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2006/01/18

潘基文氏を支持しない米国

韓国の潘基文(バン・キムン)外交通商相は16日午後、ソウル市内の外交通商省で
日本記者団と会見し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に関し、後継首相も参拝した場合には、相互訪問による日韓首脳会談実現は困難との考えを表明した。潘氏は「靖国問題は小泉首相や後継の政治指導者が参拝しなければ簡単に解決できる」と
強調。9月に小泉首相が退陣することを踏まえ、「ポスト小泉」候補をけん制したものと
みられる。

潘氏は日韓関係について「首脳会談、特に盧武鉉大統領の訪日問題では、現状は
望ましくない状況だ。歴史認識の問題を克服する前には首脳会談の開催は難しい」と指摘、小泉首相の靖国参拝などに強い不満を示した。また記者団が「次の首相が参拝する場合も、大統領の訪日による首脳会談は行わないか」と質問したのに対し、「その通りだ」と言明した。
(以下略)

韓国外交通商相、後継首相の靖国参拝をけん制
(2005/01/16 産経新聞)

「ポスト小泉」候補までけん制するなんて、思い上がっているというか勘違いしているというか。もう自らの首を自らで絞めているとしか思えない。盧武鉉大統領と首脳会談ができなくても我が国はちっとも困らない。関係が悪化すれば困るのは韓国である。

ところで、この潘基文氏、次期国連事務総長に立候補する予定である。17日の朝日新聞によると「潘氏は17日から2月8日まで米国と欧州、アフリカ諸国を歴訪する。主要国の国連大使との会談や国際会議への出席も重ね、各方面に支持を間接的に打診した後に正式発表する方向だ」という。

事務総長は、地域を考慮に入れて選ばれるのが通例である。アジアは第三代のウ・タント氏(ビルマ=現ミャンマー)以来30年以上も事務総長を出していないため、次はアジアからという声が強い。だから潘氏以外にも、スリランカのダナパラ前国連和平プロセス事務局長やタイのスラキアット副首相も意欲をみせている。
スラキアット氏は昨年の11月24日に、ダナパラ氏も12月12日に、それぞれ麻生太郎
外相へ支持を要請している。潘氏はどうするのだろう?

潘氏は靖国問題と併せて、竹島(韓国名・独島)問題や歴史教科書問題の解決も求めているし、「歴史認識問題の解決なくして韓日関係の発展は難しい。解決の鍵はすべて日本側にある」と強調している。
とても同じ口で我が国に支持を求めたりできないと思うのだが、常識というものがあれば。
ただ、「周辺国の信頼を受けず、歴史を反省しない国が国際社会の指導的役割を果たすことに限界がある」(金三勲国連大使)と表明して、我が国の国連安保理常任理事国入りに反対した直後に、自国が非常任理事国(2007~2008年)になることへの支持を求めてきた国だからなあ。しかも、その当事者が潘氏だった。

ところで、事務総長は安保理の勧告に従って総会が任命するため、米国を含む常任理事国の支持がないと難しい。特に、国連に圧倒的影響力を持つ米国の支持が欠かせない。ところが米国は、アジアからの次期事務総長選出に難色を示している。

米国のボルトン国連大使はネオコンとして有名だ。ブッシュ政権が、このボルトン氏を
国連に送り込んだ理由は「国連改革」、特に「事務局改革」にある。
ボルトン氏は、かつて「国際連合などないのと同じだ。国連本部が38階建てから10階分少なくなっても、何の変わりもない」と述べるなど、国連の現状に強烈な不満を持っている。昨年末には、通常2年分が承認される国連予算に「待った」をかけ、半年分しか認めなかった。予算を人質に改革を迫ろうという魂胆なのである。

今の国連事務局には縁故主義がはびこり、腐敗と非効率に支配されている。米国は
アジア人の事務総長では、このような事務局の大胆な改革は期待できないと判断したのだろう。
この米国の意向を受けたのかどうかは分らないが、「有志連合」の一角として、米国と
ともにイラク戦争を戦ったポーランドのクワシニエフスキ前大統領が事務総長選に意欲を表明している。そして、「米国と英国はクワシニエフスキ前大統領を支持するのでは
ないか」(国連外交筋)と言われている。
韓国もイラクに派兵したのだが、米国は韓国を評価していない(信用していない)ということだ。

我が国は、常任理事国入りを目指す以上、米国の意向に逆らえない。また、「国連改革」では米国と足並みをそろえている手前もある。つまり潘氏が事務総長になることを支持できないのだ。
本来であれば、米国の意向に関係なく、こんな無礼な国の外相など支持するべきではない。が、「日韓関係改善のきっかけにしたい」という思惑から、韓国に無用な気配りをする政治家も多い。また、次はアジアからというアジア諸国の声も無視できない。ということで、「潘氏支持」の声が外務省を中心に浮上してくる可能性もあった。
しかし、常任理事国入りを目指す以上、米国の意向を無視できないということであれば大義名分も立つし、無用な気配りを押さえ込むこともできる。たとえ、米国の意向に沿う形とはいえ、潘氏が事務総長になることを支持しないということになれば嬉しい限りである。

参照:そろそろアジアの番 米は持ち回りに反対 国連事務総長選 悩める麻生外相

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韓国(政治)」カテゴリの記事

コメント

やはり常任理事国入りを目指す日本としては、アメリカに歩調をあわせるのが得策だと思います。(個人的には常任理事国にならなくていいと考えていますが・・・)

>とても同じ口で我が国に支持を求めたりできないと思うのだが、常識というものがあれば。

韓国に常識はないし、「日本が過去の歴史を反省している証なら、支持するべきだ」くらい言いかねませんからねぇ。

投稿: わ | 2006/01/18 13:15

まあ、むしろ「投票しろ!」と脅迫しに来るくらいの勢いかもしれませんが。
 
日本からは誰も出ないでしょうか。
別に出なくても良いけれど。

今の国連は改革がなければ入れ込んでも意味はないですからね。

投稿: hide | 2006/01/18 14:44

> 韓国もイラクに派兵したのだが、米国は韓国を評価していない(信用していない)ということだ。

そのようですね・・・
>韓国と米国とは訣別を準備すべき・・・
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/25/20050325000070.html

投稿: 疑問符 | 2006/01/18 14:55

日本はパン・ギムンの様なアフォを支援する必要など一切無いだろう(なったらなったで事務総長という立場で日本批判するのが見え見え)。同時に日本はそろそろ「国連教」なる宗教的盲信を捨てるべきだろう。

投稿: TM | 2006/01/18 16:29

中学生並の外相ですね、歴史を知らない人が閣僚に成ると現在の韓国の様に成る。
正直、靖国神社、竹島、教科書全て今の韓国には何の関係も無い、靖国神社は唯一同じ国民として戦場で戦った半島の当時の同胞の名簿が祭られていると云う事だけ。
国連も脱退する訳にもいかない、負担金は殆ど日本の役には立っていないので減額は当然。ドイツ並が公平な数字でしょう。

投稿: 猪 | 2006/01/18 16:48

>中学生並の外相ですね・・・・

外相だけではなく、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領も同じではないでしょうか?盧大統領とブッシュ大統領との会談を伝える記事は爆笑ものです・・・
>少ししてブッシュ大統領が再び話し始めた。「いずれにせよ小泉首相と盧大統領の説明は少し食い違っているようだ」と話を切り出した。すると盧大統領が即座に「小泉首相と私が習った歴史教科書の内容が互いに違うようなんです」と答えると、座中に爆笑がどっと起こったという。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=64560&servcode=200&sectcode=200
このような大統領・外相を相手に向き合わなければならない小泉首相、麻生外相にはごくろうさんの一言です。まぁ、隣国は選べないという非情な現実を前にタダタダため息が出るばかりです・・・・・

投稿: 疑問符 | 2006/01/18 17:17

>中学生並の外相

いやいや、中学生に失礼です。「小学生以下」ぐらいが適当でしょう。外交に「自分の国内での立場」で泣きを入れる体たらくですから。中学生並の外相といえば、わが国にも掃いて捨てるほどいました。紅の用兵、柿沢、最近では川口...

ところで、町村という人材が惜しくてたまらないのですが、国連の役職に向いていませんかね?

投稿: 未定 | 2006/01/18 19:35

>ところで、町村という人材が惜しくてたまらないのですが、国連の役職に向いていませんかね?

 町村氏には、今度、外務省から取り上げる予定の官邸直轄・「ODA庁」の初代長官あたりはいかがでしょうか?
 外務省の有象無象を相手にしてきた経験を買って。

投稿: 奈菜氏 | 2006/01/18 20:22

私めに言わせれば潘基文は論外というべきで有り、
日本国が反対して当然の人物と考えております。
かような人物を推薦する日本国内の人間は正体が
知れていると言う奴です凸(`、´X)

もし、日本の国連関係者がこやつを支持するならぱ
即刻糾弾し、国連から追放すべきでしょう。

潘基文だけは日本国は決して支持してはなりません!

投稿: abusan | 2006/01/19 00:30

今回のテーマと異なる内容の書き込みをお許し下さい。

2ちゃんねるのハングル板に

>安部晋三 ヒューザーとの関連発覚で総裁選辞退か

というスレがあったので、以下の書き込みをしました。
貴方のブログでもネタにして頂けないでしょうか?
これは朝日新聞がよく使う政治テロの手法そのものだと思います。

=======以下書き込み内容========

>>1

>安部晋三 ヒューザーとの関連発覚で総裁選辞退か

結局マスゴミの馬鹿と反日カルトの連中どもは、
安部氏に対して朝日新聞捏造事件(いわゆるNHK番組改編問題)
の時の様に政治テロを行いたいたかっただけなんだろ。
バレバレ。
そもそも、マンションの強度不足の問題でマスゴミのバカどもが
騒ぎ過ぎで何か裏があるのではないかと疑っていたら、
やはり、安部氏に対する政治テロを行うために
マンションの強度不足を異常なまでに
報道して証人喚問を行った所で、
安部氏に対する政治テロを行うというストーリーが
最初からできていたとしか思えない。
マスゴミと電通に対しては破防法を適用すべきだと思う。
また、マスゴミと電通の社長こそが証人喚問に掛けられるべきだと思う。

投稿: 知れば死ぬほど嫌いになる韓国 | 2006/01/19 00:55

坂様。今年もよろしくお願いいたします。
私も、知れば知るほど嫌いになる韓国様同様、本日のエントリーとは内容を異にしてしまいますが、自らの焦燥感を克服できず、それを打ち消す為にここにコメントさせていただきます。勝手を申しまして、大変申し訳ございません。
さて、ここ数日来のヒューザー、ならびにライブドアの件の一連の流れが、なにか非常に嫌な様相を呈してきたように感じられます。私には、左側の売国勢力が猛烈な反撃に出てきたように思われるのですが、実態はどうなのでしょうか?今のところ、他の保守系ブログからも、ごく一部を除いて、それらに関して、明確な分析、主張はなされていないように見受けられます。(ライブドアに関しては、個人的な怨嗟を晴らして、溜飲を下げているブログは見かけましたが・・・)私一人が浮き足立っているだけなのでしょうか?
それにしても、いやな感じです。売国左翼に対して、我々一人ひとりがそろそろ、より明確で具体的な拒否反応を示すときが近づいているのかもしれません。

投稿: yeah!2 | 2006/01/19 02:36

皆さんこんにちわ。
コメントありがとうございます。

ヒューザー→安倍、ライブドア、何かタイミングがよすぎる気はします。

東京地検は、なぜこの時期を選んだのか?
疑問はありますが、もう少し事態が進展しないと判断付きかねます。

「ヒューザー→安倍」は政治的謀略。
いわゆる「安倍追い落とし」ですね。
間違いありません。
安倍氏の秘書が小嶋と会ったからといって何の問題もない。
秘書が役所に何かを働きかけた形跡もない。
それを「火のないところに煙は立たない」式に疑惑をふりまく。
自民党内の反安倍=反小泉派と民主党の合作プロパガンダです。

投稿: 坂 眞 | 2006/01/19 12:08

いつまでも常任理事国入りをエサにされたままなのも
飽きてきましたね。米国も口先だけで日本指示を言っているだけです。
さっさと見切りつけてドイツ程度の分担率に勝手に
引き下げるべきです。
本当なら中国の分担率と取り替えたいところですが(笑)

投稿: ekt | 2006/01/19 12:33

ハーバード出の超エリートですね。
このサイトは完全に人種差別で潘基文を嫌ってるようですし。
何の参考にもなりませんね。
この人になっても日本が不利になる訳じゃ有るまいし。
差別ではないですがアメリカ人がなるより良いと思ってます。

私は西欧から出てくると良いんじゃないかな?と思ってます。

投稿: 信玄 | 2006/07/25 12:29

たまたま通りすがった者ですが、初めてですので貴サイトについての感慨と、国連事務総長の件について若干私見を述べさせていただきます。

いろんなコメントを見る限り、対立する相手に対しては「敵視策」しがちな方々が多いようです。
私はこの方々の真意は平和的に国民と国を愛する故の態度信じていますが、意に反して時折不穏な人材も見かけるのも実感です。この本質的に不穏な人々は地球上でほんの一握りであり、それは我が国においては極右の人々や一部の神がかった宗教者あるいは利権に群がる輩であり、海外においてはキリスト教右派やKKKやネオコンであり、権力に圧力を加える一部経済界や企業であります。

それは人類60億の数%に過ぎず決して世界や社会を代表してはいません。私はイデオロギーとは無縁の者ですが、至って素朴に「人」として、またこの狭い地球に生きる者として人類の未来を考えたとき、常に敵対した相手を作り置かないといられない精神を残念に思います。その精神構造の持ち主のタイプには二通りある気がします。一つはその人の人生史や歴史観により培われたいわば人格と一体化したものです。もう一つは、官製報道等メディアによる執拗な世論操作の「刷り込み」からのタイプです。前者は思想家といえる考えを持ち合わせていますから、それも立派なあり方だと認めますしかし、深く伝統や近代日本史等やその我が国の隣国などについての歴史は造形の深さには大変感心するのですが、自己のイデオロギーのフィルターをはずした視点での世界情勢認識が今ひとつ見えにくいのが気になる点です。

後者は自己の思想についての主体的な論理思考を多くは持ち合わせていません。たいていは報道の真偽(あるいは正確さや)も精査せずに鵜呑みにして思いこむといった類型です。たとえば卑近な例では「相手がミサイルを向けてるのに、こちらも対抗しないでどうする?」「アメリカの核の傘が無くなって撃たれたらそれでもいいのか?」「我々は現実を考えてるんだ」様の場当たり的かつ見通しのない、見識ある大人の議論になり得ない発言が飛び交ういます。

いずれも911テロ犯人説や大量破壊兵器のウソ、あるいは人道に対する罪(これはとんでもない大儀であり、5丁目のオヤジが2丁目の一家庭に踏み込んで成敗する権利などどこにも無いのと同様である)などで侵攻をこぞって支持した米国世論と同様に「刷り込み」からの発言としか思えず、ローマ時代の発想から一向に抜け出てないように感じざるえません。そこには冷静な批判精神と論証的態度を持って議論する姿は皆無です。つまり自己とその身内以外を除き対立相手や真理を知ろうとする第三者に対しては、微塵も説得力を持ち得ません。問題なのは無関心無定見な人々をうまく納得させられても、対立国や対立相手には絶対に説得得力が無いということです。勢い数の論理と恫喝的態度で相手を封じ込めようとする「恐怖の論理」に転嫁しそうな気配を感じることもたびたびです。
彼らはおうおうにして「まず敵ありき」(この出発点自体が硬直化の証拠なのだが)に論理の出発点があって、安全保障の観点から短絡的に軍事的対抗策を導き出すこともあります。

今述べたような極端なタイプの方々は、私個人としては共鳴し難いのですが、彼らには今この時間にも惨禍渦巻くイラクの現実というお手本を見てるのかと言いたい。世界一の軍事的抑止力が太平洋戦争と並ぶ4年もの長きにわたって、いまだ相手をねじ倒せない現実がそこにあります。先頃イギリスの医療雑誌で発表された、米国大学のアンケート調査によればこの戦争で65万のイラク人が死んでいると報告されました。イスラエルの場合は核を持っており、同国がかつて公式に表明しなくてもとうの昔から世界で「公然の事実」だったのです。しかし同国の侵攻に対する反撃は止まない。むしろそのような軍事パワーで押しつぶそうとする態度は周辺国側の敵対意識に油を注いでいます。そしてイスラエルは今回の戦争ではネオコン一派からはエールは貰ったものの、イラクで手一杯のアメリカからは実質上梯子をはずされた格好で戦わなければならず、しかも勝利も出来きず鞘を納めなければならなったのは周知のことです。むしろ戦後にはヒズボラのレバノンでの立場を強め、国内の親米政権が危うい状況にまでなってます。逆にイスラエルはその中東における軍事神話を崩壊させ、国内的にも国際的にも厳しい立場に立たされてしまってます。

前述したプロパガンダその他の操作による次元の「敵視策」が、昨今、国民から政治家(むしろ政治屋が妥当な敬称であろう)に至るまで蔓延してます。それはご存じのように我が国だけでなく、米国を中心とする覇権主義国家にも蔓延しています。目先の利権と詭弁操作により世界を戦火に陥れてる異常な事態です。そのような公正さを欠いた「敵視策」は、一時的な功を奏するかもしれませんが、長期的な安定には寄与しないでしょう。見識高い国々に対しては説得力を持ち得ず当然の帰結として、そのような国家は世界の信頼を集めることも発言力も培えず、名誉を勝ち得ることもできないでしょう。当面の外交辞令は貰えてもそれは上辺で誰もそんな国家を心底信用しません。そのような虚勢外交は敵を増やしはしても減らすことありません。儚いものです。

国家レベルの「敵視策」の煽動の真の狙いは国民に宣伝してるような単なる軍事安全上の問題ではありません。周知のごとく多かれ少なかれ別のところにありますが、それについては詳述する余地がありません。米国の戦争犯罪(国際法を無視した明らかな犯罪である)でもわかる通り、その儚い時に乗じて、血まみれに手を染めた搾取により莫大な私腹を肥やし、人類(世界)を支配しようとする一部反動勢力のならず者たち(国家、企業も含む)が仕掛けることはあり得ると言えます。それこそ国家を食い物にする売国奴であり、様々な価値観、伝統、文化を持つ人類60億の敵といわざる得ません。

我々が生き残って行くのは、長く地道な道ですが、極東問題に限って言えば、当面の事案に大声上げて自己の主張を通すばかりでなく(たとえ弱みでもよろしい。それはどんな相手でもお互いあることだから)常に過去を念頭に置いて、真剣にかつ真摯に相互理解に努めなければならないと思います。外交と平行して民間レベル(不信、スパイなどマイナス思考ばかりせず)の文化交流や共同調査や共同作業なども極めて重要でしょう。
極東問題の主なものの一つは理解や感情の問題なのだから、国家レベルの政治解決だけでは埒はあきません。必ず積み残しになります。
イラクの抵抗勢力や絶え間ない中東紛争を見ればわかるとおりです。

軍事、政治解決に風穴を開ける上でも試行錯誤しながらもそういう小さな作業の積み重ねが重要であり、案外問題解決のテーブルにつく早道となるかもしれません。
言い尽くされてる取り組みですが、人類として共に生存しなければならない宿命ではやはり妙案は無いと考えます。

 
つい長くなってしまいましたが、潘基文氏の国連事務総長就任に関しては、この記事の希望的表題に反して、日本を含めたすべての国連常任理事国は彼を歓迎しました。それが彼の評価に対する世界の共通認識だということです。人は誰しも完璧ではありません。まして広い世界において特定の相手に迎合することを期待するなど望むべくもありません。もし私たちがそう思うなら相手からも同様に思われるだけでしょう。たとえ正反対であっても真摯な相互理解を欠いては、行き着く先には建設的な成果はありません。人はお互い相違を受け入れた上で、付き合って行かねばならず、それは国家、個人を越えて世の摂理です。それが人類の英知です。国連は様々な難問と力の限界を抱えてますが、私たちは今後の5年間で彼が国連理念に基づく世界平和に向けて、どのような手腕を見せるかという点を注視していくことが、国連事務総長論を語るに当たっては重要なことです。

よき世界を目指してこのサイトの発展をお祈りします。

投稿: kaimu | 2007/01/13 02:56

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