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2006/06/11

訪日まで持ち出した胡錦濤と呼応する売国政治家

私は昨日のエントリーで、我が国の次期首相を意識した中共首脳による内政干渉発言が強まっていることに言及した。
昨日紹介したのは、中国外務省の李軍アジア2局長の発言だが、3月末には唐家璇
国務委員が、「(胡錦濤国家主席の発言は)これからの日本の指導者に対しても述べたものだ」と強調、「ポスト小泉」候補が首相就任後、靖国参拝に踏み切れば、首脳会談は行わないとの意向を示した2006/04/01 産経新聞)。
また、中国外務省の劉建超報道局長も5月25日の定例会見で、「麻生氏は中国が中日関係を改善、発展させる過程で協力する必要のある重要な相手だ。会談は関係の
改善、発展に有益だった。双方が共に努力して主要な障害を除くなど、いくつかの共通認識に達した」
2006/06/03 毎日新聞)と述べ、麻生太郎外相を露骨に持ち上げて
見せた。

このような中共首脳による内政干渉発言が続く中で、今度はついに真打が登場した。


中国の胡錦涛(フー・チンタオ)・国家主席は10日午後、北京の人民大会堂で大使着任に伴う信任状を手渡すために訪れた宮本雄二・中国大使と会見し、「条件が整い、適当な機会に貴国を訪問することを願っている」と述べた。北京の外交筋によると、胡主席が訪日の意向を表明したのは、就任後初めて。ポスト小泉の後継首相が就任後の早い時期に日中関係を「正常な形」(中国政府筋)にしたいとの意向を示したものだ。

日本大使館によると、胡主席は「一貫して日中関係を重視してきた。当面の政治面での障害が取り除かれ、早期に両国関係が健全で安定的な発展の軌道に戻ることを願う」と話し、間接的な表現で、後継首相が靖国神社に参拝しないことに期待を込めた。

(中略)

中国側としては、小泉首相が退陣前の今夏、靖国神社に参拝することは織り込み済みだ。そのうえで、今回の発言には自ら「訪日カード」を切ることで、次期首相の靖国神社参拝を抑止して日中関係の改善の機運を高める狙いが込められているものとみられる。

日中改善、ポスト小泉に秋波 胡主席「条件整えば訪日」
(2006年06月11日 朝日新聞)

これまでは「日中首脳会談」が中国の「持ち札」だった。が、それでは弱すぎると判断したのであろう。胡錦涛自らが「国家主席の訪日」まで持ち出してきた。
もう、中国は必死なのだ。「出口の見えない混迷」の中で怯える中国にとって、「日中
関係の改善」は急務なのである。実際に、我が国からの投資は、二桁台の勢いで東南アジアやインドにシフトしている。

ところで私は、昨日のエントリーで、「中共要人が、恥知らずな内政干渉発言を性懲りもなく繰り返すのは、福島瑞穂のような政治家が我が国内にいるからだ。社民党だけではない。そんな奴らは、民主党にも自民党にもいる」と書いた。
さっそく以下の発言である。


自民党の山崎拓前副総裁は9日、TBSの番組「時事放談」の収録で、東アジア外交の状況について「(小泉純一郎首相が)靖国に参拝した結果、日本外交からアジア(重視の原則)が欠落した。国連安保理の常任理事国入りが失敗したのもアジアの一員と
なってないからだ」と述べ、首相の外交姿勢を厳しく批判した。山崎氏はさらに、自民党総裁選で「アジア外交は当然争点になる」と強調した。

山崎氏はまた、福田康夫元官房長官の総裁選出馬について「お出になった方がいい。小泉政権時代とは違ったあり方にした方がいい」と語った。

山崎拓氏:首相の外交姿勢を厳しく批判 TV番組で
(2006年6月9日 毎日新聞)

山崎氏に問いたい!「国連安保理の常任理事国入りが失敗した」のは「小泉純一郎
首相が靖国に参拝した結果」だと本当に思っているのか?
もし、そうだとしたら、あなたは政治家失格だ。何にも見えていない。

米国のボルトン国連大使は8日、「常任理事国入りにふさわしいのは日本だけだ」と
語ったうえで、「日本の常任理事国入りを主張するのは自らの記憶では過去16年間で
4度目で、これまで中国の反対でいずれも失敗に終わったとし、中国の姿勢を非難」
している(2006/06/09 産経新聞)。

つまり、我が国の「常任理事国入り」に中国が反対するのは「小泉首相の靖国参拝」とは関係がない。「日本の常任理事国入り」に反対することは中国の国策なのだ。
そんなことは「常識」と言ってもよい。

そう言えば、山崎氏の盟友である加藤紘一元幹事長も「靖国問題が解決すれば日中問題の7割は打開される」(2005/07/28日 産経新聞)と発言したことがある。

山崎氏や加藤氏に問いたい!
我が国首相が靖国神社参拝を止めれば、「東シナ海のガス田問題」や「尖閣諸島の
領有権問題」は解決するのか?
中国が我が国の「常任理事国入り」に賛成するのか?過去15年以上にわたって二桁台の伸びが続く「軍備の拡張」が収まるのか?

もういい加減に、中国に呼応した形で国内の政局を動かそうという愚かな行為はやめてほしい。自民党総裁選で「アジア外交は当然争点になる」という立場は、中国の思惑に乗っかったもの以外の何ものでもない。

内政干渉発言を繰り返す中国と、それに呼応する我が国政治家に鉄槌を下さねばならない。そのためには、安倍晋三官房長官を自民党総裁選で勝利させることが絶対条件である。

【特記】
コメント及びTBを許可制にさせていただきました。
カキコやTBがすぐには表示されませんが、勘違いして何度も送信することのないよう
ご注意ください。

なお、「許可制」にしたのは、中国人によるアラシ行為が頻発したためです(私のブログは中国内で読むことができるそうです。中国からのアクセスも1%くらいあります)。
したがって、罵詈雑言、誹謗中傷及び明らかにアラシと判断されるコメント以外はすべて承認しています。それ以外の削除については、事前に「削除警告」を発しています。
TBも同様で、エロサイト、宣伝目的のもの以外はすべて承認しています。TBできない
ブログがあるようですが、原因は不明です。私の方からTBできない場合もありますので、システムの相性というものがあるような気がします。

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

>山崎氏や加藤氏に問いたい!
我が国首相が靖国神社参拝を止めれば、「東シナ海のガス田問題」や「尖閣諸島の
領有権問題」は解決するのか?
中国が我が国の「常任理事国入り」に賛成するのか?過去15年以上にわたって二桁台の伸びが続く「軍備の拡張」が収まるのか?

簡単なことじゃないですか?

東シナ海ガス田開発を中止、
尖閣諸島から手を引く、
常任理事国入りに賛成、
軍備拡張の停止。
これらを、靖国参拝中止と交換すれば良い。

日本に限らないのかもしれないが、政治家の性質として、物事を曖昧にしか言わない。
国内向けへの曖昧な発言は、まあ、しょうがない気もしますが、相手への要求が曖昧であることはまずい。
これは相互のために改めなければいけない。
中国を一方的に非難するだけでなく、自分達の態度も自省しないと。

チャーチルの発言にこんなものがあります(一部記憶が曖昧な点あり。ご勘弁)。
日本人は無茶な要求を繰り替えしても、ニコニコして受け入れる。
それを見た議会は、更に無茶な要求をする様、私に迫る。
やむを得ず要求をすると、それまでの態度を急変させて、怒り出した。
「今まで我慢に我慢を重ねて来たのに、何故それが解らないのか!」
結果、我々は、多くの植民地と虎の子の戦艦を失った。
日本がこれほどの力を持っていたのなら、何故こうなる前に、要求を蹴ってくれなかったのか。

日本人としては、当時の日本の政治家の心情、良く解ります。
でも、相手には解りませんから。
明確に説明するって大事ですよね。

私、個人的には‘靖国参拝‘に反対でした。
知らない日本人が多いですが、(反日教育の成果というわけではなく)中国人にとって‘靖国‘は本当に特別な存在です。
某外交関係から、‘靖国参拝中止とバーターで、中国はいかなる外交的譲歩も行う用意がある‘と聞いていたことも理由です。
常任理事国入りがかかっていた時期でしたし。
小泉が妙な意地を張らなければ、外交ルートの水面下交渉で、靖国と常任理事国を交換出来たと考えている外交官は多いです。

ま、グチってもしょうがないので。
ちゃんとした政治家にいて欲しいし、そうした政治家を送り出せる国民でありたいですね。
あ、またグチか(笑)。


投稿: 大都会 | 2006/06/11 17:34

ホントにいい加減中国の顔色を伺う政治家は皆退陣して欲しいですね。
だいたい中国や韓国と言う国と約束なんて結んだところで、守る筈が有りません。それは今までの前例を見ていたら判る事じゃないですかw

寧ろ日本は東南アジアや大洋州と信頼関係を結ぶべきでは無いでしょうか? 少なくとも土台が反日で出来ている中韓よりは、よっぽど実りのある関係を結べると思います。

どうせほっといても中国には日本が必要なんですから。必要なら今回の様に向こうから来るでしょう。
個人的には早急に中共が崩壊して、これ以上の環境破壊が進まない事を祈ってますがw

投稿: lsm | 2006/06/11 18:48

最近の中共の内政干渉は余りにも常軌を逸していますよね。
小泉首相の5年間の靖国参拝に対して非難すればするほど日本人の嫌中感情は高まるばかりだし、頼りにしていた媚中政治家の政治的影響力はどんどん無くなっているし、機関誌の如き反日マスゴミは多くの日本人から全く信用されなくなった。
相当中共は焦っているのでしょう。

ところでこの前のアメリカ大統領選で小泉首相がブッシュ大統領に頑張って欲しいと言ったら、内政干渉になるとかいって大騒ぎしていたマスゴミ及びコメンテーターって言う奴らは中共のこうした発言にだんまりを決め込んでいる。
だから日本国民の信用を失していると未だ気付かないのでしょうか。

投稿: yuki | 2006/06/11 18:52

大都会様

私は新聞や雑誌を通してしか国際情勢を知る方法がない一国民ですが、『某外交関係から、‘靖国参拝中止とバーターで、中国はいかなる外交的譲歩も行う用意がある‘と聞いていたことも理由です。』というのは本当でしょうか? 仮に聞いたことが本当でも、『靖国参拝中止』で”東シナ海ガス田開発を中止、尖閣諸島から手を引く、常任理事国入りに賛成、軍備拡張の停止。”などの条件を中国が出してくるとは思えません。
なぜなら、後者4つの条件が中国にとって非常に重要な条件だと思うからです。むしろ、『その4つの条件を飲むなら靖国にいってもかまわない。』といわれそうな気がするのですが。

投稿: 奈良の田舎者 | 2006/06/11 19:00

中共に操られる山崎や加藤は全くダメですね。

コメントにありました。
>小泉が妙な意地を張らなければ、外交ルートの水面下交渉で、靖国と常任理事国を交換出来たと考えている外交官は多いです。

外務省は、日本のアイデンテティより常任理事の地位が高価と考えているのでしょうか?

国連など外交窓口に過ぎない、アイデンテティを失って乗り込んだところで全く国益にはならず。

外務官僚の権益が増えるだけです。

投稿: MultiSync | 2006/06/11 19:04

>大都会さま
>中国人にとって‘靖国‘は本当に特別な存在です。

さて多くの日本の軍人は、「靖国で会おう」と言って死んでいきました。中国人には中国人の慰霊行為があるでしょう。我々が中国の慰霊行為の中止と引き換えにODAを与える、と言ったら中国人はどんな対応をとるでしょうか。我々は日本人です。なぜ中国のために「靖国で会おう」と言って死んでいった方々の慰霊を中止するのでしょう。それが日本のためになるとは思えません。「我々は中国の属国だったんだ。」との国民の失望の方が日本の将来に大打撃を与えるでしょう。私は「日本人にとって‘靖国‘は本当に特別な存在です。」と言いたいですね。中国からこのブログを読めるかもしれませんが、キーワードで「チベット」「天安門」が入ると読めないはずです。なぜなら独裁政権の維持のために中国は存在するのですから。
 日本のチベット化は、まず靖国参拝の否定から入るロードマップになっているのでしょう。その予定が遅れているから仕事を速く済ませたいだけです。ところでチベットで100万人以上の虐殺があったのは本当でしょうか?先日NHKで行われた左翼の討論会では、「憲法9条が日本を守った」と言っている教師が居ました。噂やネットでは聞いていましたが、本当に居るとは思いませんでした。「魚はどこで取れるか?」の問いに「毎日魚屋で売っている。」と答える小学生と同じです。日本の今が軍事バランスの上に立ち、自衛隊があるから軍事侵攻を受けないということがわからない小学生脳が、子供を洗脳するのは恐怖です。

投稿: 普通の国民 | 2006/06/11 19:11

「条件が合えば」って向こうがお気にめせばということですからね。そんな見え透いた話に色めき立っている連中は何を考えているのでしょうか? 呆れて物も言えません。

投稿: tsubamerailstar | 2006/06/11 19:30

大都会様へ。

>>知らない日本人が多いですが、(反日教育の成果というわけではなく)
>>中国人にとって‘靖国‘は本当に特別な存在です。

他所の国の施設を“特別な存在”にしちゃってる事自体が、すでに激しく
間違っているような気がしますデス(苦笑)。

投稿: うぃんだむ | 2006/06/11 19:52

山崎氏や加藤氏の言動には今更驚きません。それよりも、麻生氏が先の外相会談で靖国参拝中止を約束したという方が驚きです。(事実ならばの仮定ですが)
麻生氏には期待していたので、がっかりですね。戦死者を慰霊するのは当たり前の話で、それが外国の干渉により行けなくなるのなら、もはや主権国家とは言えません。長期的に見たら、大きな国益損失だと思います。もう、安倍さんしかいないですね。

大都会さん

私は、靖国を外交取引の道具に使うのは反対です。靖国は、先の戦争で戦って亡くなった身内のいる日本人にとっても特別なんですよ。夫の両親は、地元の戦死者のいる他の家族と共に、毎年遠い地方からわざわざ靖国に参拝に来ます。靖国参拝中止と政治的な譲歩と引換えにするのは、そういった人たちの心を踏みにじる行為と同じです。

そもそも靖国に首相が行ったからといって、中国は何も失うことなどない。小泉首相はずっと靖国に行ってますが、それで中国は何か失っているのですか?日本の首相が靖国参拝をしなかった間も、中国はずっと日本の常任理事国入りに反対してきた。
中国が失うものは何もないのに、靖国と引換えに、ガス田採掘中止、常任理事国入りに反対しないなど、どこの外交筋が言っているのだか知りませんが、私には信じられません。

投稿: なつなつ | 2006/06/11 20:01

仮に中国が尖閣諸島やガス田から手を引こうが明日から軍拡をやめると言おうが靖国は別問題である。 まして国のため身を捧げた英霊を取引の材料に使うなどとは日本人であれば絶対ありえないはずだ。日中友好を英霊も願っているなどというのは売国政治家の詭弁だ。

投稿: ころ | 2006/06/11 20:36

今中国に住んでいる者から、大都会さん、またご覧になった方へ。

大都会さんが断定された「(反日教育の成果というわけではなく)中国人にとって‘靖国‘は本当に特別な存在です。」について、上海にいる私の周囲の生の雰囲気の一部をお伝えします。

周囲には確かに反日感情を持つ中国人がいます。
が、靖国に対しては大都会さんが強調されるように、゛本当に特別゛というほどの感情はないようです。

どちらかというと、新聞でときどき目にする名前で、実際はどういうものだろうと興味を持っている人もいる、というのが近いでしょう。

彼らも実際は毎日自分のことで忙しく、考えても金にもならないことに関心を持っている中国人は、ある程度環境が整い、そのようなことを考えるのが好きな本当のごく一部、と考えても大げさではないと思います。


投稿: 中国上海から | 2006/06/11 21:36

中国と呼応して政治をやろうとしている人たちはなにか裏があるのでしょう。

そろそろ政界再編の時期ではないでしょうか?
 
売国政治家を自民党や民主党からあぶりだしてほしいです。

投稿: グリフィス | 2006/06/11 21:55

靖国に関しては色々なご意見があって当然だと思います。
以下、あくまで私の解る範囲でですが。
>‘靖国参拝中止とバーターで、中国はいかなる外交的譲歩も行う用意がある‘と聞いていたことも理由です。』というのは本当でしょうか?

こういう申し出があったのは事実と考えて良いと思います。
有名な話ですから。
ただ、もちろん‘何もかも‘ということではなく(ご指摘の様に、日本の要求を何もかもというのは幾らなんでも無理があります)、時期から考えて、主に常任理事国入りに関する譲歩ではないかと考えています。
>過去16年間で4度目で、これまで中国の反対でいずれも失敗に終わった
ということですが、過去の3回と今回ではかけている意気込みが違います。
悪く言えば、本気で常任理事国入りを目指したのは、今回が始めてではないですか?

ただ、私も同じですが、この申し出が伝えられた時は激震が走ったそうです。
個人的には、中国の嫌がらせ、年中行事といった程度の認識しかありませんでしたので、
‘えっ、そんなに大きな問題だったの?‘
というのが正直な感想でした。
実際、私と同様な感覚で靖国を認識していた方は多く、彼我における問題認識の大きな隔たり、それと、中国が追い詰められている(としか思えなかった)ことに非常に大きな驚きを感じた方が多かったと聞いています。
(後者は、管理人氏の言う‘中国崩壊‘と関係しているかもしれませんね)。

私が靖国問題について真剣に考え出したのは、この一件がきっかけでした。
戦争責任については、管理人氏が非常に過敏に反応されるため、どこまで書いて良いのやら解らないのですが。
様々な資料から、日中戦争の本質が、日本人による中国人の虐殺、抹殺であったと私は認識しています。
それを前提に逆の立場からシミュレートしてみます。
中共上層部の命令で、東京、大阪に東風(水爆)が打ち込まれたとします。
当然、何百万という日本人が抹殺されるでしょう。
その時、東風発射を指令した将軍数名が、中国人一般兵士と同じ所に埋葬された。
で、60年後、中共主席がそこを参拝したら日本人はどう反応するかという問題です。
マンセー! にはならないでしょう。
その時代にこういうブログが存在したら、‘ふざけるな中共!‘ということで、反中の嵐が吹き荒れるのが自然でしょうね。
靖国問題も、基本的にはそれと同じと考えています(不快に感じる方は多いと思いますが)。
つまり、靖国反対は、中国人の心情として理解出来ます。
確かに、靖国は日本人にとって‘特別な場所‘ですが、中国人にとっても(多分)‘特別な場所‘であるということです。
この点はしっかり抑えた上で、‘外交の道具としての‘靖国を語らなければならないと考えています。

しかし、このブログが中国から閲覧出来るのであれば、中国人の生の声を聞きたいですね。
本当は、どうなんでしょうか?

投稿: 大都会 | 2006/06/11 22:03

自民党総裁選は小泉改革路線の継承派VS反小泉改革派の側面と
安倍官房長官(51歳)VS福田元官房長官(69歳)という世代間闘争が対抗軸になっていますから、
山崎拓(69歳)としては若い安倍さんが総理になっちゃうと政治的に終わっちゃうので必死なんでしょうね。
それにしても話しの字面だけ追うと、まるで中共の幹部が話したものとされても違和感がないですね。
国家感なのか政治化としての洞察力なのか、山拓には何かが決定的に欠落してますね。
もうこうなると老害以外の何者でもないので、
山拓のような無責任な政治家にはさっさと退場してもらうしかない。

投稿: クルーソー | 2006/06/11 22:11

>>様々な資料から、日中戦争の本質が、日本人による中国人の虐殺、抹殺であったと私は認識しています。
残念ながら、これが間違い。
間違いじゃないというなら、あなたが参考にしたというさまざまな資料を示してください。
とりあえず、過去の記事読んで、もう一回で直してきなさい。
これ以上の議論は無駄かと思います。

投稿: takayuu | 2006/06/11 23:07

皆さん、こんばんわ。
コメント、ありがとうございます。

「大都会」氏のカキコは明らかに「釣り」です。
過剰に反応しないでください。
無視がイチバン。
この人物、私が永田町や霞ヶ関に複数の人脈を有していることを知らないようです(残念ながら「反小泉人脈」ですが~笑)。

いかにも外務省に人脈があるような書き方をしていますが、笑止千万(笑)

私は相手にしません。
皆さんも相手にしないでください。
そうしないと、またカキコ禁止を宣言せざるをえなくなります。

投稿: 坂 眞 | 2006/06/11 23:22

>大都会さん
日中戦争といいますが、いつ、日本が中華人民共和国(共産党)政府に宣戦布告したのですか?またはこの「中」というのは中華民国のことですか?同じ「中」をいいことに、いかにも現中華人民共和国政府と戦ったような印象操作をしているように感じます。

>様々な資料から
捏造された資料ですか?
歴史考証の初歩的なことですが、史料・資料・文献が発掘・発見されても、その史料がホンモノであるか、その内容に裏付けがあるか、窮鼠されていないか、他の資料と辻褄が合うか、誰がどんな目的で作成されたのか、多方面で十分検証してから、その資料の信憑性が評価されます。貴方が参考にしたというのは、この点はクリアされている一級資料としてみなしていいですか?

>つまり、靖国反対は、中国人の心情として理解出来ます。
この言葉を裏付ける、中国共産党政府が中国人の心情を配慮した日頃の政策を教えてください。
本当に知りたいです。
文化大革命・大躍進・環境汚染・公開処刑・言論弾圧・天安門事件・・・このように私は、人民の命は紙くず以下の共産党の政策しか知りません。ぜひ「中国人の心情」を配慮した内政教えてください。

投稿: 通りすがり | 2006/06/12 00:07

今中国でこのブログ拝見しています。中国ではメデイアはひっきりなしに日本と台湾のことを報道しています。わたしの知り合い(会社の同僚)は日本が一方的に悪いことをしたと思い込んでいる人と日本人は生来そんな悪いことができないと分かっていて、敢えて
その弱みに中国が付け込んでいると思っている人が半々ぐらいです
以前このブログに書き込みましたが、中国国内では建築ラッシュ消費ラッシュが継続し好景気であるように市民には見えておりとにかく金儲けという拝金主義が頭の中が一杯で、政治どころでないというのが私の感想です。貧しい農村の出の女子は外人にくっつき金をせびり、都会の金持ちは億ションのような化け物豪邸を建てたりで益々貧富の差が著しくなって来ているように思われます。このような国が隣国にあることを鑑みて、日本が自国利益を考えた行動(新規投資遮断による経済的破綻、核兵器による抑止力の保持、海軍力による尖閣諸島防衛、民衆蜂起への積極支援)をすることで中共を壊滅に追い込み、ソ連のように各地域を独立させることがなにより日本の国益にかなうと思いますが、このような中期的ビジョンを持つ政治家(安部さんで大丈夫かな?)が国内で輩出してくることを願って止みません。

投稿: takamori | 2006/06/12 03:38

皆さん、おはようございます。

「大都会」氏から私に対する個人攻撃のカキコがありました。
明らかに削除対象に該当する内容です。

以前から胡散臭いヤツだなあ、と思っていましたが、ついに本性を表した感じです。

以前、mugiさんが、「大都会」氏に対して以下のような適切な批評を書いておりましたので、参考までに引用させていただきます。


こんにちは、大都会さん。

以前管理人様もコメントされましたが、コメント欄は議論の場や掲示板でははありません。
彼方も深夜に2度もこれだけの長文を書かれるくらいなら、自らブログを立ち上げた方がよろしいのではないでしょうか?
社会体験のない学生でも分をわきまえているのに、自らはブログを立ち上げず他人のブログを延々自己主張の場としているのは、厳しい見方をすればパラサイトしてると断定されても文句は言えませんね。少なくとも大人の対応とは呼べませんよ。
時々このような方をブログで見かけますね。意図的にコメント欄を掲示板代わりにして長文を書くのが常の者。そしてウザイから相手にされなくなる。当人は論破したと思い込んでいるようですが。靖国参拝記事でも似たようなタイプがカキコしてました。

イスラム圏や中国では「思想および良心の自由」がこれまで同様、この先も保障されることはないでしょう。ただ、一応保障されている他の国でも国民の大多数はなくても不便は感じませんから、この法も万全とは言えませんね。

私は彼方の「もし日本が存在しなかったら(そうした仮定で、かなり精密なシミュレーションを行ったことがあります)、世界史は大きく変わっていたはずです」が、とても面白いと感じました。
どのようなシュミレーションをするかは個人の自由ですが、現実に存在してる国にも係らず、もし存在しなかったらどうなるかという仮定は、もし龍が存在したら人間社会がどう変化したか、との空想と同じでしょう。いくら精密な分析をしたところで、結局栓のないファンタジーに過ぎないのです。
日本人にも中国や朝鮮が存在しなかったらと考える方もいるでしょうが、大半は空想レベルに留まっている者が大半だと思いますね。

これ以上は私はコメントしません。彼方も是非ブログを立ち上げて、自論を細かく展開されるのがよろしいでしょう。

06/05/20 mugi

投稿: 坂 眞 | 2006/06/12 09:41

対中、対韓関係今ほど普通の状況に有るのも珍しい、この状況は続けて欲しいものです。欲を言えば中国首相の来日には特に日本はコメントする立場に無い事、韓国にはビサ解禁の取り消しをして欲しい。
両国とも日本の内政に関与する限り政治的な話し合いなどしても意味が無いでしょう、政治家がモノを作る訳でも、売る訳でもない軍事力と経済力が調和が取れていれば平和など向こうからやって来る。
もし、アジアに日本が無ければ、日清、日露、シナ事変、満州もなし、朝鮮半島もインフラ近代化が出来ていない、中国は馬賊の時代が続居ているでしょう、大陸はソ連圏に入ってヨーロッパ、アメリカとソ連共産圏の対立は当然ですが、日本が中間に無い両国の関係には面白い「海戦」が太平洋で起こって居るのでは無いかなあ?と想像します。
経済的な「柱」がアジアに無い訳ですから、大陸は北朝鮮並みヨーロッパ、アメリカはアフリカ諸国からもインドからも資源を調達出来繁栄を続ける、一方共産党一党支配のソ連圏は末期のソ連圏を見れば判る様に人間の本能は自由に有る事を認識させられ混乱の中で収拾する事に四苦八苦しているのが看得るようです。

投稿: 猪 | 2006/06/12 10:25

坂さん、はじめまして、井村雅美です。
初めての書き込みなのに不躾なお願いで、申し訳ありません。

北朝鮮人権法案のことです。
自民党の法案そのままだったら問題なかったのですが、
民主党の法案の一部を取り入れて成立しそうなんです。
それは6条にある脱北者の保護・定住化促進の条項です。
努力規定にはなりましたが、もともとこの6条は、国防、治安、
財政等の理由から自民党内の議論でも削除されていたのに、
民主党が自党の案に固持したことから、今国会で成立させる
ため自民党が譲歩したものです。

坂さんは自民党の議員の方と面識があるそうですが、
6条を削除するよう働きかけてください。
よろしくお願いします。

ちなみに、2ちゃんねるに関連スレがたっていますし、
この法案の民主党の担当者長島議員のブログには反対意見(6条削除)が殺到しています。

自分もまた反対意見のメール(6条削除)を出し続けますので、
これで失礼します。

投稿: 井村雅美 | 2006/06/12 12:55

日中首脳会談が実現したら、何か国益にプラスになるのであろうか?政治家やマスコミは首脳会談実現が大事で、その会談で何が合意できるかは全く考慮してないように思う。
会談を引き金に東シナ海ガス田等の懸案事項の事務方折衝が、本格的に動き出すことを期待してるのかもしれないが、本質的には日米同盟があるかぎり日中蜜月はありえない。

これ以上の政冷経熱をいかに抑制するか、あるいは政冷経涼の状態でも問題のない構造を構築するかを議論するべきだと思う。
日本は余りにも中国に近いため、投資に有利である。故に『中国危機』時の被害も大きい。政冷が日本企業の分散投資に一役買ってる効果面にもっと注目すべきであろう。

投稿: くろ | 2006/06/12 13:00

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