春が来ても中共は変わらない
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中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄 国境なき記者団
今回の毒ギョーザ事件、やっぱり中共!という反応が出てきた。
以下は、共同通信の記事である。
中国国家品質監督検査検疫総局の王大寧・輸出入食品安全局長が6日、ギョーザ中毒事件で訪中した日本政府調査チームに対し、日本の報道が過熱しているとの懸念を表明した上で「中国の対日貿易だけでなく、日本の対中貿易にも悪影響が及ぶかもしれない」と話していたことが分かった。複数の日中関係筋が8日、明らかにした。
~中略~
関係筋によると、王局長は「日本メディアが大きく報道している」と述べた上で、事件の原因が中国にあるとの憶測が先行していることに懸念を示した。局長はさらに「政府が日本メディアに客観報道を促すよう希望する」と語ったという。
また別の関係筋によると、中国外務省、商務省などの担当者らも8日までに、日本側関係者に国内世論のコントロールを要求。新華社電(電子版)も7日、同検疫総局の魏伝忠副総局長の発言を引用し「(日本政府が)国内メディアを導くよう期待している」と伝えた。(共同)
産経新聞からの引用だが、元は共同通信である。だから、けっして「右」に偏向したニュースではない(笑)
で、中日新聞や北海道新聞、西日本新聞など、共同通信に加盟している大手地方紙は、なぜか報じていない(Webを見る限り)。が、これは重要なニュースだと思う。明らかな内政干渉であり言論弾圧である。
「中国の対日貿易だけでなく、日本の対中貿易にも悪影響が及ぶかもしれない」という発言にいたっては、完全な恫喝である。
にもかかわらず他紙は、いずれも、中国当局が天洋食品の従業員に捜査の矛先を向け始めたことを主に伝えている。
やはり、中国や中国企業の構造的、体質的問題ではなく、個人の問題(犯罪)に事件を貶め、その方向に世論を誘導しようとしているのだろうか?
だから冒頭の共同通信の配信も無視する、これは勘ぐり過ぎだろうか?
ところで、2006年4月にも、北京で開かれた日中外務省間の協議において、中国外務省の崔天凱アジア局長(当時)が「日本のマスコミは中国のマイナス面ばかり書く。日本政府はもっとマスコミを指導すべきだ」と要求した。
そして、同時期、同省の孔泉報道局長(当時)は定例会見で、日本メディアの報道について「中日関係上の摩擦や問題を熱心に報じ、歴史問題など重大な原則的な問題では中国を含むアジア人民の感情を傷つける報道を繰り返している」と批判した。
このころは小泉内閣の時で、日中関係は「冷え切っている」と左から批判されていた。が、今は温家宝首相が「(日中関係に)春が来た」という時代なのだ。それでも同じような、常識では考えられない要求を中国は我が国に突きつけてくる。
これらの発言の根底には、民主主義に無知な中共首脳のどうしようもない錯誤と硬直した思考がある。
中国ではメディアは「共産党の“喉と舌”」だが、我が国のような民主主義国家では、メディアは時として権力と対峙する存在である、このことを中共首脳は解っていない。
「いや、解った上で言っている」と思う方もおられるかもしれないが、知日派と言われる王毅外交部副部長(前駐日大使)でさえ「日本では極く限られた愛国者的人々が靖国参拝を支援している」と認識しているのだから、彼らの思い込みは半端ではないのである。
まあ、2006年の時も、日本政府の反応は「中国は日本の政治制度を解っていない」という冷ややかなものだった。おそらく今回も同じだろう。
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ところで、米国ではチャイナ・フリー(China Free)が食品業界などで推進されているのをご存知の方も多いと思う。これは「中国産を使用していない」ということを告知する動きなのだが、なんと自社製品の表に「CHINA FREE」と記したシールを貼っているというのだから驚きである。しかも、広告や販売促進キャンペーンなどにも使われるというからさらに驚く。
これからすれば、我が国の反応などカワイイものだと思う。米国在住の「なずな」さんも「CNNその他のテレビ番組の中国環境汚染特集や食品、玩具への毒汚染報道は、とうてい日本メデアの比ではない」と書いている。親中派のヒラリー・クリントン氏でさえ「中国製の玩具なんか買わない」と国民に向かって宣言した。
中国は米国に向かって言ったのだろうか?
「政府が米国メディアに客観報道を促すよう希望する」と・・・
「中国の対米貿易だけでなく、米国の対中貿易にも悪影響が及ぶかもしれない」と・・・
おそらく沈黙だろう、中国は米国に。
こんなことを米国に向かって言ったら、米国のメディアは火が付いたように大騒ぎするだろう。そして米国世論は「反中国」で沸騰する。
日米自動車摩擦の時、デモをし、日本車を叩き壊すパフォーマンスを披露した米国民の姿を、そしてそれを大々的に報じた米メディアの姿勢を思い浮かべれば、おおよその予想はつく。
中国も米国は怖いのだ。だから米国には何も言わない。
が、日本はちっとも怖くない。日本国首相の靖国神社参拝を攻撃したら、中国の肩を持つ日本のメディアや政治家がいっぱい現れるのだから、中国がそう思うのも当たり前だが。
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中国は日本を舐めている。江沢民が天皇陛下の前で無礼を働いてもODAをやめなかった国だ。もう、足下を見られている。
だから中国は内政干渉をし、恫喝まで行なうのだ、平然と。
日本車は、その優秀さゆえに、日米自動車摩擦のあと、米国市場でのシェアをさらに拡大した。中国も、自らが正しいのなら、日本国内の報道に反発するのではなく、安くて、安全で、おいしい食品を国内外に提供するべきである。そうなるように努力するべきである。
そうすれば、今回の報道など一過性のもので終わる。ところが、反省するどころか「逆ギレ」と言っても過言ではない反応をする。
我が国は、中国企業の安全衛生管理の向上に協力すると言っているのだから、「日本の対中貿易にも悪影響が及ぶかもしれない」などと恫喝する前に素直に頭を下げるべきである。
そういう謙虚さがなければ、いつまで経っても中国製品の安全性は確保されず、日本国民の不信感も消えることはない。
中国は、まず己の姿を直視しなければならない。
そうでなければ、何も改善されないであろう。
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やはり、このニュースを見逃すわけにはいきませんでした。
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コメント
書ける部分だけ書いてみようと思いますが、今から数年前中国の東北地方新興政策にのって日本の大手の食品加工メーカーがこぞって中国への進出を進めた時期がありました。その後何社が実際に進出したのかは知りませんが、ネットで調べる限り相当数が進出したように思われます。
NHK、テレ朝をはじめ多くのメディアが「中国産がなければ私たちの食卓は成り立たない」とか「中国産が無くなれば食品価格が急激に上がって一般庶民の生活が苦しくなる」などと言うのは、私にはどう考えても数年前の中国進出ラッシュにのった食品加工メーカーが、自分たちの利益を守るためにスポンサーという立場を利用してメディアに言わせているとしか思えないですね。
前のコメントでリストをあげたとおり、中国産農産物の依存度は皆さんが心配しているほどには高くないのです。ネギのセーフガードやその後の残留農薬問題で全く中国産農産物が無ければどうにもならないようなものはほとんどありません。こうして生鮮野菜などの農産物輸出が頭打ちになった頃、中国側の食品輸出戦略の論文をいくつか読んだら、これからは加工食品or冷凍食品だ、という論調が増えていました。加工食品としてパッケージングされた商品を輸出すれば検疫を通りやすくなるし付加価値もつきますからね。この中国側の戦略と上記の日本の食品加工メーカーの思惑が一致して今回の“殺人餃子”につながったのだと私は見ています。
進出した食品メーカーの生産現場についてはこの記事が参考になるでしょう。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/news/080208_gyouza/
私の経験から言えば、中国人は自分の過失を責められるとこちらが諦めるまで言い訳をし通します。絶対に素直に謝罪して責任をとろうとはしません。もしかすると逆ギレ状態で捕まえた犯人をテレビ中継銃殺して、日本側に対して“これでいいんだろ!これで!”なんて言ってくるかもしれません。ですが、我々は黙々と中国産食品の不買を進めつつ、彼らが落ちていくのを黙って眺めていればいいんです。
(長いコメントですみません。)
投稿: ddzggcd | 2008/02/09 21:36
>中国も米国は怖いのだ。だから米国には何も言わない。
が、日本はちっとも怖くない。
「中国」なんて言っている時点でわが国は相手方からバカにされます。
かの国の英語表記が何であるかご存知ですか
People's republic of Chinaです。
Chinaって何でしょう。
ヴェトナム、ラオス、カンボジアのある地域を英語表記ではIndo-Chinaと書きます。
日本語読みではいうまでもなく「インドシナ」です。
つまり、「中華人民共和国」ではなく「支那人民共和国」、略称「共産支那」で足りるのです。
かの国が抗議してきたら、「英語、フランス語等表記を『中華人民共和国』に相応しい表記に代えて国連に登録しろ、そうしたらわが国も従う」と言い返せばいい。
しかし、単純に英語(フランス語、ロシア語も)表記できますかねぇ。他の常任理事国たる米英仏露は絶対に認めないですよ。たとえば英語表記なら
「The central britest people's republic」とかいう感じの表記になるのですよ。
繰り返しになりますが、それを「中国」なんて言っている時点でわが国は位負けです。しかもわが国政府は誰もその表記を改めようとしません。
投稿: のらくろ | 2008/02/09 21:54
>中国は日本を舐めている。江沢民が天皇陛下の前で無礼を働いてもODAをやめなかった国だ。もう、足下を見られている。
あの時のことは思い出すだけでハラワタが煮えくり返る思いがしますね。ただ構造的分析も必要せう。江沢民は反日を国家の求心力にしようと画策しました、昔からいつ国家崩壊してもおかしくない国な訳で、崩壊を防ぎ、国家支配を正当化する大義名分が中共にはどうしても必要でしたし、チベットや東トルキスタンや天安門事件から世界と自国民の耳目を逸らす為にも、世界に対しては「南京大虐殺」を始めとした種々のプロパガンダを振り撒き、自国民には、中共こそ支那大陸から残虐無比な日帝を追い出し、日帝に勝利して支那を統一した「正義の味方」なのだという反日史観を刷り込まざるを得なかった訳です。従って、日本に譲歩することなど断じてできない、支那は日本より偉大な国であり、日本は永遠に支那の前に膝を屈し現支那皇帝である中共主席に叩頭して指示を仰がねばならない、こうしたフィクションがフィクションであることは中共自身重々承知している筈ですが、これをフィクションと認めたら中共による国家支配の正当性は失われ、内乱勃発そして国家崩壊そして暗殺やリンチによる共産党幹部の「粛清」が始まることは目に見えてます。ですが、内輪で勝手に崩壊するだけなら結構だけど、一番困るのは崩壊に伴って日本に大量に押し寄せてくるであろう難民の処置で、日本政府にとって難民流入阻止は至上命題となっている筈です。叩頭外交と言われようと朝貢外交と言われようと、大量難民が日本に押し寄せて暴れまくられるよりマシな訳ですよ、「難民」なんだから保護してやればいいじゃん、なんて底抜けの能天気思考しかできない国民が大多数を占めている現状で、支那崩壊したら日本終了です。
いつぞやの「反日デモ」の時に実は危機があった訳で、あの時中共は本当に青ざめ震撼しました。「反日デモ」が「反中共デモ」に拡大する寸前で、中共は、鳥居民氏によりますと、「ほかに手立てはなかった。日本に助けを求めた」、そして「小泉純一郎内閣は中国政府に協力せねばならなかった」し、当時の町村外相も北京に行って支那国内情勢平定の為に「手を貸してやることになった」のです。日本に全く落度は無かったのですが、支那国内では「日本は中国に謝罪しました」(要するに中共は悪くなく、日本が全て悪い)との報道が繰り返しなされ、やっと収拾がつけられたのです。
崩壊を免れる為には、何が何でも日本を悪の権化にして置かなければならない中共、中共のやり方にいい加減堪忍袋の緒がキレそうだが、崩壊されたら一番困るから中共の無理難題にヒイヒイ言いながら応じざるを得ない日本、こういう基本構造の中で、日本と支那の外交関係は動いているのではないでせうか。
投稿: 中凶殲滅 | 2008/02/09 22:03
少し話題が逸れて、申しわけないですが‥。
本日(2月9日)の産経新聞に気になる記事がありました。
それは、小泉元総理が訪朝する前の、北朝鮮との交渉の記録が2日分消失していたということです。
北朝鮮は、日本と国交正常化後、経済援助で、1兆円(若しくは8000億円)を期待している、また、日本政府も提供する用意があるとの蜜契約をした、との指摘もありました。
ことの真偽は、まだ分かりませんが、ただ一つ言えることは、なぜ、北朝鮮に、国交正常化後とはいえ、巨額の金を支援しなければいけないのか、ということです。
日韓基本条約で、本来なら北朝鮮に支払うべき戦後賠償を韓国におこなったはずです。
金がなくても、韓国が100%北朝鮮を支援すればよい話ではないでしょうか?
今後、北朝鮮と国交正常化した後も、ビタ一文、金を出さないよう、日本の世論を作っていかなければならないと思います。
ぜひ、「貴ブログ」でも、この問題を取り上げて頂き、社会のウェーブを作って頂きたく存じます。
投稿: 1 | 2008/02/09 22:04
シナへ媚びる外交
難民は核兵器より怖い×
戦争回避○
シナ工作活動に嵌められた売国奴が多い○
日本人なりすまし議員と役人が多い○
投稿: シナへ媚びる外交 | 2008/02/10 02:47
中国食品不買のための技術的な提案をしましょう。
まず生鮮食品についてですが、
①近くに農産物直売所や朝市、あるいは道の駅のようなものがあればそこで買い物をしてみてください。流通経路が省かれている分安くて新鮮な農産物が手に入ります。また、近所の農家が工夫して作った加工食品も売られています。地域の食文化の再発見ができて面白いかもしれませんよ。
②大都市なら地方の県のアンテナショップを探してみてください。最近は地方の特産品にも中国産原材料が使われていたりするんですが、それでも基本的にはその土地の農産物を使用した食品がたくさん売っています。
③大手のスーパーなら大概の農産物に産地名が書いてあります。中国産を避けるのは簡単です。また、地元産農産物コーナーを設置しているスーパーもあり集客の目玉になっていることもあります。
④忘れては行けませんね。近所に八百屋は無いですか?中国産で埋め尽くされた八百屋なんて無いと思いますよ。店主と会話しながら中国産以外の食品を購入していけば、店主も仕入れるモノを中国産以外に変えていくはずです。八百屋さんをそういう方向に育てていけばいいんです。
次に加工食品ですが、
①とにかくパッケージの表示をよく見てください。どこかに“中国産”とか“中国製”とかの文字があったら粛々と棚に戻してください。店員が後ろを通ったら「ああ、これ中国産ね。」なんてつぶやくのもいいでしょう。
②とかく言われるのが「日本製と書いてあっても中の材料の一部に中国産が入っている・・・云々」という言葉ですが、これは消費者を中国産に慣れさせるためのメーカーの理屈です。日本製なら今のところ中身のすべてが中国産と言うことはありません。次善の策ですが日本製を選べばよいと思います。
③なるべく加工食品は避けましょうよ。伝統的な製法で作られた安全な加工食品ももちろんありますが、本来それなりの期間に腐るモノが腐らないようにしてあるわけだから、どっかしら無理があるんです。それよりスーパーの惣菜コーナーや近所の惣菜屋でその日に料理された物を買う方が体にいいですよ。
最後に外食・中食(持ち帰り弁当の類)のケースですが、これが一番難しいですね。何しろ出されてくるモノに何の手がかりもないですから。ただ、大手のチェーン店より街中の食堂(ソバ屋、ラーメン屋など)の方が仕入れの量も少ないし規格も厳しくないので日本産農産物を使用するケースが多いかもしれません・・・あくまで“かもしれません”ですが。まぁ、こういうご時世ですから“日本産使用”とか“中国産は使ってません”といううたい文句は増えるでしょう。とりあえずはそれを信用してみましょう。
いずれにしても「中国産食品無しに生活は出来ない」という言葉は、中国産食品を製造・流通・販売している連中のプロパガンダにすぎません。安心して無理せず中国産食品を拒否していけばよいと思います。
(すみません。もうこれで長いコメントはやめます!)
投稿: ddzggcd | 2008/02/10 09:19
完全に舐められているだけの事ですね。小泉時代に日中関係が冷え込んでいた???現在日本企業からの投資が25%も減少したのでしょう???日中関係が現在「良い」と言ってるのは中共だけでしょう。
日本の「商社」「業者」も日本の消費者の事など何も考えて居ないと言う事です。
今日の産経紙の紙面に「生協」が問題の製造期日のものを中共の「調査員」に供出していた。と記事が出ていましたが証拠品を返す「**」が何処に有るんでしょう?
日本政府の対応に日本の警察も業者も釣られて方向を見失っているのが、問題の餃子を調べもせず返して仕舞う、実に恥ずかしい。
意気地がないのですね。初めから及び腰「輸入停止」位の処置は出来ないのでしょうか?人命は地球より重い、お父上の名言ですが中共製の「餃子」位で命を落としたのでは救われませんよ。
投稿: 猪 | 2008/02/10 11:08
汚染された土壌・水・空気、農薬まみれの野菜、反日教育で純粋栽培された人間が製造した食品は、それ自体が危険です。
チャイナ・フリー(China Free)が日本でも広まることを期待します。
そして、中国汚染(Contaminated by China)されたマスコミ・企業・政治家などを洗浄されることを期待しています。
投稿: とおる | 2008/02/10 12:54