世界の非常識は東アジアの盟友
世界の非常識は東アジアの盟友、ということか。
かたや支持率10%以下、国民はおろか与党にまで見捨てられたヨレヨレ大統領。
こなた長年のぜいたくと不摂生がたたり、糖尿病が悪化している(と言われる)黄昏の金満将軍。
今月の28~30日の日程で、この南北朝鮮の首脳会談が開かれるとのこと。
この二人が会ったからといって何が変わるのか?
まあ金将軍様の言い分は一貫している。
「南鮮はカネだけ出してくれればいい」と・・・
わからないのはノムたんだ。
将軍様に謁見(えっけん)の機会をいただいて何の得があるの?
北は米国以外は眼中にないでしょう。
韓国なんて当事者とは思っていない。
なのにノムたん、またまた“狂乱”としか言いようのない発言をしている。
曰く「前任の社長が発行した手形を後任の社長が決済すると考えればいい。わたしの残りの任期が2カ月だろうが、3カ月だろうが、(北朝鮮に)出掛けて判を押して合意すれば、後任(の大統領)も拒否できない」(朝鮮日報)
つまりアニキ格の金大中が、北の将軍様に「南北は同族、協力いたします」という手形を切った。ノーベル賞ほしさに。
反米が信条のノムたんは、その手形を「決済する」と言っているのだ、中身が妥当かどうかなど関係なしに。
とにかく同族を助けるのがノムたんのミッション。周りから何と言われようと関係がない。
出掛けて判を押して合意すれば、後任の大統領(おそらく反北朝鮮のハンナラ党の大統領)も拒否できないと・・・
まあ、やろうとしていることが姑息というか、ノー天気というか、反国家的というか、ノムたんらしいというか(笑)
究極の売国大統領だね盧武鉉は!
もうアホを通り越して「狂っている」としか言いようがない。
かわいそうなのは韓国と韓国民だが、自分たちが選んで、最初だけだったとはいえノムたんに“熱狂”したのだから自業自得。
我々も、こんな指導者を選ばないように気をつけましょう。
ところで、米国の動きが解せない。
韓・中・日を置いてけぼりにして、北となにやらヒソヒソやっている。
もしかしたら米国は「第2のリビア」を狙っているのかもしれない。
リビアは大量破壊兵器開発を放棄し、米国や諸外国との関係を改善した。
リビアも北朝鮮と同様、民間航空機の爆破に関与していた。密かに大量破壊兵器を開発していた。
が、大量破壊兵器開発を放棄し、テロリストとの関係を断絶することで米国や欧州はリビアを許した。
北は、もうギリギリのところまで追いつめられている。崩壊するか暴発するかの瀬戸際にあると言ってよい。
であれば、体制延命を条件に米国の軍門に下るという選択肢もありえないことではない。
いわゆる“米朝友好”だ。
昨年10月の核実験後、金将軍様はブッシュ米大統領にメッセージを送り、「朝米関係を正常化し韓国以上に親密な米国のパートナーになる」と伝えたという情報もある(参照:産経新聞)。
こうなると、もうノムたんのやろうとしていることはマンガだが、わが国も相当なダメージをこうむる。
米国や欧州は、拉致被害者の件を棚上げにして北朝鮮を受け入れるかもしれない。
ノムたんを笑っている場合ではないのかも。
わが国は、たとえ米国と立場が異なることになっても拉致問題で妥協してはならない。
わが国外交の正念場が迫っている???
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コメント
>わたしの残りの任期が2カ月だろうが、3カ月だろうが、(北朝鮮に)出掛けて判を押して合意すれば、後任(の大統領)も拒否できない<
たしか以前に金大中と盧武鉉が会談し、「親北政策を後戻り出来ないような措置を仕掛ける」旨の記事を見たことがあります。
現実がその通りに動いてますね。仮に保守派が政権を取ったとしても、今更敵対政策は取れないと見ています。
投稿: 花うさぎ | 2007/08/11 20:12
米国の対北鮮方針転換の真の理由は、イランとイスラエルだと、佐藤優が最近ほうぼうでコメントしています。説得力があると感じています。
簡単にまとめると、北朝鮮が核兵器の実用化に成功すると(あと、2,3度の核実験で成功する可能性が高い)、友好国であるイランにその技術が流れる。イランはそれを背景に対イスラエル強攻策をとる。その結果、イスラエルと西欧各国との関係断絶を要求するテロが西欧で多発したり、最悪の場合、イスラエルのイランに対する先制核攻撃から第三次世界大戦(核戦争)に発展しうる。そのシナリオを念頭に、ベルリンで米は北朝鮮に譲歩した、というものです。北朝鮮は、その筋書きを意識して書いたわけではなく、イランの現大統領がアフマディネジャドであることが北朝鮮に幸いしたとも。逆に、北朝鮮が本気で核技術をイランに流そうとするなら、そのときは、北朝鮮への空爆がありうる、という意見でした。
投稿: お昼寝好き | 2007/08/11 22:12