意識が変わった日本と無自覚なままの韓国
今回の「北朝鮮ミサイル発射事件」をめぐる我が国政府の対応を見ていると、「日本も
変わったなあ・・・」という感慨にとらわれる。
これは小泉内閣であればこそだが、同時に、政治家の質がいかに重要であるかも痛感する。
このことは、過去のエントリーでも何度か述べた。
例えば、韓国の「竹島周辺海流調査」や中国の「東シナ海ガス田問題」に対し、同じ
小泉内閣でも、川口(外相)-平沼(経産相)-扇(国交相)トリオでは何もできなかったのに、町村(外相)-中川(経産相)-石原(国交相)に担当大臣が代わると、毅然と
した態度が取れるようになった。
今回も同じである。
政府は、北朝鮮の貨客船・万景峰号の入港禁止や北朝鮮当局者の入国原則禁止
(朝鮮総連幹部を含む)、人的交流の制限、等々の9項目の制裁措置を直ちに決定。
6日午前には、首相官邸の「拉致問題特命チーム(議長・鈴木政二官房副長官)」が
緊急会合を開き、現行法の下で実行可能な「北朝鮮に対する制裁措置」を今月中に
開く次回会合までにまとめるよう各省庁に指示した。
また、ミサイル発射翌日の6日には、国連安保理に「対北朝鮮制裁決議案」を提示、米・英・仏の常任理事国と非常任理事国9カ国(日本を入れると10カ国)の支持を直ちに取り付けた。
このような、我が国としては異例とも言える迅速な対応が可能になったのは、首相官邸に、安倍晋三官房長官の肝いりで作られた、「拉致問題特命チーム」が存在したからである。
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一方、麻生太郎外相も獅子奮迅とも言うべき働きぶりである。
麻生外相は7日夜、独・伊・米・露4カ国の外相と電話で会談した。
この4カ国中で、我が国などが国連安保理に共同提案した「対北朝鮮制裁決議案」に
難色を示しているのはロシアだけである。しかも、ロシアは常任理事国。
麻生外相の電話に対して、ロシアのラブロフ外相は「日本の懸念に同感で、協力して
いきたい」と述べたが、決議への対応は明確にしなかったという。
麻生外相はロシア外相との電話会談の前に、アレクサンドル・ロシュコフ駐日大使とも外務省で会談している。
外相はこの席で、「ミサイルはロシアのナホトカ沖に着弾しており、日露両国の安全保障の問題だ。安保理決議採択は両国の共通の利益につながる」と述べて協力を求めた。
やはり、常任理事国であるロシアを我が国の側に引き付けることが決定的に重要で
ある、と政府は考えているということだ。
これに対し、ロシュコフ大使は「本国に伝える」と答えるにとどめた。が、今月15日~18日に予定されている自国のサンクトペテルブルグにおけるG8サミットでの議長総括に、「ミサイル発射問題」を盛り込む意向は明言した。
我が国は、事件2日後の7日午後には、米国、英国、フランスと共同で、国連安保理に「対北朝鮮制裁決議案」を、一部修正したうえで正式に提出した。
これには、デンマーク、スロバキア、ギリシャも加わり、計7か国が共同提案国となる
予定である。
ロシアは、「決議案」が提出されたこの日の協議では全く発言しなかったという。「棄権する意思を暗黙のうちに示した」との見方も出ている。
これはロシアが、もうすぐ開催されるG8サミットのホスト国であることが大きく影響して
いると思う。「拉致問題」を含む「北朝鮮問題」が、サミットの主要議題で取りあげられることが決まっているからだ。
が、やはり、国連における我が国の迅速かつ強力な働きかけと、麻生外相の精力的な動きも「功を奏している」と見るのが妥当ではないか。
麻生外相はこのほか、日本に大使館のないコンゴ共和国を除く安保理非常任理事国
8か国の駐日大使とも7日に外務省で会い、支持を要請した。
結果、今現在、安保理の15常任・非常任理事国の中で、「決議案」に賛成13カ国、
態度未定1カ国(ロシア)、反対1カ国(中国)の状況になっている。
要するに、ルールを守らない国(ドイツ・メルケル首相)・中国が、最後に残る壁なのである。
↓
北朝鮮のミサイル問題で、麻生外務大臣は中国の李肇星外相と電話で会談し、北朝鮮への制裁を含む、安保理決議の採択に向けて支持を求めました。
麻生外務大臣:「日本の出している決議案に対して、賛成してもらいたい。この一点です」
会談はおよそ30分間行われ、麻生大臣は「法的拘束力がある決議案を取り下げるつもりはない」として、決議案に賛成するよう求めました。
これに対し、李外相は「日本の立場は、事態を複雑にする」と述べ、決議案には同調
できないという考えを示しました。
中国側は、拘束力がない議長声明にこだわる姿勢を変えていないため、決議案の採択に向けて、中国の対応が鍵を握っています。
日本案は事態を複雑にする…中国側の同調難しい?
( 2006/07/09/17:33 ANNニュース)
ロシアの動向が、今後どうなるのかは、今のところ分からない。反対の意思を明確に
しているのは中国だけである。
我が国は、けっして中国と妥協してはならない。
もし、中国が「拒否権」を発動すれば、「北朝鮮のミサイル発射を支持した」と、国際世論から非難されるのは必至である。
最低限、「無法者国家」の味方をしたと看做されるのは間違いない。
つまり、中国が「拒否権」を発動しても、外交的には我が国の勝利になる。
国内の親中派も、さすがに「中国の行動を擁護できない」であろう。
いずれにしても、原則を貫くことが我が国の立場を強くするのである。。
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ところで、我が国の世論も完全に風向きが変わった。
今月6日、7日の両日、読売新聞が実施した緊急全国世論調査(電話方式)によると、北朝鮮の貨客船・万景峰号の入港禁止や人的交流の制限など、政府が決定した北朝鮮に対する制裁措置を「支持する」は92%に達し、「支持しない」はわずか5%だった。
政府が国連安保理で、北朝鮮を非難し、制裁を盛り込んだ決議案の採択を目指していることも、「支持する」が90%で、「支持しない」は4%。
政府が検討している北朝鮮への送金や貿易を停止・制限する、さらなる経済制裁措置については、「早急に行うべきだ」が68%と多数を占め、「段階的に行うべきだ」28%を大きく上回った。
今回のミサイル発射により、「北朝鮮が脅威だとの認識が強まった」は計77%。「強まらなかった」は計20%。
米国と協力して、敵のミサイルを撃ち落とす「ミサイル防衛システム」の整備を急ぐべきかについては、何と63%が「そう思う」と答え、「そうは思わない」は24%と少数だった。
日朝国交正常化交渉については、「正常化すべきだが急ぐ必要はない」が43%、「正常化する必要はない」は21%。
計64%が北朝鮮との国交正常化に消極的であることも分った。
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排外主義を利用するのは、私は断固反対である。
が、この国民感情(世論)は排外主義ではない。むしろ、国民の安全保障に対する意識が、やっと「普通の国」に近づきつつあるということである。
北朝鮮の脅威は現実的存在である。が、今までは、そういう認識が社会一般に浸透していなかった。
今回、ここまで国民世論が盛り上がってきたということは、「北朝鮮のミサイル発射」は、むしろ我が国にとっては歓迎するべきことかもしれない(不謹慎かも知れないが)。
「非武装・中立」とか「非同盟・自主外交」とか、「言葉」は確かに美しい。が、政治も
外交も、「まず現実ありき」なのである。
イラクがクウェートを侵略し、武力併合した時は、多くの国民が「遠い世界の話」としか
受けとめなかったかもしれない。が、今回だけは、そういう凶悪犯が隣にいることを明確に認識できたのではないか。
(我々は、この国民意識の変化を、一過性に終わらせてはならない)
戦後、米国GHQに洗脳されたり、共産中国に感化された左翼知識人に騙され続けて
きた国民が、北朝鮮という凶悪犯に喉元に刃を突きつけられて、戦後初めて目覚め
つつある、そう言えるのではないか。
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このような我が国の状況に対して、相変わらず「ノー天気」なのが、北朝鮮と軍事境界線を挟んで対峙しているはずの韓国・盧武鉉政権である。
韓国大統領府は9日、李百万・広報首席が書いたといわれる「広報首席室」名義の
文で、韓国政府の対応が遅れたことに対する非難について「日本のように無理に未明から大騒ぎする必要はない」と述べている。
そして、「(韓国政府は)政治的な計算をすることもないし、このことを軍備強化の名分に利用することもない」とした。
大統領府の、ある中心的な関係者も「今回の局面でもっとも得をしているのはどこだろうか。日本ではないか。そして次は米国の強硬派ではないか」と話している。
特に、この関係者は日本について、「1990年代以降ずっと“普通の国化”を推進している日本が、今回の事態を“安全保障の危機”と規定、軍備増強への道を急速に進もうとしているように見え、心配だ」と述べている。
以上は、朝鮮日報の記事を抜粋・要約したものだが、「ノー天気」と言うより、もう「狂っている」と言ってよい。
「日本が得をしている」とか「(日本が)軍備増強への道を急速に進もうとしているように見え、心配だ」とか・・・「真の敵」は誰だか解っているのか???
韓国は、未だに北朝鮮とは戦争状態にあるのだ。今のところ「休戦」しているにすぎない。そんなことすら理解できていないのか???
「休戦」以降、韓国が北朝鮮から武力侵攻を受けなかったのは、在韓米軍の存在であり、日米安保条約が背後に控えていたからである。
そんなことは、よほど頭が歪んでいない限り、自明の理である。
にもかかわらず、上記のような発言が「大統領府の中心的な関係者」から飛び出す。
スカッド・ミサイルは射程距離が300~500キロで、明確に韓国を標的にした破壊兵器である。北朝鮮は、今回、そのスカッドを3発も発射している。
なのに、こういう発言が政権中枢部から出てくる。
産経新聞によると、「李百万・韓国大統領府広報首席が書いたといわれる『広報首席室』名義の文」には、「盧大統領の意思によるもの」との説明がついている。
つまり、私が「もう狂っている」と表現した韓国大統領府の声明は、「盧大統領の意思」であるということだ。
また声明は、「(ミサイル発射は)政治的な事件にすぎず、安保上の非常事態に至る
ものではない」とも主張しているとされる。
朝鮮日報と産経新聞の記事を併せ読むと、盧大統領自身が、北朝鮮のミサイル発射は「政治的な事件」にすぎず、「安保上の非常事態」ではないと考えていることは間違いない。
こんな大統領だから、「『驚かない韓国人』に世界が驚いた」と朝鮮日報が嘆くのだ!!!
過去にも書いたが、韓国を「他山の石」とし、我が国に「売国政権」が出現することの
ないよう心せねばならない。
そして、北朝鮮が「敵」であることは明らかだが、中国、韓国も我が国の「敵性国家」であることを明確に認識しなければならない。
参照1:麻生外相、安保理決議採択に協力要請 露外相、対応明確にせず
(2006年7月8日 讀賣新聞)
参照2:北朝鮮ミサイル発射 制裁「支持」92%/読売新聞社世論調査
(2006年7月8日 讀賣新聞)
参照3:韓国大統領府、日本の対応を批判
(2006年7月10日 朝鮮日報)
参照3:韓国「日本は騒ぎ過ぎ」 大統領官邸が声明
(2006年7月10日 産経新聞)
参照4:「驚かない韓国人」に世界が驚いた
(2006年7月9日 朝鮮日報)
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コメント
昔から、政治家でないとできない仕事は「外交と国防」であり、内政で国は容易には潰れないが、外交と国防を誤れば国は潰れてしまうと言います。救国の宰相チャーチルも、内政については全く無能であったので、対独戦勝後に直ちにお払い箱となってしまったとか。
小泉首相も、後世からは「日本国民の外交と国防に対する意識を転回させ、日本を正常な国家に導いた」宰相として評価されることでしょう。
投稿: おやじ | 2006/07/10 17:11
危機を危機と感じる事ができる者とそうでない者がいる。
少なくとも国民の生命、財産を守るべく政治家には、一般人以上の危機意識が求められるはず。
今回の制裁決議をめぐって、中国の動向が注目されているが、いまもって、
中国と話が出来ない小泉外交に問題を摩り替えようとする者たちがいる。
その先鋒となっているのが中国に行っている「民主党おのぼりさん」たちだ。
いま目の前にある日本の危機はいつ北からミサイルが飛んでくるかわからないというものだ。
一億数千万の生命にかかわる問題だ。
民主党よ反対のための反対を唱えている場合じゃないだろう。
小泉首相は特定アジアの外交より対米外交を最優先した。
ブッシュとの個人的な関係を築くと同時に、その世界政策に協力しイラクに自衛隊も派遣した。
つまり、今日のような状況に備えてアメリカとの関係を強化したのだ。
アメリカとの強い信頼関係があって、その延長線上に国連での日本の強硬な主張が成り立っている。
小泉政治の5年間が100%と思う者はいない。
しかし、結果的に小泉首相とそのブレーンは日本国民を戦後最大の危機から救おうとしていることを誰も否定できない。
額賀防衛庁長官はそれなりによくやっている。
阿部官房長官、麻生外務大臣も、いままでの日本の政治家には見られない発言で日本の国益を守っている。
目立たないものの、中川農水大臣も、北への経済制裁について今までにない強硬な考えを示している。
しかし、ここで小泉総理が明確な事を国民に向かって話すべきだと思う。
『日本には現段階で北のミサイル基地を先制攻撃することもできない。
飛来するミサイルを打ち落とす力もない。
しかしいまこそ日米同盟が試される時である。
日本本土に北のミサイルが着弾した場合、米国が基地を攻撃する。
私は信じるに足る日米同盟を構築した。
わが国が独自の防衛体制を作り上げるのにはまだまだ時間がかかる。
申し訳ないがこれが日本の現状だ。
我々日本国民は、肉を切らせて骨を絶つ覚悟でこの局面に臨みたい・・・』、と、国民に向けて声明を出して欲しい。
そのことが家畜化された日本人に、真の敵が何なのかを考えるきっかけを与えるかもしれない。
危機を危機と感じないもの達は「家畜」と呼ばれてもしかたない。
投稿: shudo | 2006/07/10 17:34
管理人さま、あいかわらず鋭い分析です。さて台風3号はhttp://www.tenki.jp/typ/
明日にも北朝鮮を直撃です。家がなくて畑を掘ってビニールをかけて暮らしている北朝鮮の住人をテレビで見たことがあります。台風でいったい何十人の住人が亡くなるのでしょう。国連ではチャイナ、ロシアのロビー活動で議長声明の段階になりそうな気配です。中国は、はっきり日本・米国を敵視しているように思えます。しかし報道協定などで中国に都合が悪い報道をしないため、日本人は中国人に「人種差別」されているのがわからないのでしょう。管理人さんが心配するように政治家の配置がたまたまうまくいっているだけで、あの親中の河野洋平が外務大臣だった時も、野中広務が自民党幹事長代理だった時もあったわけです。願わくば多くの日本人が、このブログのような正論を読み、意識を変えていく事を望みます。先日の「朝まで生テレビ」は特にヒドかったので、なおさらそう思います。
投稿: 普通の国民 | 2006/07/10 19:28
韓国大統領府サイドの「1990年代以降ずっと“普通の国化”を推進している日本が、今回の事態を“安全保障の危機”と規定、軍備増強への道を急速に進もうとしているように見え、心配だ」という発言ですが、一概に、韓国民の世論からはずれた、大統領府だけの独りよがりの声明とも言えないような気がします。私たち日本人は、北朝鮮の核兵器やミサイルを脅威だと思いますが、韓国では、普通の韓国人の中にも、北の核開発やミサイル開発を心の底では応援しているような人たちがかなりいます。アメリカに住んでいた時、知合いの(普段は温厚そうな)韓国人(30代男性)が、「いつか韓国は北朝鮮と統合する。そうしたら、核ミサイルは韓国人のものだ。今まで、韓国は何度も核兵器を作ろうとしたが、そのたびにアメリカに潰されてきた。だから、韓国人はアメリカを恨んでいる。でも、北朝鮮と統合すれば、韓国も簡単に核兵器を持てるようになる。こんな簡単な方法がほかにあるだろうか。だから、北朝鮮と統合したいんだ。統合した時に韓国が核兵器を持てるように、北が核開発するのを応援しているよ。そして、統合したら、ただちに、核ミサイルを日本に向けて配備するよ。」と言って、ニヤッと笑いました。この韓国人は、IT関係の比較的インテリの人で、アメリカには留学で来ていて、普段は親切で温厚そうな人でしたが、腹の底ではこんなことを考えていたのかと、ゾッとしたのを覚えています。その後、20代の韓国人からも、似た意見を聞きました。(でも、これは、20代、30代の韓国人に特有の考え方で、他の世代の韓国人の考え方はまた違うのでしょうか?)
投稿: maya | 2006/07/10 19:38
>北朝鮮が「敵」であることは明らかだが、中国、韓国も我が国の「敵性国家」であることを明確に認識しなければならない。
厳しい現実ですがその通りですね。実際のところ靖国なんか問題じゃないんです。小泉首相が参拝しようがしまいが、中韓が日本を敵視している現実に変化はありません。
この最も大きな原因は、日本及び日本人を彼らが蔑視しているということです。日本・日本人という蔑視すべき対象が近代史において自分たちより速く進歩し且つ自分たちを“侵略”したという事実に我慢がならないということです。アジア外交は、この現実を踏まえた上で、彼らからの蔑視を拒絶するという形で対応していかなければなりません。
それにしても「日本は国際的に孤立する・・・」と常日頃呪文のように唱えている方々は、今の現状をどう思っているんだろう。まだこの呪文を唱え続けるんだろうか。なんともあわれな人達・・・。
投稿: duzhe | 2006/07/10 21:55
いつもの鋭い切り口、楽しみにしております。
さて、韓国とは縁が大変深い山口県ですが、関釜フェリーもまだ行き来している下関に面白い新聞があり、極左思想をもっていまだに一般市民を巻き込もうとたくらんでいるようです。
朝鮮のミサイル発射に対する制裁は、日本と米国が仕掛けた戦争で、日本は、アジアへの侵略を繰り返す入り口にきているそうですワ・・・
ttp://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/tyousennomisairuhaltusyamondai.htm
ttp://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/ronndannitaimeniattaoubounasinawokorasimeyonosenndou.htm
ttp://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/bousiyoutyounosippaikurikaesuna.htm
(上記記事を参照する際は、頭に”h”を追記してください)
いまどき、こんな論理に騙されるヤツラがいるのか疑問ですが、経済的に落ち込んでいる山口県西部、なりふりかまわない状態に近いので、こういった思想にも乗る連中がいるのが怖いところです。
有事の際、上陸先として真っ先に狙われるのは、在日同胞の多い山口県や福岡県ですからね。島根や鳥取は、絶対人口ガスk重なく、他の都市へのアクセスも良くないので、優先順位は低いでしょう。
国内からこういった勢力を潰さないと、まともな日本という国になるには程遠いですね。
投稿: combi | 2006/07/10 22:08
盧武鉉は「韓国に住む北朝鮮人」で「金正日の側近」と、その行動で宣言している、北のミサイルも恐くない訳ですね。
執拗な反日教育と北の工作は、小学生の「日本を攻撃する絵」の展覧会を堂々と開くまでになっている。
それだけ多くの韓国人が日本を敵と認識し、北と統合の夢を見ています。
米軍基地にすら自分達で攻撃したいのが恐くて出来ないだけで、核が手に入ればやるかも。
投稿: MultiSync | 2006/07/10 22:15
今回の強行的な安倍氏、麻生氏の外交活動が海外でもクローズアップされています。今までにない日本の外交姿勢のために大きなニュースになっているのでしょう。
未だ結果は出ていませんが、もし中国の拒否権発動した結果安保理決議が通らなかった場合は、日本は国連負担金を拒否するぐらいの姿勢を持たなくてはだめです。一部の拒否権をもつ国によってほとんどの国の意見が無視される国連などには用がないと吐き捨てればよいと思います。
結果がどうであれ日本は今回のことを奇貨として真の独立国になるための施策を講ずるべきです。
投稿: freedom | 2006/07/10 23:53
ノムヒョンは韓国内でも完璧に浮いていますね。
先の統一地方選における大惨敗に続き、北朝鮮の弾道ミサイル発射対応でもメディアの総攻撃受けてます。
国内的には無能政権という評価が定着していますし、
政権支持率が僅か十数パーセント、メディアからのバッシングも波状攻撃の様に続き四面楚歌、孤立無援状態と言えるのではないでしょうか。
彼の頭の中は親北反日で思考停止状態、
今後彼の最大関心事は任期後の刑務所行きの回避策でしょう。
投稿: クルーソー | 2006/07/11 00:30
明日にでも韓国全土から米軍が全面撤収してみればいい。3日で結果は出る。
投稿: 未定 | 2006/07/11 01:33
制裁決議案、採決を数日間延期したみたいですね。中国に最後のチャンスを与える代わりに、説得が失敗したら採決で反対しない、という約束なのでしょう。
無条件でミサイル凍結、六カ国協議に即時復帰。北朝鮮が飲むでしょうかね。
投稿: mikage | 2006/07/11 02:10
韓国は狂ってなどいません。正常です。
なぜならば、韓国の真の敵は日本であるためです。
日本との武力衝突があったわけでもない竹島の防衛のために
空軍戦力を増強する。しかし、リアルにミサイルを発射したにも関わらず、北朝鮮は無問題ですか。そうですか・・・。
ほんっっと、日本を敵性国家として捉えている反日大統領は今日も正常運転です(笑
投稿: ハル | 2006/07/11 06:46
政府が敵基地攻撃能力の検討・保有についてアドバルーンをあげているようですね。読売社説も肯定的です。国防意識が大きく変わりつつあるように思います。
投稿: 真実一郎 | 2006/07/11 07:10
ノムヒョンはいずれ北鮮に亡命するのではないでしょうか。
投稿: おやじ | 2006/07/11 09:01
世界を二分して40年以上も戦われた冷戦。
勝者は西側諸国であった。
日本は勿論勝者に属する。
戦犯は東側に付き、自由と民主政治に反対した人々である。
日本では未だに戦犯が罰を受けていない。
日本マスゴミは、戦前も枢軸側に付き、
戦後も東側に付き、いずれも負け側にいたのに、
つまり戦犯であるのに、日本国民から処罰されていない。
彼らはのうのうと何の責任も取らず生きながらえている。
韓国は時代遅れの、既に勝敗の付いた戦争に
しかも負け側に付くという、前代未聞の行為をしている。
全く自殺行為としか言いようが無い。
韓国では、冷戦の何たるかが全く理解されなかった
としか言いようが無い。
中共が経済大国になると妄想し支援しようとする人々は
ソ連が米国を追い越すと妄想して
幻滅したことを思い出すべきだ。
投稿: docdoc | 2006/07/11 09:38
ここまでの安保危機に対する盧政権の無能ぶりに、最近感じるのは、北朝鮮の崩壊より早く、韓国で軍事クーデターが勃発するのではないかということです。
もちろん、軍の上層部は政権に都合の良い人物が配置されていると思いますが、えてして軍事クーデターというのは中堅クラスの国政に不満を抱く憂国軍人によるものだと思います。
そもそも韓国は軍事独裁政権の歴史のほうが長いですし・・・。
もちろん米国の出かた次第でしょうけど。
投稿: kage | 2006/07/11 11:48
いつも楽しく拝読させていただいています。
今回の制裁決議案は中国にぜひ拒否権を使っていただきたいですね。
今の状況で(世論のほとんどが北朝鮮への制裁に肯定的)中国がそれをやってくれれば、福田、小沢などの媚中派への大きな打撃となり、安部さんへの大きな追い風になってくれるでしょう。
まあそのまま通っても、北朝鮮へね制裁が出来るわけですから
それもまたよしです。
どちらに転んでも、日本にとっての国益につながることでしょう。
ぜひこのまま強行に押していただきたい物です。
投稿: k2 | 2006/07/11 13:26
皆さん、おはようございます。
ココログがメンテナンスを3日もやってくれたおかげで、レスが遅くなりました。
ココログのレスは、抜群によくなりましたが(笑)
この間、情勢は大きく動いていますね。
中国は、やはり拒否権を行使したくないみたいです。
で、安保理決議の骨抜き狙い。
どうも国連憲章7章と制裁措置の削除を要求しているようです。
米国が、パレスチナ情勢の緊迫化に手一杯で、どうも妥協に動きそうです。
ちょっと心配なのが現状でしょうか。
安倍、麻生、真価を問われそうです。
投稿: 坂 眞 | 2006/07/15 01:07
http://off3.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1154197975/
署名していただけるとうれしいです。詳しくは、↑のスレを見てくださいませ。
TBSの偏向報道の件です。
投稿: TBSの偏向報道の件 | 2006/07/30 13:34