亀井静香の「大きな政府」論を批判する (1)
亀井静香が相変わらずバカなことを言っている。
以下は、朝日新聞からの引用である。
国民新党代表の亀井静香金融相は17日、東京都内で開かれたジャーナリストの田原総一朗氏との討論会で、菅直人財務相が検討を急いでいる消費増税について「私がやらせません。鳩山由紀夫首相だってやらせない」と述べ、反対する考えを明らかにした。
田原氏は「菅さんは(消費増税を)やると言っている。亀井さんと正反対だ」と指摘。亀井氏は「4年間上げないことを民主党として約束している。そんなことできるはずがない」と反論。そのうえで「借金を減らせばいいけど税収は増えない。緊縮財政なんてできないから、一時的に借金するしかない」と国債増発を容認する考えを重ねて強調した。
この亀井の発言を批判する前に、彼について私が知っていることを書いておこう。
その方が、エントリを理解するうえで役立つと思うからだ。
亀井静香、この人物は非常にユニークな人間である。
私とは政治的立場を異にし、このブログでも激しく批判したことがある。
が、人間的には私は好きである。
政治家の中で、私は小泉純一郎をもっとも高く評価しているが、人間的には亀井のほうが評価が高い。
亀井は、高校生のころは左翼にかぶれて、学校を批判するビラをまき退学処分を受けている。
東大時代も、左翼活動はしなかったが、左翼にシンパシーを抱いていた。
マルクス経済学に精通している。
警察庁時代は過激派対策の統括責任者で、公安警察の特殊部隊「サクラ」のキャップだった。
つまり(当時の)私の敵だったわけだ(笑)
政治家になってからは、自民党の最右翼である青嵐会に所属し、石原慎太郎とは親友関係にある。
一方、社会党(当時)の、それも左派系議員と親しく、自・社・さ連立政権樹立の立役者の一人だった。
反創価学会であることも有名。
彼は創価学会から「仏敵」とされている。
(ちなみに私も反創価学会)
国際面は、明言はしていないが、反米かつ反中であると思われる。
この点は私と同じ。
キューバ革命の英雄であるチェ・ゲバラに心酔している。
この点も私と同じ。
数いる左翼革命家の中で、尊敬できるのはゲバラだけである。
在日外国人参政権や夫婦別姓、人権擁護法には断固反対。
これも私と同じ。
靖国神社参拝擁護派。
極東国際軍事裁判に懐疑的。
「A級戦犯」を「公務死」と認識。
富田長官のメモなるものは偽物であると確信。
ここまではすべて私と同じなんだよなあ(笑)
但し、死刑廃止論者、これは私と違う。
亀井は裏社会とも関係が深い。
元朝鮮総連の論客で、山口組の企業舎弟だった許永中を「盟友」と呼んだ。
金にまつわるスキャンダルも多い。
参照:亀井静香の闇 依存症の独り言 (2005/08/10)
社会政策的には国家の役割を重視。
者の権利を擁護する立場に立つ。
郵政会社の非正規社員6万5千人を正社員に登用する計画。
財政再建より財政出動による公共事業の推進に重きを置く。
では、本題に入ろう。
ここから先は、時間がないので明日にします。
(文中敬称略)
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コメント
【拡散希望】
“悪徳不動産屋=ミンス汚沢独裁幹事長”に対する素朴な疑惑
確か 既に数ヶ月前に発生した事象ですが......
例の悪名高き“悪徳不動産屋=ミンス汚沢独裁幹事長”が
“汚沢 命=オザワ マンセイ―”なる雄叫びを 何ら恥じ入ること無く
/臆面も無く標榜する“ミンス党議員ども”等々 有象無象の数百人を
引き連れて“土下座外交=朝貢外交”宜しく 共産党一党独裁国(支那)に
“拝礼/参拝”し“人民解放軍野戦軍司令官”なる奇妙奇天烈な迷言を
ほざいた事件が有りましたが......
上記の卑屈を極める屈辱的な“パフォ―マンス”が終了した後 即時に
当該“悪徳不動産屋=ミンス汚沢独裁幹事長”なるものは 単独で
わざわざ 近隣反日国“南鮮”の大統領と会合し 今だに 日本国に於いては
法律としては未成立の“在日外国人に選挙権を付与する”なる法案を
必ず成立させる......云々なる言質を相手に確約をしたとの情報ですが......
そもそも 日本国の国会議員なるものの存在意義 並びに 最優先の責務は
自国の国益を 飽く事無く 常時 追及し かつ 日本国民/有権者の生命/財産を
死守することに在る筈であるが......
何せ 日本国民/有権者/納税者は 全ての国会議員に対して年間 概略 一億円の
血税を毟り取られている現実が在るが......
前記の“悪徳不動産屋=ミンス汚沢独裁幹事長”なる“国会議員もどき”が成せる
所業/愚業は 正に“売国行為”以外の何ものでも無い!!
当該“国会議員もどき”なる輩が 何故に 日本国を“陵辱/貶める”悪行を平然として
恬として恥じ入ること無く 成し得るのか??
但し ご本人の辞書には“羞恥心/自制心”なる高邁な言葉は 存在する筈が無く
正に“悪徳不動産屋もどき”の面目役如であるが......
罹る“単純/素朴”な疑問は 極く普通の“まともな”日本国民/有権者/納税者であれば
誰しもが 等しく抱く“疑念/疑惑”では無かろうか??
この素朴な“疑念/疑惑”に対して 幾許かの一助に成るで有ろう情報が NET界に
存在して居りました。
勿論“偏向マスゴミ”よりの情報では有りません。
下記 サイト を参照 願います。
http://www.nikaidou.com/archives/894
http://www.tamanegiya.com/ozawaitiroutyoujin22.3.24.html
http://k.hatena.ne.jp/keywordblog/%E9%87%91%E6%B7%91%E8%B3%A2
投稿: BLACK HOLE | 2010/05/19 18:13
亀井氏、検察出ですから黒い処は有るのが当然と私は思いますが、これは「私」、しかしこの情報源は大きなもので彼の支えで有ろうと思います。
さておき郵政改革の基本を理解して居なかったのでしょう、再度国有化に舵を切り、公務員を作りだし、票田を確保すると同時に国債購入の道筋を付けた。
日本全体の住構造・事業構造・地域の構造は変化、国家の構造だけが変っていない?、全て新憲法下の60年で変化が出来ない構造が作られていたのを破る意識・努力も無い。
国は自立有りき、そこから新しい発想や新しい展望が見えるのですが民主党は完全に理想・空想・空論だけで政権を得たがため、数あわせの内閣を作って仕舞ったがため雁字搦め。
それでも指導者がマトモな神経を持っておれば歯止めもかかりますが、無能・無策・意思不明・決断力なし、これじゃ何も前に進みません。
知人の局長曰く、事務所を立て直し家賃収入でカバー出来ると思ったら、又家賃を呉れるから有りがたい話だよ・・・閉鎖したところはバカ見たよ、だけどこの辺では人口も街に出てくる人も居ないから、これからのんびり畑仕事で自給自足だ・・・こんなものです。
日本の構造が都市集中化の中で変化して居るのです。近辺には養護老人ホームが乱立、常時バスで都市部に買い物に出かけるホームの居住者、山間に郵便局を地方に置いておく?無駄な事でしょうね。
投稿: 猪 | 2010/05/20 10:47