日教組を早く絶滅種に!
日本教職員組合(日教組)の組織率が昭和52年以降30年連続して減少し、過去最低の28.8%(昨年29.5%)になった。
日本共産党と友好関係にある全日本教職員組合(全教)も同じく減少傾向にあり、その組織率は7.1%。
つまり、教育現場における左翼偏向組合の組織率は、合わせて約36%ということになる。
約36%ということは、3人に1人以上の教職員が左翼偏向組織に属していることになる。これでも高すぎると思われる方もおられるかもしれない。が、一時は8割以上の教職員が加入していたことを考えれば、時代は確実に変わったと言ってもよいのではないか。
おそらく、現実離れした階級闘争主義が多数の教職員に受け入れられなくなった結果だろう。
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日本の運動は戦後、共産党が指導する産別会議(産業別組合会議)が牛耳っていた。が、GHQ(連合国総司令部)の右旋回とともに産別会議は急速に影響力をなくす。代わって登場したのが反共主義を掲げる総評(組合総評議会)である。
ところが、反共産党系社会主義者によって総評は左旋回させられ、いつの間にか「反共」の旗を下ろし容共主義に転換する。この左旋回した総評を支えたのが、国労(国鉄組合)や日教組なのである。
ちなみに総評御三家と呼ばれたのは国労、日教組、全逓(全逓信組合=現JPU)である。これらの労組に共通しているのは、運動=階級闘争と捉える考え方だ。
だから、労組なのに日米安保反対運動や日中友好運動に注力したのである。
が、今、国労は実質的に解体され、全逓はJPUとして労使協調路線に転換した。昔ながらの階級闘争主義の残滓を払拭しきれていないのは日教組だけである(共産党系労組は論外)。
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日教組(全教を含む)は階級闘争主義の立場に立っている。階級闘争とは人間を資本家階級と者階級に分け、両者を相対立するものとして考える。
日教組にとって敵対する資本家階級とは、直接的には文科省=国家である。したがって、その敵の指導や指示は原則的には受け入れられない。敵の象徴である「君が代」や「日の丸」も憎むべき対象でしかない。国を愛するなんてとんでもない―だから改正教育基本法は日教組にとって天下の「悪法」なのである。
教育も確かにである。が、それは普通のではない。教師のは人を作る(育てる)ことであり、そこには高い専門性と使命感が求められる。
したがって、教師は階級闘争とはもっとも縁遠い者のはずなのである。にもかかわらず、階級闘争主義の労組が教師の間に根を張っている。
このような日教組の存在が教育を歪め、その現場を荒廃させる一因になっていることは間違いない。
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日教組の階級闘争主義が教育現場に悪影響をもたらしている代表的例として、部落解放同盟(解同)の教育介入を許していることが挙げられる。
これは、許しているというより連携していると言った方が適切かもしれない。
解同も人間を差別者と被差別者に分け、両者を相対立するものとして考える。この考え方は階級闘争と基本的に同じである。違うのは、者階級も差別者=糾弾される側に含まれるということだ。
したがって、同じく搾取され抑圧される側に立っているのに解同の方が日教組よりも強い。
国家は敵、天皇制否定、君が代・日の丸反対―解同と日教組の共通項は多い。
だから解同が主で日教組が従という協働・共闘関係が両者の間に成立する。そして教育現場では誤った「人権教育」が行われ、「タブー」が教育現場に沈黙を強いる。
福岡県三輪中学のような、日教組と解同の異常な関係がイジメと自殺を誘発した例も多いのではないか。
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日教組の組織率が低下していることは歓迎すべきことだ。新規採用者の加入率は若干上昇しているようだが、団塊の世代の大量退職が始まるのでその比率はさらに下がるはずだ。
私の「元同志」たちは、大半が団塊の世代で、その左翼偏向ぶりは顕著なものがある。この、最後の左翼主流派世代とも言うべき連中がリタイアする。
タイミングを計ったかのように教育基本法も改正された。
今こそ、教職員の組合が、理念(イデオロギー)優先型ではなく、額に汗して頑張っている方々の就業条件の改善を第一に考える組織に変身するべき時なのではないか!
絶滅せよ!日教組!!!
参照:日教組30万人切る 30年連続の減少 (産経新聞)
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コメント
ドイツは統一する時に共産主義の教師は全員辞めさせました
それぐらいの荒療治が必要でしょう
投稿: 京 | 2006/12/19 19:30
先生、随分精力的ですね。著作を書いたら溜まっていたというかプログに記事をどんどん書いて、お体にお気をつけください。もう一人だけの自分ではないのですよ。我々多くのバックボーンなのだから。
投稿: パパイヤ | 2006/12/19 22:03
彼らが退職するとなれば、彼らの失策のツケは誰が払うのでしょう?
それを考えると退職前に絶滅させたいと言うのが本音ですね。
投稿: 耕 | 2006/12/20 00:20
先生、こんにちは。
私の日教組に対する嫌な体験を書きます。
今を遡ること、16~7年前でしょうか?
私が高校2年生の頃の話です。
学校行事としての卒業式前の寒い頃、担任が授業開始と共に日教組が作成した「天皇反対」だの「君が代、日の丸反対」と言うコピーを教室の生徒に配って、内容の説明をしました。
まぁ、内容はたぶんですが「想像通り」のものです。
プリントの説明が終わってからの「余談」なのでしょうか。
「俺だからこの程度だが、共産党系の『バリバリ』の教師だと、もっと凄いぞ!」
とか
「新卒採用で教員になって、組合に入っていない教師なんて、教務室で口も聞いて貰えないんだぞ!」
とか「豪語」してました。
生徒に対する1時間の「拘束」が終わった後、私は担任に聞きました。
「これは、教育指導要綱に沿った『授業』であったのか?」と。
そう言う聴き方をしたのが面白くなかったのかどうかは知りませんけど、私は担任が出てくる同窓会には呼ばれた事がありません。
「卒業式の後」に、「家のクラスの生徒は、『君が代』で何人立たなかった」と自慢し合う教師達に対して芽生えた怒りは、未だに忘れることが出来ません。
教員は、生徒に対して内申書を記載する「強者」と言うことを利用して、やりたい放題しているようにしか見えません。
少なくとも、日教組が「虐め」について語る資格があるのかどうかは、個人的には非常に疑問が残ります。
一日も早く、日教組の解体を望みます。
長文、失礼致しました。
投稿: 労働者 | 2006/12/20 00:48
私の場合、小学校の教師が今思えば赤系の人だったようです。
その方は人間性という面では今でも尊敬できると思っていますが、一方でだまされたなーという思いも強く持っています。
というのも、彼女の過剰な戦争反対論や中国への賞賛、など大人になってから考えれば、どうもおかしいということを当時の私たちに説いていました。こういった行為は教育ではなく、一種の洗脳であり、現在まで日本が能天気な一国平和主義に疑問を持たなかったことの一因であるのかな。とも思っています。
現在のことはわかりませんが、労働者さんのような体験をした方は結構いるのではないかと推測します。また、そういった教えに疑問を持っていない方もかなりいるような気がします。
投稿: mnishig | 2006/12/20 11:34
日教組は既に水に落ちた犬です。待ってましたとばかり、各メディアからの叩きが始まることでしょう。
投稿: 知足 | 2006/12/20 14:06
地方の片田舎で高校までの教育を受けたが、赤い教師には出会わなかったなあ。国旗・国歌も当たり前だった。国旗をしずしずと揚げつつ、君が代を歌う。歌が終わらないうちに旗がてっぺんまでいってしまったり、逆にもう歌が終わりかけているのにまだ距離があったりすると教師があわててさささーと揚げるのがおかしくて笑いをこらえたものだ。本当に厳粛で晴れがましくて楽しい、素晴らしいひとときだった。今、左巻きの教師たちのせいでこんな体験もしらずに学校を終えた人もたくさんおられるのだろう。お気の毒でならない。
投稿: 市田 | 2006/12/20 17:36
地方の方田舎で高校までの教育を受けた者だけど、確かに「日の丸」は掲揚していたし、「君が代」も歌っていたけれど、高校では教師が「赤旗」を配っていたのをよく見かけたなぁ~
ストもあったし、公然と組合活動もしていて、「お前等そんなことする前に授業をするのが仕事だろうーがー!」と腹立たしく思った記憶がいまも残っている。
って言うか、
「日の丸、君が代、思想教育、はんた~い!」って言っているけど、「日の丸=戦争」とか「君が代=差別」なんて事を教えるじたいが、日教組が強行に反対していている「思想教育」なんじゃないのかねぇ~
そこの所を彼等はどう思っているのか聞いて見たいですねぇ~
投稿: 応援者 | 2006/12/20 22:47
納得、納得です。減ったとはいえ、36%はまだ多すぎる。
学生時代はまともでも、教師になってから「染まる」人もいると聞く。
だが、問題はそういう教師を作り出す大学にあり、そして大学教授たちにあるのでないか。文系の大学教師に限れば、全国平均で70%は「左翼」または親マルクス主義ではないだろうか。70%は、少なくとも、いわゆる「容共」だ。多様な思想・考え方を尊重、思想の「自由」を尊重、というのが基本的な彼らの「進歩的」考え方だ。
そういう教師たちの何となくの「左翼的」・「進歩的」雰囲気の中で、学生たちは育ち、学校教師となる。本当は大学教授たちこそ問題視すべきたなのだ(歴史・公民教科書執筆もほとんど大学教授だ)。
本日12/25の朝日・若宮啓文コラムを対象にしたhttp://www5.diary.ne.jp/user/522525/もよろしく。
投稿: 秋月瑛二 | 2006/12/25 16:07
日本で一番税金かけてる東京大学はこのまま国旗も掲げず、国家も歌わず反日の姿勢を内外に示していますが、これでよいのでしょうか?
入学式(平成15年4月11日(金)於 日本武道館)
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/kouhou/1262/
卒業式
http://myjourney.seesaa.net/article/2635692.html
(写真をクリック)
投稿: viola | 2006/12/25 20:05