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2008年9月

2008/09/30

GWの配備―朝日新聞と観念的左翼の時代錯誤

横須賀に米原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が配備された。これまでの「寄港」とは違い「常駐」になるそうだ。で、いつものごとく市民団体による抗議活動。

Photo_2










以下は、朝日新聞の記事である。

日本で初めて、原子力空母と隣り合わせで暮らすことになった横須賀の街。憤りと不安をあらわにする人、配備はやむを得ないと冷静に考える人がいる一方、「反対しても仕方がない」とあきらめる人も。新しく入って来る乗組員に対し、治安上の不安を感じる人もいた。

■怒り

米海軍基地から約500メートルの場所に住む水野信義さん(63)は「空母なんて来ない方がいいに決まっている。人間が扱うものに絶対安全なんてありえない」と強い口調で話した。

うみかぜ公園で開かれた抗議集会。仲間3人と加わった佐世保地区労事務局長の山口好春さん(43)は、「佐世保にも原子力空母が時折寄港するが、ここは常駐。神奈川の県民のことを考えると怒りでいっぱいになる」と話した。

三浦市の主婦(73)は、「なぜこれだけ大規模な軍が必要なのかわからない。そのうえ今回は原子力空母。市民はもっと怒るべきだ。軍艦が海上に並ぶ風景は異様だ」。

友人と散歩していた横須賀市内の無職の女性(36)は「日本は結局、アメリカの言いなりなんですね」と不快感を口にした。

■理解

配備に理解を示す人は、若い世代に比較的多かった。

「世界のミリタリーバランスを考えると配備は仕方ない」というのは買い物に来た逗子市の無職男性(24)。「怖さは感じないし、問題はないと思う」

GWを見に来た三浦市の会社員大森隆史さん(33)は、「中国や北朝鮮が軍事力を増強している中、東アジアに限定して日本の防衛に使うのならば」と一定の理解を示す。「ただし、ここから中東に展開するのは反対です」

~後略~

隣り合わせ不安  米原子力空母GW入港 (2008年09月26日 朝日新聞)

朝日らしいね。

まず、怒り。
が、朝日でさえ「配備に理解を示す人は、若い世代に比較的多かった」と書かざるをえないところに、今の日本の現実がある。
本音では、原子力空母の配備に反対の朝日も、国民意識の変化を無視できないということだろう。

で、「原子力空母が米本土以外を母港とするのは初めて」というのに、市民団体による抗議活動、数が少なかったね。
100人?多くても200人か???
私が活動家だったころなら、1万人は結集したと思う。
時代が変わったんだね、国民は学習したというか賢くなったよ。

「世界のミリタリーバランスを考えると配備は仕方ない」というのは買い物に来た逗子市の無職男性(24)。「怖さは感じないし、問題はないと思う」
私は、これが多数意見だと思う、無関心層を除けば。

配備に反対の人たちは、中国の軍拡をどう説明するのだろう。SLBMを搭載した原潜の就航、空母の開発。
こないだ領海侵犯した国籍不明の潜水艦は99%の確率で中国のそれ。
中国は、間違いなく外洋型海軍の建設を目指している。東・南シナ海の内海化だけではなく、西太平洋の覇権も狙っている。

来日中のドナルド・ウィンター米海軍長官は26日、米大使館で本紙など一部報道機関と会見し、横須賀基地を母港として25日に配備された原子力空母「ジョージ・ワシントン」が、太平洋で拡大を続ける中国の海軍戦力に対する抑止力を「強化することになるのは明らかだ」と述べた。
(9月27日 讀賣新聞)

そうなんだよ。今回のGW配備の最大の目的は対中国!
米国も好戦的国家だが、我が国とは価値観を共有している。少なくとも独裁国家ではない。が、中国は好戦的な上に、我が国とは相容れない独裁国家である。
新中国建設後、対インド、対ソ連、対ヴェトナムと10回の戦争を仕掛けている。

「なぜこれだけ大規模な軍が必要なのかわからない」と言ってGWの配備に反対する市民は、中国の脅威に無知、「神奈川の県民のことを考えると怒りでいっぱいになる」と語る労組の活動家は、きっと中国が平和勢力と誤認しているのだろう、悲しいかな。

国内に1日1ドル(105~110円)以下の生活を強いられている国民を3億人も抱え、貧困対策という名目で世界銀行から巨額の融資を受けている国が、有人宇宙船を飛ばし、宇宙遊泳まで行うようになった。
これだけでも異常極まると思わないか???
で、世銀から低利の融資を受けて、一方でアフリカ諸国に巨額のODAを行っている。まさにサラ金国家。
ずるくて、怖くて、危ない国だよ、中国って!!!

日中友好?
冗談じゃない。
敬して遠ざける。
けっして近くに寄ってはならない国、中共率いる中国。
これが現実。

中国に対する警戒を、一時も怠ってはならない!!!

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【追記】
一昨日から「政治ブログランキング」に復帰しました。
このカテはアクセス数が10倍くらい違うんですね。
それを痛感した次第です。

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2008/09/29

自爆テロにならなかった?中山発言

中山成彬国土交通相の問題発言について意外な世論調査結果が出た。
以下は、9月27~28日に実施されたJNNの調査結果である。

Q:野党側は問題があるとして大臣を辞めるよう求めていますが、あなたは中山大臣は辞めるべきだと思いますか、思いませんか?

辞めるべきだ・辞めて当然だ 48%
辞める必要はない・辞める必要はなかった 45%
答えない・わからない   8%

この結果についてJNNは―「辞めるべき・辞めて当然」と答えた人と、「辞める必要はない・辞める必要がなかった」と答えた人が拮抗しました―と報じている。
これは、中山氏の日教組に関する発言が、思った以上に国民の共感を得ているということではないだろうか。
この理由は、以下の辞任会見における中山氏の発言が影響していると思う。

以下、抜粋。

「全国の先生方は、ほとんどが一生懸命、子供のことを考え、自分の身を犠牲にして向き合っている。私自身も小、中、高と素晴らしい先生に育てていただいた。それもあって今日までやってこれ、感謝している。教員の待遇改善、子供と向き合う時間を確保するための施策も私はこれまで率先してやってきた」

「問題は、ごく一部、過激な分子がいることだ。だから昨日の解体せよという発言になった。まじめに子供に向きあっている先生方と違い、政治的に、子供たちをだめにして、日本をだめにしようという闘争方針のもとに活動している方々がいる。それが日本をだめにしているのではないかと私は思っている」

会見一問一答(1)「身がひきちぎられる思い」 (産経新聞)

思うに、最初から、こういう風に語ればよかったのだ。それを、ああいう風な「予断と偏見」としか思われない表現、口調で語る。
ほんとうにおバカで単細胞なお方なんだね。
「問題は、ごく一部、過激な分子がいることだ」
まったくもって「おっしゃるとおり」。

日教組の指導部でさえ、今や「日の丸・君が代」に対する不起立を撤回している。指導部の見解は「起立しても崩れないものを自分の中にもつことのできる闘いは可能だ」というものである。要は、日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱しても内面の思想を変えなければいい・・・ということ。
ところが、この日教組指導部の方針にさえ従わない教員が少なからずいる。その代表が八王子市大沢学園養護学校の根津公子教諭だ。

この根津教諭、家庭科の授業で「従軍慰安婦」を教えているというから恐れ入る。これまでに10回も停職などの処分を受けているのに、まったく反省していない。要は、教育の現場に偏向した自らの主義・思想を持ち込んで恥じることがないのだ、確信犯的に。
で、「日の丸・君が代反対」のトレーナーを着て、この教諭を支持する教師たちが少なからずいるという現実がある。
広島県教組に至っては、部落解放同盟・新社会党と表裏一体の関係にある。結果、今までに何人もの管理職が自殺に追い込まれている。

こういう現実に危機感を抱き、怒りを爆発させた、という点では中山氏の発言も理解できるし、それが「辞める必要はない・辞める必要はなかった」が45%の数字になって表れたのだと思う。
国民も、教師の一部に異常な集団がいる―ということに気付いているのだ。
が、だからと言って、中山氏の国交相としての発言を肯定するものではない。

思えば、中核派や革マル派など過激派の活動家のかなりの部分が教員になったという歴史的事実がある。根津教諭はおそらく中核派か中核シンパだろう。中核派の歴史観は「抑圧民族と被抑圧民族」というものだから。
もちろん、抑圧民族は日本人で、被抑圧民族は韓国・朝鮮人。

私は、娘の件で、けっこう学校に顔を出し、教師と向かい合った人間である。皆さん熱心で、生徒に愛情を持たれていた。「おお!私の子供時代よりマトモじゃん!!!」と正直、思ったものだ。
だからこそ、根津教諭のような存在に腹が立つ!!!

結論から言うと、中山発言がそれほど麻生自民党にマイナスではなかったことに、ほっとしている。

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2008/09/28

中山国交相の自爆テロ(怒)

麻生内閣の布陣を見て、大丈夫かなあ・・・と思っていたら、案の定、中山成彬国土交通相(辞任済み)がやってくれた。

以下は、問題になった発言内容

■成田空港

(滑走路の)1車線がずうっと続いて日本とは情けないなあと。「ごね得」というか、戦後教育が悪かったと思うが、公のためにはある程度自分を犠牲にしてでもというのがなくて、自分さえよければという風潮の中で、なかなか空港拡張もできなかったのは大変残念だった。

■単一民族

外国人を好まないというか、望まないというか、日本はずいぶん内向きな、「単一民族」といいますか、世界とのあれがないものだから内向きになりがち。まず国を開くというか、日本人が心を開かなければならない。

■日教組

ついでに言えば、大分県の教育委員会のていたらくなんて日教組ですよ。日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低いんだよ。私は(文科相時代に)なぜ全国学力テストを提唱したかと言えば、日教組の強いところは学力が低いのではないかと思ったから。現にそうだよ。調べてごらん。だから学力テストを実施する役目は終わったと思っている。

中山国交相の発言内容要旨 (2008年9月26日 朝日新聞)

ピントがずれたところもあるが、言いたいことは分からぬでもない。が、現職の閣僚が口にすべき言葉ではない。
失言では済まされない。暴言というより「アホ」だ。

成田については、1995年1月に当時の亀井静香運輸大臣が反対派農家に謝罪文を送付している。つまり、公式に「国のやり方が誤っていた」と認めているのだ。国交相たる者、知らなかったでは済まされないし、知らなかったとすれば、もうそれだけで失格である。

単一民族について言えば、去る6月6日に、「アイヌ民族を先住民族 とすることを求める決議」が衆参両院本会議において全会一致で可決されたばかりである。中山氏も決議案に賛成したのではないのか?

最後の日教組だが、国交相としての記者会見であることを失念しているとしか思えない。どうして「ついでに言えば」なんだ?所管外の事柄だろう?

確かに、成田の反対運動は過激派と共闘するなど、異常な面もあった。しかし、純朴な農民を過激派と組ませたのは、国の初期対応がまずかったという面もある。
単一民族も、一般の人はそう思っている人も多いと思う。が、アイヌの要請を受けて国会が決議したばかり、ということを国会議員なら念頭に置いておかねばならない。
日教組に対する発言は、まったくの蛇足だ。しかも、内容が正確性を欠いている。

これは、もう自爆テロに等しい。自民党が次の総選挙で負けるかもしれないというのに危機感ゼロ。メディアに叩かれまくって、挙句に辞任。
しかも、反省の素振りもない。発言を撤回して陳謝した翌日に、地元・宮崎市で、懲りずに「日本の教育のがんが日教組」「日教組をぶっ壊せ」と言うなんて、もう常軌を逸している。
一国会議員なら分かる。が、閣僚が「組合をぶっ壊せ」はありえない発言だ。教員(公務員)にも団結権は保障されているということを知らないのか???

問題は「日教組の良し悪し」ではないのだ。閣僚の責務というか立場というか、その自覚がまったくない。これでは麻生自民党はますます窮地に追い込まれる。
そもそも、文教族で森喜郎氏の子分である中山氏を国交相に任命するのが間違っている。まあ、総裁選の論功行賞なのだろうが、それなら文部科学大臣にすればよかったのだ。

小泉内閣の時、中山氏は文科相に任命された。で、その時の「従軍慰安婦」に関する発言が韓国やメディアから批判された。が、言ってることに理があったので発言を支持する人もたくさんいた。かくいう私もその一人だった。
今回は、その時とは状況が違う。特に「ごね得」という言葉は致命的とも言える。ほとんどの反対派農民が過激派と手を切り、空港建設を容認、あるいはその方向に傾きつつある中で、国交相としてはあってはならない発言と言わざるをえない。

これで自民党はさらに不利になった。こういう、その資質を疑われるような大臣がこれ以上出ないことを祈る。

ほんとにアーーメン・・・だよ。

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【追記】
ちなみに、私は、個人としては「日本の教育のがんが日教組」「日教組をぶっ壊せ」には賛成です。
要は、大臣が言うべき言葉ではない、いや、言ってはならない発言、ということ。しかも、もっとも重要な総選挙が間じかに控えている時にね。

「ごね得」も「単一民族」も「日教組うんぬん」も、一国会議員としてなら話題にもならなかったと思いますよ。
しかし、大臣としてはノーテンキすぎます。

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2008/09/27

小泉引退について思うこと

小泉純一郎元首相が引退を宣言しました。ちょっとビックリしましたが、考えてみれば、彼らしい潔い決断でしたね。
普通の権力者なら、郵政選挙で大勝した勢いを借りて総理大臣の椅子に居座ろうとするものですが、この政治家はそれもやらなかった。
やはり「権力」に対する執着心が薄いんですね。そして、自分の立ち位置をよく心得ている。並みの政治家には、けっして真似できないことです。

私は小泉氏の、と言うより「小泉氏の改革」の熱烈な支持者でした。小泉氏が首相として登場した時期は、戦後の驚異的な発展を支えた体制が、政治・経済・社会全般にわたって深刻な制度疲労を起こし、まさに沈没寸前の状況にありました。
そんな危機的状況下にあっても、政治は旧態依然の利益誘導型そのもの。政と官と業が癒着し、国民の財産を食い物にする。経済も政・官・業のもたれ合いの中で、どん底から抜け出す気配すらない。社会は、経済の先行きに対する不安と政治の決断力のなさに対する不満に満ちていました。
まさに出口の見えない閉塞感に覆われた状況。ここに「自民党をぶっ壊す」と言って小泉首相が登場したのですから、それは、まさに「時代の要請」そのものでした。

小泉氏の功績は、まず第一に、財政出動ではなく不良債権の強制処理と規制緩和で経済を立て直したことでしょう。これで、「日本発の金融恐慌も」と危惧されていた事態を回避できた。
次が派閥、特に利益誘導型政治の核だった旧・経世会の無力化と官邸主導型政治の確立。これが、利益誘導型政治家の代表格だった野中広務氏の引退につながり、結果的にハンナンを始めとする同和利権の摘発を可能にした。
そして、最後が郵政民営化です。郵貯と特別会計・特殊法人は利益誘導型政治の温床でした。小泉氏は、この郵貯を民営化し、特別会計と特殊法人にも切り込んだ。これで旧来の自民党型政治は存亡のふちに追い込まれたのです。

小泉氏の改革は、負の側面として「格差」を生み出したと批判されています。確かに、派遣がサービス業から大手製造業や金融機関にまで拡がった。そして、派遣者の賃金は正規雇用者の約半分、パートタイマーにいたっては4分の1と言われています。
しかし、この格差は小泉改革のせいだけではありません。日本経済が「失われた10年」から立ち直れたのは、小泉政権の政策以上に企業の身を削るような努力によるところが大きい。つまり過剰設備、 過剰雇用、過剰債務の「三つの過剰」を企業努力で解消したことで、経済が上向きになったのです。
が、これが正規雇用者の大幅なリストラと派遣者の大量採用を生み出した。また、不良債権の強制処理は多くの中小企業を倒産に追い込んだ。
それから、グローバリゼーションの波が押し寄せたことも格差の大きな原因です。「世界の工場」と呼ばれ始めたあの頃の中国の賃金はわが国の20分の1。これに対抗するには、中国に生産拠点を移転させるか国内の人件費比率を下げるかしかありませんでした。

格差問題以外にも医療や福祉、あるいは年金などで歪(ひずみ)が発生しています。が、だからといって「小泉改革」を否定的に評価するのは間違っています。この改革なくして日本経済が立ち直ることはなかったし、利益誘導型政治という自民党の悪しき伝統が壊れることもなかった、そう思います。
あとは、この改革を継承し、経済成長を持続させること、併せて改革の弊害というか行き過ぎた部分を修正する。たとえば、タクシー業界や観光バスの業界は、規制緩和によってひどい状態になっています。これらは再検討されてしかるべきだし、医療や福祉も機械的に切り捨てられることがないよう注意しなければなりません。派遣社員も正規雇用に登用する道を開くよう企業に善処を求める(行政指導)。

いずれにしても小泉純一郎という政治家は、平成の傑出した政治家であったことだけは間違いありません。私は功が8、罪が2と見ます。

いまだに郵政民営化を米国(金融資本)の陰謀と主張する輩がいます。長銀(日本長期信用銀行)が外資に買収されたのも「小泉改革のせい」と言う者もいる。が、それは妄想です。
米国金融資本はバブルがはじけて沈没寸前。金融工学という美名の下(もと)に、賭博にも等しいやり口で巨額の利益をむさぼっていたウォール街の野獣たちは破綻し、リーマンブラザーズは野村證券にアジア部門や中東・欧州部門を破格の安値で譲渡するしかない破目に追い込まれた。
マネーがマネーを生む金融資本主義なんて、やがて行き詰るのは当たり前。金融は、実体経済の発展に奉仕することが原点。価値を生み出すのはであって、マネーが価値を生むなんて本末転倒もいいところ、それこそバブルです。

日本人はバブルも、その崩壊も経験しました。そして塗炭の苦しみの中から立ち直った。これからは、日本国民の持つ勤勉性や日本社会に残っている助け合いの精神を廃れさせることなく、公正な競争に励んでいく。
これが改革の基本だと思っています。

それにしても小泉さん、次男に世襲させるなんて、ちょっと「らしくない」、そう思いました。
「検察が唯一関心を示さない政治家」と言われた小泉純一郎も、普通の親バカだったのか?

「国会議員は辞めても政治活動は続ける」と言ってるようなので、政界再編の応援団をお願いしたい。

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【追記】
肝腎なことを書き忘れていました。
疲れているのかなあ(笑)
靖国神社参拝!
これは画期的な出来事でした。
この件で、中・韓の異常さを初めて知った国民も多いのではないでしょうか。
けっして「友好国」たりえないと。
その意味でも価値がありました。

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2008/09/13

自民党も民主党もぶっ壊せ!

昨日、久しぶりに銀座を歩きました。やっぱり銀座はいいですね。私が、いつもうろついている池袋界隈とは格が違います。
何といっても街が垢抜けているし、不良中国人やヤクザが徘徊している池袋とは歩いている人の雰囲気が違う。
ただ、若奥様とおぼしき女性が、真っ赤なBMWのスポーツカーで松坂屋の駐車場に乗りつけた場面に遭遇したときは、「ああ、やっぱり銀座は縁遠い街だな」と今の私は痛感しました。
人は、こういう光景を見て「格差」を感じるのでしょう。が、私にとって、これはまんざらでもありません。これこそ銀座、そう思います。

ところで、格差の元凶のように言われている小泉純一郎首相が、自民党総裁選で小池百合子氏支持を表明したようですね。まあ、今の5人の中では、小池氏がもっとも小泉氏の改革路線に近いから当然といえば当然、そんな気がします。
石原伸晃氏も構造改革派ですが、石原氏は胆力に疑問符が付く。その点、小池氏は度胸満点、何事にも物怖じしないから、そのあたりが小泉氏の支持表明につながったのでしょう。

麻生太郎氏圧勝の流れの中で、なんとなく盛り上がりに欠ける総裁選ですが、これで少しは面白くなるのかもしれませんね。小泉人気は未だ健在ですし、党内の若手を中心に影響力もある。
ただ、今回の総裁選、私はあんまり興味がありません。麻生氏の政治的スタンスは支持できますが、今回は評価できませんね。理由は、前々回は安倍晋三氏につき、前回は福田康夫首相を担いだ連中が、こぞって麻生氏になびいているからです。
ああ自民党、ちっとも変わっていないね、そんな感じです。
で、小池氏もそれほど評価できない。小泉氏のような迫力がありませんし、「構造改革を進化・発展させていきたい」という主張も「構造改革」万能のようで支持できません。
あとの3人は、私にとって魅力がないというか、期待感が持てません。

私が小泉首相(当時)を熱く支持したのは、彼が既得権益、古い自民党を「ぶっ壊してくれる」と思ったからです。
政・官・業の癒着、この鉄のトライアングルを打破しない限り、「失われた10年」の只中で漂流していた日本の政治・経済・社会を立て直すことはできない、当時の私はそう思っていたのです。
で、その政・官・業の癒着の温床が郵貯マネーであり、国民の年金。この財政投融資や特別会計の闇の中で族議員が跋扈(ばっこ)し、官製談合で業界が甘い汁を吸う。地元は公共事業や豪華なハコモノで喜ぶ。ここで政治家は、カネと票を掌中に収める。
「失われた10年」という、経済・社会が危機的状況にある時も、この癒着と談合で国民の財産を食い物にする構造は変わりませんでした。
小泉氏はこれを壊そうとした。だから私は、彼に熱くなったのです。

でも、福田康夫氏を総理大臣に選出した前回の総裁選、そして今回、自民党は変わっていませんね、というか、小泉氏が首相の時はおとなしくしていただけだったんですね。ほんとうに彼らの政治行動には理念も信念も感じられません。
森喜朗元首相、二階俊博経産相、そして麻生氏とは犬猿の仲と思われていた古賀誠氏までもが麻生支持。前回は反麻生包囲網の中心になった面々ですよ、彼らは。
もう、ウンザリです。こんな自民党、付き合いきれません。

ところで、もう一方の民主党。中には評価できる政治家もいます。が、「隠れ左翼」というか「無国籍左翼」が「リベラル」という隠れ蓑を着て隠然たる勢力を誇っている、という点で許容できません。
自民党もダメ、民主党は安心できない。どうすればいいのか?
選択肢がありません。
今回は、一度、民主党に政権を任せてみるしかないのか???
民主党は、国の根幹である安全保障をめぐって真逆の勢力が拮抗しています。小沢一郎代表が掲げる公約も財源的裏付けのない人気取りの政策。政権を取っても実行できるわけがありません。
私は、仮に民主党政権が誕生しても1年ももたないと思いますね。

下野した自民党は、きっとガタつく。何といっても自民党の求心力は「政権」ですから。一方、政権運営に行き詰った民主党は分裂含みになる。
で、政界再編!
これがイチバンかな。

自民党内で反主流派になりつつある改革派。その看板である小池氏を小泉氏が推(お)したのは、そのあたりを睨んでのことかもしれません。
①改革派と守旧派、②親米派と親中派、③上潮派と財政規律派、④憲法改正派と9条擁護派、再編の軸はいくつもありますが、小泉氏の狙いとする軸は①と③を中心に②と④を加えることでしょう。民主党の前原誠司氏や野田佳彦氏のグループは、これを軸にすれば結集しやすいですからね。

政治勢力は、保守派(守旧派ではない)と改革派、そしてリベラル派(9条擁護派)に分かれる。公明党と共産党は番外地、これが理想です。そして、やがて2大政治勢力に収斂される。
こうなってこそ、真の「55年体制の終焉」、日本の新しい民主政治の始まりと言えるのです。
1993年の細川連立政権の樹立は、野党の、とりわけ社会党の55年体制に終止符を打ったに過ぎず、自民党と民主党は、未だに55年体制の残滓を引きずっています。だから、自民党も民主党も一度ぶっ壊さなければならないのです。

ところで、私は新自由主義者ではありません、念のため。競争は大原則ですし、結果の平等には反対です。が、行き過ぎた競争、弊害の方が大きい規制緩和には反対です。
たとえばタクシー業界。自由化の結果、運転手の賃金は2割以上減ったと言われています。で、サービスが目に見えて良くなったわけでもない。挙句にタクシー料金は値上げ。いいことなんか一つもありません。
国土交通省が規制を復活させるそうですが、当然でしょう。
それから、市場の自由化によって派遣社員が増えた。キャノンやシャープなどの、今まで雇用を大事にしてきた会社でさえ、新鋭工場の者の半数以上が派遣。賃金は安く身分は不安定。
これも、同一・同一賃金の原則にもう一度立ち返るべきです。そして、正規雇用への登用を制度化させる。

キャノンは、トップが経団連会長を務めているせいか、去る3月、年内をメドに国内で働く1万2000人の派遣社員のうち、約5割を直接雇用に切り替え、正社員への登用も進めると発表しました。
こういう動きを歓迎したい。

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