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2008/03/12

ナチスを彷彿させる中共

このバナーは、2008年8月7日まで常にトップに表示されます。ボイコットに賛成の方はこちらまで。Bandeau_gb
       中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄   国境なき記者団

米太平洋軍のキーティング司令官(海軍大将)は11日の上院軍事委員会公聴会で、昨年5月に司令官として初めて中国を訪れ中国海軍高官と会談した際、太平洋を分割し米国がハワイ以東を、中国が同以西の海域を管理してはどうかと中国側から“提案”されたことを明らかにした。

司令官は「面白半分の冗談」と断りつつ、こうした“提案”は「中国人民解放軍が抱いているかもしれない戦略構想」の一端を示しているとも指摘。中国は「明らかに自国の影響力が及ぶ範囲を拡大したいと考えている」と証言した。

具体的には、中国はその気になれば「中国から1000-2000キロ以内(の海域)で他国軍の行動を制約する」海軍力を整備できるなどと指摘した。(共同)

中国海軍高官が太平洋の米中分割管理“提案” 米司令官明かす

「キーティング米太平洋軍司令官が訪中して中国軍事当局者と会談した際、中国側が、太平洋を東西に分割し、東側を米国、西側を中国が管理することを提案した」というニュースは、昨年の8月、既にネット上で話題になっている。
ニュースソースは米紙ワシントン・タイムズで、同紙は、「日本などアジアの同盟国との関係を台無しにしかねないとして米国防当局は断った」と報じていた。

ワシントンタイムズの記事全訳はこちら↓
「中国、太平洋の東西分割提案か」ワシントン・タイムズ記事全訳

キーティング司令官は「面白半分の冗談」と断りつつ、こうした“提案”は「中国人民解放軍が抱いているかもしれない戦略構想」の一端を示しているとも指摘―している。やはり「中国は「明らかに自国の影響力が及ぶ範囲を拡大したいと考えている」と受けとめるべきだろう。

ところで、このような中国の拡張主義、その侵略的な性向について、私はちょうど2年前の、06年3月12日に既に言及している。
以下は、その時のエントリの再掲である。

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中国の膨張主義はヒトラーと同じ

中国で国産空母の建造計画が進んでいる。中国人民解放軍総装備部の汪致遠中将が9日、中国系香港紙「文匯報」に対して明らかにした。
汪中将は「計画は3年や5年で完了するものではない」としているが、中国が軍備の拡大・増強を急ピッチで進めているのは間違いない。
汪中将は空母の意義について、「大国が海洋権益を守る際、極めて重要な道具」との認識を示した上で、「長い海岸線を持つ中国の海洋権益保護のために空母保有は絶対に必要」と強調している。

「文匯報」は、空母が中国の石油輸入ルートにあたる南シナ海を担当する南海艦隊に配備される可能性があるとしている。

中国は、1985年の中央軍事委員会で、領土主権とともに海洋権益も擁護することを決議した。この決議以来、それまで陸軍の作戦支援を主任務としていた海軍を、沿岸海軍から外洋海軍へと変身させる努力を続けてきた。
空母保有に向けた研究も、このときから本格化させたと言われる。

中国と我が国は今、東シナ海のガス田開発をめぐって対立している。この対立の背景には、排他的経済水域(EEZ)の境界線問題及び尖閣列島(釣魚諸島)の領有権問題がある。
実は、これらの問題と、今回明らかになった空母建造計画は、密接に絡み合っているのだ。どちらも、「海洋権益の確保」=「中国の国家プレゼンス増大」に絡む問題(中国筋)なのである。

中国は、海南島の南南東に位置するパラセル諸島(西沙諸島)を1973年に実効支配下に置いた。これはベトナムから米軍が引き揚げた翌年である。中国は駐留していた南ベトナム軍を武力で排除して実効支配した。
中国は、スプラトリー諸島(南沙諸島)についても、1987年から88年にかけて実力占拠し、軍事施設を構築した。スプラトリー諸島は、中国本土からはるか彼方にあり、歴史的にも縁が薄い。にもかかわらず、1970年代後半に海底油田の存在が確認されたころから領有権を主張するようになった。
中国のスプラトリー諸島進出は、米国がフィリピンのスービック(海軍)、クラーク(空軍)の両基地から撤退した1992年以降、拍車がかかる。

以上の例を見ても分るように、中国は米国のプレゼンスが薄くなった隙をついて、南シナ海における「海洋権益の確保」=「国家プレゼンスの増大」を図っている。
これは東シナ海と尖閣列島についても同じことが言える。中国が尖閣列島に手を出さず、ガス田開発も、我が国が主張する中間線の内側(中国側)にかろうじて止まっているのは、海上自衛隊の防衛力と日米同盟が抑止力として働いているからである。
もし、我が国が海上自衛隊の防衛力向上を怠り、日米同盟に亀裂が入るような事態になれば、中国はたちまち尖閣列島を占領し、東シナ海の内海化を図るであろう。

ところで、中国のこのような膨張主義は、どのような考えに基づくのであろうか?
それは、「国家が生存・発展するために必要な資源を支配下に収めることは、成長する国家の正当な権利である」というものだ。だから、南シナ海や東シナ海を支配下に収めることは、中国にとって正当な権利なのである。

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ここで興味深い見解を紹介する。
元海上自衛隊海将補の川村純彦・川村研究所代表の見方である。
川村氏は、沖縄の海上自衛隊第五航空群司令として東シナ海の警戒・監視に当たった経歴を持つ。


85年から外洋海軍目指す:ヒトラーと同じ拡大理論

――中国海軍は「外洋海軍」を目指しているといわれるが。

85年の中央軍事委員会の決議で、領土主権とともに海洋権益の擁護が初めて公式に承認された。この決議が、それまで陸軍の作戦支援を主任務としていた海軍を沿岸海軍から外洋海軍へと進ませる根拠になった。

戦略の変化により、各軍の重要度にも変動が生じ、最下位だった海軍の地位が最上位の陸軍と逆転した。海軍においては、ロシアからソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦、キロ級潜水艦、スホイ27戦闘機を輸入し、近代化が進められている。

――中国海軍は具体的にどのような目標を持っているのか。

作戦海域を近海と外洋の二つに分けている。近海の範囲は、日本から台湾、フィリピン、マラッカ海峡までで、これを「第一列島線」と位置付けている。外洋の範囲は、小笠原諸島、マリアナ諸島などを含む「第二列島線」だ。

中国海軍は、2000年までに近海防衛の艦隊を建設し、2020年までに外洋での行動能力を確保することを目標にしている。

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――中国の行動には、国連海洋法条約など国際法を無視したものも目立つ。

改革・開放政策の結果、中国は閉鎖的な大陸国家から海洋に依存する通商国家へと変化した。そのため、沿海部の経済都市の防衛や海洋資源の獲得が必要となり、海空軍力を背景に国防圏を自国からできるだけ遠い海空域にまで拡大することを狙うようになった。この戦略を裏付ける理論が、「戦略国境」という概念である。これは、そのときの国力や国際環境によって国境は変わるという考え方だ。

ヒトラーはかつて、「国家が生存発展に必要な資源を支配下に収めることは、成長する国家の正当な権利である」として、近隣諸国の併合を正当化したが、これと全く同じ論理だといえる。中国はこの戦略国境を拡大するために、外洋で行動できる海軍力の整備を進めている。

――中国が東シナ海で建設を進めている天然ガス採掘施設は日中中間線の中国側だが、戦略国境の理論だと、いずれ日本側海域でも資源開発を始めるのでは。

戦略国境の考え方からいえば、それは当然のことだ。現在、中間線から中国側4~5キロのところで開発を行っているが、中国は中間線を全く認めていない。中国の大陸棚は沖縄のすぐそばの沖縄トラフ(海溝)まで続き、そこまでが中国のEEZだと主張している。

中国がまだ日本側海域で開発を行わないのは、現在、中国にそれができるだけの海軍力がないことと、日本の海上自衛隊の防衛力が抑止しているからだと見ていい。

中国の海洋戦略
(2004年8月16日 世界日報)

川村氏の展開する論理、中国の実態に即していて、非常に説得力がある。
中国の行動を裏付ける「戦略国境」という概念。そのときの国力や国際環境によって国境は変わるという考え方。まさに侵略を正当化する理論である。

つまり、今の中国の膨張主義はヒトラーの拡大理論と同じなのである。

このような危険な国家が隣にあるのに、未だに日米同盟に反対し、自衛隊を否定する声がある。これは、社民党や共産党だけではない。
民主党の中堅・若手議員で作る「リベラルの会」(代表世話人・平岡秀夫衆院議員ら)は、「(日本は)『普通の国』を目指すのではなく、平和で安全な人間社会を構築していくリーダーとなるべきだ」と主張している。
自衛隊については、「装備は非攻撃的防衛概念に基づいて整備するとともに、集団的自衛権は行使しない」とし、憲法についても、憲法第9条2項(戦力の不保持)は、1項(戦争の放棄)とともに「原理を定めたものとして維持する」としている。
(参照:3月12日 讀賣新聞)
まったく国際情勢が読めない「ノー天気な連中」である(怒)
私は、こういう国益を理解できない国会議員がいることに、怒りすら感じる。

参照:中国が初の国産空母建造へ、軍幹部が香港紙に明かす
(2006年3月10日 読売新聞)

【追記】
読者の方から「レーベンスラウム」に関するカキコがあったので、少しだけ説明したい。

ドイツのカール・ハウスホーファーは、国家は国力に相応の資源を得るための生存圏
(レーベンスラウム)を必要とするという説を唱えた。
生存圏構想はアドルフ・ヒトラーにとりあげられ、第二次世界大戦前・中のドイツの戦争(特にバルバロッサ計画)の理論的支柱になった。この領土拡大(侵略)の為に用いられた学派は第三帝国の滅亡とともに消滅した。

川村氏は、今の中国の動きは、まさにこのカール・ハウスホーファーが唱えた説に重なると言っているのである。
私も、中国の相手かまわぬ資源外交や強引な海洋権益確保の姿勢を見ていると、その思いが強くなる。
この道は、必然的に「軍備の拡張・増強」に結びつく。「(空母は)大国が海洋権益を守る際、極めて重要な道具」という人民解放軍の汪致遠中将の発言は、まさにズバリである。

参照:地政学

2006/03/12

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以上が過去のエントリだが、まさに中共の本質を射ていると思う。

スティーブン・スピルバーグ氏が北京五輪の芸術顧問を辞退したことをご存知の方も多いと思う。
辞退した原因は、女優でユニセフ親善大使を務めるミア・ファローさんの言葉が端的に表している。ファローさんは昨年、「北京五輪のレニ・リーフェンシュタールになりたいのか」と、1936年にナチス主導で行われたベルリン五輪の記録映画を撮影した映画監督の名前を引き合いに出してスピルバーグ氏を批判した。
そして、ファローさんに同調する声があちこちから挙がっていた。

つまり、欧米のリベラル派の間では、北京五輪はベルリン五輪と同列に捉えられているのだ。
ナチスによる国威発揚と政治的宣伝のための五輪。この「ナチス」を「中共」と置き換えれば、そのまま通用するのである。

言論を封殺し、人権を抑圧し、無軌道に膨張を続ける中共率いる中国。

まさに「ナチス」を彷彿させる。

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中国(政治)」カテゴリの記事

コメント

ご指摘のノー天気な議員連について何時も思うのですが、彼らは本当に彼ら自身の主義主張がこの国の為になる、例えば「集団的自衛権は行使しない」等の言葉も本当に彼ら自身が信じている事なのでしょうか。それとも利権や成りすまし議員で他国の利益と自分の利権を考えて行動しているのでしょうか。古賀さん、山拓さん他、例えば完全にアチラの政党とも言うべき公明党は別にしても自民・民主の中共等の利益に加担する人達は本当に日本の事を考えて発言・行動しているのでしょうか。彼らの言葉の端々にはこの国を愛する者として日本の未来を考えて発言しているとは思えません。もし成りすましや利益優先議員なら未だしも本当にこの国を思っての上での、例えば「リベラルの会」の方針報道についても之が真実ならノー天気どころか毒としても使えない、箸にも棒にもかからない 役立たずが税金で議員をやっている事になります。これがわが国の議員の真実かと思うと虚しいと共に今の中韓の現状からしても背筋が凍る気がします。政界再編でこの無能者達も消えてくれると良いのですが。

投稿: 大阪は今日も雨 | 2008/03/12 20:37

日本の自称リベラル派は中国や韓国・北朝鮮を永遠の弱者に位置付けて、中韓北のファシズムと対日攻撃をサポートすることに熱心ですね。社民党・共産党や民主党『リベラルの会』は、「中国や韓国・北朝鮮の超国家主義・国粋主義は容認して日本の国家主義は一方的に全否定しとけばいいや」という風な軽薄な思考をしているのでしょう。社民党・共産党や民主党『リベラルの会』の上層部には中韓北ファシズムのFifth Columnがかなり紛れ込んでるのは間違いありません。同盟国とはいえ米国のFifth Columnを排除する努力は当然必要ですが、中韓北ファシストのFifth Columnが日米同盟支持者をアメリカのポチ呼ばわりする資格はありません。中韓北ファシストのFifth Columnの排除は最優先事項です。

投稿: juice | 2008/03/12 20:53

こんな国に侵略したことを謝れ!なんて言われたく無いですね。

投稿: | 2008/03/12 21:03

>ナチスを彷彿させる中共

この方策について、私は日本における外圧の方法、特に法的な面での「人権擁護法案」、「外国人参政権」などにもそれが現れていると考えておりました(※この部分は飛躍して解釈しています)。
しかし、やはり劣化コピーの親玉、ヒトラーと決定的に違う点は、「自国の民の為に」という精神を持ち合わせて居ないところにあると思います。

何というか、はっきり云って、民族の存亡をかけて戦争するに値しない下劣な国家だともいえますが、これからの日本はこんなヤクザのために正々堂々と対面切って戦わざるを得ない、そんな虚しさを感じざるを得ません。

投稿: ダブルウィング | 2008/03/13 00:09

中国が驚異だとということは分かります。ですから、自衛隊を改革、強化する事は賛成です。
でも、アメリカとの同盟関係?を強めるのは、どうかと思います。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/6b1d7a3032b493fea79038b252bee60d

これからは中国や、韓国の批判だけではすまないとおもいますが、いかがでしょうか?

投稿: ななし | 2008/03/13 10:15

 国会議員が、重要なのは当然ですが、今非武装中立の様な考えを、広めている運動に、九条の会があります。全国に6,000以上、出来ているそうです。
 此れに力を与えたのが、太田光や森永卓郎等、テレビによく出ている連中です。
 彼等はそこで、九条を世界遺産にとか、敵が攻めてきたら日本人は全て殺されて、滅べばいいと言っています。
 そんな荒唐無稽な言でも、ひっかる人がいるみたいです。

投稿: 八目山人 | 2008/03/13 14:38

朝鮮人の敵は朝鮮人・朝鮮の亡国の原因は李朝宮廷・政治・社会の三点に有る~朝鮮人は将来の事はほとんど考えない。庶民は腹一杯になれば、すぐ休み、明日の事は忘れてしまう。~今の日本もその懸が大いに有ります~

高官も今日の権勢さえあれば、明日は亡国となっても殆ど気にしない、今の朝鮮の軍事・政治・貨幣は全てに役に立たず外交に至っても外交の体を成していない。~似ています~

清朝の政治も李朝と同じく官吏の汚職・政治の朋党化・個人主義・軍事・財政・金融の混乱・改革失敗・農業荒廃・外交は「夷を似って夷を制」した結果、夷に制せられた。

上記は清朝の政治学者「梁啓超」の言葉の一部です、現在の日本に当てはまる事も非常に多いようです、中共では軍事・一部財政だけは当時と較べると他国に図抜けて来ています。
朝鮮も徴兵制を牽いて軍事力を蓄えています。

中共の瓦解防止を待つより、清朝・李朝を反面教師にして日本は独立国家としての「力」を維持すべき事を理解する人が一人でも二人でも増えて欲しいものです。

加えて日本外交が「チェンバレン」の二の舞を舞わない様に願いたいものです。日本人の敵は日本人、今の日本を「梁啓超」が見れば笑うでしょうね。

投稿: 猪 | 2008/03/13 16:08

広辞苑の、広義のファシズムの定義には、「全体主義的或いは権威主義的で、議会政治の否認、一党独裁、市民的・政治的自由の極度の抑圧、対外的には侵略政策をとることを特色とし、合理的な思想体系を持たず、もっぱら感情に訴えて国粋的思想を宣伝する。」とあります。今の中共そのものだと。最後の「もっぱら感情に訴えて~」が、「反日」思想だと思います。

投稿: ゆみこ | 2008/03/13 16:37

管理人さま、今NHKで、女児が食べた中国製冷凍ギョウサの農薬メタミドホスが3,000ppm(3,500ppm以上)であり、農薬に漬け込んだ状態で、死亡する恐れがあったことを報道していました。それをすぐ検索しましたが、なかなか検索できません。
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殺虫剤濃度は最大1万倍 千葉のギョーザ中毒被害者
中日新聞 - 54分前
中国製ギョーザ中毒事件で、被害に遭った千葉県市川市の家族が吐き出したギョーザの皮と具から検出された有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は、3000ppm以上と ...
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この中日新聞の記事はさっさと削除されています。57分前の記事です。マスコミは、最近冷凍ギョウサの報道をほとんどしておりません。中国製食品拒否の庶民に関するニュースはありますが、農薬ギョウザのその後は報道しておりません。

かってあった噂です。
http://overdope.exblog.jp/2327171
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 記者の間では読売、朝日、毎日、中日、北海道各紙の論説トップと中国の駐日大使の定期懇談会が毎月開催されていることは有名です。 今月は26日水曜日がその日でした。朝日と毎日が日時とフレーズのブッキングをやってしまい、論説室は今日一日大騒ぎでした。
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 日本のマスコミはすでに中国共産党の影響下にあるようです。何とかならないでしょうか...。

投稿: 普通の国民 | 2008/03/13 21:28

 お久しぶりです。日本が存亡の危機に陥ればその身を投げ出す人々が雲のように現れる、それが日本でしょう。そんな奇跡が逆立ちしても起こらない地域が中国です。己の命が掛かった時、自己犠牲の意味が空中分解してしまうのが今の中国でしょう。ソ連人が地球上から消滅してしまったことと同様に、中国人も跡形もなく消え去るのではないかと思っています。
 万一アメリカの景気後退が避けられないのならば、そうはならないと想定していますが、中国は終わりでしょう。サブプライムローンの最大の損失国である上に、アメリカの輸入に頼る以外、その経済成長を維持するいかなる道もないからです。バカな連中です。国内矛盾を力で抑えるための軍拡が精一杯だろうに 世界の覇権をアメリカと二分できると考えてしまう愚かさは、麻原やフセインが札束を抱えて穴ぐらに潜む末路を髣髴とさせる誇大妄想でしかないのでは、と考えています。

投稿: 武井 | 2008/03/13 23:15

>ナチスを彷彿させる中共

ナチスは拡大理論を戦前から唱えまくっていたのに、英仏はそれを軽視して第二次世界大戦を招いてしまったんですよね。

日米はその轍をふまないようにしないと。

投稿: ほるほる | 2008/03/14 00:45

中国国内で日本人学校に学ぶ日本人児童の為の教材が、中国政府当局によって差し止められた様です。その理由が「尖閣列島が日本の領土になっているのはケシクリカラヌ」だそうですから、まさにナチ真っ青ですね。

もちろんこういったお下劣な中国政府の行動には合理性があります。彼らなりに、という意味ですが。
日本の主要メディアは中国政府に対して「仰せのままにいたします」と一筆入れております。つまり彼らにしてみれば「日本の人民日報と人民網と新華社通信を押さえたも同然」ですし、お褒めに預かる為にわざわざ北京を訪問する政治家文化人は後をたちません。
こういう状況なら「やりたいようにやって何のリスクがあるのか?」と判断するのも当然です。

これが理解出来ないのが自称リベラル連中で、彼らの行動や発言が結果として中国政府の対日政策の先鋭化を促進している事を理解していません。平和主義者が戦争勃発の可能性を高めるのと同じ理屈です。

そろそろ日本の主要メディアは過去の「中国政府の嫌がる事は決して書きません密約」を捨て去らねばいけません。それが出来ねば、自信らが捨てられます。もう遅いかもしれませんがw

投稿: ペパロニ | 2008/03/14 17:29

先日オーストラリアの海軍が(中国企業の鉱山開発で海軍技術者を引き抜かれて)深刻な人材不足だとの記事があったが、最近のオーストラリアの反日の裏にはやはり中共の策略があったと見るべきだ。少し前は日本がオーストラリア最大のお得意様だったが、今は中共にオーストラリア資源をねらわれている。捕鯨問題で日本は「オージーけしからん」の空気が流れているが、本質を見誤ってはいけない。これは中共お得意の謀略である。つまり日本の友好国と日本を仲たがいさせて日本を孤立させ、じわじわとボディーブローを浴びせる。アメリカの慰安婦批難決議もこの流れである。例えば日本が捕鯨を突然中止したらどうなるだろうか。攻撃の材料を失うが、すぐに別の材料を見つけて攻撃してくるだろう。これで本当の敵が誰か分かるはずだ。安易なオージー叩きは危険と思うが。

投稿: 比呂 | 2008/03/14 18:29

確かに中共中国の膨張主義はナチスドイツを彷彿させるかもしれません。
しかし、両者の違いを明確にすることも重要なことです。
すなわち、多数のユダヤ人が殺されたのは事実ですが、多数のユダヤ人が生き残ったのも事実です。「シンドラーのリスト」でスピルバーグはガス室を示唆する場面を演出していますが、それ以上には踏み込んでいません。
ナチスドイツに自由がなかったとすれば、戦前の日本にも自由がなかったことになります。ファシズムは民主主義を前提にして意味をなす言葉です。
中国は今も昔も民主主義ではなく、血族を中心に結束した人々の集団です。宗族中心主義は民主主義と相容れないものがあります。これは古代国家と呼ぶべきであり、近代国家とは言えないと考えます。
また中国は古代国家の持つ野蛮性をも持っています。
中国政府のチベット人に対する迫害は、本当にチベット人の絶滅を目論んでいるような気がします。
手遅れにならなければ良いがと思うのみです。

投稿: 縄文人 | 2008/03/14 18:55

もう随分前の話ですが、既に産経で記事になってましたね
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1020251.html

まぁ何時もどおりのチャイアニズムなんですが、
この件のNHKニュースを会社で昼休みに見てたら、
「・・・と真顔で提案したそうです」っていうキャスターの説明に、
皆が居る前で笑いそうになりましたw

投稿: taro | 2008/03/14 19:50

ナチス繋がりなんですが 最近タミヤやハセガワのプラモのドイツ機から鉤十字が消されているのをご存じですか?知らないところで歴史がいじられています。

投稿: ころ | 2008/03/14 20:11

 2008年2月6日時点、治療に当った主治医の会見(筆者注解:以下は中国製冷凍ギョーザを食べ、深刻な中毒事件の発見の端緒となった家族の一人についての主治医の会見の概要である)。
 冷凍餃子を食べ、一時意識不明の重体となった千葉県市川市に住む5歳の女児の経過について、治療に当たった順天堂浦安病院の担当医角田佳准教授が会見して次のように話した。
 女児は重症の中毒症状を起こしており、1月23日午後浦安市の浦安市川市民病院から転院してきた。受け入れ時女児は意識がなく、涎を垂らし、手足は痙攣を起こしていた。瞳孔は1ミリ以下に縮小、対光反射もなかった(筆者注解:意識不明、痙攣、縮瞳は、重症の有機リン剤中毒にみられる重篤な中毒症状である)。中毒の重症度を示す血中のコリンエステラーゼの数値も低く、危険な状態は約3日間にわたり続いた(筆者注解:コリンエステラーゼは有機リン剤により特異的に阻害される酵素で、この阻害のため自律神経系の副交感神経の緊張状態が持続し、痙攣、縮瞳、呼吸麻痺等の中毒症状が引き起こされる)。
 入院当初は集中治療室において治療したが、現在は一般病床へ移り、順調に回復している。ただ後遺症については、「現在は出ていないが、経過を見る必要がある」としている。

 以上は「文化連情報」2008・3 No.360“中国製冷凍ギョウザ事件が指し示す日本の食の安全”(筆者:富山国際大学教授安藤満氏)に掲載されていた被害者の状況です。雑誌に公表されている内容ですが、被害者のプライバシーの問題もあるので、この文章の取り扱いには注意してください。
 なお、メタミドホスについては筆者は、「経口的な摂取による中毒(経口毒性)については、急性毒性の指標とされる半数致死量(LD50:実験動物の半数が死亡する濃度)が、体重1kg当り20mg(20mg/kg)である。半数致死量が体重1kg当り30mg以下の農薬は日本では毒物に分類されている。国際化学物質安全計画(IPCS)では、高度毒性(5mg/kg-50mg/kg)に分類されている。
 重体であった5歳の女児の体重推計基準値18.8kgに換算すると、食品から知らずに口に入れた場合、半数致死量は僅か376mgとなる。耳掻き一杯に当るかどうかの分量であり、危険極まりない農薬といえる。」と本文中に書いています。
 また、「毒性学的見地からすると、重症例は氷山の一角であり、中毒の多数を占める軽症例は無視されていると考えられる。」という記述もあります。

 要するに中共中国はもとより、日本のフフンも財界もマスコミも、このような重大な殺人未遂事件をウヤムヤにしたまま国民の記憶から消し去ろうとしているのです。
 そうですね・・・“ナチ”のニオイがしますね。

(年度末で忙しく間に合いませんでした。あらためて3周年おめでとうございます!)

投稿: ddzggcd | 2008/03/14 20:36

管理人さんへ
またバカな記事を見つけました。
コレ読んで、怒りでまた眠れなくなりました!
九州ってバカじゃね~、と思います。
金の無い県は、チョンコーと手を結ぶことを考えるから始末に負えません。
何で、日本の頭脳が考え出したことをチョンコーに渡すのか皆目理解不能です。
もっとタフな交渉しろよ、と思う。
チョンコーからは金だけ出させて、研究成果は全て日本のものにする、ぐらいの図々しさが日本には必要だと思います。

日本の大学名義で「きぼう」で研究させて成果の権利だけ主張

日本の技術を韓国の中小企業が事業化
http://www.hellodd.com/Japan/news/news_view.asp?t=dd_jp_news&menu=&mark=1783

>共同研究の結果の知的所有権は研究に参加した韓国の中小企業が持つことを前提条件にしている。

投稿: 1 | 2008/03/15 04:26

世界革命を目指すと拡大主義になるのは当然ではなかろうか?ナチでも共産主義でも同じだと思うよ。未来主義は現在を手段化するから、全体主義だとおもう。反未来主義で対決するのか、未来の描き方で勝負していくかスタンス見えにくい今回の内容だと思います。
アリストテレスとNON-アリストテレスの闘いなの?わかるかな?

投稿: けんぶつ | 2008/03/15 09:35

保守系の間ではアメリカの覇権は絶対だというカルト宗教にも似た強い思い込みがあるみたいで少し心配です
(坂様のことではありません、念の為)
世界情勢の推移を主観を排除して客観的に分析して見るべきではないでしょうか
アメリカ経済が衰えれば、当然西太平洋を管轄する米海軍第7艦隊の維持も難しくなってきます
力の空洞を日本が自ら埋めるのか、それとも中国が埋めるのを黙って見ているのかで日本の将来は大きく異なってしまうのではないでしょうか
後者を選択してしまった場合、日本は中国の属国になります
第二次世界大戦が終結した時から1989年までの約44年間
東独、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、チェコスロバア、ユーゴスラビア、アルバニアなどの旧東欧諸国はソ連の衛星国でした
その間ハンガリーではソ連への抵抗運動がソ連軍の暴力的な介入で阻止されるなどした
ソ連の力が弱まり東西冷戦が終結して、それらの諸国がソ連の束縛から解放されたのは正に僥倖だったのではないでしょうか
朝鮮半島が過去2000年近く中国大陸の王国の朝貢国・属国だった事に比べれば
日本がそれらの国のようになってしまうのではないかという不安は消えません
今の日本もアメリカの属国だがアメリカの支配だからこの程度(米国債の購入など)で済んでいると考える事が出来ます
アメリカの衰退は安全保障上の日本の危機だが、同時にアメリカの支配から脱して日本が自立する好機でもあると思います。

投稿: xp | 2008/03/15 12:20

幾つか前のコメントで、縄文人さんがチベットに言及されていましたが・・・、やっちゃいましたね・・・。
オリンピックを控えて、世界の目が中国に、注がれているといのにお構いなし、なりふりかまっていられないんでしょうね。
ホント、日本もうかうかしてるとやられちゃいますよ、かなり切羽詰った危機感を持たないと。

投稿: ST | 2008/03/15 12:22

〝American Forces Press Service〟 が本音トーク満載で一番面白かったです。
TB上手くいかないようなので、↓に貼っておきます。

http://blog.goo.ne.jp/tsubamerailstar/e/f03cd0feb6e1bdada92e0f1b6e70e9d9

投稿: tsubamerailstar | 2008/03/15 16:55

ナチスは反共ですけど・・・

投稿: | 2009/05/21 13:43

 >ナチスは反共

 しかし「似た者同士」でしたよね。旧ソ連はポーランドをナチスと「山分け」しましたし。
 相反する両者が一体となったのがシナチスです。

投稿: KY | 2009/11/22 03:47

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