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2006/06/19

解同は民主党の関係団体

以下は、民主党のホームページに掲載されている「関係団体」の一覧です。

関係団体

市民がつくる政策調査会 http://www.c-poli.org/

日本組合総連合会(連合) http://www.jtuc-rengo.or.jp/

部落解放同盟中央本部 http://www.bll.gr.jp/

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部落解放同盟(解同)が民主党の支持団体であるとは聞いていましたが、「関係団体」として位置付けられているとは知りませんでした。
解同は、民主党にとって連合と並ぶ重要な団体なのですね。

ところで皆さんは、解同という団体がどういう組織であるかよく知らないと思います。したがって、ここで少し説明しておきます。
以下は解同のホームページにある「部落解放同盟とは」からの引用です。

部落解放同盟は、全国水平社の歴史と伝統を正しく受け継ぎ、部落差別の撤廃と人権社会の確立を目的とする、部落大衆自身による大衆団体です。

つまり、被差別部落(民)に対する差別を解消し、人権を大事にする社会の実現を目指しているわけです。
では、どんなことを主張しているのでしょうか?
以下の記事が分りやすいので、解放新聞から転載して紹介します。


【京都】戦犯昭和天皇ヒロヒトの誕生日が来年から「みどり(緑)」から「昭和」の日に変わる4月29日、天皇制の強化を許さない京都実行委員会は、今年も「天皇の戦争責任を問い続ける京都集会」を京都府部落解放センターでひらき、100人が参加し、映像と講演をとおして天皇と靖国神社の戦争・戦後責任を糾明した。

参加者は、戦争する国づくりが急ピッチですすめられ、「昭和の日」として一段と天皇賛美・国家主義が強まるなか、戦争と抑圧、差別と排外主義の元凶である靖国・天皇制に抗する闘いを今一度、かみしめた。

(中略)

講演は、筑波大学教員の千本秀樹さんが、「天皇の戦争責任と靖国神社」と題して
靖国神社で毎日放映されているビデオ「私たちは忘れない」(中国や朝鮮などアジア
侵略への反省はまったくなく、自存自衛の戦争として正当化)を紹介しながら、小泉
首相の靖国参拝をはじめ靖国・天皇制の問題を提起した。

千本さんは、兵士を「靖国であおう」の合言葉で戦場に追いやった最高の責任者は
天皇であり、靖国神社で戦死者の魂とあえるという幻想を作ったのは戦争する国家。
靖国神社は現在の「遊就館」を見れば明らかなように今でも徹頭徹尾、軍事施設で、
遺族の不満を抑圧する政治的施設として機能している、とのべた。

(後略)

天皇の戦争責任を糾明 4.29来年から「昭和の日」に
(2006/05/22 解放新聞)

「昭和天皇は戦犯」「靖国神社と天皇制は戦争と抑圧、差別と排外主義の元凶」「天皇賛美・国家主義が強まっている」などが、この記事の主な主張ですね。
これらは、リベラルでもなく、社民主義でもなく、まさに「極左」の主張とイコールです。
つまり解同は、一般的左翼と言うより「極左」に近い団体と言えると思います。

一方、解同は、「人権社会の確立を目的とする」と言いながら、人権侵害を理由にネットの規制も要求しています。

(抜粋)
【福岡支局】「あいつら○タやん」「エタの集まりやね」など、インターネットを利用した
悪質な差別書き込みが増加し、高校生の間にも広がっている。携帯電話などで書き込みができる「高校別掲示板」がそれで、最近では匿名で、賤称語を使って差別、排除、侮辱する書き込みが多発している。

こうした事態に県連は、県教委にたいして、サイト経営者への毅然とした法的な手段や、高校生たちの意識を変える有効な手立てをとるよう強く求めている。

「あいつら○タやん」 インターネットで差別書き込み
(2006/05/29 解放新聞)

「インターネットの悪質な書き込み」に対して県教委(行政)に「サイト経営者への毅然とした法的な手段」を求める。まさに「人権」を楯に「行政権力」を行使して「言論の自由」を封殺させようとする。
解同は、そういう体質も持っていると言えます。

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ところで、解同が今、もっともご執心なのが「人権擁護法案」です。
解同を知るうえで、この問題は理解しておいた方がよいと思います。民主党との関係を、よりよく知るためにも。

(抜粋)
来賓あいさつのなかで、松浪健四郎・自民党人権問題等調査会事務局長は、「法」の必要性では一致する、与野党で懇話会をつくりとりくむ必要がある、とのべた。漆原良夫・公明党幹事長代理も野党も巻き込んで人権委員会を立ち上げることが必要、との認識を示した。開会あいさつで組坂繁之・副会長は、国内外で世論が高まっており、「答申」から5年がたつ、立法不作為は許されない、と訴えた。

「人権侵害救済法」今国会で 制定実現へ第1次中央行動
(2006/06/05 解放新聞)

解同の言う「人権侵害救済法」は、一般で言う「人権擁護法案」のことです。
この「人権擁護法案」に対して、「国内外で世論が高まっており、『答申』から5年が
たつ、立法不作為は許されない」と声高に訴える。それに対して自民党や公明党が
お追従を言う。
まあ、上記の記事を読むとそんな感じなのですが、ここで民主党が出て来ないのは、
一心同体なのだから、あえて記事に出す必要はないというところでしょう。

解同は「被差別部落出身者、女性、障害者、在日外国人などを『人権委員』にする」ことを求めています。
「悪質な差別書き込みが増加している」からといって、県教委(行政)に「サイト経営者への毅然とした法的な手段」を公然と要求する組織。これが、「人権委員」の席を定番として占めてしまったらどうなると思いますか?

なぜ、解同が人権擁護法案に固執するのか?それは、1989年8月4日の「『確認・
糾弾』についての法務省見解」にまでさかのぼります。

それまで、解同がほしいままにしてきた「糾弾闘争」が、この「国の見解」によって明確に否定されたのです。それまでは、部落差別解消を優先するというのが国の基本姿勢でした。
その結果、明らかに刑事事件に該当すると思われる事案でも、解同が絡んでいると、
検察や警察も腰が引けていたし、行政は言わずもがなでした。
ところが、この「法務省見解」が出されて以降は、検察・警察及び行政の解同及び部落解放運動に対する姿勢が明らかに変わったのです。

解同は、これまでも、この「法務省見解」を撤廃するようたびたび要求してきました。
しかし、当然のことながら、その要求は受け入れられていません。

そこで出てきたのが「人権侵害救済法(人権擁護法)」。これは「糾弾闘争の合法化」
以外の何ものでもありません。
絶対に許してはならないことです。

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「『極左』に近い団体」「『人権』を楯に言論の自由を封殺する団体」「人権擁護法の制定によって『糾弾闘争の合法化』を狙う団体」。
解同を別の側面から見ると、このように言えると思います。
この団体が、民主党の「関係団体」。しかも、最大の支持団体である「連合」と並び称されている。

民主党はおもて面(づら)は「リベラル」ですが、根っこに「極左」がくっ付いているという
ことです。小沢一郎代表がいくらパフォーマンスしても、組織のコアの部分に「極左」が根付いている。

だから昨年、「人権擁護法案」を出してきたとき、「民主党は、外国人であるからという
理由だけで、人権擁護委員を委嘱できないとすることは妥当でないとの考えから、国籍要件を設けないこととしました」(衆議院選挙マニフェスト)と宣言したのです。これは、
まさに解同の意思そのものです。

民主党の周りには、表向きの顔とは違った「極左団体」が徘徊しています。「恒久平和調査局設置法案」提出の原動力になった「戦争被害調査会法を実現する市民会議」もそうです。「従軍慰安婦」に対する補償問題でも、民主党は得体の知れない団体と連携しています。

民主党の本質を見極めるとともに、周囲にその脅威を、もっと知らしめるべきだと思います。

【特記】
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解同&人権擁護法案」カテゴリの記事

コメント

第三者でなく「差別されてる」と主張する当事者がそれを「是正」するための執行機関を掌握するのは「チェカ」を創設するに等しいように思いますが。

公安当局はこれをどう見てるんでしょう。
監視対象にはなってるんですかね。

投稿: 煬帝 | 2006/06/19 14:50

左翼は「外交と安全保障」を脅かすので、嫌いです。
将に坂さんの主張通りです。
解同と組んでいるのは、昔からですが、解同の実態が明らかに成って来るのと同様、組合員離れが進んでいます。
暴力団と汚職政治家と市民運動を同時に実行する団体は、真っ当な組織では有りません。
これを解消するためには、正しい報道と国民の勇気が必要です。

投稿: koubunnyuu | 2006/06/19 15:09

極左でありながら、暴力団とも繋がりは深いですよね。しかも、左の本家である共産党とは対立していたりするので、何がなんだかわかりません。わかるのは、利権に群がるのは右でも左でもヤクザでも人権屋でも同じ穴の狢なんだろうということですかね。

投稿: ゆみこ | 2006/06/19 15:56

つまり、同じ穴の狢が、追い詰められて連合してると。
そして、まともな支持者はどんどん離れていく。

投稿: takayuu | 2006/06/19 18:16

わが国において二大政党制なんて可能なのでしょうか?

民主党がこの体たらくでは・・・・

極左と繋がっている政党など支持できるわけありません。

投稿: グリフィス | 2006/06/19 18:23

解同の様な組織的な暴力装置を持った組織に縛りを掛けるためにも共謀罪は何とか成立させたかった。
与党が民主党案を丸飲みするって言っても結局は反対をしたのは、民主党は組織犯罪に関連する団体を支持母体に持っていたからなのですね。

投稿: yuki | 2006/06/19 18:30

時期参議院選挙で民主党は壊滅させなければいけません。手を討っておきましょう。

投稿: 通りすがり | 2006/06/19 18:47

牛肉偽装事件の「ハンナン」会長の「浅田満」は部落解放同盟の阪神地方役員。
ついでに?在日団体も深い関連があった様ですね。

リーガルでない集団の吹き溜まり先=民主、の構図。

民主の前代表が当初ホワイトリング(北の欺瞞的集金ツール)を付けてTVに出ていたのには驚きでした、早々に外したのには笑いましたが。

投稿: MultiSync | 2006/06/19 19:50

極右だろうが極左だろうが、国を危うくさせる様な集団は、消滅するでしょう。
今世界的に変革の風が吹いている中、どこの国でも一生懸命自国の生きていく道を
探している最中です。
日本も蚊が(利権に群がる人)少々生き血をすっても、今までなら余裕があったけど、
国の生き残りをかけている今、一般の人々はそれを許さないでしょう。

投稿: ねねこ | 2006/06/19 20:18

 差別と戦うことは悪い事ではないと思うが、その方法が問題だ。「解同」のようにあまり過激なのは逆効果だと思う。
 それにしても、こういう組織が民主党の「関係団体」になっていたとは知りませんでした。これってもしかして、野中の意趣返しでしょうか?だとしたら、逆効果だと思いますけどね。

投稿: プライム | 2006/06/19 20:52

2ちゃんではそのネタ有名ですね。ただおっしゃる通り世間一般には知られてませんね。
街道は大阪でも長野でも追い詰められつつありますけど、
これからは民主=街道をいかに広めていくかがこの国の政治の正常化に向けてのカギの一つだと思います。

投稿: タケ坊 | 2006/06/19 20:56

私などは開放新聞の記事そのものを疑っちゃうのですが‥、というか誰が書き込んだのかも言及されてないし、なんとなくですが振り込め詐欺と似たような感想を持ってしまいます。
このようなあやふやな例を棚に挙げて全体の言論を統制しようなどという法案があるのならば、非常に危険なことです。
民主や公明などは一見善さそうな雰囲気をだしてカモフラージュしているだけに余計に腹が立ちます。

投稿: 薬師 | 2006/06/19 22:43

民主党が解放同盟を関係団体にしていたのにはびっくりしました。
たしか、自民党が全日本同和会、共産党が全国部落解放運動連合会でしたっけ。解放同盟をはじめ国か対応している同和団体はこの3つですが、一番会員数が多くて攻撃的な団体はやっぱり解放同盟でしょう。全解連は元は水平社で解放同盟と同根ですが、共産党が他政党との対抗軸として対応している関係から何かと解放同盟に横槍を入れてきています。
私はかなり昔になりますが、社会党が支援していた頃の解放同盟の六本木の中央本部に何度か行ったことがありますが、現在はどうなっているかかわかりませんが、私が訪問したときは玄関を入った瞬間に北朝鮮の国旗と友好を掲げたスローガンが目に飛び込んできました。二階の応接間にはフィリッピンの抑圧された民族の特大サイズロテスクな抽象画が飾られていました。
そんなこんなで、以後のわたしの解放同盟の印象が刷り込まれてしまいました。

投稿: デル | 2006/06/20 09:08

解同の人々は「昭和天皇ヒロヒト」と
戦前の神聖にして侵すべからざるを
戦後の日本国民の象徴を
呼び捨てにしている。

陛下を戦犯だとし、最早けりの付いている
東京裁判の判決を無効化しようとしている。
解同の人々は自分たちの立場を
自ら日本国民に敵対するものにしている。

官公庁職員を脅し高額の機関紙を買わせ
不合理な利権をほしいままにしてきた。
役人の人事にまで口出ししていた。
これら解同の不当行為の実例は大阪市で明るみに出た。

日本国の同じ法の下にありながら
特権を得ているのは解同の人々であり
差別されているのが日本国民であることは明らかである。

なぜ日本国民に敵対するような団体が
権力を持ち特権を持つようになったのか。

差別や人権を大声で言いつのり
不合理な要求をする人々。
彼らの言論による脅しや暴力行為を
国民が、ことを荒立てたくない一心で
よく考えもせず許してきたことに原因がある。


投稿: docdoc | 2006/06/20 11:55

皆さん、こんにちわ。
コメント、ありがとうございます。

民主党、ほんとうに看板と中身が違いすぎます。

部落解放同盟
日教組
戦争被害調査会法を実現する市民会議
「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NETジャパン)

などが連携しているわけですから、リベラルと言うより「極左」政党ですね。
「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」や 「恒久平和調査局設置法案」などという、「売国法案」を平気で出してくるわけです。

投稿: 坂 眞 | 2006/06/20 12:52

そもそも、果たして「部落差別」等というものが現今でも存在するのでしょうか?
瞳の色や肌の色が違うというのなら分かりますが、彼らは見た目我々と何等変わりは無い訳で、黙っていれば誰も気づかないし、そもそも部落の出身者だと云って差別する人がこの世にどれ程居ることか。
確かに昭和の初期、中期頃までは有ったでしょうが、近頃の人達に「部落」だとか「穢多」「非人」等と云ったところでピンと来ないのではないですか?私は寧ろ、解放同盟だとかの団体が執拗にファンタジーを刷り込み、人々の意識を惹起している、それは自分たちの「差別利権」を失う事への恐れから来ているのではないか・・・とさえ勘繰ってしまいます。
わが国は憲法で「居住、移転、職業選択の自由」を保障し、それを皆が享受し、その恩恵を受けている中、「部落差別」等と云わなければ誰も気付かないような事を云っている団体には、何だか「アナクロなファンタジー」を見ているような、甚だ釈然としないものを感じます。

投稿: Ma-chang | 2006/10/24 17:05

プログランキングのリンク、切れてますよ

投稿: | 2007/07/28 11:20

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