福田首相と政界再編
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中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄 国境なき記者団
(文中・敬称略)
■新5人組
もう自民党なんてぶっ壊れてしまえばいい。
今回の福田康夫総理・総裁の流れを作った面子(めんつ)を見てくれ。
森喜朗と青木幹雄が端緒を作り、古賀誠がその流れを加速させた。
私のもっとも嫌う連中が舞台回しをやっている。
森は町村信孝を押さえ込み、青木は額賀福志郎を封じ込んだ。そして古賀は、派内で「麻生支持」の中核だった丹羽雄哉を孤立させた。
この3人に、山崎拓と中川秀直を加えると「あの時」を思い出す。
小渕後継に森を担いだ“5人組”だ。
あの時の“5人組”は青木、森、野中広務、 亀井静香、村上正邦。今回の“5人組”の胡散(うさん)臭さ、まったく同じである。
さすがに、この連中は謀略に長(た)けている。
まず流したのが“麻生クーデター”説。これは麻生太郎が与謝野馨と組んで安倍晋三を引きずり下ろしたというものだ。その基にあるのが、麻生が安倍改造内閣を仕切り、しかも「2日前に安倍の辞意を聞いていながら何の手立ても講じなかった」という批判だ。
が、中川だって安倍が辞任を表明する前日(11日)に官邸で安倍と会っている。与謝野は「中川も聞いていたはずだ」と強く示唆している。第一、安倍からの禅譲を期待し、A(安倍)-A(麻生)ラインで政局を乗り切る(少なくともテロ対策特措法までは)腹づもりだった麻生にとって、今の時点での安倍辞任はマイナスはあってもメリットはない。
しかし、この“麻生クーデター”説、メガトン級の威力を放った。安倍と国家観や政治信条が近い政治家たち、つまり本来なら「麻生支持」に回るべき政治家の多くが「福田支持」に走る口実になった。
町村は福田とそりが合わないし、中山成彬(町村派事務総長)に至っては「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の会長だ。本来ならば「福田支持」はありえない。にもかかわらず「同じ町村派」ということで「福田支持」に回った。
高村派会長の高村正彦も同様だ。高村の“小泉改革”に対するスタンスや対北朝鮮政策は麻生に近い。が、これも「福田支持」だ。
対北朝鮮強硬派の町村や中山、高村が、対北朝鮮宥和派で朝鮮総連の関係者から政治献金を受け取っていた福田を支持するか???
“麻生クーデター”説は謀略であり、「同じ町村派」というのは言い訳にすぎない。「福田の次は町村」というのが彼らの本音だ。高村も「麻生首相では次の目がなくなる」というのが理由だろう。
やはり、普段えらそうなことを言っていても、しょせんこの連中は“政治屋”だったということだ。
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■“自分党”に回帰した自民党
私は自民党員ではないし、根っからの自民党支持者でもない。何度も書いたが、1990年代の私は小沢一郎の熱烈な支持者だった。
理由は簡単。
彼が自民党をぶっ壊してくれると思ったからだ。
が、小沢は変節した。で、小泉純一郎が「自民党をぶっ壊す」と言って登場した。
だから私は小泉内閣を熱烈に支持した。
しかし、今回の自民党内の動きを見ていると、自民党はぶっ壊れていなかった(改革されていなかった)ということだ。政策や政治信条ではなく、政治的思惑を優先させて総理・総裁を選ぼうとしている。国益より“個利個略”が軸になっている。
もう完全に“古い自民党”、山拓が言うところの“自分党”に回帰している。
こんな自民党なら、ぶっ壊れてしまえばいい。
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■麻生の方がず~っとマシ
私は麻生の積極的な支持者ではない。
特に、平沼赳夫や落選した郵政造反組の復党にまで積極的な姿勢を見せる麻生は肯定できない。
が、福田より「ず~っとマシ」だと思っている。
特に「「日本には、強くて信頼できるリーダーが必要だ。霞が関の機械ではなく、自分のビジョンを実現させるリーダーが必要だ」という信念には共感できる。
「私は小泉前首相のようなリーダーシップを発揮できるとは思わない」と、外国特派員協会の記者会見で公言する福田ごときを選んだら、歴史の後退である。
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■メディアまで巻き込む謀略集団
“麻生クーデター”説という謀略を仕掛けた集団。
連中はメディアを使って世論操作までやった。
安倍が退陣表明する直前の世論調査(9月8~9日)では、最も首相にふさわしい国会議員は麻生15%、福田6%だった。それが、9月15~16日の調査では麻生22%に対し福田57%。
まさに劇的な大逆転だ。
これは、讀賣新聞の調査だが、同時期に行われた朝日新聞の調査でも、ほぼ同じ結果だった(麻生21%、福田53%)。
つまり、わが国の2大紙が「世論は圧倒的に福田支持」と報じたわけだ。で、当初は「麻生絶対有利」と言われた地方票も「福田有利」に転換(とメディアが報じている)。
こんなことって「あり」か???
私の周りには「麻生は知っているが福田は知らない」という人たちがけっこういる。おじさんやおばさん、若者を問わずにだ。「福田の名前は知っていても、どういう政治家か知らない」という人も多い。
にもかかわらず、讀賣や朝日が調査すると過半数が「福田支持」。
ほんとうに「信じられない」よ!
讀賣新聞は
わずかの間に状況が一変したのは、実際に福田氏が立候補して麻生氏との一騎打ちとなったうえ、福田氏優勢の情勢がマスコミ等で広く伝えられていることが、国民意識にも強く反映されたものと見られる。(2007/09/17)
と書いているが、マスコミが「福田優勢」と報じたら、国民も「勝ち馬に乗る」ってか(笑)
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■小泉の思惑は何処に
小泉は、郵政造反組の復党に積極的な麻生を支持することはないと思っていた。が、30年以上にわたって秘書を務めた飯島勲と仲たがいしてまで「福田支持」を打ち出すとは思わなかった。
飯島は安倍と近く、福田とは犬猿の仲だったわけだが、小泉は飯島ではなく福田を選んだ。
なぜか?
これは憶測の域を出ないが、小泉は自民党が「もうもたない」と思っているのではないか。
麻生を選んでも福田を選んでも、小泉の目指したものとはある面で逆行する政権ができる。小泉は麻生と国家観が違う。福田とは外交姿勢が違う。そして麻生も福田も“古い自民党”と縒(よ)りを戻そうとしているところがある。
連立与党の公明党も、2011年度にプライマリーバランス(基礎的財政収支)を黒字化させる政府目標にケチをつけ、高齢者の医療費の負担軽減を要求し始めている。
つまり、今の政権与党は参院選挙の敗北を受けて、借金を増やしてでも国民受けのする政治路線に転換しようとしているわけだ。
要は、与党も野党も、借金を増やしてそれをばら撒き、票とカネを手に入れる“古い日本の政治”に回帰しようとしている。
であれば、自民党が延命できる可能性が高い麻生より、敗北し下野する可能性が高い福田の方がいい―小泉がそう思ったとしても不思議ではない。
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■再編のキーワードは“自立”
私は、消極的な麻生支持者だが、本音は政界再編である。
一刻も早く宗教政党を政権から排除してもらいたい。そして独立国にふさわしい安全保障体制を確立し、家族を愛し、社会を愛し、国を愛する人間を育てる教育に改革してほしい。
再編のキーワードは“自立”である。そして次が“共生”だ。
この二つは対等ではない。まず“自立”がなければ“共生”もない。個人として自立する、組織として自立する、国家として自立する―そうすることによって家族に感謝し、社会に感謝し、国に感謝し、外国に感謝できるようになる。
国の仕事はその“自立”をサポートすることであり、国に“依存”させることではない。“依存”は“共生”ではなく“寄生”である。
国際関係も同様だ。他国に安全保障を“依存”することは“従属”であって“独立”ではない。そこでは真の友好関係なんて成立しない。
個人も組織も国家も“自立”する。それによって社会的にも国際的にも“共生”の基礎が生まれる。
こういう政治を志向する政党が出現することを私は激しく期待する。
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■メディアの狙いは既得権益の死守
この国の人たちは、国の責任、社会の責任、学校の責任などなど、周りの責任を追及することが好きだ。特にメディアにその傾向が強い。そして、そこでは“自己責任”がすっぽりと抜け落ちていることが多い。
メディアなんてひどいものだ。テレビ放送業界は免許制で守られ、新聞業界は再販制度に保護されている。テレビ放送業界は下請け制作会社の犠牲の上に、新聞業界は販売店(販売員)の犠牲の上に成り立っている。
まさに既得権益者であり、格差を生産している業界だ。
その、国に依存し国に保護されているメディアが、下請けや販売員を犠牲にしているメディアが“格差”を言い募り、国の責任を追及し、政治を操ろうとしている。
「天に唾する」とは、まさにこのことだ。
主要メディアの狙いは与野党間の政権交代であることは間違いない。もし、メディアの力で政権交代が実現すれば、テレビ放送業界の免許制も新聞業界の再販制度も永遠に安泰である。
が、そううまくは行かない。国家の基本である安全保障でさえ「水と油」が同居する民主党が政権をうまく担当できるわけがない。労組の支持を受ける民主党が既得権益に斬り込めるはずもない。
早晩、有権者に見放され“民主党政権”は崩壊する。そして分裂―政界再編となる。
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■政界再編を激しく期待する!
小泉も首相になるまでは自公連立に否定的だった。安倍も幹事長として選挙を経験するまでは同様だった。が、どちらも結局は創価学会・公明党に頭を下げた。
おそらく麻生が総理・総裁になっても結果は同じだろう。
であれば、もう福田に任せて自民党大敗北―下野―政界再編しかないのではないか。
結集軸は改憲か護憲か、親米か親中か、小さな政府か大きな政府か、解放同盟や朝鮮総連のような反社会的組織を許すのか否か、だ。
そして最後は“自立”か“依存”かである。
政界再編を激しく期待する!
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コメント
メディア改革こそ構造改革の本丸でしょうが、
もはやメディアは外部の人間には制御不能のモンスターと化していて、あの小泉純一郎ですら改革できなかった。(氏は再販制度に反対している)
メディア教育の義務教育化と、ネットの普及でジワジワやっていくしかないでしょうが、
果たして間に合うのだろうか?
投稿: あかさたな | 2007/09/22 20:40
>であれば、自民党が延命できる可能性が高い麻生より、敗北し下野する可能性が高い福田の方がいい―小泉がそう思ったとしても不思議ではない。
いたく同感です。
福田が首相→自民敗北で民主党政権→右と左の内紛で民主党分裂→小泉さんと民主右派で新政権
てな感じでしょうか?
でも小沢は大嫌いです。
投稿: go-ichi | 2007/09/22 21:02
>平沼赳夫や落選した郵政造反組の復党にまで積極的な姿勢を見せる麻生は肯定できない。
この点は、管理人さんと意見が異なる点です。なぜなら、私自身は、郵便事業や郵便貯金・簡易保険を何の配慮もなくまとめて民営化するという小泉流“郵政民営化論”に、政治的怨念以外、何の合理性も感じられなかったからです。
>小泉も首相になるまでは自公連立に否定的だった。安倍も幹事長として選挙を経験するまでは同様だった。が、どちらも結局は創価学会・公明党に頭を下げた。
おそらく麻生が総理・総裁になっても結果は同じだろう。
小泉は、ただぶっ壊したかっただけでしょう。だから、創価学会・公明党に頭が上がらなくなったのです。また、彼本来の国家観は極めてリベラルなもので、新しい保守層をどう組織化するかとういう発想が生まれなかったのは当然だという気がします。表面的で一貫性のない保守的な内政・外交上のパフォーマンスは、人気取り以外の理由を見つけることは困難です。これに対して、安倍・麻生両氏には、旧来型ではない新しい保守層を取り込んで自民党を再生させたいという意欲が感じられました。安倍氏の最大の不幸は、小泉の後継者になってしまったことでしょう。
なお、政界再編は確かに理想ですが、それをやる時間が日本に残っているかどうか疑問です。
投稿: MMF | 2007/09/22 22:38
自民・福田政権や民主・小沢政権の間に「人権擁護法案」や「定住外国人参政権法案」が可決されてしまう可能性は?売国奴主体の自民党が徹底的に破壊される事には賛成ですが、リスクも大きいような‥。
投稿: 天秤 | 2007/09/22 22:40
そもそも、
"麻生太郎が与謝野馨と組んで安倍晋三を引きずり下ろしたというものだ。"
というのがクーデターだと言うのが、
良く判らない話です。
安倍首相の個人的な問題が非常に大きいというのは、
判断力が普通に備わっていれば、
無理なく考え付くことだと思います。
ですが、政治屋にはそれが出来ない人が多いのですね。
投稿: | 2007/09/22 23:00
古く腐った自民党の病根が再浮上しそうですね。しかし農業、土建などにまわす資金はありません。ただ考えられるのは、公共事業として日本の土木会社が北朝鮮で土木や建設を行うことでしょうか。数兆円規模で。しかしその費用は赤字国債か消費税か、いずれにしろ我々のお金です。そしてキックバックの数億円と票が爺民党の中の奇怪な老人たちに流れ込むわけです。そしてネット言論も終わりになるかもしれません。韓国のように個人に割り当てられた番号でネットに入り、差別発言と当局が判断したら人権擁護法案で即時逮捕。私の妄想であればよいのですが、心配しています。
投稿: 普通の国民 | 2007/09/22 23:06
×あの小泉純一郎ですら改革できなかった。(氏は再販制度に反対している)
○あの小泉純一郎ですら改革できなかった。(氏は再販制度の維持に反対している)
投稿: あかさたな | 2007/09/22 23:36
また間違えました。
維持じゃなくて廃止です。
投稿: あかさたな | 2007/09/22 23:37
こんにちは。
久しぶりのコメントです。
政界再編は期待したいけれどもたぶんダメかもですね。
いったん解かりやすくなるかもしれないけれども、その後はどうなるのか?
いずれまたぐちゃぐちゃになりますよ、おそらく。
政治の基本は勝ち馬に乗ることらしい。
また、頭数が合わなけりゃ、水と油も「自公」的な野合。
政治にはそういうベクトルが働く。
で、また再編?
どこまでいっても堂々巡りです。
結局、選挙で勝てる党首がリーダーシップを方向を決める。
若手を育てていく。
小泉流のテーコーセイリョク切り?で候補者外しとかね。
小泉チルドレンと呼ばれたような連中が成長していくということです。
民主党も同じこと。
まあとにかく、一瞬であろうが、村山政権の再来は却下。
いろんな負の遺産を生み出しますよ。
再編がいい方向だけにいくとは限りません。
変に再編すると、福田・民主左派の大連立なんてことに・・・。(笑
ここは、麻生さんに頑張ってもらうしかないと思う。
結局、選挙民が議員を育てるっつうか、そういったことなのかもしれない。
おかしな政策を批判し是正するチカラが働くような社会、民度でないと、結局ダメになる。
道は長いけれどね。
阿部さんにはマスコミ関連法とスパイ防止法も一気にやってほしかったなぁ・・・。
ばっさり激変、再編期待ってのは、革命的思想かもですねぇ。(笑
投稿: 岩手の田舎人 | 2007/09/23 00:40
>政界再編を激しく期待する。
今の生業として政治家をやっている輩で、
政界再編をしても余り変化は、起こらないのでは
ないでしょうか。
議員の仕事は、立法と議会を通じての行政の監視だと思います。この点については、今の議員の法知識、哲学が余りにもお粗末で、能力が不足していると私は、
考えます。
やはり最低限、「法」について深い知識とそれを駆使できる技術を持った人物が、政治家としてふさわしいのではないでしょうか。
自己の生活のために政治家をやっている輩は、落選させるべきです。世襲政治家など論外です。
投稿: Ve | 2007/09/23 00:52
小沢氏は大々嫌いです。
公明党も大々嫌いです。
だからといって、自民党が好きというワケでもありません。
未来を託せる信頼出来る党が今の日本には見当たらないのです。
成り行きをみていることしか出来ない自分が悔しいです。
将来への借金をさらに増やし、選挙に勝つための策を弄する。
その責任(ツケ)は、(そういう政治家を選んだ)国民が背負うのです。
しかし、将来の負担者である今の子供には選択の自由すらないのです。
無責任なオトナのツケを一方的に子に払わすのです。
自民党が駄目。野党も駄目。そういう状態を作り出したマスコミも駄目。(弄される)国民も駄目。
だとしたら、国は滅びるしか無いのでしょう、か。
9月3日放送「NHKスペシャル」、
「人事も経理も中国へ」を見ました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.html
製造分野(ブルーカラー)だけでなく、管理を含めた事務の分野(ホワイトカワー)まで中国に移行する。
それを肯定する内容でした。
企業が生き延びるためのコスト削減。そのための中国市場。
コスト節減の波がホワイトカラーにまで及んでいるという内容でした。
移行の問題点について、番組では最後まで語られることはありませんでした。
移行したことで無くなる替わりの仕事は、(ホワイトカラー)自ら見付けるのが会社の方針。
見付けられない者は、(仕事が無いのだから)退職するしかないのです。
放送では、(別の仕事を見つける努力によって)自分の可能性を広げられると肯定的でした。
放送に違和感を強く感じました。
中国にアウトソーシングすることが(企業生き残りの)最善の策であるとは思えません。
私には、(コスト削減のために)安易な策を取っただけと思えてならないのです。
技術、利益等、全てが中国に移っていくことでしょう。
中国は、日本に出稼ぎに行かずとも益を得るのです。
中国にとって、こんなに美味しい話はありません。
日本は、国を挙げて中国に滅私奉公するつもりなのでしょうか。
私は、日本が何を目指しているのかが分からないです。
国益よりも他国の利益を優先する国。
自国の国民より他国の国民を大切にする国。
日本は、とりかえしのつかないことに足を踏み入れている気がしてなりません。
投稿: 元気 | 2007/09/23 01:28
キー局がばかり優遇されている現状は改めるべきです。最近はTV局が世論を作っているといっても過言ではない。キー局の政治的影響は危険だ。ケーブルテレビや衛星放送に補助金をだして限りなく100パーセントの普及率にする。全国の地方局のTVも見れるようになると間違いなくキー局の力は落ちる。
情報を東京からばかり発信するのではなく、例えば宮崎から直接東国原知事が全国にメッセージを発信できるようになれば、東京のバラエティーに出るよりずっと宮崎の宣伝になるだろう。全国の情報が見れるようになれば、東京中心の考えも変わる。北海道ローカルの大泉洋の番組もDVDがヒットしテレ玉で放送するほど人気がある。全国ローカルで埋もれたコンテンツは沢山あるはずだ。
東京ローカルのMXTVは石原知事の考えが発信されていて面白い。関西のTVも吉本があるんだから人気のあるバラエティー番組を作る能力があり、報道番組も東京より硬派で良質だ。この関西系報道番組が東京でも見れるようになるとサヨク色の強いキー局には影響が大きい。
投稿: クリム | 2007/09/23 03:10
今回の安倍首相の辞任劇、福田の擁立劇をアメリカの対北朝鮮政策と絡めて論ずるブログがあったが、(中朝対立を煽る政策とそれに日本を賛成させるための圧力の話)
所詮は朝鮮人、ねずみ男みたいなもんだからシリアの件で問題が発覚して、やっぱり融和政策が頓挫しかけて風向きがかわりつつある。
この件では強面の麻生が有利になったな。
投稿: 愛子様の弟 | 2007/09/23 06:49
>「福田の次は町村」というのが彼らの本音だ。高村も
>「麻生首相では次の目がなくなる」というのが理由
>だろう。
次は町村総理大臣ではなくて、小沢首相の可能性も有るのに悠長ですね。
使い古された言い回しになりますが「自分のことよりも国民の事を考えて」政治をやっていただきたい。
投稿: mumei | 2007/09/23 07:59
自民党の中でも保守派は少数派で、安倍政権とは今までリベラル派が支配していた自民党を少数派である保守派が珍しく実権を握った稀有な政権だったのではないでしょうか。
戦後レジームからの脱却を目指し、成熟した国家へ脱皮しつつあったのに、安倍首相辞任で一気に遠のいてしまった感があります。
どのみち、政界再編を経なければ本願である憲法改正は不可能なのでしょうが
暫定的にでも誕生するかもしれない民主党政権がその間に将来に渡って禍根を残すような真似をしないように願いたいものです。
メディアについてはテレビなどは多チャンネル化して、視聴者に選択の幅を広げて影響力を薄める方向に持っていくしか方法は無さそうです。
これはリベラルが浸透していたアメリカで成功したのではないでしょうか。
投稿: ssgn | 2007/09/23 10:19
小泉に幻想抱きすぎですよw
投稿: | 2007/09/23 10:22
コメントご無沙汰しております!
まったく同感です。もうガラガラポンしてくれないと何が何だか判りません。(汗)
投稿: tsubamerailstar | 2007/09/23 12:51
80年代末は、自民党の不祥事をマスゴミが大々的に取り上げ、その結果社会党マドンナ議員が大躍進、自民党は政権から引きずり落とされ、下野した途端、日本の長期低迷が始まったと思ってます。自民党が全て良かったとは思いませんが、90年代の『失われた10年』の再来は御免です。この間、日本はどれだけのものを失ったか。マスゴミやアンチ自民党は、経団連を悪者扱いにしたり『格差』と言う言葉でごまかしてますが、せっかく景気低迷を脱出できたのに、また同じ事を繰り返して政権批判に利用、混乱を招くのですか?まぁ一番悪いのは同じ報道しか目にせず、情報操作の裏も見抜けない、状況判断もできない国民ですな。失われた10年はバカな国民が招いた結果、自業自得とも言えそう。今回の事もそうだな。
投稿: MOCHA | 2007/09/23 13:14
「麻生クーデター説」が嘘と判明しても、これを根拠に離反した麻生氏の支持者は戻らないのでしょうか?
そうだとしたら、彼らも単なる「変節漢」でしかなかったことになります(泣)。
投稿: KY | 2007/09/23 13:21
どうみても福田はグズでブツブツブツじゃないですか
世間、議員個人ごとでは政策、人柄の点で麻生支持が多いのに
派閥間の談合と締め付けにより福田が次期首相に。
小泉ー安倍(ー麻生)は、世界に「覚醒した日本」を認識
させたラインでしたが
福田なったら「普通の国でない」戦後日本に回帰するのでしょう
ゴロツキいかさまマスコミは新首相をよいしょし続けるのでしょうか
投稿: プッツン | 2007/09/23 14:14
結局福田氏が総裁になりましたが、麻生氏に197票も入ったところをみると、直前まで福田支持を口にしていても(あるいは何も言わなくても)無記名投票であることを利用して麻生氏に入れた議員が相当数いたのでせう。これは微かな希望を見いだせる数字だと思います。ただ、その希望が叶うまで日本という国が存在していてくれるのかどうか・・・。
福田氏の総裁就任について、さっそく中国マスコミが喜びのコメントを出しているようです。
http://www.recordchina.co.jp/group/g11525.html
投稿: KWAT | 2007/09/23 17:00
俺はもう自民党を見捨てた。かと言って、小沢民主は更に嫌だね。
投稿: tarochan | 2007/09/23 17:39
本稿、同感。
但し次の意見は如何なものでしょうか?
>一刻も早く宗教政党を政権から排除してもらいたい。
宗教集団と云うけれど、何宗なのですか?私の知るところ、宗派にすら加盟できていないのですよ。間違っていたら意見してください。だから欧州では、カルトの認定を下されているでしょう。
自民党は、こんなカルト政党と連立している限り、滅亡するだけです。新総裁に解消することが期待できますかね?????
期待しない方が血圧あがらないな。ハハハハハ
投稿: 鞍馬天狗 | 2007/09/23 19:55
参議院選挙は民主党の勝利だという人がいる。私はそうは思わない。これは政治権力に対するマスメディアの勝利以外の何物でもない。「小泉劇場」以降のこの国の政治を動かしているのはテレビ及び新聞であろう。「そのまんま」が一挙に県知事に上り詰めたのも、マスメディアの力を抜きにしては考えられない。汚職知事を選んだのも大分県民であれば、ぞろぞろと見境もなく「そのまんま」に投票したのも大分県民である。まことに見上げた県民ではある。
投稿: なんでやねん | 2007/09/23 20:16
自分はいわゆる無党派層なのですが、もし今ヒトラー
が出現したとすると非常に魅力的に見えてしまうかも
知れません。この閉塞感…どうしようもない状況を
打破するために劇薬を試してみたくなる衝動にかられ
そうになりますね。
投稿: むにえるMAX | 2007/09/23 21:17
「そのまんま」なんか大分県じゃないよ
投稿: 大分県人 | 2007/09/23 21:46
小池百合子元防衛相が、安倍晋三前首相の氏名標(衆議院議員席の名札)に片手を乗せて談笑している。
私は、頭をハンマーで殴られ背中に冷水を浴びせられた様な気がしました。
この人は、一体何なんだろう・・
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000025-jijp-pol.view-000
投稿: 俊 | 2007/09/26 15:13
安倍さんが麻生与謝野クーデターで、騙された。と言っていたとのことですが、当たり前騙されるほうが、悪いのでそんな事をいうようでは始めから総理大臣が勤まる筈がありません。元々神経がよっぽど細かいのではないでしょうか。
投稿: 眠狂一郎 | 2007/09/29 08:07