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2006/04/12

国が主導する死刑囚の臓器摘出

中共政府が、中国における臓器移植のドナーに関する報道に、極めてナーバスな反応を示している。
以下は、11日付「人民日報」の記事である。


一部の海外メディアが「中国は死刑囚の臓器を勝手に移植に使用している」との報道していることについて、衛生部は10日「事実といちじるしく異なるものであり、中国の司法制度に対する悪意の中傷だ」と反論した。

衛生部の毛群安報道官は会見で「中国で使われる移植用臓器は、主に国民が臨終時に自分の意思で提供したものだ。死刑囚の臓器の利用はきわめてわずかで、それも
本人の意思または家族の同意に基づく提供だ」と説明。
「中国は死刑囚から勝手に臓器を摘出して移植に使用している」との報道については、「一部の海外メディアによる故意の捏造報道だ。中国の司法制度を悪意をもって中傷し、内外の世論をあざむこうとする、下心のあるものだ」と批判した。さらに「中国は臓器の売買や、違法または医学倫理の原則に反する臓器移植を禁止している」と強調した。

「一部報道は中傷」死刑囚の臓器の使用めぐり 衛生部
(2006年04月11日 人民日報)

要は、海外メディアの「中国は死刑囚の臓器を勝手に移植に使用している」との報道に対する反論なのだが、「死刑囚の臓器の利用はきわめてわずかで、それも本人の意思または家族の同意に基づく提供だ」と言う中共政府の主張は、限りなくウソに近い。

ところで、「一部の海外メディア」とは何を指すのかが、ネットで調べたがよく分らなかった。ただ、「大紀元」が4月5日付の記事の中で、次のように報じている。


(前略)
AFP通信は、「中国瀋陽市蘇家屯の秘密収容所で6000人以上の法輪功学習者が監禁され、75%の人はすでに臓器を摘出された後に死亡し、焼却処分された」と報じた。

報道の中で、法輪功が提供した最新情報を伝え、瀋陽市軍区総後勤部の軍医の証言を引用し、蘇家屯秘密収容所の存在に関する情報や、内部情況などを報じた。さらに
この軍医によると、蘇家屯秘密収容所は、中国36の秘密収容所の1つにすぎないと
いう。
(後略)

米政府、中共に、法輪功学習者の臓器摘出問題、全面調査を要求

中国の死刑囚の臓器移植に関しては、産経新聞も、昨年12月31日付で以下のように報じている。


【北京30日時事】
(前略)
中国では最近1年間に腎臓移植約6500件、肝臓移植約3000件が実施され、移植医療技術が急速に向上。ただ、ドナーの約9割を死刑囚が占めるほか、
公平な臓器配分制度が確立されておらず、人権・法整備面の不透明さも大きい。中国での臓器移植は、今後議論を呼びそうだ。

日本人108人が中国で臓器移植 過去2年間ドナー大半は死刑囚

AFP通信が、「中国瀋陽市蘇家屯の秘密収容所で6000人以上の法輪功学習者が監禁され、75%の人はすでに臓器を摘出された後に死亡し、焼却処分された」と報じたと言うが、「大紀元」の報道だけでは事実と断定できない(AFP通信のオリジナルも確認できない)。
が、各種の資料を調べてみると、今の中共体制下では、ありえないことではないという気がする。
また、時事通信が報じるように「ドナーの約9割を死刑囚が占め」、「中国は死刑囚から勝手に臓器を摘出して移植に使用している」のも事実のようだ。

このあたりについては、粟屋剛・徳山大学経済学部教授(当時)の「中国における死刑囚からの臓器移植」が詳しいので、抜粋して紹介する。


(前略)
中国で死刑囚からの臓器移植が行われていることは間違いない。中国政府は当初、
その事実を否定していたが、1993年に、死刑囚からの臓器移植は「まれな事例」で
あり、しかも、「個人の同意を得ている」、と主張を変えた。

1.死刑囚移植のシステム
死刑囚からの臓器移植のシステムに関して、最高人民法院、最高人民検察院、公安部、司法部、衛生部および民政部の連名で発せられた1984年10月9日付けの「関於
利用死刑罪犯屍体或屍体器官的暫行規定」(訳=死刑囚の屍体あるいは屍体臓器の利用に関する暫定的規定)と題する内部文書が参考になる。同「暫行規定」は次のように述べている。

「死刑執行命令が下達した後、直接利用できる屍体が出たら、人民法院はあらかじめ市あるいは地区の衛生局に通知しなければならない。衛生局はこれを利用単位(具体的には移植を実施する病院を指す-筆者注-)に伝え、同時に利用単位に屍体利用の証明書を発行し、副本を死刑執行の責任を負う人民法院と現場で監督する人民検察院に送らなければならない。」

「死刑囚の屍体および屍体臓器の利用は、厳重に秘密を守り、影響に注意して、通常は、利用単位内部で行わなくてはならない。やむを得ない場合は、死刑を執行する人民法院の同意を得て、衛生部門の手術車で刑場へ行って臓器を摘出することが許される。しかし衛生部門のマークの入った車を使用してはならず、白衣を着用することも許されない。摘出手術が終わるまで刑場の警戒を解いてはならない。」

「屍体は利用された後、利用単位が火葬場の協力を得て速やかに火葬に処す。埋葬
またはその他の処置が必要であれば利用単位が責任を負う。もし遺族が灰、骨を必要としたら、人民法院の通知を経て、遺族が火葬場に赴いて受取る。」

一応、このような規定がある。しかし、必ずしも規定通りにはなされていないようである。ここで、入手した諸資料(5)から得た情報を基にして死刑囚移植のシステムを簡単に
記しておく。

①患者が病院を訪ね、諸検査を受ける。
②死刑囚の血液型、白血球型及び健康状態等がチェックされ、それらの記録が病院に送られる。
③人民法院等が死刑執行の場所及び日時等を病院に通知する。
④病院が移植の準備をする。
⑤死刑執行当日、病院医師が刑場で待機する。
⑥死刑が執行され、検死官が死亡を確認する。
⑦病院医師が臓器を摘出し、それが病院に運ばれ、移植される(あるいは、遺体が
病院に運ばれ、そこで臓器が摘出され、移植される)。
⑧遺体が火葬され、遺族に遺骨の入った骨壷(正確には、遺灰の入った箱)が渡される。
(後略)

-------------------------------------------------------------------

つまり、裁判所、検察、警察、衛生、民生の各省庁が合意の上、連携して死刑囚の
遺体から臓器を摘出している。そして摘出された臓器は、あらかじめ用意された病院に運ばれ、待機している患者に移植される。それはシステムとして機能しており、しかも極秘裏に行なわれている。

要は、国家が主導して死刑囚の遺体から臓器を摘出しているのだ。そこには、中共政府が主張しているような「本人の意思または家族の同意に基づく提供」というような事実は微塵も感じられない。

粟屋教授の「中国における死刑囚からの臓器移植」には、
「臓器移植の需要が死刑判決数及び死刑執行数を増加させているという報告もある」
「中国刑法(1980年1月1日施行)第43条は『死刑は極悪の犯罪者にのみ適用される』と規定している。しかし、というべきか、当然に、というべきか、規定上、窃盗罪でも死刑が科されうる(同法第150条~第153条)。
そして、現実に、一定のの窃盗犯 (常習の窃盗犯、盗んだ金額の大きい窃盗犯等)に対して死刑が科されている」
という驚くべき記述もある。

「中国は臓器の売買や、違法または医学倫理の原則に反する臓器移植を禁止している」なんて、よくもまあ、こんなウソを世界に向かって真顔で発表できるものだ。
北京五輪を2年後に控えて、何とか極悪きわまる実情を糊塗しようとしているのだろうが、事実はいつまでも隠しおおせるものではない。

史上稀に見る人権抑圧国家でありながら、「中国は発展の道を歩みつづけ、人権問題でも大きな進展を得た。中国人民は宗教の自由を含む、民主主義と自由を享受している」(2005/11/17 外交部・劉建超報道官)と強弁する国だ。この程度のウソには何の後ろめたさも感じないのだろう。死刑囚など、「人間」のうちに数えていないのかも知れない。
が、このような国が隣国として存在していること、しかも国連の常任理事国であること、等を考えると、慄然とせざるをえない。

このような国とは、絶対に友好関係になりたくない!!!

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中国(社会)」カテゴリの記事

コメント

(オイラも医療関係者の端くれですが、)
中狂はもう、最悪です。日本においては生体移植の場合、実際ににどんな尊い意思でドナーとなられるのか、想像も付かないほどの葛藤があるはずです。不幸にも事故などで脳死移植のドナーとなる場合でも、その人の家族はいろいろな思い湧き上がるでしょう。
 しかし彼らは本人の意思はほぼ関係なしに(死刑囚という立場から、)取りまくっている。絶対に許せないが、一部ではそのような臓器のおかげで命が救われる人もいるのです。
 移植しか方法がない病もまだまだたくさんありますし。
なんだかやるせない気持ちになります。

投稿: hide | 2006/04/12 18:07

スターリン、毛沢東、金日成と言った20世紀の独裁者は
「食料を輸出して外貨に換えるために国民が餓死してもやむを得ない」
「奴隷確保のため、国民の一定割合を政治犯に分類する。名目は何でも良い」
「戦争捕虜を奴隷として利用する。可能であれば、占領地域の一般人も捕獲する」

といったことを躊躇なく行いました。

その後、21世紀になって医療技術が進歩すると、ストレートに人間をカネに換える道ができた訳で、なんとも恐ろしいことです。この手法、カネが欲しくてたまらない金正日が既にマネしているのではないでしょうか?北朝鮮では、社会インフラが貧弱過ぎて無理かもしれませんが。

投稿: おやじ | 2006/04/12 18:14

先日、京都市内で行われていた中国の臓器移植の反対運動を見て、初めてその実態をしりました。たとえ死刑囚であっても、国をあげてこの様な行為を行っているのにはひどく不信感がわいてきますね。

投稿: 奈良の鹿 | 2006/04/12 22:35

十年ぐらい前のことになりますが、中国人の留学生と話をしていたときに、日本ではなぜ死刑囚の臓器を移植に使わないのですかと訊かれたことがあります。一緒にいた別の留学生は、そんなこと言っていいの?という感じでアセっていました。中国国内でも以前から常識だったことの証拠ですね。

投稿: ぬらりひょん | 2006/04/13 00:02

初めましてm(__)m。
素晴らしいブログ、勉強させて頂きます。
また、遊びにきますね。
是非、一度、当ブログにも遊びにいらして下さいませ。
そして、アドバイスをお願いいたします。神新二

投稿: 神新二 | 2006/04/13 00:31

私は、死刑の対象となる事案の拡大および死刑執行者数のさらなる増大を望んでいますので、死刑執行後の臓器移植というのは、非常に合理的なのではと考えます。

投稿: 多呂 | 2006/04/13 00:46

伝統的に死体を傷つけたり、食したりする文化がある中国に於いて今更驚かない記事ですが、それを日本に当てはめないでもらいたいですね、中国人。 以前、堕胎児の細胞を使った脳の病気の治療法を開発したとして、世界中からその中国人医師の所へ治療を受けに訪れる患者たちのドキュメンタリーを観ましたが、欧米人には中国の一人っ子政策による堕胎が多い事情などが知られて無い様で、どうして簡単に胎児の細胞が手に入るのかと、患者の家族がギモンを持っている様子などが映されてましたが、彼の中国人医師は自分の名声を誇示して治療するのみ。 ま、2,3千万人の死者がでるなら丁度イイ、とのたまった指導者が居た国ですので・・・。

投稿: 茗荷 | 2006/04/13 01:33

管理人さん

確かに中国には様々な問題がありますし
中でも軍拡環境破壊は日本にとっても見過ごせる問題ではないと思います
(私は9条改正を主張します)

しかしこの国が経済だけでなく文化科学技術といった面でも超大国へ進み続けているのは事実です


貴方個人の「このような国とは、絶対に友好関係になりたくない!!!」は大変な問題ですよ
私は反日三カ国は好きにはなれませんけど
いがみ合っても何も始まらないじゃないですか


きっと反日三カ国だって本心では日本が好きだと思いますし
我々だってきっとそうです

悪いところだけではなく良いところも見て公平な主張をしてこそ憂国、保守、国益を名乗れるはずですし

元来中国には古い歴史と伝統があり立派な偉人を沢山輩出してきました
それは今後も変わらないでしょうし
朝鮮半島も歴史的なつながりが深い分仲良くなれば他に例を見ないような友好関係を築けるはずです

日韓海底トンネルなんて夢のように思います
(大陸からの侵略が心配だとかは分かりますが)


どんな異常な国でも敵対するよりは友好関係を気づけたほうがよいに決まっています

無論かつてのような謝罪外交は御免ですが

友好を築く努力は必要です
そして「具体的に何をするか?」こそここで主張するべきです
だってここは国益第一でしょ?

ここは有名なブログですからその分大きな影響を与えているものと思います

だからこそ過激な主張は控えて欲しいと思います


投稿: 子供の冷や水ではありません | 2006/04/13 05:37

おじゃまします。
臓器移植という技術を開発してしまった人類は、
臓器を商品として扱う人間が出ても不思議でないでしょう。

自分の命を他人の死で補う技術ですから。
どうしても、人の死を願う己ができてしまう。

技術とは、最初は崇高な気持ちで開発するのでしょうが、
技術が一般化する段階で、最初の崇高な精神は片隅に。

後は、技術そのもの開発競争。
自然な脳死などまっていられない人々の群れが発生するのです。
当然、誰かが犠牲になる。
犠牲は神への生け贄、
臓器を待つ患者は「神」なのでしょうか。

投稿: 農と都 | 2006/04/13 07:19

高校生の時に、2つ上の人みたいなのいました。彼はイジメラレっ子で、自分がイジメッ子に止めるように言ってやると言うと、「嫌だけど我慢すれば(言う事聞いてれば)仲良くできるし、殴られる事もない。変な事(文句を言う事)はしないでくれ、平和が壊れる(友人関係?が壊れ、虐められる)」と言われた。その後、彼は永遠の使いっパシリになった。
人道や平和を誤解している人がいますね。人の道を外れた人(国)に言って正す事が必要で、平和(真の友情)はその中で生まれる。言って直らない人道を外れた者(国)からは自主防衛するしか方法はない。

投稿: NZ life | 2006/04/13 07:39

↑の方へ

私が言っているのは
無用な悪感情を広める必要は無いと言っているのです

何時私が今の日中関係を平和だと考えていると言いましたか?
何時私が中国の振る舞いに我慢しろと言いましたか?

この死刑囚の臓器提供についても抗議と改善を求めるべきでしょうが、それを理由に中国を罵っても日本が偉くなるわけでも幸せになれるわけでもないのです


日本は言うべきことを言う そこに卑屈な配慮は不要
日本は嘘に対して嘘だと言う

私はこう考えています

しかしですよ

そこで中国を嫌ってもどうにもなりません


無用な対立要因を作り出して憎みあい嫌いあって
楽しいですか?
そんな国にまた生まれてきたいと思えますか?


日本の将棋は外国の将棋と違い
相手の駒を自軍に引き入れることができますね

中国は近いうちにアメリカに並ぶ超大国に間違いなくなります

敵であれば厄介だけど味方であればこれほど心強い国は無いわけです

ゼロサムゲームなチェスとは違うのですよ

ひたすら敵国をさらに味方から遠ざけることが保守ですか?
敵国を批判しつつも自国も含めて公平な判断を下しより建設的な関係を目指すことが国益に叶うでしょう

最終的には対立を無くし仲良しとは言わずとも
共生関係にまで持っていくことが日中双方の戦略です

もう一度言いますが私は日本に対し中国に屈しろなんて全く考えていません
だからこそ9条改正を支持し
安全保障についても真面目に考えているものです

ですが外国の悪い面ばかり見続けている人が真の友情なんて言うべきではないでしょう


感興のことば(ウダーナヴァルガ)

第二十七章  観察

一 他人の過失は見やすいけれども、自分の過失は見がたい。人は他人の過失を粉微のように吹き散らす。
  しかしこの人も自分の過失は隠してしまう。 狡猾な賭博師が不利なサイの目を隠してしまうように。

二 他人の過失を探し求め、常に他人を見下して思う人は、卑しい性質が増大する。彼は実に真理を見ることから遠く隔たっている。

三 恥を知らず、鳥の首魁の様にがやがや叫び、厚かましく、図々しい人は、生活し易い。
  この世では、心が汚れたまま生きていく。

四 恥を知り、常に清きを求め、よく仕事に専念していて、慎み深く、真理を見て、清く暮らす人、は生活し難い。

五 この世の中は暗黒である。ここではっきりと(ことわり)を見分ける人は稀である。
  網から逃れた鳥のように天に至って楽しむ人は少ない。

投稿: 子供の冷や水ではありません | 2006/04/13 08:29

 中国で商売的な事をやると、相手から「先ず物を寄こせ、それから金は払う」と言い、こちらの担当(中国人)は「先ず金を払え、それから物は送る」と言いかえすという押し問答になるケースが多いですね。こちらの担当からは、とにかく日本人のように先ず相手を信用してなんていう方法はダメです、とよく言われます。
 中国との付き合いの長い人ならみんな知っていますが、中国社会の人間と人間の間の信頼関係は実に希薄です。親族関係以外は。
 私は中国が“実質的”な超大国になるとは思っていません。超大国としての“振る舞い”を実行しようと必死になるとは思いますが。しかし、信頼関係の築けない社会は意外ともろいものです。日本にとってはよい反面教師ですね。

投稿: duzhe | 2006/04/13 09:00

>きっと反日三カ国だって本心では日本が好きだと思いますし
>我々だってきっとそうです

他の人の主観がわかるなんて、すごいですね。
はっきり言いますが、私は中国も朝鮮も全く好きではありません。
(個人的に知り合えば、必ずしもそうではない)


>共生関係にまで持っていくことが日中双方の戦略です

東アジア共同体ですか?
戦前の大東亜共栄圏が大失敗したことを知らないんですか?
だいいち、中国と共生する「戦略」の日本側の立案者は誰ですか?
福田?橋本?小沢?(笑)

>敵であれば厄介だけど味方であればこれほど
>心強い国は無いわけです

支那と日本が同盟関係だったことが歴史上一度でもありますか?

もしあなたが日本人なら、きちんと歴史を勉強し直した方が
いいと思います。

投稿: >子どもの冷や水ではありません様 | 2006/04/13 09:03

「一部の海外メディア」というと、こんなところでしょうか。
(ソースは同一のようです。)

China bans transplant organ sales (BBC, 3/28)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4853188.stm

China bans sales of human transplant organs (MSNBC, 3/28)
http://www.msnbc.msn.com/id/12050522/

>>China's foreign ministry admitted on Tuesday that organs from prisoners were used - but
said it was only in "a very few cases" and with the express permission of the convict,
the Associated Press news agency reported.

投稿: nanoshi | 2006/04/13 09:07

>子供の冷や水ではありません さん
不思議なもので、私は、ガキの頃にお互いの欠点を罵り合い喧嘩した者とは今でも交流がある。言いたい事も言えない(言わない)人とは、それで関係が終ってる。

貴方の返信は、各章ごとに矛盾してる。失礼だが、まるでお花畑。
結局、中国に言いたい事を言うのか言わないのか、どっち?
悪い事ばかりと言うが、中共にドンナ良い面があるのか?
言いたいことを言い、憲法改正(私も賛成)すれば、貴方が言う「無用な悪感情を広める」んでは?
核ミサイルを向けてる国を味方に引き寄せられると本気で思っているのか?
アメリカの様に、戦争が国益になる国を忘れてはいませんか?

投稿: NZ life | 2006/04/13 10:50

皆さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

「人間の命は紙よりも軽い」「欲望は底なし沼よりも深い」と言われる国にふさわしい出来事。
しかし、窃盗で処刑され、内臓を勝手に摘出される、たまりませんね。ゾッとします。


「子供の冷や水ではありません」さんへ

まず、あなたは、私のブログをちゃんと読んでいませんね。
私は、去る10日のエントリー『小沢一郎を斬る!!!』で、以下のように書いています。

「この中国史に対する認識も高校生以下だ。
中国の歴史は漢民族の膨張ではない。歴史上の大帝国である唐、元、清は、いずれも異民族王朝である。漢民族自体は農耕民族だ。
現代中国の膨張主義は、中共の『国家が生存発展に必要な資源を支配下に収めることは、成長する国家の正当な権利である』という論理にある。
中国が覇権主義なのではなく、中国を支配する中共政権が覇権主義なのだ。基本の勉強が欠けている。
いずれにしても、ヒトラーを髣髴とさせるような中共政権と三角関係になんかなれるわけがない」

つまり、私は、中国ではなく、中共及び中共体制とは「友好関係」になんかなれるはずがないと言っているのです。
はっきり言って認識不足。

>どんな異常な国でも敵対するよりは友好関係を気づけた(築けた?)ほうがよいに決まっています

これは、英国・チェンバレンの宥和政策がナチスの台頭を許した史実から何も学んでいませんね。
世界史(西洋現代史)、勉強しましたか???

>中国は近いうちにアメリカに並ぶ超大国に間違いなくなります

絶対になれません。断言します。
こういうことを言う人は、今や「親中派」でも少なくなった。
せいぜい、対中ビジネスで大儲けしたいゴールドマンサックスなどの「カネの亡者」たちだけ。

「資源的制約」「環境的制約」「極端な少子高齢化」「三農問題」「民工問題」「統治機構の腐敗」「共産党の地方分権化」「輸出依存型経済」「外資依存型経済(輸出の70%は外資)」

私のエントリー「中国崩壊シリーズ」を読んでみてください。
あなたの主張が、いかに皮相的で根拠のないものであるかがよく解るはずです。
とにかく勉強不足というか、政治・経済に関する基礎知識が不足しており、単に主観を吐露しているにすぎません。

もし、反論なさるのなら、私の「中国崩壊シリーズ」を読んでからにして下さい。
単なるあなたの思い込みを書かれても、これ以上は相手にする気になれません。

讀賣新聞の北京総局長でさえ「今の中国は『出口の見えない混迷』に震えている」と書くのが現状ですよ!!!
あまりにも楽観すぎるというか、現実を見ていないというか、あなたの主張は「絵空事」です。

投稿: 坂 眞 | 2006/04/13 11:02

二つ↑の方へ

そういった方も少数ですがどこの国にもいるでしょう
しかしそう言う人は何も利益を生み出せません
幸せにもなれませんし他人に必要ともされません
他人を嫌い憎むことで何が得られますか?


そしてそんな人たちがもし大多数であったならそれこそ
「民度が低い国」ではないでしょうか?
私は日本はそんな国で無いからこそ好きでいることができます

だから大多数の良心的な人々は友好を望んでいることは事実でしょう
(一般的な中国人は賢い=理性的であることも知ってください
豊かになればさらに教養を身につけ無意味な民族主義から離れてくれるでしょうし)

日中両国を共生関係に進めることと東アジア共同体は別物です
お互いを無くてはならない物とし(相互依存ですね)
それによって安全保障上の抑止力とする考えです
誰が提唱とは言わずともこれは自然に行き着く道ですよ

もしかするとこの先も永久に日中はいがみ続けると考えていますか?
貴方はそうであって欲しいと願っていますか?
ずっと中国に憎まれていたいですか?

自分から破滅の道を進んでどうなるのでしょうか


今はまだ戦争など起こっていませんから勇ましいことを考えることができるかもしれませんが
一度戦争が起こるともう引き返せないのですよ
その歴史は第二次大戦と同じようにずっと歴史に残り続けます

アメリカとソビエトが敵対しながらも直接戦争を起こさなかったことを見習うべきです
(両国の核が抑止力になったことは承知してます)

私は空想的平和主義者ではありませんが
日本が第二次大戦後一度も戦争に加わらなかったことは
この国にとって一般人が考えているよりずっと大きな利益だと言うことを知って欲しいと思っています
残念ながらドイツやイタリアはコソボやアフガンで戦闘に加わってしまいましたね

今年で戦後61年です
この61と言う数字を100や200、さらに1000まで続けていけばこれほど素晴らしいことは無いですよね
それが可能なのは世界にホンの少しの限られた国だけです
その一つが日本です
(その為に侵略への抑止力としての国軍を私は否定していないことを付け加えておきます)

だから無駄な悪感情は棄てるべきなんです

普遍的な宇宙の真理ならまだしも
個人的な憎しみの感情を永久に手放さず信じ続けて何になるのでしょう

人間の感情はそんなに立派なものではないのです
個人の都合で簡単に変わってしまうほど無責任なものです
自己の良心に照らし合わせて悪いものだと判断している自覚があるならそれを棄てる覚悟が必要です

そして東アジアと言う言葉も今ではインドから東南アジア極東ロシアにオセアニアも含まれるようになっています
中国の覇権を手助けするための東アジア共同体と言う考えは
まさにアメリカにとって都合の良い考えですよね
(日米同盟破棄とは主張していないと付け加えておきます)


そして日本と中国が同盟国となるべきとも私は言っていませんよね

今は国民感情でそんなことは無理でしょうが
味方とは言えないが敵ではない関係まで持っていければそれに越したことは無いでしょう


さらに日中が古代からずっと憎しみ続けたきたわけでもないのです
これこそ歴史の教訓でしょう

投稿: 子供の冷や水ではありません | 2006/04/13 11:06

「子供の冷や水ではありません」さんのカキコに対する、これ以上の反論やその他のコメントはご遠慮ください。

「子供の冷や水ではありません」さんは、単に自分の「思い込み」を書かれているだけですから、延々と不毛な論議(にもならないと思いますが)が続くだけです。

何卒、ご了承願います。

これは、「子供の冷や水ではありません」さんに対しても同様です。
あなたの「気持ち」を延々と書く場ではありません、ここは。
常識をわきまえてください。

投稿: 坂 眞 | 2006/04/13 11:29

管理人さん
ここは議論する場ではないことは知っています
だから争うつもりもありません


ただ、異論を申し立てる人に攻撃的な言葉を吐き、私の意見を「思い込み」の一言で済まそうとする
その姿はそのまま中国への憎しみを呟く姿勢と同じに思えます

議論にならないなら初めから相手にしなければ良いことで
やはり何か心に訴えるものがあったはずです

確かに私の言葉数が多くて不愉快だったかもしれませんね
(コメント欄にコメントではないことを書いたからかもしれませんが)

しかし、「常識を外れた行為だ」との一言で切り捨てられるものだと貴方は本心から仰られたのでしょうか?

私を馬鹿だと変人だと思われても結構です

ここで失礼します。

しかしどんな状況でも希望を棄てたらそこで終わりですからね


ドストエフスキーの小説からの引用文です
(少し的外れであることはご容赦ください)

人は同胞の審判者たりえるか? 最後まで信ずること

人は誰の審判者にもなりえぬことを、特に心にとどめておくが良い。
何故なら当の審判者自身が、自分の目の前に立っている者と同じく罪人であり、目の前に居る者の罪に対して誰よりも責任があることを自覚せぬ限り、
この地上には罪人を裁くものはありえないからだ。
それを理解したうえでなら、審判者にもなりえよう。一見いかに不条理であろうと、これは真実である。
何故なら、もし自分が正しかったのであれば、目の前に立っている罪人も存在せずにすんだかもしれないからだ。
目の前に立って、お前の心証で裁かれる者の罪をわが身に引き受けることができるなら、ただちにそれを引き受け、
かれの代わりに自分が苦しみ、罪人は咎めずに放してやるが良い。
例え法がお前を審判者に定めたとしても、自分にできる限り、この精神で行うことだ。
なぜなら、罪人は立ち去った後、水からお前の捌きよりもずっと厳しく自分を裁くに違いないからである。

投稿: 子供の冷や水ではありません | 2006/04/13 12:25

今後高齢化が進むにしたがって、年寄りは容赦なく殺してしまう方向に向かいそうですね。さっさと国連の管理下に置かれるべきだと思います。

投稿: mikage | 2006/04/13 13:14

 「これは問題だ。だから皆で解決しよう。」これが民主主義国家。「問題は何も無い。だから我々の支配は正当だ。」これが独裁国家。独裁国家を支持する必要は全くありません。まともな中国人もそれを望んでいません。

投稿: duzhe | 2006/04/13 13:16

こんにちは
確かこの国は国連の人権委員会のメンバーでしたよね。
東トルキスタン(新疆ウィグル自治区)では中共進攻の後850万人の胎児を含む1000万人以上が殺されています。チベット、文革、天安門、農民弾圧、数えればきりがありません。
国連の人権委員会は組織替えをしているようですが、中華人民共和国はメンバーから外れて欲しいものです。
地対空ミサイルの開発に成功し、空母建造の疑惑があり、着々と軍備の近代化を図って、東シナ海の共同開発に尖閣諸島を入れてくる中国共産党を信用できるわけが無い。まして、中国の経済発展が進み人間の生存に必要な水、食糧、エネルギーを大量に必要とするとき、国際ルールに従って平和的に確保するかどうか疑問です。
中国政府もこのブログを見ているでしょうから、おかしい物はおかしいと言い続けることが大事です。
中国共産党とは絶対に、友好関係になりたくない。

投稿: nasadon | 2006/04/13 14:31

日本人は鯨やイルカを食べます。
それだけでも世界では批判が多いのに、特定アジア3国では犬を食べます(ベトナムでも食べますが)。
中でも中国は人肉を食べるそうです。

「史記(司馬遷)」には、東周の覇者桓公に媚びた料理人の易牙が、「もう何もかも食ってしまって、未だに食ったことがないのは人間だけだ」と言ったので、自分の子供を殺して料理して供した話があります。

また、孔子が「叛乱で死んだ弟子の子路が塩辛にされたという話を聞き、家中の塩辛を捨ててしまい、2度と塩辛を口にすることはなかった」という話があります。

中国では昔、処刑した人間を塩辛にするという刑があったそうですが、塩辛にするということは、即ち食べるということに気が付いたのは最近です。

即ち、孔子はそれまでに塩辛を食べていて、その材料は人肉だったということでしょうか?
そんな人肉食を是とする人が祖としたら、儒教とは如何に恐ろしい思想でしょう?
それを国教としていた中国・朝鮮は、欧米から見たら未だに非常に野蛮な国なのではないでしょうか?
実際、現在でも一般の人間ですら人肉食をしているらしいです。http://s2.muryo-de.etowns.net/~china/

牛に牛骨粉を飼料として与えた結果、BSEが発生したと言われています。
数千年間人肉食を繰り返して来た中国人の脳は、牛と同様異常な変化を来たしていたりしないでしょうか?

中国人のチ○ポを勃たせるために、角を狙われたサイが絶滅しようとしています。
トラもパンダも同様です。
「4つ足は、テーブル以外は何でも食べる」といわれていますが、「2本足は・・・」でさえ人間にまで及ぶ共食い民族。

全ての人がそうだとは思いませんが、中国人及び文化の侵入は、これ以上必要ないと考えるのは、私だけではないと思います。

おっかないので、これ以上言及はしたくないのですが・・・。

投稿: 戦慄 | 2006/04/27 18:06

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