安倍晋三を断固支持する
↓
安倍官房長官は12日、石川県能美市などで街頭演説し、教育基本法改正について
「この国会に(改正案を)提出し、成立させたい」と強い意欲を示した。
安倍長官は、改正の意義について「損得を超える価値、つまり家族を大切にする、地域のために頑張る、国に貢献することの尊さを教えるための教育改革を行いたい」と強調した。
現在の教育の問題点としては、「子供が親を殺したり、親が平気で子供を捨てたり、
金もうけがすべてという風潮がある。戦後60年間、損得ばかりを価値の基準に置いて
きた結果だ」と指摘した。
安倍氏、教育基本法改正に意欲…損得超す価値教えたい
(2006年3月13日 読売新聞)
●「家族を大切にする、地域のために頑張る、国に貢献することの尊さを教える」
今、この国に欠けているのは、まさにこれである。
「戦後60年間、損得ばかりを価値の基準に置いてきた」
1972年7月に成立した田中角栄内閣以来、特にその傾向が顕著になった。そして1980年代の「バブル」。このとき、「額に汗して働く者より、マネーゲーム(財テク)でカネを
儲けた者の方がエライ」という風潮がピークに達した。
人間は「個的存在」ではない。「類的存在」である。だから「人類」なのだ。
つまり、家族があっての個人であり、社会があっての家族なのである。
人間は、「社会的生き物」であって、社会の繁栄なくして個人の幸せなんてない。
そして繁栄の源になる「万物の価値」は、「」=モノを作ることから生まれる。オカネは「万物の価値」を交換するための手段にすぎない。
もちろん「金融」は経済の血液であり、血液が順調に循環しなければ経済は死ぬ。が、「金融」は、鉱工業、農業などの「製造業」があって初めて意味がある。
オカネがオカネを生むことによって繁栄を謳歌するような経済は、人間のモラルを低下させ、社会は堕落し、やがて滅ぶ。
●私は小泉首相を支持してきた。このブログが、「人気blogランキング(政治)」で第一位になったのは、を断固支持し、衆院解散を煽ったころからである。
が、正直なところを言うと、私は小泉純一郎には「理念」を感じない。もちろん、政治家としての信念や「したたかさ」は高く評価している。
小泉首相は「乱世」のリーダーだと思う。日本国が沈没しそうになったとき、大方の予想を裏切って登場した。閉塞感に覆われた現状を打破する「改革者」として。
小泉首相の登場は、それまでの自民党の常識をくつがえした。党内の力関係より、
世論の支持を背景にした初めての自民党総裁だった。
小泉首相は、既存の体制を、可能な限りで破壊した。アンシャンレジーム(旧体制)の抵抗の中での改革は、確かに限界があった。
が、閉塞感を打破し、国家の先行きが不透明感を強める中で、その突破口だけは間違いなく開いた。
しかし、そこから、どういう社会を目指すのかが小泉首相にはない。「形」はあっても「心」が見えない。
ポスト小泉候補は、この「心」を指し示す政治家であってほしい。
●私は、これからの日本国を支えるのは「草の根保守」だと思う。
この「草の根保守」の拠って立つべき価値観が、安倍官房長官の言う「損得を超える
価値、つまり家族を大切にする、地域のために頑張る、国に貢献することの尊さを自覚する」ことなのである。
米国のブッシュ政権を支えているのは「草の根保守」だという。
彼らの理想は、NHKで長年放映された「大草原の小さな家」。
この「大草原の小さな家」の家族は、「損得を超える価値、つまり家族を大切にする、
地域のために頑張る、国に貢献することの尊さ」を自覚していた。
このドラマを視て私は感動した。感動しなかった人は「偏屈(笑)」である。
↓子供たちと、このドラマを見ていると、なぜかホッとした。
ただ、米国の「草の根保守」には、「キリスト教原理主義」が絡んでいる。「大草原の
小さな家」の人たちも信仰熱心だった。
つまり、米国の「草の根保守」にとって、「唯一神」の信仰が絶対なのだ。これが、彼らの「異宗教排除」、「異文化排除」につながっている。
彼らは、「中絶反対」はもちろん、ダーウィンの「進化論」さえ否定する。人間は「神が
創造したもの」であると・・・
その点、我が国の「草の根保守」は「原理主義」に拘束されない。真の意味での「愛国者」である。極めて包容力があって柔軟なのだ(笑)
ただ、その分、一体感や組織力で劣る。
「草の根保守」の拠って立つところは、家族であり、地域社会であり、日本という国である。
「天皇制」であり、「君が代」であり、「日の丸」である。
根本は、日本国の歴史と文化、美しい自然を愛することであり、日本国民であることに感謝することである。
このような、豊かで美しく、すべてに寛容な国が他にあるだろうか!!!
「草の根保守」として、この国を守ろう!!!
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コメント
藤原正彦さんの「国家の品格」が100万部を突破したそうですね。書評を読むと、安部次期総理候補と同じようなことを言っていると思います。サピオという雑誌に連載している小林さんという漫画家も、日本人としての連帯や家族が破壊された事を嘆いていました。
かって富士通が能力主義を導入して、会社が傾いたことを思い出します。ホテル・リゾートの再生請負人がかってアメリカ修行で覚えたように日本の従業員に「お辞儀の角度」まで指示して自分のホテルを倒産させかけたことがありました。トップダウンで共同体を無視し、日本的な強みを殺して、うまくいく会社は逆にすごいと思います。
アメリカのように勝つためには野球でインチキ判定をして恥じず、「へたり牛」の存在が指摘されると全部骨折した牛と報告する。すべては「お金」のために、他人には迷惑をかけてもよいのです。こんな社会を日本は作ってはいけません。
安部官房長官、身辺に気をつけなければ外国勢力によって暗殺の可能性もあるのではないでしょうか。中国のクーニャンとの写真を取られた日本の政治家たちによる攻撃もすごいと思います。
小泉氏が信長ならば麻生氏が秀吉、安部氏は徳川...でしょうか?とにかく我々もできることから、心も美しい日本の再生にあたりましょう。
投稿: 普通の国民 | 2006/03/15 14:46
安倍氏が官房副長官の頃に、北朝鮮問題への熱意に感心して、事務所宛にメールを送ったことがあります。実名を名乗り「安倍先生が、近い将来に総理として日本の舵を取られることを期待します」と結びましたら、事務所の方からきちんと返事を頂きました。スタッフの教育が行き届いているなと感心したものです。
その後数年が経ち、国内外の反日勢力の目の敵にされつつ、どんどん声望を高めて、次期首相候補の筆頭になっておられるのを見ると、自分の目もまんざらではなかったと感じます。
投稿: おやじ | 2006/03/15 18:05
いつも拝見させて頂いております。
私個人では、まず麻生が総理になって国内を綺麗にしてから安倍にバトンタッチが理想かなと考えています。
しかしタカ派で保守派の安倍にも、総理の器である資格は十分にあります。
また安倍が総理を目指すなら、東シナ海の試掘を行うときっぱり言い切って欲しいですよね。「権利は当然ある」だけでは駄目だと思います。
最もバランスが取れているのは、安倍が総理を勤めて麻生が外に出撃して中韓などを攻撃(笑)する事かもしれませんね。
以上個人的な意見でした。
投稿: cassand | 2006/03/15 19:35
こちらでは麻生絶対支持となっており、対比が面白いですな。
http://yajizamurai.blog24.fc2.com/blog-entry-331.html
個人的には安倍でも麻生でも良いのだけれど、現時点では微妙な柔軟性と狡猾な立ち回りが要求されるという点で今回は麻生、次が安倍、を望む。そうすれば麻生3年安倍6年で9年間のネオ自民党政権となる。
投稿: UHMPE | 2006/03/15 20:30
いい話です。感動しました。
私は、日本文明の核は、皇室もそうですが、なにより
「神道」だと思っています。
神道は、異端審問や宗教絡みの虐殺を行ったことがありません。
鎮守の森に代表されるように、自然と調和するという
一神教文明にない価値観があります。
そして、極めつけは、他宗教の信者でもお参が許される
という点です。
これこそが、日本人の心の現れなのではないでしょうか。
公明党の妨害に屈せず、教育基本法改正を全うできれば
小泉首相の退陣時に「よくやった!感動した」と拍手してあげたいです。
投稿: ろろ | 2006/03/15 22:55
いつも読んでいますが、初めてコメントします。それは今日の文章が坂さんの魂の叫びの様に思え、それに共鳴する私がいたからです。
八百万の神々、天皇さま、森と木の文明、父祖が作ってくれた美しい自然と社会倫理ー本当の保守、草の根保守、これを断固守り子孫に伝えるべきです。
依存症さんは赤ヘルのブントだったとか。私は青ヘルでやっていました。同じ世代で、誠実に生き・悩んで到達した心境が上述の「草の根保守」思想でしょう。
今後もこの思想で情報を収集・発信し、若い時とは正反対ですが、この思想の下、社会的を実践をやっていきましょう。
投稿: よっちゃん | 2006/03/15 23:17
私も安倍晋三氏に是非とも総理になって頂きたいと
思いますが、いかんせん「破壊力」に不安がありますね。
尤も小泉首相の「破壊力」は尋常では無いので比較する
のは少し可哀相な気がしますが(^◇^;)
今日の産経社説を見て誰がメディアビックバンを
仕掛けるかと言うことですね。そう言った意味で
「産経筋」な安倍氏には不安が残ります。
投稿: abusan | 2006/03/15 23:55
次の総理は消費税切り上げのための捨て駒内閣だという考えもあります。
投稿: 蔵信芳樹 | 2006/03/16 00:58
「草の根保守」良い言葉ですね。
本筋から外れますが、基本と成る「製造業」も納得です、あと私はここに「農林海産業」も加えたい、生き残れる農業とできれば主食の確保を。
金に振り回され農を潰しているのは今の中国も日本も似た様な物と危惧します。
もちろん価値観がその基に成る事は疑いありません、教育はしっかり見直して貰いたいです。
次の総理ですが、胆力や強さが要る意味で、まず麻生さんで次に安部さんが良さそうに思います、しかし麻生さんの支持母体が小さいので苦しいかもしれませんね。
投稿: MultiSync | 2006/03/16 01:32
家族を愛し、地域を愛し、国を愛す。理想は大草原の小さな家そして展開される草の根運動。小学生の教科書にでもきそうな単純なスト-り- だ。
しかし現実はどうだ。弱者が切り捨てられ、地方が切り捨てられ、最後は国も切り捨てられる(アメリカによって)かもしれない。何故、自分達をいじめようとしている国(政治)に文句をいわず、家族愛、隣人愛、地域愛、愛国心
で答えなければならないのか。草の根運動に逆行している地方切捨ての今の政治(小泉に従属の安部も同罪)を痛烈に批判しないのか。まさにキリスト教的犠牲精神ではないか。このままででは将来”島原の乱”ならぬ”ふるさと乱”が全国各地に起きてもおかしくない。
くどいようだが、繰り返し云いたい。
草の根運動を退化させる、つまり理想とは逆のことをやっている現政府を、「草の根保守」は認めるのか(悪政を強いる国に苦しめられている民に対して、それでも国を愛せよというのか、だとしたら何と罪深く、酷なことか)
草の根運動の教徒は何をめざすのか。日本人としての誇りとは?今どんな政治を求めているのか?格差社会をどう考えるのか?
安部や麻生には、格差社会(地方切捨て)に断固反対と、小泉に異を唱えて欲しい、「損得の価値」を訴えて欲しい。そして、失われていく緑豊かなふるさとの再生に全力を注いで欲しい。
観念だけ語るのみでは総理になる資格はない。小泉に直言できる才気と勇気と実行力が必要だ。そうでなければ、”総理になることを断固支持する”という訳には到底行かないのだ。狂気の首相に付き合うのはもうこりごりだ。これからは才気の首相と付き合いたい。
”草の根運動”に名を借りて国民に、”損得を超えた価値”を押し付けてはならない。
押し付ける前に、国民に尊敬される国家をまず創り上げる先決である。今まさしく求められる政治がそれでないのか。
民に、国を愛せよ!ではなく、国が、民を愛せよ!である。
投稿: やじろべい | 2006/03/16 11:06
こんにちは
「草の根保守」共感しております。
これから定年を迎える年代の中にも多くの「草の根保守」の方々おられると思います。日本の経済発展を担ってきた方々に、これからは日本再生の原動力になっていただきたい。
つまりうるさいオヤジとうるさいおばさん(藤原正彦氏、桜井よしこ氏の様な方)の出現です。おじさんとおばさんが子供たちに凛とした生活態度を見せることが大切だと思います。
養老先生が日本人には潜在宗教感があるといっています。日本人は自然を神とする神道を長く守りながら、外国から入ってくる他の宗教を受け入れてきました。キリスト教は他アジア諸国にしてきたように、侵略の意図があったので規制をしていました。
一神教と多神教の差だと思いますが、自然を大切にして恥の心を子供たちに教えていくことが肝要だと思います。
投稿: nasadon | 2006/03/16 11:29
本日のスレッド 「安倍晋三を断固支持する!」を全面的に賛成します!!!
安倍、麻生の一騎打ちになるのでしょうか・・・?
今年に入って麻生総裁誕生を夢みるブロガー諸氏達は増殖中にも見えますが 一向に世間一般の麻生支持率向上へ反映されないのは ネット層者が考えるほど影響力はないのかな?
常にどの世論調査でも微中派福田氏への支持率以下とは何故?
思うに過去舌下といわれる発言等、信条は正しいのに後に発言を微修正して体制に収まる姿勢ではないだろうか?
老獪と評価する向きもあろうが シナ、北朝鮮と外界の脅威から国家への関心も高まり、小泉首相によりダイナミックに政治が変革された今日、麻生氏の政治姿勢は 旧来型の政治家と写りマイナスである。
①発言のブレ
(19日NHKにて靖国のA級戦犯分枝論と取れるような発言、また明治日本が施行した義務教育化が現在の台湾の繁栄に寄与してる現実を台湾の老人から聞いたなどと自身の考えをきちんと言わず中共に反撃されると微妙に修正する・・果っての創氏改名発言もetc)
②首相になった場合の靖国参拝明言を避ける。
(信条と実行が一体とならない危惧感を国民に抱かせる)
③国家像
(自身のHPでは経営者の目で国家像を描く必要性に言及してるが 国益とは経済的繁栄のみなのか疑問を持つ)
④拉致奪還の取り組み
(麻生氏が過去 強力に拉致問題取り組んだ軌跡を寡聞にして知らず)
以上の対局にあり一貫して言行一致度が高い政治家が安倍晋三である。
憲法改正、教育基本法改正にしても真正面から国民に向かって語りかける姿勢に欠けるのが麻生氏の致命的欠陥である。 恐らく信条的には安倍氏と格段の差異はないのかもしれないが理念、政策を実現させて行かねばならない政治手法は大いに違って見える。
マスゴミをちょろっと皮肉ったり、釣り師的発言で溜飲を下げるのは一部ブロガーに任せて もっと大局的に国家のかくあるべき未来像を一般国民に向かって語りかけて欲しいと思う。
~ by 3/11.12読売世論調査ポスト小泉~ 安倍氏を挙げた人は、小泉内閣支持層で58%、自民支持層で60%に上り、他の政党支持層や内閣不支持層でもトップだった・・・なにより 自民党員の支持を取り付けなければ総裁の椅子には届かないのだ。その党員は民意に敏感である。先日のテレ朝報ステでの生出演時、VTRで「安倍だろ?!」と呼び捨てにし敵愾心を剥き出しにしてみせた行為には不快感を覚えた。
21世紀、日本は高齢化社会に突入していく・・新しい世紀の舵取りは骨格のしっかりした若い政治家に任せたい!政治も社会も老齢化では日本の未来は覚束ないと思うからである。
投稿: K.Y. | 2006/03/16 12:28
このエントリーにある安倍氏の発言は、教育基本法改正に関するものであり、同氏の決意を述べたものである。この、発言に触発されて今回のエントリー記事になったのだと思います。
私も教育基本法の改正案には賛成です。現行同法は、肝心の国を愛する気持ちをうたう条文が欠けている。米国の占領支配に都合の良い国民になるべく背骨が抜かれた法律になっていると感じる。
改正法が国会を通過することを願う。
投稿: プライム | 2006/03/16 13:53
皆さん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
麻生氏の評価、むつかしいですね。
個人的に身近に見ている(地元が近い)だけに、親近感もあれば、「?」マークが付く点もある。
すごく好い方なんだけど、口が悪くて(偽悪的なところもある)損をしている。
ただ首相になったら、小泉首相とは別な意味で「型破り」になる可能性というか、期待感はあります。
>「格差社会」
は悪いものではありません。
努力するものが報われ、怠けるものはそれなりでしかない。
ちっとも「草の根保守」と矛盾しません。
むしろ社会に寄生するものを「草の根保守」は嫌います。
機会の平等は求めても、結果の平等は求めません。
>押し付ける前に、国民に尊敬される国家をまず創り上げる先決である。今まさしく求められる政治がそれでないのか。
民に、国を愛せよ!ではなく、国が、民を愛せよ!である。
この主張は、「国家」と「政府」を完全に混同していますね。
意図的かもしれませんが・・・
左翼がよく使う論法です。
私は「政府」を愛せよなんて言っておりません(笑)
>国が、民を愛せよ!である
「国」は「政府」ではないので、「民」を愛することはできません(笑)
政府(行政)に依存する考え方、生き方から脱皮できない方の主張の典型ですね。
>国民に尊敬される国家をまず創り上げる先決である。今まさしく求められる政治がそれでないのか。
「国民に尊敬される国家」は国民が創り上げるものであって、「政府」や政治家が創るものではない。
完全な「没主体」、責任転嫁でしかない。
自己存在をもっと真摯にお考えになられることをお勧めします。
投稿: 坂 眞 | 2006/03/16 15:29
私も安倍晋三支持ですが、自民党の旧体制派や利権派は一筋縄でいかないというか、相当強いだろうなぁと思っています。もし今年の9月に安倍総理が誕生した場合、猛烈な嫉妬の中、ひたすら足を引っ張る行動に出ると予想されます。今の安倍さんがそれに勝ち抜けるか、となると少々不安です。そこが小泉さんと安倍さんの最大の違いのような気がしますね。
日本にとって一番ベストなパターンは今年の9月は麻生総理・安倍外相でその次に安倍総理誕生じゃないかなと思います。
投稿: 青い炎 | 2006/03/16 20:05
安倍氏が次期首相候補であることはは否応無く事実であり、この刻、この時代に至っては必然としか言いようがないですね。ワンクッションとか悠長な事を言っておれる状況にないよこの日本は。とくに安保・外交・教育は今後の10年の日本を創るにあたって現状の改革は不可欠だし、不可逆しようものなら亡国と成り果てるのが見えているくらい危急存亡の危機でしょ。
最近麻生氏の人気が一部ネットやマスコミに取り上げられていますが、とく前述のKYさんの書かれた考察はまさに的を得ています。麻生氏を期待する方々には申し訳ないのですが、政治家麻生氏、そしてそれを取り巻く政治状況からして、現実的に無理ではないでしょうか?
一、端的に言っても首相候補になるには推薦人が(20人?)必要でそれも氏の派閥では足りない。
よって派閥を横断する指示が必要になってくる。その場合、例えば自民の左右両派に指示を得ていく形になると思うが、右系の古河氏グループなどは良いが加藤氏に近い左派系での指示を得るには靖国問題・中国・朝鮮半島問題などで国益に反する言動及び行動が政治妥協という形で出てくることは想像に難くなく、現実にそちらにおもねた発言(公式会見としての靖国A級戦犯の分祀肯定発言)が増えている。よしんば、麻生氏を中心とした内閣が形成された場合、小派閥の内閣の揺らぎが問題となるので政権運営が彼の意思とは無関係に迷走するだろう。
二、自民党総裁戦が前回同様の方式で行われる場合、国民指示・ブログ・ネットに拘らず、自民党員の党員選挙によって決まることは明らかであり、その自民党支持層のアンケートでも支持率が10%を越えていないので益々難しい。
ではひるかえって、自民党議員の票集めで考える場合どうか、いまや保守本流たる最大派閥森派の支持は安倍氏が多勢、福田氏にあっても10%未満のどちらかであり、麻生氏支持は厳しい状況。自民党左派は先刻立候補に息を荒げる山崎前副総裁が加藤氏など左派系を取り込むことが考えられるので支持は薄いと考える。
三、また自民党左派は最終的に森派福田氏(先日も老害と妄執をさらす中曽根元首相閣下を同伴して韓日協力交流委員会委員として韓国大統領を訪問し媚韓政策の旗頭をアピールする始末)を担ぎ上げることも考えられるので中道右派的麻生氏の左派取り込みは難航するでしょう。
四、いろいろ考えてみるに、谷垣氏を追い落とし、世間に言われる復活吉田学校『大宏池会』構想で一致団結を図るしか手はなさそうだが、現況まとまらないから派閥が別れてる旧宏池会。まとまらないのが特徴でしょ!?。
蛇足として、麻生氏の派閥の親分は媚中・媚朝の戦後民主主義者で発言する国会議長の河野氏なので、保守系ブロガーたちが期待するような政策は麻生氏の意思如何にかかわらず出せないだろう。
個人的に嫌いではないが、上記の理由によりまず麻生氏は二番手候補にすら厳しい状況。他の候補は論ずるに値わず。消去法でも安倍氏首相誕生で決まりでしょう。この総裁戦に価値を見出すとすれば、自民党内で保守色を嫌う左派・媚中・媚朝韓などの売国政治家をあぶり出し、自民党員だけでなく我々一国民もチェックできる点に尽きると思う。チェックすれば即座に次回選挙で落選させることができる点が価値あり。
投稿: 風狂 | 2006/03/17 18:18
風狂さんのいうとおり、麻生さんは現実問題として小派閥であり、推薦人集めで苦労します。しかしながら一発逆転の方法として、小泉総理の支持を取り付けるという方法があります。
議員票として小泉チルドレンの存在は非常に大きいですし、小泉総理に選挙応援を頼みたい参議院議員なども小泉さんの支持した候補者を支持する可能性があります。全国の党員も小泉さんの演説で麻生支持にまわる可能性があります。
この可能性については去年の11月2日の私のブログで言及しています。
http://app.blog.livedoor.jp/hamaguri1101/tb.cgi/50209932
さらに麻生氏が安倍氏と比較して日本の総理として相応しいかどうかですが、麻生氏のHPに連載されている「太郎は考える」などを読むと非常に共感することが多く、私は麻生氏は総理として相応しいと思っています。
安倍氏は確かに信頼の置ける政治家なのですが、幹事長をまかされて簡単に辞職したり(責任を取ったわけで潔いとも取れますが)、たとえ、次総理になっても、旧体制派からの猛烈な巻き返しやいやがらせで思うような政治ができないんじゃないかという点に危惧があります。
その点、麻生氏はなんだかんだで思想信条の異なる小泉さんの信頼を集めていますし、安倍氏よりはしたたかだと思います。言行一致も大切ですが、したたかさも大切です。小泉総理が野中氏を筆頭とする橋本派の力をそぎ落としたように、麻生総理が旧宏池会のような売国勢力を一掃してから、安倍総理誕生が日本にとってベストだと思いますね。
投稿: 青い炎 | 2006/03/18 12:21
アホ右翼市ね
投稿: lhk | 2006/04/09 09:43
私も元は安倍氏支持でした。
しかし、統一教会に祝電を送った件についての情報もなく
なんだか「見なかったこと扱い」になっているような…
朝鮮との関係は何も無いと証明されないままなので
もはや安倍氏はダメだと判断、麻生氏支持に鞍替えしております。
皆様は安倍-統一教会の件についてどのようにお考えでしょうか?
投稿: 2k- | 2006/07/04 19:53