« やっぱり安倍かな、次期総理 | トップページ | ドン・金丸信の後継者 »

2006/04/04

変わらない朝日のねつ造体質

私は、昨日のエントリー「一日早いエープリルフール」で、昭和57年(1982年)の教科書検定事件は報道各社の誤報であったという「産経抄」の記事を紹介した。
誤報の内容は、文部省(当時)の検定によって、「歴史教科書にある『侵略』が『進出』と書き改めさせられた」というものだ。これは、まったくの事実無根だった。

ところが、誤報であるにもかかわらず我が国政府は、なんと「検定を間違いとし、教科書の記述を是正する」という官房長官談話を発表したのである。
しかも、「我が国としては、アジアの近隣諸国との友好、親善を進める上でこれらの
批判に十分に耳を傾け、政府の責任において」という前書きまで付けて。
この官房長官談話以降、中韓両国は、我が国の教科書問題に介入を繰り返すように
なった。

この事件に関して安倍官房長官は、2日のフジテレビ番組で、
「中韓から抗議が来て(政府は)事実上それを認め謝罪したが、あとで『進出』と書き
換えられた事実はなかった(ことが分かった)」
「あの時にちゃんと調べて説明すれば良かったが、当時は『とりあえず頭を下げようじゃないか』と。言うことを聞いて反論しない方がいいということで、結果として大変な誤りを犯してしまった。中国、韓国にとっては書き換えたのは事実になってしまった」
と述べ、謝罪は誤りだったとの認識を明確にした。

この安倍発言に、あの朝日新聞が今日の【社説】で噛み付いている。社説のタイトルは「侵略と進出 事実を踏まえ論じよう」。
内容は、いつものごとく、自らの誤報と中韓両国の謂れなき非難を正当化するもので
ある。

曰く「『華北に進出』という表現は検定前から書かれていたことがわかった。その限りでは、安倍氏の指摘した事実はある。当時のずさんな取材を率直に反省したい。
では、『侵略』という言葉がすんなり検定を通るような状況だったかといえば、そうでは
ない。中国との関係に限っても『侵略』の言葉を削られたり、『侵入』に変えさせられたりする変更が計4カ所あった。東南アジアについては『侵略』を『進出』に変えた例もあった」。

つまり、「取材はずさん=報道はウソだったが、内容は正しい」と言っているのだ。朝日お得意の論点のすり替えであるが、同じ論法をどこかで聞いたことがある。そう、民主党の「偽メール事件」だ。
民主党は、メールが偽物である疑いが濃厚になると、「メールは偽物かもしれないが、書かれていることは真実である可能性が高い」と言い張って墓穴を掘った(笑)

安倍氏が言いたいのは、「侵略」が正しいのか「進出」が正しいのかではなく、誤った
報道に基づいて、事もあろうに日本政府が中韓両国に謝罪した。しかも、中韓両国の
批判に十分に耳を傾け、政府の責任において教科書の記述を是正すると約束した。
この、当時の我が国政府の対応が「大きな誤りだった」ということである。

ご存知の方も多いと思われるが、平成5年(1993年)にも、我が国政府は同じような
過ちを繰り返した。
そう、あの「従軍慰安婦事件」である。この事件こそ、朝日新聞の大誤報(ねつ造)記事から始まった。

平成3年8月11日付け朝日新聞は、社会面トップで「思い出すと今も涙」「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」とのタイトルで、「日中戦争や第二次大戦の際、女子挺身隊として戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた朝鮮人従軍慰安婦のうち、一人 が」名乗り出たと報じた。

この朝日の報道は誤報であり、「従軍慰安婦」など存在しなかったことは、私の過去のエントリー「幻の従軍慰安婦」をお読みいただければ、よくご理解いただけると思う。
朝日も今では、単に「慰安婦」とのみ記事中で表記するようになった。つまり「従軍」が、いつの間にか消えている(笑)

ところが、韓国に激しく非難され、詰め寄られたた我が国政府は、この「ねつ造事件」を「事実」と認め、官房長官談話という形で公式に謝罪したのである。


慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話 (平成5年8月4日)

いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。

今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの
慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が
主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。

なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、
移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。

いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く
傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、
いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども
徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。

われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として
直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。

なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って
参りたい。

-------------------------------------------------------------------

なぜ「従軍慰安婦」など存在しなかったのに、我が国政府は謝罪したのか?
石原信雄内閣官房副長官(当時)は、国会議員との会合で次のように語っている。

「もう少し補足しますと、この問題の初期の段階では、私は韓国政府がこれを煽るということはなかったと。むしろこの問題をあまり問題にしたくないような雰囲気を感じたんですけれども、日本側のいま申した人物がとにかくこの問題を掘り起こして大きくするという行動を現地へいってやりまして、そしてこれに呼応する形で国会で質問を行うと。
連携プレーのようなことがあって、韓国政府としてもそう言われちゃうと放っておけないという、そういう状況があったことは事実です」

「歴史教科書への疑問」
日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会編 (展転社)

石原氏は、「いま申した人物」について、「ある日本の弁護士さん」としか語っていないので誰かは分からない。が、この人物の韓国内での活動に呼応する形で国会質問が行われるという連携プレーがあった、ということは、左翼系の弁護士であろう。
私は、「慰安婦訴訟」の弁護団長を務める高木健一弁護士ではないかと思っているが、確証はない。

石原氏は、次のようにも語っている。

「強制連行の証拠は見あたらなかった。元慰安婦を強制的に連れてきたという人の
証言を得ようと探したがそれもどうしてもなかった。結局談話発表の直前にソウルで行った元慰安婦16名の証言が決め手になった。彼女達の名誉のために、これを是非とも
認めて欲しいという韓国側の強い要請に応えて、納得できる証拠、証言はなかったが強制性を認めた。

もしもこれが日本政府による国家賠償の前提としての話だったら、通常の裁判同様、
厳密な事実関係の調査に基づいた証拠を求める。これは両国関係に配慮して善意で
認めたものである。元慰安婦の証言だけで強制性を認めるという結論にもっていった
ことへの議論のあることは知っているし批判は覚悟している。決断したのだから弁解はしない」

櫻井よしこ「密約外交の代償」「文塾春秋」平成9年4月号

石原氏によれば、元慰安婦16名の証言以外の証拠や証言はなかったが、両国関係に配慮して善意で強制性を認めた、というのである。
何という愚かな行為であろう。納得できる証拠、証言はなかったが、両国関係に配慮して善意で日本国の不法行為を認める。こんなことを政府がやるなんて。
「国家賠償」云々の問題ではない。国家の名誉と尊厳にかかわる問題である。

左翼知識人-朝日新聞-左翼政党(社民党・共産党)の連係プレーに中韓が呼応し、日本政府が追い詰められ、謝罪する。
この構図は、中曽根康弘首相が昭和60年(1985年)に靖国神社を公式参拝して問題になり、結局、翌年から参拝中止に追い込まれたときも、まったく同じだった。「靖国公式参拝事件」「教科書検定事件」「従軍慰安婦事件」。
まったく同じパターンの愚かな過ちを日本政府は繰り返してきた。

が、今回は少し様子が違う。安倍官房長官も、24年前の政府の対応は間違っていたと明言している。小坂憲次文部科学相は、「日本の教科書は、日本の立場から正確に
記述する必要がある」と説明し、韓国政府の抗議を一蹴した。
メディアもほとんど問題にしていない。騒いでいるのは中韓と中韓のメディアだけ。とりわけ韓国は、「日本は最後の一線を越えた」と喚くなど、あの盧武鉉の「外交戦争」
発言を彷彿とさせる興奮ぶりである。

あまりの、我が国の政界、メディア、世論の冷淡な対応ぶりに、朝日はさすがに韓国が可哀そうになったのであろう。
が、さすがの朝日も、「竹島は日本の領土」「尖閣列島も日本の領土」と明記させたことを批判するわけにはいかない。
で、安倍発言に噛み付いた。自己弁護も兼ねて。しかも【社説】で(爆笑)
所詮、その程度の新聞である、朝日新聞は!

人気blogランキングへ
人気ブログランキング
↑朝日のねつ造体質に怒りを
  感じる方はクリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ 
にほんブログ村
↑このブログをもっと広めてやろう
  と思う方はココもクリック願います。

|

« やっぱり安倍かな、次期総理 | トップページ | ドン・金丸信の後継者 »

朝日新聞・偏向メディア」カテゴリの記事

コメント

バレバレのマッチポンプほど滑稽なものはないんですがね。

投稿: 煬帝 | 2006/04/04 22:29

知らざぁ言って聞かせやしょう

俺がやったと吉田清二が、本に残せし慰安婦狩り、
ウソと知りつつ一大キャンペーン。
以前を言やぁ震災で、朝鮮人蜂起の大デマゴーグ。
百人斬りで無実の二人、中国のため復活させて工作開始、
三千が三十万と知らぬ間に、被害者の数さえだんだんに
ネツゾウ上る上の宮、北朝鮮は地上の楽園、
無責任極まる文革礼賛、その成れの果てサンゴとホンダ。
ホント書く新聞みな追い出され、
売国ウソかきまくって唯一支社残して中国広報と成り果てぬ。
長野、NHK、いつまで続くネツゾウ乱発、
取材で聞いた武富士スキャンダル、
記事にスルゾとこゆすりたかり。
よくぞ言えた!ジャーナリスト宣言朝日新聞たぁ日本の敵だ

投稿: 弁天小僧 | 2006/04/05 00:04

 靖国参拝、教科書検定、「従軍」慰安婦などの事件、全て日本発サヨクマスコミのでっちあげです。ソ連、中共など「本物」の左翼が、将来の希望ある体制なぞでなく、嘘と暴力とで塗り固められた希望のない全体主義独裁国家であることが明確になり始めた’80年代中期(レーガン・サッチャー・中曽根(?)時代)から、希望を失い、ヤケになった日本のサヨクが起こした反日活動です(それまでは社会主義体制も国家体制の一つの選択枝という観念・妄想もあり、責任ある議論もありました)。もう20年近い歴史があります。反日・サヨクの捏造新聞朝日などと共に、唾をかけ、歴史の屑篭に入れるべき代物です。
 ただ外国には(日本にもか?)信じている人も多くいる(確信犯も含め)ので、対外宣伝において、希望の星・麻生大臣の指揮下、外務省も頑張って欲しいと思います。
 

投稿: よっちゃん | 2006/04/05 00:24

結局は誰が社長になっても体質は変わらない。
このまま廃刊街道まっしぐら!って感じでしょうか。
これだから朝日不買運動のバナーがはずせません。

投稿: abusan | 2006/04/05 07:22

いつも拝見させていただいております。
記事の内容は関係ありませんが、コメントというか要望でう。
「依存症の独り言」は、引用の多いブログですが、
引用部分がどこからどこまでかが視覚的にわかりやすいとはいえません。
できれば、引用部分をblockquote要素などで囲むなどして、直感的にわかりやすい形式にしていただければうれしいです。

投稿: vega | 2006/04/05 12:28

 常識的に考えれば、朝日も民営会社だから、売上部数を伸ばし、広告を取らなければ経営が成り立たない。そんなことは経営陣も分っていると思うのだが、朝日の編集方針はいっこうに変わらない。編集局の提示する言説が内容はともかくとして、一般国民に指示されるから、経営が成り立っているのだろう。実際、朝日の購読者はいまなおたくさんいる。そして、朝日は権威あるジャーナリズムと信じ込んでいる人も多数存在する。今回のエントリー記事のような朝日批判もたまには目にするようになったが、まだまだ朝日の権威は広く浸透している。
 しかしながら、こちらのブログをはじめ、たくさんのブロガーが朝日の批判を始めている。この機運がさらに高まり、朝日の言説について人々が批判する視点をもつようになり、購読者が減れば、朝日も編集方針を変更せざるをえないだろう。(変節は過去の事例からも朝日の得意とするところです。)
 坂さんはじめ反朝日ブロガーのみなさんの健闘をお祈りします。


投稿: プライム | 2006/04/05 13:52

私も有る会合で頂いた「偏向記事を報道する、朝日新聞は読みません」と云うステッカーを車に張り走行しています。
先日も産経の集金に来た、朝日新聞販売店員?(意味は朝日の販売店で産経を扱ってるのです)が「こんなステッカー何処に有るのですか?」と聞いたので「全国何処でも有るんじゃない」。と回答したら驚いて居ました。
ついでに「朝日新聞の記事は間違いが多いからね、朝日の云う事を信用してると会社潰れちゃうよ」と云ったら「そうですか余り読んでいないので気が付きませんでした」これですから日本のレベルこの程度かなと考え込んで仕舞いました。
レベルの高い人には論破される「朝日新聞」、其の内「朝日瓦版」に成るのではと期待しています。

投稿: 猪 | 2006/04/05 16:05

ところでみなさんご存知ですか?
今NHKでは「みんなのうた」でハングルの歌を流していることを。
一体これはどこの国の子供に向けて歌われたのでしょう。
朝日も深刻ですがNHKはついに日本の子供にまで、その手を伸ばしたようです。
7時少し前のみんなのうたでハングルの歌。
悪夢としかいいようがありません。

投稿: たびびと | 2006/04/05 19:06

日本の反日メディアの露骨なまでの日本人に対する挑発はもはや2chでいうところの釣りなのではと思うほどです。
ブッシュJrの明白過ぎる悪行もそうです。
安倍晋太郎は間違いなく朝鮮利権と絡んでいました。
息子の晋三が真っ白であるはずがありません。
我々は壮大な釣りに引っかかっている可能性があります。
愚直な日本の保守主義者は釣られ放題です。

投稿: 蔵信芳樹 | 2006/04/05 19:45

皆さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。

朝日、もう居直っていますね。
クウォリティーペーパー(笑)が、自分の論理的破綻に気付かない。
か、気付いていても、直せない。
もう、おしまいです、この新聞。

>vegaさん、始めまして。
引用については、上に↓、すぐ下に引用記事名を記しています。
私のエントリーは、引用より参照が多い。
つまり、出来事の内容とかデータを確認するのです。
直接的引用は少ないと思います。

>蔵信芳樹さん。

ついに正体を暴露ですか(笑)

>愚直な日本の保守主義者

笑わずにはいられませんが、ジョークのつもりで書いたのなら、あんたはエライ。
本気なら「誇大妄想狂」というか「デマ人間」というか(笑)

このブログでは、誹謗中傷・罵詈雑言は削除すると明言しています。
あなたのカキコは削除の対象になります。
以後、同様のカキコを行なったら、即削除します。
警告です。

投稿: 坂 眞 | 2006/04/05 19:53

>蔵信芳樹

妄想と捏造は朝日と通じるね。

チョウニチ社長に福田を据えれば中国報道局でやっていける。
NHKはアニメまで韓国製、それも大金をはたいて?そろそろ解体したい。

投稿: MultiSync | 2006/04/05 22:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91171/9428223

この記事へのトラックバック一覧です: 変わらない朝日のねつ造体質:

» 改題「朝日と朝鮮 捏造を踏まえて論じよう」 [Nanyasoreの日記]
朝日社説:侵略と進出 事実を踏まえ論じよう  中国との外交などをテーマにした日曜日のテレビ番組で、安倍官房長官が82年の「教科書書き換え問題」について発言した。次のような趣旨である。  教科書検定によって「侵略」を「進出」に改めたと報じられ、中国や韓国から抗議された。日本は官房長官談話で事実上それを認め、謝罪した。しかし、「進出」と書き換えられた事実はなかった。ちゃんと調べて説明すればよかった。結果として大変な誤りを犯してしまった――。  政府のスポークスマンの発言である。検定で... [続きを読む]

受信: 2006/04/05 13:11

« やっぱり安倍かな、次期総理 | トップページ | ドン・金丸信の後継者 »