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2010/10/04

中川昭一が生きていたら

今回の尖閣諸島近海の我が国領海における中国漁船による海保の巡視船に対する衝突事件。
中川昭一が生きていたらなあ……と思う方も多いのではないか。
なにしろ中川は、小泉内閣の経産相時代、東シナ海における中共の一方的なガス田開発に「待った」をかけた男だからね。
小泉首相(当時)からの信頼も厚く、「中川」ではなく「昭一」と呼ばれるほどの仲だった。
実際、小泉内閣では、経産相を務めた後、自らが希望した農水相に就任している。

頭が良く、努力家でシャイ、「繊細」と言うより「シャイ」という言葉が似合う政治家だった。
が、表では強気のタカ派政治家。
官僚を怒鳴りつけることもあったらしいが、中川のことを悪く言う官僚はいない。
また、愛妻家でね、そしてこの奥さんが実に良くできている。
ほんと、言うことのない期待の政治家だったのだが、56歳で死去、昨日が一周忌だった。
俺より若いのに……

小泉さんは政策に疎くてね、政局は得意だったけど。
だから政策に強く、国家観のしっかりしている中川がお気に入りだった。
が、結局、安倍晋三を後継者に選んだ。
小泉さんが重用した政治家は5人いる。
安倍晋三、麻生太郎、小池百合子、谷垣禎一、そして中川昭一。
その中で、「昭一」とファーストネームで呼ばれていたのは中川だけだった。

にもかかわらず、なぜ小泉さんは安倍を後継者に選んだのか?
それは、中川の酒と精神安定剤である。
小泉さんも、たびたび叱責していたらしい、「酒を控えろ」と……
実際、国会答弁でも、しどろもどろもになったことがある。
その再現が、ローマにおける酩酊会見だった。

Nakagawas
昨日は中川昭一氏の命日でした。

が、この酩酊会見、今もって不思議でたまらない。
財務官僚も外務官僚も側にいるのに、「何故だ!」と今でも思う。
「仕組まれた」とまでは言わないが、まあ、官僚もこの時点で自民党に見切りをつけていたのだろう。
それにしても酷すぎたね、誰も中川を守ろうとしないんだもの。
会見欠席も選択肢としては十分ありえたのに。
しかし、今さら何を言っても詮無い。
すべては中川の自己責任である(と言うしかない)。
ただ、この時だけは、朝日新聞とNHKに「嫌われていた」、と言うより「憎まれていた」のが裏目に出た、そんな気がする。

結局、中川は次の選挙で落選。
そして死亡。
なんてこった。
頭が良くて、シャイで、見栄えも良くて、英語もぺらぺら、で、肝腎なところでは強気にもなれるしケンカもできる。
カネにきれいだし、政策にも明るい。
なんで、こんな政治家が落選、そして死亡?

私には解る。
精神安定剤とアルコールを長期間併用すると体がボロボロになる。
特に心臓をやられる。
私も依存症だからよく解る。
でも、仕方がないんだよな。
強すぎるストレスと戦うには。

中川は、父一郎の「正の遺産」だけではなく「負の遺産」も引き継いだ。
「負の遺産」、ソ連との関係や闇利権、母親と鈴木宗男の骨肉の争い、支援者の裏切り―
中川昭一の苦悩、ストレスの大きさがよく解る。
中川は、結果的に、政治家にならなければ死ぬことはなかった。

私は「殉職」だと思っている。
悲しいことだが、現実だから仕方がない。
私は、今でも中川昭一の再臨を願っている。

今度、現れるときは、シャイで繊細、ではなく、逞しくて力強い政治家であってほしい。

2,670人の日の丸デモ行進。戦後、初めてだろう。

中川昭一氏の鎮魂になったと思う。

※デモの指揮とシュプレヒコールをやらせてくれたら、完璧にこなしたと思います。
もう少し体調が良ければなあ……
皆さん、健康がイチバンです。

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政治(国内)」カテゴリの記事

コメント

中川昭一氏を取り上げて頂き、ありがとうございます。

私はあの酩酊会見といい、マスコミの異常なパッシング、そして落選、突然の不慮の死が仕組まれていたような気がしてならない、いまだに釈然としないのです。

中川昭一総理をヘッドの本格的保守政権を夢見てきたので本当に残念です。TBさせて頂きました。

投稿: 花うさぎ | 2010/10/04 14:10

私も中川氏が健在ならと思うことはありますが、酒癖がなくても、シャイな人物ということを考えると、総理には向いてないと思ってます。

ここ数年の日本の不幸は、安倍晋三という近衛文麿以来、最低最悪の腰抜けを総理にしたことです。
以前書いたように、安倍の小心で頼りない人格が左派政権を生んだのです。

ネトウヨや産経の阿比留瑠比など、今でも安倍マンセーな似非保守が日本を侵食しています。

その中で管理人様のブログは貴重な存在です。

健康でありつつ、ブログも無理しない程度に更新していってください。

投稿: 立木啓史 | 2010/10/04 14:18

はじめまして、お邪魔致します。

中川さんの死は今もこれからも納得がいかないでしょう。
中川さんといい当時の宮内庁式部長官といい、たった半日違いで北朝鮮拉致に対する強硬派が立て続けに二人亡くなっているのです。しかもどちらも心臓関連。
1年前は陛下のご訪韓が取り沙汰されてました。
こんな状況で皇室の盾という立場のお二人が亡くなって、何もないという方が信じられません。

投稿: いかず後家 | 2010/10/04 14:50

中川昭一さんを書いてくれてありがとうございました。

あれから1年…今でも信じたくない気持ちは少なからずあります。

それでも、自分も『再臨』を願い活動を続けていこうとおもいます。

投稿: わたあめ | 2010/10/04 15:28

坂さん、こんばんは。
先のエントリを読み、書きたいと思ったことは頑張って言葉にしてコメントしてみようと思いました。

中川昭一さんの落選、それから間もない死。
本当に悲しかったです。
政治家が亡くなって涙を流したのは初めてのことでした。
政治家なんてみんな汚いものだと思っていたのに。
それだけ、私は中川さんのことが好きだったということだと思います。

知人向けに政治日記を書くことも多々ありますが、
普段は、名前のところは○○氏と書くのですが、
中川さんの一周忌に関することを書いていて、さん付けであることに気付きました。
これもまた、私自身が中川さんに尊敬や親しみの感情を抱いていたことを物語っている気がしました。

投稿: 峯 | 2010/10/04 19:58

立木啓史さん
>ここ数年の日本の不幸は、安倍晋三という近衛文麿以来、最低最悪の腰抜けを総理にしたことです。
以前書いたように、安倍の小心で頼りない人格が左派政権を生んだのです。

私は総理の評価は行った政策や外交手腕などの実績で判断されるべきものだと思います。歴史を見ても、結局後に残るものはその時代にどのような法律が施行され、諸外国とどのような関係にあったかとういうことなのですから。

安倍政権の行った教育基本法などの戦後初の改革は、数年経ってようやく陽の目を見ています。「小心で頼りない人格」というのは、メディアが好んで作り上げた虚像ではないでしょうか。本当にそのような人物だとしたら、誰も手が付けられなかった改革に着手できるでしょうか。突然の退任は確かに情けないですが、命を狙われていた可能性が充分あります。日本の政治家はよく亡くなっていますから。兵役もない国民の我々が、総理にだけ命を賭すよう強いることができるでしょうか。

問題は、どのような政策が行われているかも知らされず、支えることをしない国民にあると思います。

投稿: | 2010/10/04 21:18

中川さんの死は仕組まれたもので、決して酒で酔っていたわけではない、とバチカンの日本人神父が証言しています。月刊誌「正論」の何月号だったか忘れましたが2009年の11月号以降だったと思います。人に貸したりしているので今手元にありません。知ってる人教えてください。

投稿: ちょっと待って | 2010/10/05 04:51

中川氏、惜しい人を失いました。直情・愛国者・度胸もありました、中間線での試掘の決定、この人も怖いが故に朝日新聞を元にマスコミが叩きました、正常な状況では有りませんでしたね。
今の民主とに対するマスゴミの卑屈さ「弾圧」を予感して居るからです。

安倍氏に対する評価も同じです。アメリカ・中国も嫌がる「戦後レジュームからの脱却」・「美しい国」両国には面白くないでしょう。日和見・中国大事の朝日新聞が社を挙げて批判と安倍政権の追いお落しを演出しました。

「国民投票法」・「教育法」・「防衛省」、そして中国には靖国神社参拝する余地を残して、自分の位置を決めていた。自党・マスコミ・外圧から「潰された政権」で有ったと思います。
あの時点で村山談話・河野談話を否定する時間はなかったのです。65年の垢は一代で消せるものでは有りません。


投稿: 猪 | 2010/10/05 10:45

このエントリーを拝読して、また悲しくなってしまいました。

中川さんは直接的ではないにしろ、殺されたんだと私は思っています。

次の日本のリーダーになっていただける方だったのに、悔やんでも悔やみきれません。

投稿: みけねこ | 2010/10/05 21:59

中川さんの死因って結局うやむやになってますよね。

きっちり調べられて真実が明らかになると困る人がいるからじゃないかって、疑ってしまいます。

中川さんみたいに日本を守ってくれる政治家が現れてくれるといいですが・・・今は何も希望が持てないというのが正直な気持ちです。

投稿: とおり縋り | 2010/10/14 14:58

中川氏はアルコール依存症という病気ですな。

幸福の科学の大川総裁は次のような教えをとかれてますよ。
<病気と心の関係>
病気は心が作り出す。アルコール依存症などの
不摂生な生活の心理的な理由として酒をやめられないのには
心に何か原因があるとはっきり述べてますよ。
客観的に見て自分の心と体の経営に失敗した場合には病気が
できると考えてよいと述べてます。
つまり、中川氏は酒に対して自己管理、自己コントロールができなかったというわけですな。
幸福の科学を信じればストレスに負けない健康な心と体が
作り出せると教えてますよ。
幸福の科学は中川氏を応援してたけど
大川総裁はこの教えを中川氏に教えなかったのですかねえ。
病気撃退祈願だって、ストレスに負けない祈願だって
幸福の科学にはあるのにねえ。
なあんで中川氏に教えてやらなかったのですかねえ。
もしかして祈願はしたけど
効き目がなかったってことですか。
それは残念でした。
なにしろ莫大な布施をしたりすっごい信仰心がないと祈願も効果はないといいますからね。

投稿: | 2010/10/17 11:46

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