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2006/04/27

拉致問題は日本人の基本的問題



Rachi2_1











【ワシントン=中村将】訪米中の拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」のメンバーらがブッシュ大統領と面会する方向で調整が進められていることが26日、関係者の話で明らかになった。家族会などの意向を受けた関係機関が米政府首脳との面会を
模索しており、ブッシュ大統領が面会を検討しているという。

家族らは今回の訪米で、イングランド国防副長官やローレス国防副次官、クラウチ国家安全保障担当次席補佐官、レフコウィッツ人権担当特使らと面会。28日(現地時間)もホワイトハウス近くの広場で行われる大規模集会でボルトン国連大使と面会する予定だ。

27日午前(日本時間同日夜)には、今回の訪米最大のヤマ場となる下院の公聴会に、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(70)と、救う会の島田洋一副会長が出席して証言することになっている。ブッシュ大統領との面会が実現し、直接、
拉致問題解決に向けて協力を要請することができれば、訪米の成果はさらに大きな
ものになる。

米大統領と面会へ 拉致家族会・救う会
(2006年4月27日 産経新聞)

私は、今まで、拉致問題と北朝鮮に関する記事を余り書いていない。
その少なさは、中国や韓国に関する記事と比較すれば歴然である。
なぜか???
書かないというより、書けないのだ!!!

人間として、人の親として、横田さん夫妻を始めとする拉致被害者の家族の方々の
気持ちをおもんぱかると、筆(指)が進まなくなってしまう。

私は20年以上前に、ある筋から、新潟や石川や鹿児島のアベック行方不明事件は
北朝鮮が絡んでいるという話を聞いた。
そのときは半信半疑だったが、今思うと、私のレベルにまでそういう情報が入ってくるということは、すでに国家レベルでは、そういう疑いが濃厚だと判断していたということだ。

1988年3月、参議院予算委員会において日本共産党の橋本敦議員が3件の『アベック
失踪事件』について質問している。
この質問に対して梶山静六国家公安委員長(当時)は、「昭和53年以来の一連の行方不明事犯、恐らくは北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚でございます」と、はっきりと答弁している。
つまり、18年前に我が国政府は、『アベック失踪事件』は北朝鮮の犯行という認識を
国会の場で明らかにしていたのだ。

にもかかわらず、1990年9月、自民党の金丸信を団長とする議員団が北朝鮮を訪問した。そして、日朝国交回復と北朝鮮への(戦後も含めた)賠償を約束する。
1999年12月には、今度は村山富市元首相を団長にした超党派訪朝団が平壌に乗り込んだ(このときの中心人物は野中広務)。
が、いずれも『拉致』に関する言及は一切なし。

民主党の小沢一郎は金丸信の『秘蔵っ子』、羽田孜最高顧問や渡部恒三国対委員長も金丸門下生である。小沢一郎や羽田や渡部に訊きたい!!!君らは、拉致事件に対してどう思っているのか???
とくに小沢は、1990年の金丸訪朝団の事後処理を託されている(北朝鮮にペコペコと
頭を下げた)。

皆さんの中には信じられない方もおられると思うが、野中広務を中心とする経世会が
支配していた小渕~森内閣当時の政府・与党内では、「日本人拉致疑惑の解明を前提にしては対話の前進は望めない」(2000/01/30 日本経済新聞)という声の方が強かったのだ。
実際に、2000年3月、日本政府は『人道的支援』という名目で北朝鮮へのコメ支援を
再開し、10万トンを無条件で供与している。 ときの外相は河野洋平、自民党幹事長は野中である。

当時、横田めぐみさんのご両親も有本恵子さんのご両親も、外務省と自民党本部の前に坐り込み、こうした動きに必死で抵抗した。
「拉致問題が解決されない限り、コメ支援は慎重にしてほしい、北朝鮮への人道的配慮というが、拉致された日本国民にも人道的配慮を示してほしい」と・・・
しかし、河野や野中という売国奴たちは、拉致被害者家族の悲痛な訴えを無視し、
北朝鮮に対する『人道支援』を実行した。

結局、『拉致問題』は、2002年9月の小泉訪朝まで、まったく国家から無視され続けたのである(怒)

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北朝鮮&拉致問題」カテゴリの記事

コメント

「拉致問題は日本人の基本的問題」・・・・本当に仰られる通りだと思いますし、うまく言葉に言い表せませんが、身につまされる思いが致します。とはいえ、本日メディアは3億円の小切手で保釈された男の報道一色ですが・・・、拉致被害者家族の皆様とブッシュ大統領との面談がいよいよ決定したとのこと。本当に嬉しく思います。ブッシュ大統領、本当に有難う!!下院公聴会に臨むにあたり、「心を込めて、親の気持ちを訴えたい」と淡々と話す横田早紀江さん。高潔の士の姿に再び胸が締め付けられる思いが致しました。政治家たちよ。あなたちが本当に心血を注がなければならない国家的課題は何なのか、今一度考え直して頂きたいと思います。そしてこれまでの政治的怠慢を心から恥じて頂きたい。

投稿: DustMyBroom | 2006/04/27 23:46

尤も、拉致被害者のその家族の方々を苦しめた責任は
坂眞様にもありますし、このブログの利用者や閲覧者
にも当然責任があります。私自身にも責任があるのは
言うまでも有りません!!(__;)(__;)(__;)

国民を裏切った者共に怒りを感じると共に何故、
こういった悲劇を未だに拉致被害者とその家族
の方々が被らなければならないのかと懺儀に耐えない
日々を送っているのが国民の大半でありましょう。

しかも日本人のみならず、各国の人々、挙げ句の
果てには韓国人も大量に拉致され、然も北朝鮮の
人々も未だに金正日一味の恐怖政治により迫害
されているのが実情であることを日本国民は熟知
しなければなりません!

投稿: abusan | 2006/04/28 00:40

今日もまた勉強になりました。
それにしても共産党が拉致事件に対して質問していたとは驚きです。
日本は以前から回りに気を使ってビクビクし、ご機嫌を取るだけの国だったんですね。

投稿: カツカレー | 2006/04/28 01:09

>「日本人拉致疑惑の解明を前提にしては対話の前進は望めない」
>(2000/01/30日本経済新聞)

拉致問題に対する政治家とマスコミの冷ややかさは、今でもよーく覚えてます。「たった10人(の拉致被害者)ために、国交正常化交渉が滞ってもいいのか!」と言った外務官僚 & 社民党アイドル議員がいたとかいなかったとか… 
まだそんな昔の話ではないんですよね。

他にも、記事に「拉致」と書くと平壌に入れないからといって、大手新聞社が、恥も外聞も無く「行方不明者」と書いたり、森元総理まで、第三国で見つけたことにしたらどうかと提案したり…。隔世の感を禁じえないです。

あの頃の、家族会の皆さんのお気持ちを思うと、同じ国民として何の力にもなれず、政府へ声を上げることもせず、ただ黙って経過を見ていただけの自分を恥じます。

ブッシュ&ボルトンに面会できるとは、素晴らしいですね。民主党政権ではありえないことじゃないでしょうか。
あ、民主党というのは、向こうの民主党のことです。(こっちの民主党でも、いいけど(汗))

ボルトンさんはアメリカの国益にかなうことにしか興味がないと言われてる人ですが、そんな人が、わざわざ時間を作って会うということは、この拉致問題の解決(というか、このことでの圧力)がアメリカの国益にかなうということなのでしょうか。ゴールまでの道が、うっすらと見えてきたように思います。

投稿: 猫だぬき | 2006/04/28 01:17

李ラインの宣言によって、拿捕された数千人の人々や、殺された人、傷つけられた人々のことも、あまり報道されてこなかったように思います。ふと拉致事件と変わらないなあ、と思いました。

投稿: ゆみこ | 2006/04/28 01:38

この問題は日本が対応するべき問題なんですがね。何でアメリカが出てこなくてはいけないのか?日本の政治家どもには本当に呆れ果ててしまいます。

とは言え、ブッシュとボルトンにも期待はしていません。と言うのは、ブッシュは既に米軍をグアムまで撤退させる事を決めていますし、ボルトンが国連で何を言おうが、中国が絶対に反対します。イラクで泥沼のアメリカが今更北朝鮮に手を出せるはずも無く。

やはり、日本が日本軍と情報省を作って、その上で経済制裁から始めるべき問題だと思っています。その結果、中国と戦争になれば、日米安保で共闘すれば言い訳で。

投稿: akimitsu_hirose | 2006/04/28 03:11

 野中っていう政治家は、小泉首相の言う抵抗勢力の代表だったんでしょうね。表立って活動はしなかったが、経世会を中心とした隠然たる支配力を持っていたようですね。私の野中のイメージは、偽善的弱者にまで税金をばら撒き、国債の積み増しを続けることをなんとも思わず、その影響力を行使し続ける事により、政治的利権を収奪し続けた売国政治家というものです。彼のおかげで、日本の財政赤字は巨額なものになってしまったといってもいいのではないでしょうか。
 議員を引退したので、せいせいしていたのに、また福田の応援とかにまわっているみたいです。時代の空気の読めない年寄りは隠居でもしていろ。

投稿: プライム | 2006/04/28 08:11

河野さんは北朝鮮への米支援のときに『自分の責任で』と言ったような気がするんですけど、どんな責任を取ってくださったんでしょう???

投稿: J | 2006/04/28 11:13

集英社のヤンジャンから出版されている漫画でハッピーピープルというのがあり、その4巻で拉致問題が描かれていた。
横田さんの事件とは関係ない内容だが、日本人を拉致し入れ替わって総理大臣を目指し、無血占領を工作する内容だった。
今、調べたら1987年9月初版なので連載は86年くらいかな。もちろん北朝鮮とは書いてないけど、あの時代に書けるなんて作者は勇気あると思います。

投稿: くろ | 2006/04/28 12:36

前にネットで、このたった一人で国家に深刻なダメージを与えられる政治家「河野氏」が、なぜ議員でいられるか?と聞いたところ、神奈川17区でしたっけ、その選挙区では河野議員があまりにも強くて対抗馬が立候補できないそうです。せいぜい共産党の泡沫候補が立つ程度。日本の民主主義の欠陥ではないでしょうか。この方は夢の「永世議員」です。定年まであと何年政治家を続けるのでしょう。そして中曽根氏のように死んでも政治活動をやめないのでしょう。あの民主党の管直人氏が言うように、選挙に行かない人に罰則を導入するのも検討する価値はあるかもしれません。ネットを見る20,30代が投票しても河野氏は勝つのでしょうか....?

投稿: 普通の国民 | 2006/04/28 15:17

皆さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。

確かに、私も『拉致問題』に熱心だったかといえば、そうではありませんでした。
同胞が理不尽にも拉致されたのに、怒りを表明しない。
最低だったと思います。
さらに、河野や野中がのさばる政権を(結果的に)許してしまった。

野中は引退しましたが、河野は衆院議長などというふざけた立場にいます。
コイツらだけは許しません。

なお、共産党ですが、朝鮮労働党に対しては1970年代から批判的です。
無節操な売国政党=社民党とは違います。
社民党は『百害あって一利なし』ですが、共産党は『百害あっても五利』くらいはあります。
つまり、社民党は存在そのものが悪ですが、共産党は存在価値があるということ。

解同や創価学会と正面から戦ったのは共産党だけです。
鳥取県で『人権擁護法』がお蔵になったのも、共産党系弁護士のお陰です。

投稿: 坂 眞 | 2006/04/28 21:47

共産党が創価学会と戦ったのは政党支持層が重なっていた性も大きかったかと。
社会党に比べてましっだったのは支持します。

金丸が丸が脱税で逮捕された時無印の金の延べ板が発見されました。世界中で刻印の無い金の延べ板を作っていたのは北朝鮮ただ国一カ国のみです。
つまり金丸は北朝鮮のエージェントでした、野中は金丸の子飼いで社会党とは目くそ鼻くそのレベルです。

日本は与党自民党も野党社会党も北朝鮮または朝鮮総連から金を受け取っていました。
ただ一人小泉首相だけは金を受け取っていませんでした。
つまり派閥のボスから選挙資金の援助を受けていなかったということです。

その小泉首相だからこそ拉致被害者を取り返せたのです。
残る拉致被害者も全部は無理でしょうが生きている人々は時間は懸かるでしょうが取り返せると信じています。

そのためにも北朝鮮に厳格な法の適応が必要です。
今回のアメリカとの銀行取引の制限は、北朝鮮の口座のある一行を除いて取引を停止してます。
その銀行の口座にお金を振り込んだ人物、団体はマーカーを付けられ北朝鮮の海外での活動は白日の下に曝されようとしています。

北朝鮮から取り戻すためには体制を崩壊させる必要がありますが、大本の中国の体制を崩壊させる必要が重要なポイントだと思っています

西側諸国が経済制裁を課しても中共(解放軍)と韓国は援助をやめないでしょう。
解放軍は北朝鮮を緩衝地帯として必要としているため、韓国は北朝鮮に住む朝鮮人の面倒を見るのを拒否したいために。

急がば回れのことわざの如く中国に圧力をかけるのが一番だと愚考していますがいかがでしょう。

投稿: 鈴 | 2006/04/28 23:06

家族会は増元照明氏を追放しろ
増元氏と言えば、小泉総理に暴言をあびせた男である。
会社を辞め、選挙に立候補。そして落選。 退職金も貯金も
選挙費用に使い果たし、収入源が無くなった。 そんな増元氏に
とって、姉の拉致事案が生活の糧となった。 増元氏のHPは
全頁に振込先が掲載されている。 カンパと称してはいるが、
要は生活費をくれということではないのか。 増元氏は活動費だと
言い訳をするかもしれないが、同じことだ。 これでは拉致を
利用した金儲けであると言われても仕方がない。
頻繁に海外旅行の出来る身分ではない。
きちんと職に就き、その傍ら活動をするのが筋ではないのか。
こういう人物がいる限り拉致家族会への同情の念は
薄れるばかりだ。

投稿: ともこばーちゃん | 2006/11/20 09:36

家族会は増元照明氏を追放しろ
増元氏と言えば、小泉総理に暴言をあびせた男である。
会社を辞め、選挙に立候補。そして落選。 退職金も貯金も
選挙費用に使い果たし、収入源が無くなった。 そんな増元氏に
とって、姉の拉致事案が生活の糧となった。 増元氏のHPは
全頁に振込先が掲載されている。 カンパと称してはいるが、
要は生活費をくれということではないのか。 増元氏は活動費だと
言い訳をするかもしれないが、同じことだ。 これでは拉致を
利用した金儲けであると言われても仕方がない。
頻繁に海外旅行の出来る身分ではない。
きちんと職に就き、その傍ら活動をするのが筋ではないのか。
こういう人物がいる限り拉致家族会への同情の念は
薄れるばかりだ。

投稿: ともこばーちゃん | 2006/11/20 09:38

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