福田支持の本質は「反麻生」
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中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄 国境なき記者団
笹川尭衆院議院運営委員長(津島派)は「政局は怖い。後継総裁は麻生氏の流れだったのに、ひと晩でがーっと情勢が変わった」と語ったそうだ。
正直、私も「次は麻生太郎で決まり」と思っていたし、メディアの反応もおおむねそういう感じだった。それが、笹川氏が言うように「ひと晩でがーっと情勢が変わった」。
なぜか?
それにはいくつかの要因がある。
まず、参院選惨敗直後から、実力者の間で「安倍の後継は福田」という動きが進められていたことである。
森喜朗元首相は、青木幹雄前参院議員会長、中川秀直前幹事長と参院選惨敗当日の7月29日に3者会談を開き、「安倍首相退陣―後継福田氏」を模索し始めた。
安倍早期退陣が現実味を帯びだした8月29日夜、福田康夫氏に誘われて会食した伊吹派の閣僚経験者が、政権の先行きを危ぶみ、「総裁選は早まる」と覚悟を促すと、福田氏は「今度チャンスがあれば出る」と秘めた決意を明かしたそうだ。
つまり、森-青木-中川秀の3実力者が秘かに仕掛けた「次期総理・総裁に福田擁立」という動きが伏流水として流れており、福田氏もその流れに乗るつもりでいたわけだ。
次に、このような動きを軽く見た麻生氏の、今思えば軽率ともいえる言動である。
森氏は13日、麻生氏の後見人である河野洋平衆院議長に「麻生氏も、最後の最後で詰めが甘くて勇み足をしましたね」と語ったという。
“勇み足”の一つは、麻生氏が安倍首相の辞意を、正式に表明する2日前に知っていたという事実を明らかにしたことだ。これが「なんで慰留できなかったのか!」「どうしてあんな辞め方をさせたのか!」という、最大派閥・町村派の怒りを買った。
結果、町村派内では、町村信孝元外相が降りて「福田氏で1本化」が決まる。
麻生氏は安倍首相に対し「このタイミングで辞めるのはいかがなものか。テロ特(テロ対策特別措置法の延長の成否)は、まだまだこれからの話だ」と慰留したと言うが、こんなことをしゃべるべきではなかった。
もう一つの、麻生氏の大きな失敗は、平沼復党問題への対応である。
平沼赳夫元経済産業相は、自民党復党にあたって「郵政造反組」の落選議員までも処遇するよう求めている。これに対する麻生氏の回答は、「望んでいる方に復党してもらうことは基本的には全然まちがっていない」(8月31日 NHK)「私の場合は人物本位。紙に書いてどうのこうのは興味ない」「基本的には次の選挙は勝てる候補者を選ぶ。それをどうやって選ぶか、いろいろ考える」(同 テレビ朝日)というものだった。
これが、いわゆる“小泉チルドレン”から猛反発を喰らった。
チルドレンだけではない。武部勤元幹事長は同日夜、チルドレンを前にして「われわれみんなが結束すれば、次の総裁選に候補者を出せるだけの力を持っているんだ!」 と強調した(9月2日 産経新聞)。
中川前幹事長も、自らのやり方を頭から否定されて反発。棚橋泰文元科学技術相や小池百合子前防衛相などの小泉支持派も同様である。で、武部、中川秀、棚橋、小池氏らは、ポスト安倍で“小泉再登板”に動き始める。
結局、“小泉再登板”は100%ないことになったのだが、確実に30名以上の「反麻生勢力」が生まれることになり、それが、森氏主導の伏流水に合流した。
おそらく、渡辺喜美金融担当相や石原伸晃政調会長らも「福田支持」だろう。そのほかの安倍晋三首相の“お友だち”の何人かも同様だ。それは、第2次安倍内閣が、実質的に“麻生-与謝野政権”になったことによる。
このように、町村派が「福田擁立」で1本化した上、小泉支持派(若手-中堅)もその流れに合流した。そこに、もともと「反麻生」である谷垣、山崎、古賀3派の「福田擁立」大合唱。
津島派の実力者・青木前参院議員会長も1枚噛んでいるのだから額賀福志郎財務相など出る幕もない。
ここに、「福田擁立派閥大連合」、逆に言えば「反麻生・大包囲網」が完成されることになる。
「福田擁立派閥大連合」も「反麻生・大包囲網」も、福田支持で結集しているわけではない。「反麻生」あるいは「勝ち馬に乗れ=ポストほしさ」でつながっているにすぎない。
これは「選挙に勝てそう」「勝ち馬に乗れ=ポストほしさ」で集まった安倍政権誕生時と同様である。
つまり、福田支持層は同床異夢なのである。こういう政権は、求心力が弱い分、落ち目になったときには崩壊が早い。それは安倍政権を見ればよくわかる。
麻生氏に次が回ってくるのは案外と早いかもしれない。
次は“勇み足”をしないことだ。
参照:自民総裁選告示 「福田支持」シナリオ再び 参院選前から準備 (讀賣新聞)
【追記】
今日の「北朝鮮の核問題をめぐる6者協議」についての発言を見る限り、石原伸晃政調会長は麻生支持だと思います。
訂正します。
朝日新聞によると「小泉、安倍両首相が(道筋を)つけた問題が忘れ去られることは、絶対にあってはならない」とも強調した、そうです。
【追記2】
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コメント
反麻生はわかるんだが、何で福田で選挙に勝てるとなるかの理屈がわからん。
致命的な穴がないのかも知れんが、要求ラインが高くなってる世論に対してアピールできるものが何もないように思えるのだがなぁ。
逆に先祖がえりを懸念されて、支持は減るのではないかと。
あ~、政治とか政局とかさっぱりわからん。
気分だけは平沼騏一郎だ。
投稿: ワシ | 2007/09/16 17:57
理念を語る政治家がいない。日本は一度落ちるところまで落ちればよい。愚かな国民も悟ることであろう。
投稿: パトリオット | 2007/09/16 19:45
>「反麻生」あるいは「勝ち馬に乗れ=ポストほしさ」でつながっているにすぎない。
政治家となったからには大臣になりたい、というのは少しは分かる。
それにしても鳥の群れでもあるまいし、みんなが右向けば右を向くというのはあまりにも主体性がないんじゃないのかと思う。国民を代表する者としての自覚はあるのかと問いたい。せめて、今日の立候補演説を聞いて決めるくらいの理性を示して欲しかった。
投稿: トマソン | 2007/09/16 19:55
ポストほしさで繋がる議員達
→この国の行く末を真剣に考える代議士はおらんのか!
何はともあれ福田短命頼む。
投稿: おれんじ | 2007/09/16 22:42
安倍の辞意を最も早く知ったのが麻生ならば、辞任発表までその後を考える時間を最も与えられたのもまた麻生です。彼は「その間」に何を考えたか。
今回、失言・失態と思われている麻生の発言・行動は「その間」に練った作戦なのではないでしょうか。次の総裁になっても、民主・マスゴミ一体の総攻撃の前には短期政権で終わる。ならば、今回はアピールに重点を置き、そう遠くない次のチャンスを伺う。
こんなシナリオはどうでしょう。まあ、麻生も自分の金儲けの為なら日韓トンネルに賛成する政治屋ですから、要注意ですけど。
投稿: 天秤 | 2007/09/16 22:57
なぜ自民党は宗教政党と組んでいるのでしょう。それはハイエナのごとく利権をあさり、農業や地方に高額な補助金、土建業には公共事業などで面倒をみる姿勢が都市在住の方を中心に見限られてきた結果、選挙で敗北するようになったためです。
小泉氏や安倍氏がなぜ総理になったか?それは顔として選挙に勝てると党に認められたからです。従って老人福田総理71歳に山崎、古賀、二階ら媚中派が大臣をやったところで選挙では大敗北するのではないでしょうか。なぜなら国は借金だらけで補助金を配る手段がないからです。いつか行われる総選挙では、投票率が20%台くらいになると思っています。そうなれば宗教政党だけが大躍進しょう。
極東アジアは激動期です。どの国も生存に必死ですが、日本は北朝鮮にすら征服されるかもしれません。無防備都市宣言の運動も拡がりをみせていますし、テレビ番組で田嶋陽子というタレントの方が次の首相に「河野洋平」を推薦して衝撃を受けました。娘さんをもっていらっしゃる方、このままでは娘さんの将来の夫は中国人になるかもしれません。チベットの前例もありますので本気で心配しています。
投稿: 普通の国民 | 2007/09/16 23:34
麻生さんと福田さんの論戦、各局で拝見しました。麻生さん、圧倒的ですね。どこまで票を伸ばせるか、注視しないと。
福田さんはつらいでしょう。麻生さんの発言は反福田派にとっても共感する部分も多いでしょう。反福田派にも担がれていますから、前門の麻生、後門の反福田派と、独自色を打ち出しにくい状況です。
独自色を強めると自民党分裂になりかねません。責任は取りたくないでしょう。
また、福田さんも年齢的に身を退く頃にさしかかっています。独自色を打ち出すと、党内の反発が強まり、御自身の花道が汚されますからね。
投稿: カイワレ | 2007/09/17 10:03
ご存知かも知れませんが、こんなものを見つけました。
日本人に戦争の真相と戦犯犯罪をはっきりと知らせるようにしなければならない─渡辺恒雄氏に対する特別取材
「今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖国神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。私は新しい首相ができるだけ早く中国を訪問するよう促し、そのほかに皇室メンバーの訪中を促し、皇太子が日中友好関係のためになることはよいことであり、それから胡錦涛主席の訪日を招請する。」
北京週報
http://www.pekinshuho.com/yzds/txt/2007-08/10/content_72081_5.htm
投稿: 管理人様、皆様初めまして | 2007/09/17 14:37
責任の意味も知らない政治家が、自己の利権獲得だけに奔走している政界に憤慨します。
お茶の間でもバラエティなのかニュースなのか不可解な番組が溢れ国民の興味を喚起するどころか、無関心を助長しているようにしか感じません。
一度落ちるところまで落ちては?という意見がありますが、たぶんチャンスは二度とありません。世界規模で広がる中国拡張の流れに流されたが最後、「解放」と言う名の侵略により勢力図の一端に組み込まれあとは時間だけが過ぎると思います。日本という国は過去にあった一つの歴史にすぎなくなります。
投稿: 空銭赤ネコ | 2007/09/17 14:39
今日の報道では福田支持が60%で麻生支持が25%程度で、福田圧倒的有利継続だそうですよ。
論戦見る限りじゃ、個人的には麻生さんなんですが…。
自分は世論とこうも乖離してるんだろうか、とか悩みますね。
こういう結果に、胡散臭さもあるし。
ま、福田になったら自民終わりだとは思いますが、民主になっても日本終わりなので、本当にどうしましょって感じですね。
勘弁して・・・
投稿: エル | 2007/09/17 14:58
前回は、安倍支持になだれのように人が押し寄せると、「歳も歳だから」と立候補もしなかったのに、今回そのなだれが自分に押し寄せることがわかると、立候補する。なんかなあ。。。歳が若くなったのかよ、と聞きたいですわ。
いま、なだれのように押し寄せている面々は、福田さんがダメとわかると、またなだれのように、別の人に押し寄せるんでしょうね。そこに哲学も、理念も、なんにもない。勝者を応援したという実績を作っておかないと、次の選挙、次の総裁選、次の資金、次のポストが危ない、ということなんですかね。
負けるにしても、ふたを開けたら、地方は麻生票ぶっちぎりで、福田さんが恥かいたらいいのに、と意地悪な気分になります。
投稿: ゆみこ | 2007/09/17 18:03
祖父母が激怒しています。自民党本部と県連と選挙区の議員事務所に抗議の電話をしたそうです。
「福田総裁の間は選挙で自民党には絶対投票しない!」と宣言したそうです。「公明党との連立を我慢したが、もう限界だ!」「民意がわからないのはお前ら議員だ!」と。
でも、まだ怒りが収まらないらしく、今は手紙を書いている。
以下祖父母の話。
友人達は、皆、麻生氏支持なので、マスコミの報道に疑問を抱いた。ここぞとばかり、マスコミの偏向を教えてあげた。その結果、祖父母の友人達の間で、安倍首相の評価が急に上がった。「偏向マスコミめ! 老人パワーを思い知れ!」
福田総裁では自民党は終わりそうですが、マスコミの偏向に気が付く人が増えそうです。祖父母の年代はネット普及率が低いけど、クチコミパワーが凄いんです。今後がちょっと楽しみです。
投稿: まろん | 2007/09/17 21:05
福田自民は、外交では話し合いとか言ってあらゆる外国の言いなりに
内政では、調整型とか言って派閥間のいいかげんな談合政治を
見事に復活させるでしょう
以前と違って、これでは今の情勢ではやっていけないと思うのですが
偏向マスコミは日本が強くなり繁栄するのが大嫌いで
国を重視する主張型の麻生さんを押さえ込むための報道を
強めていますね
投稿: RR | 2007/09/17 22:49
こんな投稿を発見しました。フリージャーナリストのコメントのようですが、記名付きです。
長文ですが、敢えて全文コピペします。
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/09/post_9bc0.html
私は、現在ジャーナリストとして論文を発表しているものです。今、自民党総裁選を取材していて、戦後の日本の闇が明らかになった。時系列に取材結果を報告します。昨日の自民党本部での麻生氏、福田氏の所見発表演説会は、圧倒的説得力で麻生の圧勝であった。帰りのエレベェターの中で、福田側に動員されて来た年配の男女が、「麻生さんに負けていたね」とか「「あれじゃ、とても福田さんじゃ無理だよ」などと、感想を述べていた。その後、午後4時から渋谷ハチ公前の両者の演説、6時45分からの秋葉原での麻生氏単独演説を取材した。渋谷は、一万以上の聴衆で溢れていた。NHKは「年配者は福田」「若者は麻生」との趣旨で報道していたが、実態は全然違うのです。拍手も掛け声も8割方麻生氏支持で圧倒していたのです。この状況をテレビで見ると、福田氏へ世論が動くように操作されているのです。この世論操作を可能にしたのは、街頭演説を土日だけとし、NHKなどのメディアは両者揃ったところ以外報道しないことで、聴衆がどちらを支持しているかを隠すことが出来るのです。メディアの中で反麻生氏の急先鋒は、日テレと読売新聞で朝日グループではないことなのです。
この件に関しての報道では、朝日グループがまともに見えることが、いかに異常か理解でるでしょう。秋葉原での麻生氏単独演説会は、一万人以上が押し掛けていたが、メディアが報道するようなオタクだけではなく、突然決まった演説会だったことで、9割以上は買い物客が足を止めて聞き入っていたのだ。会場には、その日の午前中にテレビに出演して、福田氏を支持するような発言をしていた平沢勝栄議員も来ていた。メディアが如何に異常かは、会場を取材していたNHKテレビクルーと会話を再現することで理解できる。筆者「すごいよね、今撮っているの今日報道するの」カメラマン「わからないです、上がどう判断するか」筆者「麻生さんを隠そう隠そうとしているのおかしいよね」カメラマン「そうですよね」と、メディアの現場もこの異常な状況を実感している。
クーデターの主犯をメディアと判断したことを、明らかにする。今日、テレビ朝日のスーパーモーニングを見て確信したことを披瀝する。それは、鳩山邦夫氏の発言からすべてが明らかになった。そもそも、雪崩を打って自民党の派閥が福田氏支持に回るきっかけとなったのは、10日夜都内のホテルで開催された「太郎会」終了後の映像が各テレビ局が、繰り返し報道したことによる。それは、テレビカメラに向かって鳩山氏が「太郎会は、みんなで麻生さんに総理大臣になってもらうため集まっている会」です。それが、鳩山氏は安倍首相が退陣する意向を麻生氏から聞いた上での発言として、ネガティブキャンペーンに利用されたのです。
ところが、スーパーモーニングで鳩山邦夫氏は「太郎会は昨年10月に発足して毎月第二月曜日に会合をもって、今まで10回になる。」また、「麻生さんに、総理大臣になってもらいと思っているものが集まった会」との趣旨を説明したとのこと。また、「麻生さんから、一切安倍首相が辞意を漏らしたことを聞いていない」と断言した。仮に、鳩山氏が聞かされていたのなら、カメラの前で一点の曇りなく、あれほど堂々と「麻生さんに総理なってもらいたいと…」などと発言することは、あり得ない。一連の報道は、あまりにもできすぎなのです。太郎会は、いままで、10回開催されていたにもかかわらず、何故、10日夜のニースで報道されたのか。報道各社はどう説明するのか。安倍首相が辞意を漏らしたことを知っていたのは、麻生氏だけだったことになっているが、取材したテレビ局も知っていたことになる。そうでなければ、太郎会を取材する意味など一切ないのです。その映像で、麻生太郎氏と西川京子氏の笑いながらホテルから出て来る姿の同じ映像が使用されているか、その映像を撮ったテレビ局が、このクーデターの首謀者なのです。
筆者は、GHQ占領下言論検閲を専門に近現代史を研究しているが、公開情報を分析するだけで9割以上の真相が明らかにすることができるのです。今回の一連の報道で一番酷いのは、日テレと読売新聞です。17日読売朝刊一面トップは、「福田氏圧勝の勢い 本紙調査衆参213議員支持世論も福田氏58%」と、見出しを打っているのだ。読売新聞は、何か相当焦っているようだ。この世論操作は、まるで人民日報と同じではないか。今回の世論操作を見ると、朝日よりも読売が突出しなくてはならない理由を分析すると、戦後史の闇がある。現在、安倍首相と麻生首相誕生を望んでいないのは、中国より米国なのは歴然としているのだ。それは、米国と同盟国であって北朝鮮問題では、日本の国益と一致しない。これは、専門家にとって周知のことだが、元読売新聞社主正力松太郎は、CIAのスパイだったことが米国の公文書で明らかになっている。今、日本で進行していることは、GHQ占領下の言論統制と同じなのです。筆者は、ITのことは、よくわかりません。論文として発表する時間がありません。この書き込みを著作権フリーとします。使用するときは、全文掲載することだけを条件とします。
簡単に説明すると、太郎会を利用することができた人物は、麻生太郎氏が安倍首相から辞意を申し入れされたことを知っている人物だけが、太郎会を利用できたのだ。それは、官邸で麻生氏を安倍首相に言われて呼び止めて会談の内容を聞いた人物であろう。メディアに連絡をとった人物が同一人物かは、判らないが、連携した人物がいる可能性がある。いずれにしても太郎会は利用され、鳩山邦夫氏は、嵌められたのです。
ジャーナリスト水間政憲
投稿: 世論は読売新聞が作る | 2007/09/18 00:39
「世論は読売新聞が作る」ジャーナリスト水間政憲氏の投稿を拝見して。
読売新聞が福田氏よりの報道をしていることは感じます。
その根拠になる現実の世論含む調査についての信憑性については、一介の主婦である私には確かめようが無いです。
火中の栗を拾うような今の時期に、麻生氏が就任することの是非についても分かりません。
また、一時であれ、福田氏に任せることにも不安を強くしています。
安倍氏の突然の辞任に対して、自民党や野党、マスコミの非難に怒りをおぼえます。
この国が、どうなっていくのか…
体勢に流されがちの日本人に対して、マスコミが(亡国の)流れを作り誘導しているかのように思えてなりません。
この国は、どこに行こうとしているのか…
いよいよしっかりと目を開き、耳をそばだてなければならない時期と考えています。
安倍氏が命を賭して育てようとした美しい国への芽を摘み取らせてなるものかと…
そんな思いを深くしています。
私は、右でも左でもありません。
ただ、将来、子々孫々に恥ずかしくない自分でありたいと考えています。
投稿: 元気 | 2007/09/18 01:25
朝日は、自社の世論調査の結果として福田支持が麻生支持を大幅に上回ったという扇動報道をしていますが、街頭演説から見てありあ得ないでしょう。
マスコミの連中や自民党のお偉方にはわかってないと思うけれど、福田じゃ衆院選も大敗で終わるよ。それがお望みなのかな。
投稿: ddzggcd | 2007/09/18 09:03
J-CIAで衝撃スクープがあり、全文を条件に転載が許可されておりますので、コメントとして転載させていただきます。
http://www.j-cia.com/article.php?a=3115
大スクープ!日本テレビと読売新聞が福田総理への世論操作!
2007/09/17(月) 15:27
【本記事は要望が多いため、18日の7時17分を持って無料としました。転載も自由としますが、全文転載を条件とし、一部転載は許可しません】
日本テレビの”天皇”である氏家齊一郎取締役会議長と読売新聞主筆の渡邊恒雄が、福田総理への世論操作を行ったことが、自民党関係者と日本テレビ幹部秘書、そしてヤマタクの関係者からの取材で明らかになった。関係者の証言を交えながら、福田擁立への恐ろしい舞台裏を暴く!中立を守るべき言論機関による恐るべき世論操作と福田売国内閣に進むシナリオを、J-CIAの総力スクープでお届けする。日本テレビの社員と読売新聞の社員は恥を知れ!
まずは、衝撃の証言から。
「8月27日の組閣の日、日本テレビの氏家議長が読売新聞の渡邉恒雄、森喜朗、中川秀直、山崎拓らを集めました。未確認ですが古賀誠がいたという話もありますが、それらを集めて「次の総理に福田を推すか否か」という相談をしました。場所は、汐留の日本テレビ30階の議長室。ワンフロアに秘書室しか置かれない30階は、日本テレビ氏家天皇の権力の象徴といわれています。氏家は、そんな場所に渡邉恒雄と政治家を集め、自分の力を誇示したのです(氏家側近秘書)。」
いち民放局といち新聞のトップが、そろって総理人事に口を出す、というのは、いったいどういうことであろうか。それは、報道の中立性もクソもない、恐るべき世論操作への一歩であった。
「福田総理へのシナリオは、すでに一年前の安倍総理の時にも話し合われています。しかし、そのときは福田が分が悪いと踏んで立候補すらしなかった。ということで今回は、日本テレビと読売新聞が協力するという形で、背中を押したのです(ヤマタク関係者)。」
報道機関が総理人事を作り出しているという驚愕の事実を知るにつれ、「報道機関による世論操作」の恐ろしさを改めて感じる人も多いであろう。本記事は紛れもない真実であるが、おそらく他のマスコミは報じないであろう。事実を知っていても、だ。それくらい、日本テレビ氏家と自民党清和会ルートは強いつながりがあるということだ。
これら上記にあげたジイサンどもが、これからの日本を悪くして死んでいく。そんなことが許されるのだろうか。それに、たかが報道機関のトップ風情が、日本を変えようとする奢りがまかり通る世の中にいつからなってしまったのであろうか。こんなことでは、報道機関がいう公正中立なんて、まったく当てにならないといわれても仕方がないであろう。ましてや、野村ホールディングスの会長、氏家純一は氏家齊一郎の親類。清和会がらみで金銭的な裏取引があったと考えてもおかしくはないだろう。
「27日の話では、氏家が仕切って行っていました。知られていませんが、ナベツネよりも氏家のほうが力は上なのです。政治家に『俺たちが世論は作ってやるから、腹を決めろ』という意味合いのことを言っている。もう、むちゃくちゃですよ。それを福田側が他派閥に流しているんです。公正な総裁選、世論に訴える総裁選をやっている麻生陣営がこの事実を知れば、怒り狂うでしょうね(自民党関係者)」
政治家を呼びつけて、「世論操作をしてやる」ともちかけて日本の政治をもてあそぶマスコミは、免許取り消しがふさわしい。認可事業で飯を食っているのに、自らの権力と勘違いしている老人には、天誅が下るであろう。いずれにしろ、日本テレビと読売新聞の政治部は、上層部の指示で世論捜査をしていると判断せざるを得ない。
投稿: nihondanji | 2007/09/18 11:54
ウヨク(反中派)の党首からサヨク(媚中派)の党首に切り替えるのは自民党の党首選びの一つのパタンという意見を目にした。世論に敏感な政治家の一種の世渡り術なのだろう。
昔嫌っていた公明党を友党に選んでいるのも世渡りだ。
それと民主党の主張を自党の政策であるかのごとく巧みに盗むのも自民党の手口ではなかろうか。菅さんの政策を取り入れた小泉さんはその1人。福田さんもそうするかも知れないし、うまくいけばよい宰相という評価にもなるだろう。
投稿: KappNets | 2007/09/18 23:10
参院選でのマスゴミ扇動による民主圧勝の次は勝ち馬に乗れとばかりにたなびく派閥談合による福田擁立。
安倍-麻生-中川昭一ラインでなくなるなら自民は瓦解してしまえば良いと思います。福田総理となれば次の選挙では自民には入れたくないです。
小泉前首相も政局と先を読んでかもしれないが福田支持。
これもショックでした。
#小泉氏は保守派ではないと首相時代から思ってましたが・・・。
飯島秘書官も辞表を出したそうですが、『麻生クーデター』に対して反論コメントを出した様ですね。
安倍晋三の退陣と「麻生クーデター」説の怪
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu2/
投稿: hiro | 2007/09/19 17:09