支持率を回復してきた麻生内閣と、その癌・鳩山邦夫
相変わらず超いそがしい毎日を送っています。一日、12時間から14時間仕事。昨日は夜11時を回っていました、仕事を終えたとき。で、週1休みの今日は、午後4時まで爆睡(笑)
久しぶりのブログ更新です。
やはり、ブログはいいですね。
外で酒を呑む暇もなく、何をやるにも時間がない。ゆとりがないから気分転換もままならない。そんな中で、ブログだけが、ただ一つの私の世界です。
仕事漬けの私が、最近、久しぶりに興奮し、気分が大いに高揚したのが、あのWBCの「侍 日本」の優勝。相手が韓国だったのも最高でした。
見てましたよ、勝利の瞬間、部下の携帯電話の映像で。そして、事務所の中で、思わず雄叫びを上げてしまいました(笑)
「侍 日本」は強いだけではなく、日本人の謙虚さ、規律正しさ、粘り強さ、そして何より物事に対する一生懸命さを世界中に強く印象付けてくれたと思います。
「心が折れそうになっていた」イチローが、最後の最後に決勝打を放ったのがその象徴でしょう。私は、改めて日本人が好きになり、日本に誇りを持つようになりました。
ところで、今日、ブログを更新する気になったのは、麻生太郎首相に対する私の見方が少しながら変わってきたからです。
これは、麻生氏の支持率が反転して上昇傾向を示し始めたからではありません。麻生氏や麻生内閣の支持率が上昇に転じたのは、小沢一郎民主党代表の不祥事で民主党に逆風が吹き始めたことも一因でしょう。が、やはり麻生氏が安定感を見せ始めたことが大きい。
私が辞任要求を突きつけたころと比べて、発言や態度に慎重な姿勢というか、落ち着きが見て取れるようになりました。謙虚さも感じられます。「株屋ってのは何となく信用されていない」という発言が、大して問題視されなかったのも、麻生氏のそういう変化をメディアが感じ取ったからだと思います。
経済政策もまだ実効性は定かではありませんが、かなり大胆なものを打ち出してきました。環境や医療・福祉、自動車や家電、あるいは住宅産業という、将来性と雇用対策の両方を見据えた大規模な重点投資(の方針)は高く評価できると思います。
しかも、最大60兆円の需要創出、最大200万人の雇用創出を目指す政策は、従来型の財政出動=公共事業=ハコモノ投資とは一味違います。もちろん、高速道路や新幹線の前倒し着工など従来型の公共事業も中にはありますが、今回は環境や医療・福祉と基幹産業への支援を両立させる、あるいはコンテンツ産業や観光というソフトに力を入れるというところに力点が置かれています。
これが、実際に実行に移されれば、日本の産業構造や社会はさらに進化し、雇用も大きく創出されることでしょう。
思うに、麻生氏は、総理大臣という日本の最高指導者になったことに対する気負いが強すぎたのだと思います。いまだに支持率が高い小泉純一郎氏やその内閣への対抗心もあった。それが、「麻生」というキャラを立てようという思いを強くさせ、それに突き動かされた。
自らの支持率を急落させた一連の言動には、そういう背景があったと思います。しかも、そこには、その言動がもたらすであろう反響というか反動に対する考慮は欠落していた。つまり、思慮深さに欠けていたのです。
麻生氏も、ようやくそのことに気づいたのでしょう。28日の「首相は、ドス黒い孤独に耐えられないとだめ」という発言にそれが見て取れます。
「麻生内閣のままでは選挙は戦えない」と、麻生降ろしの急先鋒だった武部勤、中川秀直の両元幹事長が、「麻生首相でやむを得ない」とその姿勢を軌道修正したのも、麻生氏の変化とその政権運営に安定感が出てきたことに無縁ではないと思います。
もちろん、財政再建も重要ですし、消費税の引き上げも避けては通れないでしょう。が、一時的に財政支出が増大しても、わが国の将来的な成長が担保され、大規模な需要と雇用が創出されるのであれば、それに異議を唱えることは誰もできないと思います、未曾有の危機を前にして。
今のままの姿勢で、そして、大胆に景気回復の、しかも日本の将来を見据えた斬新な政策を実行に移していけば、さらに支持率は回復すると思います。
今の私は、まだ麻生首相全面支持というところにまでは達しておりません。もう少し様子というか成り行きを見極めたいと思っています。が、今の麻生氏が志向する方向性は間違っていないと思っています。
このまま頑張ってほしいですね、麻生さん!!!
ただ、鳩山邦夫という総務大臣だけはいただけません。たとえば「かんぽの宿」一括売却問題。鳩山氏は「オリックスの宮内会長は規制改革会議の議長をやり、郵政民営化の議論もそこでなされた。そこに一括譲渡となると、国民が出来レースではないかと受け取る可能性がある」と主張します。が、郵政民営化のプロセスに規制改革会議が関係したことはありません。基本方針を決めたのは経済財政諮問会議であり、制度設計は内閣官房の準備室が行いました。
それだけではありません。鳩山氏は、個別売却では、郵政民営化時の「事業の継続と雇用の維持」という“約束”が守れないことを無視しています。70施設のうち黒字なのは10程度で、他はトントンか赤字と言われています。しかも、日本郵政の赤字負担は年間40億円(07年度)に上ります。つまり、個別売却では60近い施設が買い叩かれ、リストラされる可能性が高いわけです。
不動産の売却であれば、話は違ってくるでしょう。が、そこでは「事業の継続と雇用の維持」は論外になってしまいます。鳩山氏(やメディア)は、意図的に「事業譲渡の話」を「不動産の売却」にすり替えているのです。
これでも個別売却が正しい言えるのか、それで従業員の雇用が守れるのか、簡保加入者(愛用者)の利益を守れるのか、大いに疑問です。
事業譲渡である以上、赤字施設の価値はゼロであって、それを作った積算費用がいくらであるかは関係ありません(繰り返しになりますが、不動産売却であれば話は別です)。それより問題にされるべきなのは、そもそも旧郵政省が簡保という国民の財産を2400億円も費消して、ほとんどが赤字の施設を100近くも作ったこと。そして、そこを郵政幹部の天下り先にしてきたことではないかと私は思います。だからこそ民営化の必要があったと・・・
自民党内では、東京中央郵便局の再開発問題も含めて、鳩山氏の一連の言動は、ポスト麻生、あるいは政界再編をにらんでのパフォーマンスだと言われています。実際のところ、彼は、津島派内での足場は脆弱で、それを補うために最近では鳩山グループ(派内派)結成に動いています。また、兄の鳩山由紀夫民主党幹事長とも頻繁に連絡を取り合っています。
そんな、次期首相の資格があると勘違いしている「おぼっちゃま」を、郵政民営化を憎悪する旧郵政官僚や郵政民営化に反対だった政治家たちがうまく利用した、これが事の真相でしょう。
実際、旧郵政官僚たちは、旧住友銀行出身の西川善文社長を追い落とし、副社長として送り込んだ旧郵政官僚(元郵政事務次官)を社長に昇格させる陰謀をたくらんでいると言われています。皆さんは、政治家と癒着し、郵貯や簡保を食い物にしてきた官僚たちに日本郵政を乗っ取らせてもいいのですか???
こんな鳩山氏を、なにやら「正義の味方」みたいに持ち上げている郵政民営化反対派のブロガーもいるようですが、もっと物事の本質を学べ!!!と言いたいですね。
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