“科学的発展観”は和諧社会を実現できるのか?
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中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄 国境なき記者団
はじめに
最近、エントリの更新頻度が落ちていることについては理由があります。
昔からの読者の方は気付いているかもしれませんが、ころところのエントリ、私自身から見ても明らかに質が低下しています。
昨年、一昨年と今年を比較してみると、その差は歴然ですね。
なぜか?
それは時間的制約もありますが、何より意欲が減退していることが大きい。
ブログといっても、私の場合は単なる日記や雑記帳のたぐいではなく、己の生き様に基づいた意思表明であり、私自身の人間性の発露でもあります。
だから、エントリひとつを書くにしても、けっこうしんどいんですね。
まず、書きたいという意欲が湧いてこないことには筆が進みません。
私の場合、まず書きたいという意欲に突き動かされ、そしてテーマが生まれてきます。
テーマは、日常の中にもあるし、過去の軌跡の中から見出されることもあります。ただ、そこには常に「思考」というものが働いていなければなりません。
意欲が湧いてきて、テーマが見つかって、そこからテーマに関連した様々な記事・情報を読みます。で、あるべき結論を見出す。
次に文章全体の構想を練ります。そして構成を考える。
これが私のブログです。
こういうエントリの手法は、相当なエネルギーと時間を要求されます。昨年までのエントリは2~3時間を要するのはざらで、中には4~5時間を費やしたこともあります。5000字を超えるものも珍しくありませんでしたしね。
それに意味があいまいな単語は辞書を引いたりもしますから、なおさら時間がかかるのです。
正直に言って、今の私には、そこまでの意欲と時間がありません。
どこかの記事を引用して10行程度のコメントを付け加えるのなら容易いでしょうが、それを許さないんですね、私自身が。
また、ブログを義務的に更新するというのも苦痛にしか感じられません。
だから、今後しばらくは更新頻度が下がると思います。また、質、量ともに過去のものには及ばないかもしれません。
それでも、ご来訪者数が多いと励みになりますので、今後とも、よろしくお願いします。
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“科学的発展観”は和諧社会を実現できるのか?
中国共産党第17回大会が15日午前、北京の人民大会堂で開幕した。
胡錦濤総書記(国家主席)は、党中央委員会報告(政治報告)で、調和のとれた持続可能な発展を目指す戦略思想「科学的発展観」を党の路線として全面的に推進することを宣言した。
これは、鄧小平~江沢民の時代に前面に掲げられた「経済成長至上主義」からの決別を意味する。
「科学的発展観」は「調和の取れた文明型経済モデル」と言い換えることができる。これの行き着くところが、中共中央が掲げる「和諧(わかい)社会=調和の取れた社会」である。
もう少し具体的に言うと
①エネルギーの消費効率を改善する
②リサイクル経済を発展させる
③環境問題を解決する
④農村部の所得を引き上げ、三農問題(農業・農村・農民)を解決する
⑤地域間・階層間における不均衡を是正する
ことである。
以上を見ると、「科学的発展観」のめざすところは正しい。やはり、胡錦濤以下の中共首脳はバカではないのだ。このままでは、早晩、中国が行き詰ることがわかっている。
昨年3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で採択された第11次5か年計画(2006~10年)では、以下の点を中国が抱える重大な問題として指摘している。
①経済構造が不合理で、自主的革新の能力が低く
②経済成長方式の転換も遅れており
③エネルギー資源消費量が過大で、環境汚染が深刻化していること
④雇用における矛盾がかなり突出していること
⑤投資と消費の関係がアンバランスであること
⑥都市部と農村部、地域間の発展のギャップ及び一部の人たちの間における所得
格差が引き続き拡大していること
つまり、国内総生産(GDP)は世界第4位(2005年)に躍進し、世界最大の外貨準備高と貿易黒字を誇る中国経済も、一皮むけば外資依存、輸出偏重。国内産業は生産性が低くて技術革新力に乏しく、集約型産業の割合が高い―ということだ。
また、高い経済成長も投資主導、輸出依存型で、消費主導、内需依存型にはほど遠い。だから元高圧力が止まらず、その圧力をかわすための為替介入が国内に逆流しバブルの原因になっている。
エネルギーの消費効率も、国内総生産(GDP)ベースの一次エネルギー消費は日本の約8倍に達するほどの“資源がぶ飲み型”。環境投資もほとんど行われておらず、有害な煤煙や有毒な工場排水は垂れ流し状態。
炭鉱や都市部の現場では、1億人を超えるといわれる出稼ぎ農民(民工)が、何の保障もないまま低賃金の過酷なを強いられている。
一方で、実体経済以上に株や不動産が高騰し、投機が投機を呼ぶバブルが過熱している。そしてロールス・ロイスやベンツを乗り回す富豪が続々と誕生する陰で、電気もガスも水道もない農村が数多く存在し、1日の収入が1ドル(約118円)未満の貧困人口を1億7千3百万人も抱えている。
第11次5か年計画が指摘した問題をより具体的に書くと以上のようになる。
そのような状況下、今、中国社会でどのような事態が進行しているか。
国民の3分の2(66%)が無保険な上、医療費が高額なため医者にかかれない。業者と結託した当局(地方の党・政府)に涙ガネで土地を取り上げられた失地農民は全国で4千万人以上。毎年200万人以上のペースで増加中。環境が劣悪なため、2005年の労災事故は69万1,057件で労災死者は11万9,827人に上る。
結果、1994年は約1万件だった民衆による暴動・騒乱が2005年は8万7,000件にまで達した。
一方で、中国では年間、5兆円以上の公費が役人の飲み食いに費やされる。公用車も400万台以上にのぼり、その維持費は6兆1000億円。
これに対し、当局幹部も「環境汚染がこのまま続けば持続的成長は困難」「水も空気も人命にかかわるレベルにまで汚染されている」「今ほど共産党が憎まれている時代はない」と危機感を募らせている。
が、第11次5か年計画が採択されてから1年半を経過しても何の解決の兆しも見えない。
5か年計画では「和諧社会」を実現するための望ましいGDPの年平均成長率を7.5%に設定した。にもかかわらず、全国各レベルの地方政府は、中央政府の指標を30~60%も上回る目標値を策定。その結果、昨年も今年も、中国の経済成長率は10%を軽く超え、株や不動産の相場はますます過熱している。貿易黒字も増える一方だ。
胡錦濤が、5年に一度開かれる党大会の政治報告で「科学的発展観」を強調し、党規約に明記することにしたのも、このような現実が背景にあるからだ。
なぜ、党中央が「今のままでは先がない」と認識・自覚しているのに事態が好転しないのか。
以下は、昨日の讀賣新聞(東京・夕刊)に載っていた関連記事(抜粋)である。
「土地、権限を握り、絶対的な力を持つ」(中国筋)各地の権力者の多くは民生を軽視し、数千万の農民が土地を奪われ、膨大な数の都市住民が職や家を失った。「高所得者層の上位10%と、低所得者層の下位10%の差は55倍」との推計が出るほど格差が広がった。
何億もの低所得者層があふれる中、株式、不動産市場はバブル状態にある。低所得者は年金までそこにつぎ込んでおり、バブルが崩壊すれば社会不安に直結する。貧困層を直撃するインフレは、社会を揺るがす大きな要因だ。河川、大気、土壌は汚染され、「持続可能な成長」どころか、住民の生命が危険にさらされている地方も多い。
党関係者は「党に対する民衆の恨みはかつてなく強まっている」と話す。党はこれまでも急成長の矛盾解消を強調してきた。だが、もはや小手先のスローガンでは安定は守れない状況になっている。
胡総書記は報告で「科学的発展観を経済社会の各方面に徹底させなくてはならない」と強調した。ただ、これは極めて難しい。「成長至上主義の最大の受益者は党」(共産党筋)であるからだ。
川を汚す企業を黙認する有力幹部を解任できるか、指導者の親族が経営参加する企業の不正を取り締まれるか、高級幹部に裏金や別荘を提供してきた不動産開発業者との縁を断ち切れるか――成長至上主義との決別の難しさは、そのようなところにある。
社会の安定に危機感 急成長のひずみ、弱者直撃 (2007/10/15 讀賣新聞)
文字どおり、私のこれまでの主張(中国崩壊シリーズ)と同じ内容である。
中国では、国家よりも中国共産党(中共)が上位に位置する。軍隊(人民解放軍)も警察も、司法も立法も行政も、すべて中共のものである。メディアでさえそうだ(中国のメディアは全て「党の舌と喉」 と位置付けられている)。
言論の自由がなく、国家の3権も中共の従属物―つまり中共やその幹部が何をしようと、それをチェックできるのは中共とその幹部でしかない。中国で上から下まで腐敗が蔓延するのは、中共体制がそういう「泥棒に縄を綯わせる」のと同じになっているからだ。
※産経新聞の福島香織さんによると「胡錦濤は“清官(クリーン)”」らしいが・・・
では、中共体制は崩壊するのか?
胡錦濤の唱える「科学的発展観」が目論見どおりに結実すれば、中共体制も中国もさらなる未来を掌中にできる。が、上部構造が共産党独裁で下部構造がむき出しの拝金資本主義というのでは、これはむつかしいと言わざるをえない。
可能性は、富の合理的再配分=小康社会(いくらかゆとりのある社会)ができたとき、法治の実現=共産党官僚の特権・横暴を抑制することができたときにのみありえる。
が、これは中共の体質と中国人の気質(かたぎ)及び中国の歴史を踏まえれば、?マークを無限大につけざるをえない。
ただ、私は中共体制の崩壊は不可避と見るが、それを望んでいるわけではない。理由は、一昨年11月の呉邦国・全人代常務委員長(政治局常務委員・党内序列第2位)が語っている。
「もし中国が混乱して1%の難民が出たら、1300万人ですよ。1000分の1としても130万人。だから、中国が安定することが周辺諸国にとってもいいことではないですか」
これは訪中した角田義一参院副議長(当時・引退)と会談した際のものである。「中国の安定こそが世界の安全への貢献」という論法だが、裏返すと、中共のNo.2も中共体制が崩壊した時の真のリスクを認識しているということだ。
中国は困難に直面している。が、今の中共体制が崩壊したらとんでもないことが起きる。だから「中国は脅威」などと言わずに協力してくれ―ということだが、これは冗談でも恫喝でもない。現実の問題だろう。
中国が軟着陸してくれることがイチバンだが、既に述べたようにそれはかなり困難だ。中共体制の崩壊は「民主化」ではなく「混乱と混沌」である。
やはり、中共体制が崩壊した時の対応策を今から準備するとともに、可能性は少ないが、中共体制のソフトランディング=漸進的民主化を求めていく(圧力を加える)しかないのではないか。
無軌道に膨張する13億人の大国。その暴走の行き着く先が何とも不気味である。
【注】引用元が明記されていないデータ等は過去のエントリを参照しています。
【追記】
冒頭と右サイドバーのバナー(画像?)は「国境なき記者団」のものです。
できるだけ多くのブロガーがページに貼り付けることを希望します。
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コメント
調和社会など無理でしょうね
表面上はそう見えるように努力するでしょうが・・・
結局、道徳観がありません
日本も道徳観が薄れてきています
日本も早急に道徳教育を行うべきでしょう
投稿: take | 2007/10/16 17:58
坂さま、内容の濃いエントリ、ありがとうございます。1年ほど前に検索で偶然見つけてから、このブログでは本当にいろいろと勉強させていただきました。感謝しております。書かれている分量と内容からするとエントリ作成に膨大な時間とエネルギーを費やされていることは想像に難くありません。どうぞこれまでどおりのphilosophyで、ご自分のペースでお続けください。もししばらく更新がなくても、私個人的には過去ログから勉強させていただくことがまだまだたくさんあります。
投稿: | 2007/10/16 18:41
↑名前を入れ忘れたままボタンをクリックしてしまいました。すみません。
投稿: Zukin | 2007/10/16 18:42
>無軌道に膨張する13億人の大国。その暴走の行き着く先が何とも不気味である。
まさしくそのとおりだと思います。一番心配なのは中国人に道徳的規範が薄れている事です。日本も各界で道徳的規範が疑われるような事件が多発していますが、これはごく一部の人々であり、大方の人々は神仏を心の底では畏敬するつつましい小市民が多いと思います。このため、内的自己規制が作用し利己的な行為に歯止めがかかる。中国社会のように野放図な欲望の解放は品がないとして嫌われる。
ところが中国には共産主義という宗教の存在が許されるのみで、自己の良心の規範となる神仏を頂く宗教の存在が許されない。このことが、中国における今日の様々な問題を根本的に解決することを妨げているのではないでしょうか。
この体制が続く限り、「党の高級幹部」が目を醒ますことは永遠にないのではないかと思われます。したがって、党の中央がいくらりっぱな方針をかかげてもそれが地方に反映されることはまずありえない。
暴走はまだまだ続く。恐ろしいことになりそうな予感がします。
投稿: トマソン | 2007/10/16 20:00
>もし中国が混乱して1%の難民が出たら、1300万人ですよ。1000分の1としても130万人。
日本に漂着するのは、何十万人ですかね、どうなるんでしょ?サヨクが自宅に連れ帰って面倒見るんでせうかね?連中がそんなことするワケないか、政府が何とかしろとか言うだけで。テメエの都合とカネのことしか考えない、それがサヨクの正体。
投稿: 中凶殲滅 | 2007/10/16 21:15
>私自身から見ても明らかに質が低下しています。
そんな事ありませんよ。質は落ちてません。さすが元ガチンコ左翼(失礼!サヨクではなく左翼。しっかり勉強してます)
更新のペースは今ぐらいでいいですよ。1年前のペースはこちらもついていくの大変でしたから。
投稿: 三等水兵 | 2007/10/16 23:18
清が崩壊して、内乱状態になりましたけど、
あの時、難民はどのくらい周辺国にいったんでしょうか?参考になるんじゃないですかね
中国は国が広いから、難民がでても中国領土内で収まるんじゃないでしょうかね?
まぁ、いい迷惑である事には代わりはないですが
なんとなく幾末を予想みると、どうも潰れそうなのは避けられない感じですが
その後、東アジア情勢が日本にとって良い物になるためには
どういう潰れ方がいいのか、どう持って行った方がいいのか、
そういう事も考えてみるべきかもしれませんね
難民が何千万でようと、日本にとって良いなら、もちろんそれを選択すべきでしょうね。非情ですが
というか、その前に、日本国内での支那サヨの諜報工作活動に対する、
対処をやる方が先かw。ぼろぼろだからなぁ。笑ってられない
投稿: 左花朽行 | 2007/10/17 00:09
坂様。
今度は、1~2週間に一度とかのペースでもいいので「坂節」聞かせてくれるだけでも本当に嬉しいです。
読者が多いだけに坂様は相当な無理をしてきている事は想像がつきます。本当に毎日のエントリーご苦労様でした。毎日はお仕事されているなら相当な消耗です。
急に途絶えると本当に心配してしまいますので、身体の支障のない程度に坂様の集約されたパワーのあるエントリーを今後は楽しみに拝見させて頂きたくお願い申し上げます。
PS・・今回の「はじめに」のエントリーでも板様は本当に責任感のある方だと再確認にさせて頂きました。
投稿: ぶーみん | 2007/10/17 01:55
ネットでの朝鮮系工作員の日本分断工作
地域同士あおり合って対立させようとする
いわゆるお国自慢厨と言われてる人達は大抵がこの工作員
特に東京vs大阪の構図にしたいらしく、大阪叩きに力を入れている(もしくは関東vs関西)
「大阪民国」等と名前を付けて、日本から孤立させようとする
何かあるたびに「また〇〇か」「〇〇人じゃしょうがない」などのフレーズを使ってけなす
朝鮮系であることを隠す為に嫌韓を装うことも多い(これは同時に嫌韓の評判を下げる在日エセ右翼の街頭右翼と同じ仕組み)
「〇〇人=朝鮮人」「〇〇人とチョンは似てる」等と書いて叩く
このような朝鮮系工作員の企みに惑わされないよう注意してください
投稿: 在日朝鮮人の日本分断工作進行中 | 2007/10/17 05:25
文書の更新頻度を気にせずに、内容のある文章をお願いします。
更新がのびのびになったら、5行程度で、簡単でもよいと思います。
あまり、無理をなさらずに、気長でいきましょう。
投稿: とおる | 2007/10/17 10:15
坂様。鋭い分析ありがとうございます。
質が落ちているようには思えません。
これからもできるペースで更新御願いいたします。
今のところ、北京政府は自国の経済崩壊の結果(世界金融システムのダウン、超大規模難民の発生etc)を脅迫の武器にしている様子はありません。むしろそのような事態に至らせないよう努力している。彼らの他国(得に日本)へのメッセージが「経済協力の要請」であって「脅迫」でないのは内情はどうあれ経済の上向き傾向が続いているからでしょう。問題は成長が鈍化してきたときでしょう。石油、金属、穀物等戦略資源の高騰のときも考えられます。そのとき彼らは「中国経済を崩壊させたくなければ、俺たちのワガママを通せ」と露骨に脅迫に転じるのではないでしょうか。
そして、それすら通じずに崩壊したとき間違いなく10万人単位の難民が海外に脱出してくるでしょう。なぜなら、彼らは「外国」という逃亡先があること、そしてそこに「亡命」を試みれば保護してくれる勢力があることを、今は知っているわけです。これが開放前の中国なら、そんなこと考えもしなかったでしょうけど。竹のカーテンの中の自分の住んでる地域だけが彼らの世界で、その外に出る手段は限られていたからです。そもそも外の世界の様子すらわからなかった。
でも今は違います。
投稿: sdi | 2007/10/17 10:22
ROM専門の者ですが、初めてコメントを書かせていただきます。
うーん。そうですね。
少々滞る前のエントリの質は、お金を取ってオピニオン誌や新聞等のメディアに載っても些かも遜色のないコラムであろうと思っております。
その質を維持しつつ、大量のエントリを無料のブログで公開していただけたのですから、私たち読者にとっては、とっても「お得」でした。
まさにFREE(無料)であるがゆえに本当にFREE(自由)な立場で、色々な事象にコメントされていたことは、全くシガラミがないがゆえに、原稿料を受取る方以上のものがあると感じております。
毎朝この良質なブログを覗き、私が知らなかった新たな「知」を仕入れることは、ここ数年来の私の日課になっているため、更新されていない日があるのはとても残念に思っておりました。
しかし、以前の質と量を確保することは、この応援のコメントを書くだけで既に10分近くを要していることから、困難であることは、容易に想像がつきます。
日々、世は、徒然に事が起こっております。
坂様の意欲が涌く範囲の事物について、量・質ともに可能な限り、維持していただきたく一読者としてお願いを申し上げ、応援させていただきます。
投稿: mmm | 2007/10/17 11:16
立川談志 北朝鮮による拉致問題で、拉致被害者家族を誹謗中傷
http://www.nicovideo.jp/watch/sm385617
投稿: ニコニコ中毒 | 2007/10/17 11:30
確かに、大陸からの難民の流出は、中共体性が崩壊したときに起きる確立はかなり高いですね。そして、隣国へ難民が仮に流出するとして、恐らく、日本や韓国、台湾といった比較的発展した国々へ流れるのではないでしょうか。それを考えると非常に怖いです。タダでさえこれらの国々は人口過密ですし、恐らく養いきれません。
投稿: ちゃんこ | 2007/10/17 12:34
ブログ開設から約2年あまり、途中から知ったので読んでないエントリーもあります。更新がない場合はカテゴリー別の記事を、読み返しています。前と違う目で読んでいるので新鮮に感じるものもあります。
更新の事気になさらずに、マイペースが一番です。とは言っても出来たら、(共産主義のエントリーを、繰り返し読んで最後はコピーしてファイルしていますので) このままファイルの中身が増えていく事を望んでおります。
投稿: ねねこ | 2007/10/17 17:11
やっぱり大変だよね☆
でも応援してるんでがんばってくださいね♪
投稿: M | 2007/10/17 18:01
ぶーみん さん
>ネットでの朝鮮系工作員の日本分断工作
イチローVS松井もその手の類で、毎日キチガイのようにやってますよね
イチローが大リーグいってから、イチローの掲示板の様子は酷い物です
朝鮮は地域対立が酷いから、常套手段となって、
ああいう事をするのが手引き書になってるんでしょうね
投稿: 左花朽行 | 2007/10/17 19:19
外国人参政権に反対している立場から緊急のお願いです。
日本テレビの政治バラエティ番組「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」
で、今週(19日金曜日)外国人参政権問題が議論され、放映されます。
皆様におかれましてはご多用とは存じますが、是非ともこの投票に参加をお願い申し上げます。
また、皆様のお知り合いにも、1人でも多くご協力をお呼びかけください。
真の愛国者である皆様のご協力を重ねてお願い申し上げます。
番組放映 10月19日(金)午後8時より
日本テレビ系列(関東地方では4チャンネル)
【携帯からの投票方法】
[アクセス方法]
i-mode/EZweb/Yahoo!ケータイ共通
【メニュー】→【TV】→【日テレ】→【バラエティ】→【太田総理】
「マニフェストに投票!」から投票にご参加いただけます。
(投票は放送開始1時間前からその週の日曜夜12時まで受け付けます)
【ワンセグからの投票方法】
ワンセグ放送対応携帯をお持ちの方は、番組放送中にデータ放送をご覧いただくと、マニフェストに対する投票にご参加いただけます。
(投票は放送中のみ受け付けます)
【データ放送からの投票方法】
データ放送では、ご利用いただいているデジタルTV/受信機をインターネットに接続すると、番組放送中、マニフェストに対する投票にご参加いただけます。
接続方法につきましては、デジタルTV/受信機の取り扱い説明書をご覧ください。
(投票は放送中のみ受け付けます)
http://www.ntv.co.jp/souri/manifesto/howto.html
※パソコンからは投票ができない可能性があります。
上記3つの投票方法にて、1人でも多くご参加ください。
投稿: 奈々志乃 | 2007/10/18 11:00
更新遅れるの全然OK、というか坂さんのブログですしご自身のペースで更新されるのが当たり前だと思います。
エントリーは毎回楽しみにしていますが、それをプレッシャーとおとりにならず、どうぞマイペースでお続けになってください。
また!
投稿: おれんじ | 2007/10/18 12:22
大変な作業と思います、贅沢は申しませんので過去のものでもレピート頂けると有りがたいと思います。
中共~文章の最後の12・3行が全てでしょうね、5・6個に国土を分割して徐々に同化して行く?気持ちも無いようですし、今は全力を「金融」に執着、軍備拡張と歩調を合わせ14・5億の見せ金?をちらつかせて恫喝しています。
日本など一億の旅行者の三分の一が定住?してしまえば終わり、早く国家防衛機能と恫喝機能を完備して置かないと酷い目に会いますよ。
その中で「外国人参政権」バカな番組をやってるんですから救えません。
投稿: 猪 | 2007/10/19 17:08
今の中国は歴代王朝の末期に似ていると思います。ここで、踏ん張るか、革新するか、中国にとっては厳しいようですね。
もしや体調を崩されたのかと心配していましたが、御無事でなによりです。寧ろ、私の方が体調を崩してしまいました。
(みもふたもないですが)仕事や大業を成すには、先ず健康という後方支援・策源地が肝要です。体は資本、御多忙の中でこそ、体調には十二分にお気をつけください。
エントリーについてですが、雪斎氏のブログでは週一の更新で、質を保っているようです。一方で時折、週一にとどまらず遊撃的にもう一つと更新しているようです。日々の更新を欠かさては駄目だという心境や一種の強迫観念に駆られると、如何に才幹の持ち主であっても、なかなか思い通りの結果は望めません。
質を追求するのであれば、質という言葉にこだわらず、執筆の環境を第一に備えるというのが宜しいと思います。
ブログに関しては、太公望の境地で気長に臨んでください。
私も、気長にお待ちしています。
投稿: カイワレ | 2007/10/19 22:45
坂さん
充分です。
呼吸をするように、また熱が体内を巡るように
発信し続けてください。
疑問の提示が同時代をゆく私共に不可欠です。
投稿: さるさ | 2007/10/21 22:03
坂さん、ノ・ムヒョンの一件でお疲れになったのでは?
な~んて、アネモネさん処もゆっくり更新に成ってますよ、余り根を詰めずに、強迫観念に追い回されるような話しでは元より無いんですから、坂さんに合った新たなペースを造っていけば宜しいかと思います。
シナの是からについては、私は宮崎さんが仰っている様に7つの軍政区、7つの方言、7つの経済区で考えていくべきだと思います、つまり、実質7つの国の集合体の象徴が全人代であり、シナ共産党がそれら支配していると言う形を基本に据えれば、新たな視点も見えてくるのでしょう。
「和諧社会」胡主席が云っている内容は、例え間違っていなくとも、では実現可能かと言うと、唯のアドバルーンに終わる可能性が高いとしか云いようが無い。
坂さんの仰る通り、シナ人(五族に限らず、シナの地平で生活する人々の意味)社会の拝金主義は、死者の為に紙銭を送る風習を観ても、本質的・伝統的なモノです、是は別に共産シナを原因とはしていません、衛生的な観念が薄いのも、そう言う衛生レベルでも人口を保てるレベル、つまり、人口生産力が異常に高いか、感染症に対して免疫賦活性力が異様に高いのかのどっちかなのでしょう、中世の欧州でのペストの死者は2千5百万と言われていますし、スペイン風邪の死者もその程度ですが、シナでは同数が感染症ではなく、失政の結果としての餓えや、政治運動にたいする弾圧手段の一つである虐殺で行われて来たわけです、法輪功の大勢の死者を含む犠牲者は今や1億人と言われています。
これらの社会で暮らす人民の命の重さの評価は、中世の欧州に比べても遙かに軽いと断じざるを得ません、マルで千年遅れていると云っても過言ではない様に思えて成りません。
何が云いたいのかと言うと、シナ人は誰が支配してもやはりシナ人であると言うことです、我々はシナ大陸の共産シナ支配以降を、もぅ見据えて措かねばならないのではないだろうかと思うのです、その為には、シナ社会とは一体どういう社会なのかをもっと良く知らなくては危ういとも思います。
その上で、日本人は一衣帯水と言う言葉がネガティブに働く事も覚悟しなければならないわけです。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007/10/22 18:25
しっかりと崩壊させられれば難民は大して出ない。何故なら体制崩壊後の無秩序はフロンティアだから。厳しくはあるが息を吹き返すチャンスでもある。成り上がるチャンス、成功を掴むチャンスでもある。希望に燃える民衆によって大いに活性化する。
という可能性もあるかなとフト思いました。もっとも中国人の性質からして活性化した中国社会の内側は凄いこと(悪い意味で)になりそうな気するけど。すみません、思いつきのコメントです。
投稿: sadatajp | 2007/10/23 01:04
習近平にしても李克強にしても、特に李克強については、真面目な調整型という感じがします。
また、胡錦濤が「科学的発展観」を強引に盛り込んだ事で、今後指導部は、これに沿った政治・経済改革が可能となります。
「調和の取れた社会」を実現しなければ、中国(もっとはっきり言えば共産党の治世)が崩壊する、という危機感をひしひしと感じる今回の十七大だったと思います。
なので、江沢民時代のように反日に現を抜かす暇も無いかも知れません。
私は共産党は何だかんだ言ってしばらく持ち堪えると思います。但し、今回の習・李についても気配り型の人間でもありますし、「人民や党の関係者に気を使う調整型」の政治が行われていく可能性があります。
その過程で長い年月をかけ、連邦制が実現するとしても、大崩壊はないと思います。(少なくとも、民度を上げて反日の毒を消し去ってから崩壊していただきたい!大崩壊すれば、大量の難民を受け入れる事になる台湾や日本は真っ先に困るでしょう。)
投稿: mumei | 2007/10/23 13:47
坂眞様
こんばんは。
お願いで恐縮ですが
以下コピペです。
よろしかったら是非ご協力をお願いいたします。
--------------------------------------------------
応援頼む!
http://dokdo-or-takeshima.blogspot.com/2007/10/inspectors-map-of-ulleungdo-shows.html
竹島に関する英語のブログで、日本と韓国のどちらに属するのかアンケートしてる。
がしかし!
ここ2-3日韓国の「ネチズン」どもがこのブログを知り、韓国が上回ってしまった。
本当の歴史を知らせるためにも『Japan』に一票を!
Japan投票数: 8313 (40%)←blue moon が投票した後の数字です。
Korea投票数:12304 (59%)
I don't know:45 ( 0%)
投稿: blue moon | 2007/10/27 22:01
人権擁護法案提出の動き再燃 法相が強い意欲
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071028/stt0710281848003-n1.htm
【政治】人権擁護法案提出の動き再燃 法相が強い意欲
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1193592642/
投稿: 奈々志乃 | 2007/10/29 10:36
>清が崩壊して、内乱状態になりましたけど、
>あの時、難民はどのくらい周辺国にいったんでしょうか?参考になるんじゃないですかね
周辺国に行ったのは意外と少ないよ。中国の人口変動見ていると、内乱状態になると一気に減ります。
非道いときには、黄巾の乱~三国時代や、「亡天下」とまで言われた五代十国時代のように、人口がその前の90%減となると言うこともあるんで、かなりの数が死んだと見てもおかしくはないかと。
ただ時代が下るにつれて、人口比率における内乱での人口減少比率は減ってきてますけどね。
投稿: とろりすがり | 2007/11/01 18:52