」という記述を見つけた。
公文書には、「特殊慰安隊」の設置目的として「異性に対するあこがれから引き起こされる生理作用による性格の変化等により、抑うつ症及びその他支障を来す事を予防するため」とあった。
特殊慰安隊実績統計表によれば、4カ所、89人の慰安婦だけで、52年の1年間に20万4560回の慰安を行っていた。

金教授は「どんな人が慰安婦になったかは明らかではないが、朝鮮戦争時に娼婦が
急増し、30万人にも及んだ。戦時の強姦や夫の戦死がきっかけで慰安婦になった民間人も少なくない」としている。が、それは一面的な見方にすぎない。
もちろん戦争で稼ぎ手を失い、娼婦に身を落とした女性も多かったとは思う。しかし当時の韓国社会は、極貧にあえいでいた(個人所得は当時のフィリピンの6分の1以下)。
戦火に家を焼かれ、土地を追われ、食うことさえままならない当時の韓国人が、妻や娘を娼婦にした思われる。

金教授は「設置主体だった陸軍の幹部の多くは日本軍の経験者だった。韓国軍の慰安婦が名乗り出るためには、日本軍慰安婦問題の解決が欠かせない。韓国政府と、当時軍統帥権を握っていた米国の責任も追及したい」と述べている。
金教授に従えば、日本軍慰安婦問題の解決→韓国軍慰安婦問題への飛火→当時の韓国陸軍幹部の責任追求・・・と、問題が玉突き式に拡大していく。
韓国政府としては、30万人の元娼婦が「韓国軍の従軍慰安婦」として名乗り出たらたまらない、といったところだろう(笑)

さらに、2003年8月12日の時点で、韓国外交部の丁相基アジア太平洋局長は「(従軍慰安婦に対する補償については)1965年に締結された韓日請求権協定や国内補償
立法措置により既に終了している」と明言している。
また、小泉首相は「日本政府には法的責任がない」とし、日韓交渉を通じて「すべての請求権が消滅した」という立場を堅持している。
盧大統領も、韓国政府の従来の立場(丁相基アジア太平洋局長の発言)をひるがえして「従軍慰安婦問題」を蒸し返してみても、かえって「やぶへび」になると思ったに違いない(笑)

なお、私は「従軍慰安婦」が捏造であることを立証するエントリーを既に書いている。
アクセス数はトップ10に入る。
この機会に再掲するので、ぜひ読んでほしい。

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参考記事1:韓日協定の外交文書を公開 …日本に法的責任問うことに
(2005年8月26日 中央日報)
参考記事2:反人倫犯罪と日本の法的責任
(2005年8月28日 中央日報)
参考記事3:「歴史認識、日本の立場は受け入れられない」…韓日首脳会談
(2005年11月18日 中央日報)
参考記事4:「戦後補償」の亡霊にとりつかれた日本のサハリン支援
(【正論】 平成17年1月号)
参考記事5:サハリン交流
参照記事6:2005年の韓日関係と1965年の韓日関係
(2005年8月29日 朝鮮日報)

幻の従軍慰安婦 2005.06.15

【ソウル=豊浦潤一】聯合ニュースによると、韓国外交通商省報道官は13日、中山文部科学相が「従軍慰安婦という言葉はなかった」との趣旨の発言をしたことについて、「極めて不適切な発言だ」と反発した。韓国記者団に語った。
(以下略)
【北京=末続哲也】中山文部科学相の慰安婦問題に関する発言について、中国の
国営新華社通信は12日、日本の一部報道を引用して内容を伝えたうえで、「歴史を
正しく認識し、歴史のわい曲に反対する日本の有識者やアジア国民の厳しい非難を
浴びている」と論評、強く批判した。
(以下略)
「従軍慰安婦」巡る中山発言、韓国・中国が反発
2005年6月13日 読売新聞

まさに「中韓同盟」近し、という感じがする(笑)。
ところで、そもそも「従軍慰安婦」なるものが本当に存在したのだろうか?
答えは「否」である。存在しないのだから「従軍慰安婦」という言葉もない。
だから、中山文部科学相の「従軍慰安婦という言葉はなかった」との趣旨の発言は
事実であり、非難される筋合いのものではない。

当時、日本には「公娼制度」があった。「公娼制度」とは、合法的な売春制度のことで
ある。戦前は「遊郭」と呼ばれ、戦後は「赤線」と呼ばれた。
「女衒(ぜげん)」という職業もあった。女衒とは、女の売買を生業(なりわい)とするブローカーのことである。「衒」は売るの意味。
貧しい農家などが、前借金の形(かた)に娘を遊郭などに年季奉公に出す。前借金は、600円(当時)。このうち着物代として200円、女衒に50円取られ、親の手許には350円しか残らなかった。悪い女衒にかかった親には、150円しか渡らなかったという話も
ある。
もちろん女衒は甘言を弄する。若い娘に「遊郭は、不特定多数の男に肉体を売るところ」などと、本当のことを云うわけがない。また、質(たち)の悪い女衒であれば、恫喝
めいた文句を吐くことも多かったであろう。

とにかく戦前の農家は貧しかった。特に、昭和9年、冷害に襲われた東北地方は悲惨極まりない状況だった。冷害ではなく「飢饉」と云う人もいるくらいである。
山形県のある地方では、9万人の人口があったが、そこで2000人もの娘が女衒に連れられて村々から消えたという。昭和恐慌と東北地方を中心とする農村の壊滅的な貧困により、娘たちの身売りはピークを迎えていたのである。
昭和12年7月には日中戦争(日華事変)が始まり、戦線が次第に中国全土に広がっていく。
「いわゆる従軍慰安婦」は、そういう時代背景の下に生まれた。

※この農村の悲惨な状況が、昭和11年の青年将校による2.26事件の原因の一つに
なったと云われる。兵隊の姉や妹が、続々と身売りされたからである。

本土にしてこのような状況だったのである。さらに貧しい朝鮮半島がどのような状況であったか容易に察しがつく。もちろん、朝鮮半島も、各所に遊郭があり、多数の女郎
(当時の公娼の俗称)がいた。本土と違い、女郎のほとんどは朝鮮人で、女衒も朝鮮人である。
また、中国大陸の、日本人が多く住む街にも遊郭はあった。女郎は、日本人もいれば朝鮮人や中国人もいた。
以上のことを踏まえた上で、「いわゆる従軍慰安婦」の問題を分析してみたい。

そもそも「従軍慰安婦」という言葉自体が、当時は存在しなかっ た。従軍看護婦は軍属であり、従軍記者、従軍僧は、法令により定められた身分で、指定された部隊につく。
しかし、「従軍慰安婦」という規定はどこにもなく、概念すら存在しなかった。すなわち、従軍看護婦などとの連想で、あたかも部隊の一部であると読者に思い込ませるための造語なのである。
「慰安婦」は公娼業者が雇った女郎であって、軍が徴用したわけではない。これを、
朝日新聞は、「日中戦争や第二次大戦の際、女子挺身隊として戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた」と書く。
しかし、「女子挺身隊」とは、昭和18年9月に閣議決定されたもので、名乗り出た「従軍慰安婦」の「連行された」という時期は、それよりはるかに前である。つまり、貧困ゆえに身売りされたのに、朝日新聞は、そのころは存在しない「女子挺身隊」として連行された、と記事を捏造しているのである。

平成3年8月11日付け朝日新聞は、社会面トップで「思い出すと今も涙」「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」とのタイトルで、「日中戦争や第二次大戦の際、女子挺身隊として戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた朝鮮人従軍慰安婦のうち、一人 が」名乗り出たと報じた。
しかし、この女性、金学順さんは、「女子挺身隊」として連行などされていない事を、8月14日の記者会見で自ら語っている。

生活が苦しくなった母親によって14歳の時に平壌のあるキーセン検番(日本でいう置屋)に売られていった。三年間の検番生活を終えた金さんが初めての就職だと思って、検番の義父に連れていかれた所が、華北の日本軍3000余りがいる部隊の前だった。
ハンギョレ新聞 1991年8月15日付)
朝日が、特定の意図を持って記事を捏造したのは明らかである。

宮沢首相(当時)の訪韓直前に発表され、公式謝罪に追い込んだ朝日新聞の「慰安所、軍関与示す資料」「部隊に設置指示 募集含め統制・監督」という一面トップの記事はどうか。

発見された文書とは、昭和13年の陸軍省による「軍慰安所従業婦等募集に関する件」である。
その中では、民間業者が慰安婦を募集する際、
①軍部諒解の名儀を悪用する
②従軍記者、慰問者らを介した不統制な募集をする
③誘拐に類する方法を使って警察に取調べられるなどの問題が多発している
したがって、業者の選定をしっかりし、地方憲兵・警察との連繋を密にせよ、 と命じている。

上記を素直に読むと、「関与」とは、誘拐に類するような方法を使う民間の悪徳業者を、軍が警察と協カして取り締まり、排除せよとの命令であることが解る。
軍が、民間業者を指示、統制、監督して 慰安所を運営させたという意味ではなく、むしろ当時の公娼制度を逸脱することなく合法的に慰安所を運営せよ、という意味なので
ある。
朝日新聞の罪は重い。

石原内閣官房副長官(当時)は、国会議員との会合で次のように語っている。
「もう少し補足しますと、この問題の初期の段階では、私は韓国政府がこれをあおるということはなかったと。むしろこの問題をあまり問題にしたくないような雰囲気を感じたんですけれども、日本側のいま申した人物がとにかくこの問題を掘り起こして大きくするという行動を現地へいってやりまして、そしてこれに呼応する形で国会で質問を行うと。
連携プレーのようなことがあって、韓国政府としてもそう言われちゃうと放っておけないという、そういう状況があったことは事実です」
「歴史教科書への疑問」
日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会編 (展転社)

まさに、国内の反日主義者による相手国扇動-朝日新聞の報道-国会における
「反日」議員の策謀、「歴史教科書問題」や「靖国問題」とまったく同じパターンで事件がデッチ上げられるのである。

石原内閣官房副長官(当時)は、次のようにも語っている。
「強制連行の証拠は見あたらなかった。元慰安婦を強制的に連れてきたという人の
証言を得ようと探したがそれもどうしてもなかった。結局談話発表の直前にソウルで行った元慰安婦16名の証言が決め手になった。彼女達の名誉のために、これを是非とも
認めて欲しいという韓国側の強い要請に応えて、納得できる証拠、証言はなかったが強制性を認めた

もしもこれが日本政府による国家賠償の前提としての話だったら、通常の裁判同様、
厳密な事実関係の調査に基づいた証拠を求める。これは両国関係に配慮して善意で
認めたものである
。元慰安婦の証言だけで強制性を認めるという結論にもっていった
ことへの議論のあることは知っているし批判は覚悟している。
決断したのだから弁解はしない」
櫻井よしこ「密約外交の代償」「文塾春秋」平成9年4月号(赤字は筆者)

なんと、「納得できる証拠、証言はなかったが、両国関係に配慮して善意で認めた」と、当時の政府首脳が白状している。それほどまでに、当時の日本政府は韓国や中国に対して弱腰だったのである。
そして証拠も証言もないのに「談話」を発表したのが、あの河野洋平(現衆院議長・
当時官房長官)である。

「従軍慰安婦」というと、海外では"military sexual slavery (軍用性奴隷)"などと呼ばれる。日本軍によって郷里から強制連行され、戦地では何の自由もなく、もちろん無給で、ひたすら兵士にもてあそばれた、というイメージが定着している。
しかし、実態は、貧困ゆえに家族から女衒を介して公娼業者に売られたのであり、
給与・待遇は国内の女郎よりもはるかに良かった。

『内地人のある娼妓は「内地ではなかなか足を洗えないが、ここで働げば半年か一年で洗える」といい、中には「一日に27人の客の相手をした」と豪語するつわものもいた』
小野田寛郎 私が見た従軍慰安婦の正体

平成4年に韓国の「元従軍慰安婦」文玉珠が起こした、「戦時郵便貯金の払い戻し請求訴訟」別名「下関裁判」というのがあった。
文玉珠は戦時中にビルマで「従軍慰安婦」をして貯めた26,245円を郵便貯金にして
いた。その中から5,000円を朝鮮の実家に送ったが、敗戦後の混乱の中で貯金通帳を
紛失してしまった。昭和40年に貯金は失効した。
それを27年後の平成4年になって、貯金の払い戻しを国に要求したのである。もちろん元慰安婦個人ができる裁判ではない。その裏には、例によって、日本の威信失墜を
図る国内の反日主義者たちがいた。しかし、これは両刃の剣であった。
なぜなら、戦時中の大卒の初任給が100円から150円の時代に、26,000円も貯金できたということ。しかも、わずか2年半の間にこの大金を稼いだということ。これらが裁判の過程で明らかになったからである。つまり、文玉珠は毎月870円も貯金できたことに
なる。
大東亜戦争陸軍給与令(昭和18年)によれば、最下級の2等兵の月給は7円50銭で、下士官である軍曹が23円~30円、戦地手当を含めると約2倍になったので、当時の
兵士の収入を平均すると月額30円程度であった。文玉珠は、お客である兵士の約30倍も稼いでいたわけである。
この裁判の過程で、朝日新聞や反日主義者たちが意図していた「従軍慰安婦」=
「強制連行された性奴隷」という図式が虚構であることが暴かれたのである。

また、朝日新聞は「慰安婦の大半が朝鮮半島出身者だった」ように書いている。しかし、外務省の「いわゆる従軍慰安婦問題について」は、「慰安婦の出身地としては、
日本人を除けば朝鮮半島出身者が多い」 としている。つまり、日本人を含めれば、日本人が最も多いということである。(赤字は筆者)
政府は、これらの日本人「従軍慰安婦」には謝罪しないのであろうか。

慰安所の経営者には朝鮮人も多くいた。また、利用者の兵士にも朝鮮人がたくさん
いた。朝鮮人兵士はC級戦犯(捕虜虐待)として処刑された者も多い。

「従軍慰安婦」「南京事件」「歴史教科書問題」「靖国問題」。中国や韓国は熱心に外国にアピールしている。このまま放っておけば、日本=残虐な軍国主義の過去を持つ国、そして、それをまったく反省しない国とのイメージが定着しかねない。
政府は、事実を調査し、それを明らかにすることによって、日本の真の姿を海外に伝えるべきである。そうしなければ、いずれ国益を損なうことになるのは間違いない。

なお、慰安所と「従軍慰安婦」の実態を知るには、前出の小野田寛郎 私が見た従軍慰安婦の正体 を読めばよい。お薦めする。

関連記事1:中山文部科学相の正論
関連記事2:岡崎トミ子・日本の恥部

参考資料1:「従軍慰安婦」問題(上)
参考資料2:「従軍慰安婦」問題(下)
参考資料3:朝鮮における従軍慰安婦(その2)
参考資料4:いわゆる従軍慰安婦問題について(外務省)
参考資料5:荒廃する東北農村
参考資料6:小野田寛郎 私が見た従軍慰安婦の正体
参考資料7:植民地朝鮮における公娼制度の確立過程

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従軍慰安婦&強制徴用」カテゴリの記事

コメント

こんばんは
大変勉強になりました。
日本軍の慰安婦問題の嘘というのは、ある程度の人が知っている事ですが、サハリンの件、そして韓国内の従軍慰安婦問題はあまり知られていないのではないでしょうか?
身から出たサビと言えばそれまでですが、韓国は矛盾が次から次へと出てきますね。それでも、韓国はまだ言ってくるとは薄々感じていますが、もうウンザリです。北か中国に飲み込まれ、早く一緒に消えて欲しい、心底そう思ってます。

投稿: NZ life | 2005/11/23 17:20

ノム タンは以前にも「日本に対してわれわれはこれ以上謝罪を要求しない」だったか「過去のことは追求しない」などということを言っていませんでしたか?その当時私はこの素晴らしい大統領のおかげで日本と良い関係が生まれると思ったのですが、しばらくするとノム タンはまったく言ってることの逆の日本攻撃を始めましたね。ノム タンを信じるとあとで怒り狂いますので皆さん気をつけましょう。それに今回は靖国問題で小泉さんが一歩も譲らないので、韓国のほうで気を遣ったのではないですか?村山、河野のおかげで日本は従軍慰安婦を認め、一時「従軍慰安婦」という言葉を教科書に載せてしまったんですからねえ。バカ総理やアホ政治家がいると国は潰れますね。ところで、NZ lifeさん今日は一番乗りですね。

投稿: 冒険ダン吉 | 2005/11/23 17:50

従軍慰安婦問題

「朝日新聞」植村隆記者、「従軍慰安婦」スクープ記事(平成3年8月11日)→河野洋平官房長官談話、「権力による強制」を認める(平成5年8月4日)→中学歴史教科書全社に一斉に記述(平成9年)

投稿: くぁwせdrftgyふじこlp;@: | 2005/11/23 20:22

「従軍慰安婦」のそもそもの始まりが下記のサイトにありました。1973年発行の千田夏光著の「従軍慰安婦」ってゆー本なんです。らしいです。
http://kankoku_manse.tripod.com/Jyuugunianfu/Miscellany/nituitenosinjitu.html

日本だけのみならず世界中を狂わす虚偽報道、どうすれば罰することができるでしょうか?政治犯として、A級戦犯のような罪があると思いますが、こうなってくると、誰がこの罪を訴え誰が裁くのでしょうか。いまなお一番の被害を被っている日本国民からなる日本国しかないと思います。あと、政府がこういう歴史問題についての資料や回答を誰もがみれるサイトをつくるべきだと思います。最低、日本語、英語、韓国語、中国語の4ヶ国語で掲示する必要があると思います。これらの虚偽報道により日本国民はどれだけの国益を損なっているでしょう。何十年にも渡り1億人以上が濡れ衣を着せられているのです。政府は、いらない団体や箱物を作らずに「真の情報」を引き継ぐことにもっとお金をかけるべきだと思います。ネット社会、いかに「真の情報」が大切か、そして「ウソの情報」に振り回されないかが、強い日本にするために最も必要なことだと思います。管理人さんのようなサイトが社会に対して大きな役割を果しています。これからもどうぞよろしく。応援します。

投稿: 嫌中国 | 2005/11/24 04:23

「従軍慰安婦」問題に関して、小野田寛郎さんが2005年1月号の『正論』に『私が見た「従軍慰安婦」の正体』と題して証言されています。
中支の漢口における経験ですが、説得力があります。
朝鮮人は歴史的事実を(事実!)を軽視する、あるいは全く意に介さない傾向があるようです。政治家・官僚ばかりではなく、歴史家でも。支那に例えば元や清に女性を「献上」してきた過去があるからかも知れませんが。

投稿: さぬきうどん | 2005/11/24 04:52

こんにちは、坂眞さん。

「ナヌムの家」というものをご存知ですか?
「従軍慰安婦」という言葉が使えなくなってきたので、日本軍「慰安婦」の歴史館だそうです。
相変わらず、歴史的事実よりも、自称・元慰安婦の証言を元に作られているようです。
この歴史館の日本語サイトを見ればわかるように、「japan」でなく「jap」です。
明らかに、事実云々よりも反日的思想で凝り固まった者の関与が、想像に難くないですね。

http://www.nanum.org/jap/index.html

投稿: Mars | 2005/11/24 14:28

 そういえば言及が無かったですね。ダン吉さんのおっしゃるように前言撤回だまし討ちがあたりまえのノムたんたち韓国政界ですから、そのうちまた煙がでるかもしれません。
 いまさら戦争の話されても条約では解決済みですから、韓国政府がその補償をする義務があるわけです。社会党や一部の親中韓派が善人ぶってカッコつけたのが、(解決済みでも施しはする高貴な日本人になろう??)われわれの世代への負担として跳ね返るんだから、たまったもんではありません。
 日本人に対する工作の仕方・・ノウハウがあるらしいですよ(経験あり)。その話をブログに載せたいけどやっぱりマズイよなぁ・・。
 

投稿: 榊雲水 | 2005/11/24 14:33

国交正常化した頃は、韓国自体が国立売春国家だったんですがね、当時は売春立国、忘れるのが得意な国です、その割には豊臣秀吉や日帝36年の被害、教科書を見れば笑えますが、これを信ずる日本人が居る事の方が問題。
しかし中国にしても韓国にしても「反日」でしか生きられない、悲しい国。日本も反論するのは「力」と「歴史事実」だという結論を出さないと。

投稿: 猪 | 2005/11/24 15:29

皆さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
韓国、ノムさんの下で漂流していますね。
まさに歴史の健忘症。
「日本は我が国より下だったのに」という思い違いが治らない限り、永遠に健忘症になる(ふりをする)しかない。
海峡を隔てて独自の文化を発展させた国と、どこまで行っても中華の奴隷でしかなかった国。
そこに、まず思いをいたすべきです。

投稿: 坂 眞 | 2005/11/24 19:55

>盧大統領は小泉首相との会談で、「①靖国神社参拝②歴史教育問題③独島(竹島)
問題に対する日本の立場は決して受け入れられない」と述べた。

この間韓国の世論調査がありまして、韓国人が日韓の問題としてあげているベストスリーがまさにこれでした。盧大統領は国民受けを狙ってこれらの主張をしている面もあるようです。従軍慰安婦問題が消えていたことには気付きませんでした。やはり、外交はタカ派のほうがうまく行くようですね。
ところで、ちょっと前の韓国映画に「私の頭の中の消しゴム」というのがありました。韓国人及びあの大統領にぴったりのタイトルだと思いました。

投稿: masa | 2005/11/24 20:14

「参考資料6:小野田寛郎 私が見た従軍慰安婦の正体 」 ですが、リンク切れ起こしてましたんで、探しました。この辺にありますね。
http://tamezou.seesaa.net/article/1596356.html
http://members.jcom.home.ne.jp/t-masami/zakki-04-7-12/hp-04-12-10.html#被害

アメリカ司法に駆け込んだ連中もいたようですね。法治国家アメリカでは相手にされずってところか?
http://plaza.rakuten.co.jp/machikoMizutani/diary/200511010000/
ちゃんとした裁判をやれば高額所得者の売春婦であったことがはっきりする。戦勝国の裁判なんだから効果抜群。そう思えばちょっと残念かも。
ノムタンが弱気?なのは、単純にやぶへびを恐れてのことではないでしょうかね。

気に入らないのは害務省の公式サイトの言い訳。結びのあたりなんか読むほどに泣けてくる。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/ianfu.html
当時の世論というか、そういう政治家・マスコミを野放しにしていたのはいわゆる”コクミン”の民度なんでしょうね。
”コクミン”がアホだと政治家もマスコミも同レベル。受け入れた我々こそ反省すべきであるとこの頃強烈に思うところ。

投稿: 岩手の田舎人 | 2005/11/24 21:09

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» 脱亜へ [売国反対!攘夷への道]
日露戦争後、朝鮮併合、日清戦争と続くわけだが、この辺りから日本の方向性 がおかしくなってくる。西郷が文明の遅れる国には道理をもって文明開化に導け といったことと、対極の方向にむかっていくことになる。   西洋列強の帝国主義、植民地から富の収奪などは本来的に非難されてしかる べきことだが、それらを日本が真似てしまってはならないだろう。 むしろ正さなければならない。明治最大の思想家、福沢諭吉の脱亜論を 見... [続きを読む]

受信: 2005/11/23 23:58

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日露戦争後、朝鮮併合、日清戦争と続くわけだが、この辺りから日本の方向性 がおかしくなってくる。西郷が文明の遅れる国には道理をもって文明開化に導け といったことと、対極の方向にむかっていくことになる。   西洋列強の帝国主義、植民地から富の収奪などは本来的に非難されてしかる べきことだが、それらを日本が真似てしまってはならないだろう。 むしろ正さなければならない。明治最大の思想家、福沢諭吉の脱亜論を 見... [続きを読む]

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