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2007/08/27

毒薬も毒酒も毒米酢も中共体制の産物

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       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

24日付けの共同電で、中国上海市の品質監督当局が23日、同市内で工業用着色料によって緑色に染めたコンブや工業用アルコールを使った偽酒、工業塩を混ぜた偽米酢を大量に押収したというニュースが報じられた。

見た目を良くするために着色料に浸したコンブは1トン以上。人体に有害なカビ防止剤も使われていたという。
別の加工場では偽酒13トン、偽米酢5トンなどが押収された。いずれも加工場付近の飲食店や卸売市場などに出荷されていたというから、もうあきれる。

まあ、中国では偽薬から有害玩具までが市場で流通するばかりか、輸出までされているのだから、国内でこんなことがあっても、以前ほどはおどろかない。
当局は取り締まりに全力を挙げていることをアッピールしたいのだろうが、摘発されるのは氷山の一角。
偽コンブも偽酒も偽米酢も、毒コンブ、毒酒、毒米酢と言った方がわかりやすいが、こんな有毒食品を世にはびこらせているのは、今の中国の体質にある。
国家食品薬品監督管理局のトップが、賄賂をもらって、人命に直結する偽薬を承認させるのだから、その病巣の根は深い。

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ところで、こういうことを書くと、「日本も威張れたものじゃない。食品の偽装や賞味期限の改ざんなどが後を絶たないじゃないか」と反論する輩が必ずいる。
まあ、こういう輩は中国(中共)びいきなのか、それとも日本嫌いなのかのいずれかだろうが、考えがゆがんでいるので、事実がわい曲されて見えてしまうということだろう。

わが国の偽装や改ざんと、中国の有毒食品、有害製品は、その本質がまったく違う。それは、以下の毎日新聞の記者が書いた記事を読めば如実にわかる。
毎日新聞はけっして反中国(反中共)ではない。
にもかかわらず、中国駐在のジャーナリストとして見れば、次のように書かざるをえないのだ。

これこそ、まさに真実であり、本質を突いている。

~前略~

国家品質監督検査検疫総局の李長江局長が7月、自ら記者会見に出席し、「食の安全は中国だけの問題ではない」と主張した。確かに日本でもミートホープ事件など消費者の信頼を裏切る不正が後を絶たない。米国産牛肉に対しては牛海綿状脳症(BSE)への検査態勢に不安が残るとして多くの国が輸入を停止したままだ。検査基準や技術の統一、不正食品にかかわる情報の共有など、各国が協力して取り組むべき課題が多いのは事実だろう。

しかし問題の核心をすり替えてはいけない。中国の指導者たちは、事あるごとに「中国は13億人の人口を抱える発展途上国」と理解を求めるが、人の命にかかわる食品・薬品の安全に免責はない。
世界中にあふれる中国製品への不信の根源は、数が巨大だったり、製品が粗雑だからだけではない。政府がいくら安全を強調しても信用されないのはなぜか。このことを虚心坦懐(たんかい)に考えてほしい。

今春、パナマでの中国製化学薬品を使ったせき止め薬による死亡事件や、米国でのペットフードによる犬の大量死が相次ぎ報じられた。私は被害の重大さに驚きながらも中国製品への不安が世界に連鎖することに中国政府がどう対応するかをつぶさに追うことが大事だと自分に言い聞かせた。

政府は5月以降、頻繁に記者会見を開いた。だが聞かされたことは、率直に言って首をかしげるような内容ばかりだった。最初のフレーズは「政府は食の安全を高度に重視している」という決まり文句だ。「一部の小規模な食品業者には少なからず問題が存在するが、検査態勢を強化している」という。「問題食品が海外に輸出されるのをなぜ水際で防げなかったのか」と政府の責任を問うと「既に説明した」とかわす。そして国内メディアの手ぬるい質問を利用し「一部の海外メディアの報道は認識不足による誤報だ」と反論することを忘れない。

海外で大きな問題が起こる以前から、中国では食品や偽造薬品による中毒や死亡事故が頻繁に起きている。年末には大衆紙で「食の安全にかかわる『10大ニュース』」が報じられ、遺影を前に悲嘆にくれる遺族の姿や、ニセ薬を製造した会社幹部への糾弾記事が掲載された。だが、それでおしまいである。

この国の情報統制と日々格闘する駐在記者には、新聞・テレビなどの「官製メディア」を通じて当局の意図をかぎ取ろうとする習慣がある。そこから見えるのは、政府の徹底した責任回避だ。違法操業の炭鉱事故で多数の出稼ぎ者が犠牲になろうが、大型洪水で多くの農民が水に流されようが、地下鉄の突貫工事で作業員が生き埋めになろうが、同じだった。

救出活動の先頭に立つ当局者の姿は「親民政治」を見せる格好の材料になる。しかし違法操業を見逃したり、都市計画に欠陥があった行政の責任が問われることは皆無に近い。「共産党と政府は常に正しい」という原則が貫かれる一方で、「人民」の命は限りなく軽く扱われる光景を目にしたことは一度や二度ではない。

世界中をかけ巡った「段ボール入り肉まん」騒動について、北京市政府傘下のテレビ局が7月中旬、「やらせ報道」だったとして、視聴者に謝罪した。背景には、過熱する視聴率競争がある。「段ボール入り肉まん」をつくる様子を撮影した「隠し撮り映像」は、世界中に広がる「危険な中国食品」を象徴する決定打になった。

だが私の頭に浮かんだのは、この謝罪も「やらせではないか」という疑念だった。「政府がテレビ局に指示したのではないか」と邪推したのは私だけではないだろう。メディアを共産党と政府の「のどと舌」(代弁者・宣伝機関の意味)と位置づけ、政権に不都合な情報にふたをし続けるこの国の政府に、多くの外国人記者が不信の目を向けているという事実を深刻に受け止めてほしい。

~後略~

製品安全問題でイメージ悪化する中国
大塚卓也(中国総局) 2007/08/24 毎日新聞 東京朝刊

「食の安全は中国だけの問題ではない」
まさに「反日」日本人が好みそうなフレーズだが、それこそ「問題の核心をすり替えてはいけない」のである。「一部の海外メディアの報道は認識不足による誤報」ではない。
そういう風に開き直って、本質に眼をつむり、問題を先送りしようとする中国(中共)の体質に根本的原因があるのだ。

毎日の大塚卓也記者が書いているとおりである。
「共産党と政府は常に正しい」という原則が貫かれる一方で、「人民」の命は限りなく軽く扱われるのだ。
私も、「段ボール入り肉まん」騒動の時、頭に浮かんだのは、テレビ局の謝罪も「やらせではないか」という疑念だった。

無軌道に膨張し続ける中国という大木は、確実にその根本(ねもと)が腐りつつある。

【追記】
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コメント

誰かが、象の自転車操業と言った人が居ましたが、加えて食もサーカスの綱渡り、素人がやって仕舞う訳ですからもう国内は無茶苦茶なんでしょうね。
旧租界・旧援蒋ルートの重慶辺りからの道路網の開発で立派に成るのは世界を飲み込みたいと言う思い込みと、世界の軽産業・世界の重工場・世界の資源です、今は道路建設でコピー商品の産地として日本・ヨーロッパ・アメリカのモノを安価にアジア・アフリカで商品として売る、日本製・ドイツ製・イタリヤブランドは国内で買える人に売り残りは輸出品として普通に売れば良い。

ダメでも人口の安売り、出たい人は出て行くのを規制どころか大安売り、日本はそれに乗って失敗を取り返そうとするヨーロッパを横目に同じ失敗をする為に「国土交通大臣」に公明党を安置?中国の要求なのでしょうか?、どうにも判りませんが日本のマスコミも世界と同じ目線!(日本のマスコミの好きなフレーズ)で中国を見て欲しいものと思いますが品曲がった目では無理なんでしょう。

この共産政権を支える日本、日本の人口減少も中国人に支えて貰う?笑い話では済みません。しっかりした「矛」と「楯」を日本が維持する事で国内では9千万人でも国土を維持できるでしょう。程度の低い、人間としての素養が問題の人達を闇雲に増やしてどうするのか?殆ど私の思考の範囲を超えた事を政治家やマスコミが危機感も持たずに真面目に考えている事に驚愕しているのが現状です。

日本の政治に求めたいのは目を醒まして欲しい、アメリカの華人ヨーロッパの華人社会が日本に対して何をしているか?中共の要求を受けた連中が反日・捏造歴史を売り込み日本が中共に跪くのは中国に日本は酷い事をした、それ故日本には「謝罪」の意味も込め中共に「貸」が有ると云いたいだけの事の「広報」係をしているのに、日本は「反論」もしないで放置、日本が無ければ中共は瓦解するのです、分化しなければ中共は生きていけないのに中華攘夷に拘り続ける。

世界の孤児にすべき国、分化しなければ国として国民を守る所か世界のやっかいもの環境も奥地のインフラもアフリカ以下の共産党独裁国家を一人前に扱うのが間違いなのですが、経済人の購買力・人口に目を惑わさされた人達を覚醒させるは難しい様です、人口対策に中国人を利用?大怪我だけで済む問題では有りません、こんな人種が日本に一千万も来れば手に負えません。

投稿: 猪 | 2007/08/27 18:34

中国の食の危険性に関しての記事では産経の福島さんには及ばないでしょう。
本紙じゃなく、ブログじゃないと書けないほど酷い有様。

毎日にしてはよく書いた物だと思いますよ。
いくら記者が頑張っても、せいぜいこの程度まででしょう。

投稿: t | 2007/08/27 19:46

雑誌WILLに有名ブロガーかつ農業経営コンサルタントの五十嵐らん女史が「中国は水で滅びる」という記事を書いています。雲南省に在住ですが、この優れた方の結論と管理人さまの結論は同じです。「そう遠くない将来、(おそらく)中国は滅びる。」そうです。多くの中国国民は、すさまじい公害汚染を「天災」と捉えて自分達はちっとも悪いと思っていないそうですが..。まさか媚中派である二階大臣や朝日新聞、NHKに踊らされて日本人が数十兆円をかけて中国の汚染を改善するのでしょうか。日本の公害防止技術は技術的に高度すぎ、資金がかかりすぎです。中国人自身がが自覚できないのに我々が助ける必要はありません。

 隣国の崩壊前に、日本がサヨクに蹂躙され人権擁護法案の成立でネット利用者やブロガーの逮捕を心配しています。たとえばヨサノ大臣は筋金入りの法案支持者ですから。

投稿: 普通の国民 | 2007/08/28 00:58

偽造体質・捏造体質・隠蔽体質は、中国共産党の体質でしょうか、それとも、王朝の交代で歴史を改変してきた中国人の精神なのでしょうか?

投稿: とおる | 2007/08/28 09:38

本題からそれますが

この毎日新聞の記事を見てさえ「それでも朝日新聞は
中国政府に媚びるか?」と言うメッセージにも聞こえ
ますね。反サヨク的には不満はあれど国民向けの記事
としては妥当でしょう。

中国へ媚びる事が却って中国を貶める事を左系マスゴミ
は知ることですな(^_^メ) 苦言も大事です。

投稿: abusan | 2007/08/28 11:30

中国農業の問題は農民の(農薬や化学肥料に対する)無知、肥料・農薬業界の問題(ニセ農薬、ニセ肥料の多さ)などがいろいろ関係するでしょう。食品会社の3社に1社は「無許可」で、食品の安全検査を受けていないとの話もある。要するに産業のレベルが低い。悪徳業者も根絶出来る状況にない。最近日本産の野菜や果物、魚沼産のコシヒカリが中国で人気があるのは日本産は信用できるから。

産業(技術力)基盤が全く十分でない中国に諸外国が頼った理由はひたすら値段が安かったからでしょう。昔中国製の時計は壊れ易かったけれども今は良くなってきた。さて中国の食品の将来はどうなるか、というところ。

医薬品・食品による健康被害はほとんどは国内にとどまっていました。しかし今回、海外に被害が広がり、政府としても対策を取らざるを得なくなってきました。ただし根本対策には容易に手は回らない。

そこで一つの対策は「キャンペーン」。「段ボール入り肉まん」処分報道はその一つでしょう。日本への輸出野菜の残留農薬問題がきっかけで設置された国家食品薬品監督管理局の前局長が最近、製薬会社などから約1億円のわいろを受領したほか偽薬を承認したとしてわずか半月の審理で死刑判決を受け死刑になったのも「みせしめ」キャンペーンと推定されている。問題の責任を相手(米国などの輸入業者)にもなすりつけるやり方も浮き彫りになってきている。

悪いニュースを耳にするといらだつし、米国のようにチャイナ・フリーを叫ぶのもやり方とは思いますが、日本としていかに中国の農産物の安全や品質向上に寄与できるかを考えたほうがよいという意見もあります。その方法のひとつは、検疫強化などを通じて、このままでは中国の農産物は日本には通用しない、と警鐘を鳴らし続けること。もう一つは、日本農業の技術、人材育成など協力の促進。

投稿: KappNets | 2007/08/28 13:38

>日本農業の技術、人材育成など協力の促進。
 
 結局は、「中国を助けろ!」ってことなのね。
 そういえば、昔から「日中友好」なんて名目でいろいろと技術協力、指導をしていたけれど、感謝はされないは安い労力を使って作った安い製品を日本に輸出して、日本の産業に打撃をあたえるは、で良いことはなかったのではないかと思うけど、 KappNets氏の考えではこれからは援助すると良くなるということですね?
 世の中には奇特な人がいるもんだ。

投稿: ふ~ん  | 2007/08/28 20:25

abusan氏
>この毎日新聞の記事を見てさえ「それでも朝日新聞は中国政府に媚びるか?」と言うメッセージにも聞こえますね。

媚びてるようですよ、朝日新聞は。もはや狂ってるとしか思えない。
   ↓
『中国食品の「毒」は日本から来た』
朝日新聞社の週刊誌「AERA」最新号は「中国の『毒』は日本から」というタイトルの記事を掲載した。記事は、日本は中国の食品安全問題に対して、逃れようのない責任を負うと指摘。「商社マン、養鰻業者、養蜂業者は、中国の農薬も抗生物質も、みな日本から来たと証言する」「相次ぐ『中国食品の問題』の中で、問題があるのは中国だけではない」と書いている。
ttp://www.people.ne.jp/2007/08/28/jp20070828_75927.html

投稿: しろ | 2007/08/28 20:52

中国人はばかにするな.中国製がなければ日本人は生きていけない.日本人はもっと勉強したほうがいい.

投稿: yei | 2007/10/06 17:52

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