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2006/01/14

中共の脅威に対抗する自衛隊

前原誠二民主党代表や麻生太郎外相が「中国は脅威」と発言した。これに対し、防衛族の山崎拓安全保障調査会長は、侵略の能力はあるが意図が明確でないから、中国は「脅威」ではなく「潜在的脅威」と反論。額賀福志郎防衛庁長官も、「中国は脅威と言うよりも競争的パートナー」と言った。小泉首相の立場も、公式には額賀長官の立場に近い。
「脅威」「潜在的脅威」「競争的パートナー」、政府・自民党の有力者の意見が割れている。果たして日本政府は、軍事的膨張を続ける中国をどのように捉えているのであろうか?
実は、日本政府の本音を窺い知ることができる動きが、このところ続いている。

今月9日から、離島防衛を目的とした陸上自衛隊と米海兵隊による初の日米合同訓練が、米国サンディエゴ近郊の米海軍基地で始まった。訓練のコードネームは「鉄拳」。日本側からの要請であると言われる。
訓練に参加しているのは九州・沖縄地区の離島防衛を主任務とする西部方面普通科連隊(長崎県)の125人。9日から27日まで、夜間、離島に潜入し、島内に拠点を確保するノウハウなどを海兵隊第1機動展開部隊(カリフォルニア州)から習得する。
訓練は、ゴム製の小銃を担ぎ、敵に気づかれないよう音をたてず、姿も隠して1500メートルを泳ぐなど、非常に厳しい内容だという。
一方、1月23日から2月4日まで、陸上自衛隊と米陸軍による日米共同図上演習「ヤマサクラ」が、熊本市東町の陸自健軍駐屯地で、計約5700人が参加して行われる。

これらの訓練や演習は、中国の軍事力拡大と近代化を念頭に、九州近隣の離島などが特殊部隊やゲリラに攻撃されたといった想定で行われるという。
具体的には、武装勢力が侵攻した離島に西部方面普通科連隊がヘリコプターなどで入り、海自輸送艦で向かう西部方面隊傘下の九州各県の部隊とともに、米軍と協力して島の奪回作戦を実施する。その間、海自の哨戒機や空自の空中警戒管制機が上空で情報収集をするという想定の下(もと)に行われる。

昨年6月には国民保護法が成立。今年3月からは陸海空3自衛隊の統合運用が始まる。昨年策定された新防衛大綱では、島嶼(しょ)防衛を新たな対処事項として明確に位置付けている。
防衛庁幹部は、「離島対処即動部隊の設置に加え、関連法も整ってきた。新たな脅威をめぐり、米軍と緊密な訓練を実施する時期が来た」と述べている。
つまり防衛庁は、防衛対処の重点を本土侵攻から離島侵攻へと明確にシフトさせているのだ。

昨年の9月には、存在そのものが極秘とされる「防衛警備計画」が、朝日新聞によってスクープされた。「防衛警備計画」では、北朝鮮、中国、ロシアを「脅威対象国」と認定。日本攻撃の可能性について、北朝鮮は「ある」、中国は「小さい」、ロシアは「極めて小さい」とし、「国家ではないテロ組織」による不法行為は可能性が「小さい」とされた。

「防衛警備計画」は中国について
(1)日中関係悪化や尖閣諸島周辺の資源問題が深刻化し、中国軍が同諸島周辺の権益確保を目的に同諸島などに上陸・侵攻
(2)台湾の独立宣言などによって中台紛争が起き、介入する米軍を日本が支援したことから中国軍が在日米軍基地や自衛隊施設を攻撃
と想定。
中国側が1個旅団規模で離島などに上陸するケースや、弾道ミサイルや航空機による攻撃のほか、都市部へのゲリラ・特殊部隊(約2個大隊)の攻撃も想定している。

そして自衛隊の対処として、(1)では九州から沖縄本島や石垣島などの先島諸島へ陸自の普通科連隊を移動させ、上陸を許した場合は海自・空自が対処した後に陸自の掃討によって奪還。
(2)では、先島諸島に基幹部隊を事前配置し、状況に応じて九州や四国から部隊を転用する。都市部へのゲリラ攻撃に備えて北海道から部隊を移動させたり、国内の在日米軍や自衛隊基地など重要施設の防護のため特殊作戦群などの派遣準備をしたりする方針も盛り込まれている。

つまり日本政府は、今のところは可能性は小さいものの、中国を脅威として明確に捉え、それに対処する準備も着々と進めているのである。

中共政府は、東シナ海のガス田開発で日本側が提案した「東シナ海の日中中間線にまたがるガス田は両国で共同開発する」という案を拒否する構えで、EEZの境界線も、あくまでも沖縄近海(沖縄トラフ)と主張している。
中共政府は、「東シナ海を友好の海に」などという甘い言葉で本音を糊塗しようとしているが、我が国の政治家もバカばかりではない。
中共政府の真意を見抜き、ちゃんと準備は進めているのだ。

陸上自衛隊西部方面普通科連隊
2002年、長崎県佐世保市相浦に西部方面普通科連隊(WAiR)という、隊員数600名程度の対ゲリラ部隊が創設された。
この部隊は、離島へ侵攻する敵勢力に対処する目的等で創設され、隊員の約半数がレンジャー有資格者である。
各中隊には、レンジャー小隊が組み込まれており、自衛隊初の「常設レンジャー部隊」となった。
任務地域範囲は九州・沖縄地域で、この中に3000を超える離島も含まれている。

陸上自衛隊特殊作戦群
2004年、千葉県習志野駐屯地に特殊作戦群(SOG)が設置された。日本初の本格的特殊部隊。主な任務は対テロ・対ゲリラ。
隊員は、第一空挺団の空挺レンジャー隊員を中心に、全国の部隊のレンジャー有資格者で構成されている。全隊員が空挺降下能力を有しており、水中浸透等の訓練もしており、まさに陸海空をまたにかけての任務を要することになる部隊である。
米陸軍特殊部隊「デルタ・フォース」を手本にしている為、幹部要員は米陸軍の特殊作戦学校等の関連機関に派遣され、特殊部隊運用のノウハウを学んだ。
部隊編成等は、デルタフォースに倣っているらしい。隊員数は約300名で、戦闘要員は約200名。 特殊作戦群は防衛庁長官直轄部隊である。

参照:日本国の精鋭部隊&特殊部隊

参考記事:1日米図上演習 南西諸島の有事想定 (南日本新聞)
参考記事:2対中国を想定、離島防衛で陸自と米海兵隊合同訓練 (読売新聞)
参考記事:3共同図上演習 自衛隊・米軍5700人で 来月23日から、健軍駐屯地
       (西日本新聞)

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは

西方普連の活動については、ちょっと前のSAPIOでも特集をやっていました。
「へぇ、日本にもこんなのがあるんだ」
と印象を受けました。
海自や空自から見ると、こういう特殊部隊は「どうせミサイル1発で全滅だろ」かもしれません。
が、国民からみると、こういった部隊の存在や活躍に安心する面もかなりあると思います。
前途の特集でも離島に上陸する訓練などが取り上げられていたので
「はよ竹島奪い返してや」
なんて思ってしまいました^^;

こういう日本独自の部隊やらなんやらの存在が目立つようになれば良いな、と思います。

P,S ランキングのクリックです。私は記事の内容より、
「クリックしてくれると元気になれます。 」
の部分に反応して
「元気になってください」
と言う思いで押しています。
なので、押し忘れなときもあります。
まぁ、こういう人も割といると思いますよ、ってなもんで(^^;

投稿: 団塊Jr. | 2006/01/14 19:03

前原さんは、「外交・安全保障などの基本政策について党内で意見集約できない場合9月の代表選には出馬しない」と言ったようですね。中国脅威論なんぞは自民党より頼もしいし、なかなかやるなぁ、とエール。民主党はまずは自力で再生できるか?ってところですね。
なんせ、小泉さんは危なっかしいというか、猪口みたいなのをいきなり大臣にするわ、皇室典範を平気でいじくるとか・・・。
前原さん一派がやるだけやって駄目なら、自民党と連立すればいいい。どう見てもリベラルな小泉さんとは結構相性いいんじゃないですかねぇ?
んで、麻生阿部の保守的自民党と、前原&小泉(+猪口のような気色悪い自民連中)に分かれて、2大政党に・・・。(笑

ブログ人気の件ですが、読み手の希望・期待しているような論調のところを巡回するんではないですかね。
以下はあまりランキング上位に来ませんが、波長が合うところをとか、拾うニュースや話題の切り口が違うお気に入りサイトが多くなれば、情報の収集の世界が広がります。
Dr.マッコイの非論理的な世界( http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/ )
駄目と無駄( http://d.hatena.ne.jp/yoyo0556/ )
徒然なるままにエッSAY!( http://blog.livedoor.jp/wildhorse38/ )
One And Only( http://knty.seesaa.net/ )
気に入ったら巡回どうぞ。(笑

投稿: 岩手の田舎人 | 2006/01/14 23:37

はじめまして。
怒涛の「インフォカート」情報の運営を致しております
渋谷一将と申します。よろしくお願いします


http://otoku-okaimono.com/

投稿: 渋谷 一将 | 2006/01/15 01:32

おはよう御座います。
中国脅威論を否定する人がいるけれど、大戦後、中共が近隣国に対して行った軍事侵攻の数を考えれば、脅威が絶対無いと言えないでしょう。唯、今まで中共は海軍が劣ってただけとも考えられる。米軍をそのまま受け入れる気持ちも無いが、核を所持した近隣国に対処するには、日米同盟ほど頼りになる物もないし、アメリカからの武器購入も吝かではない。
私は、9条改正に賛成ですし、国民を守る事が国の責務。備えあれば憂いなしです。コレを日本の軍国主義だと批判する人の顔が見たい。

投稿: NZ life | 2006/01/15 06:03

ロジャーズ氏:-21世紀は中国の時代
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aYKAmuOCLRyQ

 1月9日(ブルームバーグ):米投資家のジム・ロジャーズ氏は7日、都内 で講
演し、日本株は数カ月後に調整を迎えるものの、その後2008年まで上昇局 面が続
くとの見通しを明らかにした。また、中国の経済発展は著しく、21世紀 は中国の時
代になるとの見方を示した。

(中略)
▼21世紀は中国の時代-BRICsにも格差
 ロジャーズ氏は、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)といった新興
国の経済発展に格差が出始めるとの見方も示した。ブラジルは「膨大な天然資源が
あり、原材料の市況が活況で恩恵を受けている。これから10年間投資先を探すのな
ら、ブラジルのような国が良い。債券、通貨、経済も良い」と語る。

 中国については「一番重要なテーマ。好むと好まざるにかかわらず、次の大国に
なる。19世紀は大英帝国、20世紀は米国、21世紀は中国になる」と断言。 中国は
最も優秀な資本主義の国、労働意欲も高く、貯蓄率も高いと評価した。一 時的な調
整局面もあるが、数十年の単位で経済発展が続くと分析した。

 一方、ロシアについては経済・政治の不安定さを懸念。ロシア経済はマフィアが
コントロールしていると指摘したほか、「ロシアはチェチェン共和国をコントロー
ルしようとしているが、10年経っても抑えることができない。もう、抑 える人は
いない」と述べた。また、インドについては、官僚的な制度に加え、教育制度や道
路整備などで遅れが目立つとし、投資先としては適格でないとの見方 を示した。


ロジャーズ氏もこのように分析していますね。
どう考えても中国に対する配慮、だとは取れません。
皆さん、このサイトの中国崩壊説は、鵜呑みにしては危険です。
管理人様は明らかに露骨な反中国感情を持つのは明白です。
感情で決め付け、論理的に中国情勢を分析できていません。
マスコミを批判する割にはマスコミのソースしか当てに出来るものがない(実際に中国に行ったり、取材をしたりしていない)
明らかにこのサイトの情報は信用に値しないと思います。
このような内容を書くと、私は中国の工作員だと思われたりするかもしれませんが、中国人の妻を持つ生粋の日本人です。
中国が経済発展を遂げ、日本を抜く可能性も大いにあります。
残念ながら日本経済は中国経済に追いつかれてしまう可能性があるということです。

投稿: 中国が崩壊するというのは妬みでしょう | 2006/01/15 17:22

>中国は最も優秀な資本主義の国、労働意欲も高く、貯蓄率も高いと評価した
ロジャース氏とやらがそう分析した根拠は何ですか?
この人、日本人に中国への投資熱を煽り、自分はその間にさっさと売り逃げ、なんて事を考えているんじゃないでしょうね?w

投稿: さら | 2006/01/15 17:56

>中国が崩壊するというのは妬みでしょう 氏
米の投資家の発言です、その分析はある面で正しいのでしょう。
(私なら投資家の発言、それも有名どころの発言はその発言の意図も含めて判断しますが)

ただ、それを以ってのみ判断するのはどうでしょう。
事実、『何故』間違いなく次の大国になるのか論拠を示していない。
意見のひとつとして聞くには聞くが、これだけを以ってして、『中国は問題なく発展し続ける』とは思えない。
まあ、私は『可能性もある』として認識しておく。

私的には、ロジャーズ氏の楽観論を差っ引いても、今の中国は危ないとも思う。
特に環境と軍事ね。
これらも「新聞のソースにすぎない」と無視するのは、論理的ではないと思う。

投稿: guard | 2006/01/15 19:54

団塊Jrさん

>海自や空自から見ると、こういう特殊部隊は「どうせミサイル1発で全滅だろ」かもしれません

 そんな事ありませんよ。
 確かに陸上部隊は輸送中が一番弱くて、ミサイル一発でやられますから、まず、制空権、制海権を握らないといけません。でも、陸上部隊が出て行かないと、戦闘は終わりません。極端な言い方をすれば、空軍力にせよ海軍力にせよ、その役割は陸軍力の支援であるという事です。
 それは皆わかっていることです。

投稿: 三等水兵 | 2006/01/15 23:24

>中国が崩壊するというのは妬みでしょう さん

中国の経済発展おめでとうございます。更なる発展と、民主化を祈念しております。中国国民の意思が政治に反映される時が来て、真の日中友好の築ける日が来ることを心待ちにしています。
なんせ、法治国家とは言えない、共産党独裁の不気味な存在。いまだに領土拡張大好きな侵略主義国家のであるご様子。
共産党独裁の間は、かなり難しそうで途方にくれています。
ひょっとして、共産党政府が崩壊しても、中国人は変わらないのではないかという懸念も持ったりしていますがね。

>明らかに露骨な反中国感情を持つのは明白です。

それがどうかしましたか? 
中国人は多くが反日ではないのですか? あの国を挙げての反日デモはなかなかのものだと思いましたが。中国人は日本人に好かれたいと思っているんでしょうか? 反中国うんぬんより、まず、そこを問いたいですわ。

ここに来る人はほとんど嫌中(まずは嫌中国政府ですかね)、そういう人達だと思いますよ。世論調査にも現れているように日本人の大半は中国政府の横暴な態度をどうにも不愉快に思っていますからね。
韓国同様に日本の国旗を平気で焼いたり踏みにじったりしながら「友好」を主張してる連中に親近感を持つ連中がいるとしたら笑い話ですよ。いつだったか日本に来た江沢民の態度はひどかったですねぇ。

日本人は中国と友好関係を築きたいと願ってきましたが、どうやら中国政府の友好と、日本人が考える友好とは大きな隔たりがあると中国政府・反日デモ隊は気付かせてくれました。

多くの日本人が中国を嫌ったら、中国は親日をやめて、日本に攻め入ってくるのでしょうかね?(笑
軍備拡張に余念が無いようですから、その辺にも興味が沸きます。
なるべく侵略されないために「好きだ」といえるようになるべく頑張らないといけないのですかねぇ? 片思いって嫌ですねぇ。

ところで、あなたは中国がお好きなんですね。貴重な方だと思います。是非、日中友好のために可能な限り頑張ってくださいませ。
ちなみに私は、国政に関わるすべての議員閣僚は国家に忠誠を誓うために、靖国神社に参拝すべきだと思っていますので、なかなか相容れませんわ。

>中国の工作員だと思われたりするかもしれませんが、中国人の妻を持つ生粋の日本人です。

どうでもいいことですが、中国人の妻を持つ生粋の日本人であることが、工作員でない根拠になるんですか?
ますます怪しいと感じる者もいると思いますがね。(笑

さて、中国政府がよく話題にする歴史認識は、中国人の奥様とはどのようにすり合わせできたのか非常に興味が沸きます。
愛は政治を超えたということなんでしょうか?

投稿: 岩手の田舎人 | 2006/01/16 01:04

>ロジャーズ氏
に爆笑してしまったので、追記します。
海外のエコノミストのコメントの1例を挙げ、中国が崩壊しないと言うのは、爆笑に値します。各経済コラム(英語圏)の中国崩壊と中国大発展の比較値は8:2ぐらいです。日本の記事(中国に怒られ怖いはずの)ですら、中国の経済の異変を取り上げている昨今に。
日本のバブル崩壊もエコノミストは予想でなかったのに、彼は予想できたんでしょうね。
中国の現状を踏まえれば、日本が通った過去の道にいる事が容易に解るのに、恋は盲目です。

投稿: NZ life | 2006/01/16 06:37

中国の崩壊はよく判りませんが、
中共の崩壊は確実にやって来ると思います。

国民が選挙権を持った普通選挙によって政権を選択していない。
21世紀の現在にこんな政権が崩壊しないわけがない。

投稿: yuki | 2006/01/16 10:44

 私は、ここに来る人たちが知ったら「こいつ売国奴じゃねえのか」と罵るだろうような「日中友好活動」を仕事としている人間です。ですから“中国が崩壊するというのは妬みでしょう”さんのような理屈はうんざりするほど耳にしてきましたし、自分も以前ならこういう事を言っていただろうと思います。
 ただ、企業や行政機関などの責任ある立場にある人がこの手の発想を持って「これからは何が何でも中国だ」などと考えて行動しているケースをいくつか目の当たりにしてきましたが、これが大きな問題なんです。だいたい中国側からは“金のなる木”ぐらいにしか扱われていないのに、飲めや歌えやの接待責め(他に女や賞という手もありますね)で、すっかりいい気になってしまう連中が多すぎます。
 日中友好万歳だった私に、こうした中国の現実を教えてくれたのは、中国のある大学を主席クラスで卒業した中国人ですが、中国人自身が嫌悪感を持っている中共独裁支配の現実を、我々日本人がなんで否定してあげなければならないのでしょう。必死になって現実から目をそらしているのは、むしろ“中国が崩壊するというのは妬みでしょう”さんのような考えを持つ人たちです。断言できます。
 坂眞さんの書いていることは決して間違っていません。多少きつい表現もありますが自国の実態に危機感を持っている中国人からはむしろ支持されるでしょう。中国に行って多くの中国人に接すればよく解りますが、中共はもう支持されていません。江沢民のせいで若い中国人の中には“洗脳”状態にある連中がいますが、中共の支配はもう終わりです。となれば中国経済の実態が白日の下に曝される日も近いと言うことです。それは決してバラ色の未来を保証するものではありません。
 坂眞さん、今後もがんばって下さい。

投稿: duzhe | 2006/01/16 10:48

はじめまして。日ごろ興味深く拝読しております。いろいろと教えていただくことが多く、ありがとうございます。ひとつお願いがあります。先日出版されたPHP研究所からの本で、吉川元忠、関岡英之両氏による「国富消尽」という本があります。この本を読むと、わが国にこの20年におこったことや現在進んでいる「改革」ということの真相が、いかに日本国を毀損するものであるかがよくわかります。まだ未読でしたら、どうか、この本を読んでください。そうして、それでもあなたは、小泉首相を支持できるのかどうか、よく考えてください。数多くの人から支持を集めている貴ブログであるからこそのお願いです。そうして、もしよろしければ、ブログ上で、読後の所見をお伺いできれば幸いです。

投稿: 1読者から | 2006/01/16 12:01

皆さん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
またまた変な御仁が現れましたね。

>管理人様は明らかに露骨な反中国感情を持つのは明白です。

だから、何なのでしょう???正確に言えば、「反中国感情」ではなく「反中共感情」です。
私は中共を憎んでさえいます。

>マスコミを批判する割にはマスコミのソースしか当てに出来るものがない(実際に中国に行ったり、取材をしたりしていない)

バカじゃないかと思いますね(笑)
「実際に中国に行ったり、取材をしたりしていない」から中国の実態が解らないということは、中国に行き取材すれば解るということですか???
私は、あらゆるメディアのニュースを基本に分析しています。
また、ネット上で公表されている中共政府の統計データも参考にしていますし、中国専門家の論文も読んでいます。
一人で中国に行っても、どれだけの情報が得られるでしょうか???どれだけの取材ができるでしょうか???
メディアやネットで発信される膨大な中国情報を収集し、真贋を検証した上でソースにする。
そちらの方が客観的で正確な分析ができると思います。
ジム・ロジャーズ氏はヘッジファンド「クォンタムファンド」を運営した投資家ですよね。
ヘッジファンドは短期間のリターンを重視しますから、最大のリターンを得るためには夢も語ります。
ゴールドマン・サックスも「中国は10年後にGDPで日本を抜き、2040年代には米国を抜いて世界一になる」と予測していますね。
しかし、彼らは投資家です。自らに有利になる分析を公表するのは当たり前でしょう(笑)
つまり欲が絡んでの話です。
ジム・ロジャーズ氏は有名だから正しい(坂眞は無名だから間違っている)(爆笑)、
これって論拠にならないでしょう???
「中国が崩壊するというのは妬みでしょう」さんは、どれだけの中国情報を収集しているのですかね???
何を根拠にジム・ロジャーズ氏の分析が正しいというのですかね???
野村資本市場研究所のシニアフェロー・関志雄氏(中国人)も私と同じような危惧を中国経済に対して持っています。
これも中国人の中国に対する妬みですか???(爆笑)

「国富消尽」という本。
残念ながら読む気はありません!

>吉川元忠、関岡英之両氏による「国富消尽」という本があります。この本を読むと、わが国にこの20年におこったことや現在進んでいる「改革」ということの真相が、いかに日本国を毀損するものであるかがよくわかります。

私もこの20年はよく解っていますから(笑)

投稿: 坂 眞 | 2006/01/16 14:08

はじめまして。私はつい最近まで、中韓や政治のことなど全く興味がなかったものです。
ようするに最近の若者って感じです。

日韓W杯における韓国の姿を見て、彼らに興味が沸きました(悪い意味で)
そして、嫌韓サイトで情報収集していく内に中国にも目が行くようになりました(悪い意味で)
嫌感情を抜きにして、冷静に考えても、中共の日本への対応はおかしいです。
この国の方々と個人での付き合いはできても、国レベルで友好を結べるなどとは思えません。

この前、私の親と、中国や韓国のことについて話合ったのですが、ネットで収集した知識を披露すると、驚いてました。
私の親の情報のソースはニュースと新聞だけであり、ネットのやり方は知りません。
私たちの世代ではネットができない奴が稀というか、いないと思います。
つまり、私たち世代と親の世代は情報格差が確実にあるなあと認識しました。

以上のことを踏まえると、
盲目的な親中の人は、私たち世代より、マスゴミの影響をモロに受けてる親の世代の方が比較的多いと思います。
盲目的なぺファンの醜いオバハンと一緒です。
しかし、自分で言うのもなんですが、これからの時代は私たちの時代であります。
自称国際派や親中の信者の方々は必然的に減っていくはずです。

昔なら、日本は戦争を起こして、悪いことをしたなんて思ったかもしれませんがね。
今は過去の戦争について謝罪も反省も中共にするつもりはないですし。
俺らの世代は謝罪と反省を強要されたらキレるんじゃないですかね(笑

後、崩壊カウントダウンの中国に進出するより、今はインドに進出したほうがいいんじゃないですかね?
素人考えですが、どうなんでしょう?

長文、駄文で申し訳ないですが失礼します。

投稿: 若干20歳の若輩者ですが・・・ | 2006/01/17 00:47

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