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2006/10/08

安倍首相は転向したのか?

安倍晋三首相が、“村山談話”や“河野談話”について、国会論戦で「政府として受け
継いでいる」と述べていることについて、自民党内の一部保守派が失望を感じているという。
これはネットでも同様で、安倍首相をまるで“裏切り者”であるかのように書いているブログも散見される。
が、本当にそうだろうか?

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安倍首相が、“村山談話”や“河野談話”を「政府として踏襲する」としているのは二つの理由がある。

一つは、いずれも日本国政府としての見解であり、外交の継続性を考えた場合、一朝一夕に変更できるものではない、ということだ。
特に、1995年8月15日の“村山談話”については、“閣議決定”されており、その持つ
意味は重い。この内閣には自民党も最大与党として加わっている。だから、小泉純一郎首相も国会答弁で、“村山談話”について「同じ認識を共有している」と明言しているのである。
産経新聞は【主張】(社説)で、「歴史認識というものは、学問や言論の自由が保障された社会では百人百様で、時の内閣の首相談話によって縛られるものではない」と書いているが、そんな問題ではない。産経新聞の常識を疑う。

“河野談話”については、“村山談話”とは少し趣が違う。
安倍首相は、共産党の志位和夫委員長の代表質問に対し、“河野談話”を政府が踏襲していることを示した上で、「いわゆる従軍慰安婦」と、“いわゆる”の部分で語気を強めた。
これは、志位氏が使った「従軍慰安婦」という言葉が当時はなかった不正確な用語であることを示唆してみせたもので、「政府見解は首相の本意ではないことをにじませている」(森派若手議員)と見てよい。
しかも、志位氏は「一つの答え」と、一定の評価をせざるをえなかった。

にもかかわらず朝日新聞は、5日の衆院予算委員会で、民主党の菅直人代表代行に
対する首相答弁を捉えて、「個人としても受け入れる考えを初めて示した」と書き立てている。
しかし、よく読むと、これは、「私を含め政府として受け継いでいる」という部分のことで
ある。ここにおける“私”は、“内閣総理大臣”のことであって、安倍氏個人のことではない。
つまり、朝日新聞は、安倍首相から保守層を離反させるために印象操作を行っているのである。

極東国際軍事裁判(東京裁判)についても同様である。
安倍首相は、「国と国との関係において、この裁判に異議を述べる立場にはない」と
言っているのだ。これは、当たり前のことであって、首相が唱える“戦後レジームからの脱却”には何ら影響がない。

安倍首相が、“村山談話”や“河野談話”を「政府として踏襲する」とした二つ目の理由は、やはり、直後に控えた中国、韓国訪問を意識したからである。

中国や韓国は、日本なくしてその経済が成り立たない。我が国からの資本財や中間財の輸入が滞れば、両国の経済は、たちまち行き詰ってしまう。また、両国とも、経済成長を持続するためには、我が国からの投資を必要としている。
一方、我が国は、対北朝鮮を考えれば、中韓と政治的な対立を続けるのは得策ではない。特別な友好関係になる必要はないが、最低限、“普通の関係”になる必要はある。

今回は、中韓とも靖国問題を「問いつめない」、あるいは“参拝しないという約束”を前提としない、という姿勢を取っている。これに対して、“村山談話”や“河野談話”を「政府として踏襲する」というのは必要最低限の、見方を変えれば、今できうる最大の配慮ではないか。
特に中国に対しては、胡錦濤国家主席が昨年4月の日中首脳会談で示した“五つの主張”について「配慮する」と中国側に非公式に伝えているだけになおさらだろう。“五つの主張”には、「(2)歴史を鑑(かがみ)として未来へ向かう」という項目が含まれている。したがって“村山談話”を総理大臣として否定するわけにはいかない。

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もちろん私も、安倍首相の一連の答弁を耳にして良い気分にはなれない。が、それが
戦術的後退であるのならば仕方がないという立場である。
政治は理念がなくてはダメだが、理念だけでは動かない。政治はリアリズムであり、
妥協を恐れていては政治家など務まらない。好き勝手なことが言える学者や評論家とは違うのだ。
中期的な国益を考えれば、目の前の問題で譲ることもありうる。が、国家の基本の部分は譲ってはならない。

要するに、国家の基本の部分=靖国問題とA級戦犯問題では譲ってはならないということだ。靖国神社参拝を否定し、戦争指導者を“戦犯”とみなし、その靖国神社への合祀を否定するようなことがあってはならない。
これらを否定するということは、明治維新以降の近代日本の歩みを根底から否定するということに通じる。

その点において、安倍首相は妥協していない。
政治・外交問題として扱われる限り、「靖国神社に参拝するかしないか、参拝したか
しなかったかも明言しない」という立場であり、“A級戦犯”は「犯罪者ではない」と明言している。
特に“A級戦犯”に対しては、あの小泉純一郎前首相でさえ、「戦争犯罪人であるという認識をしている」と国会で答弁している。それを、安倍首相はくつがえしたのである。

森喜朗元首相は「かつて言ってきたこととまったく違うことを言い出した。若い政治家から内閣総理大臣という重い立場に立ち、よく考えて話をしないといけないことをやっと
分かってきた」と語っているが、それはあまりにも皮相的な捉え方である。

ここで、誤解してほしくないのだが、私は戦争指導者には、「結果責任としての“戦争責任”はある」と思っている。が、彼らはけっして“戦争犯罪人”ではない!
安倍首相も同じ立場である。

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以下は、TBSニュースからの引用である。


国会では、衆議院予算委員会の審議が2日目を迎えました。安倍総理はA級戦犯に
ついて、国内法的には犯罪人ではないという考えを、総理に就任して初めて表明しました。

「安倍さんは、(A級戦犯は)日本において犯罪人ではないと、(官房長官当時に)答弁されました。そのご認識は今も変わりありませんか」(民主党 岡田克也・元代表)

「そもそも日本においては、言わば国内法的に犯罪者ではないということははっきりしているわけであります」(安倍晋三首相)

「そうすると、61年前の戦争について、責任を負うべき、責めを負うべき人は誰なんですか」(民主党 岡田克也・元代表)

「当時の指導者であった人たちについては、より重たい責任があるんだろうと思いますが、その責任の主体がどこにあるかについては、政府としてそれを判断する立場には
ないと思います」(安倍晋三首相)

「A級戦犯は戦争犯罪人であると小泉総理は言われましたが、安倍総理はそうではないと」(民主党 岡田克也・元代表)

「法律(国内法)によって裁かれていないにもかかわらず、私が総理大臣として政府と
して、この人は犯罪者だ、犯罪者でない、ということは言うべきではないと。これ当然のことではないかと思いますよ」(安倍晋三首相)

安倍総理はこの様に述べて、A級戦犯は国内法的には犯罪人ではないという考えを示しました。

首相、A級戦犯は国内法的に犯罪人でない (TBS News i)

このあと、岡田・元代表は、さらに小泉答弁を引用して、A級戦犯を戦争犯罪人だと認めるように迫った。

が、安倍首相は「A級戦犯とされた重光葵・元外相はその後、勲一等を授けられている。犯罪人ならばそういったことは起こりえない」と指摘した上で、さらに「罪刑法定主義上、そういう人たちに対して犯罪人であるということ自体、おかしい」と語気鋭く反論した。

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安倍首相の言うとおりで、A級戦犯として有罪判決を受け、禁固7年とされた重光葵・元外相は釈放後、鳩山内閣の副総理・外相となり、国際舞台で活躍した功績で勲一等を授与された。終身刑とされた賀屋興宣・元蔵相は池田内閣の法相を務めた。
また、A級戦犯として絞首刑に処された人々は、国内法では「刑死」ではなく「公務死」の扱いになっており、1953年以降、遺族は、国内法による遺族年金または恩給の支給対象にもなっている。

そもそも、主権国家としての日本の国内法において、「戦争犯罪人(戦犯)」という用語を用いた規定は存在しない。
したがって、法なくして罪なしとする“罪刑法定主義”からすれば、A級戦犯として絞首刑に処された人々は「刑死」ではなく「公務死」の扱いになるのは当然であり、だからこそ国内法による遺族年金または恩給の支給対象にもなったのである。

岡田・元代表は、サンフランシスコ講和条約(日本国との平和条約)や日本が東京裁判(極東国際軍事裁判)を受け入れたことを「A級戦犯は戦争犯罪人」の論拠としているが、これもはなはだしい勘違いである。
安倍首相が答えたように、「国際法の一般的な解釈においては、講和条約が結ばれた段階で戦争裁判の効力は未来に向かって失う」のである。
だからこそ、サンフランシスコ講和条約第11条はその前段で、「日本国は、極東国際
軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする」という“縛り”をかけたのだ。

ところが、同じ条文の後段では、その裁判を行った国の過半数の同意を得た場合には赦免できることになっている。
この後段の規定により、1953年8月3日には、“戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議”が衆議院本会議で、全会一致(社会・共産両党を含む)で採択された。そして、
この決議を受けて、我が国は、関係各国に働きかけ、A級戦犯は1956年3月末までに、B・C級戦犯は1958年5月末までに全員赦免、釈放されたのである。

つまり、国会が赦免を全会一致で決議し、関係各国もこれに同意した。
民主党の野田佳彦国対委員長(当時)も、2005年10月に「刑罰が終了した時点で受刑者の罪は消滅するというのが近代法の理念である。赦免・釈放をもって“戦犯”の名誉は国際的にも回復されたとみなされる」と国会質問の中で述べている。

要するに、法的にも現実的にも、処刑されたされなかったにかかわらず、A級戦犯は
既に犯罪者ではないのである。そして、岡田・元代表の主張は、1年前に、同じ党の元国対委員長が否定している。

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そもそも1951年11月の参院法務委員会で、当時の大橋武夫法務総裁(法務大臣)は、「国内法の適用において、これを犯罪者と扱うことは、いかなる意味でも適当ではない」と答弁している。
それを21世紀になって、また蒸し返す。しかも、同じ党の国対委員長(当時)が、1年前に国会で明確に否定している内容を!
いったい、岡田・元代表及び民主党は何を意図しているのであろうか?
中国や韓国を訪問する直前の首相から、「A級戦犯は戦争犯罪人である」という認識を引き出して、外交の場における日本国総理大臣の言動に制約をかけようというのであろうか?
そうであれば、文字どおりの“売国政治家”、“売国政党”と言わざるをえない。

そういう意味では、安倍首相の妥協のない明確な答弁は、「よくやった!」と言ってやりたい。

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なお私は、率直に言って、安倍首相を評価するのは、まだ早すぎると思っている。就任してわずか2週間足らずである。
今日から始まる日中、日韓の首脳会談の結果で、ある程度の評価ができるのではないか。

今のところ、静かに見守ってやるというのが私の立場である。

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参照1:日本国との平和条約(昭和27年条約第5号)
参照2:戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議
参照3:「戦犯」に対する認識と内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する質問主意書
参照4:村山・河野談話、個人としても受け入れ 安倍首相答弁 (朝日新聞)
参照:5安倍首相は「ハンカチ王子」 真価はこれから、と森氏 (朝日新聞)
参照6:「A級、犯罪人ではない」 首相、小泉答弁を“修正” (産経新聞)

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

安倍さんの答弁、実はかなりうまく考えられた答弁であったということです。
マスゴミの切り貼りした報道ではなかなか分かりませんが、この産経記者のブログではその事について詳しく載ってます。
訪中訪韓前ならなおさらストレートに思っていることを言えないなか、実に良く考えられた答弁だと思います。
是非このブログの記事を読んでください。
(河野談話踏襲も、強制連行は否定した安倍首相)
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/52413/

投稿: 安倍ちんガンバ | 2006/10/08 18:26

いつも読ませていただいております。また常々TBをお受けいただいてありがとうございます。
安倍首相への上記の評価、まったくもって正鵠を射ていると感心いたしました。補選・参院の選挙対策と経済界へのサーヴィスとしての訪中韓でしょうから、ある程度の土産は必要かと。実際今の時点では、中国から会談内容は伝わっていませんが、靖国に関する点には言及がないようで。中国は韓国よりも交渉上手ですし、靖国や歴史認識にはあえて触れないようにしているのでしょう。
問題は韓国のノ・ムヒョン大統領ですね。彼は国内の支持率の低下でなかばキム・ジョンイルなみのヤケクソ言動をやる可能性がありますし。あさってあたりには「決して引かなかった」などと得意げに吹聴しそうで。

投稿: 市川電蔵 | 2006/10/08 18:30

中韓系ロビーの働きかけによってアメリカ下院外交委員会や欧米メディアの「戦争責任」糾弾キャンペーンが為される現在において「"従軍"慰安婦」なるものに対する正面からの反論を為さないということは、特定アジア思想のグローバルスタンダート化を黙認するということです。少なくともこの局面における「談話」追認は戦略的な大失敗です。

安倍が国内政局上余儀なくされた政策まで全面支持しなければならない、ということはないと思います。私は安倍政権を支持しますが、同時に「談話」追認への反対も貫くつもりです。政権の政策をすべて支持できる、なんて状況は人格放棄でもしない限り訪れるはずがありませんし。どんな時でも是々非々です。

投稿: 神戸牛 | 2006/10/08 18:53

正論ですね。只戦争責任は誰に有るか?これは永い歴史があるので語ると過去の戦争の全てを語る事に成ります。
戦争の中身が問題とすれば、例として日露戦争で「負」を自分に押し付け明治天皇の崩御と共に戦争時の責任と感じられた「乃木大将」は日本兵の家族に対する責任として自己に課せられたもの、他は戦争中での犯罪を問われたのは、ドイツのナチスと言う「異常な犯罪」のみ。

各作戦や戦略には問題は多く有りました、シンガポールを落とせば油の自給が出来る、補給路、各地への補給の問題、資源等を考えれば日本は近代戦で長期の戦争は戦えない国で有った事は現在では常識ですが当時の「誇り」が許さない、誰がリーダーでも5大国の時代には無理で有ったと思います、未だに陸軍、海軍が協調していない戦争、縦割りの組織を反省していない現状の方が怖いです、又戦争は戦勝国が正義と成るのが世界の世論?負け馬には乗りません。

安倍首相が、坂さんが言われる「靖国神社」をスルーされるとお仕舞いです。「日本の基本」ですから小泉首相をも裏切る事に成る、A級はサンフランシスコ平和条約で終った問題、被害者も絞首刑と言う「最悪」の方法で処刑され責任を取らされました、日本の国内法でも「犯罪人」では有りません。
平和条約時に国連にも居ない「中共」が口を出す問題では無い事は「ヤルタ会談」を切って棄てた当事者国アメリカ、日本が声を上げれば理解するでしょう。

時には「反米」「反ソ」「反日」都合によりコロコロ変る歴史観に付き合ってられない。
近代国家の体をなしていない政治、経済共未熟な国との付き合い方、安倍さんが始めての訪問国に中国を選んだのは、個人的には行かないのが一番と考えていますが、一番嫌な国を選んだとすれば良い方法で有ったと思います、何でも「嫌」な事を始めに済ませ!と云いますから。
野党の議員には給与を中共から貰えと言ったやりたいですね。

投稿: 猪 | 2006/10/08 19:31

>政治は理念がなくてはダメだが、理念だけでは動かない。政治はリアリズムであり、
>妥協を恐れていては政治家など務まらない。好き勝手なことが言える学者や評論家とは違うのだ。
>中期的な国益を考えれば、目の前の問題で譲ることもありうる。が、国家の基本の部分は譲ってはならない。

坂さんの仰有るとおりです。天衣無縫の前任者のあとですから、気を遣う点も多いでしょうが、そこは安倍晋太郎のDNAでなく、岸信介のDNAを最大限発揮して貰いたいものです。

投稿: H.H生 | 2006/10/08 19:46

私は安倍総理の「村山談話も河野談話も政府として受け継いでいる」という国会答弁には非常に落胆しておりました。うかつにも、常に自分に都合よい方向に持って行こうとするマスゴミ論調に乗せられていたかも知れません。
常に冷静沈着に物事を正しく判断なさる「依存症の独り言」様のこと。その通りであることを大いに期待しています。
確かに結論はこれからの様子や中韓の変化を見てから出すべきですね。
中共は絶対に油断ならない国ですが、江沢民派の上海グループトップの解任等、何か大きな変化が起こりつつある感じはします。

投稿: Justice | 2006/10/08 19:56

サンフランシスコ講和条第11条では、連合国戦争犯罪法廷の裁判ではなくjudgements(判決)を受諾したと訳すべきではないのでしょうか。

投稿: yawsolo | 2006/10/08 19:59

今日のHNKニュース7。
小泉政権発足時には日中関係はうまく行っていたが、首相の靖国参拝が原因で悪化、その結果去年の大規模反日デモが起きたという論調。
全く呆れました。

投稿: masa | 2006/10/08 20:13

いつもながらの明晰な解説と主張に感心・同意・賞賛。
(なんて頭がいいのでしょう。半分分けてください)
「好き勝手なことがいえる学者や評論家と違うのだ」思わず破顔一笑、膝をパンパン。

投稿: ブローガー | 2006/10/08 20:21

国際舞台への初デビュウ52歳の安倍氏随分緊張なさっていると思います。ここはグッと我慢です。何せ敵の本丸へ言ったのですから。日本は既に中共の属国であるとする輩もいます。やはり必要なのは核ですよ。小泉さんの後、かなりのリセッションがあると思います。

投稿: からす | 2006/10/08 20:24

私は
(1) <河野、村山談話を踏襲する>というのは<東京裁判を受け入れる>というのと内容はおおむね同じと思います。史実的にも受け入れている訳ですが。それと
(2) (法の論理から)xxx級戦犯は日本では犯罪者ではない
という2つの立場を同時に再確認した安倍さんの言い方はよいと思います。
 ただ<同時に>という部分を省いて<犯罪者ではない>の方ばかり(外国に向かってまで)強調する立場の人がいるとすればそれには賛同出来ません。瑕疵のある東京裁判ではあっても、そこで糾弾された<罪>を認める姿勢を持った上での<国内法では無罪>の主張でない限りはペテンの論理となります。

投稿: KappNets | 2006/10/08 20:26

安倍さんの国会での答弁を非難する論調がブログや2chを含め吹き出していますが、わたしはこれらのほとんどは反安倍陣営の工作およびそれらに一時的に乗せられてしまった保守系の人々によるものだと思っています。
確かに心情的にやるせなく感じるものはありますが、ここはタイミング的にも長期戦略的にもぐっと我慢で、あのような答弁(A級や靖国では安易な妥協はしていないのだし)でやりすごすことはやむなし、と言う見方をしています。
歴史認識問題はかさぶたのようなもの。いま無理にはがそうとしても傷はさらにひどいものになります。感情的に反発することなく、ぐっと耐えて冷静に致命的な言質をとられることのない答弁をした安倍さんを見ていてこれも「戦う政治家」の戦っている姿なのだと、複雑な気持ちで感動していました。
ここ数ヶ月、プレッシャーと激務の中で息をつく間もないような時間を過ごされているのだと思います。
国会での様子を見ても、腫れたまぶた、いつ意識をなくしてしまってもおかしくないような眠気とも戦っている様子が見て取れました。
そして今日明日の訪中・訪韓、お体を大事にしつつ、この初戦での確実な戦果を上げられ、少しでも政権の基盤を安定したものにされることを期待してやみません。
頑張ってください、と思いつつエールを送ることしかできませんが、私なりに見守っていきたいと思っています。

投稿: kmkr | 2006/10/08 21:35

>朝日新聞は、安倍首相から保守層を離反させるために印象操作を行っているのである。

いつもながら鋭く的を射てさすがです、この尻馬に乗っているのが民主。

政党とは国のために働くべきもの、彼らは既に政党と呼べず、反日もしくは唯の利権団体でしょう。
創価と同じく、いずれは破防法が適用できるかも。

投稿: MultiSync | 2006/10/08 21:50

>神戸牛 さん

>私は安倍政権を支持しますが、同時に「談話」追認への反対も貫くつもりです。

何か後向きの態度ではないかなと思います。「談話」の「棚上げ」や修正、「(修正)塩崎官房長官談話」を目指せばいかがですか。
「村山談話」は古証文として棚上げ、無効化。「河野談話」は修正談話でどうでしょう。そのために、私たちが頑張る。

それと、考えていただきたいのは、対外的に公表された「首相談話」「官房長官談話」の重みです。日本は爾来、条約や約定など明文化された事案に関しては一字一句守ろうとしてきました。その積み重ねの中でアジアで初めての近代国家になったんです。明治の元勲が条約改正でいかに辛苦を重ねたか考えてください。
中国や韓国・ロシア(北朝鮮は論外)などと日本は違います。約束を守り、借金は必ず返す「美しい国」なんです。
「談話」にはそういう意味と拘束力があります。
だから、「歴史問題」など外交関係に関わる問題について、安易に「談話」など出すべきではないのです。村山富市・宮沢喜一・河野洋平氏らは万死に値します

「慰安婦」問題に関しては、安倍総理は答弁の中で、最低限の歯止めは打っています。「狭義」「広義」の定義をめぐって、きちんと押さえています。
以下は、私の勝手な予測ですが、「慰安婦」問題はすでに終わった問題です。5年後は誰も何も言いませんよ。

心配するお気持ちは分かりますが、前向きに考えていきませんか。

投稿: さぬきうどん | 2006/10/08 22:05

いつも読ませてもらっています。勉強になります。初めてコメントさせていただきます。
安部首相の初訪中。夕方のTVで見ると、胡錦濤国家主席は安部首相を主従の関係として応対しているように見えました。
観音様が孫悟空の頭に嵌めた金の箍、靖国参拝反対という緊箍児(キンコジ:呪文を唱えるとキリキリ締め付けるタガ)を嵌められたようでした。中国の国内の都合でいつでも呪文を唱える用意はあるんだよと・・・中国のいつもの交渉術です。
江沢民と胡錦濤の違いは何かをよく研究して、一歩一歩一つ一つ障害を外していく以外に対等の関係を築くことは難しいと思いました。

投稿: toki | 2006/10/08 22:11

村山、河野談話踏襲 管理人様にそういわれると、そうなのかとも思います しかし相手にはシグナルがそういうように伝わっているのでしょうか(伝わってない可能性高い) まあそこは政治 相手も言いたいことをぼかして歩み寄る可能性があるわけでそういう時期と判断なさってそうされたのなら、それもありかと思います。管理人様のおっしゃるとおり、まだ内閣が出来てまだ2週間なのですし期待して誕生した内閣なのでもう少し肯定的に見守ろうと思います。 小泉さんも調子が出てきたのは田中真紀子を切った頃からだったから

投稿: ころ | 2006/10/08 22:19

いつもの事ながら管理人様の鋭い考察に感服しております。
このところ安部総理に対する期待を失いかけていた私の目から鱗が落ました。
今回の訪中の実現は、小泉前首相との我慢比べに耐えられなかった中国が安部首相になったことチャンスと考え靖国カードを一旦はテーブルの下に収めたのだと思っております。。
これで安部首相の足を引っ張り日本を貶めることに躍起になっていた一部のマスゴミと民主党は、靖国問題をカードにしづらくなったことでしょう。
少しづつ日本もまともな外交が出来る国に近づいている気がして嬉しくなって来ました。

投稿: 冥王星 | 2006/10/08 23:28

http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/52413/

この答弁を見ると安倍さんは将来的には変える意思があることが消えていないことが伺えますし、変えることを見据えて、しかし歴代の政権がすでに踏襲していますし、そのため土俵際に推しこまれながら、現状で最低限できる布石を打って答えていることがうかがえます。
しかし直球ではないので(といってもここ数代の内閣よりは、談話等につき明らかによい方向に踏み出しているもしくは意思が有るとおもわれますが。あくまで比較の問題ですが)国会答弁のプロにしか理解しにくい苦衷に満ちた解答なのだろうとと思います。

今朝放送された報道2001の中川昭一政調会長の言葉どおり、安倍首相がいずれ有識者会議等を作ることを期待しますし、その答申を持って正当性の根拠を訴えて国民の支持を得るという手続きを踏み、それによって前談話を否定すること、そして国民にきちんと理解された支持というものを基盤として、その力を背景とし外国の歴史認識に対抗できる新しく安倍談話というものが生み出されることを期待します。それには先ずそのような状況を作り出すことが先決と思います。
〈いまの段階で周到な準備も無く、談話等をただひっくり返しても、それはおそらく自分も含めてですが、いまだ少数派の保守派(国民の2・3割でしょう、保守派自身が思っているほどには、保守派を除く国民はまだ戦後の呪縛は解けていないか、その重要性を理解していない)が快哉を声をあげるだけで、内圧・外圧を含めた政治の混乱の可能性が結果として大であり、保守層を除いては、現状では国民の支持が得られず、結果左バネによって左派リベラル政権が出来る可能性も大きくあり、その場合はさらに踏みこんだ左派史観談が造られる怖れが当然のごとくあり、それを視野にいれて、またそのようなことが起こらないように戦略を練って行うことが政治には必要だと思われます。〉

はじめてなのに悪文で少し長めになったこを失礼します。

投稿: teatimemail | 2006/10/09 00:05

むしろ小泉総理のおかげで、靖国カードが
日本側の手中に収まった感があるのは気のせいか。

例えば今日の会談でも、手ぶらにも関わらず
中共様が喜んでるね。

投稿: とおりすがり | 2006/10/09 00:23

 日本のカネがなければ、なんともならないことをいちばんよく解っているのは胡錦濤でしょう。反日やればやるほど自分の首を絞めるようなもの、反日強硬派の江沢民一派追い落としを安倍首相訪中前に行ったのも決して偶然ではなく、安倍首相と日本に対する重要なメッセージだったのではないかと思います。

投稿: 中凶殲滅 | 2006/10/09 02:06

だまし討ちで成立した村山談話
(「Japan on the Globe 国際派日本人養成講座より」)


船出したばかりの安倍首相に対して、野党やマスコミは歴史認識問題で揚げ足を取ろうと、集中攻撃をしている。

歴史認識問題の踏み絵のひとつが、村山談話である。
これは村山富市内閣が95年8月15日に閣議決定した談話で、第二次世界大戦で日本国が、「国策を誤り」「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と反省と謝罪に徹した内容である。

安倍氏は首相就任前から村山談話の見直しを示唆する発言をしていたが、それに対して、朝日新聞は「安倍氏、村山談話踏襲明言せず」「アジア外交に不透明さ」(9月7日『朝日新聞』)
と、批判の声を上げていた。

10月2日の安倍首相の所信表明演説に対する各党代表質問では、鳩山由紀夫・民主党幹事長が、「(首相は)戦争に関する認識を語らず、歴史家に委ねると言い逃れている」と厳しく追及した。
これに対して、安倍首相は村山談話を引用し、「わが国はかつて植民地支配と侵略で多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えた」と従来の見解を踏まえる考えを示した。

野党や一部マスコミが揚げ足取りを狙うのに対して、持論を抑えた「安全運転」ぶりを見せた新首相だが、いずれ政権基盤が固まった段階で、この村山談話の見直しをぜひお願いしたい。

この点で、櫻井よしこ氏が、村山談話の「出自の卑しさ」を論じている一文が注目される。

村山談話には出自の卑しさも目立つ。それは同談話の閣議決定に至る過程に明らかだ。まず談話の前段として95年6月9日の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議案」があった。

「謝罪決議」と通称される同決議は「我が国が過去に行ったこうした(数々の植民地支配や侵略)行為」に「深い反省の念を表明」する内容だ。

官報によると、同決議採択のための衆議院本会議の開会は95年6月9日午後7時53分、山崎拓氏らが提出してあっという間に可決、7時59分に散会となった。この間、わずか6分である。

この間の経緯を当時衆議院議員の西村眞悟氏が『諸君!』05年7月号に次のように書いた。

自社さ政権の下で国会における謝罪決議が構想され始めたが、反対の声は超党派で強まり、決議案が上程されても否決されることが明白になった。すると6月9日の金曜日、「本日は本会議なし、各議員は選挙区に帰られたし」との通知が衆議院内にまわされ、反対派の議員らは選挙区に戻った。そのすきを狙ったかのように、土井たか子衆院議長が金曜日の午後8時近くという遅い時間に本会議開会のベルを押した。

結果として265人の議員が欠席、議員総数509人の半数以下の230人の賛成で決議案は可決。だが、参議院は採決を見送った。

どう見てもこれはだまし討ちだ。精神の卑しさを強調するゆえんである。

せっかくの決議なのに権威もなく、評価もされない。そこで村山首相らは次に総理大臣としての談話を出す道を選んだ。

95年8月15日、氏は、学者や谷野作太郎外政審議室長ら少数の官邸スタッフらと練り上げた談話を閣議に持ち込み、古川貞二郎官房副長官が読み上げた。「閣議室は水を打ったように静まり返った」と報じられた。

事前説明なしで突然出された談話に、閣僚は誰ひとり反論していない。自民党にとってこのことこそが痛恨の一事だ。細川護煕政権の誕生で下野し、理念の全く異なる社会党の、首相たる資格の片鱗(へんりん)さえ備えていない人物を首相に据える禁じ手を以て、自民党はようやく政権を取り戻していた。自信喪失のただ中で、自民党は真っ当な価値判断を下し得なかったのだろう。[1]

櫻井よしこ氏は、こうした村山談話の「卑しさ」を踏まえた上で、こう結論づけている。

村山談話にとらわれることは、自社さ連立政権当時の、異常なる政権の揺らぎの中に没し続けることだ。そんな地平に日本の未来はないだろう。誠実で誇りある歴史認識を、新たに打ち立てることが、次期首相の課題である。[1]

安倍首相には、ぜひこの言葉を肝に銘じて、いずれ政権基盤が固まった段階で、村山談話を継承すべきかどうか、国会で本格的な論戦を展開してもらいたい。

■参考■
1. 産経新聞「【櫻井よしこ 小泉首相に申す】踏襲必要ない村山談話」H18.09.14 東京朝刊 3頁

Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogindex.htm)

投稿: ぽん | 2006/10/09 04:26

いつもながら鋭い指摘にうなりますね。日本は革命史観の国ではないのですから、首相が変わったからといって、過去の村山、宮沢などのアホ総理をすべて否定することはできません。お隣の国では前大統領を逮捕して死刑宣告するなど、いつもちゃぶ台をひっくり返すようなことをしていますが、それを期待してはいけません。中川政調会長がいっていたようにすこしずつ変えていくしかないのではないですか。孔子さまもいっています。大国の政治は小魚を煮るようなものだと。もう少し、安部さんをみまもりましょう。私はむしろ景気が心配。来年までもてば参院選もうまくいくのではないですか。

投稿: まつ | 2006/10/09 04:49

私は、安倍総理はやはり本物だと思います。日本は将来、この時期に安倍総理が出てきたことを感謝するようになると考えます。丁度、岸総理が60年安保を改定して現在感謝されているのと同じ働きをすると思います。安倍総理の発言を注意深く読めば、少しもぶれていません。中韓を訪問したのは、国益のためです。今のこの時期に訪問しない方がおかしい。北鮮問題が急を告げるこの時期を考えてもらいたい。総理は、来年の参院選挙のためではなく、世界史的な転換点を迎えている現状を打開するため中韓を訪問したのだと判断する。総理に就任して非常に短期間における今回の中韓訪問は、外務省経由では不可能なので官邸直接のルートで実現したと聞いています。外交においては、最初がが国益優先で始まり、最後が国益で終わります。この歴史的時期に総理は感情面(其々の国の感情的な都合)を表に出さず、国益を第一優先課題として冷静且つ強力に行動していると考える。ガチガチ右翼のニクソンが訪中し、なぜ毛沢東がそれを受け入れたのか、良く考える必要がある。北鮮問題は世界史的転換点を迎えていることをブログの読者の方は良く認識されていると思います。蛇足ですが、私は総理の靖国神社参拝を当然のことと考えていますが、遊就館はいけませんな。狂信的神懸り軍国主義を善と捉えている。このことは、靖国神社側が狂信的神懸り軍国主義を善と考えている証と判断される。実は、全ての日本国民のための靖国神社の最大の敵は靖国神社 社務所の思想かもしれない。

投稿: city authority | 2006/10/09 11:30

さぬきうどん さん

なんら法的規定のない「談話」の拘束力はせいぜいが一内閣です。将来にわたって国家を拘束する条約については議会批准というプロセスがあります。わが日本は指導者様やら党中央やらが一方的に国の方法を定めることはできません。

その条約すら日本は一方的に反故にしたこともあります。台湾との日華条約です。「条約は花のようなもの。最初は綺麗だが時が経てば色褪せる」とは外交大国フランスの政治家のどなたかの言葉です。

宋襄の仁を追及せんがため「強姦国家日本」のレッテルを追認するのは本末転倒です。

パワーポリティクスの戦術として「腰を抜かす」という手法があります。二陣営が対立しているときに、あえて敵方の強硬派のフリをします。敵方のリーダーに祭り上げられたところで「腰を抜かす」つまり"妥協"するのです。これがうまくいくと敵方が綺麗に総崩れになってくれます。安倍氏はそういう意図はないでしょうが、意に沿わずともこの役回りを演じさせられているのが現状というところです。中朝の猿芝居も見事に日米離間を演出しました。これはすべて保守陣営の力不足が原因であり、安倍氏を降しても事態は悪化するだけなので安倍は支持します。しかし内閣に従って「談話」のドクトリン化を保守陣営が受け入れることは自殺行為です。少なくとも「安倍が認めても我々は認めない」という姿勢を貫くべきです。

まつ さん

安倍氏はレジームを打ち壊すと掲げていますが、レジームの破壊とは革命です。

投稿: 神戸牛 | 2006/10/09 12:44

>神戸牛 さん

日華条約(日本国と中華民国との間の平和条約)破棄の経緯はおっしゃるとおりですね。日本の戦後外交の「恥部」です。
韓国と中国との国交樹立、台湾との断交の際もドタバタしました。すべて中国がらみです。中国は国交樹立の際には台湾との国交断絶を絶対条件として強制してきます。バチカンなども困っているようですね。

「河野談話」は宮沢内閣総辞職・退陣、細川連立内閣発足の1日前のドサクサ紛れに出された胡散臭い「談話」です。何とか廃棄、修正させていく必要がありますね。
ただ「拘束力はせいぜいが一内閣」だと軽くは考えられないのではないでしょうか。対外的な約束ですから、外交問題を派生させます。
なお、「慰安婦」問題に関しては、「アジア女性基金」による元「慰安婦」支援事業も完了しています。本質的には終わった過去の問題です。

投稿: さぬきうどん | 2006/10/09 14:22

岡田さんの論理は(おそらく)東条英機=A級戦犯=犯罪者として認めさせたかったのでしょう。(小泉さんが認めたから)
でも小泉さんの発言は閣議決定したものではないから安倍さんは簡単に否定できたわけです。
(「村山談話」「河野談話」は閣議決定された政府の方針のため否定できないジレンマがあるのでしょう。)
次に岡田さんは「戦争責任者」は誰かと聞くわけですが、戦争責任者=国際法違反の犯罪者という固定観念がこの人にはあるわけですね。
これについても安倍さんは政府としては答えられないと突っぱねています。
戦争責任の定義がない中で答弁してはどこまで拡大解釈されるかわかりませんからねー。(強制連行の強制性と同じですね。)

東条英機は日本国民に対する「敗戦責任」は「開戦時」の「総理大臣」として甘んじて引き受けると言っています。ただし、東京裁判の訴追容疑は全面否定しているわけです。

いずれにしても「保守二大政党政治」の時代は程遠いですね。

投稿: @隼人正 | 2006/10/09 16:36

北朝鮮予定表通り、遣りましたね。極東三国プラスワンこの各国の為政者を見ると、マトモな政府と政策に一応議席を与えている、(二国は独裁+一つは似非自由ですが)他の一国と比べても日本人の素晴らしさと民度の高さを知る事が出来るのに、何故日本の野党とマスコミだけが民度に比べて低度が落ちるのでしょう?子供の侭で成長が止まって居るのでしょうね?

政府を「権力」と考えているのでしょう、権力に歯向かう善人、何となく江戸時代の瓦版精神がこのネット時代に抵抗してなのか?無能で考える力が無いのか?最近の進歩的マスコミの社説を読むと、国際的?すぎて日本人記者が書いているとも思えない社説が大手を振って、活字が永遠に残るのも気に掛けず堂々と一面に踊る「不気味さ」、マスコミを馬鹿にして先を行くネット読者、この進歩的新聞社には少しは冷静に日本を見直した方が良い気がしています。

まあ、商売ですから好きにすれば良いと思いますが「嘘」と「プロパガンダ」は独裁国と宗教家に任せて普通のニュース伝達屋に徹して欲しいですね。

北朝鮮が爆発させた、本人が言ってるのですから遣るのが当たり前、何もテレビ屋が解説したり、北朝鮮の都合をコメントする事もない、粛々と国際的に決めた事をニュース屋は伝えれば良いだけの事を日本の政治家に意見を求める、判る訳がない。
テレビを見ていて不思議な商売だなあ~こんなバカやっていて
知識人て呼ばれて満足してる~昔テレビは日本人総白痴化の元を作る、と云われましたが現在が頂点で有って欲しいですね。

北朝鮮報道で久しぶりに日本チャンネル(普段はチャンバラ)を見ていて感じました。

投稿: 猪 | 2006/10/09 17:56

神戸牛さん、ぼんさん、

エエ事仰いますね。小生賛同させていただきます。

それにしても、さぬきうどんさんは訳のわからんこと仰いますね?
神戸牛さんに対して、

>何か後向きの態度ではないかなと思います。
>「談話」の「棚上げ」や修正、「(修正)塩崎官房長官談話」
>を目指せばいかがですか。
>「村山談話」は古証文として棚上げ、無効化。「河野談話」は
>修正談話でどうでしょう。そのために、私たちが頑張る。

一体神戸牛さんの何所が後ろ向きなの?
「棚上げ」や「修正」こそ日本に対する誤解と不信を呼ぶんでっせ。

新しい政権政府は堂々と言うたらええんや。

「先の村山談話は日本の当時の混乱した政治状況、政権争いによって偶然、不幸にも生まれた政府によって、心ならずも発表された談話である。しかも其の談話をなした当時の首相は国民のほんの少数が支持するに過ぎない社会主義政党の党首であった。とはいえ、民主主義国家である日本の政府がなした談話である。よって、談話のなされたことを否定するものではないし、また内容の全てを否定するものでもない。が、現在の国民の負託を受けている新しい現政府は11年も前の其の談話の内容の全てには決して縛られるものではない」ぐらいのことをね。

また、さぬきうどんさんはこうも仰る、

>河野談話」は宮沢内閣総辞職・退陣、細川連立内閣発足の
>1日前のドサクサ紛れに出された胡散臭い「談話」です。
>何とか廃棄、修正させていく必要がありますね。
>ただ「拘束力はせいぜいが一内閣」だと軽くは考えられない
>のではないでしょうか。対外的な約束ですから、
>外交問題を派生させます。


廃棄、修正させていく必要がありますね、と仰りながら、
外交問題を派生させますと、頓珍漢のことをおっしゃる。
派生させるからどうだと仰るの?
派生させて其れを正しい方向に導く、それが正しい外交でしょうが。
それが安倍首相「闘う政治家」でしょうが。

こうも仰る、
>なお、「慰安婦」問題に関しては、「アジア女性基金」による
>元「慰安婦」支援事業も完了しています。本質的には終わった
>過去の問題です。

何を仰いますやら。現在ただ今の問題やおまへんか。国会でほんの数日前共産党のだれやらが持ち出してたやおまへんか。

ホンマにけったいなこと仰るなー、さぬきうどんさんは。

投稿: 忠 | 2006/10/09 20:54

皆さん、こんばんわ。
コメント、ありがとうございます。

もっと、神戸牛さんのような反応があるかと思っていましたが、皆さん、けっこう不快感を感じながらも、「現実を冷静に見つめれば、今は仕方がないのか」という感じですね。
まあ、私もそんな感じです。
ただ、神戸牛さんの仰る「所信を貫いてほしい」という気持ちも解ります。
スパッと河野談話などは斬って捨てる、期待が強かっただけに、なおさらその思いが強いと拝察します。
皆さんも欲求不満を感じているのではないでしょうか、正直、私もそうですから(苦笑)

時間はかかっても、村山談話を“遺言”ではなく、過去の“遺物”として風化させなければなりません。
また、河野談話及び従軍慰安婦は“虚構”であることも明確にしなければなりません。
それは何も首相談話とかに限る必要はありません。
まず教科書、次に教育内容からそれらを修正、駆逐していくべきだと思います。
そして“洗脳”された国民の意識を取り戻す。

安倍首相、コメントにもありましたが、けっこう計算して答弁していますね。
とりあえず言質(げんち)を取らせない。
野党の追及に油を注がず、うまくかわし勢いをそぐ。
で、中韓の面子も立てるが、ギリギリのところで妥協を拒む。
河野談話を内閣として引き継ぐとしながらも、強制連行は否定するなども、その良い例でしょう。

今回の中韓訪問も、北の核実験で、両国が日本と約束した姿勢を貫けるのかどうかが問われる事態になりました。

安倍首相が「最近、自分の強みが解った。それは相手が自分を舐(な)めてかかることだ」と言ったと聞いて、「なるほど」と思う次第です。

総理は想像以上に“したたか”です。

投稿: 坂 眞 | 2006/10/09 22:09

>忠 さん
私もあなたがおっしゃるように、安倍政権が大見得を切って、「村山談話」「河野談話」「近隣諸国条項」の破棄を公言できれば良いと思いますよ。
気持ちはそうだけど、具体的にどうするのか。
この間の安倍総理の答弁を逐一読んでいて、最後の一線は守っていると思うから、不満はあってもサポートせねばと思っているんです。それはお互いそうですよね。
大体、私も「河野談話」は出たときおかしいと即座に思ったし、「村山談話」には疑問を持ちました。国会決議が流れたあとこそこそ出された「談話」ですから。しかし、何も行動しませんでした。そういう運動もあまりなかったように思います。保守派の方は動かれたと思いますけど。
一気には無理じゃないかと思っているんです。私の言い方が悪いのかも知れませんが、ポジションはそんなに違わないと思います。

>なお、「慰安婦」問題に関しては、「アジア女性基金」による元「慰安婦」支援事業も完了しています。本質的には終わった過去の問題です。

説明不足だったかも知れませんが。あなたも人の文章をちゃんと読んでください。そして、もちろんご存知だと思うけど「慰安婦」問題の歴史的事実や経緯、現状に関して押さえてください。私は「本質的には終わった」と書きました。そう思われませんか。「ただ今の問題」ですかね。
菅直人氏が愚かにも同じ山口の大先輩政治家・岸信介を戦犯と規定しその評価を安倍総理に糺しました。「ただ今の問題」ですか。菅が馬鹿なだけでしょう。
共産党の質問、アメリカの下院の決議騒動。日米マスコミの報道。瑣末なことです。ゴミですよ。本当にゴミでないのなら今後とも「河野談話」は継承されていきます。
「河野談話」に関しては、安倍総理の答弁に出ているように「広義の強制性」という規定が事実として間違っていることを証言や史料を基に、具体的に論証・認定し、「強制性」など存在しなかったことを主張することです。これは今すぐにでもできますね。
後は政治的な判断です。
「談話」自体を破棄するか、訂正する新たな「談話」を出すことです。
私は、安倍内閣が参議院選挙をクリアできれば政治的に可能になると思います。

失礼なことを言いました。よろしくお願いします。

投稿: さぬきうどん | 2006/10/09 22:58

さぬきうどんさん

あなた、相変わらず人のコメントをちゃんと読まないね。失礼やで。

あなたは書く
>私もあなたがおっしゃるように、安倍政権が大見得を切って、
>「村山談話」「河野談話」「近隣諸国条項」の破棄を
>公言できれば良いと思いますよ。

と。

いつ、何所で小生は、<「安倍政権が大見得を切って、「村山談話」「河野談話」「近隣諸国条項」の破棄を公言できれば良い>などと言いましたか?
百歩譲って、どこに、小生が破棄を公言すれば良いと思っていると、読む人をして思わせる様な書きぶりをしていますか。

話にならんね。あなたとは。

投稿: 忠 | 2006/10/10 08:47

安部政権が保守本流を行くには、公明党の影響力を極力排除するようにしなければならないでしょう。
要するに参議院の議席数ですね。
自民党は公明党と組まなければ法案を通せません。

保守を自認する方のすべきことは、次の参議院戦でいかに自民党に議席を取らせるか、これに尽きると思います。

まずは神奈川16区と大阪9区の衆院2補選。これを自民党に取ってもらわないと。
政治は世論と議席が伴わなければ、どんな正論も通りませんから。

投稿: N | 2006/10/10 08:49

>>忠さん
取り敢えずタメ口混じり喧嘩腰の口調は改めませんか。貴方の主張が正しかったとしてもあまり良い印象は受けません。
それに、最後に「失礼なことをいいました」と書き添えたコメントに対しての第一声が「失礼やで」ではどちらが礼儀を欠いているのか判りません。
挙げ句に「話にならない」としてしまうのでは、それこそ話になりません。十人十色、多種の意見があって当然なのですから、それを頭ごなしに否定するという行為は決して有益ではありませんし、お控えになった方がよろしいのではないでしょうか。

投稿: 長 | 2006/10/10 14:31

安倍さんは何も譲ったわけではない、その通りだと思います。謝るべきは謝ったし、中国からは戦後日本の平和主義を認めて貰った。まだ fragile だが日中関係の新しい一歩を踏み出した(歴史的な?)会談になったと思います。

強制連行の有無とか、南京の状況がどうだったとか、そういう些末の問題ではありません。問題は謝り方によってはおっしゃるように<明治維新以降の近代日本の歩みを根底から否定する>ことになるという点です。この点の日中間の調整はまだ今後に残されていると思います。靖国はこの点にかかわります。

東京裁判の瑕疵など持ち出しても、話は絶対に前に進みません。安倍、胡会談自体は好評でも中国人の頭が以前と同じ古い処でとどまっているからです。

日本が悪かったのだからという処からしか考え始めない中国人に向かって、どう切り出せば納得して貰えるか、これは今後の大きな課題です。時間がかかると思います。私は「人を批判するのは簡単だが、それでは問題は何も解決しない。日本人は納得していないのだから」と突っぱねるところから始めるしかないと思っています。

第2の小泉が必要です。

投稿: KappNets | 2006/10/10 15:19

共産主義を捨てた共産党は抗日の過去でしか政権の正当性を主張できません。ですから日本が少なくとも過去を全面否定し、現在をも否定しない限り共産党統治下の民に納得してもらうのは原理的に無理でしょう。

>戦後日本の平和主義を認めて貰った

安倍氏を批判しているわけではないのですが、なんとも情けない話ですね。ちゃんと彼らの鎖に繋がれていたことをやっとのことで認めてもらって喜ばなくてはならないのですから。現実に日本の国力で出来る精一杯の外交がこれでありこれ以上は望むべくも無いのでしょうけれど、それはそれとして屈辱は屈辱であると正視しなければならないと思います。

投稿: 神戸牛 | 2006/10/10 21:22

安倍首相が来年の参院戦に勝利してから、舵を右に切ってくれることを期待しています。

ただし、今日の衆院予算会議で公明党の質問者から「公明党をどう思うか」と聞かれて
「(大いに協力して頂いており)これからもよろしくお願いしたい」
と答えたのには失望した。
ちょっとリップサービスのし過ぎではないでしょうか。

早く公明党に三下り半を突きつけて欲しい。

投稿: ponko | 2006/10/10 22:26

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