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2007/08/05

火事場泥棒も当たり前の中国人


中越沖地震で被害を受けた新潟県柏崎市で、銅のパイプを盗んだ中国人の夫婦が現行犯逮捕されました。

「勘弁ならない。(車に)アルミの釜なんかが積んであったから、おそらくそれもどこかから持ってきたのでは」(被害にあった電気店店主)

逮捕されたのは、新潟市に住む46歳と45歳の中国人夫婦です。2人は柏崎市の電気店の資材置き場で、銅のパイプ31本、時価1万円相当を盗んでいるところを近所の人に見つかり、通報で駆けつけた警察官に窃盗の現行犯で逮捕されました。

2人は容疑を否認しているということです。(04日20:26)

柏崎市で盗み、中国人夫婦を逮捕 (TBS News i)

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阪神大震災の時、略奪が皆無に近かったことに世界が驚嘆していたことは皆さんの記憶に残っていると思います。韓国のメディアも、この時だけは遵法精神が高く秩序正しい日本人及び日本社会を賞賛していました。
何しろ、あの山口組までが災害復旧の応援に乗り出したほどですから。

が、この時、わざわざ関東から出向いて自販機アラシをやったのが中国人のグループ。
文字どおり、火事場泥棒も彼らにすれば当たり前。
今回も、こんな中国人の特性が如実に表れた事件ですね。

もちろん、日本人にも金属泥棒が増えています。電線はおろか、マンションの側溝の蓋まで盗む。が、さすがに被災地ではそういうことはしません。

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去年、米国を襲った巨大ハリケーンのカトリーナ
この時の光景も凄まじかったですね。テレビカメラの前で堂々と商品を略奪する。で、テレビのインタビューにまで応じるのですから驚愕しました。
曰く「略奪しなければ生きていけない・・・」と言いながら、抱えているのが電子レンジだったのには笑うしかありませんでしたが。

人種差別=激しい格差=膨大な貧困層―という、わが国では想像もできない米国社会の現実を眼前に突きつけられた気がしました。なかには、州兵と銃撃戦に及んだ略奪グループもいたそうですから、治安もわが国では考えられないほど悪いということですね。

ただ、今回の、あるいは阪神大震災の時の中国人が取った行動は、米国のカトリーナの時とは本質が違います。差別・格差・貧困・治安、いずれも彼らの動機にはならない。
彼らを駆り立てるのは、ただ単に「カネ」です。
一昨日も書きましたが、今の中国は「カネさえもうかればよい」という風潮が蔓延しており、ルールがないか、ルールがあっても機能していないのです。

有害物質にまみれた農産物(これを「毒菜」と言う)、メチルアルコールで作られた酒(これを「毒酒」と言う)、さらにはニセ薬までが横行して人命が犠牲になっている。
しかも、ニセ薬は政府高官が賄賂をもらって認めていたというのだから、もう呆れてものが言えません。

カネのためなら相手が死のうが関係ない。
まさに「人命は紙より軽い」という言葉そのままですね。

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では、これが中国人が持つ本来の特性なのか!
というと、そうではありません。
香港、台湾、シンガポール、いずれも華人の国(地域)ですが、遵法精神が高く治安も良い。わが国ほどではありませんが、一応先進国並みでしょう。

香港人は中国産の農産物を「毒菜」と呼んでいっさい口にしないそうです。
また、カナダは、香港人の移住は認めるのに、中国人は入国さえ許さない。そのくらい香港人と中国人は違うんですね。

では、なぜ同じ華人なのにそんなにも違うのか?
それは19~20世紀の歴史に主たる原因があると思います。

香港は100年以上にわたり英国に支配され、東アジアの貿易と金融の核として発展してきました。その過程で近代化され、西欧的価値観も身につけることができたのです。
台湾は50年間わが国の統治下に置かれ、教育の普及、社会的インフラの整備、衛生環境の改善などの近代化が急速に進められました。この過程で台湾人は、日本的価値観を身につけることができたのです。
日本的価値観に親しんでいたからこそ、戦後の1947年、進駐してきた国民党軍に対して台湾の民衆が蜂起する2.28事件が起きた。

シンガポールの場合はリー・クアンユウが敷いた権威主義的独裁体制の下で近代化が進められましたから、今でも「自由と民主主義」という価値観では香港人や台湾人とは違いますが、ここでは言及しません。
ただ、ルールや秩序が確立された社会であることは間違いありません。

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なぜ大陸中国は、もう「無茶苦茶」としか言いようのない国になってしまったのか。
経済が高度成長し、米・日・独に継ぐ世界第4位のGDP大国になったのに、なぜ、偽ブランドが横行し、毒菜や毒酒やニセ薬が大手をふって出回るのか。なぜ、司法の要であるべき検察や裁判官までが賄賂にまみれているのか。なぜ、誘拐や人身売買や奴隷が日常化する社会になったのか。
それは毛沢東の個人独裁と、その裏返しとしての鄧小平の個人独裁に原因があります。

毛沢東は、共産党独裁を貫徹するために知識人や宗教人を弾圧しました。法の枠外で中国を支配し、共産主義(毛沢東主義)を国民に強制しました。そこには合理性のカケラもなく、法治ではなく人治がまかり通りました。
まさに、毛沢東が「真理」であり、毛沢東が「法」だったわけです。

中国は、もともとが軍閥に分割支配され、匪賊が跋扈(ばっこ)する社会でした。国民の多くは文盲で、資本主義も発展していない前近代的社会でした。
こんな国にいきなり共産主義(毛沢東主義)が導入された。知識人や宗教人は弾圧され、国民大衆に対しては毛沢東主義による洗脳が行なわれた。
その結果、毛沢東の晩年には、大陸中国は破綻寸前に陥るわけです。

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この破綻の危機に直面した中国を救ったのが鄧小平です。
彼は「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」という考えの政治家でした。つまり、「毛沢東のようにイデオロギー優先では国がもたない。まず飯を食えるようにするのが優先だ」というのです。
その結果、毛沢東主義の基盤であり象徴でもあった人民公社が解体され、農民は自主的な生産を認められた。外資が積極的に導入され、資本家の台頭も容認された。
で、中国は資本主義の道を歩み始めるのです。

ところが、下部構造、つまり経済は自由化され資本主義の道を歩み始めたのに、上部構造、つまり政治は相変わらずの共産党独裁。しかも毛沢東時代と同じで、鄧小平が「真理」であり、鄧小平が「法」なのです。
これは、中国が極めて遅れた社会であったために、経済とともに政治まで自由化すれば大混乱が起こり体制が崩壊するという判断が鄧小平にあったからだと思います。それに人口が13億人もいて国土も広大。華北と華中と華南と内陸ではそれぞれ通訳がいるほど言語が違う。食べ物も文化も風習も違う。
だから、毛沢東主義は放棄しても、共産党独裁だけは堅持しなければならなかった。
が、これが今の「カネさえもうかればよい」という風潮を蔓延させる原因になったのです。

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それまでの政治・経済・社会の規範だった毛沢東主義は葬り去られました。が、毛沢東主義が消滅しても共産党独裁という政治システムだけは残った。共産党独裁と資本主義―そこでは政治・経済・社会を統制する一貫したルールを作ることが不可能でした。
資本主義が正常に機能するには法治が絶対です。そして法に裏付けられたルールに則って政治も経済も社会も機能していかなければなりません。
ところが、鄧小平によってコペルニクス的転回を果たした大陸中国は法治を実現できなかった。そこで行なわれたのは人治か、せいぜい党治でした。
つまり、毛沢東亡き後の中国は、上部構造と下部構造が矛盾しているため、毛沢東主義に代わる規範、ルールを確立できなかったのです。

規範もルールもなくて資本主義経済になったものだから、経済合理性の追求が「カネもうけ至上主義」に化けてしまう。これはある意味、当然でしょう。
そして、経済は資本主義と言いながらも、政治の恣意的な判断に左右されるので、必然的に政治と癒着する。政治はイデオロギー的背景が崩れ去っているのに、独裁的権限は維持しているから、これまた必然的に「カネ」を中心に動いていく。
司法も政治に従属していますから、政治が腐敗すれば同様に腐敗する。

今年3月、物権法が採択されるまで、中国では土地の私有が認められていませんでした。1980年代後半には資本主義へと舵を切っていたのに、やっと今、という感じ。これでは、腐敗官僚と悪徳商人が結託して農地や都市住民の土地を強奪するのも当たり前。
しかも、この物権法、国有企業解体の過程で横領に似た手口で資産を得た私営企業についても「時効」を認め、財産権を保障する内容になっているというから、もう開いた口がふさがりません。

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世界中に有毒食品や偽ブランド品を輸出し、広大な規模の環境破壊を引き起こし、周辺諸国にまで環境被害を及ぼす。
国内では、特権的共産党官僚と無法を無法と思わない資本家が結託して人民大衆を食い物にし、物ばかりではなく人命まで強奪している。

こんな中国が、今後どうなるのか見当もつきません。
言えるのは、今の体制が長くは続かないということ。
パンパンにふくれ上がった風船は、針の一刺しで大爆発します。
その余波を被らないよう警戒を強めなければなりません。

火事場泥棒も当たり前の中国人が、難民として何百万人も押し寄せて来たらどうしますか?
まじめな話。

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中国(社会)」カテゴリの記事

コメント

管理人さま、精力的なブログ更新、お疲れ様です。さて「中国の政治的・経済的崩壊が起きた場合の対応」ということで、各政党に公開質問か何かできないでしょうか。民主党、公明党、社民党、共産党など「人権」の重視を言っている政党がどのような回答をするでしょうか。「北朝鮮人権保護法」に関しては「朝鮮民主主義研究センター」なるところに記事がありますが、脱北者を保護するとありますので、数十万、数百万人押し寄せても保護するのでしょう。
http://www.asiavoice.net/nkorea/2006/06/post_149.html
 同様に、「中華人民共和国に関する人民の人権保護法」が国民の知らぬ間に、成立するのでしょうか。意図的に報道しなければ国民は知ることもできません。難民がだいたい100万人を越えますと、古き良き日本は終了のような気がします。あとはフランスやオランダのように移民や難民に悩まされる国になってゆくのでしょう。それらの異人種がたとえ金儲けがうまくても、相撲の朝青龍のように日本文化の尊重は無いわけですから。
 管理人さま、日本人は愚かではありません。「正しい情報」さえあれば正しい判断ができます。半世紀を経た今、新聞とテレビ報道が末期的になっている気がします。もしブログがテレビに負けない価値を持つとすれば、たとえば小学生・中学生にもわかるような「日本の近代史」などは有効かもしれません。NHKの嘘は子供がターゲットです。最近は子供でさえ昔より「自由研究」の比が大きくなっており、子供対象の電子工作・木工工作は盛況です。「中学・高校生にも読まれる、わかりやすいブログ記事」ができれば、けっこうニーズはあると思います。高校生には大学センター試験で「韓国語」の得点が高く、在日半島出身者が大学に入学しやすいという問題も強調したいですね。アンフェアです。
 また巨大掲示板で読んだ近隣諸国との問題を、サヨクの歴史教師に吹っかけてあわてさせる学生も増えているそうです(笑)。中国人とは共に住めないのは、今の若者の方が実感していると思います。

投稿: 普通の国民 | 2007/08/05 16:34

>>阪神大震災の時、略奪が皆無に近かったことに世界が驚嘆していたことは皆さんの記憶に残っていると思います。


実際には女性に対する暴行が結構あったようです。探偵ファイルの記事がソースなので、真実味に欠けるかも知れませんが、普通にありえると思いました。http://www.tanteifile.com/diary/2007/07/19_01/index.html

投稿: toshi | 2007/08/05 16:42

何万人・何百万人が押し寄せたら如何しますか?一番恐れる事なんですね。あの満州に一千万人以上が移動した事が有り、人が余る状況に有る事、大学を出ても仕事が無い中共、日本にはそれに対する準備も対策も全て無い、その中で中共に対してビサ解禁・航空便は地方空港も開放と言うのですから、怖い状況です。

中共人は、元々「反日」ではなかった、日本軍が来て侵略し・殺戮をした歴史が「反日」に成った原因と良く云います、しかし坂さんが云われる通り、日本の昭和15年代でも馬賊・匪賊・地方軍閥が混在「国」なんて存在して居ません。

今は共産党で「反日」教育・「反日」政策を維持しなければ生きていけない中共が教育した「反日」人形が亡命してくる、防ぐ術もなし。
怖いですね、日本だけで無く世界が滅茶苦茶に成って来る気がします。

投稿: 猪 | 2007/08/05 17:11

日本的価値観に接したのは台湾だけでなく朝鮮もでした。在日はもろ日本的価値観の中で60年の暮らしていても、遵法意識は日本人以下のようです。
DNAの前では教育にも限界があると言う証左ではないでしょうか。

脱税して追徴金50億円のパチンコ在日。こんな巨額の脱税を見逃してきたのは職務怠慢だよ、日本人差別だ。ウトロ問題の本質が在日対在日問題であると在日系の新聞が報じてます。対してこれを差別問題として日本を糾弾してきた中村イルソン記者の雇い主毎日は事実を指摘されながら隠蔽してきた責任を取らないのか?

60年と言う長期にわたる在日の壮大なる嘘つき体質は、姿を変えこれからも変わることは無いであろう。果たして永住特権廃止を実現できるのであろうか?

投稿: J。J | 2007/08/05 17:45

<人種差別=激しい格差=膨大な貧困層―という、わが国では想像もできない米国社会の現実を眼前に突きつけられた気がしました。>

日本(具体的には小泉改革)は米国(=グローバリズム)の後を追っているというのが私というより大方の批評家の認識と思います。既に3人に1人が派遣社員という現実。「わが国では想像もできない」という認識はズレていると思います。

投稿: KappNets | 2007/08/05 17:51

補足します。(派遣の割合だけでは国際比較は難しいので)
OECDの25ヶ国のうち、貧困率(国平均の可処分所得の半分以下の所得しかない人の割合)が日本よりも悪い国は米国、メキシコ、トルコだけです。

投稿: KappNets | 2007/08/05 18:24

> 毛沢東主義が消滅しても共産党独裁という政治システムだけは残った。
共産党という体質が、毛沢東という独裁者を生んだではないですか?
「共産党についての九つの論評」
http://www.hakudai.jp/1product.asp?id=39&id2=0&code=jp
を読んで、そのように思いました。
なお、ブログランキングへの復帰は、大歓迎です。

投稿: とおる | 2007/08/05 18:50

KappNetsさん

あなたは完全にズレていますよ(笑)
相手にするのもばかばかしいんだが、一応指摘しておきます。


>大方の批評家の認識と思います。


誰のことですか?
大方の名前を具体的に挙げてください。


>既に3人に1人が派遣社員という現実。


従来からの主婦パートを除いて、派遣社員の数に関する2001年以前とそれ以降の比較データを提示してください。
小泉改革以降、どれだけ派遣社員の割合が増えたのかをね。
それから「既に3人に1人が派遣社員」という信頼できるソースも明示してください。

物知り顔で他人の受け売りをするのは、いい加減やめたら?
自分で恥ずかしくありませんか?
いつもピントが外れたコメント。


>「わが国では想像もできない」という認識はズレていると思います。


あなたは本気で言っているのですか?
米国に行ったことがありますか?
差別の実態に触れたことがありますか?
黒人やマイノリティの現実を見たことがありますか?
もしあれば、こんなこと、言えるわけがありません。
なくても、米国に関する情報を丁寧にウォッチしていれば恥ずかしくてこんなことは普通は書けない。
ズレているのはあなたです(笑というか、もう怒)


あなたのような方をKYと言うんですよ(笑)
ラジオで言ってましたが、K=「空気」、Y=「読めない」の意味です。
あなたの場合は、さしずめK=「記事」、Y=「読めない」ですかね(笑)


>OECDの25ヶ国のうち、貧困率(国平均の可処分所得の半分以下の所得しかない人の割合)が日本よりも悪い国は米国、メキシコ、トルコだけです。


これについてもソースを明示しなさい。
他人のサイトなんかから引用してはダメですよ。
公的資料を出しなさい。

そもそも、あなたのコメントは、このエントリの趣旨からかけ離れています。
それが分かっているのかどうか?
イタイですよ!
あなた!!!

投稿: 坂 眞 | 2007/08/05 19:06

とおるさん、こんにちわ。
コメント、ありがとうございます。


>共産党という体質が、毛沢東という独裁者を生んだではないですか?


違います。
共産主義というより、ボリシェビズム(レーニン主義)―スターリン主義―毛沢東主義という系図が共産党独裁と個人崇拝を生み出したのです。
独裁者を生み出したのはイデオロギーです。

で、毛沢東主義というイデオロギーは破綻したが共産党独裁というシステムだけは生き残った。
ベラルーシ(白ロシア)でスターリン主義が破綻した(ソ連崩壊)後もルカシェンコによる独裁が続いているのと同じです。

中共(中国共産党)は、もう共産主義の党ではありません。あの国にはもうイデオロギーなんてない。
あるのは「カネ」のみです。
カネと特権で生き延びている党、それが中共です。

投稿: 坂 眞 | 2007/08/05 19:38

阪神大震災の時に、神戸の老華僑達は復興作業に積極的に当たり、この点非常に高く評価されていました。

ただ、新しく来た人達は民度が低いかも知れません。
日本社会に馴染んでくれる事を祈ります。

投稿: 無名 | 2007/08/05 21:05

無名さん
はじめまして。
在日の華人の方でしょうか?


私、何度も書きましたが、王貞治監督を心の底から尊敬しています。
彼は日の丸が掲揚されると、自然と背筋が伸びると言う。
こんな方、今の日本人には少ないですね。

阪神の金本。
帰化しましたが、彼も大好きです。


要は、華人とか朝鮮人というより“人間”なんです。

で、今の中共は最低、最悪!
私は許せません!
“人間”として!!!

投稿: 坂 眞 | 2007/08/05 22:41

暴力団構成員のかなりの割合が半島系だとか聞いたことがあります。
どなたかがここで言われている暴行騒ぎは日本人の鬼畜だけで行われたのか疑問です。半島系の人物がかかわる犯罪は暴力関係か、性・風俗関係が多いような気がしています。大陸系は殺人、窃盗が多い?

公的なデータは知りませんが、、私の偏見でしょうか?

投稿: 転びバテレン | 2007/08/05 23:39

坂さんこんばんわ。今日も文字通り見逃せない!エントリーありがとうございます。

さて無名さんが老華僑の方が神戸の復興に貢献されたとコメントされていらっしゃいましたが、東南アジアなどではどうなんでしょう?

インドネシア(しかよく知らないのでごめんなさい)では華僑が戦前からオランダ人と一緒になってインドネシア人から冨や物資を搾取していたと聞きました。そのため日本が敗れ、オランダ・イギリスがインドネシアに戻ってきた際の混乱時には現地の人たちが中国人の店舗などを襲って積年の恨みを爆発させたそうです。

マレーシアやタイなど、他のアジア諸国でも華僑が財界を牛耳っていると聞きます。インドはちょっと様子が違うようですが。

日本では昔から住んでいる華僑の方々の数も多くありませんし、王監督のように私も大好きで心から尊敬している方も多々いらっしゃいますが、アジア諸国ではその存在感の強さゆえ、現地の人たちとの対立・軋轢はやはりあると思います。

規範無き資本主義への移行と宗教弾圧によるモラルの低下、これらは確かに現在のカネ至上主義の大陸中国人を生み出したと言えますが、私は昔から中国人にはお金と力にしか頼らない(頼れない)メンタリティーというものがあるのではないかと思います。王監督は確か台湾ご出身でしたので、その辺が大陸出身の方とは違うと思っているのですが。

両親の仕事の関係でタイに何度か行きましたが、現地には元々のタイ人(色が浅黒く彫が深い。プミポン国王陛下が典型的なお顔立ちです)と、現地の経済を握る華僑(色が白く日本人に似た顔立ち)の人たちがおり、タイ人と話すと「私は本当のタイ人だけど○○さんは中華系だから…」とおっしゃる方が時々いました。この間クーデターでロンドンに亡命したタクシン氏も顔立ちを見ると中国系かな?と思っています。

とりとめもなく書きまして失礼しました。

投稿: おれんじ | 2007/08/05 23:52

中国が内戦になって、難民が100万人とゆう記載がありましたが、その数100倍でしょう。中国の難民を受け入れられる国はこの地球に存在しません。近隣の国は、中国と共に死ぬか、国境を越えようとする中国人を皆殺しにするか、のどちらかしか選択できません。バブルがはじけた巨大な食糧輸入国をソフトランディングさせても、外から支えることもほぼ不可能ですが、難民の受け入れはもっと不可能でしょう。法と、心の準備が必要です。悲惨な時代が待っているような気がします。

投稿: マノスデピエドラ | 2007/08/06 01:26

「中国は民主国家でないことから、海外にいる全ての中国人に圧力をかけることができる。海外中国人は強制的にスパイにさせられ、中国の在外公館の命令に服従しなければ、国内の親族がトラブルにあう可能性がある。」(クロード・モニトキ氏)
中国人は半島系「土台人」と同様に危険な存在です。簡単なことです。日本を彼らが住みにくい社会に変えればいいだけです。カナダがうらやましい。

投稿: 純国産 | 2007/08/06 02:16

いつも拝見させていただいております。

そして、経済は資本主義と言いながらも、政治の恣意的な判断に左右されるので、必然的に政治と癒着する。政治はイデオロギー的背景が崩れ去っているのに、独裁的権限は維持しているから、これまた必然的に「カネ」を中心に動いていく。

まさに正論ですね。

でも、アメリカも中国の個人消費を増やしたいから、もうちょっと支えるんじゃないかと思ってます。唯、中国の軍事力は邪魔なので、出来れば、日本と刺し違えてくれないかな?見たいな、第二次世界大戦の時と同じような事をアメリカ政府は思ってるんじゃないかと思ってます。

私が本当に警戒しなければいけないのは、やっぱり”じゃいあん”(アメリカ政府)なんじゃないかと。

投稿: hideyuki | 2007/08/06 05:39

要は民族が人間性を決めるのではなく、
国家が人間性を決めるということなのでしょう。
日本政府が中共のようなことをやっていたら、
日本人も今の中国人と同じようになると思います。

投稿: あかさたな | 2007/08/06 09:23

 異国にまで来て火事場泥棒をはたらく中国人夫婦ですか。
 中国大陸の今の惨状は剥き出しの欲望を押さえ込む精神文化を何も構築して来なかった歴史にあると思っています。数千年の歴史があるといえども、易姓革命の繰返しで、ただ長いと言うだけでした。現政権ですら他国を批判することでしか国家を維持できない、という哀れな国柄です。元々、民衆は道教から福(セックス)・禄(カネ・モノ)・寿(長寿)を功利的に最大の価値観とし、「忠」より「孝」を優先し、そこには「克己心」と「公」意識が希薄で砂のよう民でした。儒教(儒学)は一般民衆の規範意識を説くものではなく、君子・小人(知識層)の在り方を高みからただ書いた科挙の見かけの教科書に過ぎませんでした。改革開放で、本来持っていた福禄寿の価値観がここ10数年で見事に結実したと言うべきでしょう。民度の一つが規範意識ですが、これを育む下地が欠落している以上、絶望的な国と思います。

投稿: ぷく | 2007/08/06 11:55

 いやね、日本のマスコミは中国の悪いところばかり報道するのが悪いって中国の人は上から下まで口を揃えて言うんです。私の知人もそう言うんですよ。
 時々思うのは、この人達は鏡を見て服装が乱れていたりするのを見つけたら“鏡が悪い!”って言うんでしょうかね。鏡を見て自分の間違いを見つけたら素直に襟を正せばよいのではないでしょうかね。
 中には、そういうまともな人もいます。そりゃ知ってますよ。20年以上つき合ってきた国ですから。でもね・・・。

投稿: ddzggcd | 2007/08/06 12:53

中国人は上から下まで自分の損得だけで行動する、というのは本当でしょう

朝鮮人は本当に変な性格ですね
神戸大地震の時に、ある小学校の校長が朝礼で
「市民が、助け合い、励ましあい、秩序を維持し、とても立派だった」と話したら
在日団体のリーダーが
「そんな間違ったことを言うのはとんでもない、何事もなかったのは
神戸の在日朝鮮人のお陰だ」と
抗議したという記事がありました。

投稿: RR | 2007/08/06 15:49

はじめまして
かんりにんさま
いつも勉強のつもりで読ませていただいています。ありがとうございます。
ただ、今回のエントリーで下記の部分は事実に反しています。

>また、カナダは、香港人の移住は認めるのに、中国人は入国さえ許さない。

投稿: なな | 2007/08/06 17:29

ななさん
こんにちわ


>ただ、今回のエントリーで下記の部分は事実に反しています。

>>また、カナダは、香港人の移住は認めるのに、中国人は入国さえ許さない。


香港が返還される前後、相当数の香港人がカナダに移住したので、この部分の指摘ではないと思います。
「中国人は入国さえ許さない」についてでしょうか?

これは一昨年のエントリで書きましたが実話なんですね。
個人タクシーの運転手の方が妻を連れてカナダで夏休みを取ろうとしたら、中国人の妻だけビザが下りなかったそうです。
理由は、中国人は入国するとすぐに行方不明になるから。

私は夫で日本人ですよ、と抗議してもカナダ大使館は取り合ってくれなかったそうです。
この方、タクシーはアルバイトで、実は上海で日本語学校を経営しています。
ほんとうに怒っていました。

ただ、今は中国人旅行者を受け入れるかもしれませんね。
が、2年前はそういう事実があったんです。

投稿: 坂 眞 | 2007/08/06 18:19

楽しく読ませていただいてます。
少し訂正を。
中国人に対してですが、観光ビザも移住ビザも数年前(10年ぐらい?)から発行されてます。ただ、落ちる方の割合がほかの華人の国よりもずっと多いですが。
現在では毎年カナダで移民する方で華人の中で中国人が一番を占めるようになりました。
習慣が悪いのであまりよろしくないですがね。

投稿: JJ | 2007/08/07 08:11

>「中国人は入国さえ許さない」についてでしょうか?

今、カナダでは中国人に個人旅行でのVISAはおりない筈ですから、日本人と同じ感覚で行ったら、そりゃ、入国拒否されます。
ただ、団体旅行、保証人、招聘人など条件が揃えばVISAはおります。留学している中国人(香港人、台湾人に非ず)も知っていますが、もちろん留学生の受け入れもしています。その人の夫(北京在住日系企業勤務、純粋中国人)も1年に1回程度妻に会いに行っていますし、中国人すべてをシャットアウトしている訳ではないです。

要は、法に則って運用しており、日本人のように気が向いたから旅行できる訳ではないというのは、中国人にすればどの国でも同じなのではないでしょうか?
あまりにも恣意的で扇情的な解釈は、素晴らしい言説に翳りをもたらします。というか、勿体無いですよ、せっかく良いこと書いてるのに。

投稿: §^。^§ | 2007/08/07 10:50

僕は中国人です。
無意識にこのサイトに入って、全部とは読み切ってないけど(正直に内容くどくて最後まで読む気もないんだ)、このサイトは偏見、ナショナリズム、かつて隣にいた劣等生に追い越される際に生まれるような嫉妬心で充満されている。
少しでも振り替えてみて判ることで、たとえば、奇跡とも言われる戦後日本の経済発展にでも、模倣品の氾濫・貿易摩擦などで、今の中国と同じように非難の標的になった時期があった。勿論日本人の人格を蔑にした例も転がる。それを経験したら、どう思うか。
他方、日本人は血液型で人の性格を判断しがちだとよく聞いているが、面積で日本の25倍、人口で日本の10倍の中国には、1,2つくらいのでき事で国民性・国柄などが纏められるという考えは、大間違いだ。

投稿: tiger | 2007/10/05 02:33

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