« 弱者が弱者を監禁・酷使 中国の貧困 | トップページ | 参院議長と元大蔵財務官は極左仲間 »

2007/08/31

実は、私は小沢の熱烈な支持者だった(笑)

このバナーは、2008年8月7日まで常にトップに表示されます。ボイコットに賛成の方はこちらまで。Bandeau_gb
       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

私がバブルが崩壊した後、苦労したことは過去のエントリに書きました。
当時は、もう40代半ばですからね。再チャレンジ(?)なんて、そう簡単にいきません。
なにしろ、職がないんだなあ、必要な生活費に見合う。

当時、2人の子供は高校生(私立)と中学生。けっこうカネがかかるわけですよ。
ほんとうに辛かったですね。

まあ、今はそれなりに生きていますから、その頃も思い出ですけど。

------------------------------------------------------------------

で、そのころ、私は小沢一郎の熱烈な支持者でした。
なぜか?
それは小沢が自民党をぶっ壊そうとしていたからです。

当時の日本は金融不安で大揺れに揺れていました。「不良債権飛ばし」や「貸し渋り」、果ては「貸しはがし」という現象まで起きていた。つまり、戦後、初めて直面した不動産価格の暴落―深刻なデフレに政も官も民もなす術(すべ)がなかったわけです。

それまでの日本の高度成長は、「行政指導・護送船団・横並び」と「終身雇用・年功序列・定期昇給&ベースアップ」によって支えられていました。で、不動産価格の上昇を前提として経済が回っていた。
だから、これらが通用しない局面が目の前に出現すると、もう政も官も民も何をすれば良いのかがわからなくなったわけです。

私は、日本がそんな閉塞状況に陥ったのは、「政・官・業の鉄のトライアングル」という戦後の政治・経済のあり方に原因があると見ました。特に、田中派~竹下・金丸派(経世会)による支配がその象徴であると思ったわけです。
で、その経世会に叛旗をひるがえし、改革を叫ぶ小沢一郎しかこの状況を突破できる人間はいない―そう確信していました。

------------------------------------------------------------------

日本がバブル景気を謳歌していたころ、世界ではグローバリゼーションが急速に進行していました。いわゆる市場主義ですね。自由貿易のより一層の発展、直接投資を含む資本の国際的流動化、金融システムの世界的標準化などです。
これを受けてわが国でも産業の空洞化が進み、国内の雇用環境や市場環境は大きく変化していたのに、バブル景気がそれを顕在化させなかった。で、バブルがはじけて、3つの過剰(設備・雇用・債務の過剰)が一気に表面化したわけです。

これは、戦後、長い間繁栄を謳歌してきた日本型システムが、もはや限界に達していることを示していました。

------------------------------------------------------------------

小沢一郎は、著書「日本改造計画」の冒頭で「米国立公園のグランドキャニオンには柵がない」ことを挙げています。で、もし日本の観光地に柵がなかったら、管理者は非難されるが、それが問題だと指摘しています。
つまり、柵を作れという、なんでも規制だらけの社会では自己責任が貫かれない。そこで、変革の核として、規制を撤廃し、経済・社会活動は最低限度のルールにとどめ、基本的に自由にすべきだと主張しているのです。

小沢の発言も何度か聞きました。
そこでも彼は、「個人の自立」・「自己責任の自覚」を訴えていました。
要は、企業も国民も「国が何をしてくれるか」ではなく「自分は何ができるのか」を「自分で考え」、自己責任の下(もと)で生きていくべきだということです。
この小沢の考え方、その主張に、当時八方ふさがりだった私は強く共鳴しました。

小沢であればこの国を変えてくれる、今の閉塞状況を打ち破ってくれる―そう思った私は、小沢こそ総理にふさわしいと思い、自由党に1票を投じていました。
が、小沢が野中広務に屈服し、1999年に自自連立を組んだことで私の小沢に対する評価は一変しました。所詮、この男は権力志向しかないんだと。「政・官・業の癒着」を代表するような野中と手を組むか???
ほんとうに絶望しましたね。で、結局、小沢は野中に敗れる(自由党分裂)。

------------------------------------------------------------------

このころは、しんどかったですね。
経済的に苦しいだけではなく、政治も絶望的。
自民党は、利権のかたまりで親北朝鮮の野中が牛耳っている。で、その自民党をぶっ壊そうとしていた小沢が変節した。しかも、急死した小渕首相の後釜があの森喜朗。それも、森、青木幹雄、村上正邦、野中、亀井静香の「真っ黒5人組」による談合で森首相が決まった。
「日本発の金融恐慌」さえ世界では語られているのに、政治は!自民党は!何をやっているんだ!!!
私は「怒り心頭に発す」状態でした。
で、そんな時、「自民党をぶっ壊す!」と叫んで登場したのが小泉純一郎だったわけです。
私は、人間的にはイマイチ小泉を好きになれませんでしたが、政治的には彼の熱烈な支持者になりました。
この男なら自民党をぶっ壊してくれる、野中をぶっ飛ばしてくれる、閉塞状況を打ち破ってくれる―そう思ったのです。

------------------------------------------------------------------

誰が言ったのかは忘れましたが、「小沢が過去に言っていたことは、小泉がほとんど実現してしまった」。で、これに対して小沢は、「小泉と俺(小沢)は本質が違う」と反論したそうです。
つまり、「小沢には理念があるが小泉にはそれがない」と言いたいのです。
確かに、小沢の方が思考能力は高そうです。小泉は「政策より政局が好き」とよく言われますし。
でも、理念があろうがなかろうが、小泉のやったことが小沢の言っていたこととほぼ同じなのは事実です。それに、小沢も政局好きで、政局のためには主張さえ変える。
私は、同じ「壊し屋」でも、小泉の方が筋が通っていると思いますね。

------------------------------------------------------------------

小沢は、「日本改造計画」の中で、全国的な新幹線網の整備、地方中核空港の整備、高速道路網の整備など、大胆な公共投資も提言しています。同書が書かれたころは今ほど財政状況が深刻ではなかったので、こういう主張が出てきたのでしょう。
が、今ふり返ってみると、所詮、小沢は旧田中派・旧竹下派(経世会)なんですね。規制緩和・自己責任と言いながら、一方では巨額の財政支出を容認する。
そう言えば、バブルのころ、小沢は権力の中枢にいました。で、バブルは、実は米国のためでもあったんですね。
当時の小沢は親米そのもの。石原慎太郎も「私は彼を評価しません。あの人ほどアメリカの言いなりになった人はいない」と酷評しています。あの反米・親中・親北朝鮮の野中からは「売国奴」呼ばわりされています。

------------------------------------------------------------------

私は、小沢一郎を早めに見限ったことを正解だったと思っています。
改革派を自称していますが、言ってること、やってることが、その時々で違う。要は、すべてが権力闘争でしかないんですね。権力を掌中に収めるためなら社民党や反日・親北朝鮮派(沖縄の糸数慶子)とも組む。

こんな方が党首をやっている民主党。
私は絶対に支持しません。

小沢と比べれば、小泉の方がず~っと「本物」です。

(文中・敬称略)

【追記】
冒頭と右サイドバーのバナー(画像?)は「国境なき記者団」のものです。
できるだけ多くのブロガーがページに貼り付けることを希望します。

テクノラティお気に入りに追加する
↑お気に入りに追加願います。

|

« 弱者が弱者を監禁・酷使 中国の貧困 | トップページ | 参院議長と元大蔵財務官は極左仲間 »

政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

 私も、小沢一郎の熱烈な支持者でした。(あくまでも”でした”です)
 なによりも、首相に一番近い位置にいたにもかかわらず、自らのリスクを顧みずに自らの政治母体である自民党を割ったことを、高く評価していました。
 今でも55年体制を壊した最大の功労者は、「小沢一郎」であったと考えています。(今改めて思い出すと幹事長時代に米国でおかしなことを言って、違和感を感じたことなどもありましたが)

 ここの所の小沢一郎を見ていると、当時の輝かしかった行動も実は何らかの党利党略に基づいたものではなかったのか?と勘ぐりたくなってしまいます。

 加藤紘一や山崎拓などもそうですが、その当時一線級だった古い政治家には早く退場願いたいものです。

投稿: 山本大成 | 2007/08/31 15:54

正解一言!私利私欲の人間。

投稿: 猪 | 2007/08/31 16:10

以前、飯島元秘書官の目線で見た「小泉元首相」のドラマをやっていましたが、
その時小泉さんっていうのは実に孤独に強いんだな、と思いました。

小泉さんが一議員であった時代には、なにかというと料亭やなんかで群れたがる他の議員とは一線を画し、ただ一人で歌舞伎やオペラを観に行っていたという。
首相になってからは、幽霊が出ると噂される官邸で、たった一人で住んで仕事して、その生活ぶりは、なんてストイックなんだろう、と思った。

あの人が猛烈な逆風の中、靖国参拝を決行したのも、その「敵は百万といえど我行かん」の性格のなせるわざだと思う。

総理を退任する前、みずから退職金の受け取りを断り、赤字の自治体の長に範を示したこともスゴイ、と思った。
もっとも、それについてはほとんど報道されてなかったけど・・・

引退して、安倍さんにバトンタッチした後は、森元首相みたいに自分の影響力を誇示しないところもいい。

ともかく、小泉元首相って本物の「変人」だと思う、勿論いい意味で・・・

投稿: アサピー嫌い | 2007/08/31 18:32

小泉純一郎氏の祖父は、今で言うならヤンキー上がりの青年でした。
日比谷事件で放火したクチかもね(笑
しかしながら、普通選挙を目指す闘士となり、議員となって後は東条英機内閣を倒そうとしました。亡くなられた時には先帝陛下より勅使が遣わされたとか。
つまり小泉家は「自由の為なら死んでも良い」が伝統なのでしょう。

問題は小沢イチロー。なんというか国政に対する信念が感じられず、加藤紘一同様に世界情勢に疎く、何より最大の欠点は「日本が嫌い」。
過去の異様なアメリカ犬的行動も、現在の「日本政府に日本軍を指揮する権利は無い」との主張も、その故ではないでしょうか。

そういう見方からすれば、現在の民主党党首という地位は、彼にお似合いなのかもしれません。
部落解放同盟やら民団、総連に学校教師、官公労。すべて「我が身かわいく、社会正義等一顧だにしない連中」がスポンサーという立場です。
農協、ゼネコン、土建屋がスポンサーだったかっての自由民主党と相似形ではないですか。

虚ろで死の影がチラつく小沢イチローの貌を観ていると、その様な事を思ってしまいます。

投稿: ペパロニ | 2007/08/31 20:14

昔の小沢さんは新自由主義だったのに、今じゃネオが取れてすっかりリベラル政治家になってしまいましたね。
いや、人間変わってもいいんですよ。間違っていると思ったら。
坂さんもそうやって今の政治的立ち位置に来たんですから。
逆に間違っていると思っているのに、主張を変えない方がおかしい。
ただ、変えるなら総括をして
「なぜあの主張に賛同して、いかにして主張は間違いだと思うようになったか」
明らかにすべきなのに、それが全くないじゃないですか。

このまま政権を取ったら民主公明社民連立、下手したら共産党まで連立に加わりそうですもんね。

投稿: あかさたな | 2007/09/01 06:58

所詮政治家なんて,政治闘争が本職ですからね.本来なら,国民が政治家を見極める目を持たなければいけないのでしょうが.

投稿: Cosine | 2007/09/01 14:36

小沢さんってなかなか外に出てきてしゃべったりしないんですが、出てきてしゃべるのを見るたびに「こんな人だったかなあ?」と違和感があります。つまり、場面に応じて意見が微妙に変化するために、ぶれを感じてしまうからでしょうか。彼にとっては、政権をとること、すなわち数をとることだけが大事なので、ぶれようがどうしようがいいのでしょうが。

やっぱり、田中角栄と金丸信の幻影がその後ろに見えてしまいます。

今回の人事で保守派の前原氏を副代表などにして、イラク特措法の延長拒否に反対させないように、手を打ったということなんでしょうか。もし、それで前原氏が意見を変えるなら、がっかりだなあ。。。

投稿: ゆみこ | 2007/09/01 17:29

昔はどうかよく知りませんが 最近は「暗く汚い政治家」というのが小沢イチローの印象です 今度は厚生大臣スキャンダルみたいですが国民もそろそろおかしいと気づくはずです 正々堂々と勝負しろ小沢一郎、民主党。

投稿: ころ | 2007/09/01 19:06

最近はこんな事を言ってますね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070830k0000m010133000c.html
>小沢氏は、周囲に「責任ある対応は政権を取ってからでいい」と漏らす

野党やその政治家は、政治に対する責任はないとお考えのようです。
公約やマニフェストなど、守る気はないのですね。

投稿: るな | 2007/09/02 00:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91171/16287617

この記事へのトラックバック一覧です: 実は、私は小沢の熱烈な支持者だった(笑):

» トラ退治の姫も辞職せよ [反日勢力を斬る(2)]
font size=5 color=blueトラ退治の姫も退治しよう font size=3 「姫のトラ退治」で選挙戦を展開した民主党の新人・font color=red姫井由美子/font氏はfont color=red片山虎之助/font前参院幹事長を落選させた。 先日、自民党の新人font color=red丸山和也/font議員と2人でテレビ出演してい..... [続きを読む]

受信: 2007/08/31 18:12

» 中国系反日組織「抗日戦争史実維護連合会」・ホンダ議員に献金! [ネトウヨのブログ]
 中国系反日組織や、現在指名手配中の中国人より、マイク・ホンダ議員が献金を受けていることがあらためて報道されました。  産経新聞をソースとするYAHOO!ニュースより転電です。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070831-00000911-san-int 謎の中国系実業家、慰安婦決議主導・ホンダ氏にも献金 8月31日13時25分配信 産経新聞  【ワシントン=山本秀也】中国系実業家ノーマン・シュー氏による米民主党議員への献金問題で、慰安婦問題での対日... [続きを読む]

受信: 2007/09/01 02:18

» 日教組が敗北宣言−「軍命の有無」裁判で [草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN]
狼魔人日記より 2007-08-30 17:36:15 http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/48b62d3f8947cc2a1624bf71af694ca6 日教組が撤回決議 集団自決の軍関与「明らか」 (琉球新報 8/29 )  【東京】全国約30万人の組合... [続きを読む]

受信: 2007/09/01 09:05

« 弱者が弱者を監禁・酷使 中国の貧困 | トップページ | 参院議長と元大蔵財務官は極左仲間 »