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2006/11/18

やっぱり懲りない盧武鉉くん

先月の北朝鮮による核実験で、もっともダメージを受けたのは韓国の盧武鉉政権だろう。外相、国防相、統一相、情報院長官という、外交・安保にかかわる閣僚が先月末でいっせいに退任した。これは、韓国誕生以来、前例のないことだそうだ。

このうち、潘基文外相は国連事務総長に就任するから別として、残りの3人は、これまでの盧政権の対北朝鮮政策に対する世論の厳しい批判を受けてのものだった。

ところが盧武鉉くんは、北朝鮮の諜報活動を取り締まる最高責任者である情報院長官の後任に、より自分に近い―つまり対北宥和派の金万福(キム・マンボク)第一次長を内部昇格させた。
これだけでも、盧武鉉くんの対北宥和政策が相変わらずであることを裏付けるに十分である。が、さらに対北朝鮮政策の最高責任者である統一相の後任までも、対北宥和派の李在禎(イ・ジェジョン)氏が就任することになった。

国民の支持を受けた時は「民心が天心」と民心を絶対視する。一方、国民が政権に
批判的な時は「民心の判断が誤っているときには(これに)逆らって直言しなければならない」 「民心に追従するのが大統領の仕事ではない」と民心を切り捨てる。
そんな、状況次第で都合よく「民心」の解釈を変えてしまう、身勝手きわまりない発想が得意な盧武鉉くんらしいやり方ではある(笑)

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ところで統一部長官に内定している李在禎(イ・ジェジョン)氏は、17日の国会での人事聴聞会で、「1950年代の韓国戦争を南侵か北侵かについて規定するのは適切ではない」とする見解を示し、波紋を呼んでいます。

これは、無所属の鄭夢準議員から6.25韓国戦争を南侵と思うか北侵と思うかと質問されたのに答えたもので、李在禎氏は、「南侵か北侵かについて規定するのは適切ではない」と述べたあと、「南侵であることが事実上の規定」だと訂正しました。

李在禎氏はこうした発言によって鄭夢準議員や野党ハンナラ党議員から厳しく抗議を
受けました。

李在禎氏、「韓国戦争 北韓侵攻の規定は不適切」 (KBS WORLD Radio)

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前任の李鐘奭統一相(イ・ジョンソク統一部長官)は、7月の北朝鮮のミサイル発射に
関して「北朝鮮の説得に最も失敗したのはアメリカ」という「たわ言」を吐くなど、一貫して反米・親北朝鮮の姿勢を崩さなかった。
その李鐘奭氏が統一相を辞めざるをえなくなったのは、北朝鮮の核実験後、国民世論がそれまでの対北朝鮮政策=太陽政策に猛反発し始めたことが背景にある。加えて、米国も李鐘奭氏には強い不快感を示していた。

にもかかわらず、盧武鉉くんは「南侵か北侵かについて規定するのは適切ではない」と国会で答弁するような人物を後任の統一相に選んだのである。

朝鮮戦争が北朝鮮による「南侵」によって始まったのは歴史上の事実であって、「規定する」のは適切であるとかないとかの問題ではない。「南侵」を認めないのは北朝鮮と、韓国内のチュチェ(主体)思想派だけだ。
北朝鮮とチュチェ(主体)思想派によれば、朝鮮戦争は「金日成による南朝鮮(韓国)
解放戦争」ということになる。
したがって「南侵か北侵かについて規定するのは適切ではない」と言うのは、事実上、この北朝鮮とチュチェ(主体)思想派の主張に組するのと同じである。

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中央日報調査研究チームが10月10日に実施した世論調査によると、政府が太陽政策などの北朝鮮を包容する政策を続けることについて「今後も続けるべき」が17%であったのに対し「もう変えなければならない」が78%だった。
また、韓国の対北経済協力の象徴である金剛山観光や開城工業団地事業を「続けなければならない」という意見(42%)より「中断しなければならない」という意見(53%)の方が多かった。

つまり、世論の8割近くが盧武鉉くんの対北宥和政策を変えるべきであるとし、過半数が対北経済協力に反対しているのである。

しかも、ジョインスドットコムが同日(10日)午後から11日午後にかけてネット上で調査した結果では、「北朝鮮の核実験実施に関連、最も責任が大きいと思われる国はどの国か?」という問いかけに対し、47%が「韓国だ」と回答した。これは「北朝鮮だ」と答えた人の43%を上回り、約半数に上る。

李鐘奭氏が辞めざるをえなくなったのは、このような厳しい世論の反応を受けてのものだが、その後任が李鐘奭氏に輪をかけたような親北朝鮮の人物だというのだから、もう盧武鉉くんには絶句である。
金剛山観光や開城工業団地事業も、世論や米国の反対にもかかわらず、やめる気はないという。

まさに「民心に追従するのが大統領の仕事ではない」という盧武鉉くんの面目躍如である。

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盧武鉉くんは、野党国会議員時代の1989年に現代重工業のストライキ現場に行き、
者の前で、「今回のストライキは法律上違法だ。しかしメシを食えなくする法は法ではない。だから、法は正当なとき守り、正当でないときは守つてはならない」と檄を飛ばしたことがある。

自分の主義主張のためには法を破ってもかまわない―これは、まさに過激派の思想だが、盧武鉉くんは元々そういう人物なのである。

この大統領の任期は、あと1年以上ある。盧武鉉くんがいる以上、もう、韓国が日米の側に戻ってくることはない―そういう心構えでこの国と付き合っていくしかない。
北朝鮮は「南朝鮮革命は既に完了した」と言い、自分たちより韓国の方が先に内部崩壊すると考えているという見方もある。

国政を誰に委ねるのかによって、国が栄えたり滅びたりする。盧武鉉くん率いる韓国がそのよい例である。

我々も盧政権を“他山の石”としなければならない!!!

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コメント

盧武鉉の宥和政策は国是ですから彼が大統領である以上は変らないでしょう!
韓国国民がどんなに訴えても彼には理解出来る脳ミソを持ち合わせていません。
例えは悪いですが、北からスカッドミサイルでもソウル辺りに何発か
打ち込まれれば目が覚めるかも知れませんが?
所詮、任期が終えれば裁判に訴えられ死刑なんて事も有るのでは!
其の時は、金大中も一緒に同じ刑を与えるべきですね。

投稿: 七生報国 | 2006/11/18 10:36

これはもう、ノ大統領の資質がどうこうというよりも、北の傀儡のような政権を存続させている韓国国民の問題でしょう。

休戦中の相手国のスパイを国の機関の長にしているような国ですから、付き合いは要注意ですね。

投稿: mm | 2006/11/18 11:20

失礼いたします。許せないので抗議しましょう!!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

シナの大学が日本国民の税金で博打を打ってます!

中国・王毅大使が謝罪 日本財団奨学金、蘭州大が投資で消失「100万ドル全額を原状回復」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/28118/

抗議しましょう!

>>日本財団会長 笹川陽平ブログ
「王毅 中国大使からの書簡」
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/644
(コメント、TB可)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

投稿: | 2006/11/18 12:02

つい最近、一心会とかいう北のスパイの話題がもちきりでしたが、いつのまにやら終息したのか、続報がないような気がします。
これは空想めいた感想ですが一心会とは言わないまでも、あのN大統領もその組織と親しい関係にあった、もしくは非常に北に近い関係があったんじゃ・・・などという考えが消えません。

投稿: 名無し | 2006/11/18 12:42

久々に笑ってしまった。特にストライキの下りは最高におかしい。よくもまあこんな人間が大統領になれたものだ。まあこれも自分達で蒔いた種だから韓国国民はしっかりこの事実を受け止め、まともな人間を選任しなければならないことを肝に命じていればいいのだが実際はどうやら・・

最近までの一連の流れで大統領制というものはいかにあぶない政治体制だということが理解できたのは彼の唯一の功績かもしれないが、なぜ未だ法治国家としては成熟していない韓国が権力が集中する政体を選んでいるのかもよく分からない。しかし大統領制が彼のような「ほほえましくも大胆なリーダー」が登場する起因になっていることを考えればわれわれとしては是非このまま続けて欲しいものである。

ところで、今回の記事に顕著に現れている唯我独尊主義の彼であれば、巷間ささやかれている電撃的朝鮮統一も夢ではないかもしれない。そのときこそ南北朝鮮がともに望んだ金大統領政権が発足し、核保有を成し遂げた大国として世界に君臨するのだ(笑)。

投稿: radical | 2006/11/18 12:55

ノ政権を”他山の石”としなければ成らない、同意です。

バカな政治家をトップにした時の過去の日本の政治史、確かに政党政治でトップの独断で日本が走り出したと言う事は、一名の総理を除いては有りませんでした。

しかし対外政策ではバカが後の日本の外交政策に、大きな傷を残し、現在も継続して禍根を残しています。

先ず日本が好きな人が首相と言う「座」に就いて貰う必要が有ります、それには良い人材を国会に送る事、国民は一票とは言え権利を持っている、先ず「日本が好き」な議員を選びましょう。

アジア三国人を「砂」の様な人と表現した時期が有りましたが、今「日本人」が「砂」に近着いている、心しないと危険です。

投稿: 猪 | 2006/11/18 14:50

>ノ政権を”他山の石”としなければ成らない

ここまで酷く(?)は無かったけれど、日本も同じような人物が
首相になった時期がありましたからね(村山内閣とか)。

不謹慎ですが村山政権発足後、直ぐに阪神淡路大震災やオウム事件
が起こったのはタイミングが良すぎました。
(現在の『若者の右傾化(笑)』の切欠となった出来事ですからね)

盧政権終了後に日本の村山内閣後と同じような風潮が韓国にも現れる
と良いのですが、日本でもそれが表に現れるまで10年近くを要し
ましたから、現在の韓国の置かれた現状を考えると、やはり「手遅れ」
と言ったところでしょうか。

投稿: | 2006/11/18 15:43

今回のエントリーと直接関係ないのですが、明日沖縄知事選、ということでグーグルで、沖縄知事選、と検索してみました。

そしたらほとんどがニュース以外、左翼系の電波コメントやブログばかり。

もう少し保守系の物が少しはヒットするかと思ったのですが。

韓国はあんなですが日本もうかうかしてられない。

沖縄、左翼が勝ったら安倍さんの求心力に影響するのかな~

是非負けないで欲しい。

投稿: ひどい | 2006/11/18 18:46

北朝鮮って所詮は中国に使われているだけなんでしょ?

投稿: 西瓜 | 2006/11/18 23:44

>法は正当なとき守り、正当でないときは守つてはならない
あぁ…、朝鮮人のダブルスタンダードの一端を垣間見たり…。同じ理屈で国際法や条約も守る気ないんでしょうかね? そう考えると、グローバルホークを売らなかったのは至極当然な話にしか聞こえません。
彼には、ソクラテスや山口良忠判事の本でも読む事を薦めたいものです。

投稿: クリアランス | 2006/11/19 02:38

最近の韓国ブームはアメリカに韓国を味方にさせ、日本と韓国との関係改善を謀るためのプロパガンダだと思うのですが、その韓国は容共ノムヒョンを始めとする閣僚に囲まれていて、北朝鮮との宥和政策に絶えないようにも思えます。韓国は国家情報院だかなんとかという情報局が北朝鮮のスパイを摘発したという記事が坂眞さんの記事にものったのですが、結局それは韓国が容共なのか反共なのかよくわからない、政策が求心力を得ない不安定なものであり、最終的には、影響力のあるアメリカや中国などの強大な軍事力を備え、高い外交能力を備えた大国に極東情勢が任されるかもしれないということなのではないでしょうか。そこで世界情勢と自国の国益の為なら「民主主義」の為と称して宣戦布告するアメリカ、自国すら容易に統率できず、信用がないために外国からの投資も引き、環境汚染や人民の抑圧を始めとする不安定な国中国に任せておくのは不謹慎と思います。そこで日本は自国の軍の増強を図り、GDP比4~7パーセント代までに日本の国防費を上乗せし、兵器の増産に伴う一個価格の減少を実現させ、将兵の数を増やし、陸海空の戦力の充実した日本国防軍を可能にするためのアメリカからの核兵器の貸与や同意を元に核兵器の製造を実現させ、日本の国力の増強を実現できたら(夢ですが)よいなと思いました。

投稿: JFS | 2006/11/19 10:03

盧武鉉大統領は裸の王様かと思っていたら、国民が裸の王様だったのですね。

投稿: コリャコリャ | 2006/11/19 10:59

NHK BS1 11月18日AM3:15~の「ワールドニュース」ではこのKBSの報道、イ・ジェジョン次期統一相内定者のこの件に対する発言を「南からの攻撃であった」という訳をしておりました。
キム・アソンという訳者の女性でした。一応NHKには疑問を呈しておきましたが。「南侵」「北侵」などという主語、目的語不在の紛らわしい言い回しを尊しとする韓語の限界と、年若い訳者の言葉に対するストレートな理解とのギャップが面白いと思いました。言の葉を「言霊」とまで言いならわす日本語とは対照的ではありませんか。

投稿: K.たま | 2006/11/19 11:23

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