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2006/01/02

手段を選ばない中共のスパイ工作 part2

まったくふざけた国だ!体の奥底から怒りがこみ上げてくる。
正月早々、何をそんなに怒っているかって?
それは、在上海日本総領事館の男性館員の自殺問題に対する中国政府の態度で
ある。

先月31日、在日中国大使館は、男性館員の自殺について
①日本側は、館員は職務の重圧のため自殺したと表明、遺族の意思に基づいて中国側に事件を公表しないよう求めた
②中国政府当局者といかなる関係もないことを確認した
③結果を「日本側にも説明した
④日本政府が、(こうした)事実を顧みず、事件の責任を中国側に押しつけようとした
とする中国政府の声明をホームページで発表し、報道各社に声明文を送付した。

中国政府は、外務省副報道局長の秦剛が、すでに29日、『日本側の対応は、中国の印象を損なおうとする悪質な行為だ』と非難している。
声明は、この秦剛の暴言を政府として公式に追認し、さらに自らの正当性を強弁するという許しがたいものだ。まさに、『黒を白と言う』中国政府のペテン師的な本質を自ら
暴露したに等しい。

中国政府の声明は、
①中国側公安関係者により、ウィーン条約上の義務に反する遺憾な行為があった
②事実関係の究明と抗議への回答を待っている
という28日の鹿取克章外務報道官の発言に対する反論だが、『盗人猛々しい』とはこのことだ。

このような中国政府に対して我が国の外務省幹部は31日夜、『よくこんなことが言える。我々が把握している事実は、遺書に記されていたことだ。中国側の説明はまったく事実に反する』と反論。
さらに文書で、
①「日本側は職務の重圧のために自殺したと表明」したという中国側の主張を、「日本側がそのような立場を表明したとの事実はない」
と否定。
②「日本政府として、中国政府に対し、事件発生直後から、事実関係の究明を求めるとともに、厳重な抗議を行っている」
③「この事件は『中国政府関係者といかなる関係もない』との中国側の立場は受け入れられない」
④「事実関係は日本側も承知している」という中国側の主張に対しては「それ以前に
中国政府から本件の事実関係について説明を受けたとの事実もない」
と全面的に反論・批判した。

まあ、外務省としては『よくやっている』と言ってもよいだろう。
中国が『黒を白』と言いくるめてまで我が国に罪をなすり付けるのは、
『中国は歴史問題で日本を悪玉に仕立て、孤立化させるカードとして使っているが、
日本にはこれに対抗する戦略が十分ではない。』(マイケル・グリーン前米政府アジア上級部長)
という状況が逆転しかねないからだ。
国家権力が『女』をネタに外国の外交官を脅迫し、スパイに仕立てようとする、こんな
冷戦時代のソ連がやりそうなことを中国は未だにやっている。これは明白な国際条約
違反であり、『世界の大国(?)』中国の国際的信用を失墜させるに十分な事件である。
外務省及び日本政府は、この問題で安易に妥協してはならない。

ところで、安倍晋三官房長官は、週刊文春が報道するまでこの事件を知らされていなかったという。内閣の要である官房長官に、このような重大事件を報告しない外務省。これが、事件発覚直後の安倍官房長官の『コメントを差し控えたい』という発言に繋がった。
上が隠蔽するから下がリークしたのだろうが、それにしても外務省の中国に対する姿勢は『?』マークが無限大に付く。過去のエントリーで、小泉内閣の下、外務省も変わり
つつある、と書いたが、病巣はまだ除去し切れていないということだ。
今回の事件について、『まあ、外務省としては「よくやっている」』と前述したが、今後の対応次第では、また『ふざけるな外務省』になる。

この事件に対する国民の関心は高い。今回、外務省がほんとうに変身したのか、その真価を問われる事態であると言っても過言ではない。麻生太郎外相も、きちんと筋を
通すべきだ。
国を売ることはできないと書いて死んでいった館員の霊を、安らかな眠りに
つかせるためにも。

参考記事1:領事館員自殺「関係していない」在日中国大使館が声明 (読売新聞)
参考記事2:領事館員自殺、中国発表に日本外務省「事実に反する」 (読売新聞)
参考記事3:「職務の重圧」に外務省「事実無根」 職員自殺で中国に反論 (産経新聞)
参考記事4:米政権:国益重視を反映 「ポスト小泉」に影響も (毎日新聞)

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中国(政治)」カテゴリの記事

コメント

それだけに、次期駐中大使にチャイナスクール出身者が決まったとされる最近の報道に憂慮せざるを得ない状況ですね。またもや阿南体制の継続か・・・・OTL

投稿: TM | 2006/01/02 15:17

事件があったときの外務大臣は川口順子で、この件でインタビューを受けるのを嫌い、逃げ回っているとか。こんなのが大臣。世も末ですな。いかに現在が正しい方向に行っているかを実感します。河野洋平も外務大臣をやっていましたね。我々は「日本人」です。そして馬鹿が大臣をやるのは、おかしいと思います。さて共産圏やら特に、「女」を使っての脅迫など「あってあたりまえ」の世界です。日本の平和が続き、外交とは戦争であることが忘れられて久しいわけです。今年は小泉首相の退任前に「スパイ防止法」の制定が望まれます。最後に、死をもって自分の最後の責任を守った、この方におくやみを申し上げます。果たして職員の何人が平気で秘密を中国に教えてカネをもらっているでしょう。もはや法にしばられる外務省では国交ができないかもしれません。
 最後に売国奴で中国のために生きているような阿南(親父が泣くぞ、コラ)の息子が中国軍の将軍の娘と結婚したのは本当でしょうか? これで
中国に日本の暗号から大使館の職員のプライベートなど何から何まで知られる恐れはないのでしょうか? かって日本軍の使う暗号が全てアメリカに解読されており、それも敗戦の原因でしたから。今後中国の侵略時に困った事態にならねばよいのですが。

投稿: 普通の国民 | 2006/01/02 18:01

>中国の侵略時に困った事態にならねばよいのですが。
正確には次のとおりです。
中国が日本に侵略して来る時に、その動きを伝えたり、日本の対応を伝える通信が盗聴されて困った事態にならねばよいのですが。


 

投稿: 普通の国民 | 2006/01/02 18:05

新年おめでとうございます。
年明けから元気に飛ばしていますね。今年も過激な?切り口を期待しています。(笑

さて、今年は対米関連がクローズアップされてきそうな気がしてます。『国を売ることはできない』といったを賞賛する普通の感覚?が昂じてくるなら、異常な日米関連にも目が行くでしょう。アメリカがどれだけ気付いて気にしているかわかりませんが、安易に口出ししたり、日本に対して無神経な発言が出てきたとき(きっと出てくるでしょう)どういった論調になるのか? ある意味楽しみです。(笑

輸入再開した牛肉問題やら(結局売れないでしょうね。選択肢のあるアメリカ人は食わなくなりつつあるというし・・・。)、米軍の地位協定関連の問題も再燃しそうな事件もあった。アメリカが安易な対応をしでかすと、対米関連はきな臭くなると思われます。
以下の記事は、毎日が意図的に取り上げている可能性も無くは無いが・・・。
 
↓米政権:「靖国」に懸念 アジア戦略「日本に見直し要求」
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060101k0000m010081000c.html
=>靖国参拝については「大統領は首相の参拝に口をはさまない」と述べつつも「やめるのも一つの方法だ」と米政府内にくすぶる参拝反対論に言及した。

↓米政権:国益重視を反映 「ポスト小泉」に影響も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060101k0000m010083000c.html
=>「(靖国神社は)太平洋戦争での(日本の)軍国主義の象徴。第二次世界大戦での戦犯も合祀(ごうし)しており、日本政府関係者の度重なる神社参拝には抵抗感を感じる」(昨年10月20日付で米下院外交委員会のハイド委員長が加藤良三駐米大使に送った書簡)

↓女性米兵がひき逃げ、逮捕も「公務中」で即日釈放
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051228i117.htm

投稿: 岩手の田舎人 | 2006/01/02 18:26

明けましておめでとうございます。今年も大いに勉強させていただきたいと思います。

さて、やっとこの話題の続編がUPされましたね。大晦日から結構青筋立てていただけに、「やっぱり坂さんに書いてもらわなきゃ」と実感した次第であります。

ここは麻生外相の毅然とした対応が大いに期待できるので、外務省は否が応でもまともになっていくと思われますが、要はこの問題を「怒りの抗議」だけに終わらせてはいけないということではないでしょうか。中共の辞典に「謝罪」などという言葉は最初からないのですから、そんなものを声高に求めてもあまり意味がないと思います。それよりも、早いところ二階経産相をすげ替え、外務-法務-経産-防衛庁を連携させて、東シナ海盗掘問題の外交カードにするべきでしょう。ちょっと苦労するかもしれませんが、「面子と体裁」だけでプライドを保つ中国そのものの性格を上手く利用すれば、立派な外交カードになると思うんですけど。そのほうが他界した領事も報われるというものです。

あ~。ちょっとだけスッキリした...

投稿: 未定 | 2006/01/02 21:31

いや美人局が有ったのは事実だけど
領事館内のイジメが主原因らしいから、日本のほうが分が悪いですがな(;´Д`)

投稿: TT@E | 2006/01/03 04:04

皆さん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。

『事件があったときの外務大臣は川口順子』
でしたか。
どおりで安倍官房長官が『聞いていない』と不快感を露わにしたとき、外務官僚が『しかるべき対処はしている』と言ったのですね。
つまり川口大臣には報告した。が、大臣が引き継がなかった、ということでしょう。
ホントにバカまる出し。

TT@Eさん!
>領事館内のイジメが主原因らしいから

ソースを明らかにしてからカキコしてください。
一人の人間の『名誉』と我が国の『国益』に関わる問題です。
2チャンネルや憶測系ブログはソースとして認めません。
ソースを明らかにできないのなら、以後、あなたのカキコは削除します。

投稿: 坂 眞 | 2006/01/03 14:47

 明けましておめでとうございます。
 今年も健筆を振るって下さい。楽しみにしています。
 上海領事館員(電信担当)の自殺について、政府は一丸となって北京政府を追求してもらいたいし、その結果は国内はもとより、世界中に発信して欲しい。ウィーン条約を無視する北京政府の異常な振る舞いは、今始まった事では無いが、国内のChina シンパに警鐘を鳴らす意味もある。
 川口順子元外相、北島信一元官房長、阿南惟茂大使は、家族の意向等を理由にしないで当時の状況をきちんと説明しなければならぬ。川口氏は、国益に関し判断を過った責任者であるから、潔く国政の場、公職から身を引くべきである。

投稿: 松川 散人 | 2006/01/03 14:55

 間違って、上記コメントが二重投稿になりました。済みませんが、一つを削除して下さい。
 China の謀略を1年半経過して取り上げても、北京政府はしらを切り続けると思うが、納得行かない返事しか得られなければ、新幹線技術供与中止、化学兵器処理施設予算の棚上げ、次いでODA即時中止のように手順良く進めれば良い。
 北京政府は、日本の民間企業への圧迫を強めて来ると想像するが、それに耐える決意が官民共に望まれる。心配なのは、この種謀略が防衛庁現地駐在武官にも及んでいないかと言う事。China には、政府関係者は心して赴任する必要がある。
 

投稿: 松川 散人 | 2006/01/03 16:23

私は在日系の町である名古屋市千種区振甫町(振甫は朝鮮人名からつけた名前。)から歩いてすぐの場所に住んでいた頃から、最先端スパイ工作器械を用いた犯罪被害を受けています。
私の加害組織は老若男女、二十人以上のグループですが、事実だけをいえば思考盗聴・音声送信による何人かの加害者の声には、明らかに中国語の発音のなまりがあります。
アジア系外国人グループを実動部隊とした、外国系スパイ工作組織による最先端スパイ工作器械の開発研究、もしくは器械の使用実習訓練のために、一般市民から選ばれた被害者を人体実験のモルモットにしている。というのが真相だと思います。この犯罪は先進国をはじめ世界中に存在します。

投稿: stardustsuga | 2008/12/18 00:24

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