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2007/08/07

右と左の売国奴

なんか、ユダヤの陰謀とかCIAの工作とか、もう妄想の世界に生きているとしか思えない方たちがいますね。こういう方たち、日本を愛しているようで実は日本を貶めている。
今の日本、そして日本人の実力を見くびっていますよ。

確かにわが日本は米国の傘の下にいます。が、今やわが自衛隊の存在なくして米国の東アジアにおける戦略は成り立たない。
何か一方的に日本がおんぶされているように錯覚されているようですが、日米は東アジアにおいて相互依存の関係にあるのです。

自主国防などと、保守派にとって耳ざわりがよい言葉を口にする連中に訊きたい!
先進諸国で集団的安全保障に依存していない国なんてありますか?
英国しかり、フランスしかり、ドイツしかり、すべてが米軍の存在を自国の安全保障の前提にしています。北大西洋条約機構(NATO)の作戦統制権は米軍の将官であるNATO司令官が有しています。
だからと言って、英国やフランスやドイツを米国の植民地などと言う人がいますか?
わが国が国防の基軸を日米同盟に置くのは当たり前なんです。
自主国防なんて亡国の発想ですよ、私に言わせれば。

もちろん自分の国は自分で守るという気概は必要ですし、東アジアにおける米軍のプレゼンスが薄れた場合の対処の仕方も考えておく必要はあるでしょう。
が、米国に対抗できるような防衛力を備えるなんて、もう妄想の世界というか夢想ですね。極めて危険。
大事なのは、米国に必要不可欠と思わせるだけの防衛力を備えることです。
(自主国防という考え自体は悪くないが、それが反米と結びついているのが問題なのです)

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はっきり言って、わが国の経済は米国なくして成り立たない。が、米国経済もわが国なくしては成り立たない。経済だけではありません。米国は財政もわが国なくしては成り立たない。
昔はよく、「米国がくしゃみをすると日本は風邪をひく」と言われていましたが、今は違います。今は「米国がくしゃみをしたら、日本もくしゃみをするだけ」です。それより、日本が倒れたら米国も共倒れですよ。

日本人の教育水準の高さ、勤勉さ、礼儀正しさ、団結力の強さ、これらは国際競争力としては一級品です。米国なんかの比ではない。
もちろん、自国内に資源と生産力と消費市場を併せ持つ唯一の国である米国に、総合力では勝てません。
が、別に米国に対してわが日本を卑下する必要はさらさらありません。
昨年のWBCがいい例です。パワーには技術と組織力で対抗できるんです。

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ユダヤの陰謀とかCIAの工作とか言って米国を攻撃し、自主国防などと言う妄想の世界に生きている人たちと五十歩百歩の方たちが、左にもいますね。
自国の歴史を貶める連中です。

先の戦争が正しかったと思う人は少ないでしょう。が、誰もがわが日本にとって良かれと思って戦ったんです。戦争指導者は特にね。
で、その結果が間違っていた。
主観的に国のため、国民のためと思っても、結果が間違っていれば、これは責任を追及されても仕方がない。
が、彼らを極悪人のごとく言うのはおかしい。

彼らは愛国者ですよ。

自国の歴史を貶める人たちに顕著なのが、明治以降の歴史を全否定する傾向です。
これって、矛盾していますよね。
今の日本の繁栄は、明治維新と日清・日露の両戦いを抜きにしてはありえません。明治維新が成功していなければ、あるいは日清・日露の戦いに敗れていれば、わが日本は欧米列強の植民地になっていたでしょう。
であれば、当然、今の自分たちもない。

太平洋戦争(大東亜戦争)の結果が悲惨だったからといって、明治以降の歴史を否定するのはとんでもない間違いです。
むしろ、私たちは日本の近代史に誇りを持つべきです。

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これら、自国の歴史を貶める人たちは中国(中共)が好きですよね。あの人権蹂躙大国が。
そして米国が嫌い。
日本はまるで米国の植民地のようだと言う。

これって、結論的に言うと、ユダヤの陰謀とかCIAの工作とか言って米国を攻撃し、自主国防などという妄想の世界に生きている人たちと同じですね。
中国(中共)と真の友好関係が築けると思っているのだから、これも妄想の世界というか夢想ですね。極めて危険。

結局、片方は右で、もう一方は左、両端に位置しているようですが、亡国の徒という点では、まさにメダルの裏表。
現実離れした夢想が好き、という点でもよく似ています。
要は、自分の頭で思考できないんですね。誰かのプロパガンダに洗脳される。
(そう言えば、私が左翼のころの日本共産党は、共産党政権になったら憲法を改正し、日米安保条約を破棄して自衛軍を創設する、と主張していました。なんか、右の人たちと似ていますね、言ってることが~笑)

私は、このような左右の売国勢力と闘っていきたいと思います。

皆さんにお願いしたい。
物事は相対的に捉えましょう。
事実を検証して初めて真実に到達することができる。
最初から真実があって、それを証明するために事実を集めるというのは、もう宗教というかカルトに近い。

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【追記】
読者の方から次のようなご指摘がありました。


>明らかなコピペ荒らしとか、個人情報開示とか、連続投稿とかでない限り、電波発言とかキチガイ発言などは削除せずにありのままを晒すというほうが第三者視点での冷静な判断の材料になると思いますがいかかでしょうか?


妥当なご意見かと思いますので、今後は誹謗中傷・罵詈雑言(たとえば「ウヨ」とか)、差別語を用いたもの(「チョン」とか「チャンコロ」)、及び読者の方が不快な思いをされると思われるもの(たとえばエロサイトのリンク)以外はコメントを表示しようと思います。
まあ、今までもそうでしたが、「削除」という言葉を安易に使うことは戒めます。

なお、「電波発言とかキチガイ発言」は今後は放置します。
相手にすると疲れるだけというのがよくわかりました。

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

そうそう!明治以降の歴史を全て否定するなんて、何を考えているんでしょう。

日露戦争で勝たなければ私たちは今頃どこかの国の属国で、日本人としての意識など、とうの昔になくなっていたはずです。

ただやはり私は日本がもっと精神的に独立した国になって欲しいと思います。もちろん他国との様々な相互依存関係の大切さをしっかり認識した上でですが。
今の日本はあまりにも気持ちが萎えてしまっていると思います。
自らが責任を持って判断し、行動しなければ他国との関係も現在のような曖昧でいい加減なものであり続けてしまうと思うのです。

まあ、左右の両極端にならぬよう、気をつけねばなりませんが。

投稿: おれんじ | 2007/08/07 17:22

いつも興味深く拝見しています。今回のエントリ、日本の有り様の現状と揺さぶりをかけてくる勢力とのお話と理解しましたが、下記のようなエントリもご参考になるかと愚考し投稿します。同じサイトの中の二つのエントリですがご興味をもたれましたらご覧下さい。一つはまたNYTのオオニシ某が大々的に始めたプロパガンダ(と言いきって良いですよね。)についてです。順番が逆になりますが、もう一つは坂さんがご指摘していた日本人の教育水準の高さ、勤勉さ、礼儀正しさ等の根幹になるものは皇室と国語ではないか、と言う指摘です。

●皇室と国語、この二つが日本を日本足らしめる唯一無二のものであるが、昨今我が国の根太が腐っているのではあるまいかという話
http://tech.heteml.jp/#
2007年08月06日 日本の根太

●ニューヨークタイムズの日本再軍備(核武装)を世界に警告するプロパガンダビデオ
これがまた、こういうタイミングでやられた日にゃ、季節の風物詩なんて嫌味を言ってられない中身を見たら、
もっととんでもない
2007年08月07日
【最悪の】NYTが日本の軍国化を世界に警告(動画付)【プロパガンダ】
http://tech.heteml.jp/2007/08/nyt.html#more

投稿: mimiga | 2007/08/07 17:44

昨日の記事はとても共感したのですが、今日のは残念です。
半島や中国が身近に迫った脅威であることに違いありません。
だからといって米国のしたたかさに
鈍感であるのはどうかと思います。
昨今の自民の改革は方向性自体は支持しますが、
郵政や道路公団の改革の実態を喜ぶことができない。
都心におられる方は中央集権で踏みつけられている
地方側を想像できないのではと思います。
政策はさておき、郵政改革で米国の脅迫うんぬんは、私も
鵜呑みにしていません、むしろ官僚や企業幹部が自ら進んで
日本国民を裏切ったと解釈しています。
明治以降を全肯定するのもかなり?なんです。
(1945年以前は私も概ね肯定します。)
陰謀論を全否定できないのは、金融ビジネス界において欧州や米国でもよく知られている話だからです。
ただし日本に流布されているモノの大半は、中国や半島勢力の都合で湾曲されているので、割り引いて解釈する必要があるでしょうが。

投稿: | 2007/08/07 17:58

云われる通り、自国だけで自国を守る、現在の世界情勢の中では無理難題、今の日本は「自立」「国家」を無くした教育から生まれていますので異常な状況に有るのが小生の危惧です。
経済・国防・資源全ては共有している問題、日本だけが良い目を見ると言う事は有り得ません。

それらの輸入路確保に対抗に関して国防を考える、最新の設備と付帯設備の開発は官民が一体となり考慮することで秘密の保持も米軍に信頼されるものに成るでしょう。
お互いが必要とする技術開発、日本が開発したものは米軍の飛行機に使われて居る、更に重いものにする必要も出てくるでしょう。

それには国防の前に日本が「自立」している必要が有ります。今回の「慰安婦」問題にしても対応を見ていると実に歯がゆい、米軍に対するコネが有っても政治力と成らない、之が中国・北朝鮮発とも外務省では考えても居ない。アメリカとすれば共同での防衛を考えたい、しかし日本の状況・環境を見ると気持ちが萎えます。この状況から先ず抜け出す第一歩が防衛庁から防衛省への昇格だったのですが?

之も此処で日清・日露戦争に触れられていますが人間つくりの「宝庫」が日清・日露戦争の中には詰まって居るのです。之をスルーした教育が
戦後行われて来た結果が現状なのでしょう。マナー・思いやり・尊敬・
気力・努力・国防・近代日本の目覚しい発展と当時の日本人が第一に挙げた「人種差別」もうこの時代に為政者は考えて居たのです。
この時代を抜きにした日本近代史など歴史と呼ばないで欲しい。

小生は坂さんと意見を異とするのは今次大戦正しい選択と考えています。敗戦当時の陸・海軍人も留学・勤務でアメリカを知って居ると思います。話し合いが人種に関係ある事で進められない、民主国家の弱点も見えている、粘る事で日本の立場と道を開こうとした、しかも日本の生きる道を塞ぐと言う対応を見せられれば、同じ道に進もうとしている日本に対して日清・日露の決果を捨てろと同じ、立つのが正義と考えていますから「正しい」、その点だけは異なります。

失敗は失敗として、自分達の肥やしとする、自分を高める為の道具にしないで隠し続けようとする・捏造しようとする・反省ばかりしていて次の工程に進まない、之が戦後の日本人でした。結果「歴史を鏡に」と一つしか無い歴史所か、戦争と権力闘争に明け暮れている国から言われただけで政治家が「へーへーヒーヒー」日清・日露・昭和の恩人の靖国神社への参拝を取り止めてしまう神経の人間を作り出して仕舞ったのです
から今からでも遅くは無いのです、元へ戻せば良いのです。

「モノは比べて見ないと判らない」、中国の人でしたか忘れて仕舞いましたが、小生は「漢文」の羽織・袴で授業をして呉れる先生が教えてくれた唯一漢文?を教わって良かったと社会に出てから思う場面が多々あり、あの先生が同じことを何回も繰り返して居た事を改めてかみ締めています。面白い教師で教室に入るなり「日の丸」を黒板に、本も持たず、机の上に正座一時間、誰々*頁読め、順番に読むだけ、意味は漢字だ自分で考えろ、ですから嬉しい。

明治・日清・日露戦争をもっと勉強したいと考えています。我が子孫には小学生に成れば「三笠」に行くのが儀礼、姫路から、京都から、大阪から、広島から、もう当分ネタ切れですが後10年もすれば?小生が同行できるか?疑問ですが生きていればの話一緒に往きたいものと考えています。

投稿: 猪 | 2007/08/07 18:38

 坂様の今日のエントリーは最高です。
左翼と右翼、親米と反米など純粋極端を善と思い込めば(頭でっかちにややもすれば思い込みたいが)、空想の2元論で空しく対峙するだけになって、現実離れの繰返しになります。これを戒めるために、多角的な視座から歴史をしっかり見つめ直すことが必要です。その歴史の時々刻々には偶然も紛れ込んでいるでしょうが、巨視的に包括的に見れば、必然の流れが必ず見て取れるものと思います。この歴史的必然性の方をしっかり捉えれば、今の状況の判断基準に必ず役立てることができる。これ以外にないと思います。
 日本人ならばきっと日本を愛している。いや、日本を本当に愛する人が日本人である。あなたは本当に日本を愛していますか、日本人なら「日本を愛している」と宣誓して下さい、と。
 戦後、自由と平等の価値観だけを標榜して民主主義を行ったのは大間違いでした。もう気が付いてください。このままじゃ、米国のように、エゴイズムと衆愚社会に大きく傾いた国になりますよ。日本は米国とは一味違った国でありましょうよ。
 自由と秩序との衡平なる活力・平等と格差との衡平なる公正を標榜して、分別という節度も加味しながら、日本という国柄の内実を捉えつつ漸進的に歩まねばならない、と思い至りました。
 坂様、何時もありがとうございます。御身体にご自愛のほど。
 

投稿: ぷく | 2007/08/07 18:47

米国の国債はどのくらい貯まったのだろう。
それだけでも十分に対等に議論できる関係といえると思うが。

投稿: ヒロ | 2007/08/07 19:22

鎖国でもしない限り、グローバリズムの影響は避けられない、この対応をあやまるとただでさえ少子高齢化の日本は国力の減少を起こしてしまう、国力を落とさずにグローバリズムに対応する為にはどうするか、国際競争力を維持し、強化するしかない。
で、この政策をするとどうしても既得権益者と構造的に古い体質(競争力のない)の産業や会社に不利益となる政策となりがち。

かといってやらずに国力を落とせば、日本自体がドンドンスパイラルで沈没していってしまう。
加えて巨額の財政赤字、で益々構造改革はやらずにはすませられない、でもやったらやったで不利益を受ける所が出てきて、結果選挙の票に響いてしまう。
本当に難しい舵取りだと思います。
やはり、ここは所謂セーフティーネットを分かりやすく用意して(民主党のようなバラまきではなく)、その上で国民にも、やらなくてはどうしようもないんだ、ということを周知徹底して理解してもらわなければいけない(この意味でも今のマスコミはどうしようもなく、またかなりの国民も考え無しに振り回されている)

でもって、いわゆる右派系のブログでも安倍たたきを執拗にやっているものが若い人のブログを中心に多いが、真剣にこのことを考えているのか疑問です。
なにやら、本当にアメリカに安倍は日本を売り渡した、と思っている方もいるようで、洗脳されてるのか、と言いたい。
あと、靖国参拝や従軍慰安婦問題でも安倍さん、たたかれているけど、確かにイライラするが、これだけ敵だらけの状況では(左翼、マスコミ、官僚、創価学会、労働組合、周りはこの問題に関しては圧倒的に敵が多い、残念なことに保守勢力は団結力、影響力ともにまだまだ全然弱い)総理大臣の立場では中々思うようには動けないのは仕方がないと思う。
本当に、保守派ブログの中でも、安倍はとにかくダメ、というものが結構有るがなんでそうなったんだろう。
普通に考えればそうはならないとは思うが本当に不思議です、タマにもしかしたら保守派を装った工作員、とも思ったりします(いや、単なる単細胞で石頭だけなのかもしれません、考えすぎか?)

投稿: ひどい | 2007/08/07 19:37

いつまでたっても考えが纏まらないんですよ。真実を描いて行動するのは実に楽だが、事実を検証するのは容易ではない。だから検証を誰かに頼ればいつまでたってもふらふらしなくちゃいけない。中にはカルト信者のように小さく凝り固まってる人もいるかもしれませんね。
なんて思いをめぐらしても、自分すら完全に理解できないのに人の集まりである国家など理解できるわけがない。
そんなフラフラ君は理解できない世の中にしたのは行政のTOPだ!与党だ!と言いたいのかもね。
まぁ私も大差ないですが。
アメリカも日本もひとつの意思じゃないし、これからも勉強させていただきます。

投稿: ism | 2007/08/07 20:52

親米、親米といっても、民主党政権になったらまた侮日親中の寒い時代が来ますね。ブッシュがイラクで泥沼にはまり込んでいる姿を日本が親米のつもりで後ろから後押しし、それが民主党政権を招くわけですね。

投稿: | 2007/08/07 20:59

小生わからないことがあります。今のメディアに巣食う左翼は左翼の顔をした韓国人なのかどこまで左翼思想を信じているのか?単に朝鮮のために左翼を利用しているだけなのか?安倍さん降ろしにしゃかりきになっているわりにはテロ特措法は延長せよと言ってみたり。

PS:先生、政治家になって今の日本を正してください。

投稿: 日本人 | 2007/08/07 20:59

米下院の対日非難決議案やニューヨークタイムズの記事を受けて、
一気に反米に傾く人が私の周りにもいます。
アメリカの新聞はリベラル色が強い事は有名ですし、
ニューヨークタイムズなどの反日記事は、
日本を叩くことが本来の目的ではありません。
ブッシュ政権と共和党を叩くことが目的なのです。
それを利用しているのが反日売国連中です。
対日非難決議案もそうです。
ブッシュ政権はこの問題に関して一切何も要求はしていません。
むしろ、安倍首相が訪米した際に、
その対応を積極的に評価し問題はないと言ったと思います。
採択されたのは、米下院の第一党が民主党になってしまい、
権力争いの道具にされてしまっただけの事です。
私は、そんな事にいちいち翻弄されてしまう日本の政治家が悲しい。

太平洋戦争に関わる全ての責任は日本は既に果たしています。
謝罪もしました。
安倍首相には事実関係を細かく説明するのではなく、
この事をはっきりと主張し、
今後一切謝罪する必要はないと断言してほしかったです。

投稿: 下らない | 2007/08/07 22:50

ユダヤ陰謀論者は9割以上、親中韓で護憲の左翼。
(護憲で左翼というのはそもそも矛盾しているはずですが。)
「陰謀から日本を守らなければ!」とわめきながら
9条を崇めている滑稽さ。

投稿: ぴん | 2007/08/07 22:56

黒船来航から現在までの日本と諸外国の歴史を考えると、僅か50年の間に、中国、ロシア、米国、英国と戦った先人の勇猛果敢さに比して、右顧左眄の中途半端な安部政権を真正保守とは認められない。

誰が使う事になるかも知れない法案を強行採決しても意味が無い、と言うより、危険すぎる。

真正保守ならば先ず第一に国家反逆罪等で売国さんを駆逐せねばならない。
これができないと言う事は、似非保守である。

単なる単細胞と言われ様が、何と言われ様が、現在を有事と看るか、平時と看るかで結論が違ってくる。

投稿: みのやん | 2007/08/07 23:32

もはや一国では国防は考えられないと言うことが、端的に分かります。
ほんとに、一国で考えている人が平和主張者を筆頭に右翼左翼限らず
結構多いですね。所謂頭でっかち、というやつです。

現代は、何処の国も、共通する利害を見出して協力し、如何に世あたりをうまくやって利益を自国に誘導するかです。
一部のブロガーが批判する、地方切捨て、金持ち優遇政策、巨大企業や銀行優遇政策は、世界の潮流にあわせ、欧米巨大資本に資金が流出したり、乗っ取られないようにするための施策だと思います。それでも日本のこれらに対する優遇措置は外国に比べ、極めて緩いから資金が流出しようとしているのです。
グローバリズムが、大多数の生活を破壊するかも知れない。だからといってもう既に逃げられないのですから、それを頭の中で拒否するだけでは死ぬだけです。グローバリズムに組み込まれつつ利用して戦わないといけないのだと思います。
今回の記事と内容が少々それてしまいましたが、米国批判をするブロガーには、上記に類似した経済的問題で偏っている方も多く見られるので、ちょっと脱線しました。
最早、右も左も関係ないと思っていす。区別しなければならないのは憂国か売国かの違いだけだと。

投稿: 四文字 | 2007/08/07 23:58

 現在のアメリカの外交や政策が裏目に出ているからそろそろおれたち日本に自主外交させてくれと。まかせてくれと、そういうことじゃないですか。ただし、まかせるにしても国内で批判勢力がものすごい。また能力のある人材もない。

 体をはろうとしないで権威や権力のほしいそれぞれの村で活躍している知識人や便乗する人たちが、なかなか利権を手放したくないんですよ、おれの利権に手をつけずにうまくやれと。


 

投稿: ななし | 2007/08/08 00:47

遅くに、こんばんは。です。

>なお、「電波発言とかキチガイ発言」は今後は放置します。
相手にすると疲れるだけというのがよくわかりました

そうなんですか?
削除しないことで、余計に疲れるとも思うのですが…
私は、このサイトの品格が落ちることを危惧してしまいました。

お疲れのようす(?)。
どうか、労わって下さいませ。

投稿: 元気 | 2007/08/08 01:47

NYTのまたまたの反日記事がてっくさんに出てましたが、日々繰り出される情報戦に日本はほとんど無策です。それどころか日本大使館自体が現地でおかしな宣伝をしたり、国内のNHK報道すら偏向を是正できません。平時の戦争が外交と情報なら、外国と戦う以前に国内で疲弊してしまう状況。日本敗戦の要因である動けない官僚と情報戦の弱さは根深く、戦後ますます深刻ですね。 だれが なぜ何のために 情報が出ているのか、的確に見ないと矛先を誤ります。これからも宜しくお願いします。 

投稿: さるさ | 2007/08/08 02:28

日本にとって自主国防などという選択肢はない、集団的安全保障を維持すべし――確かに正論だと思いますが、「日米同盟信仰」のようなものから、そろそろ目を覚ますときではないでしょうか?
全世界的規模では、アメリカは中国と対立し、中国を牽制するでしょうが、東アジア域内では中国の覇権を認める方向へシフトする可能性もあるでしょう。
米中を二つの大きなヤクザ組織(笑)と想定すると、「このシマには手を出すな、だが、このシマはそっちに任せる」と両者が手打ちをするかも、ということです。
在韓米軍の撤退に次いで、沖縄からの米軍撤退もありうると思います。中国が沖縄で左巻き連中を煽る工作をし、糸数慶子のような売国奴を県知事に据えたとします。中国はさらに工作を進め、「市民運動」を盛り上げ、沖縄から米軍を追い出す。米軍は「不承不承撤退する」と見せかけ、その実、米中で話がついていた、ということだってありえますよ。
沖縄から米軍が去ったら(「市民運動」が自衛隊の駐屯も許さない)、どうなると思いますか? あの中共のことですから、沖縄侵攻の口実など、いかようにもでっちあげるでしょう。そして、そのときアメリカは動かないでしょう。
まあ、これは極端な妄想と笑ってもらっても結構です。
ただ、アメリカで民主党政権が二期も続けば、日米関係は完全に冷え切る――これは確実だと思います。
日本としては集団的安全保障の枠組を強固にすべきですが、その過程において、日米同盟の見直しは必要だと思います。
いずれにしても、日本にとっては正念場ですね。なんとかして、有権者を既存マスゴミによる洗脳から脱却させたいものですね。
政治ブログ以外のジャンルのブログ読者を、なんとかして政治ブログへ誘導したいですね。例えば、趣味やペットをテーマにしているブロガーさんたちに連携を呼びかけるなど、できないものでしょうか?

投稿: 宇治金時 | 2007/08/08 02:56

いつも勉強させていただいています。今回のエントリーに全く同感です。わたしも同様の感想を持っています。政治の世界で右翼、左翼という分け方をしますが、日本の場合は開国派と攘夷派という江戸時代にあったわけ方で考えたほうがしっくり繰るような気がします。左翼も右翼も極端な方の主張は攘夷という言葉で括ると不思議とすっきり同じグループに入ると思っています。

投稿: nebuo | 2007/08/08 05:38

>「日米同盟信仰」のようなものから、そろそろ目を覚ますときではないでしょうか?

そのとおりだと思います。「日米同盟」は信仰でなく、あくまで現実的な選択であるべきですし、また日米両国民の理解と賛意が合ってこそ成り立つという事実を強く認識すべきでしょう。  

宇治金時さんは、アメリカと中国をやくざのしま争いにたとえましたが、良いアナロジーだと思います。 ただ、任侠のある昔かたぎのやくざと、子分も身内も関係なく切り捨てる、なんでもありの極悪非道暴力団のどちらの身内になるかといえば、私は任侠のあるやくざを選ばざるを得ません。 

また、日米同盟を今後も維持するためには、日米両国民にたいする情報戦に勝利しなければ、日米関係が弱体化して、遅かれ早かれ中共の思うままになってしまうことでしょう。 よって、情報戦の大切さを日本人はきちんと認識する日宇町があります。 とくに民主主義国家においては専制国家よりさらに重要性は増す事も事実でしょう。

そのためにも、原爆投下という62年前の米国の過ちをことさら言い立てるのでなく、現在の米国と中国を比較して、どちらと組むのか決めるべきでしょう。 私は民主主義、基本的人権という価値観、国民の成熟度などを考えると、米国を中心とした自由主義陣営と組むべきだと思っていますし、そのための情報・広報・教育活動を積極的に進める必要があるでしょう。 


投稿: 一日本国民 | 2007/08/08 09:59

コメントの扱いの件、自分のしがない意見を汲んで頂き嬉しく思います。
図々しいですがさらに図に乗って言わせて頂きます。

坂さんのブログのコメント欄は十分参加者だけで回るだけのアクセス数があると思いますので、コメントに対する坂さん自身の意見やリアクションは極力、できれば坂さん個人への問いかけ以外は電波だろうがキチガイだろうが晒すだけでリアクションしないほうが良いかと思います。
もちろん真摯な質問や疑問の投げかけなどは別ですが。

でないと、坂さん自身もいちいち疲れるでしょうし、ふとした発言で趣旨とは違う思わぬ齟齬が生まれると思います。
長い間ブログを読ませて頂いて、坂さんもお気づきだと思いますが、参加者はかなり高水準になっているので、参加者がそれぞれの判断でそれぞれのリアクションを勝手に展開してくれるレベルになっていると思いますよ。

これだけ伸びたブログですから、坂さんは議論ネタを提供し、温かい目で若者の闊達な議論を楽しむというゆとりを持ったほうが良いかと。

最近の文章を読んでいると、坂さんがだいぶ疲れちゃっているような印象があるので、多くの共通の価値感を持つものとして心配になってしまいます。
(自分も数年前にこういったブログをやっていて毎日が祭りみたいで疲れ果てたクチです)

坂さんにはもっともっと長い時間こういった情報発信を続けて貰いたいと思っている場末の人間のたわごとと思って心の片隅にでも。

投稿: ひとりでできた | 2007/08/08 11:06

>真正保守ならば先ず第一に国家反逆罪等で売国さんを駆逐せねばならない。
これができないと言う事は、似非保守である。

こういった理屈で安倍さんを非難してる人が多い。

じゃいったい誰がそんなこと出来るの(現実的に)、確かに売国的な人間は駆逐したい。

でも今の環境で(国民の意識、教育、マスコミ、ましてや野党は一部を除いてほぼ自虐、おまけに与党も公明党は自虐、自民党に河野など自虐の売国勢力が多々いる中で)、どうやって方向転換するのか。

誰がやっても、政権を維持しつつ少しずつやって行くしかないだろう。

こういう主張は悪くはないが(売国勢力を駆逐したいということは)、でも現実を考慮しないとただ単に反安倍ということになって、結果的に保守勢力の減退につながるだけだと思う。

なんでもかんでも安倍マンセーではもちろんないが、もっと現実的にならないと。

投稿: ひどい | 2007/08/08 11:58

<先の戦争が正しかったと思う人は少ないでしょう。が、誰もがわが日本にとって良かれと思って戦ったんです。戦争指導者は特にね。
で、その結果が間違っていた。
主観的に国のため、国民のためと思っても、結果が間違っていれば、これは責任を追及されても仕方がない。
が、彼らを極悪人のごとく言うのはおかしい。

彼らは愛国者ですよ。>

日本の近代史を全否定するつもりはありません。それよりも我々の課題はリーダーの「どのような責任を追及するか」だと思います。責任は「負けたこと」だけではないように思われます。

例えば (1) 百万?の人を戦地で餓死させたこと、(2) 例えば硫黄島の兵士を見殺しにしたこと、(3) 愛国心を煽り降伏を恥じる教育をし(結果的に無駄死にを強要し)たこと、(4) 降伏の時期を見誤り、東京空襲や原爆投下を招いたこと、(5) 虚偽の発表をし続けたこと、など、リーダーの責任は多数あると思います。軍が勝つことだけが目標で、結果的に兵士や国民を虫けらのように扱った責任があると思います。

極悪人はあたらないとしても、愛国者と褒めただけで済ませられないと思います。

投稿: KappNets | 2007/08/08 12:02

> 結局、片方は右で、もう一方は左、両端に位置しているようですが、亡国の徒という点では、まさにメダルの裏表。
 この点に関連して、かつて某巨大掲示板で面白い分析を拾いました。細かな点へのツッコミは別にして、ドキッとするような鋭さがあります。

((引用開始))
「日本の思想対立の構造」

朝日が日露戦争をマンセーした事をもって保守化したとか言ってる奴がいるが、日本の思想対立の構造が分かってないな。

日本の対立構造は、
(1) 親大陸派(共同体主義、ランドパワー)=親アジア主義、親儒教、親社会主義、親官僚制(=中央集権)、親全体主義、親人治主義、親合理(観念)論、親水戸学、親平田派国学、親朱子学

(2) 親英米派(自由主義、シーパワー)=親国際主義、親資本主義、親封建制(=地方分権)、親自由主義、親立憲主義、親法治主義、親経験論、親仏教、親国学(本居宣長)、親徂徠学
なんだよ。

親大陸派は天皇制を認めるかどうかで国家社会主義(親ドイツ)か共産主義(親ソ連)に分かれ、
親英米派は伝統の重視の度合いで保守主義と自由主義に分かれる。

今風の言葉で言えば、反米保守は親大陸派で、親米保守は昔ながらの親英米派なんだよ。
両者は戦後、反共産主義という一点で手を組んだ訳だが、元々は水と油。
共産主義が崩壊した90年代以降、元の親大陸派vs親英米派の構図に戻っただけの話。
戦前の革新官僚や軍部の中の国家社会主義者に偽装した共産主義者が沢山いたってのは有名な話で、この両者は天皇の扱いを除いては対立点はないから、転向は簡単。
西部邁、小林よしのりも何度も転向してるでしょ。
でも、親大陸派は絶対に親英米派にはなれない。逆もしかり。根本の思想が違う。

で、日露戦争の評価について言えば、「白人に対する被支配者有色人種の勝利」と言う点を重視するのが 親大陸派の特徴で、英米日の文明国が専制的(=アジア的)なツァーリのロシアに勝利したと言う点を重視するのが親英米派の特徴。当時の人々はどう思っていたかと言うと、圧倒的に後者が多いだろね。当時の一般の日本人は文明の度合いを肌の色よりも重視した。

このように考えると、朝日が日露戦争を賛美したのは何の不思議も無い。国家社会主義と共産主義の間は容易に転向できる。そのうち、大東亜戦争の「白人支配からの解放」という面について賞賛する日も近いだろうね。そして孫文のアジア主義の訴えだが、中国は伝統的に日本と英米との離間を企てるのに熱心で、孫文は日英同盟にも強硬に反対していた。今の中国の日米同盟反対と同じだな。
これに東洋の王道だなんて感動してる奴は馬鹿としか言いようが無い。
((引用終り))

> 私は、このような左右の売国勢力と闘っていきたいと思います。
 まったく同感ですし、応援いたします。上記の分析で(1) に該当する人は、(個人的感想ですが)本来せいぜい国民の1,2割程度でしょう。それにも関わらず、戦前・戦後ともにノイジーマイノリティとしてわが国を混乱させ国を誤らせてきたという事実を、私たちは自覚して声をあげていくべきでしょうね。

投稿: MMF | 2007/08/08 15:10

日本国民さん、

<そのためにも、原爆投下という62年前の米国の過ちをことさら言い立てるのでなく、現在の米国と中国を比較して、どちらと組むのか決めるべきでしょう。 私は民主主義、基本的人権という価値観、国民の成熟度などを考えると、米国を中心とした自由主義陣営と組むべきだと思っていますし、そのための情報・広報・教育活動を積極的に進める必要があるでしょう。 >

賛成です。

日本は過去に日英同盟を捨て、ドイツ(ヒットラー)と手を結び、大失敗しました。ロシアに一時頼ったのも失敗でした。今米国と組むのは日英同盟の延長線で、妥当な選択でしょう。

米国と中国は比較するべきものではないような気がします。中国は共産党が支配する発展途上国で、米国を捨ててまで手を組むのは危険です。

ただ米国は中国を重視しています。中国に膝を屈せよと迫ったりはせず、アジアの中心になるだけの技量を持つようにしむけているのだと思います。台湾を守ろうとしたり、為替問題や人権を言い立てたりもしますが、けして(昔のソ連のような)敵国扱いではない。

この辺は日本人もわきまえる必要があると思います。幸い中国は表向き南京事件を言い立てることもしなくなりましたし、経済を中心に、上手につき合っていけはよいのだと思います。

投稿: kappNets | 2007/08/08 15:41

「下らない」さん

>対日非難決議案もそうです。
>ブッシュ政権はこの問題に関して一切何も要求はしていません。
>むしろ、安倍首相が訪米した際に、
>その対応を積極的に評価し問題はないと言ったと思います。

ブッシュ政権は一切何も要求はしていない――そうでしょうか?
シーファー駐日大使はマイク・ホンダたちと変わらぬ文言で日本を非難していましたよ。
ブッシュ大統領も、安倍首相訪米時に、ごく消極的な態度で「ま、日本は一応謝ってるようだけど」といったジェスチャーを見せたにすぎません。
下院(議会)と政権中枢は別物とはいえ、慰安婦について調査し、追軍娼婦に過ぎなかったという結論を出した資料は米国に保管されているというのに、ブッシュ政権(国務省を含めて)の誰一人として、決議採択の前にも後にも、下院議員たち、わけてもペロシ議長の判断に対して批判的コメントは発していません。
それどころか、テロ特措法延長があやしくなると、「慰安婦決議では配慮した」などと恩を売るかのような態度です。
慰安婦決議案に関しては、ブッシュ政権も採択を支持していた、と見るべきです。
「慰安婦は日本軍により拉致された女性たち」という北朝鮮(中国&韓国)の言いがかりに、アメリカも加担することにしたのです。日本に、北朝鮮による日本人拉致解決について譲歩させ、北朝鮮への制裁を解除させたいのです。
六カ国協議はすでに国務省(ライス&ヒル)により骨抜きにされています。まだ共和党政権なのに、ですよ。まだ民主党政権になってもいないのに、ですよ。
国務省及びチェイニーは北朝鮮核問題を、とにかく、見かけだけでも解決したことにして、失敗つづきのブッシュ大統領になんとか点数を稼がせたいのです。

日本人は前の大戦で、ずいぶんいろいろなことを学びましたよね。
日本人は愚かじゃない。
一気に反米になど、なりません。
でも、日本が慕うようにアメリカも未来永劫、日本を大事にしてくれるはず、などと甘い考えは捨てるべきでしょう。

そして、注目すべきは、アメリカもまた、60年前に超大国だったアメリカではない、ということです。
それでいて、日本を虫けらのように考え、虫けらのようにひねり潰したいし、ひねり潰せると考えたルーズベルト以来の伝統を持つ民主党(クリントンもルーズベルト信奉者だった)が政権につこうとしているのです。

日本の頭越しに、米中が電撃的に何かしら協定を結ぶこと、日本に不利になる協定を結ぶこと、これはまちがいなくあると思います。

アメリカは「中国を刺激するかもしれないので」F22を日本に売らないという――ならば、日本はとりあえずEUからタイフーンを買い、インドあたりと共同で次世代ステルス戦闘機を開発しては(笑)。


投稿: 宇治金時 | 2007/08/08 17:00

日本は上手に付き合える政治家と国民を先ず作らねば成らないのが現状非常に寒いですね。

奇麗事を教えるでなく、自然な日本の過去を教育すれば良いだけなのですがそれが出来ない、良い面・失敗は夫々見方に拠るでしょうが思考力をなくしていると言うより、教育から取り下げているのですから救えないと思うのです。

韓国・中国の教育を見れば自国中心・反日が無ければ生きて行けない、日本はそんなチャチな歴史じゃ有りません。一日も早く政治は決断しないと日本人だけが地球市民・他国は歴史有る立派な国々と日本の子供が可哀想。

投稿: 猪 | 2007/08/08 17:33

安倍政権のように、アメリカは従いすぎても駄目ですし、民主党や他の野党と同様に中国、ロシアとの接近は悲劇を招くでしょう。中国は今後台頭すると言われていますが、中国になんの技術力があるというのでしょう。ロケット以外は特に優位に立つ技術もありません。技術は模倣といった感じです。アメリカはどうでしょうか?日本人が開発できないような技術を次々に開発していきます。どちらと手を組んだほうがいいですか?また、アメリカは太平洋を抑えています。同盟を組むことで日本の背後は気にならなくなります。また、中国包囲網などは簡単に出来上がってしまいます。アメリカと離れずにいれば、冷戦に引き続き戦勝国の位置につけます。おそらく、中国の敗北するでしょう。民主党には、韓国政権のようになってもらっては困るのです。

投稿: 30男 | 2007/08/09 00:08

>米国に対抗できるような防衛力を備えるなんて、もう妄想の世界というか夢想ですね。極めて危険。

日本が備えるべきは米国に対抗できる防衛力ではなく、中国に対抗できる防衛力ではないでしょうか。それが夢想だとは思えません。

中国国内の様々な困難が共産党政権に国外への膨張を強いる時が間もなく訪れるでしょう。
台中戦争に米国が介入するなら先制核攻撃も辞さないと公言した中国の軍幹部がいましたが、米国は核攻撃の脅威にさらされてまで台湾を守らないのではないかとの疑念が生じました。
台中戦争の後には、尖閣諸島の占拠に端を発する日中戦争を想定することができますが、そのとき米国が日本を守ると信ずるべき理由は存在しません。
従って、日本は独自に中国の攻撃から国を守る力を備えなければなりません。日米安保が足かせになるのであれば、同盟関係を弱める(同盟廃棄を意味しない)ことも選択肢の一つではないかと思います。あるいは現実に日本国内での民主党の勝利と、米国大統領選挙で予想される民主党大統領の誕生が、好むと好まざるとにかかわらず同盟を弱体化させる方向に作用するでしょう。自主防衛強化の機運が高まるという前提が成り立つのであれば、それはむしろ歓迎すべきことなのかもしれません。

投稿: stopchina | 2007/08/09 15:20

はじめまして。トラバ張らせて頂きました。
右だ左だと主義主張を言う前に、日本どーする?ってところに現実的な答えを出していきたいですね。

投稿: しっぷう | 2007/08/09 23:15

きゅうま発言は許せないし解せない。自分さえ金持ちでよければの感覚じゃ、政治家は元来庶民や格差に苦しむ若者や苦しいものを助けるために存在するのであって、その発言一言一言は国を代表するので、今はその点をはきちがえた閣僚が多すぎるので、嫌気がさします。安倍さんは早くやめていただきたいが、代わりが自民にも民主にもいないのも末期症状です。

投稿: たかし | 2007/08/10 12:46

>政治家は元来庶民や格差に苦しむ若者や苦しいものを助けるために存在するのであって

確かにそうでしょうが、耳障りの良いことだけを言ってる政治家や政党も多いので気をつけましょう、バラまき政治や、共産党のように庶民が第一とか言って、大企業からガッポリ税金を取ればすべて解決、なんていってダマしている政党もあります。

久間さんの発言はバカですが、なんで安倍さん早く退陣して欲しいのですか。(確かに任命したけど、こんなバカ発言するとは思ってなかったでしょう)

どちらかというと、安倍さん、かなり評価出来ると思うのですが。


投稿: ひどい | 2007/08/10 17:52

こんにちは。

この記事にほぼ全面的に賛成です。
「日米同盟破棄」「郵政民営化はアメリカのため」などと主張している反米保守連中は、現実が見えていないとしか言いようがない。まさに『右の売国奴』。
日米離間を狙う中国の工作員か?と勘ぐりたくなりますよ。

投稿: メタリック軍曹 | 2007/08/11 09:44

 明治維新以降の歴史をちょっと考えてみますと、何ゆえ日本はロシアと対峙し戦争したのでしょうか。

 歴史にIFはおかしいでしょうが、仮に日本がロシアと戦わなかったとするならば旧満州は現在ロシア領であり朝鮮半島もロシアの植民地となった後、ソ連邦の一部となってその後1991年頃にやっと独立したことであろう事は想像に硬くありません。(ソ連の崩壊がまだなければ朝鮮半島は独立すらしていない可能性があります。)

 また仮に、日本が大陸に進出しなければ、清朝崩壊が違った形で起こり、欧米ソ連により割譲され、今現在の中国は生まれていなかったと思います。

 これももしもですが、日本が大東亜戦を戦わなかったならば、今現在も東南アジアは欧米列強の植民地のままであり、世界史が今とはぜんぜん違ったものである可能性が大いにあります。

 日本人は彼らを同胞視していたために、これらの戦争を行ったわけですが、それはDNA研究やら比較文明学が進歩した現在となっては大きな間違いだったことが解ります。彼らは本来的に畑作遊牧民であり、覇権謀略的であり、姿かたちは似ていても根本文明はむしろ欧米文明に近い弱肉強食性を持った謀略文明であると結論できるのです。

 結局、朝鮮人も中国人も東南アジア人もインド人も日本人を利用したのであって、この事実こそが歴史的真実であるとの認識を明確にしなければ、将来に渡っての禍根を残すこととなると私は思うのです。

投稿: えんき | 2007/08/11 20:23

最近、とみに自分が心配しているのは、保守派の分裂であります。現状、もっとも団結せねばならぬ時に、本来の敵ではなく、近年保守側に数少なき勝利をもたらしてくれたはずの功労者達を論難し、内ゲバに耽り足並みを乱している保守論壇の姿は情けなくもあります。
確かに近年、保守側が優勢だったのは、「元サヨク」の人たちが入ってきたことにより、執拗なレッテル貼りなどのサヨク側が使う戦術を保守側も使うことで「正当性を主張」することではなく「勝つ」事に主眼を置いた論調に変えることが出来たからで有ります。
(その事は、現実として考えた方が良いと思う)
しかし、彼らの功をねぎらうことなく突き放した従来の保守にも問題があり、功労者達をむざむざ転向させてしまうことで、強力な「矛」としての彼らを失ったことに自分は、薄情を感じましたがどうでしょう?

投稿: | 2007/08/12 15:12

面白くニヤニヤしながら読ませて頂きました、ありがとう。

投稿: 森国男 | 2011/11/09 14:32

 それは2010年2月8日に在日米国大使館から国務省に宛てられた公電だ。

 2010年2月2日、当時沖縄担当相を兼務していた前原国土交通大臣がキャンベル国務次官補やグレッグソン国防次官補に話した内容が報告されている。

 その内容は驚愕的だ。

 普天間移設問題については北沢防衛大臣が決定権の鍵を握っている、なぜならば普天間の安保上の重要性を判断できる専門知識を持っているのは防衛省だけであるからだ。

 民主党と連立を組む政党(すなわち社民党や国民新党)には拒否権は持たせない。

 小沢一郎は相手によって発言を変えるから気をつけろ、米国と話す時は普天間移転を強力に支持する(振りを)するかもしれない。

 これらは前原大臣の発言の数々だ。

 日本の政権の中枢にいる国務大臣がここまであからさまに日本政府の内情を語る。

 これを称して売国奴というのではないか。

 このような男が一歩間違えばこの国の首相になっていたかもしれないのだ。

 いつか日本の首相になるのかも知れないのだ。

 
赤塚慎也

投稿: 赤塚慎也 | 2012/03/11 13:32

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