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2006/09/18

中国的特殊事情に配慮などいらない


政府が、11月中旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前にも再開させる方向で調整している中国との首脳会談設定が難航する可能性が出てきた。次期首相就任が確実視される安倍晋三官房長官の歴史認識をめぐる最近の発言に中国が懸念を強めているためだ。

安倍氏は自民党総裁選の討論会などで、中国政府が1972年の日中国交回復で戦争賠償請求権を放棄した際、日本の戦争指導者と一般国民を区別する論理を取った経緯について「そんな文書は残っていない」と述べ、中国独自の立場だとの認識を表明。
その後も「私は会談の場にいなかったのでやりとりは知らない」などと強調している。

これに対し中国側は現段階で「総裁選向けの発言と受け止めている」(中国筋)と冷静を装っている。しかし実際には当時の交渉記録精査を既に始めており「首相就任後に同じ発言をすれば強く反発する。安倍氏の言動を見極める必要がある」(同)と態度を硬化させ始めている。

中国政府は、賠償請求放棄の際に「戦争責任は日本の一部の軍国主義者にあり、
日本の一般国民も被害者だ」との論理で中国国民を納得させた経緯がある。安倍氏の発言は、A級戦犯を祭る靖国神社への首相参拝と同様、中国政府にとっては自らの
説明の正当性否定につながりかねない。

(後略)

日中首脳会談の再開難航も 安倍氏の歴史認識に懸念
(2006/09/17 共同通信)

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上記の安倍発言は、自民党総裁選の候補者討論で、谷垣禎一財務相の主張に対する反論の中で述べられたものだ。
が、安倍氏は「中国独自の立場だとの認識を表明」しただけで、中国側の発言の有無に言及したものではない。

この中国側の立場は、1972年9月25日の北京の夕食会における周恩来首相(当時)のあいさつに盛り込まれたものである。


周首相は「1894年から半世紀にわたる日本軍国主義者の中国侵略」と前置きして、「中国人民は毛沢東主席の教えに従って、ごく少数の軍国主義分子と広範な日本人民とを厳格に区別してきました」と表明した。
4日後、田中角栄、周両首相が調印した日中共同声明は「日本側は、過去において
日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、
深く反省する」とうたった。(産経新聞【主張】より抜粋)

この周発言に対する日本政府の立場は、過去のエントリーでも書いたが、「中国がそう言っていることをわれわれは事実として認識している。良いとか悪いということについて、日本政府としての立場は基本的に明らかにしていないのではないか」(谷内正太郎外務事務次官)というものだ。

つまり、谷垣氏が持ち出した「日中国交回復の時に、中国は戦争指導者(の戦争責任)と一般国民を分けて考えた経緯がある」(2006/09/12 讀賣新聞)という中国側の立場の前段には、1894年、つまり日清戦争も中国に対する侵略であり、当時の日本は既に軍国主義国家だったという中国、というより中国共産党(中共)の認識があるのだ。
日本人で、日中戦争(支那事変~大東亜戦争-1937年~1945年)を侵略と規定し、
当時の日本が軍国主義国家であったと認識している人でも、この中共の認識に同意する人は極めて少ない。
だから、日本政府(田中角栄内閣)は、日中共同声明において「過去において日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する」としたが、中国(中共)の主張や認識に「良いとか悪いということについて、日本政府としての立場は基本的に明らかにしていない」のである。

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共同通信が言う「中国政府は、賠償請求放棄の際に『戦争責任は日本の一部の軍国主義者にあり、日本の一般国民も被害者だ』との論理で中国国民を納得させた経緯がある」というのも真実ではない。
谷内外務次官も述べているように、当時の中国がそう言ったのは事実である。が、それは中国側の事情であり、言い分にすぎない。
当時の中国(中共)を知らない人の中には、そういう中国の主張を「なるほど」と思う方もいるかもしれないが、私のように、当時の中共に異常な(笑)関心を持っていた人間からすれば「冗談ではない」ということになる。

当時の北京放送(現・中国国際放送局)を聴いた経験がある人はお分かりだと思うが、中共は、毎日のように毛沢東礼賛と日本軍国主義に対する激烈な批判を繰り返していた。もちろん文化大革命を称え、米帝国主義やソ連修正主義への批判も欠かさない。
当時の私は極左であり、毛沢東主義や文化大革命に大いに関心があった(中共とは
立場は違ったが、淡い期待があった)。そのころの部屋にはテレビもなく、夜は北京放送とニッポン放送のオールナイトニッポンを聴くのが日課だった。
そんな私にとって、1972年2月21日の米大統領ニクソン(当時)による訪中は、驚天動地の出来事だった。それからすれば、同年年9月の田中角栄訪中と同月29日の日中
共同声明
は、それほどの驚きではなかった。
しかし、直前まで米帝国主義に追随する日本軍国主義を罵り、日本人民に決起を促していた中共が、その軍国主義政府と手を握る。これは事実としては認識できても、中共が何を考えているのかはまったく理解不能で納得がいかず、消化不良のままだった。
当時、同じ戦列(8派共闘)にいた毛沢東主義のML派などはもっと深刻で悲惨だった。自分たちの主張してきたことと、中共の路線変換(変節)との齟齬を総括できず、組織が崩壊-消滅したほどの打撃を受けた。

※後日、集会に現れたML派幹部が、赤に白線のML派のヘルメットではなく、「日中友好」と大書きした白ヘルメットをかぶっていたことは、お笑い種(ぐさ)でしかなかった。

我が国の左翼にこれだけの大打撃を与えた中共の変節を、中国内で納得させるには
尋常なやり方ではとうてい無理であったと思うのが自然である。
何しろソ連を修正主義と批判し、革命を世界に輸出し、米国との戦争も辞さないとして
いた指導部(毛沢東)が日本軍国主義や米帝国主義と手を握るというのである。いかに毛沢東に対する個人崇拝と四人組による強権支配が貫徹されていたとはいえ、国内的合意を得るには、多少強引ではあっても、それなりの論理がなくては体制が揺らぐ。
そこで持ち出されてきたのが、「共産主義革命に対する今の最大の脅威はソ連修正主義であり、それから中国と革命を守るためには、あえて日本軍国主義や米帝国主義と手を結ぶ必要がある」という「敵の敵は味方」という論理である。
「戦争責任は日本の一部の軍国主義者にあり、日本の一般国民も被害者だ」という
論理も、従来の主張と実際の行動との矛盾を糊塗するために、中共指導部が編み出した「苦しまぎれの言い訳」にすぎなかった。

※そういう意味では、安倍氏の「中国独自の立場だとの認識」が「中国政府にとっては自らの説明の正当性否定につながりかねない」という共同通信の指摘は正しい。

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実際、当時の中ソ対立は本格的な武力衝突にまで発展しかねないレベルに達していた。大小の軍事衝突が頻発し、中ソ国境に配備されたソ連軍兵力は55個師団約47万人、中国側は60個師団100万人以上にのぼった。だからこそ中共は日米に接近し、
日米安保条約を積極的に評価する必要性があったのである。

世界の軍事情勢 Chuso_1













しかし私は、この中共による日米安保条約の積極的評価には呆れた。もう無節操というか、何でもありというか。
私はこのときから中共を100%信用できなくなった。

なお、中共が日米安保を肯定した時の社会党(現・社民党)幹部の苦渋の表情が今でも忘れられない。
野党外交と称して中共べったり路線を歩み、日米安保条約破棄を声高に叫んでいたのに、親分がいきなりハシゴをはずしてしまった。
そして、その後の日中友好は社会党ではなく、自民党・田中派-竹下派が公明党・
創価学会を利用しながら仕切っていくことになる。そこにおいて、膨大な額にのぼる
対中ODAは賠償請求放棄の代わりだとされたが、そこにどれだけの利権が絡んでいたのかは藪の中である。

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以上をお読みになればお解りいただけると思うが、谷垣氏の言う「日中国交回復の時に、中国は戦争指導者と一般国民を分けて考えた経緯がある」という中国側の立場の背景には、その直前まで「日本軍国主義打倒!」を叫び、「革命の輸出」を主張していた中国(中共)の特殊事情があるのである。
そんな、当時の中国の特殊な国内事情に端を発する経緯まで、これからの日中関係を考える上で配慮しなければならないと言うのか?
それとも谷垣氏は、中国側の立場の前提となっている「1894年(日清戦争)から半世紀にわたる日本軍国主義者の中国侵略」という歴史認識を肯定するとでも言うのか?

谷垣発言の本質は、小泉内閣が登場する以前の対中外交に回帰せよ、と言っているに等しい。つまり、自国よりも中国側の立場に配慮し、中国の歴史認識に同調する。
これは、ひざを折り、屈服する姿勢を示すことで、中国の「お好みの日本」になろうとする、時計の針を逆回りさせようとする態度以外の何ものでもない。

谷垣氏はその後も、安倍氏の反論に対して「日中関係は今まで多くの人の議論の積み重ねがあった。それを全部無視して『紙に書いてなかった』と言うのは、本当の意味での信頼関係をつくっていけるのか。率直に言って疑問だ」(2006/09/12 朝日新聞)と
批判している。
これは、社民党の福島瑞穂党首の「外交は交わした文書だけがすべてではない。お互いに(認識を)積み上げてコンセンサスを作ってきたのだから、外交的にも極めておかしい」(2006/09/13日 共同通信)という批判と瓜二つである。
要するに、結党(旧・社会党を含む)以来、文化大革命時代を含めて常に中共の友党であり、中国側の利益を代弁してきた社民党の党首と、我が日本国の総理を目指している谷垣氏の認識は同程度ということである。

こんな政治家を総理大臣なんかにしてはならないし、また絶対になれるわけがないと
断言する。
私は、7月のエントリーで、谷垣氏の実務能力を評価するようなことを書いたが、外交に関する知識と認識が福島氏レベルの人間など次期政権にはまったく不要であり、有害ですらある。
過去のエントリーで書いた、「次期首相は、谷垣を排除すべきではない。適材適所で
使えば、大いに力を発揮するはずだ」という提言は全面的に撤回する。

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同盟関係にある日米でさえ、時としてその歴史認識に齟齬が生じることがあるのに、
基本的価値観や政治体制がまったく違う日中両国間で、歴史認識を共有するなんて
不可能と言ってよい。
無理に一致させようとすれば、どちらかが屈服するしかない。1972年から2001年までの日中友好は、我が国が屈服してきたことの裏返しでしかない。
そんな「友好」などいらないし、首脳会談が実現されなくても一向にかまわない。

国が違えば歴史認識も違う。時代によって歴史認識も変わる。これは当たり前のことだ。
もちろん、内閣が代わったからといって、過去の自国政府が表明した立場を全面的に
否定できるわけではない。が、相互が承認したわけでもなく、交渉の過程で相手国が
表明しただけにすぎない歴史認識を、今の我が国が認める必要も、受け入れる必然性もない。

本当の未来志向の二国関係とは、お互いの歴史認識の違いを認め合うことが大前提である。

それでなくとも、我が国はこれまで何度も謝罪し、莫大な額のODAを中国に供与してきた。
これ以上、中国の国内事情に配慮する必要はない。自国の事情は、まず自らが解決するのが国際関係の基本である。

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中国(政治)」カテゴリの記事

コメント

>中国政府は、賠償請求放棄の際に「戦争責任は日本の一部の軍国主義者にあり、日本の一般国民も被害者だ」との論理で中国国民を納得させた経緯がある。
 これを鵜呑みにした似非インテリがわが国に非常に多い。
 さも自国が国民主権国家であったように、納得させられる賢い中国国民が数多存在していたかのような偽装は国内向けの宣伝であり、あくまでt中国内の歴史認識であるから、わが国がその真意を云々すること自体は内政干渉である。

投稿: ぷく | 2006/09/18 15:30

歴史上の事象は一つしかないがそれに対する歴史認識は異なるいくつかの見方があって当然である。
民主主義とは多様な見解を許容することだと思う。
独善的な中共の歴史認識を押しつけるのは全体主義の発想である。

投稿: yuki | 2006/09/18 17:14

 議論はよく理解出来ますが、ただ一つ。
 「我が国はこれまで何度も謝罪し」「莫大な額のODAを中国に供与してきた」という論理は、残念ながら多くの中国人は受け入れません。単純に言えば、謝罪の舌の根も乾かないうちに靖国に行くのだから誤ったことにはなっていない。ODAには資本の論理があり、日本企業優遇などの条件も付き純粋な支援では全くない。といったところでしょうか。早い話不信感ですね。

 謝罪とはそうしたものです。交通事故と同じです。被害者の納得を得るのは難しいと思います。謝ったし金も払った、と言われて納得する被害者がいるでしょうか。昨今頻発する飲酒事故の被害者の意見を聞けば分かりますね。
 むろん卑屈になっても解決しませんし、さりとて突っぱねてもすぐには解決しません。正論を積み重ねつつ百年和解の機会を待つという所でしょうか。

投稿: KappNets | 2006/09/18 17:36

スレ違いですが一件ご紹介させて頂きます。
「博士の独り言(下記URL)」に次の記事があります。
http://blog.goo.ne.jp/plank/e/c1798c1cfc37d4985aeef670d976550e

SK-Ⅱの例に観る理不尽な恫喝

 P&Gグループ、日本マックスファクター社製の「SK-Ⅱ」が、中共本土内で理不尽な報道に遭っている。明らかな恫喝である。
 一方、日本のメディアではこの理不尽な恫喝が報じられていない。
 日本マスコミは知らん振りを決め込んで中国擁護に回っている体たらくです。
 こんなもんが、「権力の監視」だと笑わせるな!

投稿: 基準点 | 2006/09/18 18:23

なるほど、中国は1970年代にそんなことをやっていたんですか。そのころ日本は高度経済成長路線にそって、政府ぐるみで製品の世界的シェア増大に血眼だったと思う。こりゃあどうしたって差がつきますね。

中国の言分を聞く事はよい。ただし、こちらの言分も聞いてもらう。盲目的に相手の言分に従うことはすべきでない。谷垣さんは外交問題に関してはいまいち信用が出来ない。経済問題では21世紀の未来を見据えたビジョンがそれなりに描けてるんですけどね。中国の対応で誤っている。支持者が減ってもこんなことを方針とすべきでなかった。残念。

投稿: プライム | 2006/09/18 18:24

中国の「正しい歴史認識」ですから一つしか有りません、時代により環境により変化するのが「中国の歴史観」、変らないのは「共産党党是」だけと言う異常な国です。多分「靖国神社」に文句を付ける事が自国を有利にする、それだけでしょうね。
承知の上です、日本を自国に取り入れる「メニュー」の一つでしょう。

田中首相が国交回復時「謝罪」は問題にも成りました「反省」とは中国では足を踏んだ時に誤る様な言葉だそうですが、それを中国は呑んでいるのです。
それだけ筆者が言われる「ソ連」の軍事力に脅威を感じて日、米に近付きたい一心「靖国神社」など当時は知りもしないのが当たり前だったのですよ。

日中友好条約を結んで仕舞った、日本の政治とODAの中身の甘さを見透かし、日本のマスコミを利用した得意の「手」で日本人に「本」を作らせ、「罪」を作らせ、一つ一つ「メニュー」
を積み上げて来た、その中に「靖国神社」も有った、参拝などどうでも良いと考えていると思います、合祀後の首相参拝を見れば後付け「抗議」が明々白白、ナイーブな日本人は乗っかるのも早いのです。

それが証拠に防共協定で3カ国は同盟の筈ですよ、ドイツ、イタリヤ、最後に戦った蒋介石の応援をしたイギリス、アメリカ等には何も云いません。日本には中国の価値観を押し付ける隙が有り、利用できるから政治的にも経済的にも中国の思うように扱いたい、ONLY之だけでしょう。
百年和解など何処の国とも不可能、国と国の関係は甘いものでは有りません、日本が普通の国に成るだけで「和解」など簡単です。

投稿: 猪 | 2006/09/18 18:47

日中国交回復当時の左翼内部思想動揺事情の紹介に感謝。そんなことは在るだろうな位に当時思っていましたが、真剣な人ほど衝撃だったでしょうね。
私は一足早く、「社会主義国の原爆は良い原爆、資本主義のそれはダメな原爆」という共産党主張を聞いて、そんんな馬鹿な、と疑問を感じたのが、若年左翼シンパだった自分の思想転回の始まりでした。何しろ戦争は終わった、こりごりだ、資本主義は悪だ、これからはマルクス主義だ、という時代の思春期若年でしたから。東大某教授が率先して共産党入党、皆左へならえ、の時世でしたから。
中共、一皮むけば国益優先、理屈はあとからつける。「敵の敵は味方」懐かしい言葉です。
谷垣総理大臣絶対ハンターイ。大体東大出というのは案外ダメなんですよ。庶民感覚がない、直感がない。
こんなのは経理でも片隅でシコシコやらせていればよい。方針決定にかかわらせてはダメ。日本を滅ぼして、中共の永久下鳥にさせてしまう。桑原桑原。(用語が古いですね:苦笑)


投稿: 元サヨクシンパ | 2006/09/18 19:47

理不尽な国に言うべき事を言う、

たとえ、それで孤立すると言われたら、

日本は孤高の道を行く、と言い返せば良い。

投稿: ねねこ | 2006/09/18 19:54

 資本の論理からすると、日本とシナは、アジアに位置する、同じ穴のムジナ、歴史云々などくだらない事言ってないで、仲良く利益を追求しろ。だと思うのですが、文化、習慣を比べると、水と油、混ざることはまずありません。資本家側も知っているはずです。知っていて、あえて刺客を送ってくるのが、孫子の兵法の本家のすごさです。200年あるいは300年に一度北方から、異民族が攻めてくるのに、嫌気が指して、土の壁を作ってしまう彼ら、日本人なんて赤子の手をひねる程度にしか考えていないのではないでしょうか。政治の世界ではシナは朝礼暮改、君子は豹変する等もう、三国演義の世界そのものだと思って間違いないと思います。

投稿: hito | 2006/09/18 21:17

事務屋に過ぎない谷垣氏はやはり有害です、坂様の意見撤回を強く支持します。

投稿: MultiSync | 2006/09/18 21:31

SK-Ⅱの件は韓国の国営KBSでも鬼の首をとったように取り上げていました。日本のマスゴミの対応がある意味楽しみです。
条約など文章に残らない密約の存在を配慮する事が認められるなら、慰安婦の謝罪問題で河野や宮澤がした裏取引も公にして、韓国など当時者を非難する事もOKということでしょうか。。。そうしたいもんです。谷垣完全に終わった

投稿: ゆこ | 2006/09/18 21:53

坂さん、こんばんは。お久しぶりです。
 
 全体主義と比較するなら 民主主義とは迂遠なものですね。しかしそれでも人類普遍の価値をもつのだと信じます。
 
 ニクソンやキッシンジャーが中国共産党から天文学的金額の賄賂を受け取っていたことはまぎれもない事実のようですし、あと十数年もすれば全世界周知の事実となるでしょう。この事はモラルハザードだと批判するのは容易ではありますが、政治が結果責任を問うというなら、当時の中国共産党を東側陣営から引き剥がした功績は特筆に価するのではないかと思います。
 それに引き換え、日中国交を推し進めた日本の政治家達はどうか。一見利権がらみという点ではニクソン、キッシンジャーと同じ道筋を踏襲したように見えながらその実、アメリカの台湾関係法に比肩する対策を講じた訳でもなく ただただ無定見にODA利権に群がるばかりではなかったか。その様な連中の一人が谷垣ではないかと。少なくともその様な連中の気を引こうとしているのではないか。 
 総裁候補に谷垣という名前が挙がった後のテレビに映し出される彼の気負いと欲に目がくらんだようなその表情に 私は強烈な疑念を抱いていました。この男は偽者だと、私の当てにならない感性は叫び続けていました。
 
 この一、二年は日本国の正念場だと思います。

投稿: 武井 | 2006/09/18 22:02

私は朝鮮中央放送でしたね(w
あの頃から朝日新聞が戦時中の天皇神格化をしていたの
にも関わらず、北朝鮮の金日成神格化を否定しない事に
大いに疑問に感じたものですね。今の私の朝日新聞敵視
の原点がここにあるのかも知れません。つまり、
1970年代の当時から朝日新聞はご都合主義な新聞
で、共産党機関紙の赤旗もやはり同様であったと。
(少なくとも共産主義思想を大して持っていない人間
にとっては)

よって今の反政府サヨク勢力の事実上壊滅は必然の
出来事であったのでしょう。少なくともカルト集団的
身勝手論理が通用するほど世間は甘くはありませんし。

それにしても谷垣氏は首相の器では無い事だけは
確かです。典型的な保守派論客の中西輝政教授に
至っては露骨に「安倍内閣」は何回も求められる
と絶賛するほどで、しかも国難をしきりに強調して
いますので。まあ、テロリストとの戦いを想定しよう
ともしない者に今時の首相は務まる道理は有りませんな。

投稿: abusan | 2006/09/18 22:37

本日の表題「中国的特殊事情に配慮などいらない」
は、坂さんの」仰る通りだと存じます。

そもそも共同通信の以下の報道

>安倍氏は自民党総裁選の討論会などで、中国政府が1972年の日中国交回復で戦争賠償請求権を放棄した際、日本の戦争指導者と一般国民を区別する論理を取った経緯について「そんな文書は残っていない」
と述べ、中国独自の立場だとの認識を表明。その後も「私は会談の場にいなかったのでやりとりは知らない」などと強調している。
これに対し中国側は現段階で「総裁選向けの発言と受け止めている」(中国筋)と冷静を装っている。しかし実際には当時の交渉記録精査を既に始めており「首相就任後に同じ発言をすれば強く反発する。安倍氏の言動を見極める必要がある」(同)と態度を硬化させ始めている。>

これがそもそも曲モンや。

共同通信て油断ならん奴やからね。
場合によっては、朝日新聞より悪質やで。
通信社言うことで、いかにも事実を正確に伝えてるだけゆう感じがあるけどな。
顔が見えん分、こちらも用心せんとあかんで。
なんせ地方の末端の新聞社も、共同通信から配信されてきた記事をなんの裏取りもせんとそのまま載せるだけやからね。

おい、共同通信よ、(中国筋)って誰じゃい。
>首相就任後に同じ発言をすれば強く反発する。安倍氏の言動を見極める必要がある>言うて、ヤクザみたいなおどし付けてんのは誰じゃい。
日本の総裁選に干渉しょうなんて中国人は誰じゃい。報道機関やったらちゃんと伝えんかい。日本人に。

おまけに、

>中国政府は、賠償請求放棄の際に「戦争責任は日本の一部の軍国主義者にあり、日本の一般国民も被害者だ」との論理で中国国民を納得させた経緯がある。
安倍氏の発言は、A級戦犯を祭る靖国神社への首相参拝と同様、中国政府にとっては自らの説明の正当性否定につながりかねない。>

やて。

おい!共同通信よ、お前んとこも公正報道やら中立報道やらをを社是にしてるんやないのかい。(小生、お前とこの社是までチェックしてないけどな。どうせ其の通りやろ)。
中国共産党の出先か?

皆さん先刻ご承知やろけど、まづは共同通信社みたいな、正に、獅子身中の虫、中国様の提灯持ち、中国の三下やくざ(口先のいちゃモン付けを専らにする)に踊らされんように気をつけよう。

今回も、(中国筋)など持ち出して、なんのことはない、安部候補にマイナスイメージを与え、日本人に安部候補を避忌させようとする魂胆見え見え。ホンマに腐れ反日偏向報道会社やな、共同通信社てのは。

投稿: 忠 | 2006/09/18 23:59

訂正、言葉が欠落してました(^◇^;)

× あの頃から朝日新聞が戦時中の天皇神格化をしていた

○ あの頃から朝日新聞が戦時中の天皇神格化批判をしていた

と肝心の「批判」を入れるのを忘れてました(→o←)ゞあちゃー

これは偉い違いやんけ!!ちゅう事で訂正いたしまするm(__)m

投稿: abusan | 2006/09/19 00:56

国家レベルと個人レベルでの話を同列に扱うな。嫌なら条約も結ばなきゃいいし、援助も受け取るなってこった。

投稿: baka | 2006/09/19 02:19

国が違えば歴史認識も違う ←間違いありません ましてや日中は戦争当事国です 敵側の英雄は先祖の仇なのはあたりまえです 過去のこととしないで先祖慰霊的な靖国参拝に口出しするからおかしくなるのです。先祖は変えようがないのですし、慰霊をしないというのは日本人の宗教観に反します。この問題は中国が冷静になり引っ込めるまで待つほか無いでしょう。たぶんそのうち引っ込めると思います(またはしごを外される奴らが出てくる)
あと気になるのは「戦争責任は日本の一部の軍国主義者にあり、日本の一般国民も被害者だ」というのは中国が勝手に思っていることでよいのですが、それならば「対中ODAは賠償請求放棄の代わり」というのも日本側がそう思っているだけなのではないでしょうか。そうだとすると怖いことになります。ただいままで何も言ってこないところを見ると一応どこかに明記してあるのだと思いますが。

投稿: ころ | 2006/09/19 08:39

「日中国交回復の時に、中国は戦争指導者(の戦争責任)
と一般国民を分けて考えた経緯がある」と
これでは谷垣禎一氏は中共の代弁者であって
日本国民の代弁者つまり日本の国会議員ではありえない。

安倍氏は反論した
「そんな文書は残っていない。国と国とが国交を正常化するのは、
交わした文書がすべてなんだろうと思う」と。

文書に残っていること以外のことを言い出すときりが無くなる。
何を言っても良い状況になれば外交など成り立たなくなる。

谷垣氏は東大卒弁護士で国民の期待の星的存在のはずだ。
それが中共がらみの甘い罠疑惑にさらされている。
しかもこんな悪情報の最中に中共の代弁者の立場を取るなど
政治家として脇が甘い所ではない。無能というべきであろう。

北鮮利権政治家加藤氏が支持者であることも
国民の不信を掻き立てている。
こんな政治家には早く退場していただきたい思いで一杯だ。

投稿: docdoc | 2006/09/19 11:40

 “五類分子”と言えば、地主、富農、反革命分子、悪質分子、右派分子を指す言葉で、言ってみれば打倒すべき“階級敵”ということですが、最近はこれに日本人を入れて“六類分子”になったようですね。そう理解すれば、日本が中国の反日にどう対応すべきかは明らかです。
 謝罪は無意味です。
 謝罪して許された五類分子は存在しません。幸いこちらは一つの国家です。国民が団結して闘っていくほか有りません。そう覚悟を決めることです。

投稿: duzhe | 2006/09/19 12:55

 リンク集にある「ヒロさん日記」大変参考になりました。御礼申し上げます。

投稿: tatsujin | 2006/09/19 13:10

管理人さま>
>※後日、集会に現れたML派幹部が、赤に白線のML派のヘルメットではなく、「日中友好」と大書きした白ヘルメットをかぶっていたことは、お笑い種(ぐさ)でしかなかった。

なかなか当時の混乱振りを象徴するエピソードですね。
しかし、所詮他国のお経をむやみやたらに崇拝するからだ、と斬って捨てるのは非情でしょうか。

そして虚しいのは現在も、この当時から進歩していない様に見える事です。ソ連共産党が自家中毒で亡び、そのデッドコピーたる東ドイツが吹っ飛び、朝鮮労働党が腐り果て、ベトナム労働党(共産党)が裏切り、中国共産党が「もうかっての国民党並み(笑」の搾取階級に成り果てたというのに・・・

まだ外国政府の「院宣」やら「お墨付き」を欲しがって汲々としています。日本独自の歴史分析や社会分析、政策プランは無いのか・・・と寂しく思います。
もちろん「オルタナ・共生・ポスコロ三題話」のふざけた代物は却下ですよ(笑

なんというか、「おフランスでは・・・」を連発して石川啄木に嘲笑された永井荷風と、その精神や思考回路は何ら変わってない様な・・・

投稿: ぺパロニ | 2006/09/19 14:23

皆さん、こんばんわ。
コメント、ありがとうございます。

中国=中共ですから、統治者が中共でなくなったら、あるいは同じ中共でも反対派が実権を握ったら、また豹変するでしょうね、この国は。
ところで、2~3日前の讀賣に、蒋介石の国民党の方がまだマシだったという中国民衆の声が記事にされていました。
もう、終わった、そんな気がします。
まさにアンシャン・レジームですよ、中共体制は。


SK-Ⅱは5月に施行した「ポジティブリスト制度」に対する報復でしょう。
中国野菜の輸入が2割近く減っていますから。
つまり、自国の野菜に基準値をはるかに超える農薬が残留していることは棚に上げて、日本の商品に難癖をつけ、仕返しをする。
しょせん、その程度の野蛮な、ルールもマナーもない国です、中国は。
こんな国に熱を上げる企業経営者は、はっきり言ってバカです。

亡国の輩、以外の何者でもない。

投稿: 坂 眞 | 2006/09/19 19:16

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