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2006/08/02

小沢の刀は「竹光」?


民主党の小沢代表は1日、防衛白書が中国に「軍事力の透明性」を求める項を新設したことについて「不安定要因を除去するためには本当の信頼関係を築くのがまず大事だ。対抗しようという発想だけでは良いことは何もない」と指摘。
そのうえで「日中・日韓・アジアの関係もまったく本音ベースの話し合いができない。
中国に至っては形の上さえ話し合えない。それが今の小泉政治の問題だ」と批判した。

視察に訪れた三宅島(東京都三宅村)で、記者団の質問に答えた。

中国の軍事力、「対抗しようという発想ダメ」 小沢代表 (2006年8月1日 朝日新聞)

何をもって、小沢一郎代表は、「軍事力の透明性」を求める項を新設したことについて、「対抗しようという発想」と指摘したのか?
それを知るためには、まず、防衛白書に記載されている「軍事力の透明性」の項を読んでみる必要がある。以下に、防衛白書の該当項目を白書から転載したので、目を通してほしい。


第1章 わが国を取り巻く安全保障環境
第2節 諸外国の国防政策など
3 中国
2 軍事

(2)軍事力の透明性

中国は、従来から、具体的な装備の保有状況、整備ペース、部隊レベルの編成、軍の主要な運用や訓練実績、国防予算の総額や内訳の詳細などについて明らかにしていない。
中国が、政治、経済的に地域の大国として着実に成長し、軍事に関しても、地域の
各国がその動向に注目する存在となっている中、中国に対する懸念を払拭するためにも、中国が国防政策や軍事力の透明性を向上させていくことが重要である。

中国は、98(平成10)年以降2年ごとに、総合的な国防白書である「中国の国防」を
発表してきており、04(同16)年12月にも「2004年の中国の国防」を発表した。中国が、自国の安全保障についてまとまった文書を継続して発表していることは、軍事力の
透明性向上に資する動きとして評価できる。
他方で、たとえば、国防費の内訳の詳細などについては、人員生活費、活動維持費、装備費に3分類し、それぞれの総額を公表しているのみであり、過去4回の白書によって、目に見える形で透明性の向上が図られてきたわけではない。次回国防白書を
含め、今後のさまざまな機会を通じて、中国が軍事力などの透明性を高めていくことが望まれる。

------------------------------------------------------------------

以上を読んで、どの部分から、小沢代表が言う「対抗しようという発想」が見出せるのか理解に苦しむ。
中国は、公式の発表で、2006年度の国防予算を約2,807億元(約352億ドル)としている。これは前年度より14.7%増加したことになる。
また、当初予算比で18年連続の二桁の伸び率を示している。この公表国防費の増額のペースは、5年毎におよそ倍額となるペースであり、過去18年間で中国の公表国防費は、名目上13倍の規模となった。

さらに、防衛白書は、「但書」で次のようにも書いている。


10)米国防省「中華人民共和国の軍事力に関する年次報告」(06年5月)は、中国の
実際の国防費は、公表数値の2倍から3倍と見積もっており、海外からの兵器調達、
人民武装警察、戦略部隊(核・ミサイル)、国防産業に対する補助金支出、国防関連の
研究開発費、予算外収入(軍のビジネスが一部残存)が公表国防費に反映されていないと指摘している。(引用終わり)

この「但書」にある、米国防省の「中華人民共和国の軍事力に関する年次報告」に対する指摘は、5月24日に発表された「ミリタリー・バランス2006」が、2004年の(研究開発費などを加えた)中国の軍事費を、人民元の購買力平価に基づいてドル換算をした
結果、公式発表の3倍超になると試算していることを見ても、「正しい」と言えるのでは
ないか。
ちなみに、「ミリタリー・バランス2006」の試算による2004年の中国の軍事費は、実に843億ドル(約6,725億元)にのぼる。

この、実質700億ドル(約8兆円)から900億ドル(約10兆3,000億円)にものぼると推測される中国の軍事費が、公式には約352億ドル(約4兆円)とされている。
しかも、その内訳の詳細については、「人員生活費、活動維持費、装備費に3分類し、それぞれの総額を公表しているのみ」であれば、「中国が軍事力などの透明性を高めていくことが望まれる」とするのは、隣国として当たり前のことと言ってよい。

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今の中国には、具体的な脅威は現実問題として存在しない。天敵であったソ連はとっくに崩壊したし、米国も「一つの中国論」を取っており、中国が台湾に対して武力を行使
しない限り、両国が軍事衝突する可能性は極めて低い。かつて対立を繰り返したインドも、今は友好国とまでは言えないまでも、少なくとも敵対国ではない。
にもかかわらず中国は、常識では考えられないほどの軍備の増強を進めている。これは、「我が国にとって脅威である」と捉えても不思議ではない。特に、1990年代の南シナ海における中国の行動を省みれば、なおさらである。
が、政府レベルで「脅威」と表現することは問題を生じさせる可能性が高いので、「透明性を高めていくことが望まれる」と遠慮がちに書いているのである。

それを、「対抗しようという発想だけ」と斬って捨て、返す刀で「日中・日韓・アジアの
関係もまったく本音ベースの話し合いができない。中国に至っては形の上さえ話し合えない。それが今の小泉政治の問題だ」という批判にすり替える。
冒頭の小沢代表の発言が本当ならば、彼の振りかざす刀は「竹光」以下と断定せざるをえない。大根さえ斬れないナマクラである。
外交も安全保障も教育基本法も、すべてが権力闘争の手段にすぎない。これは、反体制派左翼の発想・手段であって、たとえ野党といえども、国政に責任を有する政治家の言動ではない。

欧米先進諸国の政権担当能力のある野党は、激しい政権批判は展開しても、国益に反するような言動はけっしてしない。それは、国家、国益を守ることの重要性が骨身に沁みているからである。

小沢民主党の無責任な批判を糾弾する!!!

【追記】 
■1990年代の南シナ海における中国の行動

1992年:南沙諸島、西沙諸島領有宣言
※中国が「領海法」制定により、南沙諸島、西沙諸島の領有を宣言。
西沙諸島は、米軍がベトナムから撤退した翌74年に、武力によってベトナム軍を排除。既に実効支配している。

1995年:ミスチーフ環礁占拠事件
※南沙諸島のミスチーフ環礁を中国が占領、半永久的な軍事施設を建設。
米軍は92年、既にフィリピンのスービック海軍基地、クラーク空軍基地の両方から撤退していた。

1997年:スカーボロ環礁領有問題
※フィリピンが歴史的に領有してきたスカーボロ環礁に対し、中国が領有権を主張。

なお、西沙諸島は中国だけでなくベトナムも領有権を主張。
南沙諸島は、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイの6カ国が、その全体、または一部の領有を主張している。

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

>欧米先進諸国の政権担当能力のある野党は、激しい政権批判は展開しても、国益に反するような言動はけっしてしない。それは、国家、国益を守ることの重要性が骨身に沁みているからである。

はははーーあ、
政権担当能力のない野党がいるこの国や政権担当能力がないのにもかかわらず間違って政権についてしまった、かの国の与党は国益に反することを平気でするのは、納得です。

投稿: 正成 | 2006/08/02 20:22

>対抗しようという発想だけでは良いことは何もない
ははあ、いい言葉では無いですか。
自民に対抗しようという発想しかない民主党に、そっくりそのままお返ししたい素晴らしい言葉だと思います。

…頭痛くなりますね、最大野党がこのレベルというのは。

投稿: 冬 | 2006/08/02 23:58

十年一昔とは良く言ってもので、手段が稚拙に見えてしまうのは、情勢の変化の速さが身にしみない加藤先生や山崎先生と同じ匂いがしてきたためかもしれませんが、それでは困るのです。

野党第一党党首になられた時には、民主党が政権与党と、切磋琢磨し合いながらのすばらしい緊迫した論議・論争を、結党以来初めてして頂けるものと、本当に期待しておりましたが、このままですと元の木阿弥になってしまいます。

確かに今は、"超"少数野党ですが、これからは懸命に繰り返し繰り返し国のためになる主張をしてさえいれば、誰かがちゃんと聞いていると信じて、頑張って頂きたいと本気で思っております。
不断の努力で国益を考え抜いた発言をお願いいたします。

政権能力のない民主党の存在こそが、一番、日本の国益に反することと、今回はあえて言わせて頂きます。
民主党が力不足だから、ああいうのがうじゃうじゃ自民党にいてもまったく問題にならないまま、自称総理候補や自称キングメーカーにまでなってしまう。

ガンバレ小沢一郎先生。
(ちょっと言い過ぎでしたら申し訳ありません)

敬具

投稿: 螺旋丸 | 2006/08/03 00:23

小沢氏、中国の軍事力を「不安定要因」であると認めているわけですが、

「不安定要因を除去する為には本当の信頼関係を築くのがまず大事だ。」

ここの所が良く解らないですね。
中国の不透明な軍事力拡張は日本だけの問題ではなく、
国際的な問題になっているわけですから。
アメリカの国防白書のみならず、EUの対中武器輸出問題でも
中国の軍事力の透明性がネックになっていますしね。
小沢氏の論法でいくと中国は日本のみならず、世界各国と信頼関係を築いていないと言う理解になります。
批判の矛先は常に小泉ありきの小沢論法、
まるでパブロフの犬状態になっています。
ここまでくると党利党略さえ逸脱した私利私欲そのもです。
生まれ変わった自称「ニュー小沢」のはずなんですが、
輪廻転回して腹黒度を増しただけのようですね、パブロフ小沢。


投稿: クルーソー | 2006/08/03 06:48

年金未納騒ぎのとき、一旦代表に就任しながら、二日とおかずに未納を理由に辞任してみせたことがありましたね。
これについてコメントを求められた安部幹事長(当時)が、こみあげる笑いを必死にこらえている姿が印象的でした。私の気持ちそのままでしたから。
密室の寝技や差し違えばっかりで国政が担えると思ってるんでしょうかね、この人は。白日のもとでの公明正大な議論が前提となってこそ、交渉術が生きる場所もあるんでしょうに、まったく逆。というか、前者がすっぽりかけおちている。
これについてはマスコミも罪が重いですね。政府発表について野党のコメントを求めるとき、毎度毎度、「内容に一切踏み込まない批判のコメント(正味20秒)」ばかりを報道して、国民的議論に貢献したような阿呆な錯覚の世界に生きてきたのですから。与党に反対という「立場」の表明に過ぎないものをいくら報道したって無意味です。むしろ、「立場表明」だけで、内容を批判できない党首が存在すること自体を批判してこそマスコミでしょうに。
坂さんみたいな人が出てくるようになって、まっとうな論説をようやく読める時代になりましたが、小沢にしろ、マスコミにしろ、アタマが本当に古くてお粗末ですねえ。二児の父として、深刻に憂鬱です。

投稿: かろかろ | 2006/08/03 07:36

民主党の党首は何人か交代したけれど、発言は反対のための反対に終始している。これは単に民主党の党首がダメなのではなくて、小泉率いる自民党が成功理に政権運営しているからだろうと思う。そもそも小泉さんの最初の成功はそれまでの菅さん率いる民社党の政策を自民党の政策にしてしまった点にあった。
うまくいっている時には見え透いた批判をしてもダメだ。しかし今後自民党が失敗することもないとは言えない。そうすれば政局が動くかも知れない。民主党にだって優れた人材はいるだろうが、要は議員一人一人が時代を見据えて自分を磨くことだ。

中国の軍備に関して言えば、確かに台湾や日本から見たら脅威だ。しかし中国から見たら増強の必要はあるのだろう。米国と対立するイランなどへの裏支援も中国の役割だ。
対話によって中国の暴走を押さえるのが米国の政策であり日本の外交でもなければならない。ただし対立的な問題項目が幾つもある中で、媚中は外交ではない。率直に話すことが対話であり、小泉流の一見対決姿勢も長い目で見たら対話を進めることになっているだろう。対立項目を浮かび上がらせ、対話し、いずれは落としどころを探る。それが外交だろう。小沢代表の批判は当たっていないと思う。

幸い中国との争いはどちらかと言えば守りの応対で済むような部分がある。国境問題だってまだボヤの段階だし、活発な経済交流もあるし、広い意味では米国や国際世論も後ろにいる。むしろ日本に取ってはロシアとの外交の方が問題ではないか。戦後数十年経っても4島を取り返すなど夢の夢に見えるし、大切な経済交流は出遅れているように見える。

投稿: KappNets | 2006/08/03 10:51

小沢イチローね・・・なんか自暴自棄っぽい物を彼から感じるのは私だけでしょうか?

本気で政権取るつもりなら党内で小沢塾なんかせずに、全国遊説で所信を有権者に問うべきでしょう。暑い季節ならなおさら。

実は有権者の多くは政策ディテールには注意を払いません。でも「何かやってくれそうな熱さ」には敏感です。それが民主党代表には希薄であり、小沢イチローはその中でも「体温が低い」と感じさせます。

勝手に他人の感情を忖度するのは何ですが、小沢本人は自分が内閣総理大臣の器じゃない事を重々承知しているでしょう。でもそれを認めてしまうと周囲から「昔の人」として扱われてしまう事は明白で、それが怖くて虚勢をはっているのではないでしょうか?

どうも小沢本人は「何かというと財政や政治すがる国民が多すぎる。鍛えなおす必要がある」と考えている様ですが、メディア受けが悪いと踏んだのか、本音を語らないままですね。むしろ新鮮な印象を有権者に与えるんじゃないか、と思うんですが・・・

投稿: ぺパロニ | 2006/08/03 11:32

小沢氏、菅氏、鳩山氏の3巨頭?と自民党の古賀氏、二階氏、加藤氏、山崎氏、河野親子の残存勢力がアジア外交(中国だけ)の正常化を嫌い、平成の李朝を目指して邁進する姿、実に浅ましいの一言、何を恐れているのか?何を得ようとしているのか?がさっぱり分らないのです。
小沢氏に関しては金丸氏の権力基盤が崩れて以降は泣かず飛ばず、自民党を出たのでは無く居場所が無くなったと感じていました、豪腕と謳われたこと自体が何を持って豪腕なのかが未だに疑問、一度知る人が有れば教えて欲しいと思って居ます。
党首に推されてからは自民党の選挙対策を民主党に移して元の組織を回っていると聞きます、何の事はない政策などこの人には無いのです。
多分、野党とは与党に反対する事なり、国など成るようにしか成らない、釣りでもして3人が協力して参議院選挙を戦う姿勢をマスコミに報道させよう、横路?に逸れると菅さん頼む、憲法で振られると鳩山さん頼む、可哀想と云えば可哀想、今まで自分で考えた事のない人だけに戸惑いを隠せないのが現状では無いでしょうか?とても総理の器では有りません。

投稿: 猪 | 2006/08/03 14:36

 何と言うか・・・

 まだ社民党、社民連出身の代表なら諦めもつこうものの、これでも自民党最大派閥出身の自民党幹事長経験者だって言うんだから頭抱えるしかありません。 ってか、自民党の幹事長ってこの程度でも勤まってたのかと_| ̄|○

 日本の防衛方針に文句つける前に、特亜の合理的理由無き日本敵視と軍備増強へこそ文句を付けるべきだろうが。これでまた日本の政権交代は10年遅れるんだろうな。自民党がそれまでに腐り落ちなければ良いんだけど・・・・

投稿: TMN | 2006/08/03 18:07

皆さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

民主党、小沢代表になって、ますます印象が悪くなったような気がします。
菅、鳩山の3トップで釣りを楽しんだとか(笑)

早く、我が国にも政権担当能力のある野党が現れてほしいものです。
このままでは、自民党も含めて、我が国の政治は退化していく可能性が大です。

どうして、国のあり方について真正面から議論しないのでしょうか?
小沢代表、見かけ以上に老け込んでいるのかもしれません。
渡部黄門様も「小沢には首相は務まらない」と言っていましたし…

投稿: 坂 眞 | 2006/08/04 00:24

国民に信頼される政治家のイメージを保って来た小沢氏が
とうとう、底の浅さを露呈して来たのかなぁ...と思って
しまいます。

結局は、強面のふりをする「政治屋」だったんですね。
多くの政党を結成しては壊してきた所業も、政治理念の違いでは
なく、権力奪取への方法論の違いだったのでしょうか。

まぁ、マスゴミの報道ですから、発言した内容の一部をとらえて、
都合の良いコメントとして引用しているのでしょうが、それに
しても、政治の指導者としての高い見識が感じられない。

投稿: ムフフ | 2006/08/04 09:21

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