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2006/10/04

“一流国家の証”???潘事務総長誕生

過去のエントリーでも述べたことがあるが、ある地位を目指す者には二つのタイプがある。一つは地位そのものを目標とするタイプ、もう一つは“志”を実現するための手段として地位を目指すタイプ。
これは絶対的な区分ではなく、相対的な色分けである。どの人間も両方の要素を併せ持っている。が、どちらの色合いが強いかは、その人間の言動を見ればおおよそ分る。
今回、次期国連事務総長に内定した韓国の潘基文(パン・ギムン)外交通商相(62)は、明確に前者のタイプと言うことができる。

Bangimun2











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国連安全保障理事会(安保理)の理事国15か国は2日、今年末で任期が切れるアナン国連事務総長の後任選出に向け、4回目の非公式投票を行い、韓国の潘外交通商相が4回連続でトップとなった。

潘氏は拒否権を持つ5常任理事国すべてを含む14か国の支持を集め(留保1か国)、
当選を確実にした。安保理は9日に公式投票を行い、潘氏を正式に選出した上で、国連総会に任命を勧告する。
アジア出身の事務総長は1971年に退任したビルマ(現ミャンマー)のウ・タント氏以来
2人目となる。

潘氏の最大のライバルだったインドのシャシ・タルール国連事務次長は、得票数で2位につけたが、常任理事国1か国が反対しており、立候補の辞退に追い込まれた。
反対票を投じた常任理事国は、中国と見て間違いない。中国は、「アジアからの候補者である限り、支持する」(王光亜国連大使)としていたが、地域大国としてライバル関係にあるインドからの事務総長選出を阻止したいのが本音だった。
逆に見れば、ロシアはもともと旧ソ連時代からインドとは友好関係にあり、英国も同じ英連邦の一員としてインドと近い。米・仏両国もインドとの関係は特に問題はない。
つまり、常任理事国でインドに反対する理由があるのは中国しかない。

唯一の女性候補であるラトビアのワイラ・ビケフレイベルガ大統領は3位だったが、常任理事国のうち2か国が反対に回った。ロシアのチュルキン国連大使は「ロシアがラトビアとの間に深刻な問題を抱えているのは何の秘密でもない」と公言しており、中国もアジア以外の候補は支持しないと明言している。
4位以下の3候補も、それぞれ常任理事国のうち1~3か国が反対しており、クーデターのあったタイを始め、アフガニスタン、ヨルダンなどの選出される見込みが薄い国ばかりだった(それぞれの支持票は、わずか2~4票)。

つまり、拒否権を持つ常任理事国のすべてから反対される理由がないというのは、全候補の中で、韓国の潘氏だけだったのである。また、今回は慣例からすればアジアの番でもあった。したがって、潘氏に事務総長のお鉢が回ってくるのは必然であったともいえる。

“日本外交の敗北!”とか“外交の「留守」を招いた総裁選”が、潘氏の事務総長内定を許したかのような書き方をしているブログも中にはあるが、これは、はっきり言って間違っている。あまりにも皮相的で、国連における力関係に無知であると言わざるをえない。

国際連合憲章第97条は、以下のとおりである。

事務局は、1人の事務総長及びこの機構が必要とする職員からなる。事務総長は、
安全保障理事会の勧告に基いて総会が任命する。事務総長は、この機構の行政職員の長である。

つまり、事務総長は安保理の勧告によって事実上決まる。そして、常任理事国は拒否権を持っている。ということは、常任理事国が1か国でも反対すれば、事務総長には
なれないのである。
要するに、日本がインドの候補を支持しようが、韓国の候補に反対しようが、ほとんど
影響はなかった、そう断言できる。
むしろ、潘氏が勝利した最大の原因は米国の支持を取り付けたことである。これによってインドを推(お)していた英国も韓国に「No!」と言わなくなった。

潘氏にとって最大の気がかりは米国だった。米国のボルトン国連大使は、昨年末あたりまでは、「次はアジア」という慣例にこだわる必要はないとして、英国と組んで東欧から候補を擁立する動きも見せていた。
その米国の支持を取り付けたということは、潘氏と米国との間に何らかの密約があると思われても不思議ではない。

つまり、米国にとって、潘氏の事務総長就任は何らかのメリットがあるということだ。
それは、おそらく対北朝鮮をめぐる対応であろう。少なくとも潘氏が事務総長になったら米国の対北朝鮮政策には反対しない、それくらいは約束したはずである。
要は、潘国連事務総長の誕生は、米・中・露の常任理事国3か国の思惑が一致した
結果であり、そこには日本の出番などない。

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潘氏は、名門ソウル大学出身で、1970年に外務省(現・外交通商省)に入省。外務省では、国連課長や米州局長、駐米公使などを歴任したほか、米ハーバード大学で修士号を取得しており、米国との間にも太いパイプを持つ。
2001年~02年には国連大使も務めており、事務総長には欠かせないフランス語のほかドイツ語も話すとされる。ネオコンの象徴とも言えるボルトン米国大使も「仕事の上でも人柄の面でも高く評価している」と語っている。
別に、韓国人をほめる気はないが、経歴・能力ともに及第点であることは間違いなさそうだ。

また潘氏は、保守系の金泳三政権で外交安保首席秘書官、左派の盧武鉉政権では
外交補佐官などを務め、その後、外交通商相に就任しており、党派性は薄い。政権が右から左に代わっても重用されたのは、外交のスペシャリストとしての調整能力が評価されたというしかない。
したがって、潘氏が事務総長に就任したら、盧政権の反日姿勢を増幅させるような言動を取るのではないかと危惧される方もおられるかもしれないが、それはないと言ってよい。
米国が経済的にも軍事的にも国連の最大のスポンサーであり、我が国が経済的にはNo.2であることを忘れてはならない。
潘氏が、特定の二国関係で、自国に肩入れするとは考えられない。そんなことをしたら、ほかの国からブーイングを喰らうのは目に見えているし、米国から蹴っ飛ばされる。

一昨日のエントリーでも書いたとおり、潘氏は、その言動を注意してみればよく分るが、けっして盧武鉉くんの対北朝鮮政策には賛成していない。
また、政治家というより、外交官という色合いが強く、米国内にも厚い人脈を有している。だから米国も支持に回ったのではないか。
つまり、対北朝鮮で、潘氏は盧武鉉路線に同調しないということだ。

2004年1月に外交通商相に就任して以来、北朝鮮の核問題では、周囲と歩調の合わない盧政権をカバーし、対米、対中など関係国の外相との協議に奔走した。最近の厳しい日韓関係の中でも、麻生太郎外相との間には強い信頼関係を醸成している。
日本政府は盧武鉉くんは信頼していないが、潘氏に対する“外交のプロ”としての評価は高い。

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ところで、この潘氏の国連事務総長就任は、韓国にとっては国家的なプロジェクトだった。国家の威信をかけ、早くから潘氏の事務総長選出に向けて総力を挙げてきた。
これは、韓国が、自国から国連事務総長を誕生させることを“一流国家の証”とみなしてきたからだ。このことは、ノーベル賞やオリンピックにおける金メダルへの異常な執着とも共通した国民的心情である。
つまり、韓国にとって、潘氏が事務総長になって何をするのかではなく、とにかく事務総長になること自体が目的なのである。

潘氏は、国連内で「ミスター調和」「ミスター謙虚」と呼ばれているという。候補者となって以来、講演で何度も「調和」と「謙虚」を繰り返したからだ。
しかし、これは、ほめ言葉と同時に、指導力への疑問でもある。事務総長に選出されるために、とにかく敵を作らないという作戦をとったためであるが、ここにはどういう事務総長になるのか、事務総長になったら何をやるのかがまったくない。

韓国政府は、対北朝鮮問題で、当事国であるにもかかわらず、日米と中露が頭越しに交渉して、自らは蚊帳の外に置かれてきた。潘氏が事務総長になったら、もっと主体的な役割を果たし、自国に有利な展開にできると思っているようだが、そうはいかない。
米国が潘氏の事務総長選出を支持したのは、逆に、韓国に国連決議による“縛り”を
かけることができると踏んだからである。ブッシュ政権やネオコンのボルトン大使が、盧政権の対北宥和政策を許容するために潘氏を支持するなんてありえない。

また、米国が要求している国連改革に取り組むのも大変である。今の国連には、過剰支出や縁故主義などが蔓延しており、現状を見る限り自浄能力はない。
この改革を成功させないと、また米国や日本からアナン時代のように予算を人質に圧力を加えられる破目に陥ってしまう。「ミスター調和」「ミスター謙虚」と呼ばれている、敵を作らない潘氏が、この国連に巣食った腐敗官僚と対峙できるだろうか?

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最後に、国連事務総長に選出されることが“一流国家の証”になるのかどうかについて述べておこう。歴代の事務総長とその出身国は以下のとおりである。

①トリグブ・リー(ノルウェー)、②ダグ・ハマーショルド(スウェーデン)、③ウ・タント(ミャンマー)、④クルト・ワルトハイム(オーストリア)、⑤ハビエル・ペレス・デ・クエヤル(ペルー)、⑥ブトロス・ブトロス=ガリ(エジプト)、⑦コフィー・アナン( ガーナ)。

歴代の事務総長をご覧いただければお分かりのように、大国の出身者は一人もいない。また、必ずしも一流国から選出されているわけでもない。どちらかといえば、国際社会における存在感が薄い国から選ばれている。
つまり、国連事務総長に選出されることは、国際政治や国際経済、あるいは安全保障において大きな比重を占めない国、要は“人畜無害の国の証”なのである。
韓国内では「国際社会における韓国の地位が大いに向上する」という喜びに沸いているそうだが、これまで事務総長を送り出した国で、「国際社会における地位が大いに向上した」ところがあっただろうか?

事務総長というのは個人であって、出身国が評価されるわけではない。アナン氏の
おかげでガーナの地位が影響を受けただろうか???
まったくオメデタイ国である。何でもかんでも「韓国サイコー!!!」でなければ気がすまない。

まあ、訪韓した安倍晋三首相が、「潘氏支持」を直接、盧武鉉くんに伝えれば、彼は
舞い上がるだろうし、恩を売ったことにもなる。
私は、ここに及んで、「潘氏支持」を鮮明に打ち出すことは得策だと思う。

あとは、米国と共同歩調をとって、対北朝鮮政策で圧力をかけることである。もちろん、国連改革を要求することも欠かせない。

我が国は、対北朝鮮政策で潘事務総長を大いに利用せよ!!!

【追記】
米下院国際関係委員会を通過していた慰安婦問題に関する“対日非難決議案”は、
本会議では議案にならないまま、採択されない見通しが強まっている。
委員会では、複数の議案を一括する形で採択されたが、最後の関門となる本会議では議案にもなっていない。
これは、駐米日本大使館の議会担当者が「決議案が提出された今年4月から注視し、関係先に働きかけてきた」おかげである。

自民党総裁選が行われていたからといって、日本の外交が“留守”になっているわけではない。
誤解してはならない!

【追記2】
安保理改革に積極的だったアナン氏と違い、我が国の常任理事国入りに反対している韓国から事務総長が選出されることは、確かにマイナスである。
が、我が国が常任理事国になれるかどうかは、拒否権を持つ中国次第である。前回は、中国と米国の反対でG4案がつぶされた。その点においては、常任理事国入りに関する限り、潘氏の事務総長就任は大勢に影響はない。

参照1:米中ロの利害一致 国連総長、異例の早期選出 (朝日新聞)
参照2:国連事務総長に潘氏当選確実 常任理事国一致して支持 (産経新聞)
参照3:潘基文・韓国外交通商相、次期国連事務総長に当確 (讀賣新聞)
参照4:米議会の慰安婦決議案、採択見送りへ 日本側の説得で (産経新聞)

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政治(国際)」カテゴリの記事

コメント

最初からタイやインドを推して恩を売るか、
韓国に賛成することを外交カードに使うか、
いずれかの効果を狙うべきだったのに、

そのどちらも出来なかったという点で外交的敗北という評価はまちがっていない。

投稿: ぱ2 | 2006/10/04 11:55

ぱ2さん、こんにちわ。

>韓国に賛成することを外交カードに使うか、

少なくとも、日本は第2回目から潘氏を支持しており、首脳会談再開のカードとして使ったのは間違いありません。
韓国が、中国と違い、「靖国参拝中止の明言」を首脳会談再開の条件にしなかったことで、それは明らかです。

麻生外相は、それほど甘くありません。

投稿: 坂 眞 | 2006/10/04 12:31

アメリカがイエスと言う、つまり日本にもそれなりのメリットがあるということでしょう。イギリスやフランスもそうですが、アメリカが賛成している以上、そういうものかと納得する以外にない。まあ、韓国に首輪をつけた形になるのでしょう。

日本が「絶対に反対!」を叫び続ければ、それなりの影響力はあったはずです。しかし、親分に出張って話し合いをしてもらい、決定にはおとなしく従うのが日本外交ですからね。総裁選があってもなくても、あえて出番を作るようなことはしなかったと思いますよ。

投稿: mikage | 2006/10/04 12:50

 もうノムヒョンとは話をしないで、潘氏と話をしたほうが日韓関係はうまくいくのではないでしょうか。潘氏は反日度が強いといわれていますが、これまでの発言を見ても、少なくとも国際情勢と韓国の置かれている立場については、ノムヒョンよりもはるかに理解していると思われます。
 国連決議に縛りをかけられたという考え方には賛成です。今から米中露に突き上げを食らってアジアのバランサー(やじろべえ)が右往左往する姿が楽しみでなりません。
 あと今回、事務総長に当確したことによって、韓国が永遠の三流国である証明にもなりましたネェ。おめでたいことです。

投稿: takayuu | 2006/10/04 12:58

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061003k0000e030032000c.html

・我が国の国益を伸長させ、外交の幅を広げる

中立の立場を理解しているのか、おおいに不安です。

投稿: ιょぅ | 2006/10/04 13:08

基本的に、エントリーの趣旨に賛同したい。

中韓の身勝手な言い分に業を煮やしている方々が、今度の事務総長問題で韓国の潘基文候補に反感を抱きたい気持ちは当然だと思うが、考え方を変えれば、むしろ歓迎すべき事だという気がする。

今エントリーでも明らかなように、国連事務総長は権力者に見えて権力者ではない。むしろ、大国のエゴや利害対立の中で、調整のために身を削る役である。公正、公平を身上とするために、自国の利益を図ろうとする思いと両立し難い立場となる。

同時に、自国の国際関係に対する「身勝手なありよう」がマイナスの影響を与えるとなれば、韓国や韓国国民は「潘事務総長」の足を引っ張るようなことが出来なくなり、それが嵩じれば、韓国自身がそのストレスによって、国連や事務総長に反感を抱くようになりかねない。

もし、逆に事務総長が公平さを保てなくなると、経済的に国連の屋台骨を支えている国々からの反発が生じ、国連自体の危機が現実となり、事務総長の手腕や力量のなさが非難の対象となる。どちらにしても、尊大な態度で過ごせる立場ではない。

日本としては、誰が事務総長になるかどうかで、騒ぎ立てて得られるメリットはない。誰になっても、世界的問題の克服と日本の国益という二つのテーマを追求していくだけである。そのためには、まず、日本自身がどうあればいいかを考え、それを毅然とした姿勢でアッピールしていく方が大切であり、現実的であると思う。

投稿: 田舎のダンディ | 2006/10/04 13:08

 任期五年ということですが、辞任や罷免はあり得るのでしょうか? 特に罷免については規則に則った手続き方法があるのでしょうか?
 基本の基本なのかもしれませんが、ちょっと知識がないものですから、教えてください。

投稿: duzhe | 2006/10/04 13:13

坂眞様、はじめまして。ねたねこと申します。

最近こちらのブログを知り、ちょくちょくではありますが楽しく拝見させていただいております。

潘氏総長当確というニュースに際して、私も昨日この件に関し自分のブログ内で記事を書き、その際こちらの記事をトラックバックさせていただきましたので、ご連絡に参りました。
坂眞様の記事を読んで、非常に参考になりはっとさせられると同時に自分の至らなさ(非常に高いネチズン度)を感じ入った次第です。

これからも拝見させていただこうと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

投稿: ねたねこ | 2006/10/04 13:51

潘氏はいきなりかましてくれたみたいです。
毎日>国連総長選:「重い責任感じる」就任内定で潘・韓国外相
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061003k0000e030032000c.html
>「期待を裏切らないよう最大限努力して、我が国の国益を伸長させ、外交の幅を広げる」

わが国の国益って...事務総長がどういう仕事なのか分かっているんでしょうか。
とりあえず滞納しているお金を払ってから、北朝鮮の核問題で右往左往して頂きたい。

投稿: るな | 2006/10/04 13:55

>るなさん
>潘氏はいきなりかましてくれたみたいです。

このニュースの肝は「ソウルで」だと思いますよ。こう言わないと韓国世論から殺されます。俺達が金使って汗かいたから国連事務総長の椅子が手に入ったんじゃないか!と心の底から信じていますからね。朝鮮日報あたりの社説でもそうなのですから民度が伺われます(笑

というわけで、潘ちゃんは早速韓国政府と安保理構成国、そして日本の様な「影響力の大きい国」の間で板ばさみになるのではないでしょうか?
私が予測するに安保理構成国が気にしない問題、竹島と従軍慰安婦、日本人拉致に関して韓国政府の意を受けて暴れてくれるでしょう。というのも実際的に韓国政府はこれら以外の問題について方針を持っていない様に観察されるからです。即ち反日欲求が満たされれば、北朝鮮がいかなる結末になろうと「しかたない」で済ませるはずです。気持ちはわかります(笑 軍事力、経済力、国民の支持・・・いずれも不足しており北朝鮮の「金正日無き後」について主導権をとれる見込みが全く無いのですからね。

日本にとっては鬱陶しい5年間が来るでしょうが、潘ちゃんがヘタをうったら粛々と「拠出とりやめ」を通告すれば良いでしょう。おそらくブッシュ政権の「オプション」もそのあたりでしょうしね。

投稿: ぺパロニ | 2006/10/04 15:01

こんにちは。

米のオプション(北に対する対応に文句を言わせない)はありえますね。確かに現韓国政府に寄り過ぎるよりは潘自身の処遇を考えたとき、米の後ろ盾を少しは期待できるでしょうし。明らかに現韓国政府以降を彼は考えていますね。自身の立場に関しては。現韓国政府が終わるまではダブルスタンダードのバランスに苦労するでしょうね。かなり。

あと、慰安婦の下院での問題ですが、色々とやってはいるんでしょうね。今日の河野談話に対する安倍首相の答弁等を考えると今後、麻生外務大臣がどういう方向に持っていくのかが気になります。どうやると日本にとって良い方向に流れるのでしょうか。皆さん、どう思われますか?

投稿: passinthrough | 2006/10/04 16:08

>韓国が、中国と違い、「靖国参拝中止の明言」を首脳会談再開の条件にしなかったことで、

おお。それはいつからですか。以前からずっと条件にしていたように記憶しておりますが。撤回したとしても、直前のように思いますがどうなんでしょうね。

そもそも、韓国支持カードをその程度で相殺してしまうのなら、使っていないのも同じです。日中関係改善の兆しに、韓国は焦っていましたからね。

投稿: ぱ2 | 2006/10/04 16:25

久しぶりに楽しい話題ですね!韓国人のウリ国の誇りを満喫出来る話で、日本にとっては氏の就任に韓国政府が「常任理事国」入りにに反対したにも関わらず「賛成」、これ大恩、謙虚に大声で「一流国家入りおめでとう」とおだてましょう。
一流国家入りに果たした、一時、我が国との「過去」は終わり、もう国連事務総長を輩出したピカピカの存在感の自慰国、日本に「反日」の刃を向ける人達に取っても目の上のタンコブにも成りますね。

まあ、この国を見ると、日本に対してだけは何が有っても好きにはなら無いでしょうが、事務総長の間は何とか利用できる箇所に置いて有る、坂さんが云われる「アメリカのお人形」が日本にも適当に5年間「人畜無害」の役目を果たして呉れると思います。
只、韓国人に「公平」を求めるのはどうなんでしょう?責任を感じるのも余り韓国の人から聞く言葉ではないので「重荷」なんでしょうかね、大変ですね。

投稿: 猪 | 2006/10/04 17:09

韓国の国連分担金滞納がネックか?
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/14/20060214000074.html
>韓国の国連分担金の滞納額が1億3000万ドルに達することも
>マイナスになっている。韓国政府の当局者さえ「金持ちが税
>金を納めず、高位公職者になろうとしたも同然」と述べてい
>る。韓国政府はできるかぎり早く納めるとしている。

 韓国の分担金の滞納を払ってもらうまで、日本も滞納を続けましょう。自分の出身国が払っていないのに「日本やアメリカは分担金を払え!」と言えないでしょう、普通の感覚なら。
 いずれにしろ分担金は払わなくとも事務総長は出したいとは、いつもの非常識さが表れています。

投稿: 普通の国民 | 2006/10/04 17:24

今日、テレビで国連事務総長は発展途上国(未開発国)の国から出すことになっているので、超一流国の日本からは出せないといっておりましたです。はい。

投稿: ponko | 2006/10/04 18:13

今の段階では「精々立派な事務総長を務めてくれ」と言うしかないですね。
さてさてどんな事やってくれるのか。

いきなり「日本は歴史を顧みない卑怯な国だ」位言いそうですがw。

実際、理事国が推したという事は御し易いと思われてるのは間違いない処でしょう。
アメリカと中国の綱引きが見れそうですねw。

投稿: take | 2006/10/04 18:36

>潘氏が、特定の二国関係で、自国に肩入れするとは考えられない

あの国の人達は 相手が日本になると平気でそうゆうことをやる人達なんですわ
日本という国家は絶対的な悪というコンセンサスが
できあがっている 人達なんです

ま 国連の実体を知った今では あの国の人がふさわしい
とも言えるわな


投稿: unntoko | 2006/10/04 19:42

<米下院国際関係委員会を通過していた慰安婦問題に関する“対日非難決議案”は、本会議では議案にならないまま、採択されない見通しが強まっている。>

これは結構でした。常識的にもこのご時世に採択されそうな気はしませんでしたが、新聞報道では安倍首相は国会で、社民党の福島党首の質問に答えて、従軍慰安婦の問題については「河野談話」の見解を踏襲する考えを示したそうです。非難決議自体が意味のないものになりましたね。(河野談話とは、慰安婦の募集、移送、管理に、旧日本軍などの関与と強制性があったことを認めた内容)

投稿: KappNets | 2006/10/04 20:29

 まぁ・・どっちにしても韓国は、滞納した分の納金と約束した援助をしなければならなくなります。
また、偏った発言も出来なくなるでしょう。
もし、いつものごとく反日発言したら大変なことになりますからね。
そういうことなので、確かに言われるとおり、今回はこれでいいのかもしれません。
まぁ・・これで韓国は重石がたっぷり付けられて、今までのように動けなくなったのですから・・。(笑
きっと・・韓国国民は、その辺の増えた責任や支払いのことわかってないんじゃないのかなぁ・・。

投稿: Asid | 2006/10/04 20:45

皆さん、こんにちわ。
コメント、ありがとうございます。

韓国人が国連の事務総長になったからといって、それが日本のマイナスになるような考え方をするのは短絡的すぎます。
まさに“木を見て森を見ず”ですね。
潘氏は、事務総長に就任した時点で、韓国人ではなく“国連人”になります。
もし、変身できなければ、みんなからバッシングを受けます。
米国などは、事務局の改革が不十分だとして予算を承認しなかった(暫定予算になった)くらいで、日本もそれに同調しました。
もし、偏った言動を取ったら、日米は予算の執行ができなくすると思います。
もっとも潘氏自身は親米派ですから、米国のポチになりそうな気がしますが(笑)


>任期五年ということですが、辞任や罷免はあり得るのでしょうか?

国連憲章を読む限りありませんね。
ほかに附則や内規があるかもしれませんが、よく分りません。

投稿: 坂 眞 | 2006/10/05 15:37

>国連憲章を読む限りありませんね。

 わかりました。
 私も見方を変えてながめてみようと思います。

投稿: duzhe | 2006/10/05 18:27

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