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2007/04/24

俺たちに明日はある

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今日は徒然に書きたいことを書こう。

私は過去が過去なだけに無神論者である。
神様なんて、これぽっちも信じていない。
が、宗教は否定しない。

こういう気持になったのは40歳を超えてからだ。
別に、マルクスが宗教を全否定していたわけではない、ということを知ったからではない。
大自然に対する畏怖の念。
祖先に対する畏敬の念。
目に見えない世界。想像を絶する日々の出来事。
これらが、科学では計りしれない理屈抜きの観念を私にもたらした。

それから、倒産と億単位の借金を30代で背負う破目になったことも大きく影響している。
人間の“業”とでも言うのだろうか。
人の欲望は際限がない。
それは不条理そのものである。

ライオンは満腹の時に獲物を襲わない。
同類を殺すこともない。
が、人間は満腹を知らない。
平気で同類(人間)を殺す。

マルクスは「意識が人間の存在を決定するのではなく、人間の社会的存在が意識を
決定する」と看破した。
若いころの私は、これを“真理”だと思った。
が、人間存在を決定するのは本能ではないか?
社会的存在にかかわりなく邪悪な意識は存在する。
それが人間ではないか?
私は、そう思うようになった。

「わかっちゃいるけどやめられねえ」
この親鸞の苦悩を私は50歳が近くなって初めて実感した。

50代も半ばをすぎて、親鸞に傾倒するようになったのはこのためだ。
別に祖先が浄土真宗だったからではない。

そう言えば、この間、浄土真宗の僧侶から感心された。
なんで、そんなに親鸞聖人に詳しいのか?と。

悩むべきだ、人間は。
落ち込む時だっていっぱいある。
が、きっと未来はある。
あきらめないでほしい。
自分を捨てるのは、もっとも卑怯な行為だと思う。
逃げるな!闘え!!!

俺たちは生きるのが本能だ!!!

親鸞の教えは“革命思想”だった。
だから弾圧されたが、一向一揆という革命的闘いも実践した。
それもこれも、親鸞の教えが“人間そのもの”だったからだ。

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2007年4月22日現在

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個人」カテゴリの記事

コメント

坂眞様のページいつも興味深く拝見しております。
>逃げるな!闘え!!!
は全くその通りと思います。日本人は、とかく議論を面倒なものとして避ける傾向があります。問題がある場合、それに正面から取り組むのが解決の一番の早道だということは、竹島始め、今の日本の状況がよく物語っています。

ただ、動物を物の例えに出すのは注意した方が良いですよ。
例えばライオンの事ですが、ライオンというのは、一頭の雄を中心にして、何匹かの雌(と子供)でハーレムを作っています。そしてハーレムを持たない雄が、この一頭のボスを目指して戦いを挑むのです。
そして新しい雄がボスになると、それまでのボスが作った子供ライオンは、全て新しいボスに殺されてしまいます。
他にも、おしどり夫婦という言葉がありますが、実際のオシドリの雄は、毎年相手を替えるそうです。
何が言いたいかというと、あまり人間だけを不条理とか卑下しなくてもいいのでは?という事です。

投稿: るな | 2007/04/25 00:35

貴方はもう少し世の中の不思議を思ったほうがいい。
神はいないというが科学の世界ではむしろオカルトが
先行している。具体的には量子力学など。今目の前に
ある現象は確かなようで確かでない。生きていること
のほうが不思議でありその不思議を作り出しているもの
こと真実であると考えるほうが自然でしょう。

いやもちろん神もしくはサムシィンググレートなるものを
信じる信じないは別としてもある種の強烈な思い込みが
貴方にはあるように感じる。それは確かなものにすがりたい
という弱さなのかも知れない。この素晴らしき世界を創った
偉大なる何かに対し精神を開放してみるのも一つの息抜き
となるでしょう。神はいるかも知れないしいないかも知れない。
しかし自分自身が生かされ素晴らしき世界を与えられていること
は確かなことだと言えます。その人知では到底計り知ることの
出来ない不思議に感謝する生き方のほうが人間的だと思うのです。

貴方の特徴として人智では計り知ることの出来ないものは存在し
ないという思考があるように思います。それは量子力学的に言えば
科学的ではないということになりますね。

投稿: | 2007/04/25 02:16

管理人さま、魂のこもった文を読ませていただきました。現在日本は高齢者が多くなりました。また女性の社会進出も進み、政策的に積極的な女性登用が教育現場を通じて多くなっています。先日知り合いの息子の拳法の段持ちで気の荒い、しかし非行は行わない学生が女性担任に睨(にら)まれて退学になりました。昔ならなんでもない、「元気があってよろしい」となる学生です。子供に望むこととして「やさしい子」が望まれています。また社会も「老人にやさしい、年上に従う子」を必要としており、60年代の学生運動当時に居たような、闘う学生は日本では望まれていないのかもしれません。
 ロボットアニメが花盛りなのは、肉体を使った闘争シーンが暴力を招くと女性団体から抗議を受け、やむなくロボットバトルになりました。
「危機管理のできぬ日本」はこうして作られます。最終的に闘い、相手を物理的に叩きのめすことが日本では悪なのです。空手で言う「力なき正義は無能なり」、少林寺拳法の「力愛不二」の力の部分が欠落しています。管理人さんのように戦う人間が一人でも増えなければ日本侵略を狙う周辺諸国に簡単に屈服する日本になってしまいます。

 今後このブログは、日本の指針として重要性を増すばかりと思いました。

投稿: 普通の国民 | 2007/04/25 08:28

逃げるな!と言うより現場にいた頃は責任感が立ち向かわせる事が多かったと感じています。自分ごとの回顧に成ります、参考に成るか?
卑怯な事は「恥」、勇気の無い奴は「男」じゃない、男は「涙」を見せるな、「男」は黙って弱い人を守れ、こんな事を常に「祖父」から叩き込まれておかしく成って中学では「ヒヤヒヤ」しながら「男」を演じ、
卒先して他中学との闘争に出かける「怖」いのですが立場がそうなれば仕方が有りません。

高校時代は「頭」がそんなことで「野球」に明け暮れるのと、柔道部・剣道部の連中と(坂さんには悪い)共産党分子の入門排除係、大阪時代は**が近く多かったのです、いわば突撃隊みたいなものです。
公立大学に入る頭も無い、就職する柄でも無い、薬屋の鑑札を受験で取り売薬(奈良で受験)で全国(と言っても静岡・四国・島根・広島・山口)を回り稼がせて頂きました(薬9層倍小さな声・当時はカゼ薬を除いて何回も回転できました)、薬の説明など自分で考え、始めに飲んで頂く様にしないと次回に回るとき0では宿賃も出ませんからね。
10年程、後お得意様と帳簿を売却元手に起業何とか*7歳までの目的は達成、コキコキと骨の音をさせながら*1で(肺癌成就)~お経みたい~後も生きながらえている事は幸せそのものと考える年代。

時代が違いますので、何とも云えませんが現在の人は恵まれている。自分で食える事を考える必要もない、親も高校を出せば、後は自分で食えと言う我々と違い、全部大学に入ると言うのですから、息子たちも当然の如く入学して卒業して、大学が就職を探してくれて入り、又次世代を育てて行く、環境も思考も人任せ。
こんな時代を利用して、おとなしい事が一番仕事がやり易い人達が作り出す「温室」が一番「国家」には危ないですね。始めに闘争心のない人間を作るのが目的で、考える事を放棄させる事も含めて、自分達の欲望だけを押し付ける。押し付けても抵抗なく受け入れる土台作りを永年やって来たのに、ネットの普及と良識有る人の意見が国民の一部が少しずつ覚醒を始めた、この声が「正論」に成り大きな力に成って欲しいと願っている次第です。

かと言って現在の環境で小生がやって来た我武者羅な仕事、現状も生きて居るのですから失敗ではないと思いますが、自分の子孫に継げない後悔は一寸あります。現状維持のもの、数倍も大きく成ったもの、閉鎖に追い込まれたもの、時代に合わせて良くやっている、日本も大丈夫と思う反面も有るので楽しみにしていますが、一般的に「根性」が消えて行
く、「気力」が男の「辞典」から消えつつ有るのは間違い有りません。小生「兵学校」に行った訳でもなく、戦争時も焼夷弾と機銃掃射のお世話に成った位ですが「兵学校」の「五省」が好きで、商売の邪魔に成る時は「タマ」に有りましたが「お経」代わりにしていました。
今教えても良い「教材」に成ると思うのですがダメなのでしょうね。

投稿: 猪 | 2007/04/25 12:11

私も30代で15億ほどの企業の債務をひとりで背負って倒産させ、離婚し家族とも別離、すべての財産は売り払い一文無しになって再度ひとりで事業を立ち上げ、借金まみれから脱出はしていないながらも別の女性と出会い再婚して死なない程度は生きている・・・というこんにちに至りますが、人生の無常を感じて投げやりになり、適当に生きることを誓って世界を見直してみたときに、従来の左翼的思考というか、幼児的思考はなんだったのか、人間の力の及ばない世界があるんだという宗教観、いまになって痛烈に感じます。

人生は自分の必死な努力や、万全だという用意でもどうにもならないことも多いし、何をどうあがいても悪い方向にしか行かない場面、逆に特に何もしていないのに全てが好転する場面、その繰り返しなんだと思うし、その振幅の大小はあっても、誰もが同じだけ幸不幸を背負って順繰り生きている。
そんな人生において、人生に筋を通す、自分を律する、場面や状況で適切な対処をする、判断に迷ったときに踏み出す運気を掴む、強引でも良いから力でゴリ押しする、あらゆる面でその源泉になる思考法というのは宗教にあるのかなと最近は感じています。

死んじゃったほうが楽なんですが、楽じゃないのも人生かなと。
気負って正面から生きてきた人生ですが、今後の私は人生と闘いませんね。たぶん。
鎌倉仏教は宗教としてだけでなく学問としても面白いですね。

投稿: ひとりでできた | 2007/04/25 13:14

・・・でも、まだ、「いい加減に気がつけよ!少しは考えろ!」の段階の人々の方が圧倒的に多いかとorz
特に人口の多い小金持ちな某世代に・・・。

投稿: じょしゅ | 2007/04/26 17:16

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