郵政造反議員の安易な復党に反対する
自民党総裁選で各候補は、昨年、郵政民営化法案に反対して離党に追い込まれた
元自民党議員(無所属)の復党について、いずれも前向きな姿勢を示していた。
新総裁に就任した安倍晋三官房長官も、今月11日に行われた日本記者クラブ主催の総裁選候補者討論会で、「私が総裁になって、ほとんど同じ考えを持っている人が野党にいることの方が、むしろ国民にとってわかりにくいのではないか」(2006/09/12 讀賣新聞)と強調している。
ところが、ここに来て、にわかに慎重論が自民党内で浮上しているという。
片山虎之助参院幹事長も「郵政問題で自民党を離党した『造反組』の復党は、年内が一つのメドだろう。ただ、『参院選のため』だけでは姑息(こそく)だ。大義名分と時期は考える必要がある」(2006/09/19 讀賣新聞)と語っている。
片山氏は選挙区が岡山県で、来年が改選である。離党議員の中には地元が同じ平沼赳夫衆院議員がいる。来年の参院選挙のことを考えれば、地元に強い影響力を持つ
平沼氏の復党をもっとも望んでいるのは片山氏であると考えてもおかしくない。
ところが、その片山氏が「造反組の復党は大義名分が必要」と言い、慎重姿勢を示している。
なぜか?
一つは、「参院選挙対策というだけの理由で『郵政反対組の復党』を安易に許すようなことをしたら、昨年の総選挙で自民党に投票した多くの国民(無党派層)の支持を失う」
(山本一太自民党参院議員)という危惧の念を払拭しきれないからだ。
そして、もう一つの理由は、離党した無所属議員の中心的存在である平沼氏の一連の言動にある。
平沼氏は、9月10日のフジテレビ「報道2001」で、「礼節を持ってちゃんと前非を悔いてやるなら話は別だ。安倍(晋三官房長官)さんの政治手法をしっかり見ていきたい」と
えらそうに語っていた。
このとき、兄貴分の亀井静香氏(国民新党)と目と目を交わし、不敵な笑みを浮かべていたのを見て、正直、「この人、まだ勘違いしてるよ」と思ったものだ。
ところが17日(テレビ朝日「サンデースクランブル」)になると、「何も『手をついて謝れ』
ではなく、(自民党側から)『非常に迷惑を掛けたが、日本の将来を思ったら、また力を合わせてやっていきたい』ぐらいは言ってほしい」と急にトーンダウン。
「(離党した無所属議員が)キャスチングボートを握っている。民主党などが頑張ってしまうと、与野党が逆転してしまう」と、自らの存在価値を逆にアピールする無様さだった。
そして昨日になると、これだ。↓
↓
安倍新総裁が誕生した20日、郵政民営化法案の採決に造反して自民党を離党した
無所属議員らが会談し、復党について、一致して行動する方針を確認しました。
平沼赳夫衆院議員(無所属):「13人は、連絡を密に取って行動していく」、「(Q.一致した行動を取るのか)それはそうですね。それぞれ刺客を立てられて苦労してね」
来年の参議院選挙では、定員1人の、いわゆる1人区の結果が勝敗を大きく左右します。出席した議員の多くは、この1人区で強い地盤を持つことから、民主党との綱引きが激しくなっています。
会合では、自ら自民党に復党を求めるのではなく、党側から提案があれば検討する
方針を確認しました。また、平沼氏ら参加した議員の多くは、総理大臣指名選挙で安倍氏に投票する意向を示したということです。
平沼氏ら郵政造反組が会合「復党はみな一緒に」 (2006/09/20 ANN NEWS)
要するに、13人で集団的な圧力をかける。つまり、「みんなで渡ればこわくない」式の
発想なのである。
「自ら復党を求めるのではなく、党側から提案があれば検討する」と強がる一方で、
「総理大臣指名選挙では安倍氏に投票する」という証(あかし)を立てる。
あれほど強気で、傲慢とも思える態度だったのに、なぜここまで弱くなったのか???
これは、平沼氏が4日に、民主党の勉強会に講師として出席し、「自民党からやめるよう頼まれたが、私はインディペンデント(independent=無所属)である」などと豪語したことに対する反発もあるが、何といっても、 山本一太参院議員に向かって「あんまり調子に乗るなよ。お前、『抹殺するぞ!!』」と恫喝したことが大きな影響を与えている。
山本氏は9月6日、自らのブログで次のように書いた。
↓
(前略)
ゲストの1人としてやってきた某大物政治家が近づいてきて(怒りの表情を露にしながら)こう言った。「おい、お前、オレの復党の件について反対だとか何だとか言ってるらしいじゃないか...あんまり調子に乗るなよ。お前、『抹殺するぞ!!』」
(中略)
「お前、抹殺するぞ!!」と言われて、「いえ、そんなことは(特定の誰かを復党させるななどということは)言ってませんよ!」と即座に(かつ冷静に)答えた。数秒後、少し離れた場所から(続けて)「あんまり跳ね上がるんじゃないぞ!」というセリフが飛んで来た。「跳ね上がってなんかいませんよ!!」と(少し強い調子で)反論した。横にいた同僚議員が、右手を押さえて「これ以上はやめろ!」というサインを送ってきた。続けて口から溢れそうになった「激しい言葉」をぐっと飲み込んだ。
(後略)
この話は永田町界隈に、あっと言う間に広まり、平沼氏に対する若手議員の反発が強くなった。
「抹殺発言の当事者は平沼赳夫 」というのは 、TBSの深夜番組、アサ(秘)ジャーナルの司会の一人、玉袋筋太郎の日記「タマブログ」の2006年9月6日(水)で明らかにされている。
(私は、山本氏のブログを読んだ瞬間に、「これは平沼だ!」と直感で分ったが~笑)
↓
(前略)
アサヒジャーナルファイナル
5周年記念赤坂プリンス
まぁ、本当に政治家の先生が沢山顔を出してくださった。
石井一、藤井裕久、米田健三、樽井良和、
鎌田さゆり、小林興起、荒井広幸、山本一太、
武見敬三、原口和博、松原仁、細野豪志、高木穀
平沢勝栄,大村秀章、河村たかし、石関貴史、
郡和子、穀田恵二、浜四津敏子、早川忠孝、
岩国哲人、白槇勲、石破茂、平井卓也、
浅尾慶一郎、井脇ノブ子、川条志嘉、平沼赳夫、
松野頼久、島村宣伸、久間章生、川野太郎、
鳩山邦夫、石原宏高、牧原秀樹、枝野幸男、
達増拓也、井上信二、桝添要一、小野寺五典、
川口順子、澤雄二、小池百合子、高市早苗、
山本拓、池坊保子、坂口力、浮島とも子、
阿部知子、後藤田正純、渡部恒三 敬称略
1日に50人の政治家と逢ったら疲れるわ!
でも、よくぞここまで集まってくださった。
集まっていただいた政治家先生、
そして集めてくれたスタッフに感謝!
途中、山本一太さんを
恫喝するキラー平沼目撃!
凄いシーン見ちゃったよ!
(後略)
つまり、山本氏と平沼氏がゲストとして出演した番組とは、TBSのアサ(秘)ジャーナル・最終回スペシャル版だったわけだ。その時、平沼氏が山本氏を「抹殺するぞ!!」と
脅した。もうサイテーの政治家である、平沼氏は。
口では強がりを言いながら、心の底では自民党に一刻も早く帰りたくてたまらない(笑)
なお、これは、私が定期的に訪問する「Here There and Everywhere」さんの9月12日付のエントリーで紹介されていた。引用もそこからである。
玉袋筋太郎の日記からは、該当箇所(太字・大文字の部分)は既に削除されている。
ネットで話題になったから、あわてて削除したのであろう。
(ちなみに、「抹殺発言の当事者は平沼赳夫 」というのは週刊新潮9月28日号でも報じられている)
平沼氏の「勘違い人間」ぶりは、私のエントリー「平沼赳夫を論じる。」を読んでもらえればよく解ってもらえると思う。
こんな人物に期待する人がネットにもけっこういる。そして、そういう人に限って小泉純一郎首相をボロクソに言う。
もう爆笑ものである。
安倍新総裁に言いたい!
郵政造反議員の復党は慎重にしてもらいたいと!!!
参照1:自民総裁選 候補者討論会 (2006/09/12 讀賣新聞)
参照2:人事、挙党体制が必要 (2006/09/19 讀賣新聞)
【追記】
上記の政治家のうち、川野太郎は河野太郎の間違いではないかと思う。
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コメント
私も郵政民営化法案に反対して離党した造反議員の復党には
反対です。特に節操のない野田聖子議員。ミケ
投稿: 屋根の上のミケ | 2006/09/21 20:41
こんばんわ!復党には絶対に反対です。あの人達は、利権団体、既得権益に群がっている集団です。まるで土下座をして謝れば、帰ってやるような発言をしています。土下座をして悪かった、私達が間違っていたと、謝るのは利権集団等です。執行部は、頭を下げてはいけないと思います。郵政選挙は大勝しているのですから当然です。
真紀子は政治家失格、安倍さんに対して身体的な酷い事を言ったらしいですね!辞職して欲しいです。云って良いことと悪い事が分からないのか、まるで子供!(より悪い)です。小泉さんにも耳を塞ぎたくなるような、毒舌を吐いて、ほんとにっ顔も見たく無いです。
投稿: 不夜城。 | 2006/09/21 21:19
私も郵政に反対した議員の復党には反対です。
離党させた議員を、参院選が苦しいからといって、復党させるなんて、節操なさすぎです。復党させるくらいなら、処分なんかしなければいいのです。
投稿: なつなつ | 2006/09/21 21:59
まるで政治小説を読むような気分。
安倍さん、旨くあしらってね。
平沼氏の裏側、真紀子の裏側、小沢の裏側・・・
誰かすっぱ抜いてくれないかな・・・
投稿: ブローガー | 2006/09/21 22:00
坂さんの意見に同意。
どこにでもいるんだよね、こういう勘違い野郎が。こういう奴に限って仕事はできない。とくに全体をみることができないため、つまらないことにこだわって肝心なことに思いが及ばない。平沼みたいな男は絶対に復党させるべきでない。復党させればかきまわされて、できるものもできなくなるに決まっている。
投稿: プライム | 2006/09/21 22:05
郵政、実は、田中派いや、橋本派の電波利権を、福田派いや、森派へ乗っ取り、完了した時点で、橋本派の復党、ただしかっての利権、口利き回路は、断絶。てなことになるのではないでしょうか。そこは大人の世界としか。。。
投稿: からす | 2006/09/21 22:21
あら、ホントに削除されてるわ。
圧力でもあったのかしら?
投稿: namibia | 2006/09/21 23:32
安易な復党は参院選の敗退につながるでしょうね。総裁選の地方票狙いのリップサービスだと思いたいです。
安倍氏の考えに近い、『真の人権擁護を考える懇談会』のメンバーで平沼、古屋、古川、江藤の4名が当選しており、平沼氏以外は対立候補が落選してます。この三人は復党しても大儀が立つかもしれません。
平沼氏は安倍氏のライバルになる存在なので復党は無いと思いますが、ここで復党を許すなら安倍氏は甘い人間なのでしょう。
投稿: くろ | 2006/09/21 23:51
はじめまして
お気楽事業家Kaoriです
苦しいから復党とか、反発したから離党とか子供のけんかじゃないんだからもっとしっかりとしてもらいたいです。
なんだか・・・国会事態がすごくお子様的なものにみえてくるときがあるんです。。。
もっともっと日本国民の代表としてしっかりと国民の為に頑張ってもらいたいものです
投稿: お気楽ママンKaori | 2006/09/21 23:53
私も郵政組みの復党には反対です。しかし、少しだけ復党させるのは、ありかもしれない。政治の基本は、相手を分断して自己は結束することです。一人も復党させないと、相手を団結させてしまう可能性もある。小泉の時には、棄権組、反対票組、参院反対組がちょうど上手い具合に人数が分かれたので、分断統治できました。ものすごく政治のセンスが問われる局面だと思います。但し、安部氏は郵政解散で見られたように、親分の言うことをロクに聞かない子分を養ってきた不思議な人物ですから、平沼ごときに組み伏せられたとしても、何ら驚きませんが・・。
投稿: popper | 2006/09/22 01:00
麻生さんが予想外に票を伸ばして、次を伺う体制になったので、麻生冷遇とか早速言われていますが、総裁選で戦った小泉首相を敢えて大臣として入閣させた故橋本元首相に倣ってほしいものです。まあ、権力闘争はそう生やさしいものではありませんが、現在の日本が置かれている厳しい環境を考えると、次の候補を潰すという次元ではなく、実力本位の挙党一致体制(津島派の「挙党一致」ではなく)を組んでほしいものです。
投稿: wnm | 2006/09/22 08:48
私も郵政造反組の復党には反対です。
民主党の小沢代表が古い自民党の選挙を踏襲して業界団体を回って支持を依頼しているようです。
しかしそれは多くの国民にとっては政官業の癒着つまり政治による特定団体への利益供与に他なりません。
所謂旧態依然とした田中派選挙にすぎません。
昨年の郵政選挙で小泉自民党が大勝したのは小泉首相が特定の業界団体の為ではなく国民の為という事が受け入れられたからです。
それが従来は何となく民主党へ投票していた無党派層が小泉自民党へ投票し都市部での圧勝に繋がったと思います。
復党云々は離党組が持っている地盤を参院選に欲しいと言うことだと思いますが、彼等が持っている地盤より無党派層の方が圧倒的に多い事を忘れてはなりません。
平沼さんや亀井さんはTVで小泉首相の悪口を言ったり、政策への批判は聞いたことがありますが、彼等自身が当該項目に於いて自分ではこういうするという具体的な政策案を聞いた事がありません。
そんなのが大物?なんですかね。
投稿: yuki | 2006/09/22 08:59
平沼氏は別として別に郵政民営化反対議員が自民党に復帰することはあってもいいような気がする。
投稿: ★李氏朝鮮の奴隷を解放したのは日本だった! | 2006/09/22 09:03
平沼赳夫衆院議員(無所属)
「13人は、連絡を密に取って行動していく」
一致した行動を取るのか
「それはそうですね。それぞれ刺客を立てられて苦労してね」
平沼氏は国民が小泉純一郎を支持した理由が分かっていない。
その政治家の発言内容や行動原理が
利権に左右されているかどうかを国民は問題にしたのだ。
日本国民の一人であることを忘れて
特定団体の利益を計ろうとしている国会議員。
反日国中・朝・韓の代弁をしているような人物。
反日侮日団体在日・同和の不合理な要求の代弁者。
特定郵便局局長の特権維持のために
国民の不利を承知で郵政民営化に反対した。
このよう人々が排除されるのは
国民の立場からすると当然である。
何故小泉政権になるまで朝鮮系金融機関の不正が摘発されなかったのか。
何故小泉政権になるまで不合理な同和行政が実行され続けたのか。
何故小泉政権になるまで拉致問題が公表されなかったのか。
何故朝鮮総連の悪事が公表されなかったのか。
利権まみれの政治家が権力の中枢に巣食っていたからではないのか。
この日本国には不明朗な利権政治家は要らない。
投稿: docdoc | 2006/09/22 09:30
郵政民営化の危険性を良く分かった人達が、自民党内で反対した人達です。小生から言わせたら憂国の士の人達です。全体主義的国家では無かったとの証拠では無かったでしょうか。
何故民営化の必要が有ったのか?彼等郵政公社の人々の給料は税金から出ていません。又赤字を垂れ流してもいなかった。
政府に民営化のメリットは何なのか問い合わせても知らない振りする。
元首相も官から民への掛け声だけ。殆ど語らない。
ここの人達は郵政の民営化の本質は分かっているのでしょうか?国民のB層と揶揄された人々でなければ良いのですが。
ごめんなさい。自分も随分勉強し、刺客に刺された城内実氏の後援会にも入っており復帰を強く希望しているものです。小生は簡単に自民党に復党と言う意味ではなく、新党を創っても良いと思っています。彼等の志に希望する自民党の人間が彼等と合流でも良いと思っております。
投稿: Hatumagodekita | 2006/09/22 13:06
>>yukiさん
>そんなのが大物?なんですかね。
少なくとも平沼、亀井ら「本人たち」は「それなりの大物」だと思っているんでしょうね・・・・まぁ、古賀誠もその類の政治屋ですが・・・何故にマスコミは古賀の発言などを取り上げるのか?と、いつも不思議に思っています。古賀なんぞにそれほどの影響力があるのでしょうか?ところで、確かに安倍自民党にとっては次の参議院選が政権党としての浮沈をかけた選挙になるのでしょうが、だからといって、平沼、亀井など確信犯的な反党行為で放逐された連中を安易に復党させれば,かえって多くの国民の中に自民不信という容易ならざる事態を招くと思いますね。
投稿: 疑問符 | 2006/09/22 14:50
「今後役に立つかどうか?」も判断材料でしょう。
しかし郵政民営化反対議員の大半は「シナノケツナメ」なので復党させるわけにはきません。
投稿: ぺパロニ | 2006/09/22 14:51
ただ一言
昔にもどったら
安倍政権が危うい。
投稿: ねねこ | 2006/09/22 15:00
人物像が判らないので何とも心細い、云われる様に小泉首相前の自民党、ネットで云われるサヨクに近い人達が「特権」「地位」だけの為に自民党を利用して居たと思われる人材が「国」を忘れ、国民の思考にも鈍感に成り、最近は「独裁政党」の大量付録品の様相を見る様でした、兎に角「小泉首相」が闘う首相と言う事を国民に教えてくれた事が、補助した安倍さん、ひいては「安倍内閣」を呼び込む最大の要因と成った事を安倍さんには忘れて貰いたく有りませんね。
52歳の安倍さんが首相、日本の政治史上で始めて、大臣は明治期には有ったでしょうが?
若手の優秀な人材が堂々と政策で戦い日本の為、牽いては世界に通用する時代が来たのではと思いたい、~が野党がこの有様矢張り緊張関係が良い国作りには必要なのですが、余りにも酷い状況、この状況で参議院戦に勝つ!と言える神経も凄いですが、乗る人も居るのではと考えると、背筋が寒くなるのです。
安倍6年政権を実現、次期後任者を育て日本の将来を安泰なものにする時代にして欲しいものです。
安易な「妥協」は協力では有りません、戦意喪失に見える事の方が大きい。
投稿: 猪 | 2006/09/22 15:33
皆さん、こんばんわ。
コメント、ありがとうございます。
まず、私は造反組復党を完全に否定しているわけではありません。
無節操はダメだ!と言っているだけです。
古屋、古川、江藤氏あたりは、大義名分が立てばよいのでは?という気もします。
が、平沼氏はダメです。
礼節を持って詫びたら帰ってやってもいい、などとふざけたことを抜かす輩はいりません。
第一、彼は去年の反日デモのとき、日中友好をうたった人ですからね。
経産相の時も、東シナ海のガス田開発に沈黙していた。
だいたい闇の怪人・許永中を同志と呼ぶ真っ黒な亀井静香氏と兄弟分というだけで不可。
亀井氏は自社さ・村山政権を作ったのが最大の自慢ですから、どうしようもありません。
その亀井氏を気持ち悪いくらい持ち上げています、平沼氏は(彼のHPを見よ!)。
>麻生冷遇とか早速言われていますが
これは何かの間違いでしょう。
麻生氏は重用されます、間違いなく。
私は外相留任と見ています。
>小生から言わせたら憂国の士の人達です。
冗談はやめてください。
亀井や綿貫のどこが憂国???
>彼等郵政公社の人々の給料は税金から出ていません。
公務員であることが本質的な問題なんです。
公務員の身分保障が何たるかを、もう一度勉強してください。
>ここの人達は郵政の民営化の本質は分かっているのでしょうか?
それを言うと「天に唾する」と言われかねませんよ。
私の構造改革に関するエントリーをまったく読んでいませんね。
まず、池田内閣の所得倍増計画-田中内閣の列島改造論-中曽根内閣の民活政策-バブルの発生とその崩壊-失われた10年…
つまり日本型の高度成長とその破綻、政・官・業が一体となった戦後体制を分析することから始めないと、郵政民営化のポイントは解りません。
なお、私は、城内実氏は買っています。
人物、識見ともにね。
ただ、「郵政民営化は米国のため」というプロパガンダに踊らされた。
「郵政民営化反対は倒閣運動だった」という本質を見抜けなかった。
そういう点では、まだまだ甘すぎます、私から見たら。
投稿: 坂 眞 | 2006/09/22 18:01