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2007/06/16

地球温暖化の防止は米国と中国がカギ

以下は「エコイストCLUB」に寄稿した私の記事です。

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ドイツのハイリゲンダムで開催されたG8サミットにおける最大のテーマは、深刻化するスーダンの民族浄化でも、出口の見えない泥沼のイラク戦争でも、あるいは世界の脅威になりうるイランの核開発でもありませんでした。
そこでは、地球温暖化という人類共通の脅威にどう立ち向かうかが一番の関心事だったのです。

温室効果ガスの削減を先進国に義務づける京都議定書は、第1期が来年始まり、2012年に終わります。今回のサミットでは、2013年以降をにらんで一つの方向性が合意されました。
それは、「地球規模の排出を2050年までに半減する」という長期目標を「真剣に検討する」としたことです。

京都議定書から離脱し、今回も数値目標に消極的だった米国も、とりあえず合意に署名しました。世界最大のCO2輩出国である米国を、同じ方向に引き戻したことの意義は非常に大きいと思います。
ただ、米国は数値目標設定に消極的で、米国に次ぐ排出国である中国は「温暖化を
招いたのは先進国」という立場から、排出抑制を課せられることに抵抗しています。近い将来、中国は米国を抜いて世界最大のCO2排出国となることが確実視されていますから、米国と中国がこの姿勢では長期目標の達成は至難の業(わざ)かもしれません。

JCCAによると、世界の二酸化炭素排出量の国別排出割合(2004年)は次のようになっています。
1位:アメリカ22.1%、2位:中国18.1%、3位:ロシア6.0%、4位:日本4.8%、5位:インド4.3%、6位:ドイツ3.2%。

Co2

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なんと、米国と中国の2国で、世界のCO2排出量の40%を占めているのです。したがって、米国と中国の協力なくしては「地球温暖化の防止」など「絵に描いた餅」です。

では、なぜ米国と中国の2国はダントツにCO2の排出量が多いのでしょうか?

米国の国内総生産(GDP)はわが国の2.7倍(2005年)。なのにCO2の排出量は4.6倍。
まさに異常です。
一方の中国のGDPは、わが国の約半分(2005年)にすぎないのに、CO2の排出量は
なんと3.8倍。
これは米国よりもさらに異常です。

米国のCO2排出量が多いのは、米国人のライフスタイルにあります。冬でも室内では
Tシャツ1枚で過ごせるほどの暖房をする。1ℓ3~4kmしか走らない燃費の悪い大排気量の車を乗り回す。

米国人1人は、インド人50人分に相当する消費生活を営んでいると言われます。例えば、牛肉1キログラムを生産するためには、餌として穀物を約10倍(10kg)近く消費する。
米国人は主に肉を食べ、インド人は主に穀物を食べるわけですから、ここで米国人は
インド人より10倍も多くの食料を消費することになるわけです。移動手段も米国は車ですがインドはバイクです。ここでも石油の消費量に10倍の開きが出てくる。

つまり、米国のCO2の排出量がダントツに多いのは、主に国民のライフスタイルに起因するところが大なわけです。もちろん、環境投資よりも利潤優先という米国式の資本主義の考え方も大きく影響しています。
民主党のクリントン氏が大統領だった時は、米国は「温暖化防止」のリーダーでした。が、より経済界寄りのブッシュ大統領(共和党)になってからは、米国政府の姿勢は
とても消極的になってしまいました。

米国政府に要請したいのは、もっと環境投資や省エネ投資を奨励してほしいということです。目先の利益にとってはマイナスかもしれませんが、長い目で見ればきっとプラスになる。米国民にはライフスタイルの改善を求めたいですね。

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中国のCO2排出量が異常に多いのは、もちろん人口がダントツに多いというのも理由の一つですが、主たる原因はエネルギー消費の効率の悪さにあります。

昨年9月、日中経済協会訪中代表団の一員である今井敬・特別顧問(新日鉄名誉会長)は、独自に調べた資料に基づき、「中国の国内総生産(GDP)ベースの一次エネルギー消費は日本の約8倍に達している」ことを明らかにしました。そして、これは中国の発展の制約要因となると警告しました。
つまり、今の中国は、同じものを作るのに日本の8倍もの石油・石炭・天然ガス等を必要とするということです。

中国は世界有数の産油国(2006年度の産油量は世界第7位)であり、世界第1位の石炭産出国です。にもかかわらず、資源がほとんどないわが国に次いで、今では世界第3位の石油輸入大国。
この事実が、中国のエネルギー消費の効率がいかに悪いかを如実に示しています。

中国は環境や省エネに対する意識が極めて低い。ほとんどの企業が環境技術や省エネ技術に投資しない。また、環境設備を導入している企業も、当局の検査があるとき以外は環境設備を稼動させない。だから大気や水が汚れ放題になるわけです。

今、上海では「笑えないジョーク」がはやっています。

息子が学校から「墨を持って来い」と言われた。
父親の答え 「河川の水をそのまま汲んで持って行け」

上海と並び称される中国経済の牽引車である広東省の張徳江・広東省党委書記(当時)は次のように語っています。
「急激な経済開発に伴い、耕作可能な土地が減少し、水質や大気の汚染が極度に悪化。飲食物の安全を確保できない状態だ」と・・・

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米国はエネルギーを“過剰に消費”している。中国はエネルギーを“異常に浪費”している。この両「CO2排出大国」を端的に表現すれば、こう言えるのではないでしょうか。

中国が安倍内閣になってから“日中友好”に転換したのは、世界のトップクラスであるわが国の環境・省エネ技術が欲しいのが一つの理由と言われています。が、わが国企業の反応は鈍い。
これは、中国に技術を提供すれば、すぐさまコピーされて低レベルのまがい物を作られてしまうことへの警戒感がわが国企業に強いからだと言われています。
つまり、知的財産権が保護されない偽物天国・中国を恐れているわけですね。

中国が真に世界に信頼される大国になろうとするのであれば、まず「世界のルールに従う国」になることでしょう。
でなければ、経済成長すればするほど世界の秩序を乱し、世界の環境を破壊するという構図は変わりません。

中国が持続的成長を続け、目標とする“小康社会(多少は豊かさを実感できる社会)”を実現するには、このことが不可欠です。
が、私は中国が変身できるかどうかに強い疑問を抱いています。
米国が変身できるかどうか以上に・・・

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社会」カテゴリの記事

コメント

>冬でも室内ではTシャツ1枚で過ごせるほどの暖房をする。

納得です。アメリカ映画を見ていて、いつもそうじゃねえかなあと、思っていました。

投稿: 田舎もん | 2007/06/16 21:52

正確なソースは忘れましたが、国単位ではCO2排出量は中国の方が多いのですが、1人当たりに換算すると日本人の方がCO2排出量が多いそうです。今後の日本人の使命は生活の質を維持、もしくは向上させつつCO2排出量を削減し、そのモデルを世界中に示すことではないかと思います。中国の汚染に対して馬鹿にしたり怒ったりすることは簡単ですが、中国の環境汚染をなんとかしないと日本自身の将来も危うくなるのではないかと思います。先日どこかのサイトに50年後の中国人は日本人というか人間と同じ形をしていないと書いたのですが、その翌日に中国で生まれた目のない赤ちゃんの写真を見ました。
色んなことで中国に非があるとは思ってはいても、ここで中国に手を差し伸べないととんでもないことになってしまうと日々恐怖を感じてます。韓国の規模だったら笑い話ですむのでしょうが。

投稿: よよよ | 2007/06/16 22:43

いやーこういうグラフを見ると一発で分かりますね。
アメリカ人が生意気なことを言ってきたらこれでぐうの音も出なくさせられそう(笑)。

しかしホントに中国とアメリカって最大の排出国なんですね(驚)。
なのに両国とも国際協調に無関心って傲慢さ丸出し。

ちょっとホッとしたのは日本の排出がまだ低いレベルだということ。もちろん、他の先進国に比べては高いけれど。

周りに振り回されず、自分達の本分を極めて省エネシステムを次々開発していきましょう!(きりっ)

投稿: おれんじ | 2007/06/16 23:31

温暖化そのものについては、私は楽観的ですが、それよりも、中国が生み出している膨大な汚染物質の方に懸念を抱いています。ここ九州では、光化学スモッグの発生が頻発しており、当の中国は勿論無責任論ですが、中国が原因であることは自明。東シナ海への汚染物質垂れ流しによって、漁業資源にも悪影響を与えること必至です。温暖化によって現在の10倍も二酸化炭素があったとされるジュラ紀にまでは迫らないでしょうから、多少の異常気象はあるでしょうが、植物が反映する緑の地球になる可能性もあるでしょう。それよりも、オイルマネーによっておかしな国が力を持ったり、テロ組織を支えたりすることの方がまずいことで、石油の価値を下げるためにも脱地下資源化は非常に重要だと思っています。

投稿: アレックス | 2007/06/16 23:55

石炭火力が一番低コストなんですが天然ガス火力の二倍弱の二酸化炭素の排出量。発展途上国は概ね石炭火力が主ですから今後も二酸化炭素は増え続けます。発展途上国は排出量の総量規制より、新規投資は環境対策がなされるようにルールを整備すべきだと思います。

投稿: ロト | 2007/06/17 01:07

地球温暖化はカーボンニュートラルへ持って行ければほぼ解決でしょうが、より重要なのがアクアニュートラル。
日本では当たり前のことが世界全体から見れば極めて稀な事象。しかし、人は化石燃料なしでも19世紀までは生活できたが有史以来水なしで生きられた試しがない。
日本にしても先人たちが森林保護に尽力したからアクアニュートラルが達成できたのであって、大陸や半島のように人心が腐敗していれば「降れば洪水、降らねば干魃飢饉」という惨状を招いていたに違いない。
ここから言えるのは、日本としては砂漠土漠緑化に心を砕いているアフリカ、中近東諸地域から緑化事業に着手し、そのノウハウを体得した現地人に大陸半島の緑化を指導させるという、一見迂遠な方法をとることです。大陸人は自分勝手で不潔なくせに根拠の無いプライドだけはやたら高いので、彼らが見下しているアフリカ原住民に跪いてでも国土緑化を推進するという強固な意志を示さない限り、あの地域の環境改善は勿論、環境悪化を食い止める事さえできません。

投稿: | 2007/06/17 10:59

アメリカも構造的には鉄道が少ない車社会、中共に至っては途上国、精神構造の中には地球温暖化など眼中に有る様には見えません、政権維持の方が大事、多分言葉だけで排出を続けると思います。
しかし驚くのはインドの低さ、之は年中暖かいからでしょうか?カナダなどは寒くても人口が少ない、一人当りの排出量は日本人は高いと云われている人が居ますが、生活環境を見れば近代化・人口が作り出して居る面も多きでしょう。
その他の29%之は自然に近いのに近代化が進んでいる北欧の寒い国が貢献?している。

29%の分析も必要です、中共の二極化している(アメリカも同じ様な感じ)中で地方で石炭をどんどん使う、都市では車社会、減少する要素が有りませんから風下の日本には「恐怖」、日本が協力をしなければ何も改善できない中共でしょうが、小生に判らないのは「排出権」売買?排出する国の権利を改善を施す国が買う?之だと排出は「金」に成り、改善には2倍の「金」が必要?之がビジネスと成る?さっぱり判らないのです。
勘違いなのか?夢なのか?儲かるのは中間で斡旋業?赤十字(赤字)の改善国、黒字が続く排出国、丸儲けの斡旋屋と考えて良いのでしょうか?どなたか教えて呉れませんか?


投稿: 猪 | 2007/06/17 15:42

>よよよさん

>正確なソースは忘れましたが、国単位ではCO2排出量は
>中国の方が多いのですが、1人当たりに換算すると
>日本人の方がCO2排出量が多いそうです。

NHKがそういうこといってましたね。
そりゃ13億もいるんだもの。インドや中国みたいな
異常に人口が多い国では頭数で割るという発想自体がおかしいです。

>ここで中国に手を差し伸べないととんでもないことに
>なってしまうと日々恐怖を感じてます。

日本が手を差し伸べたくらいじゃ、はっきりいってどうにもなりません。
仮に援助をやるとすれば、それこそ何兆円規模になるのでは?
やるとしたら、援助ではなく経済制裁などの圧力で、無理やり環境問題に取り組ませるほうが有効でしょう。

米国に関しては省エネ体制になったら、
あの国の経済循環は果たして持つのだろうか、と思います。

投稿: h | 2007/06/17 21:39

企業で環境担当をしています。
みんなの危機意識の低いことに困っていますが、それでも意識はあります。
彼の国では意識が全く無い様で、空恐ろしく感じています。

投稿: LOOX | 2007/06/18 02:37

先日、会社の人間が団体で中共の環境視察にいってきましたが、小生の聞いた範囲すべての人が印象悪くして帰ってきたようです。
事前には、かぶれて帰ってくる人が出ると困ると考えていたのですが杞憂でした。

投稿: LOOX | 2007/06/18 13:02

2酸化炭素温暖化説は結構怪しい話がある。
人類が排出している分は自然に排出される分のほんの
数パーセントとか。
地球の気温のほとんどは水蒸気なんだとか。
ttp://www.chironoworks.com/ragnarok/psychology/log/eid38.html

ほかにもヒートアイランドとかも考えなきゃいけないはず。

2050年に石油や石炭がどれだけ残っているかという
話がないのも怪しい。オイルピークと石炭ピークを過ぎた
時代になっているはず。

投稿: u | 2007/06/18 18:26

>猪さま
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8
二酸化炭素の排出権を取引する見本市(上)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20040609106.html
などが参考になるでしょうか。

 京都議定書
・アメリカ抜きで締結。先進国がカネを出して中国など環境保護意識がないところに「公害防止装置をとりつけさせていただく」ことを決めた。環境を汚し放題の中国は、日本が排出権を売って下さいと言ってくる意味がわからなかったが、自分では一銭も払わず高価な公害防止装置を日本が取り付けるのを見て狂喜する。「中国は世界の60%以上の二酸化炭素排出権を持ち、これを世界に売る立場である。」と言い放つが、それはますます環境を汚し放題にすることを意味する。一時より熱意は落ちたが排出権にカネを出し続ける仕組みは生きており、その仲買いで儲ける者も出ている。削減目標を議定書で決めているからである。日本は省エネが行き渡り削減は難しいし、削減どころか排出量は逆に8%増えて困っている。善意に満ちたアホ坊が893の事務所のゴミを分類し、捨てるのに大金を出している状態が言いだしっぺの日本。
 
 中国の言い分
・二酸化炭素は英国産業革命以来、そのほとんどを先進国が出したも
 のであり、中国はわずかである。=>上の円グラフ参照。
・人口あたりの排出量は少ない。 =>総排出量は多い。
 
 調査してみると「中国からの石炭燃焼スス」が極地の氷に降り積もり、黒い融氷剤の役目を果たしている。中国の公害垂れ流しは世界を破滅させるが、「他者への配慮がない」民族的な特徴により省エネ普及は、たいへん難しい状態。

 「インド人と中国人がアメリカ人と同じような生活をするためには、地球がもうひとつ必要になる」と言われています。宇宙船地球号は定員以上の人間を乗せ、生存をかけて第3次世界大戦待ちかもしれません。

 

投稿: 普通の国民 | 2007/06/18 18:51

hさん

>そりゃ13億もいるんだもの。インドや中国みたいな
>異常に人口が多い国では頭数で割るという発想自体がおかしいです。

それは先進国に住んでいるのエゴではないですか?中国やインド国内で下層と呼ばれる人たちの人権が軽いからといって人口の頭数から除外することは傲慢さを感じます。

>仮に援助をやるとすれば、それこそ何兆円規模になるのでは

すべてのコストを日本が持つというのは愚の骨頂です。ですが、人材も含めた環境技術に関しては出し惜しみをしていたら手遅れになるのではないかと。

中国に対して融和的なことを言うとすべて中共の手先のように考える方が多いですが、イデオロギーにとらわれている間に取り返しがつかないのではないかと。中国人は好きではありませんが奇形人がうじゃうじゃいる国が隣にあるよりはお人よしだ金づるだといわれても環境対策に積極的に関わっていくべきでは?と。このままほっておくと人類の歴史上おぞましいことが起こると思って心配してるのです。

投稿: よよよ | 2007/06/19 07:17

>よよよさん
>それは先進国に住んでいるのエゴではないですか?
>中国やインド国内で下層と呼ばれる人たちの人権が
>軽いからといって人口の頭数から除外することは傲慢さを感じます。

何を言っておられるんでしょうか?
私は二酸化炭素の排出量を頭数で割ることには意味がないといってるだけですが。
国全体の排出量を、人口の頭数で割った数字に
統計的にどういう意味があるんですか?
たとえば「アジア全域」という単位で頭割り計算すると、インドと中国は世界人口の三分の一も占めているので、アジアの一人当たり排出量は欧州に比べれば滅茶苦茶低いでしょう。
では、アジアは欧州よりも環境にやさしいのか?
そんなことはない。

>中国に対して融和的なことを言うとすべて中共の手先のように
>考える方が多いですが、イデオロギーにとらわれている間に
>取り返しがつかないのではないかと。

イデオロギー?私の意見をちゃんと読んでるんですか?
私は現実的・物理的に、中国の環境問題は、
日本の援助などで改善できるような規模ではないといっているのです。
日本は万能ではない。ちょっと経済的に発展しているからといって傲慢になりすぎているのでは?

具体的にどういう風に手を差し伸べるのか考えてくださいよ。
技術をタダで与えたって、中国人がわざわざ使うかどうかわからないですよ。

投稿: h | 2007/06/19 09:33

>よよよ様
 おっしゃる事は、わかります。その通りです。しかし日本政府も現在1000兆円の借金を抱えています。老齢加算金の廃止、母子家庭への援助廃止、事実上税金も上げています。競争主義万能の世の中で、20歳台の働いている若者の四人に一人はフリーター、派遣業かアルバイトで賃金は年俸200万円以下です。この国こそすでに病んでおり、援助が必要なのです。
 公害防止装置は、煙突から出る煤煙の電気集塵装置、硫黄酸化物の処理場の設置と排水処理設備と温度、PH(酸性度)の管理などが最低必要です。これだけを設置するには最低1億、維持費は年間数千万円がかかります。日本は公害防止の法律により、設置が国により義務づけられています。二酸化炭素排出権と同じように、中国政府に対して先進国が装置と維持費を無料でプレゼントできるでしょうか。先進国は一円二円のコスト削減で自殺者まで出る過酷な価格競争をやっています。中国は経済的な競争相手であり、核ミサイルを数十発日本に向けている敵国です。公害防止は人類にとって重要ですが、中国は伝統的に自分の一族以外の他人は死んでもかまわない超家族主義であり、地球全体のことなどなかなか考えられないのではないでようか。その民度の低さが原因で国土を汚染させているのですから。援助の結果はどうなるでしょうか。

(1)援助した装置類は、すぐに取り外されて転売かスクラップ。ウソのデータを出して維持費だけは先進国から受け取る可能性あり。査察が毎月必要になる。

(2)日本は中国の公害防止まで負担している結果、中国製品に価格競争で完全に負けて没落し、年金制度は完全に破綻する。餓死者が100万人は出るおそれがある。

(3)そもそも資本主義になじまない思想である。できるだけインド、中国の政府自体が責任を持つ話であり、中国製品のボイコットなどで政治的に圧力をかけるのが先。公害で地球を汚す国からはモノを買いません、と。

 中国に手を貸すよりも、中国共産党支配が崩壊するように仕向けて、混乱時に日本がとばっちりを食わないように準備すべきです。公害問題は民間の援助よりも、日本政府が中国に政治的圧力をかけるのが先決であると思いますが、いかがでしょう。

投稿: 普通の国民 | 2007/06/19 09:41

書き忘れました。
>すべてのコストを日本が持つというのは愚の骨頂です。
現実問題として、中国大陸が死の大陸になったとしても、
欧米諸国には何の関係もないですよね。
中国に援助するのは日本・韓国だけになると思います。

投稿: h | 2007/06/19 10:01

「普通の国民」さん、有難う御座いました。
アメリカも石炭を炊出す?らしいですが、「日本と言う優良な、債権国」が負担する、地球の為とは云え「倒産」する方が早いのじゃないでしょうか、少し勉強させて下さい。

投稿: 猪 | 2007/06/19 17:02

はじめまして、失礼します。
先日19日の発表では中国がアメリカを抜いて約62億3000万トン(前年比+8.7%)で1位に、アメリカは1.4%減少で約58億トンの排出量との事です・・・
色々記事を探したのですが日本の排出量はわかりませんでした、が2004年がそれなので結構増えてはいるでしょう。

いくら人口比率では低いといえど、実際のところ中国内で大部分排出しているのは国の大きさの半分にも満たないかと。(それほど都市部と内陸部の差が激しい)

更に最近、中国が海底のメタンハイドレートを半ば無理やり掘り起こそうという動きが見られる(ただし現状確実且つ安全に掘り起こす手段は皆無)ので、本当に掘り出した場合、1~2年で更に爆発的に増えると予想できます・・・

投稿: せい | 2007/06/24 00:13

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 記事中でも書かれているように、本格的な空母を建造するためには、固定翼機を高速で射出するカタパルトの装備が不可欠ですが、中国にはその技術がありません。  今のところ、艦載機用カタパルトの技術を持っているのは、アメリカだけです。これは富士急ハイランドの絶叫コースターと同じ(笑)スチーム式のものですが、原子力空母の場合、スチームがふんだんに使えるためにカタパルトの動力としてはうってつけなのですね。  で、その技術を持たない中国はどうしようとしているのか。  我々は、恐らくリニアモーターカーの技術を応用し... [続きを読む]

受信: 2007/06/18 05:03

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