このバナーは、2008年8月7日まで常にトップに表示されます。ボイコットに賛成の方はこちらまで。
中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄 国境なき記者団
(文中・敬称略)
■新5人組
もう自民党なんてぶっ壊れてしまえばいい。
今回の福田康夫総理・総裁の流れを作った面子(めんつ)を見てくれ。
森喜朗と青木幹雄が端緒を作り、古賀誠がその流れを加速させた。
私のもっとも嫌う連中が舞台回しをやっている。
森は町村信孝を押さえ込み、青木は額賀福志郎を封じ込んだ。そして古賀は、派内で「麻生支持」の中核だった丹羽雄哉を孤立させた。
この3人に、山崎拓と中川秀直を加えると「あの時」を思い出す。
小渕後継に森を担いだ“5人組”だ。
あの時の“5人組”は青木、森、野中広務、 亀井静香、村上正邦。今回の“5人組”の胡散(うさん)臭さ、まったく同じである。
さすがに、この連中は謀略に長(た)けている。
まず流したのが“麻生クーデター”説。これは麻生太郎が与謝野馨と組んで安倍晋三を引きずり下ろしたというものだ。その基にあるのが、麻生が安倍改造内閣を仕切り、しかも「2日前に安倍の辞意を聞いていながら何の手立ても講じなかった」という批判だ。
が、中川だって安倍が辞任を表明する前日(11日)に官邸で安倍と会っている。与謝野は「中川も聞いていたはずだ」と強く示唆している。第一、安倍からの禅譲を期待し、A(安倍)-A(麻生)ラインで政局を乗り切る(少なくともテロ対策特措法までは)腹づもりだった麻生にとって、今の時点での安倍辞任はマイナスはあってもメリットはない。
しかし、この“麻生クーデター”説、メガトン級の威力を放った。安倍と国家観や政治信条が近い政治家たち、つまり本来なら「麻生支持」に回るべき政治家の多くが「福田支持」に走る口実になった。
町村は福田とそりが合わないし、中山成彬(町村派事務総長)に至っては「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の会長だ。本来ならば「福田支持」はありえない。にもかかわらず「同じ町村派」ということで「福田支持」に回った。
高村派会長の高村正彦も同様だ。高村の“小泉改革”に対するスタンスや対北朝鮮政策は麻生に近い。が、これも「福田支持」だ。
対北朝鮮強硬派の町村や中山、高村が、対北朝鮮宥和派で朝鮮総連の関係者から政治献金を受け取っていた福田を支持するか???
“麻生クーデター”説は謀略であり、「同じ町村派」というのは言い訳にすぎない。「福田の次は町村」というのが彼らの本音だ。高村も「麻生首相では次の目がなくなる」というのが理由だろう。
やはり、普段えらそうなことを言っていても、しょせんこの連中は“政治屋”だったということだ。
------------------------------------------------------------------
■“自分党”に回帰した自民党
私は自民党員ではないし、根っからの自民党支持者でもない。何度も書いたが、1990年代の私は小沢一郎の熱烈な支持者だった。
理由は簡単。
彼が自民党をぶっ壊してくれると思ったからだ。
が、小沢は変節した。で、小泉純一郎が「自民党をぶっ壊す」と言って登場した。
だから私は小泉内閣を熱烈に支持した。
しかし、今回の自民党内の動きを見ていると、自民党はぶっ壊れていなかった(改革されていなかった)ということだ。政策や政治信条ではなく、政治的思惑を優先させて総理・総裁を選ぼうとしている。国益より“個利個略”が軸になっている。
もう完全に“古い自民党”、山拓が言うところの“自分党”に回帰している。
こんな自民党なら、ぶっ壊れてしまえばいい。
------------------------------------------------------------------
■麻生の方がず~っとマシ
私は麻生の積極的な支持者ではない。
特に、平沼赳夫や落選した郵政造反組の復党にまで積極的な姿勢を見せる麻生は肯定できない。
が、福田より「ず~っとマシ」だと思っている。
特に「「日本には、強くて信頼できるリーダーが必要だ。霞が関の機械ではなく、自分のビジョンを実現させるリーダーが必要だ」という信念には共感できる。
「私は小泉前首相のようなリーダーシップを発揮できるとは思わない」と、外国特派員協会の記者会見で公言する福田ごときを選んだら、歴史の後退である。
------------------------------------------------------------------
■メディアまで巻き込む謀略集団
“麻生クーデター”説という謀略を仕掛けた集団。
連中はメディアを使って世論操作までやった。
安倍が退陣表明する直前の世論調査(9月8~9日)では、最も首相にふさわしい国会議員は麻生15%、福田6%だった。それが、9月15~16日の調査では麻生22%に対し福田57%。
まさに劇的な大逆転だ。
これは、讀賣新聞の調査だが、同時期に行われた朝日新聞の調査でも、ほぼ同じ結果だった(麻生21%、福田53%)。
つまり、わが国の2大紙が「世論は圧倒的に福田支持」と報じたわけだ。で、当初は「麻生絶対有利」と言われた地方票も「福田有利」に転換(とメディアが報じている)。
こんなことって「あり」か???
私の周りには「麻生は知っているが福田は知らない」という人たちがけっこういる。おじさんやおばさん、若者を問わずにだ。「福田の名前は知っていても、どういう政治家か知らない」という人も多い。
にもかかわらず、讀賣や朝日が調査すると過半数が「福田支持」。
ほんとうに「信じられない」よ!
讀賣新聞は
わずかの間に状況が一変したのは、実際に福田氏が立候補して麻生氏との一騎打ちとなったうえ、福田氏優勢の情勢がマスコミ等で広く伝えられていることが、国民意識にも強く反映されたものと見られる。(2007/09/17)
と書いているが、マスコミが「福田優勢」と報じたら、国民も「勝ち馬に乗る」ってか(笑)
------------------------------------------------------------------
■小泉の思惑は何処に
小泉は、郵政造反組の復党に積極的な麻生を支持することはないと思っていた。が、30年以上にわたって秘書を務めた飯島勲と仲たがいしてまで「福田支持」を打ち出すとは思わなかった。
飯島は安倍と近く、福田とは犬猿の仲だったわけだが、小泉は飯島ではなく福田を選んだ。
なぜか?
これは憶測の域を出ないが、小泉は自民党が「もうもたない」と思っているのではないか。
麻生を選んでも福田を選んでも、小泉の目指したものとはある面で逆行する政権ができる。小泉は麻生と国家観が違う。福田とは外交姿勢が違う。そして麻生も福田も“古い自民党”と縒(よ)りを戻そうとしているところがある。
連立与党の公明党も、2011年度にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化させる政府目標にケチをつけ、高齢者の医療費の負担軽減を要求し始めている。
つまり、今の政権与党は参院選挙の敗北を受けて、借金を増やしてでも国民受けのする政治路線に転換しようとしているわけだ。
要は、与党も野党も、借金を増やしてそれをばら撒き、票とカネを手に入れる“古い日本の政治”に回帰しようとしている。
であれば、自民党が延命できる可能性が高い麻生より、敗北し下野する可能性が高い福田の方がいい―小泉がそう思ったとしても不思議ではない。
------------------------------------------------------------------
■再編のキーワードは“自立”
私は、消極的な麻生支持者だが、本音は政界再編である。
一刻も早く宗教政党を政権から排除してもらいたい。そして独立国にふさわしい安全保障体制を確立し、家族を愛し、社会を愛し、国を愛する人間を育てる教育に改革してほしい。
再編のキーワードは“自立”である。そして次が“共生”だ。
この二つは対等ではない。まず“自立”がなければ“共生”もない。個人として自立する、組織として自立する、国家として自立する―そうすることによって家族に感謝し、社会に感謝し、国に感謝し、外国に感謝できるようになる。
国の仕事はその“自立”をサポートすることであり、国に“依存”させることではない。“依存”は“共生”ではなく“寄生”である。
国際関係も同様だ。他国に安全保障を“依存”することは“従属”であって“独立”ではない。そこでは真の友好関係なんて成立しない。
個人も組織も国家も“自立”する。それによって社会的にも国際的にも“共生”の基礎が生まれる。
こういう政治を志向する政党が出現することを私は激しく期待する。
------------------------------------------------------------------
■メディアの狙いは既得権益の死守
この国の人たちは、国の責任、社会の責任、学校の責任などなど、周りの責任を追及することが好きだ。特にメディアにその傾向が強い。そして、そこでは“自己責任”がすっぽりと抜け落ちていることが多い。
メディアなんてひどいものだ。テレビ放送業界は免許制で守られ、新聞業界は再販制度に保護されている。テレビ放送業界は下請け制作会社の犠牲の上に、新聞業界は販売店(販売員)の犠牲の上に成り立っている。
まさに既得権益者であり、格差を生産している業界だ。
その、国に依存し国に保護されているメディアが、下請けや販売員を犠牲にしているメディアが“格差”を言い募り、国の責任を追及し、政治を操ろうとしている。
「天に唾する」とは、まさにこのことだ。
主要メディアの狙いは与野党間の政権交代であることは間違いない。もし、メディアの力で政権交代が実現すれば、テレビ放送業界の免許制も新聞業界の再販制度も永遠に安泰である。
が、そううまくは行かない。国家の基本である安全保障でさえ「水と油」が同居する民主党が政権をうまく担当できるわけがない。労組の支持を受ける民主党が既得権益に斬り込めるはずもない。
早晩、有権者に見放され“民主党政権”は崩壊する。そして分裂―政界再編となる。
------------------------------------------------------------------
■政界再編を激しく期待する!
小泉も首相になるまでは自公連立に否定的だった。安倍も幹事長として選挙を経験するまでは同様だった。が、どちらも結局は創価学会・公明党に頭を下げた。
おそらく麻生が総理・総裁になっても結果は同じだろう。
であれば、もう福田に任せて自民党大敗北―下野―政界再編しかないのではないか。
結集軸は改憲か護憲か、親米か親中か、小さな政府か大きな政府か、解放同盟や朝鮮総連のような反社会的組織を許すのか否か、だ。
そして最後は“自立”か“依存”かである。
政界再編を激しく期待する!
【追記】
冒頭と右サイドバーのバナー(画像?)は「国境なき記者団」のものです。
できるだけ多くのブロガーがページに貼り付けることを希望します。
↑お気に入りに追加願います。