民主党のプロパガンダ 日刊ゲンダイ
日刊ゲンダイの7月1日号がネットで話題になっている。
代表的なものが次の2chブログ↓だ。
日刊ゲンダイ、公職選挙法違反か 「もう一度民主党へ投票を 」紙面で呼びかけ
ほかにも、“日刊ゲンダイ”“公職選挙法違反”をキーワードにして検索すると、100近い数のエントリが現れる。
それだけ、この問題に対する関心が高いということだ。
なぜ、そんなに話題になっているのか?
それは、第1面で大々的に「もう一度民主党へ投票を」と呼びかけたからである。
以下が、その紙面写真。
もう一度民主党へ投票を
争点は消費税ではない民主党の議席数だ
民主党過半数実現で政権交代完成
見出しに扇動的な言葉が踊っている。
そして
日本の政治を安定させ元の自公連立のデタラメ政治でドン底まで衰退した国と国民生活を再生させるために、選挙民は民主党一本に投票する必要がある
と補足する。
公称発行部数168万2千部の日刊紙(正確には日刊誌)がここまでやるか?
という疑問が、ネット言論の批判を招いているのだろう。
が、この日刊ゲンダイの記事は公職選挙法違反ではない。
確かに、選挙期間中に、第3者が選挙運動のために文書を配れば、公選法違反に問われる。
しかし、新聞や雑誌は別なのである。
欧米では、選挙に際し、大新聞が支持政党を表明することは珍しいことではない。
むしろ、日本の新聞が、実際は特定の政党を支持していながら、表面上は政治的中立を装うことの方が変わっているのだ。
しかし、ここで注意してほしいことがある。
欧米の新聞は、政党支持を表明する時、その党の公約評価を中心に、なぜ支持するのかの理由を明確に示す。
では、今回の日刊ゲンダイはどうだろうか?
以下は同紙の記事である。
菅内閣の支持率がジリジリと下がっている。前回調査で50%だった朝日は48%、読売は55%から50%、毎日は66%から52%という具合だ。菅を消費税の増税論議に引き込み、「税率10%」という具体的な数字まで言わせた自民党の狙いがまんまと的中した格好である。
自民党は「小沢潰し」もやってのけた。実行力と破壊力では当代随一の政治家を「悪の権化」に仕立て上げることで、官僚とタッグを組んで大きく育てた利権の温存を図ったのだ。実際に小沢前幹事長が表舞台から消えたことで民主党の支持が回復しても、民主党=増税政党のイメージを植え付けて追い落とすのだから悪辣だ。二の矢、三の矢を繫いでしつこく叩く作戦である。
そんな旧体制の悪巧みは、今のところ当たっている。マスコミや各政党が実施している参院選の情勢分析は「自民党善戦、民主党苦戦」だ。このままいくと、民主党は改選議席の54キープも難しいのが実情である。
果たして、国民はそんな結末を望んでいるのか。自民党の思惑通り、民主党が連立でも過半数に届かない程度の議席しか奪えなければ、「国民の生活が第一」という政治の実現は頓挫する。国民から集めた税金は、自分たちが潤うためだけに使う――「与党の政治家とその身内、官僚たちの生活が第一」の社会に逆戻りである。
この記事を読んだ印象を書く。
まるで「過激派の新聞」。
菅内閣の支持率がジリ貧なのも
菅首相が消費税を持ち出したのも
小沢前幹事長が辞任したのも
すべて自民党を先頭とする旧体制側の悪巧み。
まさしく中核派の機関紙「前進」を読んだ気分である。
ここには「なぜ民主党を支持するのか」「なぜ自民党を批判するのか」の説得力のある根拠がまったく書かれていない。
自民党を謀略政党のごとく貶め、ただ悪罵を投げつけているだけである。
三流紙だから、と言う方もおられるかもしれない。
が、こんなもの、三流とか四流以前の問題である。
もう新聞でも何でもない。
ただのプロパガンダである。
次の写真は、日刊ゲンダイの7月2日号である。
「参院選全選挙区当落予測 民主60議席が争点」
何だ?この見出しは(爆)
昨日の紙面で「改選議席の54キープも難しいのが実情である」と書いたばかりではないか!
「疑惑のマスコミ 選挙予想に反撃を」
も笑える。
昨日発売の週刊文春が―民主52議席「過半数割れ」決定的―という記事を載せているからだ。
ここで一発、民主有利の風船記事を飛ばさなければマズイ、と思ったのだろう。
ほんとに馬鹿な新聞だ。
それにしても、この新聞の「小沢マンセー」ぶりは異常なものがある。
上記の記事でも「実行力と破壊力では当代随一」と小沢を持ち上げているが、以下の記事でも、気味が悪いくらいに小沢におもねっている。
ここまで来ると、もう呆れるしかない。
小沢怒った!生ぬるい現執行部の参院選対策にガマンならず「復活宣言」
6月29日
ここまで小沢と民主党に肩入れして、日刊ゲンダイと講談社にはどんなメリットがあるのだろう?
こんな記事を書いて部数が伸びるとも思えないし、納得する読者も少数だろう。
これは、讀賣新聞が中曽根康弘氏に肩入れするのと同じだろうか?
兄弟誌である週刊現代が北朝鮮と繋がっているのは分かっている。
参照:北朝鮮の代弁人、週刊現代を糾弾する! (依存症の独り言)
やはり日刊ゲンダイも同じなのだろうか?
民主党と小沢のプロパガンダに堕した日刊ゲンダイを糾弾せよ!
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コメント
駅のホームのキオスク賑々しい見出しのゲンダイを見ると胸糞悪くなる。反日の太鼓持ち新聞と信じて疑わない。
ここの編集長とやらがtvに出て話してるを聴いたことあるけど、左巻きもいいとこです。
小沢から何か流れてるのかなって疑いたくなる。
投稿: 主婦 | 2010/07/02 15:28
日刊ゲンダイ・6月30日付けの記事では、全日本サッカーの岡田監督を厳しく批判しています。
この日刊ゲンダイは、たとえば日本の保守政治家は徹底的にバッシングし、左派の政治家(特に朝鮮シンパ)は、思い切り擁護するというスタンスは以前から顕著でした。
これを見ると、日本国内の『半島工作機関メディア』と思っても間違いないと思います。
(参考資料・・・(日刊ゲンダイ2010年6月30日掲載)
_______________________
★守備はともかく攻撃、指導者は世界のトップレベルでは通用しないことを改めて証明 (ゲンダイネット)
岡田監督は、「日韓W杯で韓国がベスト4に進出し、日本にも同等の力がある」という持論から、2度目の代表監督就任早々に「ベスト4を狙う」とぶち上げ、5月10日の最終メンバー発表会見でも「目標は変えていない」ときっぱり言い切った。
ところが、ベスト4どころかパラグアイに負けてベスト8にも手が届かなかった。
(中略)
この日の試合後の会見で岡田監督は、「日本は得点力のあるチームじゃないから」と語ったが、そうしたチームにしたのは監督にほかならない。
「恐らく、(代表監督を)もうやることはないと思う」と退任の意向を表明し、「今後は講演活動に忙しくなりそう」(関係者)ともっぱらだ。
ベスト4を達成できなかった反省の弁をしっかり聞きたいものだ。
http://news.www.infoseek.co.jp/special/wc2010/story/01gendainet000117790/
___________________
投稿: お笑いお花畑 | 2010/07/02 15:36
完全なプロパガンダ紙ですね。批判に値しないでしょうが普通の人間が見れば気持ちが悪い。
投稿: 猪 | 2010/07/02 21:42
ブログ「ねずきちのひとりごと」7月1日のコメントに、
>講談社の社長さんは陸軍大臣、陸軍大将の阿南 惟幾
>(あなみ これちか)氏の息子さんだと思います。
>wikiによると
>長男(早世)、次男惟晟(陸軍少尉、昭和18年戦
>死)、三男惟敬(元防衛大学校教授)、四男惟正(元>新日本製鐵副社長、靖国神社氏子総代)、五男惟道
>(野間家へ養子、元講談社社長)、六男惟茂(元駐中>国大使)。
とありました。
こんな野間家の方々を「獅子身中の虫」と言うのだろうね。
投稿: 忠 | 2010/07/02 23:44
>忠さんへ
駐中大使も親中派だったでしょ!
終戦後の占領中の厳しい中で生き抜くために自己規制と反日教育で日本嫌いになっていったんでしょうね。阿南大将の息子であることが批難や排撃にあわれて反日になってしまった。そういうことかもしれません。東条英機のご長男サンも風変わりなお人になってしまいましたものね。幼い頃の体験は人格をゆがめることがありますから…お気の毒です。
投稿: 主婦 | 2010/07/03 00:52
坂眞さん的には歯牙に掛ける価値の無い存在だと
思いましたが'`,、( ´∀`) '`,、 > 日刊ゲンダイ
革マルの手先の様な存在とあっては無視出来無かった
と言う事でしょうか(^◇^;)
何れにせよこんな低俗紙も良いところのタブロイド紙
を読んで信用する方が間が抜けてます(^Д^)9cmプギャーッ
朝日新聞と共に読んで恥ずかしいのが日刊ゲンダイ
と言う事です┐(´д`)┌ ヤレヤレ
投稿: abusan | 2010/07/03 03:37
追伸
エントリーを良く読めば講談社系列そのものに対する
糾弾とも読めますね。成る程講談社はサヨクに対して
可成り肩入れしている「最左翼」ですからサヨクの矛盾を
実際に目撃して肌身で感じてられる坂眞氏が敢えて
日刊ゲンダイの如きを糾弾されたのは実は講談社
の類の「マスゴミ」に対する糾弾であると読めば
成る程合点がいきます'`,、( ´∀`) '`,、
勿論、糾弾すべきなのは講談社だけに限った話し
では有りません。
投稿: abusan | 2010/07/03 04:07
追伸
エントリーを良く読めば講談社系列そのものに対する
糾弾とも読めますね。成る程講談社はサヨクに対して
可成り肩入れしている「最左翼」ですからサヨクの矛盾を
実際に目撃して肌身で感じてられる坂眞氏が敢えて
日刊ゲンダイの如きを糾弾されたのは実は講談社
の類の「マスゴミ」に対する糾弾であると読めば
成る程合点がいきます'`,、( ´∀`) '`,、
勿論、糾弾すべきなのは講談社だけに限った話し
では有りません。
投稿: abusan | 2010/07/03 04:07
こんなの糾弾する価値もない
俺は労組の関係から民主支持だが
別に細かい政策なんてどうでもいい
俺たちの生活が楽になるなら、民主にいれるさ
こういうと、もう一度政治をよくかんがえろと
言われるが、俺の生活を誰かよくしてくれるのか。
俺達は民主党にすがるしかないのさ
もともとは自民党さえしっかりしていれば
こんなことにはならなかったのにな
投稿: a | 2010/07/03 11:32
×ゲンダイ(通名)
○ヒュンダイ(本名)
まあ、特亜のネガティブ新聞社ですからw
投稿: war_cry | 2010/07/03 17:41
日刊ゲンダイネットを見ると田中康夫さんを応援しているのですね。その田中康夫さんは国民新党の西村修さんを応援しているのですね。
このつながりは何かあるのでしょうか?
投稿: イチ | 2010/07/03 18:13
ゲンダイ出版元の集英社も経営状況が悪いですからゲンダイは民主と一緒に心中でしょうね。
投稿: ユータ | 2010/07/03 20:56
主婦さんの幅の広い見方は素晴しいですね。その通りでしょう。戦後の軍人に対する風当たり眼の前にしていますから、おっしゃる通り子供の時に受けた傷は回復は難しい。
良い時の軍人の子供は正常に育っている様に思います、元連合艦隊司令長官のお孫さんとも友人でしたが堂々としていて、戦後青年にして軍人に対するアレルギーがない、祖父を尊敬していました。時と周りの環境ですね。
投稿: 猪 | 2010/07/04 10:02
>猪さんへ
私の知り合いが先日こう云われました。
「○郷さんのお孫さんが・・・」と(・・・は書けませんが)「ジェントルマンです。」って。
まさか同じ方?だとしたら・・・不思議なご縁です。
投稿: 主婦 | 2010/07/04 13:30
「誇り」がさせるのでしょう。「克己自制」が信念で私も、聞いてから自分にも欲しいと心がけたものですが、仙人じゃないので「見せかけ多き我の明け暮れ」です。
祖父は人間「気力」「努力」「我慢」で「女の人は知らないが、男は人生で3回は泣いても良い」と、何だか判りませんが「3回3文字」の好きな人でした。
最近は教育的な言葉が減り「生活第一」「安心生活」です、それなら「国家安全・国民安心」とあって良いのですが、「安全議席」第一ですから困ったものです。
投稿: 猪 | 2010/07/04 15:58
日刊ゲンダイは、菅、小沢、千葉、輿石など民主党の多くの在日帰化人と連携して、韓国、朝鮮、中国のために日本の乗っ取り、解体をめざして洗脳活動しているのでしょう。
今や、朝日・毎日、電通など多くのマスコミは悪の国の手先となり、工作員が総理・内閣を乗っ取り、なし崩し的に外国人参政権、夫婦別姓、人権保護法など、ありとあらゆる反日政策を画策しています。
日本人は子供手当て等のアメで騙されないで、民主党の正体を知り、この度の参議院には、絶対に自民や他党に投票しないと大変なことになりますよ
投稿: 木村です | 2010/07/07 17:45
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